JPH11195830A - レーザ・パルス整形方法および装置 - Google Patents

レーザ・パルス整形方法および装置

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JPH11195830A
JPH11195830A JP10297471A JP29747198A JPH11195830A JP H11195830 A JPH11195830 A JP H11195830A JP 10297471 A JP10297471 A JP 10297471A JP 29747198 A JP29747198 A JP 29747198A JP H11195830 A JPH11195830 A JP H11195830A
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pulse
laser
laser pulse
optical switch
time
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JP10297471A
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English (en)
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Phillip Randall Staver
フィリップ・ランダル・ステイヴァー
Josef Robert Unternahrer
ジョセフ・ロバート・アンターナーレ
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/005Optical devices external to the laser cavity, specially adapted for lasers, e.g. for homogenisation of the beam or for manipulating laser pulses, e.g. pulse shaping
    • H01S3/0057Temporal shaping, e.g. pulse compression, frequency chirping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/06Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
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    • B23K26/0622Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by direct control of the laser beam by shaping pulses
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ衝撃ピーニング処理を改善することの
出来るレーザ・パルス整形方法および装置を提供する。 【解決手段】 レーザ・パルス(11)がレーザ(1
0)により発生されて、光学スイッチ(104)を開放
したとき、該光学スイッチを通過する。レーザ・パルス
に対する第1の基準時点が決定され、且つ光学スイッチ
の開放に対する第2の基準時点が決定され、これらの基
準時点に基づいて光学スイッチの開放時点が調節され、
これによりレーザ・パルスが整形される。具体的には、
第1の光検出器(112)がレーザ・パルスを検出して
信号を発生し、第2の光検出器(116)が光学スイッ
チを通過した後のレーザ・パルスを検出して信号を発生
し、コンピュータ(122)が両検出信号から遅延期間
を計算し、パルス発生器(130)が光学スイッチ開放
パルスを前記遅延時間だけ遅延させて発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にレーザ・パル
スの制御に関するものであり、更に詳しくはレーザ・パ
ルスの時間的ドリフトを補償するためにパルス・スライ
サのタイミングを調節する方法および装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】レーザを使用する多くの産業用途では、
所望の物理的効果を達成するためにレーザ・ビームのパ
ラメータを注意深く制御することが重要である。その一
例はレーザ衝撃ピーニング(peening)であり、
これは残留圧縮応力状態にある材料表面層を形成するこ
