JPH11199837A - 粘着テープおよびそれを用いた壁施工方法 - Google Patents
粘着テープおよびそれを用いた壁施工方法Info
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- JPH11199837A JPH11199837A JP10000985A JP98598A JPH11199837A JP H11199837 A JPH11199837 A JP H11199837A JP 10000985 A JP10000985 A JP 10000985A JP 98598 A JP98598 A JP 98598A JP H11199837 A JPH11199837 A JP H11199837A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 壁パネル間の隙間内への水滴や粉雪の浸入を
防ぎ、かつ内部の湿気を外部に放出することにより冬期
の結露を抑制し、また隙間内と外部との空気の流通を円
滑に行い、夏期の日射により室内が高温になるといった
問題を防ぐことができ、更に冬期の施工においても十分
な接着強度が得られる粘着テープを提供する。 【解決手段】 JIS Z 0208に規定されている
40℃、90%RHにおける透湿度が500g/m2 /
24h以上で、かつJIS L 1092のA法(静水
圧法)に規定されている耐水度が100mm以上である
通気性基材の一面に、ブチルゴム系粘着剤が部分的に積
層されていることを特徴とする粘着テープ。
防ぎ、かつ内部の湿気を外部に放出することにより冬期
の結露を抑制し、また隙間内と外部との空気の流通を円
滑に行い、夏期の日射により室内が高温になるといった
問題を防ぐことができ、更に冬期の施工においても十分
な接着強度が得られる粘着テープを提供する。 【解決手段】 JIS Z 0208に規定されている
40℃、90%RHにおける透湿度が500g/m2 /
24h以上で、かつJIS L 1092のA法(静水
圧法)に規定されている耐水度が100mm以上である
通気性基材の一面に、ブチルゴム系粘着剤が部分的に積
層されていることを特徴とする粘着テープ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建築物に
おいて、外壁材や壁下地材といった壁材の接合部のシー
ルに好適な粘着テープおよびそれを用いた壁施工方法に
関する。
おいて、外壁材や壁下地材といった壁材の接合部のシー
ルに好適な粘着テープおよびそれを用いた壁施工方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅等の建築物の壁構造は、外
壁材/少なくとも2枚の壁下地材/内壁材などの複数の
壁材の積層構造からなり、かつ2枚の壁下地材の間に電
気配線や断熱材を配置する隙間を設けた構造となってい
る。しかしながら、冬期には雨や雪がこの隙間内に浸入
し、この湿気が結露し木製の壁材や壁下地材を腐食した
り、反らせたりすることがあり、また夏期には日射によ
り加熱された空気により室内が高温になるといった問題
があった。
壁材/少なくとも2枚の壁下地材/内壁材などの複数の
壁材の積層構造からなり、かつ2枚の壁下地材の間に電
気配線や断熱材を配置する隙間を設けた構造となってい
る。しかしながら、冬期には雨や雪がこの隙間内に浸入
し、この湿気が結露し木製の壁材や壁下地材を腐食した
り、反らせたりすることがあり、また夏期には日射によ
り加熱された空気により室内が高温になるといった問題
があった。
【0003】上記雨や雪の浸入という問題に対し、従来
は、例えば、EPDMゴムシートの片面全面に粘着剤層
が積層されている粘着テープを外壁材の接合部(継ぎ目
部)、もしくは外壁材が接着固定される壁下地材の接合
部に跨るように貼付するという方法が採られていた。
は、例えば、EPDMゴムシートの片面全面に粘着剤層
が積層されている粘着テープを外壁材の接合部(継ぎ目
部)、もしくは外壁材が接着固定される壁下地材の接合
部に跨るように貼付するという方法が採られていた。
【0004】しかしながら、上記粘着テープを壁材の接
合部に跨るように貼付する方法は、外部からの雨や雪の
浸入は防げるが、外部との通気を遮断し、室内からの湿
気や日射による熱気の外部への放出まで妨げてしまい、
冬期の結露や、夏期の日射により加熱された空気により
室内が高温になるといった問題を更に助長するものであ
った。
合部に跨るように貼付する方法は、外部からの雨や雪の
浸入は防げるが、外部との通気を遮断し、室内からの湿
気や日射による熱気の外部への放出まで妨げてしまい、
