JPH0443102B2 - - Google Patents

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JPH0443102B2
JPH0443102B2 JP17865187A JP17865187A JPH0443102B2 JP H0443102 B2 JPH0443102 B2 JP H0443102B2 JP 17865187 A JP17865187 A JP 17865187A JP 17865187 A JP17865187 A JP 17865187A JP H0443102 B2 JPH0443102 B2 JP H0443102B2
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sheet
plasma processing
discharge electrode
processing apparatus
low
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JP17865187A
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Motoyasu Koyama
Hideaki Teraoka
Takao Akagi
Itsuki Sakamoto
Shinji Yamaguchi
Isao Okagaki
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、シート状物のプラズマ処理装置、
詳しくは、プラズマ雰囲気にある真空容器内で、
回転するドラム形状の放電電極の外周面にシート
状物を沿わせて、低温プラズマ処理する装置に関
するものである。
[従来の技術] 近年、プラズマ処理は、たとえばプラスチツク
フイルム、布帛などのシート状物の科学的、物理
的、力学的、光学的もしくは電気的性質または表
面構造を改善する処理方法として注目されてい
る。つまり、プラズマ処理によつて、シート状物
の接着性、摩擦特性、風合、光沢もしくは染色堅
牢度を向上させ、または帯電防止、表面硬化、粗
面化、ブロツキング防止もしくは染色物の濃色化
を図り得ることが知られている(たとえば、特開
昭57−18737号公報、特開昭60−149441号公報参
照)。
この種のシート状物のプラズマ処理装置は、従
来より、真空容器を貫通する回転軸に固定された
ドラム形状の放電電極と、これに対向する棒状の
放電電極とを真空容器内に設けている。そして、
たとえば、真空容器を上記両放電電極が接続され
る電気回路から、絶縁することによつて、両放電
電極から真空容器へのプラズマ放電を防止して、
電力の浪費を防止している。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、従来は、ドラム形状の放電電極が直
接回転軸に固定されているから、回転軸も充電さ
れた状態になつていた。このため、回転軸に対し
ても棒状の放電電極からのプラズマの放電がなさ
れるので、電極の浪費を招く。
また、シート状物のプラズマ処理装置は、処理
を施すシート状物の幅が広いことなどから、一般
にその設備が大がかりになるので、これが工業的
に採用されるためには、大きな設備費に見合う処
理能力を備える必要がある。つまり、元々、プラ
ズマ雰囲気を作るプラズマ処理装置の大きな入力
を、さらに増大させて、プラズマ密度を上昇させ
ることによつて、処理能力を向上する必要があ
る。しかし、電気抵抗が小さいプラズマ雰囲気に
ある真空容器内では、上記入力を大きくしていつ
た場合、真空容器内の互いに絶縁された放電用の
電気回路と真空容器との間に、局所的に大きな電
気的不均一が生じ、このため、狭い隅部、たとえ
ば、真空容器を貫通する回転軸と、この回転軸に
近接する真空容器との間の部分が絶縁不十分とな
り、真空容器内に電流が流れ、真空容器内壁が発
光して、やがて瞬時的な異常なアーク放電を生じ
る。したがつて、プラズマの放電状態が不安定に
なり、連続運転ができない。
この発明は上記従来の問題に鑑みてなされたも
ので、大電力を流した状態で連続運転が可能で、
しかも電力の浪費を防止することを目的としてい
る。
またこの発明は、広巾のシート状物を低温プラ
ズマ処理するに当り、低温プラズマ処理ガスの分
