JPH11200089A - ストリップの電解成層装置用の電流ローラ - Google Patents

ストリップの電解成層装置用の電流ローラ

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JPH11200089A
JPH11200089A JP10305415A JP30541598A JPH11200089A JP H11200089 A JPH11200089 A JP H11200089A JP 10305415 A JP10305415 A JP 10305415A JP 30541598 A JP30541598 A JP 30541598A JP H11200089 A JPH11200089 A JP H11200089A
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JP
Japan
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roller
jacket
current
substrate
hole
Prior art date
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Withdrawn
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JP10305415A
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English (en)
Inventor
Werner Schimion
ヴエルナー・シミオン
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SMS Siemag AG
Original Assignee
SMS Schloemann Siemag AG
Schloemann Siemag AG
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D7/00Electroplating characterised by the article coated
    • C25D7/06Wires; Strips; Foils
    • C25D7/0614Strips or foils
    • C25D7/0657Conducting rolls

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、従来技術の欠点が
回避され、その際僅かなコスト及び支出で製造されかつ
完全なローラのスペアストックも不必要になるような電
流ローラを案出することである。 【解決手段】 ストリップの電解成層装置におい
て、ローラ軸線6を備え、その際電流ローラは、内壁4
及び外壁5を備えたローラジャケット1と、シリンダジ
ャケット11、互いに向かい合った側9及び互いに反対
方向の側10を備え、ローラジャケット1に装填されて
いる実質的に円筒状の2つの基体2、3とから成り、そ
の際ローラジャケット1と基体2、3とは互いに分解可
能に結合していることを特徴とする前記電流ローラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストリップの電解
成層装置用の電流ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】電流ローラは一般に、成層陽極からスト
リップ上に流れる電流を再び整流器に戻すという役割を
有する。その際水平及び垂直のストリップ流れに対する
電流ローラ機構は相違する。第1に成層すべきストリッ
プは、成層槽を通って水平に案内され、その際電流ロー
ラは、槽の前後に配設されており、上方又は下方からス
トリップ上に当接されかつゴム付対抗ローラによって、
ストリップ上に線状プレスが行われる。ストリップ速度
に相応するローラ周速度では、ストリップと電流ローラ
との間の線接触を介して電流が、ストリップから電流ロ
ーラ上に伝達されかつ電流ローラからスリップリング装
置を介して整流器に戻される。
【0003】垂直の成層装置において、成層すべきスト
リップは成層槽から出た後、同時に転向ローラでもある
電流ローラを介して180°転向され、それによってス
トリップは後続の成層槽に進入し得る。ストリップと電
流ローラとの間に発生する支持面を介して電流はストリ
ップから電流ローラへ、各電流ローラからスリップリン
