JPH11199314A - 素焼のトルマリン組成物及びその使用方法 - Google Patents

素焼のトルマリン組成物及びその使用方法

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JPH11199314A
JPH11199314A JP17961198A JP17961198A JPH11199314A JP H11199314 A JPH11199314 A JP H11199314A JP 17961198 A JP17961198 A JP 17961198A JP 17961198 A JP17961198 A JP 17961198A JP H11199314 A JPH11199314 A JP H11199314A
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pottery
tourmaline composition
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Sousuke Kimura
村 荘 助 木
Koji Kawahara
原 浩 二 川
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ECOLOGICA KK
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【構成】トルマリン5〜50%粘土95〜50%の重量
からなる素焼のトルマリン組成物、及び素焼のトルマリ
ン組成物を施釉した陶器のトルマリン組成物である。 【効果】素焼のトルマリン組成物の残留応力を有する夛
孔質構造は、自己再生能を具備した吸着作用を有するも
ので、乾燥剤及び/又は消臭剤としての効を奏した。陶
器のトルマリン組成物は揚げ物調理に使用し、食用油の
酸化抑制の効を奏した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘土及びトルマリ
ンの結晶構造に由来する吸着能、触媒能及び遠赤外線放
射能を備え、且つ耐水性及び耐熱性を有するトルマリン
組成物の応用に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トルマリンに粘土を組み合わせる
ことによって得られる大きい比表面積及び機能面積に由
来する吸着能に基づく消臭機能、乾燥機能及び汚水浄化
機能の実用化の技術はなかったと言える。
【0003】又、従来トルマリンと粘土から成る組成物
のフリーラジカル消去剤[H]の生成機能を実用化する
技術はなかったと言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、トルマリン
の結晶構造に由来する電極活動の効果即ち圧電効果に高
い再現性を与える手段として、トルマリンと粘土の混合
物を焼成した素焼のトルマリン組成物の提供を課題とし
ている。
【0005】素焼のトルマリン組成物において、元来非
常に大きい比較面積を有する粘土を担体とするトルマリ
ンは非常に大きい機能面積を得ることになると言える。
本発明は、自己再生能力を具えた吸着機能を有する素焼
のトルマリン組成物を消臭剤、乾燥剤及び汚水浄化材と
して提供することを課題としている。
【0006】又、本発明は、素焼のトルマリン組成物の
新規の用途に対応する為に素焼のトルマリン組成物が直
接的に液体、液体の溶質、及び懸濁物と接触することを
回避する手段として、素焼のトルマリン組成物を更に施
釉した陶器のトルマリン組成物を揚げ物調理に用いる油
脂抗酸化剤として提供することを課題としている。
【0007】更に、本発明は、該陶器を洗浄助材として
義歯、装身具及び眼鏡等形状が複雑な固体の水活浄に用
い、無洗剤洗浄又は減洗剤洗浄の手段の提供を課題とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、先ず本発明が提供する素焼のトルマリン組成物の製
造方法を説明する。素焼のトルマリン組成物の原料は、
粉体のトルマリンの平均粒径が0.3〜100.0μm
のもの、及び陶磁器素地用の粘土の平均粒径が1〜20
0μmの範囲のものを使用するのがよい。
【0009】トルマリンはショールトルマリン、リチユ
ウムトルマリン及びドラバイトトルマリンの3種類に分