冬期の結露や、夏期の日射により加熱された空気により
室内が高温になるといった問題を更に助長するものであ
った。
【0005】これに対して、実開平5−70308号公
報には、透湿性基材の片面に長手方向に伸びる両側縁に
沿って粘着剤層が設けられ、その間には透湿性基材が露
出されてなる粘着テープを使用した建築下地板の接合構
造が開示されている。
報には、透湿性基材の片面に長手方向に伸びる両側縁に
沿って粘着剤層が設けられ、その間には透湿性基材が露
出されてなる粘着テープを使用した建築下地板の接合構
造が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の粘着テープを壁材の接合部に跨るように貼付し
た場合、夏期の日射により加熱された空気により室内が
高温になるといった問題はある程度避けられるが、雨や
雪の日に強い風が吹いた場合は透湿性基材を通過して隙
間内に水滴が浸入することがあり、隙間内の結露の問題
を防止するものではなかった。
報記載の粘着テープを壁材の接合部に跨るように貼付し
た場合、夏期の日射により加熱された空気により室内が
高温になるといった問題はある程度避けられるが、雨や
雪の日に強い風が吹いた場合は透湿性基材を通過して隙
間内に水滴が浸入することがあり、隙間内の結露の問題
を防止するものではなかった。
【0007】更に、通常のアクリル系粘着剤を使用した
場合は、寒冷地や冬期の屋外での施工において十分な接
着強度が得られず、接着したとしても被着体の伸縮に伴
い、経時で徐々に剥離し、雨や雪が隙間内に浸入すると
いう問題があった。
場合は、寒冷地や冬期の屋外での施工において十分な接
着強度が得られず、接着したとしても被着体の伸縮に伴
い、経時で徐々に剥離し、雨や雪が隙間内に浸入すると
いう問題があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、壁材間の隙間内へ
の水滴や粉雪の浸入を防ぎ、かつ内部の湿気を外部に放
出することにより冬期の結露を抑制し、また隙間内と外
部との空気の流通を円滑に行い、夏期の日射により室内
が高温になるといった問題を防ぐことができ、更に冬期
の施工においても十分な接着強度が得られる粘着テープ
の提供、およびその粘着テープを用いた壁施工方法を提
供することにある。
のであり、その目的とするところは、壁材間の隙間内へ
の水滴や粉雪の浸入を防ぎ、かつ内部の湿気を外部に放
出することにより冬期の結露を抑制し、また隙間内と外
部との空気の流通を円滑に行い、夏期の日射により室内
が高温になるといった問題を防ぐことができ、更に冬期
の施工においても十分な接着強度が得られる粘着テープ
の提供、およびその粘着テープを用いた壁施工方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の粘着テープは、
特定の透湿度と特定の耐水性を有する通気性基材の一面
に、ブチルゴム系粘着剤が部分的に積層されていること
を特徴とするものである。
特定の透湿度と特定の耐水性を有する通気性基材の一面
に、ブチルゴム系粘着剤が部分的に積層されていること
を特徴とするものである。
【0010】通気性基材 本発明で使用される通気性基材は、JIS Z 020
8に規定されている40℃、90%RHにおける透湿度
が500g/m2 /24h以上で、かつJISL 10
92のA法(静水圧法)に規定されている耐水度が10
0mm以上のものである。
8に規定されている40℃、90%RHにおける透湿度
が500g/m2 /24h以上で、かつJISL 10
92のA法(静水圧法)に規定されている耐水度が10
0mm以上のものである。
【0011】上記の透湿度と耐水度を満たす使用可能な
通気性基材として、例えば、ポリエチレン製繊維からな
る不織布基材、ポリプロピレン製繊維からなる不織布基
材、ポリオレフィン製多孔質フィルム基材などが挙げら
れる。
通気性基材として、例えば、ポリエチレン製繊維からな
る不織布基材、ポリプロピレン製繊維からなる不織布基
材、ポリオレフィン製多孔質フィルム基材などが挙げら
れる。
【0012】上記ポリエチレン製繊維からなる不織布基
材としては、例えば、「タイベック1056D」(透湿
度:5394g/m2 /24h、耐水度:770m
m)、「タイベック1073D」(透湿度:4790g
/m2 /24h、耐水度:960mm)、「タイベック
1082D」(透湿度:1340g/m2 /24h、耐
水度:1480mm)、「タイベック1059B」(透
湿度:5320g/m2 /24h、耐水度:1450m
m)、「タイベック1073B」(透湿度:6430g
/m2 /24h、耐水度:1580mm)(以上、全て