配を良くし利用効率を上げ、巾方向の処理むらを
少なくし、処理製品の品質向上を計り、合わせて
低温プラズマ処理ガス使用量を軽減することを他
の目的としている。
つまり、この発明は、工業的に利用し得るシー
ト状物の低温プラズマ処理装置を提供することを
目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明のシート
状物の低温プラズマ処理装置は、真空容器が、ド
ラム形状の第1の放電電極と、これに対向する第
2の放電電極とを接続する電気回路から絶縁さ
れ、上記第1の放電電極におけるドラムの円筒部
と、真空容器を貫通する回転軸との間に絶縁部材
が介装され、かつ両放電電極の位置が、第2の放
電電極表面から真空容器内表面までの距離が、第
2の放電電極表面から第1の放電電極のドラム表
面までの距離の2倍より大きくなるように配置
し、さらに真空容器内に導入するガスの分配管の
吹出口を、第1の放電電極と第2の放電電極との
間の位置に開口するように設けられている。
[作用] この発明によれば、従来と同様に、真空容器が
電気回路から絶縁されているから、プラズマが真
空容器に放電するロスを防止し得る。また、回転
軸と円筒部との間に絶縁部材が介装されているか
ら、回転軸全体が第1の放電電極から絶縁されて
いるので、第2の放電電極から回転軸に対してプ
ラズマ放電が生じるおそれがない。
また、回転軸が第1の放電電極から絶縁され、
かつ、真空容器が第1および第2の放電電極に接
続された電気回路から絶縁されているので、たと
えば、回転軸が貫通する真空容器と回転軸の貫通
部との間の部分、つまり狭い隅部が絶縁不十分と
なるおそれがないので、ここに異常なアーク放電
の生じるおそれがない。
また第2の放電電極表面から真空容器内表面ま
での距離を、第2の放電電極表面から第1の放電
電極表面までの距離より充分に大きな距離とする
ことにより両放電電極の間の放電が安定し、それ
以外での局所的な発光、瞬時的な異常アーク放電
の発生が減少し、入力電力を増大させることがで
きる。
さらにまた真空容器内に導入するガスの分配管
の吹出口を、第1の放電電極と第2の放電電極と
の間の位置に開口するように設けるとことによ
り、処理ガスの分配を良くし利用効率を上げ、広
巾シート状物の処理むらを少なくできる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面にしたがつて説
明する。
この発明の第1の実施例を示す第1図におい
て、真空容器1内には、ドラム形状のドラム電極
(第1の放電電極)2と、このドラム電極2に対
向する多数の棒電極を備えた第2の放電電極3と
が、平行に設置されている。これら両放電電極
2,3間には、交流電源4から、トランス5なら
びに上記両放電電極2,3を接続する電気回路6
を介して電圧が付加されている。
上記真空容器1は、ステンレス製で、プラズマ
処理ガスが封入されたガス容器7、ならびに、真
空容器1内を真空にするための真空排気装置8に
より、内部が極く低圧のプラズマ処理ガスで充填
された状態に保たれている。この真空容器1の両
側には、巻出機11および巻取機13がそれぞれ
内部に設置された他の真空容器1Aおよび1Bが
フランジ接合されている。Aはシート状物で、巻
出義11から、多数のガイドロール12にガイド
され、回転駆動されているドラム電極2の外周面
に沿つて、巻取機13に巻き取られる。つまり、
巻出機11のシート状物Aは、プラズマ雰囲気に
保持された真空容器1内のドラム電極2上で連続
的に低温プラズマ処理されて、巻取機13に巻き
取られる。
第2図において、上記ドラム電極2には、蒸留
水またはシリコンオイルなどの導電性の低い冷却
媒体が流通する水ジヤケツト(冷却通路)2a
が、ドラムの円筒部2cに設けられている。この
ドラム電極2の両側壁部2bは、内側へ球面状に
曲成され、その中心部で、絶縁部材14,15お
よび継手16を介して回転軸17に固定されてい
る。上記絶縁部材14は、断面コの字状の円環
で、耐候性に優れた、たとえばグラスライニング
からなり、上記継手16のつば部16aにライニ
ングされている。一方、上記絶縁部材16は円環
状で、たとえばポリカーボネイト製である。30
はゴムリングで、ドラム電極2の側壁部2bに設
けられた環状溝に配設され、ドラム電極2と、絶