類されているが、本発明は、経済的な価格で入手できる
ショールトルマリン及びリチユウムトルマリンの使用を
推奨している。トルマリンは双極結晶体とされ、正負の
電極を発生させるとされている。ショールトルマリン及
びリチユウムトルマリンの化学的組成は下記の通りであ
る。
【0010】ショールトルマリン (Na,K,Ca)(Fe,Mn)3 Al63 Si6
(O,H)30(OH,F) リチユウムトルマリン (Na,K,Ca)(Li,Al)3 Al63 Si6
(O,H)30(OH,F)
【0011】本発明は、粘土の成分はその由来による差
は存在するが、素焼のトルマリン組成物の原料とする範
囲においては、粘土の組成の差に有意な問題はないと言
える。本発明が推奨する粘土は木節粘土、蛙目粘土、及
びカオリンである。粘土の組成は下記の通りである。但
し、数字は%である。
【0012】 木節粘土 蛙目粘土 カオリン Si02 47〜53 47〜51 43〜49 TiO2 0.79〜0.97 0.43〜0.56 0.11〜1.2 Al23 27〜35 33〜34 29〜37 Fe23 1.4〜1.9 1.1〜1.4 0.12〜2.22 CaO 0.11〜0.80 0.21〜0.32 0.18〜0.38 MgO 0.14〜0.49 0.17〜0.30 0.09〜0.26 Na2 0 0.1〜0.32 0.14〜0.51 0.22〜0.67 K2 O 0.3〜1.4 0.18〜1.61 0.27〜2.11
【0013】素焼のトルマリン組成物の原料のトルマリ
ンと粘土の配合割合は、仕上がり重量に置いて、トルマ
リン含有量が5〜50%の範囲とするのがよい。湿式の
混錬工程を経たトルマリンと粘土の混合物は粘土の可塑
性を利用することによって、目的とする形状に成形する
ことができる。このトルマリンと粘土の混合物は成形工
程後、乾燥工程を経過して、素焼に焼成する。焼成の温
度は摂氏700〜1,300度の範囲とする。このよう
にトルマリンと粘土の混合物は、本発明が提供する素焼
のトルマリン組成物に作られる。素焼のトルマリン組成
物のみかけの密度は1.7〜1.9g/立方cmの範囲が
よい。
【0014】上記の説明にも拘わらず、トルマリンと粘
土の混練を乾式で行い目的とする形状の金型を用いた加
圧成形を行い、該成形物を焼成することによって素焼の
トルマリン組成物を作る乾式の製造方法を使用してもよ
い。
【0015】上記説明の通り製造された素焼のトルマリ
ン組成物の原料に用いた粘土及びトルマリンの結晶は微
細な空孔又は空隙に由来する優れた吸着剤であり、本発
明は素焼のトルマリン組成物の吸着能を消臭に用いるこ
とを提案している。
【0016】又、素焼のトルマリン組成物を構成する粘
土及びトルマリンの結晶の電極活動による触媒能、電
場、磁場及び遠赤外線放射能は、臭いの成分を分解及び
/又は物理化学的に変化させる消臭作用を示すことか
ら、前記の吸着能とあわせて、本発明は素焼のトルマリ
ン組成物を消臭剤として用いることを提案している。
【0017】素焼のトルマリン組成物の消臭剤としての
機能を顕著に発現せしめる目的で、本発明は、図1及び
図2に示す如く素焼のトルマリン組成物3を送風装置又
は空気調節装置の強制通気の流路に装着することを提案
している。
【0018】次に本発明は、素焼のトルマリン組成物を
乾燥剤として用いることを提案している。前述の通り、
素焼のトルマリン組成物は優れた吸着剤であり、水を被
吸着物とするときは、素焼のトルマリン組成物は気体又
は固体の乾燥に用いることが出来る。
【0019】上述の如く、素焼のトルマリン組成物の触
媒能、電場、磁場、及び遠赤外線放射能は水をH+ 及び
OH- に分解しH+ は更に電子を得て[H]に変える作
用、即ち素焼のトルマリン組成物は吸着した水を分解す
る自己再生能力を有する乾燥剤と言える。
【0020】該乾燥剤は上記説明した通り、水から
[H]を生成する故に、雰囲気に還元能を与える作用を
有するもので、該乾燥剤を乾燥食品の保存に用いるとき
は、乾燥食品の成分の酸化を抑制する効果、更には、保
存による味の劣化を抑制する効果が期待いされる。本発
明は、該乾燥剤を乾燥食品の除湿及び乾燥食品成分の酸
化を抑制する目的で乾燥食品の保存に用いることを提案
している。
【0021】本発明は、乾燥食品の保存に際して、水及
び酸素が透過しない又は透過を抑制する材料及び構造を
有する容器の中に乾燥食品と共に該乾燥剤を入れること
