JPH1120002A - ブレーカープレート - Google Patents

ブレーカープレート

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Publication number
JPH1120002A
JPH1120002A JP9176957A JP17695797A JPH1120002A JP H1120002 A JPH1120002 A JP H1120002A JP 9176957 A JP9176957 A JP 9176957A JP 17695797 A JP17695797 A JP 17695797A JP H1120002 A JPH1120002 A JP H1120002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breaker plate
resin
small holes
barrel opening
passes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9176957A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Wada
弘志 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP9176957A priority Critical patent/JPH1120002A/ja
Publication of JPH1120002A publication Critical patent/JPH1120002A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】樹脂の滞留することがなく、樹脂温度測定機能
を備えたブレーカープレートを提供する。 【解決手段】押出機のバレル開口部に装着されるブレー
カープレートである。軸方向に貫通し溶融樹脂を通過さ
せる多数の小孔11が設けられるとともに、前記バレル
開口側面に開口する穴12が設けられ、その穴12に温
度検知素子13が挿入されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押出機のバレル開
口部に装着される、樹脂温度測定機構を備えたブレーカ
ープレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂の押出成形は、管、シートを
はじめとして樹脂製品の成形に広く利用されている。押
出成形は、周知の通り、押出機によって原料樹脂を溶融
し、ダイから押し出すものである。従って、押出成形に
おいては、押出機から押し出される溶融樹脂の温度を測
定し、これを制御することは、成形品の品質を維持した
り、作業効率の向上を図る上で重要である。
【0003】そこで、押出機から押し出される溶融樹脂
の温度を正確に測定するための研究がなされ、各種の樹
脂温度測定装置が開発されている(特開平4─2251
26号公報他)。以下、従来の樹脂温度測定装置の代表
的な構成について説明する。
【0004】図4は、従来の樹脂温度測定装置が取り付
けられた押出成形機の構成図である。又、図5及び図6
は、それぞれ、従来の樹脂温度測定装置の一部断面図で
ある。
【0005】樹脂温度測定装置100は、図4に示すよ
うに、押出機101のバレルの開口部と、ダイ102の
間に配置される。より具体的には、押出機101のバレ
ル開口部に、樹脂温度測定装置100が接続され、続い
てブレーカープレート103、及びアダプタープレート
105とダイ102が接続されて使用される。
【0006】従来の樹脂温度測定装置100の構造は、
図5に示すように、リング状の外枠部106を有し、こ
の外枠部106には、リングの中心を通る直径に相当す
る位置に熱電対挿入筒107が設けられ、この熱電対1
07内に熱電対108が挿入されたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、樹脂温
度測定装置100とブレーカープレート103とが並設
されているために、樹脂温度測定装置100とブレーカ
ープレート103との間に隙間があき、その隙間に樹脂
が滞留することがあった。
【0008】本発明は、上記のような従来の問題点を解
消し、樹脂が滞留することがなく、樹脂温度測定機能を
備えたブレーカープレートを提供することを目的として
なされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、押出機のバレ
ル開口部に装着されるブレーカープレートであって、軸
方向に貫通し溶融樹脂を通過させる多数の小孔が設けら
れるとともに、前記バレル開口側面に開口する穴が設け
られ、その穴に温度検知素子が挿入されているブレーカ
ープレートである。
【0010】
【作用】本発明のブレーカープレートは、軸方向に貫通
し溶融樹脂を通過させる多数の小孔が設けられるととも
に、前記バレル開口側面に開口する穴が設けられ、その
穴に温度検知素子が挿入されていることにより、樹脂温
度測定機構を備えているので、従来のブレーカープレー
トと並設される樹脂温度測定装置のように、樹脂温度測
定装置とブレーカープレートとの間に隙間があいて、そ
の隙間に樹脂が滞留するような弊害がない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明のブレーカープレ
ートの一例を示す正面図であり、図2は、図1における
A−A線に沿う一部断面図である。
【0012】図1及び図2において、1は押出機のバレ