とによって金属のような材料の表面特性を改善するため
に使用される処理方法である。レーザ衝撃ピーニング処
理では、パルス・レーザ・ビームが典型的には、水のよ
うな透明な慣性閉込め層を介して、塗料のような吸収性
削摩材で被覆された部品に集束されて、該部品の表面材
料を塑性伸張させる衝撃波を生じる。部品表面中の塑性
変形は、部品表面中に残留圧縮応力状態を作り、これに
より該部品は未処理の部品よりも疲れ破損に対する抵抗
性がずっと大きくなる。というのは、表面の傷が一緒に
押し付けられて、それらの亀裂への成長が抑制されるか
らである。レーザ衝撃ピーニングは、例えば、航空機用
ジェットエンジンの中の高温超合金で構成された圧縮機
ファン羽根を処理するのに特に有用である。
【0003】レーザ衝撃ピーニングでは、レーザ・パル
スによって生じた機械的応力がレーザ・パルスの特性に
非常に左右される。例えば、レーザ・パルスの立上り時
間およびパルス・エネルギが部品に生じる圧縮応力にか
なりの効果を持つことがある。レーザ・パルスにより生
じる機械的効果を改善するために、ソリッドステート電
気光学スイッチをパルス・スライサとして使用して、レ
ーザ・パルスの前縁を急峻にすることが出来る。典型的
には、パルス・スライサは主クロックのトリガに応答し
て、レーザと共に作動される。しかしながら、通常のピ
ーニング作業中、例えばポンピング・パルス、累積利得
および発振器の往復損失のゆるやかな変化の結果として
レーザ・パルスが主クロックのトリガに対して時間的に
ドリフトするのが普通である。この結果、パルスがスラ
イスされる時点が早過ぎたり遅過ぎたりすることがあ
り、これは衝撃ピーニング・ターゲットに所望の機械的
応力を生じさせるシステムの能力に悪影響を及ぼす。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】従って、レーザ・パルスの時間的ドリフト
を監視して、パルス・スライサのタイミングを自動的に
調節することにより、レーザ・パルスに対して固定のス
ライス時点を維持し、もってレーザ衝撃ピーニング処理
を改善することの出来る装置および方法を提供すること
が望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の典型的な態様に
よれば、レーザによりレーザ・パルスを発生するステッ
プ、光学スイッチを開放して、レーザ・パルスが光学ス
イッチを通過できるようにするステップ、レーザ・パル
スに対する第1の基準時点を決定するステップ、光学ス
イッチの開放に対する第2の基準時点を決定するステッ
プ、並びに第1および第2の基準時点に基づいて光学ス
イッチの開放時点を調節して、レーザ・パルスを整形す
るステップを有するレーザ・パルス整形方法が提供され
る。
【0006】上記の方法を実施するための装置として、
レーザ・パルスを発生するレーザ、レーザ・パルスを検
出して、該レーザ・パルスを表す第1の信号を発生する
第1の光検出器、レーザ・パルスを通過させるための光
学スイッチ、前記光学スイッチを通過した後のレーザ・
パルスを検出して、該レーザ・パルスを表す第2の信号
を発生する第2の光検出器、前記第1および第2の信号
を受信して、前記第1および第2の信号に基づいて遅延
期間を計算するコンピュータ、並びに前記コンピュータ
から遅延期間を受け取って、前記光学スイッチを開放さ
せるパルスを、前記遅延時間だけ遅延させて発生するパ
ルス発生器を有する装置が提供される。
【0007】本発明による方法および装置は、例えば、
レーザ・パルスの相対的タイミングおよび光学スイッチ
の開放を能動的に制御して、システム内での時間的なド
リフトにも拘わらずレーザ・パルスを所望の時点で一貫
してスライスすることによって、レーザ衝撃ピーニング
処理をかなり改善することが出来る。
【0008】本発明のその他の特徴および利点は、添付
の図面を参照した以下の説明からよりよく理解されよ
う。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、レーザ衝撃ピーニングの
ような用途に使用されるレーザ・パルスの前縁を急峻に
するパルス・スライサの動作を示す。レーザ10がレー
ザ・パルス11を発生し、レーザ・パルス11は電気光
学パルス・スライサ12に入射する。電気光学パルス・
スライサ12は、例えば、ポッケルス・セルおよび偏光
子で構成される。パルス・スライサ12は時点t0 で開
放されて、その後パルスがパルス・スライサを通って伝
搬できるようにする。その結果、パルスはスライスされ
て、レーザ衝撃ピーニングにとって有用な急峻な前縁1
