JPH11196050A - 車輌用光送受信システム - Google Patents

車輌用光送受信システム

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Publication number
JPH11196050A
JPH11196050A JP10000944A JP94498A JPH11196050A JP H11196050 A JPH11196050 A JP H11196050A JP 10000944 A JP10000944 A JP 10000944A JP 94498 A JP94498 A JP 94498A JP H11196050 A JPH11196050 A JP H11196050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
light
optical
diffraction grating
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10000944A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Koyama
正 小山
Keiji Tsunetomo
啓司 常友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP10000944A priority Critical patent/JPH11196050A/ja
Publication of JPH11196050A publication Critical patent/JPH11196050A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線等の光を用いた車輌用送受信システム
を例えばノンストップ自動料金収集システムに適用す
る。 【解決手段】 料金所に配置された光送受信装置との交
信を行う車載機9は、例えば車輌のダッシュボードの中
央に配置され、またフロントガラス10の室内側面には
回折格子11を設け、車載機9の発光手段から発せられ
た信号光が所定角度で出射し、車載機9の受光手段に入
らないようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばノンストッ
プ自動料金収集システムに適用可能な車輌用光送受信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】高速道路の渋滞の原因の1つに、料金所
で車輌が一旦停止し、収受員との間での現金やカードの
やりとりに時間がかかることが挙げられている。そこ
で、現在無線通信を使用したノンストップ自動料金収集
システムが開発されつつある。斯かるシステムの概要
は、情報の読み出しと書き込みが可能なリード・ライト
型の車載機を車輌に備え、入口料金所では、車載機から
入口ビーコンを介して、IDナンバー、車種、預金残高
等を管理センターに発信し、また、入口ビーコンを介し
て料金所番号、路線番号等を車載機に書き込み、一方出
口料金所では、車載機から出口ビーコンを介して入口料
金所番号、路線番号等の入口情報を発信し、また、出口
ビーコンを介して料金、差引残高等を車載機が受信し、
これをモニタ等に映し出すようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在開発が進んでいる
システムは、2.5GHz帯の周波数の電波を用いるこ
とを前提としているが、他の電子機器から発せられる電
波がノイズとして入り込んだり、他の電子機器へのノイ
ズとなる虞れがある。
【0004】そこで、電波の代りに赤外線などの光を用
いるシステムも考えられる。しかしながら光を用いた場
合には反射の問題がある。即ち、光信号に変換された車
輌情報を車載機に組み込まれた発光手段で車外の受光部
へ発信する場合、車輌の窓ガラス等に反射してこれが車
載機に組み込まれた受光手段に入り、ノイズになってし
まう。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、光信号に変換された車外情報を受光手段で受
信し、また光信号に変換された車輌情報を発光手段で発
信するようにした車輌用光送受信システムであって、前
記発光手段から発せられる光信号が受光手段に入射する
ことを阻止手段にて阻止するようにした。尚、前記阻止
手段としては例えば回折格子が挙げられる。回折格子を
用いることで、例えば、光送受信装置を天井の内装部内
側或いは道路側等目立たない箇所や車内から見えない箇
所に設けることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る
車輌用光送受信システムをノンストップ自動料金収集シ
ステムに適用した例を示す斜視図であり、車輌の進入路
1の上流側と下流側には光学式車輌検知装置2,3を配
置し、この光学式車輌検知装置2,3の間にアーチ4を
設け、このアーチに光送受信装置5を取付けている。
【0007】光送受信装置5は管理センター内のコンピ
ュータ6及びモニタ7に接続し、且つ車輌8に搭載され
た発光手段と受光手段を備えたリード・ライト型の車載
機との間で交信を行う。交信には例えば赤外線を用い、
車載機からの発信には950nm、光送受信装置5から
の発信には850nmの波長を用いる。
【0008】図2に示すように、前記車載機9は例えば
車輌のダッシュボードの中央に配置する。尚、車載機9
の配置箇所はルームミラーの裏側等任意であり、料金所
に配置された光送受信装置5との交信が可能な箇所であ
