JPH1119589A - 振動発生装置 - Google Patents

振動発生装置

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JPH1119589A
JPH1119589A JP17364097A JP17364097A JPH1119589A JP H1119589 A JPH1119589 A JP H1119589A JP 17364097 A JP17364097 A JP 17364097A JP 17364097 A JP17364097 A JP 17364097A JP H1119589 A JPH1119589 A JP H1119589A
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JP
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frequency
coil
vibration
drive
circuit
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Withdrawn
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JP17364097A
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English (en)
Inventor
Atsushi Masuda
淳 増田
Satoru Numata
哲 沼田
Takahiro Kawachi
隆宏 河内
Toshio Koyakata
利夫 古舘
Youtarou Sakakura
洋大郎 坂倉
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を少なくし、また、ゲ−ムの操作者
に臨場感を与えられるようにするために、ゲ−ムの内容
によって振動の周波数や振幅を変えることができるよう
にする。 【解決手段】 磁気回路を構成する磁気回路構成部1
5、16と前記磁気回路構成部15、16を支持する支
持部材14、17とからなる振動部と、前記磁気回路内
に配置されるとともに交流電流が供給されるコイル13
とを備え、前記振動部の固有振動数を前記交流電流の周
波数の近傍に設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲ−ム機用操作装
置等に使用する振動発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の振動発生装置は、図7に示すよう
に、駆動部31と振動発生部32とからなり、駆動部3
1からの駆動電流を振動発生部32に供給することによ
って振動発生部32に振動を発生させるようにしてい
る。そして、駆動部31は、クロックパルス発生回路3
3、第一の駆動信号発生回路34、第二の駆動信号発生
回路35、駆動回路36等を有している。
【0003】ここで、駆動部31によって駆動される振
動発生部32の概略構成の一例を図8を用いて説明す
る。合成樹脂からなるL字状の取付部材37の底壁37
aにはボビン38を設け、筒状に形成されたコイル32
aが前記ボビン38に取り付けられている。また、前記
取付部材37の側壁37bの一端には、底壁37aと平
行状態で板バネ39が取り付けられ、この板バネ39に
は、磁気回路を構成する磁性金属からなるヨ−ク40が
取付られている。そして、このヨ−ク40は、コイル3
2aの外周を囲む筒状部40aと、コイル32aの中心
の空洞部32b内に位置する凸部40bと、この凸部4
0bの根本部分で、前記コイル32aの空洞部32b内
から外れた位置に設けられた磁石41とで構成されてい
る。
【0004】そして、前記磁石41により、磁性金属の
ヨ−ク40の凸部40bの端部は磁化されて、N極、ま
たはS極となり、また、ヨ−ク40の筒状部40aの端
部はS極またはN極となって磁気回路が構成されてい
る。従って、コイル32aはヨ−ク40の凸部40bの