4を作る。
【0010】図2は、従来の装置におけるレーザ10お
よびパルス・スライサ12のタイミングを制御する電子
装置を例示する。主クロック16がレーザ10の作動お
よびパルス・スライサ12の開放を繰返し開始させる。
図2に示されているように、主クロック16によって出
力されたタイミング信号がケーブル21および23を介
してレーザ10およびパルス・スライサ制御器24にそ
れぞれ送られて、レーザ10がレーザ・パルスを発生
し、パルス・スライサ制御器24がパルス・スライサ1
2を開放させる。パルス・スライサ制御器24には、パ
ルス・スライサ12を開放させる高電圧信号を主クロッ
ク信号に対して遅延させる粗い(例えば、ミリ秒単位
の)手動制御遅延回路を含めることが出来る。
【0011】図2示されているシステムでは、系統的タ
イミング・エラーが動作中に通常生じて、レーザ・パル
スおよびパルス・スライサの相対的タイミングを変え
る。このような系統的エラーには、例えば、ポンピング
・パルス、累積利得および発振器の往復損失のゆるやか
な変化が含まれる。パルス・スライサ12およびパルス
・スライサ制御器24の構成部品も、スライスのタイミ
ングをドリフトさせる系統的タイミング・エラーを生じ
させる。その上、ケーブル21および23は有限の長さ
を持ち、これによりクロック信号に付加的な遅延が導入
される。時間的にドリフトしてレーザ・パルスを所望の
時点よりも早く又は遅く発生させる恐れのあるこれらの
遅延は、図には「システム遅延1」および「システム遅
延2」として表してある。
【0012】図3および4は、系統的タイミング・エラ
ーのパルス波形についての影響の例を示す。図3(A)
および(B)に示されているように、レーザ・パルス1
1がパルス・スライサ12の開放に対して早い時点へ時
間的にドリフトした場合、図3(C)に示されているよ
うに、その結果得られるパルスは低いエネルギを持つ。
逆に、図4(A)および(B)に示されているように、
レーザ・パルス11がパルス・スライサ12の開放に対
して遅い時点へ時間的にドリフトした場合、パルス・ス
ライサはレーザ・パルスが到達する前に開放して、図4
(C)に示されているように、レーザ・パルスの前縁を
急峻にする効果が得られない。パルス・エネルギおよび
パルスの前縁の形の両方が部品内に生じる機械的応力に
著しく影響を及ぼすので、レーザ・パルスの時間的ドリ
フトはレーザ衝撃ピーニング処理を著しく劣化させる恐
れがある。
【0013】図5は、本発明の典型的な実施態様による
レーザ・パルス整形装置100を示す。レーザ・パルス
整形装置100はレーザ102を含み、レーザ102
は、典型的には、キセノンまたはクリプトン・フラッシ
ュランプによってポンピングされるNd添加ガラス棒、
ポッケルス・セルのようなQスイッチ、並びに例えば第
1の反射率がほぼ100%の鏡および第2の反射率が7
0−80%の鏡を持つレーザ共振器を有する。典型的に
は、レーザ102は1.054ミクロンの波長で動作
し、スライス前の半値全幅(FWHM)が約30ナノ秒
であるパルスを発生する。レーザ・パルスは光学スイッ
チ(例えば電気光学パルス・スライサ)104に入射す
る。光学スイッチ104は典型的にはポッケルス・セル
および偏光子を有する。光学スイッチ104は開放およ
び閉成して、ターゲット110へのパルスを伝送および
遮断する。レーザ・パルス整形装置100はまた、レー
ザ衝撃ピーニング・ターゲット110に入射する前にレ
ーザ・パルスのエネルギを増大させる光増幅器124を
含む。
【0014】レーザ・パルスおよび光学スイッチ104
の開放のタイミングは、スタンフォード・リサーチ・イ
ンスツルメント(Stanford Research
Instruments)の製品型名DG−535パ
ルス発生器のようなパルス発生器130によって制御さ
れる。パルス発生器130は、高電圧電源から給電され
る、インラド社(Inrad,Inc.)で製造されて
いるような高電圧リレーを作動することによって、レー
ザ102を制御する。この高電圧リレーはレーザ発振器
内のQスイッチを開閉する。パルス発生器130はま
た、高電圧電源から給電される高電圧リレーを制御する
ことによって光学スイッチ104を制御する。この高電
圧リレーは光学スイッチ104を開閉する。パルス発生
器130は、それ自身の内部クロックを含んでいてもよ
いし、図5に示されているように外部クロック132
(例えば、電源装置ドライバ内のクロック)からクロッ
ク信号を受け取るようにしてもよい。
【0015】レーザ102によって発生されたパルス
は、本発明の典型的な実施態様によれば、2つの光検出
