JPH11193675A - ドア貫通ユニット及びそのユニットを有するドア - Google Patents
ドア貫通ユニット及びそのユニットを有するドアInfo
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- JPH11193675A JPH11193675A JP36920697A JP36920697A JPH11193675A JP H11193675 A JPH11193675 A JP H11193675A JP 36920697 A JP36920697 A JP 36920697A JP 36920697 A JP36920697 A JP 36920697A JP H11193675 A JPH11193675 A JP H11193675A
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Abstract
空気を遮断した状態のままホースやコード等の線管を他
の部屋等に通すことができる。 【解決手段】 浴室等の部屋のドアの枠側の一部に設け
たドア貫通ユニットYであって、ホースやコード等の線
管が貫通する貫通部2Aを有し、ドアを閉じた状態で部
屋の内外にホースやコード等の線管を通すように構成し
た。
Description
けた部屋にあるドアの本体若しくは枠の一部に、ホース
やコード等の線管が貫通する孔若しくは切欠きを有する
ドア貫通ユニット及びこのドア貫通ユニットを設けたド
アに関するものである。
呂の残り湯を利用することがしばしば行われている。即
ち、これは、水温が比較的高いので汚れが落ちやすいこ
とや、特に冬場には、冷たい水に触れる手への配慮とし
ても有り難いものである。
が、これに使用する水は水道水を利用することが多い。
る場合には、相当量の水を使用するから、水道水として
の資源の無駄使い、水道水の浪費、下水処理場での排水
量の増大のような環境問題等の点でも問題がある。
めに、片手に納まる程度に小型で持ち運びが簡単な簡易
ポンプや電気洗濯機にポンプを内蔵したものも開発され
ており、これによって風呂の残り湯を機械的に汲み上げ
ることができるようになっている。
うな簡易ポンプやポンプ内蔵式の電気洗濯機で残り湯を
汲み上げる場合には、例えば図15に示すように、浴槽
内にセットしたポンプ側から汲み上げ用のホース100
の先を洗濯槽のところまで延ばしてきてセットする必要
があるから、この汲み上げ作業の間は、浴室のドア10
1を開いてホース(簡易ポンプの場合にはポンプ駆動用
の配線コードも)を通さねばならない。図中、符号10
2は電気洗濯機を示す。
量の湯気が室外に洩れだし、燐室の鏡が曇ったり、多量
の湿気がこもって不快感をもたらすこともあり、これが
長期にわたると隣室等を傷める虞れもある。
引っ張ってきて水道設備のない屋外での洗車(集合住宅
のバルコニーでのデッキの清掃)等を行うような場合に
は、例えば、玄関ドアや勝手口ドア(リビングの窓)を
開放しておかねばならないから、埃や寒気・熱気の進
入、プライバシー等の点でも問題となっている。
み、ドアを閉じた状態のまま、即ち浴室ドアの場合にお
いては湿気や内外の空気を遮断した状態のままホースや
コード等の線管を他の部屋等に通すことができるドア貫
通ユニット及びそのユニットを有するドアを提供するこ
とを目的とするものである。
明は、浴室等の部屋のドアの本体若しくは枠の一部に設
けたドア貫通ユニットであって、ホースやコード等の線
管が貫通する孔若しくは切欠き等の貫通部を有し、前記
ドアを閉じた状態で部屋の内外にホースやコード等の線
管を通すように構成したものである。
記載のドア貫通ユニットにおいて、ホースやコード等の
線管を取り外さなくとも、ドアを開閉できるように構成
したものである。
を設けた部屋に取り付けるドアであって、このドアの本
体若しくは枠の一部にホースやコード等の線管が貫通す
る孔若しくは切欠きを有するドア貫通ユニットを設け、
前記ドアを閉じた状態で部屋の内外にホースやコード等
の線管を通すように構成したものである。
ついて添付図面を参照しながら説明する。なお、この実
施例においてさきの従来例と同一のものには同一の符号
を付して重複説明を避ける。図1は、この発明に係るド
ア貫通ユニットYを示すものであり、このドア貫通ユニ
ットYは、ドアの本体1に設置されている。なお、図中
符号Gはガラス部分を示す。
付けてある吊元側とは逆の、把手を設けてある開閉側
(自由端側)に設置されており、特に図5に示すよう
に、少なくとも浴槽上縁面と同程度の高さにあわせて取
り付けてある。なお、電気洗濯機を使用しない所、例え
ば玄関から屋外等へホースを引き出す場合には特にその
高さは考慮しなくともよい。
Yは、合成樹脂やアルミニュウム等の適宜の材料で形成
した略コ字形の本体2と、ヒンジ3Aで回動自在に支持