ル開口部に装着して使用するブレーカープレートであっ
て、その機能は従来のものと同様のものである。ブレー
カープレート1には、軸方向に貫通する、径3〜6mm
程度の溶融樹脂を通過させる多数の小孔11,11・・
・が接近して設けられている。
【0013】ブレーカープレート1には、多数の小孔1
1,11・・・の間であって、バレル開口側面の上部と
下部の2箇所にそれぞれその一端が開口し、ブレーカー
プレート1の外周面にそれぞれその他端が開口する穴1
2,12が設けられている。各穴12にはそれぞれ温度
検知素子13が挿入され、各温度検知素子13より図示
しない導線が導出されている。
【0014】このブレーカープレート1の使用方法につ
いて、同じ図1及び図2を参照して、以下に説明する。
ブレーカープレート1は、従来のものと全く同様に、押
出機のバレル開口部に装着して使用される。ブレーカー
プレート1の取付け方向は、温度検出素子13の挿入さ
れた穴12,12が開口する面を押出機のバレル開口部
に向けるようにして取り付ける。
【0015】従って、押出機から押し出された溶融樹脂
は、ブレーカープレート1に流れ込み、溶融樹脂を通過
させる多数の小孔12,12・・・を通過する。この間
に、各温度検出素子13,13は、その場で溶融樹脂と
接触してその温度を検知し、この信号を図示しない制御
装置に送る。そして、制御装置では、各位置の温度検出
素子13,13の信号を処理し、例えば、各位置の温度
分布をレコーダに記録する。
【0016】図3は、本発明のブレーカープレートの別
の例を示す正面図である。この例においては、ブレーカ
ープレート2には、多数の小孔21,21・・・の間で
あって、バレル開口側面の上部、下部、左図及び右部の
4箇所にそれぞれその一端が開口し、ブレーカープレー
ト1の外周面にそれぞれその他端が開口する穴22,2
2,22,22が設けられている。各穴22には、それ
ぞれ、温度検知素子23が挿入され、各温度検出素子2
3より図示しない導線が導出されている。これ以外の点
については、図1及び図2を参照して説明したも場合と
同じである。
【0017】
【発明の効果】本発明のブレーカープレートは、上記の
ようにされているので、樹脂の滞留することがなく、樹
脂温度測定機能を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレーカープレートの一例を示す正面
図である。
【図2】図1に示すブレーカープレートのA−A線に沿
う一部断面図である。
【図3】本発明のブレーカープレートの別の例を示す正
面図である。
【図4】従来技術の樹脂温度測定装置が取り付けられた
押出成形機の構成図である。
【図5】従来の樹脂温度測定装置の一部断面図である。
【符号の説明】
1,2 ブレーカープレート 11,21 小孔 12,22 穴 13,23 温度検出素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機のバレル開口部に装着されるブレ
    ーカープレートであって、軸方向に貫通し溶融樹脂を通
    過させる多数の小孔が設けられるとともに、前記バレル
    開口側面に開口する穴が設けられ、その穴に温度検知素
    子が挿入されていることを特徴とするブレーカープレー
    ト。
JP9176957A 1997-07-02 1997-07-02 ブレーカープレート Pending JPH1120002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9176957A JPH1120002A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 ブレーカープレート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9176957A JPH1120002A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 ブレーカープレート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1120002A true JPH1120002A (ja) 1999-01-26

Family

ID=16022681

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9176957A Pending JPH1120002A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 ブレーカープレート

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JP (1) JPH1120002A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107073538A (zh) * 2014-10-27 2017-08-18 埃克斯科科技有限公司 挤压机挤压筒和用于挤压机挤压筒的外套及方法
CN111971157A (zh) * 2018-04-16 2020-11-20 克劳斯马菲挤塑有限公司 带有至少一个孔板的挤出装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107073538A (zh) * 2014-10-27 2017-08-18 埃克斯科科技有限公司 挤压机挤压筒和用于挤压机挤压筒的外套及方法
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