JPH11199038A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH11199038A
JPH11199038A JP590998A JP590998A JPH11199038A JP H11199038 A JPH11199038 A JP H11199038A JP 590998 A JP590998 A JP 590998A JP 590998 A JP590998 A JP 590998A JP H11199038 A JPH11199038 A JP H11199038A
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JP
Japan
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support shaft
transfer member
conveyors
belt
weight
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP590998A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Watanabe
俊和 渡辺
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Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2台のコンベアの間での被搬送物の受け渡しを
滑らかに行うことができる搬送装置を得る。 【解決手段】被搬送物4の全長Lよりも小さな間隔を開
けて2台のベルトコンベア1,2を配置する。両ベルト
コンベア1,2間に搬送方向と直交する支持軸14を配
置し、支持軸14の廻りに渡り部材18を揺動可能に支
持する。渡り部材18は支持軸14に巻回された弦巻ば
ねで構成し、弦巻ばねの先端を下流側のベルトコンベア
2に向かって突出させる。渡り部材18を被搬送物4の
重量に抗する方向に揺動付勢し、かつ、渡り部材18上
の被搬送物の自重により渡り部材18が揺動する付勢力
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2台のコンベアに
跨って被搬送物を搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図3に示すように、2台のベ
ルトコンベア50,52を被搬送物54の全長よりも小
さい間隔を開けて配置し、この2台のベルトコンベア5
0,52の間に被搬送物54が通過できる渡り部材56
を設けた搬送装置が用いられている。
【0003】このような搬送装置は、2台のベルトコン
ベア50,52の間隔を利用して、下方からレーザ投光
器58によりレーザ光を被搬送物54に照射し、反射し
たレーザ光をカメラ60により受光して、被搬送物54
の形状を測定するなどのために用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のものでは、被搬送物54に凹凸があるため、被
搬送物54の凸部が渡り部材56に乗り上げると、被搬
送物54が両側のベルトコンベア50,52から浮き上
がってしまい、搬送できなくなる場合があるという問題
があった。
【0005】本発明の課題は、2台のコンベアの間での
被搬送物の受け渡しを滑らかに行うことができる搬送装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成すべ
く、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即
ち、被搬送物の全長よりも小さな間隔を開けて配置され
た2台のコンベア間に前記被搬送物の渡り部材を設けた
搬送装置において、前記コンベア間に搬送方向と直交す
る支持軸を配置し、該支持軸の廻りに前記渡り部材を揺
動可能に支持すると共に、前記被搬送物の重量に抗する
方向に揺動付勢し、かつ、前記渡り部材上の前記被搬送
物の自重により前記渡り部材が揺動する付勢力としたこ
とを特徴とする搬送装置がそれである。
【0007】また、前記渡り部材は前記支持軸に巻回さ
れた弦巻ばねであり、前記弦巻ばねの先端を下流側の前
記コンベアに向かって突出した構成としてもよい。更
に、前記弦巻ばねを前記支持軸の軸方向に複数設けても
よい。あるいは、前記支持軸を覆うと共に、前記被搬送
物が通過するカバーを設けてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1に示すように、2台のベ
ルトコンベア1,2が被搬送物4の全長Lよりも小さな
間隔を開けて直列に配置されている。両ベルトコンベア
1,2は、一対のローラ6,8間(一方のみ図示する)
に張設したベルト10,12を備えた周知のものであ
る。
【0009】両ベルトコンベア1,2の間に、被搬送物
4の搬送方向と直交して、かつ、両ベルト10,12の
上面よりも低い位置に支持軸14が上流側のベルトコン
ベア1寄りに配置されている。支持軸14の両端はベル
トコンベア1,2の両側に突出されており、この支持軸
14の両端は支柱16,17に取り付けられている。
【0010】支持軸14には、渡り部材18が取り付け
られており、本実施形態では、渡り部材18には弦巻ば
ねが用いられている。この弦巻ばねは支持軸14に巻回
されており、弦巻ばねの先端は支持軸14から下流側の
ベルトコンベア2に向かって直線的に突出されている。
下流側のベルトコンベア2側に突出された弦巻ばねの先
端は自由端とされている。
【0011】また、支持軸14と平行に、両端が支柱1
6,17に固定された梁20が設けられており、この梁
20に弦巻ばねの他端がビス22により固定されてい
る。支持軸14には、複数の渡り部材18がベルト1