縁部材14との間をシールしている。31はゴム
リングで、継手16に設けられた環状溝に配設さ
れ、継手16と回転軸17との間をシールしてい
る。なお、継手16と絶縁部材14との間は、絶
縁部材14が継手16にライニングされたもので
あるから、勿論シール状態である。したがつて、
ドラム電極2の内部空間2dは、真空容器1の内
部空間1aに対してシールされている。
上記回転軸17は、真空容器1の外部に設けら
れたモータ(図示せず)により駆動され、その真
空容器1を貫通する貫通部17a、ならびに、内
端部17bにおいて、それぞれ軸受部18および
19のベアリング18aおよび19aを介して、
真空容器1に軸支されている。つまり、回転軸1
7は、ドラム電極2を貫通し、このドラム電極2
の両側壁部2b,2bから突出し、この両側の突
出している部分において軸支されている。18b
はメカニカルシールで、上記軸受部18に設けら
れ、真空容器1の内部空間1aを大気に対してシ
ールしている。
上記回転軸17には、その右端部17dからド
ラム電極2の内部空間2dに開口する2本の挿通
孔17cが設けられている。この挿通孔17cに
は、フツ素樹脂からなる絶縁部材26を外周面に
設けた銅管20が、第3図のように、若干の隙間
17eを有して挿入されている。上記銅管20
は、その内部である冷却通路20aを冷却媒体が
流れ、第2図のフレキシブルチユーブ21を介し
て水ジヤケツト2aに直列に連通している。した
がつて、冷却媒体は矢印Pで示すように、第2図
の上側の銅管20内の冷却通路20aから上側の
フレキシブルチユーブ21を経て水ジヤケツト2
aに入り、下側のフレキシブルチユーブ21を経
て下側の銅管20内の冷却通路20aから排出さ
れる。
第3図の32はガス継手で、回転軸17に穿設
された小孔17f、ならびに、挿通孔17cの隙
間17eを介して、第1図のガス容器7内にプラ
ズマ処理ガスを、第2図のドラム電極2の内部空
間2dに供給するためのものである。なお、挿通
孔17cは回転軸17の右端部17dにおいて、
第3図のように、ゴムリング33で大気に対して
シールされている。つまり、第2図のドラム電極
2の内部空間2dは、プラズマ処理ガスが充填さ
れ、真空容器1の内部空間1aよりも高い圧力に
保持されている。
上記多数の棒電極3は、その両端3aが一対の
保持部材22A,22Bに固定されている。この
保持部材22は碍子23を介して真空容器1に支
持されている。
上記電気回路6の一方は、真空容器1を電気回
路6から絶縁する導入端子6aを介して真空容器
1内に挿入され、棒電極3に接続されている。他
方は、スリツプリング25、銅管20および導線
27などを介してドラム電極2に接続されてい
る。つまり、真空容器1は電気回路6から電気的
に絶縁され、かつ、アースされた接地状態に保た
れている。なお、電気回路6および両放電電極
2,3は非接地状態に保たれて、真空容器1と厳
格に絶縁されている。
上記構成において、この発明は、従来と同様に
真空容器1が電気回路6から絶縁されているか
ら、棒電極3から真空容器1にプラズマが放電す
るおそれがないので、電力の浪費を防止し得る。
また、ドラム電極2の円筒部2cと回転軸17
との間に絶縁部材14,15を介装して、両者
2,17を絶縁している。つまり、回転軸17が
ドラム電極2から絶縁されているから、棒電極3
から回転軸17にプラズマが放電するおそれがな
いので、電力の浪費を防止し得る。
また、上記のように、回転軸17がドラム電極
2から絶縁され、かつ真空容器1が両電極2,3
に接続された電気回路6から絶縁されているの
で、回転軸17の貫通部17aと、これに近接す
る真空容器1の軸受部18との間の部分、つまり
狭い隅部が絶縁不十分になるおそれがない。した
がつて、真空容器内壁で異常なアーク放電の生じ
るおそれがないから、連続的な運転を図り得る。
また、真空容器1から外部へ突出する回転軸17
は、上記のようにドラム電極2から絶縁されてい
るので、充電されていない状態に保持されるか
ら、作業者が感電するおそれがない。
また、上記のように、回転軸17が充電されて
いないから、プラズマ雰囲気にさらされ、かつ複
雑な構造であるメカニカルシール18bにおい
て、アーク放電が生じるおそれがない。したがつ
て、長期連続運転に耐え得る。
また、ベアリング19においても、同様に、ア