グ装置を介して再び整流器に戻される。電流ローラは、
この場合電流伝達機能のみならず、ストリップ案内機能
を有する。ストリップの可撓性のために、しかし成層槽
間の比較的大きな距離のために、垂直設備に対する電流
ローラは比較的大きな直径にされている。
【0004】内部電気抵抗に基づいて、電流ローラは加
熱されかつ直径は相応して増大する。他の熱源は、同様
に内部電気抵抗によって加熱される、取り巻いているス
トリップである。ストリップ厚さ1mm以下の範囲のス
トリップでは、ストリップ温度は、電流ローラの相応す
る加熱に伴って100°C以上に達する。この理由か
ら、電流ローラは一般に内部冷却を有し、その機能は電
流ローラ長さに亘って均一な温度分布を確保することで
ある。こうして、相異なる直径に対する相異なる熱部分
がローラ長さに亘って伝播されることが回避されるべき
である。このことは、即ち、ストリップ案内が最早保証
されずに、かつ経験によれば成層されるべき表面の品質
低下にも繋がるという結果を招く。
【0005】技術水準において、電流ローラ冷却に関し
て種々の実施形態が公知である。ある場合において、電
流ローラは原理的に円形の中空体として形成されてお
り、その外方のジャケットは耐酸性かつ導電性金属から
成る。中空体は部分的に又は完全に冷却水を案内され、
その際ローラ軸を介して冷却水が吸入されかつ他のロー
ラ軸を介して加熱された水が排出される。この解決はコ
ストが安いが、次のような欠点を有する。
【0006】内壁に対する冷却水の小さい流動速度によ
って、完全に装填されたローラでは伝熱が僅かである。
更に追加の水量がローラのはずみトルクを高めかつそれ
によって駆動調整を阻止する。ローラ長さに亘る均一な
温度分布も保証されることができない。他の公知の解決
は、中空室に容積形媒体を充填し、それによって電流ロ
ーラの内方の潜在的な水量が少なくされることが提案さ
れるが、前に述べたように、制御不可能な冷却の問題が
残っている。
【0007】前記の欠点が回避される他の解決が公知で
ある。このために高級鋼から成る外方の電流ローラジャ
ケットと標準鋼から成る内方のシリンダとの間の同心の
隙間に、密着巻回された銅管が装入され、銅管を通って
水が高い流速で流動する。外方ジャケットと銅管との間
の伝熱のために、残りの中空空間に亜鉛金属が鋳込まれ
る。
【0008】この解決によって、制御可能かつ均一な伝
熱が保証されるが、製造コストがこれまでに記載された
解決の場合よりも著しく高い。他の欠点は、磨耗のため
のローラジャケットの度重なる磨耗の後、ローラの更新
は、例えば新たなジャケットが製造されかつ予めある寸
法に切削された古いジャケット上に被嵌されることが特
別な工場においてのみ行われ得る。その結果成層装置の
運転の際に多数の高価な電流ローラがスペアとしてスト
ックされなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
の欠点が回避され、その際僅かなコスト及び出費で製造
されかつ完全なローラのスペアストックも不必要である
ような電流ローラを案出することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、ストリ
ップの電解成層装置用の電流ローラにおいて、ローラ軸
線を備え、その際電流ローラは、内壁及び外壁を備えた
ローラジャケットと、シリンダジャケット、互いに向か
い合った側及び互いに反対方向の側を備えかつローラジ
ャケット1に装填される実質的に円筒状の2つの基体と
から成り、その際ローラジャケットと基体とは互いに分
解可能に結合していることを特徴とする前記電流ローラ
によって解決される。
【0011】そのわけは、ローラジャケットは容易に交
換可能であり、その結果完全な電流ローラの交換用スト
ックは不必要であるからである。電流ローラは、基体が
標準鋼から成りかつローラジャケットが、耐酸性かつ導
電性の材料、例えば特殊鋼から成る場合は特別に低コス
トで製造可能である。基体のシリンダジャケットが電気
的に絶縁されて形成されている場合、ローラジャケット
における電流の流れは、容易に制御可能である。それに
よって電流ローラの均一な加熱が保証され得る。シリン
ダジャケットの電気的絶縁は、例えば、シリンダジャケ
ットが硬い、耐酸性で電気的絶縁層を備えることによっ
て行われる。
【0012】ローラジャケットの内壁にローラ軸線に対
して同心的に取り囲む内方リングが配設される場合、一
方では、ローラジャケットと基体との間の結合度が特別
に簡単に実現される。他方では、シリンダジャケットの