端部と筒状部40aの端部との間に配置されている。こ
のような振動発生装置は、コイル32aに方形電流を所
定の繰り返し周波数で、その通流方向を切り替えて供給
することによる電磁作用によってヨ−ク40がコイル3
2aに対して相対的に上下動して、振動を発生する。す
ると、このヨ−ク40の上下動の振動が板バネ39を介
して取り付け部材37に伝達されるようになる。この
時、ヨ−ク40は、板バネ39が取付部材37に取り付
けられた箇所を支点として、円弧運動を行うようにな
る。そして、このような振動発生装置は、ゲ−ム機用操
作装置のケ−ス内に組み込まれ、例えば、カ−レ−スの
ゲ−ムの操作時、操作中の車が障害物に衝突したとき、
この振動発生装置を作動させて、ケ−スにその振動を伝
えることによって、操作者に臨場感を伝えるようにする
ために使用される。
【0005】次に、図7および図9に従って駆動部31
の構成を説明する。駆動部31におけるクロックパルス
発生回路33は、振動発生部32の振動周波数を決定す
るものであり、例えば、図9(a)に示すような繰り返
し周波数が、例えば20Hz(繰り返し周期をTで示
す)でデュ−ティサイクル50%のクロックパルスCP
を発生している。また、第一の駆動信号発生回路34と
第二の駆動信号発生回路35とは、トランジスタ等から
なるスイッチング回路で構成されており、クロックパル
ス発生回路33からのクロックパルスCPを受けて駆動
回路36に駆動信号を供給するものである。そして、第
一の駆動信号発生回路34は、クロックパルスCPの連
続する立ち下がり時刻毎に立ち上がりと立ち下がりとを
繰り返す、図9(b)に示すような駆動信号Φ1aと、
図示はしないが、この駆動信号Φ1aのハイレベル
(H)とロ−レベル(L)とを反転した駆動信号Φ1b
とを発生する。
【0006】同様に、第二の駆動信号発生回路35も、
クロックパルスCPの連続する立ち下がり時刻毎に立ち
上がりと立ち下がりとを繰り返す、図9(c)に示すよ
うな駆動信号Φ2aと、図示はしないが、この駆動信号
Φ2aのハイレベル(H)とロ−レベル(L)とを反転
した駆動信号Φ2bとを発生する。そして、第一の駆動
信号発生回路34から出力される駆動信号Φ1aと第二
の駆動信号発生回路35から出力される駆動信号Φ2a
とは、クロックパルスCPの繰り返し周期である期間T
だけ互いに位相がずれた状態になっている。
【0007】駆動回路36は、ブリッジ回路に構成され
た四個のパワ−トランジスタ36a、36b、36c、
36dを有している。このうち、パワ−トランジスタ3
6aと36cとはPNPトランジスタであり、パワ−ト
ランジスタ36bと36dとはNPNトランジスタであ
る。そして、パワ−トランジスタ36a、36cのエミ
ッタ同志が共に電源Eに接続され、また、パワ−トラン
ジスタ36b、36dのエミッタ同志が共にグランドに
接続されている。さらに、パワ−トランジスタ36aの
コレクタとパワ−トランジスタ36bのコレクタが相互
に接続され、パワ−トランジスタ36cのコレクタとパ
ワ−トランジスタ36dのコレクタが相互に接続されて
いる。
【0008】そして、第一の駆動信号発生回路34から
の駆動信号Φ1bがパワ−トランジスタ36aのベ−ス
に、駆動信号Φ1aがパワ−トランジスタ36dのベ−
スにそれぞれ供給され、第二の駆動信号発生回路35か
らの駆動信号Φ2bがパワ−トランジスタ36cのベ−
スに、駆動信号Φ2aがパワ−トランジスタ36bのベ
−スにそれぞれ供給されるようになっている。また、パ
ワ−トランジスタ36aのコレクタとパワ−トランジス
タ36bのコレクタとの相互の接続点と、パワ−トラン
ジスタ36cのコレクタとパワ−トランジスタ36dの
コレクタとの相互の接続点との間に振動発生部32のコ
イル32aが接続されて図9(d)に示すような駆動電
流Dが流れるようになっている。
【0009】即ち、第一の駆動信号発生回路34からの
駆動信号Φ1aがハイレベル(従って駆動信号Φ1bは
ロ−レベル)で、第二の駆動信号発生回路35からの駆
動信号Φ2aがロ−レベル(従って駆動信号Φ2bはハ
イレベル)となる期間Taでは、パワ−トランジスタ3