旭・デュポンフラッシュスパンプロダクツ社製)などが
市販されている。
材としては、例えば、「タイベック1056D」(透湿
度:5394g/m2 /24h、耐水度:770m
m)、「タイベック1073D」(透湿度:4790g
/m2 /24h、耐水度:960mm)、「タイベック
1082D」(透湿度:1340g/m2 /24h、耐
水度:1480mm)、「タイベック1059B」(透
湿度:5320g/m2 /24h、耐水度:1450m
m)、「タイベック1073B」(透湿度:6430g
/m2 /24h、耐水度:1580mm)(以上、全て
旭・デュポンフラッシュスパンプロダクツ社製)などが
市販されている。
【0013】上記通気性基材のJIS Z 0208に
規定されている40℃、90%RHにおける透湿度は、
低くなると所望の通気性が得られず、十分に結露防止が
できなかったり、室内の高温化を抑制する効果が得られ
にくくなるため、500g/m2 /24h以上に限定さ
れ、好ましくは1000g/m2 /24h以上、より好
ましくは3000g/m2 /24h以上である。
規定されている40℃、90%RHにおける透湿度は、
低くなると所望の通気性が得られず、十分に結露防止が
できなかったり、室内の高温化を抑制する効果が得られ
にくくなるため、500g/m2 /24h以上に限定さ
れ、好ましくは1000g/m2 /24h以上、より好
ましくは3000g/m2 /24h以上である。
【0014】また、通気性基材のJIS L 1092
のA法(静水圧法)に規定されている耐水度は、低くな
ると雨や雪の日に強い風が吹いた場合は隙間内に水滴や
粉雪が浸入することがあるため、100mm以上に限定
され、好ましくは500mm以上である。
のA法(静水圧法)に規定されている耐水度は、低くな
ると雨や雪の日に強い風が吹いた場合は隙間内に水滴や
粉雪が浸入することがあるため、100mm以上に限定
され、好ましくは500mm以上である。
【0015】更に、上記透湿度と耐水度との組み合せと
して、透湿度3000g/m2 /24h以上で、かつ耐
水度500mm以上の組み合せが特に好ましい。
して、透湿度3000g/m2 /24h以上で、かつ耐
水度500mm以上の組み合せが特に好ましい。
【0016】通気性基材に耐水性を付与する方法として
は、例えば、溌水性のある基材を使用する、基材の
坪量を高くする等の方法が挙げられる。
は、例えば、溌水性のある基材を使用する、基材の
坪量を高くする等の方法が挙げられる。
【0017】通気性基材の坪量は、小さいと強度が弱く
なり粘着テープ加工が難しくなり、大きいとコシが強す
ぎて粘着テープとした場合の曲面への貼付が困難となる
といった取り扱い上の問題があるため、20〜100g
/m2 が好ましい。
なり粘着テープ加工が難しくなり、大きいとコシが強す
ぎて粘着テープとした場合の曲面への貼付が困難となる
といった取り扱い上の問題があるため、20〜100g
/m2 が好ましい。
【0018】ブチルゴム系粘着剤 本発明で使用される粘着剤はブチルゴム系粘着剤であ
り、その理由は耐候性、耐寒性および凹凸に対する追従
性が良好であるからである。上記ブチルゴム系粘着剤
は、通常、ブチルゴム、軟化剤および粘着付与樹脂から
なる。
り、その理由は耐候性、耐寒性および凹凸に対する追従
性が良好であるからである。上記ブチルゴム系粘着剤
は、通常、ブチルゴム、軟化剤および粘着付与樹脂から
なる。
【0019】上記ブチルゴムは、イソブチレンを主成分
とし、架橋のためにイソプレンを1〜2重量%を共重合
して得られ、気体の透過性が極めて低いという特徴を有
している。
とし、架橋のためにイソプレンを1〜2重量%を共重合
して得られ、気体の透過性が極めて低いという特徴を有
している。
【0020】上記ブチルゴムは、粘着力と凝集力のバラ
ンスを向上させるために架橋されることが好ましく、ポ
リアルキルフェノール樹脂類による加硫、電子線架橋、
光開始剤と光重合性多官能性モノマー(例えばトリメチ
ロールプロパントリアクリレートなど)の添加による紫
外線架橋などが挙げられるが、他のゴム系粘着剤に必要
な加硫触媒が不要であり、かつ耐熱性、非汚染性が良好
であるという理由からポリアルキルフェノール樹脂類に
よる加硫が好ましい。
ンスを向上させるために架橋されることが好ましく、ポ
リアルキルフェノール樹脂類による加硫、電子線架橋、
光開始剤と光重合性多官能性モノマー(例えばトリメチ
ロールプロパントリアクリレートなど)の添加による紫
外線架橋などが挙げられるが、他のゴム系粘着剤に必要
な加硫触媒が不要であり、かつ耐熱性、非汚染性が良好
であるという理由からポリアルキルフェノール樹脂類に