電気的絶縁と関連してローラジャケットにおける完全に
対称的な電流流れが実施可能である。ローラジャケット
と基体との分解可能な固定は、基体が互いに対応し、ロ
ーラ軸線に対して平行に経過する固定要素、例えば引っ
張りロッド用の貫通孔を有する場合に特別に簡単であ
る。
【0013】他の利点及び詳細は他の請求項及び実施例
の次の記載から明らかにされる。
【0014】
【実施例】図によれば、ストリップの電解成層装置用の
電流ローラは、1つのローラジャケット1と2つの基体
2、3とから成る。ローラジャケット1は、実質的に中
空円筒状であり、かつその互いに反対方向の側に軸首8
を有し、軸首によって基体は図示しない軸受に回転可能
に支承可能である。基体2、3は標準鋼から成る。基体
は実質的に、好ましくは正確な嵌合状態でローラジャケ
ット1に装填される。基体2、3は互いに向かい合った
側9、互いに反対方向の側10とローラジャケット1に
面したシリンダジャケット11とを有する。
【0015】シリンダジャケット11は硬く、耐酸性か
つ電気絶縁性層を備える。層は、例えばセラミック酸化
物から成ることができ、層には多孔質の回避のために充
填材が装入されている。そのような層はコスト安くかつ
簡単な方法で成層される。層は、シリンダジャケット1
1を冷却液体(水)による腐食及び場合によっては生じ
る電解蒸気に対しても保護する。それによってシリンダ
ジャケット11は、電気的に絶縁して形成されている。
【0016】基体2、3とローラジャケット1との間の
絶縁層に基づいて、強制的に全電流が内方リング7、従
ってローラジャケット1に対称的に外方から中央に従っ
て、電流が一方又は他方又は両軸首8を介して更に案内
されるかどうかとは無関係に流れる。ローラジャケット
1も基体2、3もその際、次にローラジャケットとして
も称される軸線6に対して対称的に配設されている。
【0017】基体2、3は貫通孔12を有する。貫通孔
12は、ローラ軸線6に対して平行に経過しかつ互いに
対応している。貫通孔12には例えば引っ張りロッド1
3が差し込み可能であり、その結果ローラジャケット1
及び基体2、3は引っ張りロッド13上にねじ込まれる
ナット14によって互いに分解可能に結合可能である。
それによって場合によってはローラジャケット1は、電
流ローラ全体が機械的に加工される必要なしに簡単に交
換され得る。スペアストックは、ローラジャケット1の
みに節約される。
【0018】基体2、3のシリンダジャケット11は冷
却液体、例えば水用の冷却ダクト15を有する。冷却ダ
クト15はシリンダジャケット11として取り囲むらせ
ん体のまわりに形成されている。一方の基体2の冷却ダ
クト15は左巻きに実施されており、他方の基体3の冷
却ダクトは右巻きである。しかし冷却ダクトは、他の形
をも有し得る。冷却液体循環は次の通りである。
【0019】冷却液体は供給孔16を介して電流ローラ
に供給される。一方の基体2の供給孔16は、ローラ軸
線6上に位置しかつ一方の基体2の他方の基体3とは反
対方向の側10には、外方のラジアル方向の孔17−図
2に1つのみ図示されている−を介して第1縦孔18中
に供給される。他のラジアル方向の孔17は、同様に一
方の基体2の他方の基体3とは反対方向の側10に配設
されている。第1縦孔18は、冷却ダクト15の下方で
ローラ軸線6に対して平行に経過しかつ内方リング7に
対して開放されている。一方の基体2の外方のラジアル
方向の孔17は、冷却ダクト15と第1縦孔18との間
で、例えば溶接されて又はねじ栓のねじ込みによって閉
鎖されている。
【0020】他方の基体3は、同様に第1縦孔19を有
し、縦孔中に後で進入させれらる。しかし更に他方の基
体は第2の、内方リング7に対して開いた縦孔20を有
し、縦孔は同様にローラ軸線6に対して平行に経過す
る。一方の基体2の第1縦孔18は、他方の基体3の第
2縦孔20と貫通孔は内方リング7に配設された貫通孔
21を介して連通している。基体2、3は更に内方ラジ
アル方向の孔22を有し、ラジアル方向の孔は基体2、
3の互いに向かい合った側9に配設されている。内方の
ラジアル方向の孔22は、一方の基体2又は他方の基体
3の第1縦孔18を冷却ダクト15によって連通してい
る。
【0021】この方法で、冷却液体、例えば水は冷却ダ
クト15中に供給され得る。水はローラジャケット1の
内方リング7からその外方端にらせん状に流れる。冷却
ダクト15からの冷却液体の排出のために、一方の基体
2は、他方の基体3とは反対方向の側10に外方のラジ