された蓋3と、この蓋3で普段は閉じられた貫通部(こ
の実施例では切欠き)2Aとを有しており、ホース等を
通す場合には蓋3を上に180度折り返して(図4にお
いて、破線で示す)逆さまの状態で固定する(図5参
照、図符号Hはホースを示す。)ようになっている。そ
のために、この蓋3及び本体2には、ロック用の突起3
B及びロック孔2Bが形成されている。なお、図中符号
1Aはドア本体1の室内部分、1Bはドア本体1の室外
部分を示す。また、符号3Cは摘まみ、3Dは止水のた
めのパッキンを示す。
アに適用する場合には、浴室外側(例えば洗面所側)で
はなく浴室内側に設けるようにすればよい。また、玄関
等でも屋内側に設けることが好ましい。
ポンプを使用する場合には、先ず蓋3を開いて上側でロ
ックして貫通部2Aを開放させる。また、この後(或い
はこれより以前でもよい)にポンプを浴槽内の残り湯に
(水面以下の例えば浴槽内の床面に)沈めてセットする
とともに、このポンプと接続されたホースの先端を電気
洗濯機の槽内にセットする(なお、ポンプの種類によっ
ては、浴槽内にホースの先端をまた電気洗濯機の槽内に
ポンプをセットする場合もある)。これと同時にあるい
はこの前後に、ポンプ側への給電用コードをコンセント
に接続する。
れらをドア貫通ユニットYの開放された貫通部2Aに通
しながら、ドアを閉じる。なお、ポンプを浴槽内にセッ
トしたあとで、ホースやコードを貫通部2Aに通しなが
らドアを閉じたのち、ホースの先を浴室外の洗濯槽にセ
ットしたり、コードをコンセントに差し込んでもよい。
説明する。これらの実施例において、先の実施例と同様
のものには、同一符号を付して重複説明を避ける。図6
に示すドアでは、貫通ユニットYの本体21が、室外側
の方を高さ的に高くした斜めに形成されており、室外
(洗面所)側に水が洩れ難いように構成されている。な
お、浴室ドアであれば、浴室内側に水が流れるように構
成するが、玄関ドア等では、屋外側へ流れるようにする
のが好ましい。
体22の室外側の方の一部に、水返し22Bを設け、室
外(洗面所)側に水が洩れ難いように構成されている。
体23の室外側の貫通部の下部に水返し23Bを設ける
とともに、室内側に上から壁23Cを設け、、室外(洗
面所)側に水が洩れ難いようにするのと同時に、挿入す
るホース等が上下で固定・支持されてずれ落ちぬように
構成されている。
体23の室内側に、薄手の比較的可撓性のある材料を使
用してカーテン部材23Bを形成し、これを上から吊り
下げてもよい。
外の境界となるドアに設ける場合であって、貫通ユニッ
トYの本体25の貫通部25Aの屋内側の上下に屋外側
に向けて下向きに傾斜した傾斜板25B、傾斜板25C
を設け、これによって屋内への水の侵入を防止してもよ
い。また、傾斜板とすることで、屋外側の埃等が貫通ユ
ニットY内にたまることが防止できる。
本体26の貫通部26Aの上下に軟質材で形成した遮蔽
板26B、遮蔽板26Cを設け、これによって室外への
水の洩れだしを防止してもよい。
本体27の貫通部27Aを室外に向けて高くなるように
傾斜させるとともに、貫通部27Aの室外側の下部に水
返し27Bを設けた構成としてもよい。
本体28の貫通部28Aに、挿通させるホースが接触す
ると、その接触部分だけ後退するように変形する構造の
閉塞部材28Bを設けた構成でもよい。
く、ドアの開閉側(自由端側)に対向するドア枠1側の
縦枠部分に、貫通ユニットYが取り付けられている。な
お、この貫通ユニットYとしては、図2に示すタイプの
ものや、図3、図4、図6乃至図13の各種のタイプの
ものが適用できる。
は、この他に、例えば図15に示す折戸のドア枠(縦枠
部分)4に設けたり、図16の引戸のドア枠(戸当たり
部分)4に設けることができる。また、この貫通ユニッ
トYは、図15や図16のタイプのドアであっても、破
線で示すようにドア本体1側に設けてもよい。
れば、浴室等の部屋のドアの本体若しくは枠の一部に設
けたドア貫通ユニットであって、ホースやコード等の線
管が貫通する孔若しくは切欠きを有し、ドアを閉じた状
態で部屋の内外にホースやコード等の線管を通すように
構成してあるから、例えばホースやコードを浴室外へつ
ないだままの状態でドアを開閉でき、残り湯の汲み上げ
作業中にドアを完全に閉じることができるから、浴室か
らの湯気や湿気の進入が有効に防止でき、洗面所等の隣
室が湿気で鏡がくもったり、着ている衣服が湿るといっ
た不快感をもたらすことがなくなる。勿論、汲み上げ作
業を行わない場合にも、浴室の内外をドアで完全に遮断
できるから、ホースやコード等を不使用時にも隣室への
湯気や湿気の進入が確実に防止できる。
トは簡単な構成でユニット化されているから、新設のド
アばかりか、現在使用中のドアにも極く簡単な作業で設
置・改造でき、ドアの交換に比べコストの点でも好都合
である。
を示す斜視図。
から見たときの正面図。
からみたときの正面図。