器によって監視される。第1の光検出器112が、第1
の漏洩モニタ114によって分岐されたパルス・エネル
ギの一部を検出する。また第2の光検出器116が、第
2の漏洩モニタ118によって分岐されたパルス・エネ
ルギの一部を検出することによって、光学スイッチ10
4を通ってスライスされた後の光パルスを監視する。一
実施例によれば、第1および第2の漏洩モニタ114お
よび118は、両面に反射防止膜を持ち、且つ少量のパ
ルス・エネルギ、例えばパルス・エネルギの1%未満、
典型的には約(1/4)%をそれぞれ第1および第2の
光検出器112および116へ分岐させる光学窓で構成
される。この代わりに、第1および第2の漏洩モニタ1
14および118を高反射性の回転鏡で構成して、これ
らの鏡を透過したエネルギを第1および第2の光検出器
112および116で監視するようにしてもよい。第1
および第2の光検出器112および116は、レーザ・
パルスの時間的特性を正確に測定するのに充分な速さ電
気応答を有することが好ましい。一実施例では、第1お
よび第2の光検出器112および116の立上り時間は
好ましくは1ナノ秒未満である。第1および第2の光検
出器は、例えば、エレクトロ・オプティクス社(Ele
ctro Optics,Inc.)によって製造され
ている型番ET2000フォトダイオードで構成し得
る。第1および第2の光検出器112および116は、
検出した光信号を表すそれぞれの電圧信号をディジタイ
ザ120の第1および第2の入力チャネルへ出力する。
ディジタイザ120は、例えばテクトロニクス(Tek
tronix)社の型名TDS640またはTDS68
4Bオシロスコープで構成され、入力信号をディジタル
化する。ディジタイザ120は、典型的には、パルス発
生器130からトリガ信号を受け取る第3のチャネルを
含む。
【0016】ディジタイザ120でディジタル化された
信号は、データ母線を介して信号分析器(例えば、コン
ピュータ)122に送られて、そこでそれらのタイミン
グ情報について分析される。信号分析器122は、本発
明の典型的な実施態様によれば、受け取ったディジタル
化された信号に基づいて、光学スイッチ104のための
適切な時間遅延を決定して光学スイッチ104をパルス
に対して適当な時点に開放させるようにプログラムされ
ている。
【0017】本発明の典型的な実施態様による方法につ
いて以下に説明する。最初に、ディジタイザ120によ
って得られるデータについて共通の絶対時間スケール
(目盛)を設定するようにレーザ・パルス整形装置10
0を較正する。較正を行うには、光学スイッチ104を
開放状態に維持しながらレーザ102でパルスを発生さ
せて、パルスが実質的に変更されずに光学スイッチ10
4を通過するようにする。次いで第1および第2の光検
出器112および116によって受け取られてディジタ
イザ120によってディジタル化される信号は、これら
の2つの信号の間の測定される「較正遅延」を除いて、
実質的に同じである。この較正遅延は、例えば、ディジ
タイザ120までの2つの取得チャネルの異なる光路長
およびケーブル長から生じる遅延、並びに装置100の
電子部品(例えば、光検出器)内での固有の遅延を表
す。較正は、較正遅延を信号分析器122に記憶し、例
えば前の2つの信号に較正遅延を加算することによっ
て、その後の測定値で適切な信号を補償することによ
り、達成することが出来る。
【0018】装置を較正した後、典型的な実施態様の方
法は、レーザ・パルスに対する初期固定遅延D1を選択
し且つ光学スイッチ104の開放に対する初期可変遅延
D2を選択するステップを含む。遅延D1およびD2は
オペレータによって、例えば信号分析器122の入力装
置(例えば、キーボード)を介して選択することがで
き、対応的にパルス発生器130に指令される。遅延D
1およびD2は、典型的には、光学スイッチ104が比
較的高いエネルギおよび急峻な前縁を持つパルスを作成
する時点に開放するように最初に設定される。例えば、
遅延D1およびD2は、パルス・エネルギの10%が光
学スイッチ104に入射した後に、またはパルスのパワ
ーが所定の値に達した後に光学スイッチ104が開放す
るように設定される。初期固定遅延D1および初期可変
遅延D2が、図6のパルス発生器130の中に簡略にし
て示されている。
【0019】方法の次のステップは、レーザ102によ
って発生されたレーザ・パルスを光検出器112および
116によって検出することである。光検出器112お
よび116はレーザ・パルスを監視して、信号分析器1
22がクロック132からのタイミング・パルスのよう