アル方向の孔23を有し、ラジアル方向の孔は冷却ダク
ト15から一方の基体2の第2縦孔24まで延びてい
る。一方の基体2のこれらの第2縦孔24は、同様にロ
ーラ軸線6に対して平行に経過する。第2縦孔は内方リ
ング7に対して開放されており、かつ一方の基体2の他
方の基体3とは反対方向の側10の直前まで延びてい
る。縦孔は内方リング7内に配設されている貫通孔25
を介して既に述べた基体3の第1縦孔19と連通する。
【0022】他方の基体3の第1縦孔19は、同様に冷
却ダクト15の下方でローラ軸線6に対して平行に経過
しかつ内方リング7に対して開いている。第1縦孔は一
方では外方のラジアル方向の孔26を介して冷却ダクト
15とかつ他方では供給孔27と連通している。他方の
基体3の外方のラジアル方向の孔26は、既に述べたよ
うに、他方の基体3の一方の基体2とは反対方向の側1
0に配設されている。供給孔27は他方の基体3に配設
されておりかつローラ軸線6上に位置する。この供給開
口27から冷却水が電流ローラから排出され得る。
【0023】前記の冷却液体案内によって、冷たい、新
鮮な冷却液体が最終的にローラジャケット1の中央部分
に供給される。更にこのジャケット部分に最大電流が流
れかつ好ましくはジャケットが結果的に最も熱くなるの
で、加熱の個所が最も強力に冷却される。この場合ロー
ラジャケット1の円筒度が最良に保持される。しかし冷
却液体を逆に流すことも可能である。この場合、電流ロ
ーラの波形化が達成される。このことはストリップ走行
にも有利であり得る。
【0024】冷却液体排出及び電解質入口に対して必要
なシールは、必要な場合に交換され得る、通常のO−リ
ング28が担う。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、電流ローラをローラ軸線の方向で見た
図である。
【図2】図2は、図1の電流ローラのII−II線に沿
う断面図である。
【図3】図3は、図2の電流ローラのA−A線に沿う断
面図である。
【図4】図4は、図3の電流ローラのB−B線に沿う断
面図である。
【符号の説明】
1 ローラジャケット 2 基体 3 基体 4 内壁 5 外壁 6 ローラ軸線 9 互いに向かい合った側 10 互い反対方向の側 11 円筒状ジャケット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ストリップの電解成層装置用の電流ロ
ーラ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストリップの電解
成層装置用の電流ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】電流ローラは一般に、成層陽極からスト
リップ上に流れる電流を再び整流器に戻すという役割を
有する。その際水平及び垂直のストリップ流れに対する
電流ローラ機構は相違する。第1に成層すべきストリッ
プは、成層槽を通って水平に案内され、その際電流ロー
ラは、槽の前後に配設されており、上方又は下方からス
トリップ上に当接されかつゴム付対抗ローラによって、
ストリップ上に線状プレスが行われる。ストリップ速度
に相応するローラ周速度では、ストリップと電流ローラ
との間の線接触を介して電流が、ストリップから電流ロ
ーラ上に伝達されかつ電流ローラからスリップリング装
置を介して整流器に戻される。
【0003】垂直の成層装置において、成層すべきスト
リップは成層槽から出た後、同時に転向ローラでもある
電流ローラを介して180°転向され、それによってス
トリップは後続の成層槽に進入し得る。ストリップと電
流ローラとの間に発生する支持面を介して電流はストリ
ップから電流ローラへ、各電流ローラからスリップリン
グ装置を介して再び整流器に戻される。電流ローラは、
この場合電流伝達機能のみならず、ストリップ案内機能
を有する。ストリップの可撓性のために、しかし成層槽
間の比較的大きな距離のために、垂直設備に対する電流
ローラは比較的大きな直径にされている。
【0004】内部電気抵抗に基づいて、電流ローラは加
熱されかつ直径は相応して増大する。他の熱源は、同様
に内部電気抵抗によって加熱される、取り巻いているス
トリップである。ストリップ厚さ1mm以下の範囲のス
トリップでは、ストリップ温度は、電流ローラの相応す
る加熱に伴って100°C以上に達する。この理由か
ら、電流ローラは一般に内部冷却を有し、その機能は電
流ローラ長さに亘って均一な温度分布を確保することで
ある。こうして、相異なる直径に対する相異なる熱部分
