JPH11199131A - 画像形成装置及び排紙装置 - Google Patents

画像形成装置及び排紙装置

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JPH11199131A
JPH11199131A JP10002038A JP203898A JPH11199131A JP H11199131 A JPH11199131 A JP H11199131A JP 10002038 A JP10002038 A JP 10002038A JP 203898 A JP203898 A JP 203898A JP H11199131 A JPH11199131 A JP H11199131A
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discharge
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sorter
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Nobuaki Takenaka
宣明 武仲
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の排紙ビンへソータモードで排紙すると
き、排紙ビンに前の印刷用紙が残存していても問題がな
いようにする。 【解決手段】 ソータモードで排紙する際(302Ye
s)、排紙ビンに用紙が残存しているならば(303Y
es)、利用者にその旨を通知して(404)、残存用
紙が除去されるまでソータモードの開始を待つ(30
4)か、又は、利用者から実行指示があれば(40
5)、そのままソータモードを実行する(305)が、
どの排紙ビンに前の用紙が残っていたかを利用者に通知
する(407)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の排紙ビンをメ
ールホックスモードとソータモードに切り替えて使用で
きる機能を有するプリンタ、複写機、ファクシミリ装置
などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、プリンタ1などに付
設されている排紙装置5として、複数の排紙ビン3A〜
3Eを備えたものがある。このような排紙装置5の機能
には、通常、メールボックス機能とソータ機能とがあ
る。メールボックス機能とは、複数の排紙ビン3A〜3
Eの各々を個別に指定して、指定した1つのビンに印刷
済み用紙を排紙できる機能である。排紙ビン3A〜3E
には固有の番号が割り当てられ、利用者は任意のビン番
号を指定してそこに印刷物を排出可能である。各排紙ビ
ンを例えば各利用者に割り当てることにより、他の人の
印刷物との混在を避けたり、宛先利用者を指定して印刷
物を排出させたりすることも可能である。一方、ソータ
機能とは、同じ印刷物を複数部印刷する場合に、各部を
ページ順に並べて、複数部を複数の排紙ビンに部別に振
り分けて排紙する機能である。
【0003】メールボックス機能を働かせる(メールボ
ックスモード)か、ソータ機能を働かせる(ソータモー
ド)かの選択は、ホストコンピュータからのリモートコ
マンドやプリンタ1のコントロールパネルからの設定に
よって、利用者の任意で行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】新たな印刷を行おうと
するとき、使用する排紙ビンに前の印刷物が残っている
ことがある。すると、前の印刷物と新たな印刷物との混
在が生じたり、或いは印刷途中で排紙ビンが満杯になっ
て印刷が途中で停止してしまう。この問題はメールボッ
クスモードでもソータモードでも生じ得るが、特に厄介
なのは、ソータモードで印刷するとき、使用する複数の
排紙ビン中の一部のビンにだけ前の印刷物が残っていた
場合である。なぜなら、印刷結果を取りに行った利用者
は、一部のビンでのみ前の印刷物との混在が生じている
事実に気づきにくいし、また、途中で印刷が止まってい
たならば、印刷を再開するために、各部毎に何ページま
で印刷が終わっているのかを調べるなければならない。
【0005】従って、本発明の目的は、排紙ビンに以前
の用紙が残っている場合であっても、ソータモードでの
新たな印刷を問題無く行えるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
う画像形成装置は、複数の排紙ビンを有し、ソータモー
ドを含む複数の排紙モードが実行できる排紙装置と、排
紙ビン上の用紙を検出する用紙センサと、排紙装置を制
御する制御装置とを備え、制御装置は、排紙装置に実行
させたい排紙モードを判定するモード判定手段と、用紙
センサからの信号により排紙ビン上に用紙が残存してい