よる加硫が好ましい。
【0021】上記軟化剤は、ブチルゴムのガラス転移温
度を下げて低温時における初期接着性を向上させ、凝集
力と粘着力のバランスを高く保持する目的で添加される
ものであり、例えば、プロセスオイル、エキステンダオ
イルなどの石油系;液状ポリイソブチレン、液状ポリブ
テン、液状ポリイソプレンなどの液状ゴム;ジブチルフ
タレート、ジオクチルフタレートなどの二塩基酸エステ
ル系可塑剤などが挙げられる。
度を下げて低温時における初期接着性を向上させ、凝集
力と粘着力のバランスを高く保持する目的で添加される
ものであり、例えば、プロセスオイル、エキステンダオ
イルなどの石油系;液状ポリイソブチレン、液状ポリブ
テン、液状ポリイソプレンなどの液状ゴム;ジブチルフ
タレート、ジオクチルフタレートなどの二塩基酸エステ
ル系可塑剤などが挙げられる。
【0022】上記粘着付与樹脂は、初期接着性を向上さ
せる目的で添加されるものであり、例えば、ロジン、変
性ロジン、ロジンエステルなどのロジン系樹脂;テルペ
ン樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、水添テルペン樹脂、
テルペンフェノールなどのテルペン系樹脂;脂肪族系
(C5系)石油樹脂、芳香族系(C9系)石油樹脂、C
5/C9系共重合石油樹脂、脂環族系石油樹脂、クマロ
ン・インデン樹脂、スチレン系石油樹脂などの石油樹
脂;アルキルフェノール樹脂、ロジン変性フェノール樹
脂などのフェノール系樹脂;キシレン樹脂などの通常の
粘着付与樹脂が全て挙げられるが、耐候性が良好である
という点で石油樹脂が好ましい。
せる目的で添加されるものであり、例えば、ロジン、変
性ロジン、ロジンエステルなどのロジン系樹脂;テルペ
ン樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、水添テルペン樹脂、
テルペンフェノールなどのテルペン系樹脂;脂肪族系
(C5系)石油樹脂、芳香族系(C9系)石油樹脂、C
5/C9系共重合石油樹脂、脂環族系石油樹脂、クマロ
ン・インデン樹脂、スチレン系石油樹脂などの石油樹
脂;アルキルフェノール樹脂、ロジン変性フェノール樹
脂などのフェノール系樹脂;キシレン樹脂などの通常の
粘着付与樹脂が全て挙げられるが、耐候性が良好である
という点で石油樹脂が好ましい。
【0023】上記ブチルゴム系粘着剤にはその粘着物性
等を阻害しない範囲において、例えば、充填剤、老化防
止剤などが適宜添加されてもよい。
等を阻害しない範囲において、例えば、充填剤、老化防
止剤などが適宜添加されてもよい。
【0024】上記充填剤としては、例えば、炭酸カルシ
ウム;炭酸マグネシウム;ドロマイトなどのカルシウ
ム;マグネシウム炭酸塩;カオリン、焼成クレー、パイ
ロフィライト、ペントナイト、セリサイト、ゼオライ
ト、ネフェリン・シナイト、タルク、アタパルジャイ
ト、ワラストナイトなどの珪酸塩;珪藻土、珪石粉など
の珪酸;水酸化アルミニウム;パライト、沈降硫酸バリ
ウムなどの硫酸バリウム;石膏などの硫酸カルシウム;
亜硫酸カルシウム;カーボンブラック;酸化亜鉛;二酸
化チタンなどが挙げられる。
ウム;炭酸マグネシウム;ドロマイトなどのカルシウ
ム;マグネシウム炭酸塩;カオリン、焼成クレー、パイ
ロフィライト、ペントナイト、セリサイト、ゼオライ
ト、ネフェリン・シナイト、タルク、アタパルジャイ
ト、ワラストナイトなどの珪酸塩;珪藻土、珪石粉など
の珪酸;水酸化アルミニウム;パライト、沈降硫酸バリ
ウムなどの硫酸バリウム;石膏などの硫酸カルシウム;
亜硫酸カルシウム;カーボンブラック;酸化亜鉛;二酸
化チタンなどが挙げられる。
【0025】上記老化防止剤としては、例えば、フェノ
ール系老化防止剤、アミン系老化防止剤、イミダゾール
系老化防止剤、ジチオカルバミン酸塩系老化防止剤、リ
ン系老化防止剤、イオウエステル系老化防止剤などが挙
げられる。
ール系老化防止剤、アミン系老化防止剤、イミダゾール
系老化防止剤、ジチオカルバミン酸塩系老化防止剤、リ
ン系老化防止剤、イオウエステル系老化防止剤などが挙
げられる。
【0026】上記ブチルゴム系粘着剤は、隙間内と外部
との通気性を保持するために前述の通気性基材に部分的
に積層される。この積層の形状は、通気性を得るために
ブチルゴム系粘着剤層が部分的に欠落していればよく、
例えば、ストライプ状、ドット状などの部分塗布形状が
挙げられる。
との通気性を保持するために前述の通気性基材に部分的
に積層される。この積層の形状は、通気性を得るために
ブチルゴム系粘着剤層が部分的に欠落していればよく、
例えば、ストライプ状、ドット状などの部分塗布形状が
挙げられる。
