JPH11199182A - 昇降装置用制御装置 - Google Patents

昇降装置用制御装置

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JPH11199182A
JPH11199182A JP322698A JP322698A JPH11199182A JP H11199182 A JPH11199182 A JP H11199182A JP 322698 A JP322698 A JP 322698A JP 322698 A JP322698 A JP 322698A JP H11199182 A JPH11199182 A JP H11199182A
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Toshiyuki Morishima
俊之 森島
Yoshihide Ono
佳秀 小野
Kazuo Sakitani
和男 崎谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Life Solutions Asahi Co Ltd
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Asahi National Lighting Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】昇降装置を設置後初めて下降させる場合にタイ
マを設定しなくても下降動作をすることができる昇降装
置用制御装置を提供する。 【解決手段】昇降装置の下降、上昇および停止の各動作
を手動で操作するように構成した手動モード昇降手段
と、昇降装置の下降停止位置をタイマの時間値として予
め設定したタイマを有して昇降装置の下降動作時に時間
値の経過により自動停止するように構成したタイマモー
ド昇降手段と、タイマの時間値が0であるとき手動モー
ド昇降手段を動作可能にする制御手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照明器具の昇降
装置等に適用される昇降装置用制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】被昇降体たとえば照明器具の昇降は、通
常正逆回転モータで行なっているが、従来手動式と自動
式とがある。手動式は、スイッチなどの上昇操作手段や
下降操作手段を用いて照明器具を昇降し、停止操作手段
を用いて停止するものである。
【0003】自動式は、上昇操作手段や下降操作手段を
用いて照明器具を昇降するが、停止はタイマを働かせて
予め設定した一定時間過ぎると停止させたり、上昇に関
しては天井に取付けられたリミットスイッチ等に照明器
具が当接することにより停止するものである。自動式は
自動停止する点で手動式よりも操作性が優れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、被昇降体の下
降にタイマを用いた自動式の昇降装置用制御装置は、タ
イマを設定しなければ下降動作をしないため、昇降装置
を設置後はじめて照明器具を下降する場合でもタイマを
設定する必要があり、使い勝手が悪いという欠点があっ
た。
【0005】したがって、この発明の目的は、昇降装置
を設置後初めて下降させる場合にタイマを設定しなくて
も下降動作をすることができる昇降装置用制御装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の昇降装置
用制御装置は、昇降装置の下降、上昇および停止の各動
作を手動で操作するように構成した手動モード昇降手段
と、前記昇降装置の下降停止位置をタイマの時間値とし
て予め設定したタイマを有して前記昇降装置の下降動作
時に前記時間値の経過により自動停止するように構成し
たタイマモード昇降手段と、前記タイマの時間値が0で
あるとき前記手動モード昇降手段を動作可能にする制御
手段とを備えたものである。
【0007】請求項1記載の昇降装置用制御装置によれ
ば、タイマモード昇降手段のタイマの時間値が未設定の
ときに、制御手段により手動モータ昇降手段が動作可能
となるので、施工時の操作でタイマの下降時間を設定し
なくても出荷状態で下降動作することができ、タイマの
時間値を設定する手間が省けて使い勝手を向上すること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1か
ら図5により説明する。すなわち、この昇降装置用制御
装置は、手動モード昇降手段と、タイマモード昇降手段
と、制御手段とを有する。まず昇降装置について説明す
る。図2(a)は天井1に固定部2が固定され、固定部
2に例えばワイヤ等のロープ4により被昇降体3である
例えば照明器具を吊持して下降操作により下降を始めた
状態である。図2(b)は被昇降体3が下降して停止し
た状態である。タイマを用いて自動停止する場合には下
降距離すなわち下降時間がタイマの設定時間に対応す
る。図2(c)は照明器具3が上昇して停止した状態で
ある。
【0009】図3は昇降装置の概略構成を示し、5は正
逆回転モータ、6は正逆回転モータ5に連結されロープ
4の端部を巻付けたドラム、7は正逆回転モータ5の手
動モード昇降手段、タイマモード昇降手段および制御手
段を含む制御装置、8は操作装置である。すなわち、操
作装置8の上昇操作および下降操作により制御装置7を
介してモータ5を正または逆に回転させる。
【0010】図4は手動モード昇降手段を概説するモー
タ制御回路である。この手動モード昇降手段は、昇降装
置の下降、上昇および停止の各動作を手動で操作するよ
うに構成しており、図4はその具体回路例である。AC
は電源、Bはブレーカ、WLは電源表示ランプ、Mはモ
ータ5、SWは操作装置8を示している。操作装置SW
を接点S1 側にすると、モータMが一方向に回転し、被
昇降体3が例えば上昇する。操作装置SWを接点S2
切り換えるとモータMが反対方向に回転し、被昇降体3