6a、36dがスイッチング動作によってそれぞれのコ
レクタ、エミッタ間が飽和して導通し(この時、パワ−
トランジスタ36c、36bは非導通)、振動発生部3
2のコイル32aに矢印A方向(正方向)に駆動電流D
が流れる。この駆動電流Dは図9(d)ではプラス
(+)側に示している。
【0010】また、第一の駆動信号発生回路34からの
駆動信号Φ1aがロ−レベル(従って駆動信号Φ1bは
ハイレベル)で、第二の駆動信号発生回路35からの駆
動信号Φ2aがハイレベル(従って駆動信号Φ2bはロ
−レベル)となる期間Tbでは、パワ−トランジスタ3
6c、36bがスイッチング動作によってそれぞれのコ
レクタ、エミッタ間が飽和して導通し(この時、パワ−
トランジスタ36a、36dは非導通)、振動発生部3
2のコイル32aに矢印A方向とは逆方向(逆方向)に
駆動電流Dが流れる。この駆動電流Dは図9(d)では
マイナス(−)側に示している。このようにして、振動
発生部32のコイル32aに期間T毎に通流方向が切り
替わって駆動電流Dが流れ、振動発生部32のヨ−ク4
0が上下動し、振動を発生するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記に説明した従来の
振動発生装置では、振動発生部32のコイル32に流す
駆動電流Dの大きさは常に一定であるため、振動の振幅
を大きなものとするには駆動回路36に印加する電源電
圧Eを大きく設定しておく必要があり、そのため消費電
力が大きくなる欠点があった。
【0012】また、例えば、カ−レ−ス等のゲ−ムでは
自動車の加速時や減速時においても振動の大きさ(振
幅)や振動の周波数が常に一定であったのでゲ−ムの臨
場感が乏しいという問題があった。そこで、本発明の振
動発生装置は、消費電力を少なくし、また、ゲ−ムの操
作者に臨場感を与えられるようにするために、ゲ−ムの
内容によって振動の周波数や振幅を変えることができる
ようにするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の振動発生装置は、磁気回路を構成する磁気
回路構成部と前記磁気回路構成部を支持する支持部材と
からなる振動部と、前記磁気回路内に配置されるととも
に交流電流が供給されるコイルとを備え、前記振動部の
固有振動数を前記交流電流の周波数の近傍に設定した。
【0014】また、本発明の振動発生装置は、前記交流
電流の周波数を、前記固有振動数における前記振動部の
振幅に対してほぼ半分の振幅を呈する周波数の範囲内に
設定した。
【0015】また、本発明の振動発生装置は、前記固有
振動数を前記交流電流の周波数よりも高く設定した。
【0016】また、本発明の振動発生装置は、前記交流
電流の周波数を前記範囲内で変化させるようにした。
【0017】また、本発明の振動発生装置は、前記交流
電流の大きさを変化させるようにした。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の振動発生装置の実施の形
態を図1乃至図6により説明する。本発明の振動発生装
置は、図1に示すように、駆動部1と振動発生部2とか
らなり、駆動部1からの駆動電流を振動発生部2に供給
することによって振動発生部2に振動を発生させるよう
にしている。そして、駆動部1は、さらに、駆動制御回
路3と駆動回路36とから構成されており、駆動制御回
路3から駆動制御信号が駆動回路36に供給されるよう
になっている。そして、例えば、ゲ−ム機の制御信号発
生回路5から駆動制御回路3に対して周波数制御信号S
fと電流制御信号Sc等が供給されるようになってい
る。なお、ここで、駆動回路36については、従来の構
成と同じであるので、その説明を省略する。
【0019】先ず最初に、振動発生部2の概略の構成を
図2、図3を参照して説明する。ここで、図2は振動発
生部2の要部断面図、図3は振動発生部2における振動
部の振幅特性図である。ABS樹脂等の非磁性材の成形
品からなる板状の取付部材11には、ほぼ中央部に筒状
のガイド部11aが形成されており、このガイド部11
aを中央にして取付部材11上に筒状のボビン12が取