【0027】但し、具体的な部分塗布形状としては、粘
着テープのサイドからの水滴、水蒸気、湿気などの浸入
を防止するために、流れ方向の両サイドに粘着剤層を連
続的に設け、その間をストライプ塗工や、ドット状塗工
とすることが好ましい。また、壁材の接合部に貼付した
際に、接合部全面を粘着剤層が覆うことがないように、
粘着テープの流れ方向の中心部付近に連続的に粘着剤層
を設けないようにすべきである。
着テープのサイドからの水滴、水蒸気、湿気などの浸入
を防止するために、流れ方向の両サイドに粘着剤層を連
続的に設け、その間をストライプ塗工や、ドット状塗工
とすることが好ましい。また、壁材の接合部に貼付した
際に、接合部全面を粘着剤層が覆うことがないように、
粘着テープの流れ方向の中心部付近に連続的に粘着剤層
を設けないようにすべきである。
【0028】ブチルゴム系粘着剤の積層方法としては、
離型紙上にストライプ状塗工やドット状塗工などを行う
ことにより粘着剤層を形成した後転写する方法の他、上
記通気性基材上に直接粘着剤溶液を塗布し乾燥する方法
や、押出機などにより間欠的に通気性基材上に積層する
方法も挙げられる。但し、直接塗工の場合は、通気性基
材への含浸により通気性が低下するといった問題がある
ため、高粘度の粘着剤溶液を塗布すべきである。
離型紙上にストライプ状塗工やドット状塗工などを行う
ことにより粘着剤層を形成した後転写する方法の他、上
記通気性基材上に直接粘着剤溶液を塗布し乾燥する方法
や、押出機などにより間欠的に通気性基材上に積層する
方法も挙げられる。但し、直接塗工の場合は、通気性基
材への含浸により通気性が低下するといった問題がある
ため、高粘度の粘着剤溶液を塗布すべきである。
【0029】ブチルゴム系粘着剤層の形成方法は、例え
ば、キャスティング法、カレンダー法、Tダイなどを用
いた押出成形法などが挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
ば、キャスティング法、カレンダー法、Tダイなどを用
いた押出成形法などが挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
【0030】ブチルゴム系粘着剤の通気性基材に対する
塗布面積率は、小さいと十分な接着強度が得られにく
く、大きいと十分な通気性が得られにくくなるため、2
0〜90%が好ましい。
塗布面積率は、小さいと十分な接着強度が得られにく
く、大きいと十分な通気性が得られにくくなるため、2
0〜90%が好ましい。
【0031】ブチルゴム系粘着剤層の厚みは特に限定さ
れるものではないが、初期接着力、凹凸面への追従性が
共に良好であるという理由から0.05〜3mmが好ま
しい。
れるものではないが、初期接着力、凹凸面への追従性が
共に良好であるという理由から0.05〜3mmが好ま
しい。
【0032】上記で得られた粘着テープのJIS Z
0237に準拠した壁材に対する180°引き剥がし粘
着力は、800g/25mm以上が好ましい。
0237に準拠した壁材に対する180°引き剥がし粘
着力は、800g/25mm以上が好ましい。
【0033】粘着テープによる壁施工方法 本発明の粘着テープは、外壁材、壁下地材、内壁材など
の壁材の接合部を跨ぎ、かつ接合部を粘着剤が完全に覆
うことがないように貼付される。これにより、接合部を
本発明で使用される通気性基材が覆うこととなり、外部
からの水滴の浸入を略完全に防ぎ、かつ外部との通気性
を十分に保持することができる。
の壁材の接合部を跨ぎ、かつ接合部を粘着剤が完全に覆
うことがないように貼付される。これにより、接合部を
本発明で使用される通気性基材が覆うこととなり、外部
からの水滴の浸入を略完全に防ぎ、かつ外部との通気性
を十分に保持することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。 (実施例1)離型紙(カイト化学社製、商品名「スミリ
ーズSL−70SN」)の一面に、ブチルゴム100重
量部、液状ポリブテン50重量部、脂環族系石油樹脂
(荒川化学社製、商品名「アルコンP−125」)15
0重量部、およびカーボンブラック10重量部からなる
ブチルゴム系粘着剤をカレンダー法により厚さが1.0
mmとなるように積層し、更に10mm幅のストライプ
状にカットし、短冊状の粘着剤を得た。次いで、通気性
基材である幅60mmの高密度ポリエチレン製繊維から
なる不織布基材(旭・デュポンフラッシュスパンプロダ
クツ社製、商品名「タイベック1056D」、透湿度:
5394g/m2 /24h、耐水度770mm)の片面
に、長手方向両側縁に沿うようにかつ縁から3mm離し
