JPH05147094A - 脱気押出機 - Google Patents
脱気押出機Info
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- JPH05147094A JPH05147094A JP3343943A JP34394391A JPH05147094A JP H05147094 A JPH05147094 A JP H05147094A JP 3343943 A JP3343943 A JP 3343943A JP 34394391 A JP34394391 A JP 34394391A JP H05147094 A JPH05147094 A JP H05147094A
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- JP
- Japan
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- resin pressure
- value
- vent
- alarm
- cylinder
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- Pending
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/92—Measuring, controlling or regulating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2948/00—Indexing scheme relating to extrusion moulding
- B29C2948/92—Measuring, controlling or regulating
- B29C2948/92009—Measured parameter
- B29C2948/92019—Pressure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2948/00—Indexing scheme relating to extrusion moulding
- B29C2948/92—Measuring, controlling or regulating
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- B29C2948/92361—Extrusion unit
- B29C2948/9238—Feeding, melting, plasticising or pumping zones, e.g. the melt itself
- B29C2948/924—Barrel or housing
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2948/00—Indexing scheme relating to extrusion moulding
- B29C2948/92—Measuring, controlling or regulating
- B29C2948/92504—Controlled parameter
- B29C2948/92514—Pressure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C2948/00—Indexing scheme relating to extrusion moulding
- B29C2948/92—Measuring, controlling or regulating
- B29C2948/92819—Location or phase of control
- B29C2948/92857—Extrusion unit
- B29C2948/92876—Feeding, melting, plasticising or pumping zones, e.g. the melt itself
- B29C2948/92895—Barrel or housing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベントアップの発生を直前に検出する。
【構成】 脱気部16を有するシリンダ12と、シリン
ダ12に回転可能にはめ合わされたスクリュ14と、シ
リンダ12の先端部に取り付けられたダイス18と、脱
気部16を通過した直後のシリンダ12内の溶融樹脂圧
力を検出可能に設けられる樹脂圧力センサ22と、脱気
部16を通過した直後のシリンダ12内におけるベント
アップが発生する直前の溶融樹脂圧力があらかじめ設定
されている警報樹脂圧力設定器24と、樹脂圧力センサ
22の検出値及び警報樹脂設定器24の設定値がそれぞ
れ入力される比較器26と、比較器26からの信号によ
り点灯するベントアップアラーム28と、を有し、比較
器26は、検出値が設定値よりも大きくなったときに、
ベントアップアラーム28にこれを点灯させる信号を出
力する。
ダ12に回転可能にはめ合わされたスクリュ14と、シ
リンダ12の先端部に取り付けられたダイス18と、脱