り付けられている。ボビン12は空洞部12aを有し、
また一端側には鍔部12bが形成され、この鍔部12b
が取付部材11上に適宜手段によって固定されている。
そして、このボビン12の外側には導線を巻回して形成
したコイル13が取り付けられている。
【0020】ボビン12の鍔部12b上には円形状の突
出部12cが形成され、金属線からなる支持部材である
第一のコイルバネ14の一端側がこの突出部12cに係
合状態で鍔部12b上に載置されており、この第一のコ
イルバネ14の載置状態ではコイル13と第一のコイル
バネ14との間には所定の空隙が確保され、且つ、ボビ
ン12及びコイル13の中心線と第一のコイルバネ14
の中心線とが取付部材11に形成した筒状のガイド部1
1aの中心線と一致する状態になっている。
【0021】また、磁気回路を構成する磁性材料からな
るヨ−ク15は、上壁部15aと、コイル13の外周を
囲む筒状部15bと、この筒状部15bの外周に形成し
た円形状の鍔部15cとを有し、この鍔部15cが、上
壁部15aを上方として第一のコイルバネ14の他端側
に懸架状態で載置され、このヨ−ク15の筒状部15b
がコイル13と第一のコイルバネ14との間の空隙内に
位置するようになっている。そして、このヨ−ク15
は、その上壁部15aに固着されるとともに永久磁石1
6aを固定した磁性材料からなる柱状の凸部16を有
し、この凸部16がボビン12の空洞部12aに位置す
るようになっている。
【0022】また、ヨ−ク15の鍔部15c上には支持
部材である第二のコイルバネ17の一端側が載置され、
その他端側は、取付部材11に適宜手段によって取り付
けられたカバ−18の天井壁18aに形成された突出部
18bに係合状態で支持されている。これによって第二
のコイルバネ17は、径方向への移動が押さえられるよ
うになっている。この第二のコイルバネ17の巻径は第
一のコイルバネ14の巻径と同じになっている。この結
果、ヨ−ク15は、ボビン12の鍔部12bとカバ−1
8との間に介在した第一のコイルバネ14と第二のコイ
ルバネ17とによって支持され、取付部材11に対して
垂直方向に上下動するようになっている。
【0023】さらに、ヨ−ク15が支持された際は、図
2に示すように、筒状部15bがコイル13の外周を取
り囲むようにコイル13に被せられるとともに、凸部1
6の一部がボビン12の空洞部12a内に挿入され、そ
の外周全体がコイル13と対向した状態となっており、
そして、筒状部15bと凸部16との間に筒状のコイル
13が配置された状態となっている。そして、前記永久
磁石16aにより、磁性金属のヨ−ク15の凸部16の
外周端部が磁化されて、N極、またはS極となり、ま
た、ヨ−ク15の筒状部15bの端部がS極またはN極
となって凸部16と筒状部15bとの間に磁束が流れ磁
気回路が構成されている。従って、ヨ−ク15、凸部1
6は磁気回路構成部となり、コイル13はヨ−ク15、
凸部16によって構成される磁気回路内に配置されてい
ることになる。
【0024】そして、ヨ−ク15の凸部16の先端から
ボビン12の中心線に沿って設けられた軸19が取付部
材11に形成したガイド部11aの孔に挿通され、これ
によってヨ−ク15の横方向の振れがおさえられてい
る。さらに、取付部材11の下側には、この取付部材1
1に対向して回路基板20が設けられており、この回路
基板20上にはコイル13に駆動電流を供給する駆動部
1を構成する回路部品21等が組み込まれている。ま
た、取付部材11の下面とガイド部11aの周囲には金
属板あるいは金属箔等のシ−ルド体22が被着され、こ
れによって、ヨ−ク15からの漏洩した磁束が回路部品
21に流れ込まないようになっている。
【0025】このような構成によって振動発生部2が形
成されており、コイル13に方形の駆動電流を通流方向
を切り替えて供給すると、電磁作用により、支持部材で
ある第一のコイルバネ14と第二のコイルバネ17によ
って支持されたヨ−ク15がコイル13に対して上下動
する。すると、このヨ−ク15の上下動が第一のコイル
バネ14および第二のコイルバネ17を介して取付部材
