JPH11193640A - 既設コンクリート構造物の補修方法及び新設コンクリート構造物の施工方法 - Google Patents

既設コンクリート構造物の補修方法及び新設コンクリート構造物の施工方法

Info

Publication number
JPH11193640A
JPH11193640A JP10079545A JP7954598A JPH11193640A JP H11193640 A JPH11193640 A JP H11193640A JP 10079545 A JP10079545 A JP 10079545A JP 7954598 A JP7954598 A JP 7954598A JP H11193640 A JPH11193640 A JP H11193640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforced concrete
concrete structure
filler
repair
fiber reinforced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10079545A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tsuruta
健 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ozawa Concrete Industry Co Ltd
Original Assignee
Ozawa Concrete Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ozawa Concrete Industry Co Ltd filed Critical Ozawa Concrete Industry Co Ltd
Priority to JP10079545A priority Critical patent/JPH11193640A/ja
Publication of JPH11193640A publication Critical patent/JPH11193640A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた耐久性を有する補修面及び施工面を形
成することができる既設コンクリート構造物の補修方法
及び新設コンクリート構造物の施工方法を提案する。 【解決手段】 固定ボルト6を挿着する取付孔2を形成
した複数の繊維補強コンクリート板1又は含浸スレート
板を、補修面4に対して間隔を隔てるように並設、固定
した後、前記間隔にモルタル又はグラウト等の充填材8
を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた耐久性を有
する補修面及び施工面を形成することができる既設コン
クリート構造物の補修方法及び新設コンクリート構造物
の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】海中から突出するコンクリート製の橋脚
等では、水圧や塩害により、表面が侵食されるため大面
積の補修が必要となる。また、人工河川等のコンクリー
ト製の水路等でも、石や草木等が流れ込んで衝突或いは
接触するため壁面が削られて補修が必要となる。従来、
このような既設コンクリート構造物の補修において、一
般的には補修面に下塗り塗材を塗着、含浸させ、その上
から耐水性の上塗り塗材を塗着させる方法が採られてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の補修方法では、補修の原因となった水圧、或いは石
や草木の衝突や接触で、容易に剥離し、そこから剥離が
促進してしまうため、経年の使用に耐えるものではなか
った。また、単にスレート板等を表面に配設する方法で
は、厚肉で高重量のものを配設しなければならないた
め、施工現場にて多人数の作業者を必要とするという問
題があった。したがって、恒久的に補修効果が継続し、
しかも施工現場の省人化が達成される補修方法が希求さ
れていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、固定ボルトを挿着する取付孔を形成した
複数の繊維補強コンクリート板又は含浸スレート板等の
壁面材を、補修面に対して間隔を隔てるように並設、固
定した後、前記間隔にモルタル又はグラウト等の充填材
を充填することを特徴とする既設コンクリート構造物の
補修方法に関するものである。また、本発明は、新設コ
ンクリート構造物の施工方法をも提案するものであり、
固定ボルトを挿着する取付孔を形成した複数の繊維補強
コンクリート板又は含浸スレート板を、対向させると共
に間隔を隔てるように並設、固定した後、前記間隔にモ
ルタル又はグラウト等の充填材を充填することを特徴と
する。
【0005】
【発明の実施の形態】前記本発明では、壁面材として、
繊維補強コンクリート板又は含浸スレート板を用いる。
繊維補強コンクリート板は、一般的に知られている繊維
補強コンクリート、即ち補強繊維として鋼繊維、ガラス
繊維、炭素繊維及びビニロン繊維などを用いたものを使