により、乾燥食品の吸湿抑制及び酸化による味落ちを抑
制する乾燥食品の保存方法を提案している。
【0022】次に本発明は、素焼のトルマリン組成物を
汚水浄化材として用いることを提案している。素焼のト
ルマリン組成物の多孔質構造は水中において好気性微生
物集団に対して、大きい個体数を収容することができる
菌床を提供し、水の有機性汚染物質を好気的発酵分解に
より効率よく処理することを可能にしている。又、素焼
のトルマリン組成物が放射する遠赤外線は分子運動、も
しくはブラウン運動を盛んにし、汚染物質の分散を促
し、好気性微生物が有機性汚染物質と接触する広い面積
を提供する作用は有機性汚染物質の好気性発酵分解を高
効率に促進する。
【0023】素焼のトルマリン組成物は、好気性微生物
を介して汚水に含まれる有機性汚染物質を分解処理する
汚水浄化材であり、滞留水例えば、鑑賞魚飼育槽、貯水
槽に使用するときは、有機性汚染物質は高効率に好気性
発酵分解され、腐敗性微生物及び緑藻類の栄養は著しく
制限されるゆえに、現象として水の透明度は改善され、
腐敗臭の発生を抑制及び緑藻の繁殖の抑制の効果が期待
される。
【0024】次に前期詳細に説明した素焼のトルマリン
組成物を施釉した陶器のトルマリン組成物の製造方法に
ついて説明する。素焼のトルマリン組成物の施釉に用い
る釉薬は、酸化を受けやすい有機物質及び生体成分に対
して酸化作用を示すとされるFe、Cu、Zn等金属及
び金属酸化物を含まない、且つ低温焼成に適したアルカ
リ釉及び/又は硼ケイ酸塩釉がよい、素焼のトルマリン
組成物に釉薬を塗布した後に、800〜1200℃の範
囲で焼成することによって、素焼のトルマリン組成物か
ら陶器のトルマリン組成物を得る。
【0025】上記の陶器のトルマリン組成物は調理に際
して用いる熱エネルギーを受けて焦電位及び圧電位を生
じる故に電場及び磁場の形成、遠赤外線の放射の作用を
周辺に及ぼし、水を分解し、[H]を生成するとされて
おり、[H]は食品成分の加熱時の酸化を抑制するもの
と言える。
【0026】本発明は、加熱時における、陶器のトルマ
リン組成物の食品成分の酸化抑制作用に着目し、揚げ物
調理に使用する油脂の酸化抑制手段として陶器のトルマ
リン組成物を用いることを提案している。即ち揚げ物調
理に際して鍋又はフライヤーの中で、油脂の中に陶器の
トルマリン組成物を置いて、油脂抗酸化剤として用いる
ことを提案している。
【0027】次に本発明は、加熱時における陶器のトル
マリン組成物の食品成分の酸化抑制作用に着目し、食品
成分中のビタミン類及び旨味成分とされるアミノ酸並び
にヌクレオチドの加熱調理過程(例えば炊く、茹でる、
または煮る)で起こる酸化による変性を抑制する手段、
即ち、ビタミン類及び旨味成分の酸化抑制材として陶器
のトルマリン組成物を用いることを提案している。
【0028】請求項11に記載のでん粉の結合水改質方
法について説明する。主要成分がでん粉で構成される穀
物及び麺は保存期間を通じてでん粉は結合水を失うとさ
れるが、穀物及び麺の調理又は加工はβ型でん粉のα型
でん粉への変化を促進する行程であり、又、でん粉の−
OHと水分子の水素結合を増加させる行程。本発明は陶
器のトルマリン組成物を鍋又は調理容器の水中に用いる
ことにより、穀物又は麺の調理もしくは加工に際し、β
型でん粉のα型化を高効率に進める手段を提供し、調理
もしくは加工の効果を高めることを期待したでん粉の結
合水改質方法を提案している。
【0029】既述の如く、陶器のトルマリン組成物が放
射する遠赤外線は、水分子を励起させ水分子に電荷を伝
えるものと言える。電荷を得た水分子は、でん粉を構成
するブドー糖の−OHと水素結合を行うに必要な高い活
性を有するものと考えられる。本発明が提供するでん粉
の結合水改質方法は、穀物及び麺の調理行程におけるで
ん粉の水和に働く電荷を得た水分子の高効率の生成を陶
器のトルマリン組成物を用いることにより達成しようと
している。
【0030】俗に言う古米及び古々米は、でん粉の結合
水の多くが失われ、味の劣化につながっていると言え
る。この古米又は古々米のでん粉の結合水の復元は、劣
化した味をいわゆる新米並みに改善する。又、スパゲテ
ィ、うどんの乾物は、調理に際し、茹でる行程は、β型
でん粉のα型でん粉への変化を強制するもので、茹でる
行程に陶器のトルマリン組成物を用いるときは、茹でる