11およびカバ−18に振動として伝達されるようにな
る。このような振動発生部2は、図示しないゲ−ム機用
操作装置内に組み込まれて用いられる。そして、例え
ば、カ−レ−スのゲ−ムの操作時、操作中に障害物に衝
突したとき、この振動発生部2を動作させてゲ−ム操作
装置にその振動を伝えることによって、操作者に臨場感
を与えるようになっている。
【0026】ところで、ヨ−ク15、凸部16、第一の
コイルバネ14、第二のコイルバネ17、軸19は、コ
イル13に流す駆動電流によって上下動する振動部とな
るが、本発明の振動発生装置においては、この振動部を
振動させるために、振動部の固有振動数を通常、実際に
コイル13に流す駆動電流の周波数である20Hz乃至
25Hzの近傍に設定している。一般的に、振動部の固
有振動数F0は、振動部の質量Mとバネ定数Kとによっ
て F0=1/(2π)*(K/M)1/2で示されるこ
とから、本発明ではヨ−ク15および軸19の質量をほ
ぼ35g(グラム)、バネ定数をほぼ50gf/mmに
設定して、コイル13に流す駆動電流を一定として周波
数を変化させてヨ−ク15の振幅特性を調べてみた。そ
の結果、図3に示すようにほぼ25Hzで最大振幅とな
り、固有振動数F0はほぼ25Hzであることがわかっ
た。また、周波数が15Hz〜30Hzの間では固有振
動数F0における最大振幅に対して1/2以上の振幅が
得られ、しかも、固有振動数F0よりも低い周波数では
振幅の減少が緩慢であるのに対し、固有振動数F0より
も高い周波数では振幅の減少が急峻であることがわかっ
た。なお、上記の計算式では、F0=18.8Hzとな
るが実測値との違いは振動発生部2の固定構造によるも
のと考えられる。
【0027】次に、図1に従って駆動部1の構成を説明
する。制御信号発生回路5は、図示しないゲ−ム機の本
体に組み込まれ、ゲ−ム機の操作に対応して、振動発生
部2が発生する振動の状態を制御するものであり、例え
ば、振動周波数を変えるための2ビットの周波数制御信
号Sfや、振動の振幅を変えるための2ビットの電流制
御信号Scを発生し、これらの制御信号を駆動制御回路
3に供給する。
【0028】駆動制御回路3は、クロックパルス発生回
路6、第一のタイミング回路7、第二のタイミング回路
8、第一の駆動電流制御回路9、第二の駆動電流制御回
路10を有している。このうち、クロックパルス発生回
路6は、図4(a)に示すように、繰り返し周期がTで
デュ−ティサイクルが50%のクロックパルスCPを発
生し、その繰り返し周波数は、制御信号発生回路5から
の2ビットの周波数制御信号Sfによって4通り(例え
ば、30Hz、40Hz、50Hz、60Hz)に切り
替えられ、この中からゲ−ムの内容によって操作者が所
望の繰り返し周波数を選択でき、あるいはゲ−ム機のプ
ログラムによってゲ−ム内容の変化、例えば、カ−レ−
スにおける加速、減速に対応して周波数が変わるように
なっている。このため、クロックパルス発生回路6は、
図示はしないが、例えば簡単なCR発振器を有し、この
CR発振器内のCR時定数を切り替えるようにしてもよ
い。
【0029】第一のタイミング回路7は、クロックパル
スCPの連続する立ち下がり時刻に対応して立ち上がり
と立ち下がりを繰り返す第一のタイミングパルスTP1
を発生するが、この第一のタイミングパルスTP1の立
ち上がり時刻は、図4(b)に示すように、クロックパ
ルスCPの立ち下がり時刻よりも時間td(およそ80
μS(マイクロ秒))だけ遅れるように設定されてい
る。同様に、第二のタイミング回路8も、クロックパル
スCPの連続する立ち下がり時刻に対応して立ち上がり
と立ち下がりを繰り返す第二のタイミングパルスTP2
を発生するが、この第二のタイミングパルスTP2の立
ち上がり時刻も、図4(c)に示すように、クロックパ
ルスCPの立ち下がり時刻よりも時間td(およそ80
μS(マイクロ秒))だけ遅れるように設定されてい
る。そして、図4(b)、(c)に示すように、第一の
タイミングパルスTP1と第二のタイミングパルスTP
2との間には、クロックパルスCPの繰り返し周期であ
る期間Tだけ位相ずれを設けている。