用しても良いが、特に補強繊維として高倍率で延伸した
ポリプロピレン(OPP)繊維を用いることが好まし
い。このOPP繊維は、従来のPP混和材に比べて繊維
単体の強力が約1.5倍あり、耐熱性に優れている。こ
の繊維補強コンクリート板は、薄肉で高い曲げ強度を有
し、耐衝撃性や破壊靱性も高いので、高強度且つ高耐久
性が要求される本発明の壁面材として好適である。含浸
スレート板は、薄板にしてMMA(メチルメタクリレー
ト)等を含浸させたものを使用しても良いが、さらにそ
の片面(使用時の内面側)に5mm程度の骨材(表石)
をエポキシ系接着剤等で付着させたものを用いることが
好ましい。片面に骨材を付着させると、後述するモルタ
ル又はグラウトとの接触(接着)面積が大きくなるた
め、高い接着強度が得られる。したがって、片面に骨材
を付着させることはこの含浸スレート板ばかりに限ら
ず、前記繊維補強コンクリート板に適用しても良い。
尚、骨材の付着方法は、片面に接着剤を塗布した後に骨
材を散布する方法、骨材に接着剤をまぶした後に片面に
散布する方法、板材の作製に際し、セメントが硬化する
以前の段階の片面に骨材の一部を埋設する(この場合、
その後に含浸処理等を行う)方法等がある。
【0006】上記壁面材(繊維補強コンクリート板や含
浸スレート板)には複数の取付孔を形成するが、この取
付孔は、孔径が一定のものでも良いし、孔径が外側から
内側に向かって縮径するもので、断面形状がテーパ状に
形成されるものでも良い。この取付孔の形成方法は、特
に限定するものではなく、例えば板状に成形した後に適
当な治具を用いて穿設するようにしても良いし、予め型
枠を構成する支持板などに取付孔の内径寸法とほぼ同一
に形成されるピンを装着した状態で材料を注入し、成形
後にピンを抜くようにしても良いし、その他どのような
手段を用いて形成しても良い。さらに、壁面材の配設に
先立って、取付孔内には予めシール材を配設しておくよ
うにしても良い。シール材としては、耐水性を有するも
のを用いるが、固定ボルトの頭部との密着性を向上する
ために弾性を有するものが好ましい。
【0007】また、前記壁面材(繊維補強コンクリート
板や含浸スレート板)の取付孔に挿着する固定ボルト
は、どのようなものでも使用することができ、例えばそ
の頭部が取付孔内に係止され、表面から突出することな
く収容されるものでも良い。即ち、前記のように取付孔
の孔径が外側から内側に向かって縮径する形状である場
合には、この固定ボルトの頭部もこの取付孔と同様に外
側から内側に向かって縮径する形状としても良い。例え
ば人工水路等では、この固定ボルトの頭部が表面から突
出していると、水路を流れる草木やゴミ等が衝突したり
引っかかる抵抗物となり、仮に耐食塗料やキャップで被
覆しても固定ボルトの破損や腐食を生じたり、その周辺
に多大な水圧を生じて壁面が削られる原因となったりす
るが、前記のように表面から突出しない形状であると、
水流の抵抗が生じないので、補修効果が継続的に維持さ
れる。尚、この固定ボルトは、壁面材を直接的に補修面
に取り付ける場合にはアンカーボルトとなるが、補修面
に取付フレームやスペーサを固定して補修面に間接的に
取り付ける場合などには、該取付フレームやスペーサへ
の固着ボルトとなる。
【0008】本発明の補修方法に先立って従来と同様に
補修面の表面処理を行うことが好ましく、例えば表面を
研削したり、補強塗材を含浸させるなどの処理を適宜に
行うことが好ましい。また、固定ボルト、或いは取付フ
レームや取付スペーサの取付ボルトの固定を強固に行う
ための構成(構造)を適宜に追加するようにしても良
い。
【0009】また、壁面材(繊維補強コンクリート板や
含浸スレート板)を補修面に対して配設する間隔は、補
修対象となるコンクリート構造物の補修面の欠損状況等
に応じて適宜に増厚寸法を設定すればよい。さらに、固
定ボルトの頭部形状によっては適宜形状のキャップ材を
冠着するようにしても良い。例えば水流の抵抗を減じる
ような形状のキャップ材を冠着しても良い。また、取付
孔の周辺のみ、或いは全面にシール材を塗着しても良
い。また、壁面材と補修面との間隔に充填したモルタル
又はグラウト等の充填材が硬化した後は、固定ボルトを
抜き取り、適宜キャップ材を配設して取付孔を埋めるよ
うにしても良い。尚、充填材の充填は、どのように行っ
ても良く、例えば適宜に注入孔を設けて上方まで打ち上
げるようにしても良い。勿論壁面材は、このような充填
材の打設圧力で破断することはない。
【0010】このように本発明の補修方法では、薄肉で
も高強度の繊維補強コンクリート板又は含浸スレート板
を用いて補修を行うので、固定ボルトの引き込みや充填
材の打設圧力等で取付孔などが破断することなく補修作
業を行うことができ、コンクリート構造物の耐久性の向
上、並びに施工現場の省人化が達成される。そして、橋
脚等において、激しい波が打ち寄せても、表面の壁面材
が剥離することがなく、恒久的に補修効果が継続するも
のとなる。また特に、固定ボルトの頭部を突出しないよ
うにすると、水路等において、流れてくる草木が引っか
かったり、水流の抵抗となることがない。
【0011】新設のコンクリート構造物の施工において
は、前記壁面材を対向させると共に間隔を隔てるように
並設、固定する以外は、前記補修方法と同様に行うこと