けたドアの要部側面図。
側面図。
側面図。
側面図。
部側面図。
部側面図。
部側面図。
部側面図。
概略斜視図。
ットを取り付けた概略斜視図。
ットを取り付けた概略斜視図。
Claims (3)
- 【請求項1】 浴室等の部屋のドアの本体若しくは枠の
一部に設けたドア貫通ユニットであって、 ホースやコード等の線管が貫通する孔や切欠き等の貫通
部を有し、 前記ドアを閉じた状態で部屋の内外にホースやコード等
の線管を通すように構成したことを特徴とするドア貫通
ユニット。 - 【請求項2】 ホースやコード等の線管を取り外さなく
とも、ドアを開閉できるように構成したことを特徴とす
る請求項1に記載のドア貫通ユニット。 - 【請求項3】 水道の蛇口を設けた部屋に取り付けるド
アであって、 このドアの本体若しくは枠の一部にホースやコード等の
線管が貫通する孔若しくは切欠きを有するドア貫通ユニ
ットを設け、 前記ドアを閉じた状態で部屋の内外にホースやコード等
の線管を通すように構成したことを特徴とするドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36920697A JPH11193675A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ドア貫通ユニット及びそのユニットを有するドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36920697A JPH11193675A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ドア貫通ユニット及びそのユニットを有するドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11193675A true JPH11193675A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18493844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36920697A Pending JPH11193675A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ドア貫通ユニット及びそのユニットを有するドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11193675A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009061226A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-26 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 防火扉 |
KR101173474B1 (ko) | 2010-02-12 | 2012-08-14 | 이이구 | 연결통로가 구비된 새시 |
KR102067585B1 (ko) * | 2019-05-09 | 2020-01-20 | 한양이엔지 주식회사 | 케미컬 공급 호스 연결 시스템용 도어 장치 및 이를 이용한 케미컬 공급 호스 연결 시스템 |
CN115234140A (zh) * | 2022-08-03 | 2022-10-25 | 北京霖竹科技集团有限公司 | 一种具有防潮防腐功能的竹炭门 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36920697A patent/JPH11193675A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009061226A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-26 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 防火扉 |
KR101173474B1 (ko) | 2010-02-12 | 2012-08-14 | 이이구 | 연결통로가 구비된 새시 |
KR102067585B1 (ko) * | 2019-05-09 | 2020-01-20 | 한양이엔지 주식회사 | 케미컬 공급 호스 연결 시스템용 도어 장치 및 이를 이용한 케미컬 공급 호스 연결 시스템 |
CN115234140A (zh) * | 2022-08-03 | 2022-10-25 | 北京霖竹科技集团有限公司 | 一种具有防潮防腐功能的竹炭门 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061115 |