るか否かを判定する残存判定手段と、モード判定手段の
判定結果がソータモードであり、かつ、残存判定手段の
判定結果が残存であるとき、ソータモードを単純に実行
することなく、所定の対策動作を行う対策手段とを有す
る。
【0007】本発明の第2の側面に従う排紙装置は、複
数の排紙ビンと、排紙ビン上の用紙を検出する用紙セン
サと、ソータモードを含む複数の排紙モードが実行でき
るように排紙動作を制御する制御装置とを備え、制御装
置は、実行したい排紙モードを判定するモード判定手段
と、用紙センサからの信号により排紙ビン上に用紙が残
存しているか否かを判定する残存判定手段と、モード判
定手段の判定結果がソータモードであり、かつ、残存判
定手段の判定結果が残存であるとき、ソータモードを単
純に実行することなく、所定の対策動作を行う対策手段
とを有する。
【0008】本発明の画像形成装置又は排紙装置によれ
ば、ソータモードを実行しようとするとき、排紙ビンに
用紙が残っていれば、単純にソータモードを実行するの
でなく、適当な対策動作を行うので、従来のような問題
が軽減される。
【0009】なお、ソータモード時に必ず対策手段が作
動し得るようにしなくてもよく、例えばメールボックス
モードのような他の排紙モードからソータモードに切り
替わった場合のみ、対策手段が作動し得るようにしても
よい。
【0010】対策動作には種々ものが採用できる。その
一つは、残存用紙が除去されない限りソータモードの実
行を保留することである。別の対策動作としては、ソー
タモードを実行するが、それと共に利用者に用紙残存の
旨を通知することである。また別の対策動作として、利
用者に用紙残存の旨を通知すると共にソータモード実行
の可否を問い合わせ、利用者からの回答が可であればソ
ータモードを実行するが、回答が否であれば、残存用紙
が除去されない限りソータモードの実行を保留するよう
にしてもよい。また別の対策動作として、空いている排
紙ビンの数が部数以上か否か調べ、以上であれば全ての
部数につきソータモードを実行するようにしてもよい。
【0011】或いは、対策動作として、利用者に用紙残
存の旨を通知すると共に所定の複数の措置の内どれを選
択するかを問い合わせ、利用者が選択した措置を実行す
るようにしてもよい。複数の措置としては、例えば、
(1)全ての部数につきソータモードを実行すること、
(2)排紙ビン上に用紙が残存している限りソータモー
ドの実行を保留すること、(3)空いている排紙ビン数
分の部数につきその空き排紙ビンを使用してソータモー
ドを実行し、残りの部数については所定の1つの排紙ビ
ンへ出力すること、及び(4)全ての部数につき所定の
1つの排紙ビンへ出力することなどが考えられる。
【0012】上記(3)の措置を実行したときには、ソ
ータモードを実行した部数又は所定の排紙ビンへ出力し
た部数を利用者に通知することが望ましい。
【0013】更に、以上の幾つかの対策動作を幾つか組
み合わせることもできる。
【0014】また、利用者に用紙が残存していることを
通知するだけでなく、更に、どの排紙ビンに用紙が残存
しているかを通知するようにすることが望ましい。この
通知は、特に、用紙残存に拘わらずソータモードを実行
したとき、後に利用者が印刷物の混在を除去することを
容易にする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図2は本発明の第1の実施の形態
にかかるプリンタを示したブロック図である。
【0016】プリンタ本体11にオプションの排紙装置
12が取り付けられている。プリンタ本体11は少なく
とも一つの標準的な排紙ビン(以下、標準ビンという)
16を有するが、オプションの排紙装置12は、その標
準ビン16の上に更に、複数の排紙ビン13A〜13F
を追加する。排紙装置12は、それらの排紙ビン13A
〜13Fの全部を光学的に見通して、それらビン上の用
紙の有無を検出する光センサ14を有している。
【0017】プリンタ本体11は、少なくとも一つの給
紙ビン15を有する。プリンタ本体11は、プリンタ本
体11及び排紙装置12を制御する制御部111、並び
に、プリンタ本体11及び排紙装置12の状態表示を行
う液晶ディスプレイやその動作・状態の操作を行うため
の操作ボタンを有した操作パネル112を備えている。
プリンタ本体11はLAN等の通信ネットワーク17を
介して、ワークステーション或いはパーソナルコンピュ
ータなどの少なくとも一台のホストコンピュータ18に
接続される。
【0018】排紙装置12はソータ機能とメールボック
ス機能とを有している。制御部111により排紙装置1
2を制御することにより、排紙装置12のソータ機能を
働かすソータモードとメールボックス機能を働かすメー
ルボックスモードとが選択的に実行され得る。また、ソ
ータ機能もメールボックス機能も使用せず、単純に標準