て上記短冊状の粘着剤を積層することにより、粘着剤の
塗布面積率33%の粘着テープを得た。
いて説明する。 (実施例1)離型紙(カイト化学社製、商品名「スミリ
ーズSL−70SN」)の一面に、ブチルゴム100重
量部、液状ポリブテン50重量部、脂環族系石油樹脂
(荒川化学社製、商品名「アルコンP−125」)15
0重量部、およびカーボンブラック10重量部からなる
ブチルゴム系粘着剤をカレンダー法により厚さが1.0
mmとなるように積層し、更に10mm幅のストライプ
状にカットし、短冊状の粘着剤を得た。次いで、通気性
基材である幅60mmの高密度ポリエチレン製繊維から
なる不織布基材(旭・デュポンフラッシュスパンプロダ
クツ社製、商品名「タイベック1056D」、透湿度:
5394g/m2 /24h、耐水度770mm)の片面
に、長手方向両側縁に沿うようにかつ縁から3mm離し
て上記短冊状の粘着剤を積層することにより、粘着剤の
塗布面積率33%の粘着テープを得た。
【0035】(実施例2)通気性基材として、高密度ポ
リエチレン製繊維からなる不織布基材(旭・デュポンフ
ラッシュスパンプロダクツ社製、商品名「タイベック1
082D」、透湿度:1340g/m2 /24h、耐水
度1480mm)を用いたこと以外は実施例1と同様の
操作により、粘着剤の塗布面積率33%の粘着テープを
得た。
リエチレン製繊維からなる不織布基材(旭・デュポンフ
ラッシュスパンプロダクツ社製、商品名「タイベック1
082D」、透湿度:1340g/m2 /24h、耐水
度1480mm)を用いたこと以外は実施例1と同様の
操作により、粘着剤の塗布面積率33%の粘着テープを
得た。
【0036】(実施例3)通気性基材として、高密度ポ
リエチレン製繊維からなる不織布基材(旭・デュポンフ
ラッシュスパンプロダクツ社製、商品名「タイベック1
073B」、透湿度:6430g/m2 /24h、耐水
度1580mm)を用いたこと以外は実施例1と同様の
操作により、粘着剤の塗布面積率33%の粘着テープを
得た。
リエチレン製繊維からなる不織布基材(旭・デュポンフ
ラッシュスパンプロダクツ社製、商品名「タイベック1
073B」、透湿度:6430g/m2 /24h、耐水
度1580mm)を用いたこと以外は実施例1と同様の
操作により、粘着剤の塗布面積率33%の粘着テープを
得た。
【0037】(実施例4)通気性基材の片面に積層され
る粘着剤の幅をそれぞれ20mmずつにしたこと以外は
実施例1と同様の操作により、粘着剤の塗布面積率67
%の粘着テープを得た。
る粘着剤の幅をそれぞれ20mmずつにしたこと以外は
実施例1と同様の操作により、粘着剤の塗布面積率67
%の粘着テープを得た。
【0038】(比較例1)高密度ポリエチレン製繊維か
らなる不織布基材の代りに基材として、EPDMゴムシ
ート(東洋クオリティワン社製、商品名「ハイシール
P」、透湿度:0g/m2 /24h、耐水度2000m
m以上)を用いたこと以外は実施例1と同様の操作によ
り、粘着剤の塗布面積率33%の粘着テープを得た。
らなる不織布基材の代りに基材として、EPDMゴムシ
ート(東洋クオリティワン社製、商品名「ハイシール
P」、透湿度:0g/m2 /24h、耐水度2000m
m以上)を用いたこと以外は実施例1と同様の操作によ
り、粘着剤の塗布面積率33%の粘着テープを得た。
【0039】(比較例2)通気性基材として、ナイロン
・レーヨン混抄不織布(日本フエルト工業社製、商品名
「ヒメロンHN」、透湿度:8000g/m2 /24h
以上、耐水度100mm未満)を用いたこと以外は実施
例1と同様の操作により、粘着剤の塗布面積率33%の
粘着テープを得た。
・レーヨン混抄不織布(日本フエルト工業社製、商品名
「ヒメロンHN」、透湿度:8000g/m2 /24h
以上、耐水度100mm未満)を用いたこと以外は実施
例1と同様の操作により、粘着剤の塗布面積率33%の
粘着テープを得た。
【0040】(比較例3)通気性基材の片面全面に粘着
剤層を積層したこと以外は実施例1と同様の操作によ
り、粘着剤の塗布面積率100%の粘着テープを得た。
剤層を積層したこと以外は実施例1と同様の操作によ
り、粘着剤の塗布面積率100%の粘着テープを得た。
【0041】(比較例4)粘着剤として、アクリル系粘
着剤(綜研化学社製、商品名「SKダイン1720」)
を用いたこと以外は実施例1と同様の操作により、粘着
剤の塗布面積率33%の粘着テープを得た。
着剤(綜研化学社製、商品名「SKダイン1720」)
を用いたこと以外は実施例1と同様の操作により、粘着
剤の塗布面積率33%の粘着テープを得た。
【0042】(評価内容)壁材に対する180度引きはがし粘着力(0℃/25