な何らかの固定の事象に対してレーザ・パルスについて
の第1の基準時点T1および光学スイッチ104の開放
についての第2の基準時点T2を決定することが出来る
ようにするために使用される。第1の光検出器112は
パルスに対する第1の基準時点T1を決定するために使
用される光信号を検出し、また第2の光検出器116は
光学スイッチ104の開放に対する第2の基準時点T2
を決定するために使用される光信号を検出する。光検出
器112および116は光信号をそれぞれの電圧信号に
変換して、それらをディジタイザ120の第1および第
2のチャネルへ伝送する。ディジタイザ120はこれら
の信号をディジタル化して、それらを信号分析器122
へ伝送する。
【0020】信号分析器122は、パルスについての第
1の基準時点T1および光学スイッチ104の開放につ
いての第2の基準時点T2を計算する。第1の基準時点
T1は、典型的には、ディジタル化された信号の振幅ま
たは面積のいずれかによって定められる。例えば、第1
の基準時点T1は、ディジタル化された信号が特定の振
幅に最初に到達した時点を表すようにする。この代わり
に、第1の基準時点T1は、パルスの累積エネルギが特
定の値に達した時点を表すようにしてもよい。第1の基
準時点T1は、典型的には、所望のパルス波形を作成す
るために光学スイッチ104が開放すべき時点を表す。
【0021】第2の基準時点T2は、典型的には、光学
スイッチ104の開放の前縁の中点によって定められ
る。例えば、第2の基準時点T2は、前縁の振幅がその
ピーク値の半分である時点で構成される。図5に示され
ている光増幅器124は、パルスのエネルギを増大させ
ることに加えて、光学スイッチ104の開放の前縁を急
峻化する。急峻化は、特にパルスの振幅が小さいときに
パルス内の速い時点で光学スイッチ104を開放する場
合に、前縁を識別するのを容易にする。光増幅器124
は、例えば、フラッシュランプでポンピングされるNd
添加ガラス棒で構成することが出来る。
【0022】第1および第2の光検出器112および1
16は、パルスの時間および光学スイッチ104の開放
の時点を表す信号を供給することによってレーザ・パル
スの特性に対する能動制御を可能にする。この取得され
たデータは信号分析器122によって使用されて、レー
ザ・パルスが光学スイッチ104の開放に対して遅くま
たは速く進行しているかどうかが決定される。
【0023】典型的な実施態様の方法によれば、次のス
テップでは、信号分析器122が、基準時点T1および
T2を計算した後、パルス発生器130内で発生される
光学スイッチ104に対する可変遅延D2を調節して、
光学スイッチ104のパルスに対する開放時点が適切な
パルス波形を生じさせる時点になるようにする。例え
ば、パルスの第1の基準時点T1が所望のスライス時点
に対応している場合、可変遅延D2は測定されたT1お
よびT2の値の差によって調節されて、T1がその後の
パルスに対してT2に等しくなるようにする。図5に示
されているように、信号分析器122は新しいD2の値
を含む制御命令をパルス発生器130に送って、測定さ
れたレーザ・パルスから決定されたドリフトを補償す
る。この更新されたD2の値は、パルス発生器130に
よって、光学スイッチ104の次の開放を開始させる際
に使用される。従って、パルスが時間的にドリフトして
も、光学スイッチ104はパルスに対して所望の時点で
開放する。
【0024】信号分析器122によって決定されるD2
の値は、例えば、レーザのピーク・パワーに対して初め
の固定の伝送パワーを維持し、またはレーザ・パルスの
全エネルギに対して固定の伝送エネルギを維持するよう
に選ばれる。これらの2つの動作方法は、それぞれ、
「高さによるスライシング」および「面積によるスライ
シング」と呼ぶことが出来る。
【0025】本発明の別の面によれば、ノイズの多い信
号に起因してD2の値がかなり変動するのを防止するた
めに、信号分析器122によって決定されるD2の値の
変化を任意の1つのパルスに対し信号分析器によって制
限することが出来る。ノイズの多い環境では、パルスの
タイミングがパルス毎にかなり変動することがある。し
かし、一般にノイズによって引き起こされるパルス毎の
時間変動を予測するのは容易でないので、D2の変化
は、多くのパルスにわたって生じ得る時間的なドリフト
の速度に制限するのが好ましい。従って、信号分析器1
22は、パルス毎のD2の変化を1パルスにわたる長期
間ドリフトの値(例えば、1ナノ秒/パルス)以下に制
限するようにプログラムされる。この制限により、D2
の値がノイズに起因して著しく変動することが防止され