ればよい。
【0009】また、前記したように発信光は950n
m、受信光は850nmの赤外線を用いているが、両者
の周波数の差は小さいため、車載機9からの光信号がフ
ロントガラス10等で反射して受光手段(フォトダイオ
ード)に入ると、ノイズとなる虞れがある。
【0010】そこで、本発明にあってはフロントガラス
10の室内側面に回折格子11を設け、図3に示すよう
に、発光手段から発せられた信号光が所定角度で出射
し、受光手段に入らないようにしている。
【0011】回折格子11を設ける箇所はフロントガラ
ス10の室内側面に限らず、例えば発光手段または受光
手段の近傍等任意であり、また回折格子11としては、
シート状に形成したもの、或いはガラス板に直接形成し
たもの等任意である。更に回折格子11の形成方法とし
ては、従来から公知の手段の他に、レーザ光を用いてガ
ラスの表面をアブレーション現象で蝕刻する方法等が可
能である。
【0012】以上において、車輌が進入路1に入ったこ
とを光学式車輌検知装置2で検知すると、光送受信装置
5からの車載機9に向かって車輌8が料金所に近づいた
ことを知らせる。すると、車載機9から光送受信装置5
に向かって入口料金所番号、路線番号等の入口情報を発
信する。光送受信装置5はこの信号を受け、コンピュー
タ6で料金を計算するとともにその金額を車載機9に発
信する。利用者は車載機9示された金額がOKであれば
その信号を発信し、そのまま通過し、料金は後日自動的
に利用者の口座から引き落とされる。
【0013】料金収集の具体的な方法は上記に限らず任
意である。また、車輌検知装置の数、配置箇所、更には
ゲートの有無等はこれからの課題である。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
ノンストップ自動料金収集システム等に適用する送受信
システムとして、赤外線等の光を使用するようにしたの
で、車載の電子機器にノイズを与えることがない。しか
も、回折格子等を用いることで、車載機の発光手段から
発せられた信号光が車載機の受光手段に入射することが
ないので、信頼性が高まる。また、回折格子を用いる
と、発光素子から出射した光、或いは受光素子に入る光
を曲げることができるので、光送受信装置を天井の内装
部内側や道路側等の目立たない箇所や車内から見えない
箇所に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車輌用光送受信システムをノンス
トップ自動料金収集システムに適用した例を示す斜視図
【図2】本発明に係る車輌用光送受信システムを適用し
た車輌の内部を示す図
【図3】外部との信号の授受の模式図
【符号の説明】
1…車輌の進入路、2,3…光学式車輌検知装置、5…
光送受信装置、6…コンピュータ、7…モニタ、8…車
輌、9…車載機、10…フロントガラス、11…回折格
子。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/02 10/18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号に変換された車外情報を受光手段
    で受信し、また光信号に変換された車輌情報を発光手段
    で発信するようにした車輌用光送受信システムであっ
    て、前記発光手段から発せられる光信号が受光手段に入
    射することを阻止手段にて阻止するようにしたことを特
    徴とする車輌用光送受信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車輌用光送受信システ
    ムにおいて、前記阻止手段は回折格子であることを特徴
    とする車輌用光送受信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車輌用光送受信システ
    ムにおいて、前記回折格子は運転者から見えない箇所に
    設けた光送受信装置に対して光信号を授受するものであ
    ることを特徴とする車輌用光送受信システム。
JP10000944A 1998-01-06 1998-01-06 車輌用光送受信システム Pending JPH11196050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10000944A JPH11196050A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 車輌用光送受信システム

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JP10000944A JPH11196050A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 車輌用光送受信システム

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JPH11196050A true JPH11196050A (ja) 1999-07-21

Family

ID=11487796

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10000944A Pending JPH11196050A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 車輌用光送受信システム

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