ビン16に排紙するモード(以下、標準モードという)
を選択することも可能である。
【0019】次に本実施形態の動作について説明する。
図3は、ホストコンピュータ18から印刷データを受け
たときプリンタ本体11の制御部18の動作を示す。
【0020】制御部111は、まずステップ303で、
ソータモードかメールボックスモードか標準モードかを
指定するモード指令を取得する。このモード指令は、典
型的にはホストコンピュータ18からの印刷データに含
まれている。しかし、印刷データにはモード指令がな
く、予め操作パネル112から設定されてプリンタ本体
11内に記憶されているモード指令を用いる場合もある
(因みに、複写機では、専ら操作パネルから設定された
モード指令を用いる)。いずれにせよ、制御部111
は、次にステップ302にて、モード指令により指定さ
れたモードが何であるかを判定する。その結果、指定モ
ードがメールボックスモード又は標準モードである場合
は、ステップ306へ進み、その指定モードで印刷を実
行する。
【0021】一方、ステップ302での指定モード結果
がソータモードである場合、制御部111はステップ3
03に進み、光センサ14からの信号を取り込んで排紙
ビン13A〜13Fのいずれかに用紙があるかどうかを
判定する。用紙がある場合はステップ304に進んで、
例えば「用紙残存のため、ソータモードの印刷を保留し
ます」といった旨のエラーメッセージを操作パネル部1
12に表示し、かつホストコンピュータ18にも返し、
印刷開始を保留してステップ303に戻る。従って、そ
の後、残存用紙が排紙ビンから取り除かれると、ステッ
プ303からステップ305に進むことになる。
【0022】一方、その排紙ビンにも用紙が残っていな
い場合は、ステップ305に進んだ場合、制御部111
はソータモードで印刷を実行する。
【0023】本実施形態では、ソータモードで印刷を行
う際に、排紙ビンのいずれかに用紙が残っていると、こ
の用紙が取り除かれない限り印刷を開始しないので、ソ
ータモードでの従来の問題が防止される。
【0024】なお、光センサ14を各排紙ビン13A〜
13Fに個別に設置して、ソータモードで使用する部数
分の排紙ビンの各々について残存用紙を個別に検出する
ようにしてもよい。
【0025】図4は制御部111が行い得る別の制御例
を示す。この制御では、ステップ301、302、30
3、304、305、306は図3に示したそれと同じ
である。以下、異なる動作を説明する。
【0026】指定モードがソータモードで、いずれかの
排紙ビンに用紙が残存していた場合(ステップ303、
Yes)、制御部111はステップ404に進み、「排
紙ビンに用紙が残存しているが、ソータモードで印刷を
実行してもよいか」という趣旨のメッセージをホストコ
ンピュータ18に送って、実行許可か不可を利用者に問
い合わせる。そして、ホストコンピュータ18からの回
答をステップ405にて判定し、実行許可であればステ
ップ305に進んでソータモードで印刷を実行する。そ
れと共に、ステップ407にて、いずれかの排紙ビンに
用紙が残存していたことをホストコンピュータ18に通
知する(光センサ14を各排紙ビンに個別に設けている
場合は、用紙が残存している排紙ビンがどれであるかを
通知してもよい)。
【0027】一方、ステップ405にて、ホストコンピ
ュータ18から実行不可が回答されてきた場合、ステッ
プ304に進みエラーメッセージを操作パネル112に
表示及びホストコンピュータ18に通知して、ステップ
303に戻ることにより、残存用紙が除去されるまで保
留状態になる。
【0028】この制御によれば、ソータモードで排紙ビ
ンに用紙が残存している場合、一律に待機状態になるの
ではなく、利用者が実行を許可した場合は、利用者の了
解のもとにソータモードで印刷を実行するので、プリン
タを効率よく使用することができる。さらに、用紙残存
状態でソータモードを実行した場合、利用者に用紙が残
存していた旨(又は、どの排紙ビンに残存してたか)を
知らせるため、利用者が適切な措置をとることが容易に
なる。
【0029】図5は本発明の別の実施形態にかかるプリ
ンタを示したブロック図である。排紙ビン13A〜13
Fのそれぞれに用紙の有無を検出する光センサ14A〜
14Fを有している。他の構成は図2に示したプリンタ
と同様である。
【0030】次に本実施形態の動作について図6のフロ
ーチャートを参照して説明する。図6に示した制御のう
ち、ステップ301、302、304、305、306
は図3に示したそれと同じである。以下、異なる動作を
説明する。
【0031】指定モードがソータモードである場合(ス
テップ302、Yes)、制御部111はステップ60
3に進み、このソータモードで使用する部数分の排紙ビ
ン(例えば、4部の場合、上から4段の排紙ビン13A
〜13d)の各々について、それぞれの光センサからの