る。
【0026】パルス毎の制限に加えて、信号分析器12
2は最初の値に対するD2の累積変化を最大値に制限す
るようにプログラムすることが出来る。D2の値が最大
累積値(例えば、50ナノ秒)を越えて変化するとき、
信号分析器122は動作を中断して、例えばオペレータ
に警告を発するようにすることが出来る。従って、最大
累積値はシステムが動作しないようにし、或いはオペレ
ータに第2の値が大きく変化した場合に装置に問題があ
り得ることを警告する。
【0027】図6は、本発明の典型的な実施態様に従っ
たドリフト補正を例示するブロック図である。図6にお
いて、固定遅延D1および可変遅延D2は異なるチャネ
ルでパルス発生器130によって発生される。「システ
ム遅延1」および「システム遅延2」と記したブロック
はシステム内における時間的なドリフトを表し、これら
はパルスおよび光学スイッチ104の相対的なタイミン
グを変更する。固定遅延D1は、或る固定(一定)の時
間だけレーザ・パルスの開始を遅らせるために使用さ
れ、光学スイッチ104のドリフト補正をレーザ・パル
スに対して一層速い時点へ動かすことが出来るようにす
るために供給される。可変遅延D2は、光学スイッチ1
04の開放のタイミングをパルスのタイミングのドリフ
トに追従できるようにする。
【0028】本発明の別の面によれば、時間的なエラー
を引き起こす、検出器に対する漏洩ビームの空間的変動
に対して装置が敏感にならないように、漏洩ビームが集
束される。典型的なパルスでは、その振幅の時間的変化
がビームの断面内の異なる点で異なる。検出器に対する
ビームの空間的変動はデータに時間的変動を生じさせ
る。このエラー源はビームを空間的に積分することによ
って、例えばレンズでビームを集束することによって著
しく低減することが出来る。
【0029】図7に示されているように、漏洩ビームを
集束するレンズ140を設けることによって、漏洩ビー
ムを空間的に積分することが出来る。また、比較的粗い
表面を持つすりガラス・スクリーン142を設けること
によって、光検出器に入射する前の光信号を空間的に更
に積分することが出来る。レンズ140およびすりガラ
ス・スクリーン142は光信号を空間的に積分して、異
なる時間的特性を持つビームの断面内の異なる点から信
号を受け取る検出器によって引き起こされるエラーを低
減する。レンズ140およびすりガラス・スクリーン1
42は、第1および第2の光検出器112および116
の各々に対して設けることが出来る。
【0030】本発明の別の実施態様によれば、第2の光
検出器116を使用して、光学スイッチ104の開放時
点およびパルスの時点の両方を測定し、これにより第1
の光検出器112を不要にする。パルスの第1の基準時
点T1が光学スイッチ104によってスライスされた場
合、第1の基準時点T1は分析により決定することが出
来る。例えば、較正の際に、較正パルスのトレース(t
race)を記憶するとともに、該トレースがそのピー
ク値の50%のところにある時間を記憶する。この情
報、並びに関心のあるパルスがそのピーク値の50%に
低下する時点の測定値から、第1の基準時点を決定する
ことが出来る。
【0031】本発明を典型的な実施態様について詳述し
たが、特許請求の範囲に記載した本発明の真の精神およ
び趣旨の範囲から逸脱せずに種々の変更および変形をな
し得ることは当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】パルス・スライス方法を例示する概略ブロック
図である。
【図2】従来のパルス・スライサを示すブロック図であ
る。
【図3】時間的なドリフトの影響をうける従来の装置に
よって発生されるパルスを示す波形図である。
【図4】時間的なドリフトの影響をうける従来の装置に
よって発生される別のパルスを示す波形図である。
【図5】本発明の代表的な実施態様によるパルス整形装
置を示すブロック図である。
【図6】図5の装置内における遅延を例示するブロック
図である。
【図7】漏洩ビームを空間的に積分するために漏洩ビー
ムを集束する装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 レーザ 11 レーザ・パルス 12 電気光学パルス・スライサ 16 主クロック 21、23 ケーブル 24 パルス・スライサ制御器 100 レーザ・パルス整形装置 102 レーザ 104 光学スイッチ 110 レーザ衝撃ピーニング・ターゲット 112 第1の光検出器 114 第1の漏洩モニタ 116 第2の光検出器 118 第2の漏洩モニタ 120 ディジタイザ 122 信号分析器 124 光増幅器 130 パルス発生器 132 外部クロック 140 レンズ 142 すりガラス・スクリーン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ・パルスを整形する方法におい