ーク放電が生じるおそれがないので、ベアリング
19aをプラズマ雰囲気にある真空容器1内に設
けることができる。したがつて、重いドラム電極
2を回転軸17を介して、真空容器1内でドラム
電極2の両側に近接させたベアリング18a,1
9aで支持し得るので真空容器2の外部にベアリ
ングを設ける場合と比較して、2つのベアリング
間の距離が小さくなるから、回転軸17の径小
化、ベアリング18a,19aの小型化などを図
り得る。
ところが、後述する第4図のように、回転軸1
7とドラム電極2とを絶縁し、かつ、回転軸17
の内部に銅管(導体)を挿通させない場合には、
真空容器1の外部から回転軸17を介してドラム
電極2に通電することはできないので、スリツプ
リング25を真空容器1の内部に設ける必要があ
る。これに対し、この実施例では、第2図のドラ
ム電極2と一体に回転する回転軸17に、電気回
路6のうちドラム電極2に接続される銅管(導
体)20が挿通されているから、回転軸17とド
ラム電極2とが絶縁されているにもかかわらず、
回転しているドラム電極2に通電するためのスリ
ツプリング25を真空容器1の外部に設けること
ができる。したがつて、スリツプリング25の摩
耗粉によつて、プラズマ雰囲気が損なわれたり、
摩耗粉にアーク放電が発生するおそれがないの
で、プラズマ処理装置の良好な連続運転を図り得
る。
また、良好なプラズマ処理をするためには、大
きな電力によるドラム電極2と銅管20との発熱
を防止する必要がある。ここで、この実施例は、
冷却媒体の冷却通路である水ジヤケツト2aと銅
管20とが直列に連結されている。したがつて、
銅管20を、つまり電気回路6における回転軸1
7内に挿通される部分を冷却するための配管を、
別途設ける必要がない。また、銅管20を導線と
して用いたことにより、発熱する銅管20をきわ
めて有効に冷却し得る。また、回転軸17は、透
磁率または体積抵抗率の小さいステンレス鋼製で
あるから、銅管20内を流れる電流の電磁透導作
用により発熱するおそれが少ない。
なお、銅管20は、この実施例では2本設けら
れて、冷却媒体の往路と復路としたが、3本以上
または1本であつても良い。銅管20が1本の場
合は、銅管20の内側および外側を、それぞれ、
冷却通路の往路もしくは復路とすれば良い。
さらに、この実施例では、ドラム電極2の内部
空間2dが、ゴムリング30,31によつて、真
空容器1の内部空間1aからシールされている。
ここで、上記ドラム電極2の内部空間2dが、ガ
ス継手32などを介して、真空容器1の内部空間
1aよりも高い圧力に保持されている。したがつ
て、内部空間1aのプラズマガスが内部空間2d
に入り込むことがないので、この内部空間2d内
でのプラズマ放電を引き起すおそれがないから、
プラズマ放電が安定する。また、プラズマ処理ガ
スを容器7(第1図参照)から、内部空間2dに
導入した場合には、内部空間2dから内部空間1
aに漏れるガスによつて、真空容器1内のプラズ
マ処理ガスの純度低下が防止される。
なお、内部空間2dを回転軸17の第3図の小
孔17fを介して大気に接続することも可能であ
る。その場合、内部空間2dは大気で満たされ、
プラズマ雰囲気でないから、この内部空間2dで
の局部的な発光が減退し、プラズマ放電が安定化
する。
また、プラズマ雰囲気にされされる第2図の絶
縁部材14は、耐候性に優れたグラスライニング
であるから、低温プラズマ処理されたり、また
は、アーク放電により変質するおそれがない。し
たがつて絶縁部材14自体が浸されたり、また
は、真空容器1内で不純ガスの発生するおそれが
ない。なお、絶縁部材14としては、グラスライ
ニングの他に、セラミツクス、フアインセラミツ
クスまたは耐熱性、耐紫外線性もしくは耐電子線
性プラスチツクを単独で、あるいは、組合せて用
いることもできる。
第4図はこの発明の第2の実施例を示す。
この実施例の場合ドラム電極2の円筒部2c
は、中央に孔を設けた平板状の絶縁部材40を介
して、回転軸17に固定されている。このドラム
電極2は、その側面部2eに絶縁部材41が、第
5図のように、ボルト42により固定され、この
絶縁部材41の座グリ孔41aに絶縁キヤツプ4
3が嵌め込まれて、上記側面部2eが絶縁部材4
1でおおわれている。上記ドラム電極2の内部空
間2dは、絶縁部材40、ゴムリング30,31