がローラ長さに亘って伝播されることが回避されるべき
である。このことは、即ち、ストリップ案内が最早保証
されずに、かつ経験によれば成層されるべき表面の品質
低下にも繋がるという結果を招く。
【0005】技術水準において、電流ローラ冷却に関し
て種々の実施形態が公知である。ある場合において、電
流ローラは原理的に円形の中空体として形成されてお
り、その外方のジャケットは耐酸性かつ導電性金属から
成る。中空体は部分的に又は完全に冷却水を案内され、
その際ローラ軸を介して冷却水が吸入されかつ他のロー
ラ軸を介して加熱された水が排出される。この解決はコ
ストが安いが、次のような欠点を有する。
【0006】内壁に対する冷却水の小さい流動速度によ
って、完全に装填されたローラでは伝熱が僅かである。
更に追加の水量がローラのはずみトルクを高めかつそれ
によって駆動調整を阻止する。ローラ長さに亘る均一な
温度分布も保証されることができない。他の公知の解決
は、中空室に容積形媒体を充填し、それによって電流ロ
ーラの内方の潜在的な水量が少なくされることが提案さ
れるが、前に述べたように、制御不可能な冷却の問題が
残っている。
【0007】前記の欠点が回避される他の解決が公知で
ある。このために高級鋼から成る外方の電流ローラジャ
ケットと標準鋼から成る内方のシリンダとの間の同心の
隙間に、密着巻回された銅管が装入され、銅管を通って
水が高い流速で流動する。外方ジャケットと銅管との間
の伝熱のために、残りの中空空間に亜鉛金属が鋳込まれ
る。
【0008】この解決によって、制御可能かつ均一な伝
熱が保証されるが、製造コストがこれまでに記載された
解決の場合よりも著しく高い。他の欠点は、磨耗のため
のローラジャケットの度重なる磨耗の後、ローラの更新
は、例えば新たなジャケットが製造されかつ予めある寸
法に切削された古いジャケット上に被嵌されることが特
別な工場においてのみ行われ得る。その結果成層装置の
運転の際に多数の高価な電流ローラがスペアとしてスト
ックされなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
の欠点が回避され、その際僅かなコスト及び出費で製造
されかつ完全なローラのスペアストックも不必要である
ような電流ローラを案出することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、ストリ
ップの電解成層装置用の電流ローラにおいて、ローラ軸
線を備え、その際電流ローラは、内壁及び外壁を備えた
ローラジャケットと、シリンダジャケット、互いに向か
い合った側及び互いに反対方向の側を備えかつローラジ
ャケット1に装填される実質的に円筒状の2つの基体と
から成り、その際ローラジャケットと基体とは互いに分
解可能に結合していることを特徴とする前記電流ローラ
によって解決される。
【0011】そのわけは、ローラジャケットは容易に交
換可能であり、その結果完全な電流ローラの交換用スト
ックは不必要であるからである。電流ローラは、基体が
標準鋼から成りかつローラジャケットが、耐酸性かつ導
電性の材料、例えば特殊鋼から成る場合は特別に低コス
トで製造可能である。基体のシリンダジャケットが電気
的に絶縁されて形成されている場合、ローラジャケット
における電流の流れは、容易に制御可能である。それに
よって電流ローラの均一な加熱が保証され得る。シリン
ダジャケットの電気的絶縁は、例えば、シリンダジャケ
ットが硬い、耐酸性で電気的絶縁層を備えることによっ
て行われる。
【0012】ローラジャケットの内壁にローラ軸線に対
して同心的に取り囲む内方リングが配設される場合、一
方では、ローラジャケットと基体との間の結合度が特別
に簡単に実現される。他方では、シリンダジャケットの
電気的絶縁と関連してローラジャケットにおける完全に
対称的な電流流れが実施可能である。ローラジャケット
と基体との分解可能な固定は、基体が互いに対応し、ロ
ーラ軸線に対して平行に経過する固定要素、例えば引っ
張りロッド用の貫通孔を有する場合に特別に簡単であ
る。
【0013】他の利点及び詳細は他の請求項及び実施例
の次の記載から明らかにされる。
【0014】
【実施例】図によれば、ストリップの電解成層装置用の
電流ローラは、1つのローラジャケット1と2つの基体
2、3とから成る。ローラジャケット1は、実質的に中
空円筒状であり、かつ内壁4及び外壁5を有する。ロー
ラジャケット1は、耐酸性で、導電性材料、例えば高級
鋼から成る。ローラジャケット1の内壁4には、ローラ