ができる。勿論、その対向間隔は所望のコンクリート構
造物の施工寸法に応じて設定すればよい。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面の実施例に基づいて説明
するが、本発明はこれらに何等限定されるものではな
い。図1及び図2に示すように本発明に用いる繊維補強
コンクリート板1は、複数の取付孔2…が形成されてい
る。図示実施例の取付孔2は、孔径が外側から内側に向
かって縮径するもので、断面形状がテーパ状に形成され
ている。この繊維補強コンクリート板1としては、OP
P繊維を補強繊維とするPICを用いた。また、取付孔
2内には予めシール材3を配設した。
【0013】図2に示す補修面4は、補修を要する橋脚
のコンクリート支柱であって、予め表面を平坦状に研削
すると共に補強塗材を含浸させたものである。また、補
修面4の所定箇所に固定部5を設けた。この固定部5
は、固定ボルト(アンカーボルト6)を固定するための
ものである。この補修面4に対し、前記繊維補強コンク
リート板1を取付孔2の孔径が小さい方が内側となるよ
うに間隔を隔てて配設した。次に、前記取付孔2から補
修面4に向かってアンカーボルト6を挿入し、固定部5
に固定する。図示実施例のアンカーボルト6の頭部7は
取付孔2とほぼ同一形状としたため、表面に突出するこ
となく取付孔2内に収容される。その後、繊維補強コン
クリート板1と補修面4との間の空間にモルタル又はグ
ラウト等の充填材8を充填して硬化させた。この充填材
8の充填に際し、取付孔2はアンカーボルト6の頭部7
及びシール材3により閉塞されているので、充填材8が
洩れ出ない。しかし、図3に示すように橋脚では縦方向
に長い空間へ充填材8を注入する必要があり、注入圧が
5t/m3 にも及ぶ場合もある。この注入圧は、繊維補
強コンクリート板1を内側から強力に押圧し、その圧力
は特にアンカーボルト6の頭部7と接する取付孔2に集
中する。したがって、例えば単なるスレート板を用いた
場合には著しく厚肉に形成しなければ、取付孔2が破断
したり、それによりスレート板が外れたりするが、本発
明では、繊維補強コンクリート板1又は含浸スレート板
を用いるので、薄肉でも高強度であって、取付孔2が破
断することもなく充填作業を行うことができる。図中、
二点鎖線は、表面に施す耐食性の塗材(層)9である
が、この塗材9は充填材8の充填に先立って行っても良
いし、後でも良い。
【0014】図4は、本発明の補修方法を水路(側壁)
の補修に適用したものである。このような水路では、前
述のように石や草木等が流れ込んだとしても、表面(繊
維補強コンクリート板1)が高強度で、耐衝撃性、破壊
靱性に優れ、しかもその表面に水流等の抵抗物が形成さ
れていないので、恒久的に補修効果が継続する。尚、図
中の符号は、前記と同一内容の部材、箇所を示すもので
ある。
【0015】また、図5,6に示すように補修面4に縦
横に取付フレーム10を固定した後、繊維補強コンクリ
ート板1又は含浸スレート板を配設するようにしても良
い。この場合、固定ボルトは、取付フレーム10を補修
面4に固定するアンカーボルト6ではなく、繊維補強コ
ンクリート板1を取付フレーム10に固定する固着ボル
ト11(12はその頭部)である。
【0016】図7は、スターラップと呼ばれる補修工法
であり、まず同図(a)に示す矢印方向に部分的又は全
面的に侵食が進行した場合、内部に配された鉄筋13が
露出するまでこの老化部分をはつり落とし、平滑な補修
面14を形成させ、該補修面14に埋め込みボルト15
を埋設する。一方、片面に複数の骨材16を埋設状に付
着させた繊維補強コンクリート板17、止着孔を形成し
たスペーサ18を用意しておく。尚、このスペーサ18
の長さが充填材19の注入間隔になる。そして、同図
(b)に示すようにまず埋め込みボルト15にスペーサ
18を固定し、このスペーサ18に当接するように繊維
補強コンクリート板17を配設し、固定ボルト20をス
ペーサ18に止め着ける。尚、図示実施例ではこの固定
ボルト20は頭部に2本の管材21を抱持する構造のも
のを用いているが、この固定ボルト20は、例えばプラ
スチック製のものを用いても良い。また、図示実施例の
固定ボルト20は弧状の頭部が露出しているが、水流抵
抗等の影響が顕著な用途においては、前記実施例のよう
に頭部が取付口内に収容される形状のものが望ましい。
その後、モルタル又はグラウト等の充填材19を注入し
て硬化させた。この場合、充填材19中のアルカリで鉄
筋13の腐食が防止されるものとなるが、その効果を長
期間継続的に維持させるために防錆剤等を配合するよう
にしても良い。
【0017】図8は、新規コンクリート構造物(桟橋)
の施工工法であり、まず繊維補強コンクリート板又は含
浸スレート板等を用いて上方が開放する略U字状に組み
立てる。即ち底面板22の左右側縁に壁面材23,23
を一定間隔を隔てて対向させて固定する。尚、底面板2
2及び壁面材23はそれぞれ片面(底面板22では上
面、壁面材23では内面)に骨材24が付着された構成
のものを用いた。この状態における底面板23と壁面材
23との接続は特に高い接着強度を必要とすることな
く、モルタル又はグラウト等の充填材25に際して外れ
ない程度に固定されていればよい。また、図示実施例で