行程時間が多くの場合、約1/2程度短縮され、陶器の
トルマリン組成物による、でん粉の結合水改質のしくみ
を間接的に裏付けていると言える。
【0031】陶器のトルマリン組成物の加熱時における
油脂又は食品成分の酸化抑制作用は記述の通り陶器のト
ルマリン組成物の電場、磁場、及び遠赤外線放射能に基
づくものとして説明されると言える。ている。一方、陶
器のトルマリン組成物はその製造工程を通じて形成され
る内部応力による圧電位の形成は、常温においても成立
するものと考えられるもので、したがって常温において
も遠赤外線を放射するものとされる。
【0032】本発明は、陶器のトルマリン組成物の常温
における遠赤外線放射能に着目し、常温において陶器の
トルマリン組成物を個体の被洗浄物と共に水の沈めるこ
とによって被洗浄物の表面に付着した汚染物質を通常の
上水道を用いた流水洗浄により容易に剥離又脱落せしめ
る作用を有する洗浄助剤もしくは洗浄用容器を提供しよ
うとしている。即ち、陶器のトルマリン組成物が放射す
る遠赤外線は、水分子及び水クラスターに作用して、
励起させ水の界面活性を高めるものと言える。又、洗
剤を使用の場合に洗剤の成分の分子又はクラスターを振
動させ洗剤の洗浄力を高めるものと言える。又、被洗
浄物表面の異物又は汚染物質の分子又は粒子を振動さ
せ、被洗浄物表面から剥離を容易にざせる作用効果が期
待される。
【0033】
【作用】本発明の作用効果について説明する。素焼のト
ルマリン組成物の材料のトルマリンは珪酸4面体の6員
環と硼酸4面体が交互に存在する結晶から構成される。
トルマリンの結晶は自発分極を生じ、その電極活動に基
づく圧電位を生じるが故に、その周辺を電場及び磁場の
影響下に置くことになると言える。又、トルマリンは電
気絶縁体とされ、電位を形成する電気エネルギーは熱エ
ネルギー及び/又は遠赤外線に変換するとされている。
【0034】上記説明の通りトルマリンは正及び負の電
極を有する結晶であり、その電極活動は、触媒として作
用し水をH+ 及びOH- に分解し、更にH+ は電子を得
て[H]に変わる反応は下の反応式及びで示すこと
ができる。 H2 O → H+ +OH-+ +e → [H]
【0035】既述の通りトルマリンがその電極活動の結
果として放射する遠赤外線は、光電効果により水を励起
させるとされる。この励起した水は電場又は磁場の影響
を受けて、上記反応式及びと同様の反応を起こし、
+ 及びOH- に分解し、又[H]を生成すると推定さ
れる。
【0036】素焼のトルマリン組成物の材料の粘土は珪
酸及びアルミナを主な成分とする4面体、又は8面体を
単位とする層状又はリボン状の結晶構造を有する通常3
ミクロン以下の微粒子である。粘土は粒子の表面電荷及
び大きい比表面積に基づくイオン交換及び吸着の機能を
備えている。
【0037】トルマリン及び粘土両者の結晶構造に由来
する既述の機能を実用的に利用する為には、その機能の
発現の再現性が要求されると言える。素焼のトルマリン
組成物においてはその焼成工程及び冷却工程を通じて生
じる内部応力は、トルマリン及び粘土の結晶に圧力とし
て作用する故ににトルマリン及び粘土の結晶は圧電位を
生じ、電極活動を活発にし、触媒能、電場、磁場、及び
遠赤外線放射の発現に再現性を与える根拠になっている
と言える。
【0038】次に本発明による素焼のトルマリン組成物
の乾燥剤としての作用効果について説明する。素焼のト
ルマリン組成物を構成する粘土は、大きい比表面積を有
するもので、本発明は素焼特有の多孔質に成形された素
焼のトルマリン組成物が顕著な吸着能を示す固体として
の性質を、気体及び/又は固体の乾燥剤としての使用を
前述の如く提案している。
【0039】素焼のトルマリン組成物の乾燥剤としての
吸着能は主として粘土に依存していると言える。素焼の
トルマリン組成物は主としてトルマリンによる吸着水を
既述の反応式及びによって分解する作用効果を有す
るもので、素焼のトルマリン組成物は吸着水をその吸着
系から消失させる自己再生機能を有する乾燥剤と言え
る。
【0040】本発明は素焼のトルマリン組成物は、既述
の如く吸着能を有するが故に雰囲気中の臭の成分を吸着
する作用が実証され消臭剤として、素焼のトルマリン組
成物を提案している。
【0041】素焼のトルマリン組成物の電極活動及び/
又は放射する遠赤外線の作用により、反応式及びに
よって水から生成される[H]はラジカル還元剤であ