軸線のまわりを同心的に取り囲む内方リング7が溶接さ
れている。その際内方リング7は、明らかに中央に配設
されている。基体2、3は、略同様に形成されている。
基体は、略円筒状で、中空でありかつその互いに反対方
向の側に軸首8を有し、軸首によって基体は図示しない
軸受に回転可能に支承可能である。基体2、3は標準鋼
から成る。基体は実質的に、好ましくは正確な嵌合状態
でローラジャケット1に装填される。基体2、3は互い
に向かい合った側9と、互いに反対方向の側10と、ロ
ーラジャケット1に面したシリンダジャケット11とを
有する。
【0015】シリンダジャケット11は硬く、耐酸性か
つ電気絶縁性層を備える。層は、例えばセラミック酸化
物から成ることができ、層には多孔質の回避のために充
填材が装入されている。そのような層はコスト安くかつ
簡単な方法で成層される。層は、シリンダジャケット1
1を冷却液体(水)による腐食及び場合によっては生じ
る電解蒸気に対しても保護する。それによってシリンダ
ジャケット11は、電気的に絶縁して形成されている。
【0016】基体2、3とローラジャケット1との間の
絶縁層に基づいて、強制的に全電流が内方リング7、従
ってローラジャケット1に対称的に外方から中央に従っ
て、電流が一方又は他方又は両軸首8を介して更に案内
されるかどうかとは無関係に流れる。ローラジャケット
1も基体2、3もその際、次にローラジャケット軸線と
も称される軸線6に対して対称的に配設されている。
【0017】基体2、3は貫通孔12を有する。貫通孔
12は、ローラ軸線6に対して平行に経過しかつ互いに
対応している。貫通孔12には例えば引っ張りロッド1
3が差し込み可能であり、その結果ローラジャケット1
及び基体2、3は引っ張りロッド13をねじ込まれるナ
ット14によって互いに分解可能に結合可能である。そ
れによって場合によってはローラジャケット1は、電流
ローラ全体が機械的に加工される必要なしに簡単に交換
され得る。スペアストックは、ローラジャケット1のみ
に節約される。
【0018】基体2、3のシリンダジャケット11は冷
却液体、例えば水用の冷却ダクト15を有する。冷却ダ
クト15はシリンダジャケット11として取り囲むらせ
ん体のまわりに形成されている。一方の基体2の冷却ダ
クト15は左巻きに実施されており、他方の基体3の冷
却ダクトは右巻きである。その冷却ダクトは、この場合
には半円形である。しかし冷却ダクトは、他の形をも有
し得る。冷却液体循環は次の通りである。
【0019】冷却液体は供給孔16を介して電流ローラ
に供給される。一方の基体2の供給孔16は、ローラ軸
線6上に位置しかつ一方の基体2の他方の基体3とは反
対方向の側10に配設されている。それから冷却液体
は、外方のラジアル方向の孔17−図2に1つのみ図示
されている−を介して第1縦孔18中に供給される。他
のラジアル方向の孔17は、同様に一方の基体2の他方
の基体3とは反対方向の側10に配設されている。次に
冷却液体は、第1縦孔18は、冷却ダクト15の下方で
ローラ軸線6に対して平行に経過しかつ内方リング7に
対して開放されている。一方の基体2の外方のラジアル
方向の孔17は、冷却ダクト15と第1縦孔18との間
で、例えば溶接されて又はねじ栓のねじ込みによって閉
鎖されている。
【0020】他方の基体3は、同様に第1縦孔19を有
し、第1縦孔については後で説明する。しかし更に他方
の基体は、内方リング7に対して開いた第2縦孔20を
有し、この縦孔は同様にローラ軸線6に対して平行に経
過する。一方の基体2の第1縦孔18は、他方の基体3
の第2縦孔20と内方リング7に配設された貫通孔21
を介して連通している。基体2、3は更に内方ラジアル
方向の孔22を有し、ラジアル方向の孔は基体2、3の
互いに向かい合った側9に配設されている。内方のラジ
アル方向の孔22は、一方の基体2の第1縦孔18又は
他方の基体3の第2縦孔20を冷却ダクト15に連通さ
せている。
【0021】この方法で、冷却液体、例えば水は冷却ダ
クト15中に供給され得る。水はローラジャケット1の
内方リング7からその外方端にらせん状に流れる。冷却
ダクト15からの冷却液体の排出のために、一方の基体
2は、他方の基体3とは反対方向の側10に外方のラジ
アル方向の孔23を有し、ラジアル方向の孔は冷却ダク
ト15から一方の基体2の第2縦孔24まで延びてい
る。一方の基体2のこれらの第2縦孔24は、同様にロ
ーラ軸線6に対して平行に経過する。第2縦孔は内方リ
ング7に対して開放されており、かつ一方の基体2の他
方の基体3とは反対方向の側10の直前まで延びてい