℃) 上記実施例および比較例で得た粘着テープと同一の基材
に同一の粘着剤層を全面に積層した測定用粘着テープを
作製し、壁材(興国ハウジング社製、商品名「サーモプ
ライ」)に対する180度引きはがし粘着力をJIS
Z 0237に準拠し、0℃および25℃の条件下で測
定し、その結果を表1に示した。
℃) 上記実施例および比較例で得た粘着テープと同一の基材
に同一の粘着剤層を全面に積層した測定用粘着テープを
作製し、壁材(興国ハウジング社製、商品名「サーモプ
ライ」)に対する180度引きはがし粘着力をJIS
Z 0237に準拠し、0℃および25℃の条件下で測
定し、その結果を表1に示した。
【0043】透湿性 開口部が50mm×50mm、高さ100mmであるガ
ラス製透明箱型容器に2mlの純水を入れ、上記実施例
および比較例で得た粘着テープで開口部を覆い、かつ周
囲の目止めを行い、乾燥したシリカゲルを十分供給した
20℃のデシケーター中に24時間放置し、ガラス製透
明箱型容器内の水滴の有無を目視によって観察し、内部
に水分が確認されない場合を○、水分が確認された場合
を×とし、その結果を表1に示した。
ラス製透明箱型容器に2mlの純水を入れ、上記実施例
および比較例で得た粘着テープで開口部を覆い、かつ周
囲の目止めを行い、乾燥したシリカゲルを十分供給した
20℃のデシケーター中に24時間放置し、ガラス製透
明箱型容器内の水滴の有無を目視によって観察し、内部
に水分が確認されない場合を○、水分が確認された場合
を×とし、その結果を表1に示した。
【0044】耐水性 2枚の壁材(興国ハウジング社製、商品名「サーモプラ
イ」、サイズ:500mm×500mm)を並べ、その
接合部の間隔が10mmとなるように型枠に固定し、そ
の接合部を跨ぐようにして粘着テープを貼付し、24時
間養生した。次いで、その接合部付近に5℃で100m
l/secの強さのシャワー状水流を24時間放水し
た。その後、壁材の裏面に水分が透過しているか否かを
目視によって観察し、水分の浸透が一切ない場合を○、
裏面に水滴が確認された場合を×とし、その結果を表1
に示した。
イ」、サイズ:500mm×500mm)を並べ、その
接合部の間隔が10mmとなるように型枠に固定し、そ
の接合部を跨ぐようにして粘着テープを貼付し、24時
間養生した。次いで、その接合部付近に5℃で100m
l/secの強さのシャワー状水流を24時間放水し
た。その後、壁材の裏面に水分が透過しているか否かを
目視によって観察し、水分の浸透が一切ない場合を○、
裏面に水滴が確認された場合を×とし、その結果を表1
に示した。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】本発明の粘着テープの構成は上述の通り
であり、テープ基材として透湿度と耐水度が特定範囲内
にあることにより良好な湿気透過性と水不透過性を保持
している通気性基材を使用し、更に粘着剤を部分的に積
層しているために、壁材の接合部に貼付した場合、外部
からの雨や雪を内部に浸入させず、かつ内部に溜まった
湿気や熱気を効果的に外部に放出することができるもの
となっている。更に粘着剤として、凹凸追従性が良好で
かつ低温特性も良好なブチルゴム系粘着剤を使用するこ
とにより、凹凸の多い壁下地材や壁材への接着性も良好
であり、寒冷地や冬期の屋外での接着性も良好なものと
なっている。
であり、テープ基材として透湿度と耐水度が特定範囲内
にあることにより良好な湿気透過性と水不透過性を保持
している通気性基材を使用し、更に粘着剤を部分的に積
層しているために、壁材の接合部に貼付した場合、外部
からの雨や雪を内部に浸入させず、かつ内部に溜まった
湿気や熱気を効果的に外部に放出することができるもの
となっている。更に粘着剤として、凹凸追従性が良好で
かつ低温特性も良好なブチルゴム系粘着剤を使用するこ
とにより、凹凸の多い壁下地材や壁材への接着性も良好
であり、寒冷地や冬期の屋外での接着性も良好なものと
なっている。
Claims (2)
- 【請求項1】 JIS Z 0208に規定されている
40℃、90%RHにおける透湿度が500g/m2 /
24h以上で、かつJIS L 1092のA法(静水
圧法)に規定されている耐水度が100mm以上である
通気性基材の一面に、ブチルゴム系粘着剤が部分的に積
層されていることを特徴とする粘着テープ。 - 【請求項2】 壁材を接着固定する壁施工方法におい
て、2枚の壁材の接合部を跨ぎ、かつ接合部を粘着剤が
完全に覆うことがないように請求項1記載の粘着テープ