信号を取り込んで、用紙が残存しているかどうかを判定
する。全ての排紙ビンに用紙が残存していない場合は、
ステップ305に進んでソータモードで印刷を実行す
る。
【0032】一方、使用する排紙ビンのいずれかに用紙
が残存している場合、ステップ604に進んで、ホスト
コンピュータ18に、用紙が残存している排紙ビンがど
れであるか(例えば便番号)を知らせると共に、このま
まソータモードで印刷するかどうかを問い合わせる。続
いて、ステップ605にて、ホストコンピュータ18か
らソータモードで実行許可の回答を受信した場合は、ス
テップ305に進んでソータモードで印刷を実行する。
他方、ステップ605にて、ホストコンピュータ18か
ら実行不可の回答を受信した場合は、ステップ304に
進みエラーメッセージを表示及びホストコンピュータ1
8に送った後、ステップ603に戻って、残存用紙が除
去されるまで保留状態になる。
【0033】本実施形態によれば、前の実施形態で図4
に示した制御を行った場合と同様の効果が得られる。
【0034】図7は、図5のプリンタにおける別の制御
例を示す。この制御の内、ステップ301、302、3
04、305、306は上述の図3に示したそれと同じ
である。以下、異なる動作を説明する。
【0035】指定モードがソータモードの場合(ステッ
プ302、Yes)、ステップ703へ進み、全ての排
紙ビン13A〜13Fの各々について用紙の有無をチェ
ックする。その結果、いずれの排紙ビンにも用紙が無け
ればステップ305へ進んでソータモードで印刷を実行
するが、いずれかの排紙ビンに用紙が残存している場合
には、ステップ704に進み、残存用紙の無い空いてい
る排紙ビンの数が部数以上あるかどうか判定する。その
結果、空きビン数が部数以上ある場合はステップ705
に進に、その空き排紙ビンの中の部数分の排紙ビンを用
いてソータモードで印刷を行う。それと共に、ステップ
706にて、使用した排紙ビンがどれであるかをホスト
コンピュータ18に知らせる。
【0036】一方、ステップ704で空きビン数が部数
以上ない場合は、ステップ707に進み、ホストコンピ
ュータ18に、利用者が選択可能な幾つかの措置と、用
紙が残存している排紙ビンがどれであるかとを知らせ
て、利用者に都合のいい措置を問い合わせる。その幾つ
かの措置とは、この実施形態では4種類あり、第1は、
残存用紙を除去するまで印刷を保留すること、第2は、
空き排紙ビン数分の部数は空き排紙ビンにソータモード
で出すが、残り部数は標準ビン16に出すこと、第3
は、全ての部を標準ビン16に出すこと、第4に、通常
のソータモードで出力することである。
【0037】次に、制御部111は、ステップ708に
て、ホストコンピュータ18からの回答(選択された措
置がどれか)を判定する。その結果、回答が保留なら
ば、ステップ304に進みエラーメッセージを操作パネ
ル部112に表示及びホストコンピュータ18に送った
後、ステップ703に戻り、残存用紙が除去されるまで
印刷を保留する。
【0038】回答が上記第2の措置であれば、ステップ
709に進み、印刷を行うが、空きビン数分の部数はソ
ータモードで空きビンに排紙し、残り部数は標準ビン1
6に排紙する。それと共に、ステップ710にて、ホス
トコンピュータ18にソートモードで出した部数と、標
準ビン16に出した部数とを知らせる。
【0039】回答が上記第3の措置である場合は、ステ
ップ712に進んで、標準モードで印刷を行って全て標
準ビン16に排紙する。回答が上記第4の措置ならば、
ステップ705に進んで、全ての部についてソータモー
ドで印刷を行う(このとき、図4のステップ407と同
様に残存用紙のある排紙ビンの通知を更に行ってもよ
い)。
【0040】本実施形態によれば、排紙ビンに用紙が残
存している場合でも、空き排紙ビンがソート部数以上あ
る場合は、その空き排紙ビンを使ってソータモードで印
刷を行うので、効率の良い使い方ができる。空き排紙ビ
ンの数が足りない場合は、利用者に都合の良い措置を問
い合わせるので、柔軟な対応ができる。更に、残存用紙
のある排紙ビンを利用者に通知するので、利用者が後で
印刷物の混在を除去することも容易である。
【0041】幾つかの実施形態を説明したが、本発明は
上記実施形態以外の様々な形態でも実施することができ
る。例えば、上述の実施形態では、ソータモードで印刷
するときに必ず残存用紙のチェックを行ったが、本発明
が解決しようとする問題が最も生じ易いのは、メールボ
ックスモードからソータモードに切り替わる時であるの
で、このメールボックスモードからソータモードへの切
り替え時にだけ、残存用紙のチェックを行ない、それ以
外のソータモードのときは、無条件でソータモードに入
るようにしてもよい。また、上記した実施形態ではプリ
ンタ本体11の制御部111が図3、4、6、7に示し