    て、 レーザによりレーザ・パルスを発生するステップ、 光学スイッチを開放して、レーザ・パルスが該光学スイ
    ッチを通過できるようにするステップ、 レーザ・パルスに対する第1の基準時点を決定するステ
    ップ、 前記光学スイッチの開放に対する第2の基準時点を決定
    するステップ、並びに前記第1および第2の基準時点に
    基づいて前記光学スイッチの開放時点を調節して、レー
    ザ・パルスを整形するステップ、を有することを特徴と
    するレーザ・パルス整形方法
  2. 【請求項2】 前記第1の基準時点はレーザ・パルスの
    所定のパワーに基づいて決定される請求項1記載のレー
    ザ・パルス整形方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の基準時点はレーザ・パルスの
    エネルギの所定の一部分に基づいて決定される請求項1
    記載のレーザ・パルス整形方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の基準時点は、レーザ・パルス
    が前記光学スイッチに達する前に該レーザ・パルスをサ
    ンプリングする第1の光検出器によって決定される請求
    項1記載のレーザ・パルス整形方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の基準時点は、レーザ・パルス
    が前記光学スイッチを通過した後で該レーザ・パルスを
    サンプリングする第2の光検出器によって決定される請
    求項4記載のレーザ・パルス整形方法。
  6. 【請求項6】 更に、前記光学スイッチが開放している
    間に前記レーザにより較正パルスを発生するステップ、
    レーザ・パルスの光学経路上の異なる位置にある第1お
    よび第2の光検出器により前記較正パルスを検出するス
    テップ、前記第1の光検出器による前記較正パルスの検
    出と前記第2の光検出器による前記較正パルスの検出と
    の間の相対的時間遅延を補正する較正遅延を計算するス
    テップを含んでいる請求項1記載のレーザ・パルス整形
    方法。
  7. 【請求項7】 前記較正遅延はまた前記第1および第2
    の光検出器から出力された第1および第2の信号がディ
    ジタイザへ伝搬する時間の差をも補正する請求項6記載
    のレーザ・パルス整形方法。
  8. 【請求項8】 更に、クロック・パルスから所定の時間
    だけレーザ・パルスの開始を遅延させて、前記光学スイ
    ッチの開放時点を一層早い時点まで調節できるようにす
    るステップを含んでいる請求項1記載のレーザ・パルス
    整形方法。
  9. 【請求項9】 レーザ・パルスを整形する装置におい
    て、 レーザ・パルスを発生するレーザ、 レーザ・パルスを検出して、該レーザ・パルスを表す第
    1の信号を発生する第1の光検出器、 レーザ・パルスを通過させるための光学スイッチ、 前記光学スイッチを通過した後のレーザ・パルスを検出
    して、該レーザ・パルスを表す第2の信号を発生する第
    2の光検出器、 前記第1および第2の信号を受信して、前記第1および
    第2の信号に基づいて遅延期間を計算するコンピュー
    タ、 並びに前記コンピュータから遅延期間を受け取って、前
    記光学スイッチを開放させるパルスを、前記遅延時間だ
    け遅延させて発生するパルス発生器、を有することを特
    徴とするレーザ・パルス整形装置。
  10. 【請求項10】 前記レーザがNd添加ガラス棒、フラ
    ッシュランプおよびQスイッチで構成されている請求項
    9記載のレーザ・パルス整形装置。
  11. 【請求項11】 前記光学スイッチがポッケルス・セル
    および偏光子で構成されている請求項9記載のレーザ・
    パルス整形装置。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2の光検出器がフォ
    トダイオードで構成されている請求項9記載のレーザ・
    パルス整形装置。
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