などによつて、真空容器1の内部空間1aおよび
大気から完全に密閉されている。
第4図において、回転軸17には、挿通孔17
gが設けられ、この挿通孔17g内にパイプ17
hが挿入され、パイプ17hの内側および外側に
冷却媒体の流通する往路および復路としての冷却
通路44,45が設けられている。46は連結管
(配管材料)で、たとえばゴムなどの絶縁体から
なり、上記冷却通路44,45を水ジヤケツト2
aに連通させている。
また上記ドラム電極2(第1の放電電極)に対
向する多数の棒電極31,32,……,3oは、第
6図に明示するように、その両端3aが導電性の
一対の保持部材22A,22Bに溶接で固定さ
れ、この保持部材22A,22Bが碍子23を介
して真空容器1に支持されている。この多数の棒
電極31,32,……,3oと保持部材22A,2
2Bとにより、かご型構造の放電電極3(第2の
放電電極)が構成されている。このかご型電極3
は、多数の棒電極31,32,……,3oがほぼ等
ピツチとなるように1対の保持部材22A,22
Bで固定され、該支持部材22A,22Bを支持
ブラケツト56A,56Bで前記碍子23を介し
て真空容器1に保持するようになしている。
このかご型構造の放電電極3を構成する多数の
棒電極31,32,……,3oの表面より真空容器
1の内外表面迄の距離が、該棒電極31,32,…
…,3oの表面より第1の放電電極を構成するド
ラム電極2の外表面迄の距離に比べて2倍より大
きくなるように両放電電極を保持することが、両
放電電極間の放電を安定比させ、それ以外での局
所的な発光、瞬時的な異常アーク放電の発生を抑
ええることがわかつた。より好ましくは、上記前
者が後者に比べて5倍以上である。
上記棒電極31,32,……,3oのピツチは、
等ピツチにあるのがより好ましいが、製作費も加
味すると、実用上は、多数の棒電極31〜3oのう
ち少なくとも50%以下の数の棒電極についてのピ
ツチのばらつきが、棒電極31〜3oの平均外径の
3倍以下まで許容され、好ましくは1.3倍以下で
ある。
棒電極31,32,……,3oを仮想円筒周面上
に並ばせ固定する前記保持部材22A,22B
は、製作上、取り付け作業上あるいは保守作業上
等の都合で、周方向に2分割あるいはそれ以上に
分割できるようにすることも無論可能である。
57Aおよび57Bは、それぞれ冷媒の供給口
並びに排出口を示す。即ち、図例においては、か
ご型電極3全体が冷却媒体で冷却可能とした図を
示すもので、棒電極31,32,……,3oを、そ
の内部に冷却媒体が通過する冷媒通路を設けると
共に、保持分材22A,22Bを該棒電極31
2,……,3oへの冷媒の供給並びに排出を行な
わせる冷媒通路を設けたものとしている。またこ
の冷媒の供給・排出口57A,57Bは、第7図
に代表として排出口57Bを示すように、30mm以
上の長さのセラミツクスのような絶縁材料からな
る接続管58を介して、真空容器1に貫通固定さ
れた冷媒の給・排液管59に接続されており、こ
の絶縁性の接続管58の介在により、上記給・排
液管59の周囲での局所的な発光、瞬時的な異常
アーク放電の発生を、上記接続管を介在させない
場合に比べて大きく減少させることができる。
第8図並びに第9図は、冷却手段を備えたかご
型電極3の詳細を示す図で、第8図は該かご型電
極の正面図、第9図は同側面図である。その例に
おいては、一方の保持部材22Aに設けた冷媒通
路22PAが、各棒電極31〜3oに設けた冷媒通
路3P1〜3Poの共通の入口側冷却路となり、他
方の保持部材22Bに設けた冷媒通路22PBが
各棒電極31〜3oの冷媒通路3P1〜3Poの共通の
出口側冷却路となつている。
なお、この第2の実施例では、第4図のスリツ
プリング25が真空容器1内に設けられ、このス
リツプリング25が導線47を介してドラム電極
2の側面部2eの一部に接続されている。その他
の構造は第2図の第1の実施例と同様であり、同
一部分もしくは相当部分に同一符号を附して、そ
の詳しい説明を省略する。
第4図〜第9図の第2の実施例によれば、ドラ
ム電極2の側面部2eが絶縁部材41でおおわれ
ているので、棒電極3から上記側面部2eへの不
必要なプラズマ放電が防止される。また、これに
より、ドラム電極2の両側面部2e近傍における
昇温を防止し得るから、シート状物を全面に互つ