0,12の幅に応じて、一定間隔で設けられている。
【0012】両支柱16,17間には、支持軸14を覆
うようにカバー24が張り渡されており、カバー24は
ベルト10,12の上面よりも低い位置となるように設
けられている。また、カバー24は、上流側のベルトコ
ンベア1のベルト10近傍にまで張り出されている。
【0013】カバー24には、渡り部材18に応じて切
欠26が形成されている。この切欠26内に渡り部材1
8が挿入されており、また、渡り部材18は付勢された
状態でカバー24に当たり、渡り部材18の先端がベル
ト10,12の上面に向かってわずかに傾斜された状態
となるように構成されている。
【0014】弦巻ばねは、弦巻ばねがカバー24に当た
っている状態で、弦巻ばねに被搬送物4の一部が乗り、
自重の一部が加わっても弦巻ばねのたわみは少なく、被
搬送物4の全重量が加わったときには弦巻ばねが大きく
たわむ付勢力となるように構成されている。
【0015】尚、2台のベルトコンベア1,2の間の下
方には、レーザ投光器58とカメラ60とが配置されて
おり、レーザ投光器58によりレーザ光を被搬送物4に
照射し、反射したレーザ光をカメラ60により受光し
て、被搬送物4の形状を測定する。
【0016】次に、前述した本実施形態の搬送装置の作
動について説明する。まず、上流側のベルトコンベア1
から被搬送物4が搬送されて、被搬送物4の先端がベル
トコンベア1のベルト10上からカバー24上に移動す
る。このカバー24により、被搬送物4は支持軸14に
引っ掛かることなく、滑らかに移動する。被搬送物4は
ベルト10の回転により押し出されて、カバー24上を
滑りながら、下流側のベルトコンベア2に向かって移動
する。
【0017】更に、ベルト10の回転により、被搬送物
4は押し出されるようにしてカバー14上から渡り部材
18上に移動する。被搬送物4は渡り部材18上をその
先端に向かって移動し、渡り部材18により案内されて
下流側のベルトコンベア2にその先端が達すると、先端
はベルトコンベア2のベルト12に乗り移る。よって、
ベルト12の回転により被搬送物4がベルトコンベア2
上に引き込まれる。その際、渡り部材18には被搬送物
4の重量の一部が加わるだけなので、渡り部材18のた
わみは小さく、被搬送物4は滑らかに搬送される。
【0018】図1に示すように、被搬送物4の下面に凸
部があるような場合、凸部が渡り部材18上に達して、
被搬送物4の重量の多くが渡り部材18に作用するよう
になると、これにより、渡り部材18が大きくたわみ、
二点鎖線で示すように、支持軸14の廻りに揺動する。
【0019】従って、被搬送物4が下降して、被搬送物
1は少なくとも一方のベルトコンベア1,2のベルト1
0,12上に接触し、ベルト10,12の回転により搬
送され続ける。よって、被搬送物4は上流側のベルトコ
ンベア1から下流側のベルトコンベア2に滑らかに搬送
される。
【0020】以上本発明はこの様な実施形態に何等限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々なる態様で実施し得る。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の搬送装置
は、被搬送物に凹凸があっても、渡り部材が支持軸の廻
りに揺動して、上流側のコンベアから下流側のコンベア
に被搬送物を滑らかに渡すという効果を奏する。また、
渡り部材を弦巻ばねにより構成することにより、構造が
簡単になる。更に、弦巻ばねを複数設けることにより、
幅のある被搬送物でも滑らかに棉摺ることができる。カ
バーを設けることにより、被搬送物が支持軸に引っ掛か
るのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての搬送装置の拡大断
面図である。
【図2】本実施形態の搬送装置の平面図である。
【図3】従来の搬送装置の断面図である。
【符号の説明】
1,2,50,52…ベルトコンベア 4,54…被搬送物 14…支持軸 18,56…渡り部材 24…カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物の全長よりも小さな間隔を開け
    て配置された2台のコンベア間に前記被搬送物の渡り部
    材を設けた搬送装置において、 前記コンベア間に搬送方向と直交する支持軸を配置し、
    該支持軸の廻りに前記渡り部材を揺動可能に支持すると
    共に、前記被搬送物の重量に抗する方向に揺動付勢し、
    かつ、前記渡り部材上の前記被搬送物の自重により前記
    渡り部材が揺動する付勢力としたことを特徴とする搬送
    装置。
  2. 【請求項2】 前記渡り部材は前記支持軸に巻回された
    弦巻ばねであり、前記弦巻ばねの先端を下流側の前記コ
    ンベアに向かって突出したことを特徴とする請求項1記
    載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記弦巻ばねを前記支持軸の軸方向に複
    数設けたことを特徴とする請求項2記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記支持軸を覆うと共に、前記被搬送物
    が通過するカバーを設けたことを特徴とする請求項1な
    いし請求項3記載の搬送装置。
JP590998A 1998-01-14 1998-01-14 搬送装置 Withdrawn JPH11199038A (ja)

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Effective date: 20031107

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