気部16を通過した直後のシリンダ12内の溶融樹脂圧
力を検出可能に設けられる樹脂圧力センサ22と、脱気
部16を通過した直後のシリンダ12内におけるベント
アップが発生する直前の溶融樹脂圧力があらかじめ設定
されている警報樹脂圧力設定器24と、樹脂圧力センサ
22の検出値及び警報樹脂設定器24の設定値がそれぞ
れ入力される比較器26と、比較器26からの信号によ
り点灯するベントアップアラーム28と、を有し、比較
器26は、検出値が設定値よりも大きくなったときに、
ベントアップアラーム28にこれを点灯させる信号を出
力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱気押出機に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の脱気押出機として特開昭59−1
85641号公報に示されるものがある。すなわち、脱
気押出機のシリンダ内の溶融樹脂と常に接触するように
第1温度センサが設けられており、脱気部でベントアッ
プが発生したときに盛り上がった溶融樹脂と接触するよ
うに第2温度センサが設けられており、脱気部の溶融樹
脂と接触しない位置に第3温度センサが設けられてい
る。第1、第2及び第3温度センサからの信号は判定器
に入力される。判定器は、第1温度センサが検出する温
度と第2温度センサが検出する温度との差が所定値より
も小さくなったときにベントアップの発生を報知する信
号を発し、また第1温度センサが検出する温度と第3温
度センサが検出する温度との差が第1、第2及び第3温
度センサの測定誤差とほぼ等しいか、又はこれよりも小
さい場合にはベントアップ検出不可能を報知する信号を
発する。
85641号公報に示されるものがある。すなわち、脱
気押出機のシリンダ内の溶融樹脂と常に接触するように
第1温度センサが設けられており、脱気部でベントアッ
プが発生したときに盛り上がった溶融樹脂と接触するよ
うに第2温度センサが設けられており、脱気部の溶融樹
脂と接触しない位置に第3温度センサが設けられてい
る。第1、第2及び第3温度センサからの信号は判定器
に入力される。判定器は、第1温度センサが検出する温
度と第2温度センサが検出する温度との差が所定値より
も小さくなったときにベントアップの発生を報知する信
号を発し、また第1温度センサが検出する温度と第3温
度センサが検出する温度との差が第1、第2及び第3温
度センサの測定誤差とほぼ等しいか、又はこれよりも小
さい場合にはベントアップ検出不可能を報知する信号を
発する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の脱気押出機では次のような問題がある。脱気部の通
常温度と盛り上がってくる溶融樹脂との温度差が小さい
場合には確実な検出ができなかったり、検出速度が遅い
などの問題がある。また、ベントアップを検出できて
も、そのときにはすでに手遅れで、ベントアップを解消
させて運転続行をすることができない場合が多く、押出
機を停止して、脱気部に上がってきた溶融樹脂を清掃す
る必要があるなどの問題がある。本発明は、このような
課題を解決するためのものである。
来の脱気押出機では次のような問題がある。脱気部の通
常温度と盛り上がってくる溶融樹脂との温度差が小さい
場合には確実な検出ができなかったり、検出速度が遅い
などの問題がある。また、ベントアップを検出できて
も、そのときにはすでに手遅れで、ベントアップを解消
させて運転続行をすることができない場合が多く、押出
機を停止して、脱気部に上がってきた溶融樹脂を清掃す
る必要があるなどの問題がある。本発明は、このような
課題を解決するためのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベントアップ
が発生する位置近傍の溶融樹脂圧力を測定することによ
って上記課題を解決する。すなわち、本発明の脱気押出
機は、脱気部を有するシリンダと、シリンダに回転可能
にはめ合わされたスクリュと、シリンダの先端部に取り
付けられたダイスと、脱気部を通過した直後のシリンダ
内の溶融樹脂圧力を検出可能な樹脂圧力センサと、脱気
部を通過した直後のシリンダ内におけるベントアップが
発生する直前の溶融樹脂圧力値があらかじめ設定されて
いる警報樹脂圧力設定器と、樹脂圧力センサの検出値及
び警報樹脂圧力設定器の設定値がそれぞれ入力される比
較器と、を有し、比較器は、樹脂圧力センサによって検
出された検出値と警報樹脂圧力設定器の設定値とを比較
して検出値が設定値よりも大きくなったときに信号を出
力することを特徴とする。また、比較器からの信号に基
づいて、光又は音を発生可能なベントアップアラームを
設けることもできる。また、比較器からの信号を押出機
のスクリュ回転制御装置や原料供給装置の供給量制御装
置へ制御信号としてフィードバックすることもできる。
が発生する位置近傍の溶融樹脂圧力を測定することによ
って上記課題を解決する。すなわち、本発明の脱気押出
機は、脱気部を有するシリンダと、シリンダに回転可能
にはめ合わされたスクリュと、シリンダの先端部に取り
付けられたダイスと、脱気部を通過した直後のシリンダ
内の溶融樹脂圧力を検出可能な樹脂圧力センサと、脱気