て均一にプラズマ処理し得る。
また、絶縁体からなる連結管46を介して、水
ジヤケツト2aが冷却通路44,45に連通して
いるから、ドラム電極2から回転軸17へは、冷
却媒体を通してのみ電流が流れるだけとなるの
で、回転軸17をドラム電極2から、より厳格に
絶縁し得る。
また、ドラム電極2の密閉された内部空間2d
は、ドラム電極2が大気中で組立てられるので、
大気で満たされており、プラズマ雰囲気でないか
ら、この内部空間2dでの局部的な発光が減退
し、プラズマ放電が安定化する。
さらに、複数の棒電極31〜3oを保持部材22
A,22Bによりまとめて保持したかご型構造の
電極3とし、真空容器1内に保持したものである
から、棒電極31〜3oが真空容器1を貫通して外
部で基台に片持ち支持される一般的な構造と比較
して、棒電極31〜3oが真空容器1を貫通する構
造がなくなり、従つて該貫通部での局所的な発
光、瞬時的な異常アーク放電の発生による放電が
不安定になることがなく、大きな電力を与えての
連続運転が可能となる。
また、複数の棒電極31〜3oをその両端で保持
している構造であるから、上記した片持ち支持の
一般的な構造と比較して、棒電極31〜3oに発生
する応力が小さくなるので、棒電極31〜3oの直
径を小さなものとすることが出来、それに伴ない
装置製作費を軽減することができる。さらに、棒
電極31〜3oの直径が小さくなる分だけピツチを
小さく出来、棒電極31〜3oの数を画期的に多く
することが出来、従つて棒電極31〜3oからの入
力電力を画期的に増大させることが出来る。
また、棒電極31〜3oを、その両端で保持部材
22A,22Bで固定しているため、経時的に位
置が変化することがないので、製品に品質むらを
生じることが無い。
さらにまた、該かご型構造の放電電極3が、そ
れを構成する棒電極31〜3oを冷媒を用いて冷却
する構造であるから、該棒電極31〜3oの表面温
度を一定に、しかも均一に保つことが出来るの
で、局部的な温度上昇のない、即ち、処理される
シート状物Aを異常に加熱し、その品質を変質さ
せることがなく、長時間安定して低温プラズマ処
理を行なうことが出来る。
第10図は、冷却手段を備えたかご型電極3の
変形例を示すこの発明の第3の実施例図で、第9
図に対応する、支持部材22Aと各棒電極31
oとの結合部分の部分拡大断面図である。この
実施例においては、棒電極31〜3oの冷媒通路3
P1〜3Poにオリフイス60を配し、このオリフ
イス60の内径を適宜設定することにより、保持
部材22Aから各棒電極31〜3oへ送られる冷媒
を、各棒電極31〜3oに対してより均一に分配し
て供給するようになした例である。この例では、
上記オリフイス60は、保持部材22Aに設けた
小孔により形成されている。
第11図並びに第12図は、冷却手段を備えた
かご型電極3の更に他の変形例を示すこの発明の
第4の実施例図で、第11図は該かご型電極3の
正面図、第12図は同側面図である。この実施例
においては、各棒電極31〜3oの冷媒通路3P1
3P2,……3Poを順次直列に結ぶように、支持
部材22A,22Bの冷媒通路22PA,22PB
を仕切板61で仕切つている。
なお、第2図の第1の実施例についても、第1
3図の第5の実施例のように、ドラム電極2の側
面部2cを絶縁部材41でおおうことができる。
また、第2図の棒電極3についても、第6図〜第
12図に示したような冷却構造を採用できる。
第14図は、前記第1図、第2図並びに第4図
で示しているガス吹出口62を有するガス分配管
63の構造を示す図で、該分配管は、本体64、
めくら板65a,65b、ガス導入用片口66、
フランジ67で構成され、本体64にはガス吹出
口62が孔けられている。これらは例えばステン
レスで構成される。ガス吹出口62の1個当りの
面積はあまり大きくないことが望ましく、少なく
とも10mm2以下である。またガス吹出口の数は多い
のが望ましいが、少なくとも本体の長さ1m当り
にして5個以上の割であることが望ましい。
ガス分配管63の吹出口の位置は、第1の放電
電極であるドラム電極表面にできるだけ近いのが
望ましく、該ドラム電極の中心軸を中心とし、第
2放電電極を構成する棒電極の一番外側になる棒
電極が内接する仮想円筒面の内側位置に吹出口が
開口するように設けるのがよい。このように配す