【0030】従って、図4(a)、(b)、(c)から
わかるように、第一のタイミングパルスTP1、第二の
タイミングパルスTP2の繰り返し周波数はクロックパ
ルスCPの繰り返し周波数の1/2となり、これによっ
て振動発生部2は15Hz、20Hz、25Hz、30
Hzの周波数の範囲内で振動するようになっている。こ
れらの振動周波数は、ゲ−ムにおける臨場感を得るのに
好適な周波数となっている。また、第一のタイミングパ
ルスTP1のハイレベルの期間と第二のタイミングパル
スTP2のハイレベルの期間とは同じTXとなり、ま
た、第一のタイミングパルスTP1のロ−レベルの期間
と第二のタイミングパルスTP2のロ−レベルの期間は
同じTY(=TX+2td)となって、期間TXの前後
に遅れ時間tdが位置するようになっている。このた
め、遅れ時間tdの間は、第一のタイミングパルスTP
1と第二のタイミングパルスTP2は共にロ−レベルと
なっている。
【0031】また、第一のタイミング回路7と第二のタ
イミング回路8とは、それぞれのタイミングパルスTP
1、TP2のハイレベルの期間TXが所定の期間以上に
なるとクロックパルスCPの立ち下がり時刻に関係なく
自動的にロ−レベルに反転するようなハイレベルの継続
期間TXを制限する機能を備えている。そして、この所
定の期間はおよそ67mS(ミリ秒)に設定されてい
る。そのため、第一のタイミングパルスTP1と第二の
タイミングパルスTP2とは、クロックパルスCPの繰
り返し周波数が低くなって、およそ15Hz以下になっ
たときは、図5(a)に示すクロックパルスCPの立ち
下がり時刻tfを待たずに、図5(b)、(c)に示す
ように、ハイレベルの継続期間が67mSとなる時刻t
f1で自動的にロ−レベルに復帰する。これによって、
コイル13への駆動電流の通電時間を必要以上に延ばす
ことがないので電力消費を少なくできる。
【0032】第一の駆動電流制御回路9は、第一のタイ
ミング回路7からの第一のタイミングパルスTP1を受
けて、この第一のタイミングパルスTP1のハイレベル
の期間TXで駆動部36のパワ−トランジスタ36a、
36dを導通するとともに、制御信号発生回路5からの
電流制御信号Scに基づいて駆動電流の大きさを制御す
るものである。同様に、第二の駆動電流制御回路10
も、第二のタイミング回路8からの第二のタイミングパ
ルスTP2を受けて、この第二のタイミングパルスTP
2のハイレベルの期間TXで駆動部36のパワ−トラン
ジスタ36c、36dを導通するとともに、制御信号発
生回路5からの電流制御信号SCに基づいて駆動電流の
大きさを制御する。この電流制御信号Scも、例えば、
カ−レ−ス等のゲ−ムにおいて、ゲ−ムの内容に応じて
変えられるようにゲ−ム機でプログラムされており、こ
れによって振動発生部2の振動の大きさ(振幅)が変化
するようになっている。
【0033】そこで先ず、第一の駆動電流制御回路9
は、図6(b)、(c)に示すように、第一のタイミン
グパルスTP1(図6(a)参照)と同じ位相関係とな
る駆動制御信号φ1aとこの駆動制御信号φ1aとはハ
イレベルとロ−レベルとが反転した駆動制御信号φ1b
とを出力する。また同様に、第二の駆動電流制御回路1
0は、図6(e)、(f)に示すように、第二のタイミ
ングパルスTP2(図6(d))と同じ位相関係となる
駆動制御信号φ2aとこの駆動制御信号φ2aとはハイ
レベルとロ−レベルとが反転した駆動制御信号φ2bと
を出力する。そして第一の駆動電流制御回路9からの駆
動制御信号φ1aが駆動回路36のパワ−トランジスタ
36dのベ−スに、駆動制御信号φ1bがパワ−トラン
ジスタ36aのベ−スにそれぞれ供給され、第二の駆動
電流制御回路10からの駆動制御信号φ2aが駆動回路
36のパワ−トランジスタ36bのベ−スに、駆動制御
信号φ2bがパワ−トランジスタ36cのベ−スにそれ
ぞれ供給される。そして、パワ−トランジスタ36aの
コレクタとパワ−トランジスタ36bのコレクタとの相
互の接続点と、パワ−トランジスタ36cのコレクタと
パワ−トランジスタ36dのコレクタとの相互の接続点