部を通過した直後のシリンダ内におけるベントアップが
発生する直前の溶融樹脂圧力値があらかじめ設定されて
いる警報樹脂圧力設定器と、樹脂圧力センサの検出値及
び警報樹脂圧力設定器の設定値がそれぞれ入力される比
較器と、を有し、比較器は、樹脂圧力センサによって検
出された検出値と警報樹脂圧力設定器の設定値とを比較
して検出値が設定値よりも大きくなったときに信号を出
力することを特徴とする。また、比較器からの信号に基
づいて、光又は音を発生可能なベントアップアラームを
設けることもできる。また、比較器からの信号を押出機
のスクリュ回転制御装置や原料供給装置の供給量制御装
置へ制御信号としてフィードバックすることもできる。
【0005】
【作用】ベントアップが発生するときは、脱気部直後の
シリンダ内の溶融樹脂圧力が上昇するため、ベントアッ
プが発生する直前のこの部分の溶融樹脂圧力をあらかじ
め警報樹脂圧力設定器に設定しておき、樹脂圧力センサ
によって実際の溶融樹脂圧力を検出し、比較器によって
設定値と検出値とを比較することにより、ベントアップ
発生の直前にこれを検出することができる。従って、ベ
ントアップ発生前に必要な処置をすることができるた
め、脱気押出機の連続運転が可能となる。
シリンダ内の溶融樹脂圧力が上昇するため、ベントアッ
プが発生する直前のこの部分の溶融樹脂圧力をあらかじ
め警報樹脂圧力設定器に設定しておき、樹脂圧力センサ
によって実際の溶融樹脂圧力を検出し、比較器によって
設定値と検出値とを比較することにより、ベントアップ
発生の直前にこれを検出することができる。従って、ベ
ントアップ発生前に必要な処置をすることができるた
め、脱気押出機の連続運転が可能となる。
【0006】
【実施例】図1に本発明の脱気押出機のベントアップ検
出器の全体図を示す。脱気押出機10は、シリンダ12
と、シリンダ12内に回転可能に配置されるスクリュ1
4と、シリンダ12に設けられている脱気部16と、シ
リンダ12の前方端部に設けられているダイス18と、
から構成される。脱気押出機10には、ベントアップ検
出器20が設けられている。ベントアップ検出器20
は、樹脂圧力センサ22と、警報樹脂圧力設定器24
と、比較器26と、ベントアップアラーム28と、から
構成される。樹脂圧力センサ22は、の脱気部16直後
のシリンダ12に、常にシリンダ12内の溶融樹脂と接
触して設けられており、、脱気部16を通過した直後の
溶融樹脂の圧力を検出して、比較器26へ出力する。警
報樹脂圧力設定器24には、脱気部16直後のシリンダ
12内におけるベントアップが発生する直前の溶融樹脂
圧力があらかじめ設定されており、この設定値を比較器
26へ出力する。比較器26は樹脂圧力センサ22で検
出された検出値と警報樹脂圧力設定器24に設定されて
いる設定値とを比較し、比較した値がベントアップが発
生する可能性が生じたことを示している場合は、ベント
アップアラーム28へこれを点灯する信号を出力する。
ベントアップアラーム28はこれが点灯することによ
り、ベントアップが発生する可能性を示す。
出器の全体図を示す。脱気押出機10は、シリンダ12
と、シリンダ12内に回転可能に配置されるスクリュ1
4と、シリンダ12に設けられている脱気部16と、シ
リンダ12の前方端部に設けられているダイス18と、
から構成される。脱気押出機10には、ベントアップ検
出器20が設けられている。ベントアップ検出器20
は、樹脂圧力センサ22と、警報樹脂圧力設定器24
と、比較器26と、ベントアップアラーム28と、から
構成される。樹脂圧力センサ22は、の脱気部16直後
のシリンダ12に、常にシリンダ12内の溶融樹脂と接
触して設けられており、、脱気部16を通過した直後の
溶融樹脂の圧力を検出して、比較器26へ出力する。警
報樹脂圧力設定器24には、脱気部16直後のシリンダ
12内におけるベントアップが発生する直前の溶融樹脂
圧力があらかじめ設定されており、この設定値を比較器
26へ出力する。比較器26は樹脂圧力センサ22で検
出された検出値と警報樹脂圧力設定器24に設定されて
いる設定値とを比較し、比較した値がベントアップが発
生する可能性が生じたことを示している場合は、ベント
アップアラーム28へこれを点灯する信号を出力する。
ベントアップアラーム28はこれが点灯することによ
り、ベントアップが発生する可能性を示す。
【0007】本発明の実施例の脱気押出機10の動作に
ついて説明する。あらかじめ警報樹脂圧力設定器24に
は、ベントアップが発生する可能性がある脱気部16直
後のシリンダ12内の溶融樹脂圧力を設定しておく。シ
リンダ12の図1中左方の図示していない材料供給口か
ら樹脂材料がシリンダ12内に供給される。スクリュ1
4は、図示していない駆動装置によって回転駆動される
ことにより、樹脂材料を混練、溶融して、これを図中右
方向に送り出す。すなわち、溶融樹脂は、シリンダ12
内をダイス18方向へ向かって移動する。通常の運転時
には、脱気部16直後のシリンダ12内部とダイス18
直前のシリンダ12内部との間の溶融樹脂の圧力は、脱
気部16直後のシリンダ12内部圧力をゼロ、ダイス1
8の直前のシリンダ12内部圧力を最大として、ほぼ直
線的に上昇している。従って、通常の運転時には、樹脂