を貼付することを特徴とする壁施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10000985A JPH11199837A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | 粘着テープおよびそれを用いた壁施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10000985A JPH11199837A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | 粘着テープおよびそれを用いた壁施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11199837A true JPH11199837A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11488904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10000985A Pending JPH11199837A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | 粘着テープおよびそれを用いた壁施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11199837A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012140844A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-26 | Nitto Denko Corp | 防水ねじ、シール材、構造体設置方法および構造体設置構造 |
JP2016527377A (ja) * | 2013-08-05 | 2016-09-08 | エルジー・ケム・リミテッド | 粘着剤組成物、粘着フィルム及びこれを利用した有機電子装置の製造方法 |
JP2022526877A (ja) * | 2019-02-19 | 2022-05-27 | クナウフ ギプス コマンディトゲゼルシャフト | 接合テープ |
-
1998
- 1998-01-06 JP JP10000985A patent/JPH11199837A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012140844A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-26 | Nitto Denko Corp | 防水ねじ、シール材、構造体設置方法および構造体設置構造 |
JP2016527377A (ja) * | 2013-08-05 | 2016-09-08 | エルジー・ケム・リミテッド | 粘着剤組成物、粘着フィルム及びこれを利用した有機電子装置の製造方法 |
JP2016527362A (ja) * | 2013-08-05 | 2016-09-08 | エルジー・ケム・リミテッド | 粘着フィルムおよびこれを利用した有機電子装置の製造方法 |
US10336917B2 (en) | 2013-08-05 | 2019-07-02 | Lg Chem, Ltd. | Pressure-sensitive adhesive film and method of manufacturing organic electronic device using the same |
US10392536B2 (en) | 2013-08-05 | 2019-08-27 | Lg Chem, Ltd. | Pressure-sensitive adhesive composition, pressure-sensitive adhesive film, and method of manufacturing organic electronic device using the same |
US10570321B2 (en) | 2013-08-05 | 2020-02-25 | Lg Chem, Ltd. | Pressure-sensitive adhesive film and method of manufacturing organic electronic device using the same |
JP2022526877A (ja) * | 2019-02-19 | 2022-05-27 | クナウフ ギプス コマンディトゲゼルシャフト | 接合テープ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040303 |