との間に、振動発生部2のコイル13が接続されてい
る。
【0034】この結果、第一のタイミングパルスTP1
がハイレベルとなる期間TXでは駆動回路36のパワ−
トランジスタ36a、36dがともに導通(この時は、
パワ−トランジスタ36c、36bは非導通となってい
る)し、振動発生部2のコイル13には図1の矢印Bの
方向(正方向)に駆動電流Dが流れる。第二のタイミン
グパルスTP2がハイレベルとなる期間TXでは駆動回
路36のパワ−トランジスタ36c、36bがともに導
通(この時は、パワ−トランジスタ36a、36dは非
導通となっている)し、振動発生部2のコイル13に
は、図1の矢印Bの方向とは逆方向に切り替えられて駆
動電流Dが流れ、これによって、コイル13には交流電
流が流れ、振動発生部2のヨ−ク15が振動する。
【0035】前述したように、電流制御信号Scは、駆
動電流の大きさを変えるものであるが、第一の駆動電流
制御回路9は、この電流制御信号Scを取り込み、この
第一の駆動電流制御回路9から出力する駆動制御信号φ
1a、φ1bのレベルを例えば4段階に切り替えるよう
にしている。即ち、パワ−トランジスタ36a、36d
を導通にする期間TXにおける駆動制御信号φ1aのハ
イレベルの大きさ(例えば電圧値)と同じ期間TXにお
ける駆動制御信号φ1bのロ−レベルの大きさ(例えば
電圧値)とを、図6(b)、および(c)のそれぞれに
示すように、H1、H2、H3、H4、およびL1、L
2、L3、L4の如く、4段階のいずれかに設定するよ
うにしている。このように設定することによって、パワ
−トランジスタ36a、36dのベ−スに供給するベ−
ス電流が変わり、駆動電流Dの大きさを変えることがで
きる。従ってパワ−トランジスタ36a、36dは、非
飽和のスイッチング動作をすることになる。
【0036】同様に、第二の駆動電流制御回路10も、
電流制御信号Scを取り込み、この第二の駆動電流制御
回路10から出力する駆動制御信号φ2a、φ2bのレ
ベルを例えば4段階に切り替えるようにしている。即
ち、パワ−トランジスタ36c、36bを導通にする期
間TXにおける駆動制御信号φ2aのハイレベルの大き
さ(例えば電圧値)と同じ期間TXにおける駆動制御信
号φ2bのロ−レベルの大きさ(例えば電圧値)とを、
図6(e)、および(f)のそれぞれに示すように、H
1、H2、H3、H4、およびL1、L2、L3、L4
の如く、4段階のいずれかに設定するようにしている。
このように設定することによって、パワ−トランジスタ
36c、36bのベ−スに供給するベ−ス電流が変わ
り、駆動電流Dの大きさを変えることができる。従って
パワ−トランジスタ36c、36bも、非飽和のスイッ
チング動作をすることになる。
【0037】以上のような本発明の振動発生装置は、通
常は例えば振動周波数がほぼ20Hz乃至25Hzで使
用されるので、振動部の振幅を大きくでき、従ってコイ
ルに流す駆動電流を減らすことができる。また、振動周
波数を20Hzとした場合は振動部の固有振動数25H
zよりも低くなっているが、図3の振幅特性から明らか
なように、周波数の変動に対する振幅の変化が、固有振
動数よりも高い周波数での振幅の変化よりも少ないの
で、安定した大きな振動が得られる。また、ゲ−ムの種
類、内容に対応してクロックパルス発生回路6が発生す
るクロックパルスCPの繰り返し周波数を変えることで
振動発生部2の振動周波数を変えるとともに振幅も変化
させることができるので、これによっても、操作者にゲ
−ムに対する興味を一層持たせることができる。この
際、振動周波数をおよそ15Hzから30Hzの間で変
化させれば大きな振幅を維持してしかも2倍の振幅比を
得ることができる。また、振動発生部2のコイルに流れ
る駆動電流の大きさをゲ−ムの種類、内容に対応して種
々変えることができるので、振動発生部2における振動
の振幅をさらに大きく変えることができ、操作者にゲ−
ムに対する興味を一層持たせることができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の振動発生装置
は、振動部の固有振動数をコイルに供給する交流電流の