圧力センサ22で検出される溶融樹脂圧力は、ゼロとな
っている。ここで、ベントアップが発生する直前になる
と、脱気部16直後のシリンダ12内の溶融樹脂圧力が
上昇するため、樹脂圧力センサ22で検出される値も上
昇する。樹脂圧力センサ22で検出された値は、比較器
26へ入力される。比較器26には、警報樹脂圧力設定
器24の設定値も入力されている。比較器26は、樹脂
圧力センサ22で検出された値と、警報樹脂圧力設定器
24の設定値とを比較し、樹脂圧力センサ22で検出さ
れた値が警報樹脂圧力設定器24の設定値よりも小さい
間は信号を出力しないが、検出値が設定値よりも大きく
なった場合には、ベントアップアラーム28へこれを点
灯させる信号を出力する。ベントアップアラーム28は
点灯して、ベントアップが発生する可能性が生じたこと
を示す。従って、このアラームを確認した作業者が、図
示されていない原料供給装置の供給量を変更したり、ス
クリュ14の回転数を変更するなどのベントアップを解
消する対策をとることにより、脱気押出機10を停止さ
せることなくベントアップを解消することができる。
ついて説明する。あらかじめ警報樹脂圧力設定器24に
は、ベントアップが発生する可能性がある脱気部16直
後のシリンダ12内の溶融樹脂圧力を設定しておく。シ
リンダ12の図1中左方の図示していない材料供給口か
ら樹脂材料がシリンダ12内に供給される。スクリュ1
4は、図示していない駆動装置によって回転駆動される
ことにより、樹脂材料を混練、溶融して、これを図中右
方向に送り出す。すなわち、溶融樹脂は、シリンダ12
内をダイス18方向へ向かって移動する。通常の運転時
には、脱気部16直後のシリンダ12内部とダイス18
直前のシリンダ12内部との間の溶融樹脂の圧力は、脱
気部16直後のシリンダ12内部圧力をゼロ、ダイス1
8の直前のシリンダ12内部圧力を最大として、ほぼ直
線的に上昇している。従って、通常の運転時には、樹脂
圧力センサ22で検出される溶融樹脂圧力は、ゼロとな
っている。ここで、ベントアップが発生する直前になる
と、脱気部16直後のシリンダ12内の溶融樹脂圧力が
上昇するため、樹脂圧力センサ22で検出される値も上
昇する。樹脂圧力センサ22で検出された値は、比較器
26へ入力される。比較器26には、警報樹脂圧力設定
器24の設定値も入力されている。比較器26は、樹脂
圧力センサ22で検出された値と、警報樹脂圧力設定器
24の設定値とを比較し、樹脂圧力センサ22で検出さ
れた値が警報樹脂圧力設定器24の設定値よりも小さい
間は信号を出力しないが、検出値が設定値よりも大きく
なった場合には、ベントアップアラーム28へこれを点
灯させる信号を出力する。ベントアップアラーム28は
点灯して、ベントアップが発生する可能性が生じたこと
を示す。従って、このアラームを確認した作業者が、図
示されていない原料供給装置の供給量を変更したり、ス
クリュ14の回転数を変更するなどのベントアップを解
消する対策をとることにより、脱気押出機10を停止さ
せることなくベントアップを解消することができる。
【0008】なお、ベントアップアラーム28は上記実
施例のように光でなくてもよく、例えば音が鳴るように
してもよい。また、上記実施例では、ベントアップアラ
ーム28によってベントアップ発生の可能性を作業員に
知らせて、作業員が対処したが、これに限るものではな
く、ベントアップアラーム28を設ける代わりに、例え
ば、比較器26からの信号が入力されることによって、
自動的にスクリュ14の回転数を制御したり、あるい
は、図示されていない原料供給装置の供給量を制御する
こともできる。
施例のように光でなくてもよく、例えば音が鳴るように
してもよい。また、上記実施例では、ベントアップアラ
ーム28によってベントアップ発生の可能性を作業員に
知らせて、作業員が対処したが、これに限るものではな
く、ベントアップアラーム28を設ける代わりに、例え
ば、比較器26からの信号が入力されることによって、
自動的にスクリュ14の回転数を制御したり、あるい
は、図示されていない原料供給装置の供給量を制御する
こともできる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、脱気部直後のシリンダ
内におけるベントアップが発生する直前の溶融樹脂圧力
値をあらかじめ警報樹脂圧力設定器に設定しておき、樹
脂圧力センサによって実際の溶融樹脂圧力値を検出し、
比較器によって設定値と検出値とを比較することによ
り、ベントアップ発生の直前にこれを検出することが可
能になった。これにより、ベントアップ発生前に必要な
処置をすることができるため、脱気押出機の連続運転が
できるようになった。また、脱気部に溶融樹脂が上がっ
てこないため、脱気部に溶融樹脂が付着することはな
い。これにより、脱気部に付着して残っている溶融樹脂
が製品に付着することはないため、製品の品質が向上し
た。
内におけるベントアップが発生する直前の溶融樹脂圧力
値をあらかじめ警報樹脂圧力設定器に設定しておき、樹
脂圧力センサによって実際の溶融樹脂圧力値を検出し、
比較器によって設定値と検出値とを比較することによ
り、ベントアップ発生の直前にこれを検出することが可