る。第2縦孔24は、内方リング7内に配設された貫通
孔25を介して既に述べた基体3の第1縦孔19と連通
する。
【0022】他方の基体3の第1縦孔19は、同様に冷
却ダクト15の下方でローラ軸線6に対して平行に経過
しかつ内方リング7に対して開いている。第1縦孔は一
方では外方のラジアル方向の孔26を介して冷却ダクト
15とかつ他方では供給孔27と連通している。他方の
基体3の外方のラジアル方向の孔26は、既に述べたよ
うに、他方の基体3の一方の基体2とは反対方向の側1
0に配設されている。供給孔27は他方の基体3に配設
されておりかつローラ軸線6上に位置する。この供給開
口27から冷却水が電流ローラから排出され得る。
【0023】前記の冷却液体案内によって、冷たい、新
鮮な冷却液体が最終的にローラジャケット1の中央部分
に供給される。更にこのジャケット部分に最大電流が流
れかつ好ましくはジャケットが結果的に最も熱くなるの
で、加熱の個所が最も強力に冷却される。この場合ロー
ラジャケット1の円筒度が最良に保持される。しかし冷
却液体を逆に流すことも可能である。この場合、電流ロ
ーラの波形化が達成される。このことはストリップ走行
にも有利であり得る。
【0024】冷却液体排出及び電解質入口に対して必要
なシールは、必要な場合に交換され得る、通常のO−リ
ング28が担う。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、電流ローラをローラ軸線の方向で見た
図である。
【図2】図2は、図1の電流ローラのII−II線に沿
う断面図である。
【図3】図3は、図2の電流ローラのA−A線に沿う断
面図である。
【図4】図4は、図3の電流ローラのB−B線に沿う断
面図である。
【符号の説明】 1 ローラジャケット 2 基体 3 基体 4 内壁 5 外壁 6 ローラ軸線 9 互いに向かい合った側 10 互い反対方向の側 11 円筒状ジャケット

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリップの電解成層装置用のローラに
    おいて、 ローラ軸線(6)を備え、その際電流ローラは、内壁
    (4)及び外壁(5)をを備えたローラジャケット
    (1)と、シリンダジャケット(11)、互いに向かい
    合った側(9)及び互いに反対方向の側(10)を備え
    かつローラジャケット(1)に装填される実質的に円筒
    状の2つの基体(2、3)とから成り、その際ローラジ
    ャケット(1)と基体(2、3)とは互いに分解可能に
    結合していることを特徴とする前記電流ローラ。
  2. 【請求項2】 基体(2、3)が、標準鋼から成りかつ
    ローラジャケット(1)が耐酸性かつ導電性材料、例え
    ば特殊鋼から成る請求項1に記載の電流ローラ。
  3. 【請求項3】 基体(2、3)のシリンダジャケット
    (11)が、電気的に絶縁して形成されている請求項1
    又は2に記載の電流ローラ。
  4. 【請求項4】 シリンダジャケット(11)が、硬く、
    耐酸性で電気的に絶縁する層を備えている請求項3に記
    載の電流ローラ。
  5. 【請求項5】 基体(2、3)及びローラジャケット
    (1)が、正確な嵌合状態で互いに結合されている請求
    項1から4までのうちのいずれか一項に記載の電流ロー
    ラ。
  6. 【請求項6】 ローラジャケット(1)の内壁(4)
    に、ローラ軸線(6)のまわりを同心的に取り囲む内方
    リング(7)が配設されている請求項1から5までのう
    ちのいずれか一項に記載の電流ローラ。
  7. 【請求項7】 内方リング(7)が、ローラジャケット
    (1)と溶接されている請求項6に記載の電流ローラ。
  8. 【請求項8】 基体(2、3)が、ローラ軸線(6)に
    対して平行に経過する互いに対応する固定要素(1
    3)、例えば引っ張りロッド(13)用の貫通孔(1
    2)を有する請求項6又は7に記載の電流ローラ。
  9. 【請求項9】 シリンダジャケット(11)が冷却液体
    用の冷却ダクト(15)を有する請求項1から8までの
    うちのいずれか一項に記載の電流ローラ。
  10. 【請求項10】 冷却ダクト(15)が、シリンダジャ
    ケット(11)のまわりを取り囲むらせん体として形成
    されており、 基体(2、3)が、互いに反対方向の側(10)に、冷
    却液体の給排用の、ローラ軸線(6)上に位置する供給