周波数の近傍に設定したので、少ない駆動電流で振動部
の振幅を大きくでき、従ってコイルに流す駆動電流を減
らすことができ、電力消費が少なくて済む。
【0039】また、本発明の振動発生装置は、交流電流
の周波数を、固有振動数における振動部の振幅に対して
ほぼ半分の振幅を呈する周波数の範囲内に設定したの
で、その範囲では少ない駆動電流で大きな振幅を得るこ
とができる。
【0040】また、本発明の振動発生装置は、振動部の
固有振動数を交流電流の周波数よりも高く設定したの
で、振動の振幅が安定させることができる。
【0041】また、本発明の振動発生装置は、交流電流
の周波数を振幅が1/2の変化する範囲内で変化させる
ようにしたので、振動周波数と振幅とを同時に変化させ
ることができ、ゲ−ムの操作者に大きな臨場感を与える
ことができる。
【0042】また、本発明の振動発生装置は、交流電流
の大きさを可変としたので、振動発生部における振動の
振幅をさらに大きく変えることができ、ゲ−ムにおける
臨場感を一層持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動発生装置のブロック構成図であ
る。
【図2】本発明の振動発生装置における振動発生部の要
部断面図である。
【図3】本発明の振動発生装置における振動発生部の振
動部の振幅特性図である。
【図4】本発明の振動発生装置における駆動部の動作タ
イミング図である。
【図5】本発明の振動発生装置における駆動部の動作タ
イミング図である。
【図6】本発明の振動発生装置における駆動部の動作タ
イミング図である。
【図7】従来の振動発生装置のブロック構成図である。
【図8】従来の振動発生装置における振動発生部の要部
断面図である。
【図9】従来の振動発生装置における駆動部の動作タイ
ミング図である。
【符号の説明】
1 駆動部 2 振動発生部 3 駆動制御回路 5 制御信号発生回路 6 クロックパルス発生回路 7 第一のタイミング回路 8 第二のタイミング回路 9 第一の駆動電流制御回路 10 第二の駆動電流制御回路 11 取付部材 11a ガイド部 12 ボビン 12a 空洞部 12b 鍔部 12c 突出部 13 コイル 14 第一のコイルバネ 15 ヨ−ク 15a 上壁部 15b 筒状部 15c 鍔部 16 凸部 16a 永久磁石 17 第二のコイルバネ 18 カバ− 18a 突出部 19 軸 20 回路基板 21 回路部品 22 シ−ルド体 36 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古舘 利夫 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 坂倉 洋大郎 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気回路を構成する磁気回路構成部と前
    記磁気回路構成部を支持する支持部材とからなる振動部
    と、前記磁気回路内に配置されるとともに交流電流が供
    給されるコイルとを備え、前記振動部の固有振動数を前
    記交流電流の周波数の近傍に設定したことを特徴とする
    振動発生装置。
  2. 【請求項2】 前記交流電流の周波数を、前記固有振動
    数における前記振動部の振幅に対してほぼ半分の振幅を
    呈する周波数の範囲内に設定したことを特徴とする請求
    項1記載の振動発生装置。
  3. 【請求項3】 前記固有振動数を前記交流電流の周波数
    よりも高く設定したことを特徴とする請求項2記載の振
    動発生装置。
  4. 【請求項4】 前記交流電流の周波数を前記範囲内で変
    化させるようにしたことを特徴とする請求項2または3
    記載の振動発生装置。
  5. 【請求項5】 前記交流電流の大きさを変化させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の振動発生装置。
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