能になった。これにより、ベントアップ発生前に必要な
処置をすることができるため、脱気押出機の連続運転が
できるようになった。また、脱気部に溶融樹脂が上がっ
てこないため、脱気部に溶融樹脂が付着することはな
い。これにより、脱気部に付着して残っている溶融樹脂
が製品に付着することはないため、製品の品質が向上し
た。
【図1】本発明の脱気押出機の実施例を示す図である。
10 脱気押出機 12 シリンダ 14 スクリュ 16 脱気部 18 ダイス 22 樹脂圧力センサ 24 警報樹脂圧力設定器 26 比較器 28 ベントアップアラーム
Claims (2)
- 【請求項1】 脱気部を有するシリンダと、シリンダに
回転可能にはめ合わされたスクリュと、シリンダの先端
部に取り付けられたダイスと、脱気部を通過した直後の
シリンダ内の溶融樹脂圧力を検出可能な樹脂圧力センサ
と、脱気部を通過した直後のシリンダ内におけるベント
アップが発生する直前の溶融樹脂圧力値があらかじめ設
定されている警報樹脂圧力設定器と、樹脂圧力センサの
検出値及び警報樹脂圧力設定器の設定値がそれぞれ入力
される比較器と、を有し、比較器は、樹脂圧力センサに
よって検出された検出値と警報樹脂圧力設定器の設定値
とを比較して検出値が設定値よりも大きくなったときに
信号を出力することを特徴とする脱気押出機。 - 【請求項2】 比較器からの信号に基づいて、光又は音
を発生可能なベントアップアラームが設けられている請
求項1記載の脱気押出機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343943A JPH05147094A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 脱気押出機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343943A JPH05147094A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 脱気押出機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05147094A true JPH05147094A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18365443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3343943A Pending JPH05147094A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 脱気押出機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05147094A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001200048A (ja) * | 2000-01-20 | 2001-07-24 | Mitsubishi Chemicals Corp | 芳香族ポリカーボネートの製造方法 |
JP2007297506A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Japan Steel Works Ltd:The | ベントアップ検出機構および廃プラスチック処理方法 |
CN100383829C (zh) * | 2006-05-10 | 2008-04-23 | 北京航空航天大学 | 一种适用于复合材料的热压成形过程的树脂压力采集系统 |
JP2011000854A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Japan Steel Works Ltd:The | ベントを備えた押出機のベントアップ検知方法および押出機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58175641A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ベント成形方法 |
JPH01314134A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-19 | Japan Steel Works Ltd:The | ベント押出機における原料供給制御方法 |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP3343943A patent/JPH05147094A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH01314134A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-19 | Japan Steel Works Ltd:The | ベント押出機における原料供給制御方法 |
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