が下降する。いずれの場合も操作装置SWを接点S3
手動操作すると停止する。
【0011】図5はタイマモード昇降手段を概説するモ
ータ制御回路である。このタイマモード昇降手段は、昇
降装置3の下降停止位置をタイマの時間値として予め設
定したタイマを有して昇降装置の下降動作時に時間値の
経過により自動停止するように構成している。図5はそ
の具体回路例である。T1 、T2 はタイマ、t1 、t 2
はタイマT1 、T2 の時間値が0以外の数値に設定され
ているときはタイマT 1 、T2 に電圧が印加されると設
定時間オン動作となり、時間値が0(未設定)のときは
オン動作とならないタイマ接点である。その他は図4の
符号と同様である。操作装置SWを接点S1 側にする
と、タイマT1 に電圧が印加され、タイマT1 の予め設
定した時間値の時間だけ接点t1 がオンとなり、その間
モータMが一方向に回転して照明器具3が例えば上昇
し、その後モータMが停止する。また操作装置SWを接
点S2 側にすると、タイマT2 に電圧が印加され、タイ
マT2の予め設定した時間値の時間だけ接点t2 がオン
となり、その間モータMが反対方向に回転して照明器具
3が下降し、その後モータMが停止する。
【0012】制御手段はタイマの時間値が0であるとき
手動モード昇降手段を動作可能にするものであり、例え
ば手動モード昇降手段とタイマモード昇降手段を切り換
えるものである。具体的にはタイマ接点t1 、t2 を短
絡する回路をスイッチング手段を介して接点t1 、t2
に並列に接続し、スイッチング手段を切り換える手段を
設けることなどにより達成される。また図4および図5
は手動モード昇降手段またはタイマモード昇降手段の動
作を原理的に説明するためのものであり、具体的には操
作装置SW、タイマT1 、T2 等をコンピュータによる
制御が可能となるように電子回路により構成することが
できる。
【0013】図1は、制御手段の制御フロー図である。
この制御フローは1sec 周期でスタートを開始し、ステ
ップST1 で手動モードか否かを判断し、YESであれ
ばエンドとなり、NOであればステップST2 で下降中
か否かを判断し、YESであればステップST4 でタイ
マモードか否かを判断しYESであればステップST 5
でタイマ設定値が0か否かを判断し、YESであればカ
ウンタ処理をしないでエンドとする。ステップST5
NOであればステップ6のカウンタ処理を行なう。カウ
ンタ処理はタイマの設定時間をカウントし、カウント数
が設定値になると予め設定したタイマ時間が経過したも
のとしてモータ回路を開いてモータMを停止させる。さ
らにステップST2 でNOのときステップST3 で上昇
中か否かを判断しYESであれは、ST7 でタイマ設定
値が0か否かを判断し、NOならステップST8 のカウ
ンタ処理を行い、YESならカウンタ処理をしない。ス
テップST5 、ST7 でカウンタ処理をしない場合には
マニュアル動作を行なうものとする。
【0014】すなわち、タイマ設定値が設定されてない
とき(タイマ設定値=0)、1msのタイマ割り込み処
理内で手動モードか否かを判断して手動モードでなけれ
ば、下降中か上昇中かの判断をして、下降中でタイマモ
ードであり、かつタイマ設定値が0であればカウンタ処
理をしないようにする。また、上昇中でタイマ設定値が
0であればカウンタ処理をしないようにする。カウンタ
処理をしないのでマニュアル動作を行なうことになる。
【0015】この結果、タイマ設定が0の時自動的にマ
ニュアル運転となり、自動停止しないで停止操作のみで
停止する。したがって、施工時の操作で下降時間を設定
しなくても、出荷状態で動作が可能となる。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の昇降装置用制御装置によ
れば、タイマモード昇降手段のタイマの時間値が未設定
のときに、制御手段により手動モータ昇降手段が動作可
能となるので、施工時の操作でタイマの下降時間を設定
しなくても出荷状態で下降動作することができ、タイマ
の時間値を設定する手間が省けて使い勝手を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の制御フロー図であ
る。
【図2】昇降装置の説明図である。
【図3】昇降装置の概略構成図である。
【図4】手動モードにおけるモータ制御回路図である。
【図5】自動モードにおけるモータ制御回路図である。
【符号の説明】
3 被昇降体 4 ロープ 5 モータ 6 ドラム 7 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 崎谷 和男 大阪府東大阪市吉田下島1番55号 朝日ナ ショナル照明株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降装置の下降、上昇および停止の各動
    作を手動で操作するように構成した手動モード昇降手段
    と、前記昇降装置の下降停止位置をタイマの時間値とし
    て予め設定したタイマを有して前記昇降装置の下降動作
    時に前記時間値の経過により自動停止するように構成し
    たタイマモード昇降手段と、前記タイマの時間値が0で
    あるとき前記手動モード昇降手段を動作可能にする制御
    手段とを備えた昇降装置用制御装置。
JP00322698A 1998-01-09 1998-01-09 昇降装置用制御装置 Expired - Fee Related JP3699268B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8733869B2 (en) 2010-03-25 2014-05-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid ejection apparatus having retractable heads

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