たような制御を行うが、変形として、排紙装置12内に
制御部を設け、この排紙装置12内の制御部が類似の排
紙モードの制御を行うようにしてもよい。また、本発明
は、プリンタだけでなく、複写機やファクシミリ装置等
の他の画像形成装置や、画像形成装置のオプション品又
は独立した製品としての排紙装置それ自体にも適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプリンタの構成例を示したブロック図。
【図2】本発明の一実施形態にかかるプリンタの構成示
したブロック図。
【図3】同プリンタの排紙モード制御の処理を示したフ
ローチャート。
【図4】同プリンタの排紙モード制御の別の処理を示し
たフローチャート。
【図5】本発明の別の実施形態にかかるプリンタの構成
を示したブロック図。
【図6】同プリンタの排紙モード制御の処理を示したフ
ローチャート。
【図7】同プリンタの排紙モード制御の別の処理を示し
たフローチャート。
【符号の説明】
11 プリンタ本体 12 排紙装置 13A〜13F 排紙ビン 14、14A〜14F 光センサ 15 給紙ビン 16 標準ビン 17 通信ネット 18 ホストコンピュータ 111 制御部 112 操作パネル

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の排紙ビンを有し、ソータモードを
    含む複数の排紙モードが実行できる排紙装置と、 前記排紙ビン上の用紙を検出する用紙センサと、 前記排紙装置を制御する制御装置とを備え、 前記制御装置が、 前記排紙装置に実行させたい排紙モードを判定するモー
    ド判定手段と、 前記用紙センサからの信号により、前記排紙ビン上に用
    紙が残存しているか否かを判定する残存判定手段と、 前記モード判定手段の判定結果が前記ソータモードであ
    り、かつ、前記残存判定手段の判定結果が残存であると
    き、前記ソータモードを単純に実行することなく、所定
    の対策動作を行う対策手段とを有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記モード判定手段の判定結果が他の排
    紙モードから前記ソータモードへ切り替わった場合の
    み、前記対策手段が作動する請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記対策手段が、前記対策動作として、
    前記排紙ビン上に用紙が残存している限り前記ソータモ
    ードの実行を保留する請求項1又は2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記対策手段が、前記対策動作として、
    前記ソータモードを実行すると共に利用者に用紙残存の
    旨を通知する請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記対策手段が、前記対策動作として、
    利用者に用紙残存の旨を通知すると共にソータモード実
    行の可否を問い合わせ、前記利用者から回答が可であれ
    ば前記ソータモードを実行し、前記回答が否であれば前
    記排紙ビン上に用紙が残存している限り前記ソータモー
    ドの実行を保留する請求項1又は2記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記対策手段が、前記対策動作として、
    空いている排紙ビンの数が部数以上か否か調べ、以上で
    あれば全ての部数につき前記ソータモードを実行する請
    求項1又は2記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記対策手段が、前記対策動作として、
    利用者に用紙残存の旨を通知すると共に所定の複数の措
    置の内どれを選択するかを問い合わせ、前記利用者が選
    択した措置を実行する請求項1又は2記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記複数の措置が、 (1)全ての部数につき前記ソータモードを実行するこ
    と、 (2)前記排紙ビン上に用紙が残存している限り前記ソ
    ータモードの実行を保留すること、 (3)空いている排紙ビン数分の部数につき前記空いて
    いる排紙ビンを使用して前記ソータモードを実行し、残
    りの部数につき所定の1つの排紙ビンへ出力すること、
    及び (4)全ての部数につき所定の1つの排紙ビンへ出力す
    ることの内の少なくとも一つを含む請求項7記載の画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 前記対策手段が、前記(3)の措置を実