    孔(16、27)を有し、 基体(2、3)が、互いに反対方向の側(10)に、各
    供給孔(16、27)と連通するそれぞれ少なくとも1
    つの外方のラジアル方向の孔(17、26)を有し、 基体(2、3)が冷却ダクト(15)の下方に外方ラジ
    アル方向の孔(16、27)と連通し、内方リング
    (7)に対して開放されてローラ軸線(6)に対して平
    行に経過するそれぞれ少なくとも1 つの第1縦孔(1
    8、19)を有し、 基体の一方(2)では冷却ダクト(15)と少なくとも
    1 つの第1縦孔(18)との間で少なくとも1 つの外方
    ラジアル方向の孔(17)が閉鎖され、 一方の基体(2)が、他方の基体(3)に向かい合った
    側(9)に、少なくとも1 つの第1縦孔(18)と連通
    する少なくとも1 つの内方のラジアル方向の孔(22)
    を有し、 一方の基体が、内方リング(7)に対して開放されてロ
    ーラ軸線(6)に対して平行に経過する少なくとも1 つ
    の第2縦孔(24)を有し、第2縦孔は一方の基体
    (2)の他方の基体(3)とは反対方向の側(10)ま
    で延びておりかつ内方リング(7)に配設された第1貫
    通孔(25)を介して他方の基体(3)の少なくとも1
    つの第1縦孔(19)と連通しており、 一方の基体(2)が、他方の基体(3)とは反対方向の
    側(10)で、冷却ダクト(15)から少なくとも1 つ
    の第2縦孔(24)まで延びる少なくとも1 つの他の外
    方のラジアル方向の孔(23)を有し、 他方の基体(3)が、内方リング(7)に対して開放さ
    れてローラ軸線(6)に対して平行に経過する少なくと
    も1 つの第2縦孔(20)を有し、第2縦孔は内方リン
    グ(7)に配設された第2貫通孔(21)を介して一方
    の基体(2)の少なくとも1 つの第1縦孔(18)と連
    通しており、そして他方の基体(3)の少なくとも1 つ
    の第2縦孔(20)が、他方の基体(3)の一方の基体
    (2)に向かい合った側(9)に配設された少なくとも
    1 つのラジアル方向の孔(22)を介して冷却ダクト
    (15)と連通している請求項6から9までのうちのい
    ずれか一項に記載の電流ローラ。
  11. 【請求項11】 冷却液体が、基体(2、3)の互いに
    向かい合った側(9)で冷却ダクト(15)中に供給さ
    れかつ基体(2、3)の互いに反対方向の側(10)で
    冷却ダクト(15)から排出される、請求項10に記載
    の電流ローラの冷却方法。
  12. 【請求項12】 冷却液体が、基体(2、3)の互いに
    反対方向の側(10)で冷却ダクト(15)に供給され
    かつ基体(2、3)の互いに向かい合った側(9)で冷
    却ダクト(15)から排出される請求項10に記載の電
    流ローラの冷却方法。
  13. 【請求項13】 ローラジャケット軸線(6)と、内壁
    (4)と外壁(5)とを備え、ストリップの電解成層装
    置用の電流ローラのための、耐酸性かつ導電性材料、例
    えば特殊鋼から成るローラジャケットにおいて、 ローラジャケット(1)の内壁(4)の中央に、ローラ
    ジャケット軸線(6)に対して同心的に配設された内方
    リング(7)が、配設されていることを特徴とするロー
    ラジャケット。
  14. 【請求項14】 内方リング(7)が、ローラジャケッ
    ト(1)に溶接されている請求項13に記載のローラジ
    ャケット。
  15. 【請求項15】 内方リング(7)が、ローラジャケッ
    ト軸線(6)に対して平行に経過する、固定要素、例え
    ば引っ張りロンド(13)用の貫通孔(12)を有する
    請求項13又は14に記載のローラジャケット。
  16. 【請求項16】 内方リング(7)が、ローラジャケッ
    ト軸線(6)に対して平行に経過する、冷却液体用の少
    なくとも2つの貫通孔(21、25)を有する請求項1
    3から15までのうちのいずれか一項に記載のローラジ
    ャケット。
JP10305415A 1997-10-28 1998-10-27 ストリップの電解成層装置用の電流ローラ Withdrawn JPH11200089A (ja)

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