り、又、OH- は酸化剤と称せられ、臭いの成分に対
し、[H]及び/又はOH- は化学的に反応して、還元
作用もしくは酸化作用を示し、化学的消臭を発現するも
のと推定される。しかし、上記説明の化学的消臭のメカ
ニズムは科学技術的には未解明の分野といえる。
【0042】素焼のトルマリン組成物の消臭メカニズム
は、上記説明の如く、臭いの成分の吸着という物理学的
消臭、及び臭いの成分の還元もしくは酸化という化学的
消臭から成立っていると言える。
【0043】次に、素焼のトルマリン組成物を施釉した
陶器のトルマリン組成物の油脂抗酸化剤の作用効果につ
いて述べる。発明者の実験によれば該油脂抗酸化剤の一
片を入れた食用油と該油脂抗酸化剤を入れない食用油の
両者を検体とし同一時間、同一温度で加熱後、両者の酸
化を化学発光量を計測して比較したところ、前者が後者
に対して酸化は進んだことが判っている。更に、両者の
比較実験に際して、食用油の加熱時に水を食用油に供給
した場合、後者より前者において食用油の酸化が抑制さ
れ油脂抗酸化剤による酸化抑制効果が認められたと言え
る。
【0044】上記説明は該油脂抗酸化剤の加熱油脂に対
する酸化抑制は水の存在下において成立すること示すも
のと言える。実際の揚げ物調理に際しては、被加工食品
の加熱油脂への投入により、加熱油脂は被加工食品が含
む水の供給を受け、水は該油脂抗酸化剤が放射する遠赤
外線を受けて励起し、電場及び/又は磁場の影響によ
り、既述の反応式及びにより水から生成する[H]
が活性酸素消去剤もしくはフリーラジカル消去剤として
作用することが、加熱油脂の酸化を抑制するものと推定
される。
【0045】該油脂抗酸化剤の加熱油脂に対する酸化抑
制のしくみは油脂に元来含まれているトコフェロール、
フラボノイド及びクエン酸等天然油脂抗酸化物質の酸化
による抗酸化作用の失効を抑制すると言える由に、該油
脂抗酸化剤はこれら天然油脂抗酸化物質を介した油脂の
酸化抑制作用をもっていると言える。
【0046】又、陶器のトルマリン組成物を茹でる、煮
る、及び炊く等の水を介した加熱調理に際し、鍋に被調
理品と共に入れることにより、陶器のトルマリン組成物
は受ける熱エネルギーから変換した遠赤外線を放射し、
周囲の水を励起させ更に反応式及びにより[H]を
生成すると言える。調理過程を通じて水から生成する
[H]は被調理品に含まれているビタミン類及び旨味の
成分(例えばアミノ酸及びヌクレオケド)の酸化抑制に
より、ビタミン類の保存及び旨味の保存の作用効果が期
待されると言える。上記説明の如く陶器のトルマリン組
成物は食品の調理及び/又は加工を通じて、ビタミン類
及び旨味成分の抗酸化剤として期待されると言える。
【0047】次に素焼のトルマリン組成物による生物起
源物質に汚染された水、即ち汚水の浄化作用について説
明する。既述の通り、素焼のトルマリン組成物が放射す
る遠赤外線により、水分子及び水クラスターは電荷を帯
びることによって界面活性を高め、且つ、励起した水分
子及び水クラスターは盛んな振動及び運動する故に、水
中の汚染物質をコロイド状に分散せしめ微生物により異
化及び/又は同化による水の浄化を促進すると言える。
【0048】又、素焼のトルマリン組成物の大きい比表
面積は大量の微生物の棲着を可能にする故に、素焼のト
ルマリン組成物は汚水の汚染物質の処理、もしくは浄化
に必要な微生物の量を確保する手段を提供していると言
える。
【0049】又、素焼のトルマリン組成物は、大腸菌の
如き嫌気性菌に対し減菌作用又は抗菌作用を有すること
が実証されている。従って素焼のトルマリン組成物及び
周辺の水では、汚染物質の異化及び同化効率が嫌気性菌
に対して相対的に高いとされる好気性菌、例えば枯草菌
及び/又は放射菌が優勢な微生物集団が永く維持され、
効率のよい汚水の浄化が期待される。
【0050】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例にも
とづいて説明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0051】実施例1 実施例にもとづいて素焼のトルマリン組成物の製造方法
を説明する。素焼のトルマリン組成物の原料は、例とし
て、ショールトルマリンの粉体平均粒径10μm、粘土
は木節粘土を用いる。配合割合は固形分重量比において
トルマリン20%粘土80%とする。トルマリン及び粘