ることにより、シート状物の巾方向の処理斑を減
少でき製品品質が向上でき、合わせて処理ガスの
消費量を大巾に減少でき、処理コストを大巾に軽
減させることができるものである。
第15図は該ガス分配管63の、真空容器に貫
通固定する際の、さらに好ましい態様を示す一例
で、ガス分配管63は30mm以上の長さのセラミツ
クスのような絶縁材料からなる接続管68を介し
て真空容器に貫通固定される。この絶縁性の接続
管68の介在により固定部周囲での局所的な発
光、瞬時的な異常アーク放電を、上記接続管を介
在させない場合に比べて大きく減少させることが
できる。
第16図はこの発明が適用される他のシート状
物のプラズマ処理装置を示す。この図において、
9,10は予備真空室で、複数のシールロール
(図示せず)とシール室(図示せず)とをシート
状物Aの走行方向に設け、上記シール室内を真空
吸引することによつて、大気圧より段階的に圧力
を減じて、真空容器1内を所定圧力に保持するの
を助ける。
なお、図示していないが、第1図の巻出機11
および巻取機13を両電極2,3とともに、真空
容器1内に配設したものについてもこの発明は適
用される。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、大き
な電力を消費するシート状物のプラズマ処理装置
における電力の浪費を防止し得るとともに、異常
なアーク放電を防止し得るので、上記処理装置が
工業的に採用し得る処理能力を得るとともに、こ
れの連続運転が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例を示す概略構
成図、第2図は第1図の縦断面図、第3図は回転
軸を明示する右端部の縦断面図、第4図は第2の
実施例を示す縦断面図、第5図は第4図のドラム
電極の側面をおおう絶縁部材の取付方法を示す断
面図、第6図は第4図の第2の放電電極を示す斜
視図、第7図は第6図の第2の放電電極への冷却
媒体給・排出構造を示す一部切欠した側面図、第
8図および第9図は第6図の放電電極の冷却構造
を示すそれぞれ正面図および側面図、第10図は
第3の実施例の要部を示す縦断面図、第11図お
よび第12図は第4の実施例を示すそれぞれ正面
図および側面図、第13図は第2図のドラム電極
にその側面をおおう絶縁部材を取り付けた第5の
実施例を示す縦断面図、第14図はガス吹出口を
有するガス分配管の斜視図、第15図はガス分配
管の、真空容器との貫通固定部の好ましい態様を
示す一部切欠した側面図、第16図はこの発明が
適用される他のシート状物のプラズマ処理装置の
概略構成図である。 1……真空容器、1a……内部空間、2……第
1の放電電極(ドラム電極)、2a……冷却通路
(水ジヤケツト)、2b……側壁部、2c……円筒
部、2d……内部空間、2e……側面部、3……
第2の放電電極、31〜3o……棒電極、6……電
気回路、7……ガス供給源(ガス容器)、14,
15,40……絶縁部材、17……回転軸、17
a,17b……突出部(貫通部、左端部)、20
……導体、22A,22B……保持部材、23…
…絶縁材、41……絶縁部材、44,45……冷
却通路、46……連結管、63……ガス分配管、
68……接続管、A……シート状物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 真空容器を貫通する回転軸に固定されて回転
    し、その外周面にシート状物を沿わせるドラム形
    状の第1の放電電極と、この第1の放電電極に対
    向する第2の放電電極とを真空容器の内部に設け
    たシート状物のプラズマ処理装置であつて、上記
    真空容器が上記両放電電極を接続する電気回路か
    ら電気的に絶縁され、上記第1の放電電極におけ
    るドラムの円筒部と上記回転軸との間に、両者間
    を電気的に絶縁する絶縁部材が介装されており、
    かつ両放電電極の位置を、第2の放電電極表面か
    ら真空容器内表面までの距離が、第2の放電電極
    表面から第1の放電電極のドラム表面までの距離
    の2倍より大きくなるように配置し、さらに真空
    容器内に導入するガスの分配管の吹出口を、第1
    の放電電極と第2の放電電極との間の位置に開口
    するように設けたシート状物の低温プラズマ処理