    行したとき、前記ソータモードを実行した部数又は前記
    所定の排紙ビンへ出力した部数を利用者に通知する請求
    項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記対策手段が、どの排紙ビンに用紙
    が残存しているかを利用者に通知する請求項1乃至8記
    載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 複数の排紙ビンと、 前記排紙ビン上の用紙を検出する用紙センサと、 ソータモードを含む複数の排紙モードが実行できるよう
    に、排紙動作を制御する制御装置とを備え、 前記制御装置が、 実行したい排紙モードを判定するモード判定手段と、 前記用紙センサからの信号により、前記排紙ビン上に用
    紙が残存しているか否かを判定する残存判定手段と、 前記モード判定手段の判定結果が前記ソータモードであ
    り、かつ、前記残存判定手段の判定結果が残存であると
    き、前記ソータモードを単純に実行することなく、所定
    の対策動作を行う対策手段とを有する排紙装置。
  12. 【請求項12】 前記モード判定手段の判定結果が他の
    排紙モードから前記ソータモードへ切り替わった場合の
    み、前記対策手段が作動する請求項11記載の排紙装
    置。
  13. 【請求項13】 前記対策手段が、前記対策動作とし
    て、前記排紙ビン上に用紙が残存している限り前記ソー
    タモードの実行を保留する請求項11又は12記載の排
    紙装置。
  14. 【請求項14】 前記対策手段が、前記対策動作とし
    て、前記ソータモードを実行すると共に利用者に用紙残
    存の旨を通知する請求項11又は12記載の排紙装置。
  15. 【請求項15】 前記対策手段が、前記対策動作とし
    て、利用者に用紙残存の旨を通知すると共にソータモー
    ド実行の可否を問い合わせ、前記利用者から回答が可で
    あれば前記ソータモードを実行し、前記回答が否であれ
    ば前記排紙ビン上に用紙が残存している限り前記ソータ
    モードの実行を保留する請求項11又は12記載の排紙
    装置。
  16. 【請求項16】 前記対策手段が、前記対策動作とし
    て、空いている排紙ビンの数が部数以上か否か調べ、以
    上であれば全ての部数につき前記ソータモードを実行す
    る請求項11又は12記載の排紙装置。
  17. 【請求項17】 前記対策手段が、前記対策動作とし
    て、利用者に用紙残存の旨を通知すると共に所定の複数
    の措置の内どれを選択するかを問い合わせ、前記利用者
    が選択した措置を実行する請求項11又は12記載の排
    紙装置。
  18. 【請求項18】 前記複数の措置が、 (1)全ての部数につき前記ソータモードを実行するこ
    と、 (2)前記排紙ビン上に用紙が残存している限り前記ソ
    ータモードの実行を保留すること、 (3)空いている排紙ビン数分の部数につき前記空いて
    いる排紙ビンを使用して前記ソータモードを実行し、残
    りの部数につき所定の1つの排紙ビンへ出力すること、
    及び (4)全ての部数につき所定の1つの排紙ビンへ出力す
    ることの内の少なくとも一つを含む請求項17記載の排
    紙装置。
  19. 【請求項19】 前記対策手段が、前記(3)の措置を
    実行したとき、前記ソータモードを実行した部数又は前
    記所定の排紙ビンへ出力した部数を利用者に通知する請
    求項18記載の排紙装置。
  20. 【請求項20】 前記対策手段が、どの排紙ビンに用紙
    が残存しているかを利用者に通知する請求項11から1
    8記載の排紙装置。
  21. 【請求項21】 複数の排紙ビンと、前記排紙ビン上の
    用紙を検出する用紙センサとに関係付けられたコンピュ
    ータを、ソータモードを含む複数の排紙モードが実行で
    きるように排紙動作を制御する制御装置として機能させ
    るためのコンピュータプログラムを担持したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体において、 前記制御装置が、 実行したい排紙モードを判定するモード判定手段と、 前記用紙センサからの信号により、前記排紙ビン上に用
    紙が残存しているか否かを判定する残存判定手段と、 前記モード判定手段の判定結果が前記ソータモードであ
    り、かつ、前記残存判定手段の判定結果が残存であると
    き、前記ソータモードを単純に実行することなく、所定
    の対策動作を行う対策手段とを有する記録媒体。
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