土は湿式の混錬工程後、成形工程、乾燥工程、及び焼成
工程を経て、素焼のトルマリン組成物を得る。素焼のト
ルマリン組成物の成形は仕上り寸法が例えば5×50×
100mmの直方体とする。乾燥工程の所要期間は普通1
0〜25日間である。焼成温度は摂氏850度とする。
素焼のトルマリン組成物の見掛の密度は1.75g/m
lを目安とする。
【0052】実施例2。図1は素焼のトルマリン組成物
3を装着した送風装置の実施例である。空気吸入口1か
ら吸入された空気は消臭機構2に送られる。消臭機構2
は複数個の素焼のトルマリン組成物3を空気の流れる方
向に平行に装着している。吸入した空気は素焼のトルマ
リン組成物3に接触した後送風機構4の送風ファン5の
駆動により空気吹出口6から吹き出される。図にはない
が、送風機構4の前及び/又は後にフィルター機構及び
/又は除じん機構を装備してもよい。
【0053】実施例3 図2は素焼のトルマリン組成物3を装着した空気調節装
置の実施例である。空気吸入口1から吸入された空気は
消臭機構2に送られる。消臭機構2は複数個のトルマリ
ン組成物3を空気の流れる方向に平行に装着している。
吸入した空気は素焼のトルマリン組成物3に接触した後
に送風機構4の送風ファン5の駆動により、熱交換機構
8を経由して空気吹出口6から吹き出される。図1には
示されていないフィルター機構及び/又は除じん機構を
送風機構4の前及び/又は後に装備してもよい。
【0054】実施例5 図3は素焼のトルマリン組成物3を装着した常圧温熱風
循環乾燥装置の実施例である。乾燥室21には被乾燥物
13を載せる被乾燥物棚12がある。吸気口16から吸
入された空気はヒーター17で加熱され側板10の穴か
ら乾燥室21に吹き込まれ反対の側板10の穴から温熱
風循環路14に吸引され排気口15から排気される。素
焼のトルマリン組成物3は天板22及び/又は底板11
に装着されている。素焼のトルマリン組成物3は温熱風
により得た熱エネルギーを遠赤外線に替えて輻射熱を放
射することにより、高効率に被乾燥物13を加熱するこ
とにより、乾燥時間の短縮が可能となる。
【0055】実施例5 図4及び図5は素焼のトルマリン組成物3を装着した真
空又は減圧式乾燥装置の実施例である。乾燥室21の被
乾燥物棚12に被乾燥物13を置いた後吸気口16を閉
じ、図に示されていない真空ポンプに連路している排気
口15を有する乾燥室21を減圧し、減圧の状能で加熱
したジャケット19からの輻射熱により被乾燥物13を
加温しながら乾燥する。ジャケット19の内部は熱源と
して温水を循環させる、又はヒーターが装着されてい
る。素焼のトルマリン組成物3は乾燥室21の内壁に装
着されるが、素焼のトルマリン組成物3はジャケット1
9からの熱エネルギーを受けて、遠赤外線を輻射して、
高効率に被乾燥物13を加熱することにより、乾燥時間
の短縮が可能となる。
【0056】実施例6 実施例に基づいて陶器のトルマリン組成物の製造方法を
説明する。前記実施例1記載の方法で製造した素焼のト
ルマリン組成物に対してアルカリ釉を表面に塗布乾燥後
800〜900℃で焼成し、素焼のトルマリン組成物か
ら陶器のトルマリン組成物を得る。
【0057】実施例7 上記実施例6によって製造した陶器のトルマリン組成物
を用いた鰺の唐揚げに使用した食用油を検体とし、陶器
のトルマリン組成物を用いることなく鰺の唐揚げに使用
した食用油を対照として酸化発光量を比較する実験の結
果は図6に示した。グラフの横軸は鰺の投入回数及び投
入重量を示している。縦軸は食用油1ml当たり1秒間
の酸化発光量を示している。実験の結果は図6のグラフ
が示す如く、対照に比較して検体の酸化発光量は低位に
あり、陶器のトルマリン組成物が油脂の酸化抑制を示し
たと言える。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されているような効果を奏す
る。
【0059】本発明が提供する素焼のトルマリン組成物
の吸着能及び触媒機能による顕著な消臭の効果を奏し
た。
【0060】本発明が提供する素焼のトルマリン組成物
を装着した送風装置は、空間における、消臭の効果を奏
した。
【0061】又、本発明が提供する素焼のトルマリン組
成物を乾燥剤として、乾燥装置に装着した効果は、乾燥
時間の短縮を可能とするもので、エネルギー節約即ち燃
料資源の節約の新しい実用的、経済的手段を提案してい