    装置。 2 電気回路のうち、第1の放電電極に接続され
    る導体が回転軸内に挿通されている特許請求の範
    囲第1項記載のシート状物の低温プラズマ処理装
    置。 3 第1の放電電極が冷却媒体の流通する冷却通
    路を備え、この冷却通路が、回転軸内に挿通され
    た導体を冷却する冷却媒体の冷却通路に、直列に
    連結されている特許請求の範囲第2項記載のシー
    ト状物の低温プラズマ処理装置。 4 第1の放電電極が冷却媒体の流通する冷却通
    路を備え、この冷却通路が、回転軸の内部に設け
    られた冷却通路に、絶縁体からなる連結管を介し
    て連通されている特許請求の範囲第1項記載のシ
    ート状物の低温プラズマ処理装置。 5 第1の放電電極は、そのドラムの内部空間が
    プラズマ処理ガスを含むガス供給源に連結され
    て、真空容器の内部空間の圧力よりも高い圧力に
    保持されている特許請求の範囲第1項記載のシー
    ト状物の低温プラズマ処理装置。 6 第1の放電電極は、そのドラムの内部空間が
    大気に接続されている特許請求の範囲第1項記載
    のシート状物の低温プラズマ処理装置。 7 第1の放電電極は、そのドラムの内部空間が
    密閉されている特許請求の範囲第1項記載のシー
    ト状物の低温プラズマ処理装置。 8 第1の放電電極は、その側面部が絶縁部材で
    おおわれている特許請求の範囲第1項記載のシー
    ト状物の低温プラズマ処理装置。 9 第2の放電電極は、それを構成する複数本の
    棒電極が互いに平行に、かつ第1のドラム状電極
    の周面をおおう仮想円筒周面上に並ぶように位置
    し、各棒電極の両端で保持部材により保持したか
    ご型構造に構成され、絶縁材を介して真空容器内
    に保持されている特許請求の範囲第1項記載のシ
    ート状物の低温プラズマ処理装置。 10 かご型構造を構成する棒電極が、その内部
    に冷却媒体の通過する冷媒通路を有し、保持部材
    が前記各棒電極の冷媒通路の各入口側および各出
    口側をそれぞれ並列に結ぶ冷却路を構成している
    特許請求の範囲第9項記載のシート状物の低温プ
    ラズマ処理装置。 11 かご型構造を構成する棒電極が、その内部
    に冷却媒体の通過する冷媒通路を有し、保持部材
    が前記各棒電極の冷媒通路を順次直列に結ぶ冷却
    路を構成している特許請求の範囲第9項記載のシ
    ート状物の低温プラズマ処理装置。 12 各棒電極の冷媒通路に連通する冷媒の供給
    口および排出口が保持部材に設けられている特許
    請求の範囲10項または第11項記載のシート状
    物の低温プラズマ処理装置。 13 供給口および排出口は、真空容器を貫通し
    て設けられた給・排液管に、絶縁材料からなる接
    続管を介して接続されている特許請求の範囲第1
    2項記載のシート状物の低温プラズマ処理装置。 14 両放電電極の位置を、第2の放電電極表面
    から真空容器内表面までの距離が、第2の放電電
    極表面から第1の放電電極のドラム表面までの距
    離の5倍より大きくなるように配置した特許請求
    の範囲第1項ないし第13項のいずれかに記載の
    シート状物の低温プラズマ処理装置。 15 ガス分配管のガス吹出口の1個の面積が、
    10mm2以下である特許請求の範囲第1項ないし第1
    4項のいずれかに記載のシート状物の低温プラズ
    マ処理装置。 16 ガス分配管のガス吹出口の数が、ガス分配
    管の長さ1m当り5個以上の割合である特許請求
    の範囲第1項ないし第15項のいずれかに記載の
    シート状物の低温プラズマ処理装置。 17 ガス分配管の数が3本以上である特許請求
    の範囲第1項ないし第16項のいずれかに記載の
    シート状物の低温プラズマ処理装置。 18 真空容器内のガス分配管の少なくとも1部
    が、真空容器と電気的に絶縁する絶縁材料で構成
    される特許請求の範囲第15項ないし第17項の
    いずれかに記載のシート状物の低温プラズマ処理
    装置。
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