る。
【0062】又、本発明が提供する素焼のトルマリン組
成物を、施釉した陶器のトルマリン組成物を揚げ物調理
に油脂抗酸化材として使用した効果は、油脂の酸化を抑
制し、油脂の寿命延伸するという効果を奏した。
【0063】本発明が提供する陶器のトルマリン助成物
の洗浄助材は無洗剤もしくは減洗剤で、装身具及び義歯
等の複雑表面構造を有する物品の洗浄に卓越した効果を
奏した。
【図面の簡単な説明】
【図1】素焼のトルマリン組成物を装着した送風装置か
らなる空気浄化装置の概念図である。
【図2】素焼のトルマリン組成物を装着した空気調節装
置からなる空気浄化装置の概念図である。
【図3】素焼のトルマリン組成物を装着した常圧温熱風
循環乾燥装置の概念図である。
【図4】素焼のトルマリン組成物を装着した減圧式乾燥
装置の縦断面概念図である。
【図5】図4の減圧式乾燥装置の横断面概念図である。
【図6】鰺の唐揚げに陶器のトルマリン組成物を使用し
た食用油及び陶器のトルマリン組成物を使用しなかった
食用油の酸化発光量を比較した図である。
【符号の説明】
1.空気吸入口 2.空気浄化機構 3.素焼のトルマリン組成物 4.送風機構 5.送風ファン 6.空気吹出口 7.筐体 8.熱交換機構 9.熱交換用コイル 10.パンチング側板 11.底板 12.被乾燥物搭載棚 13.被乾燥物 14.温熱風循環路 15.排気口 16.吸気口 17.ヒーター 18.排気ファン 19.ジャケット 20.扉 21.乾燥室 22.天板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 33/04 C04B 33/04 Z 33/13 33/13 Z 38/08 38/08 D C09K 15/02 C09K 15/02 C11B 5/00 C11B 5/00 F24F 3/16 F24F 3/16 7/00 7/00 A // A47J 27/00 101 A47J 27/00 101B 36/04 36/04 37/06 321 37/06 321 A61L 2/16 A61L 2/16 Z C04B 35/00 Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘土にトルマリン5〜50重量%を混合し
    たことを特徴とする素焼のトルマリン組成物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の素焼のトルマリン組成物
    であることを特徴とする消臭剤。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の素焼のトルマリン組成物
    であることを特徴とする乾燥剤。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の消臭剤を装着したことを
    特徴とする送風装置。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の乾燥剤を用いたことを特
    徴とする乾物の保存方法。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の乾燥剤を用いたことを特
    徴とする乾物の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の素焼のトルマリン組成物
    であることを特徴とする汚水浄化材。
  8. 【請求項8】請求項1に記載の素焼のトルマリン組成物
    を更に施釉したことを特徴とする陶器のトルマリン組成
    物。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の陶器のトルマリン組成物
    であることを特徴とする油脂抗酸化剤。
  10. 【請求項10】請求項7に記載の陶器のトルマリン組成
    物であることを特徴とするビタミン類及び旨味成分抗酸
    化剤。
  11. 【請求項11】請求項7に記載の陶器のトルマリン組成
    物を用いたことを特徴とするでん粉の結合水改質方法
  12. 【請求項12】請求項7に記載の陶器のトルマリン組成
    物であることを特徴とする洗浄助材及び洗浄用容器。
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