は対向する壁面材23,23を長尺な連結ボルト26で
連結するようにしたので、この連結ボルト26が固定ボ
ルトとなるが、この連結ボルト26は前記実施例と同様
に弧状の頭部に2本の管材27を抱持する構成のものを
用いた。また、この連結ボルト26に代えて前記実施例
と同様にスペーサ等を介して固定するようにしても良
い。その後、モルタル又はグラウト等の充填材25を注
入して硬化させた。
【0018】これら図7及び図8のように片面に骨材を
付着させた繊維補強コンクリート板や含浸スレート板を
用いた場合、注入するモルタル又はグラウト等の充填材
と高い接着強度が得られるので、補修に際しては充填材
層と壁面材との一体化が図られ、新規の施工に際しては
構造物の一体化が図れる。
【0019】以上本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は前記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。
【0020】
【発明の効果】以上要するに本発明は、薄肉でも高強度
の繊維補強コンクリート板や含浸スレート板を用いるの
で、橋脚等のコンクリート構造物の補修や新規構造物の
施工に際し、アンカーボルト(固定ボルト)の引き込み
や充填材の打設圧力等で取付孔などが破断することなく
作業を行うことができ、施工現場の省人化が達成される
上、コンクリート構造物の耐久性も向上するものとな
る。
【0021】特に、取付孔を、孔径が外側から内側に向
かって縮径するように形成し、固定ボルトの頭部が取付
孔内に収容されるようにした場合、表面から固定ボルト
の頭部が突出しないため、水路等において、水流の抵抗
となることがなく、固定ボルトの破損や腐食を生じた
り、その周辺に多大な水圧を生じて壁面が削られる原因
とならない。
【0022】また、補強繊維として延伸したポリプロピ
レン繊維を用いたポリマー含浸コンクリート板を用いた
場合、薄肉で高い曲げ強度を有し、耐衝撃性や破壊靱性
も高いので、恒久的に補修効果が継続するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補修方法に使用する繊維補強コンクリ
ート板の斜視図である。
【図2】本発明の補修方法を模式的に表す側断面図であ
る。
【図3】本発明の補修方法を橋脚に適用した状態を示す
側断面図である。
【図4】本発明の補修方法を適用する水路の断面図であ
る。
【図5】補修面に取付フレームを配設した後に繊維補強
コンクリート板を配設する施工途中を示す正面図であ
る。
【図6】図5のA−A線における断面図である。
【図7】(a)本発明を適用したスターラップ工法を桟
橋に採用するに際し、既設老化面をはつり落とす状況を
示す斜視図、(b)補修後の断面図である。
【図8】本発明の新設コンクリート構造物の施工方法を
桟橋に適用する状況を模式的に表した斜視図である。
【符号の説明】
1 繊維補強コンクリート板 2 取付孔 3 シール材 4 補修面 5 固定部 6 アンカーボルト 7 頭部 8 充填材 10 取付フレーム 11 固着ボルト 13 鉄筋 14 補修面 15 埋め込みボルト 16 骨材 17 繊維補強コンクリート板 18 スペーサ 19 充填材 20 固着ボルト 21 管材 22 底面板 23 壁面材 24 骨材 25 充填材 26 連結ボルト 27 管材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ボルトを挿着する取付孔を形成した
    複数の繊維補強コンクリート板又は含浸スレート板を、
    補修面に対して間隔を隔てるように並設、固定した後、
    前記間隔にモルタル又はグラウト等の充填材を充填する
    ことを特徴とする既設コンクリート構造物の補修方法。
  2. 【請求項2】 取付孔は、孔径が外側から内側に向かっ
    て縮径し、固定ボルトは、その頭部が取付孔内に収容さ
    れるものであることを特徴とする請求項1に記載の既設
    コンクリート構造物の補修方法。
  3. 【請求項3】 固定ボルトを挿着する取付孔を形成した
    複数の繊維補強コンクリート板又は含浸スレート板を、
    対向させると共に間隔を隔てるように並設、固定した
    後、前記間隔にモルタル又はグラウト等の充填材を充填
    することを特徴とする新規コンクリート構造物の施工方
    法。
JP10079545A 1997-11-04 1998-03-26 既設コンクリート構造物の補修方法及び新設コンクリート構造物の施工方法 Pending JPH11193640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10079545A JPH11193640A (ja) 1997-11-04 1998-03-26 既設コンクリート構造物の補修方法及び新設コンクリート構造物の施工方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30214397 1997-11-04
JP9-302143 1997-11-04
JP10079545A JPH11193640A (ja) 1997-11-04 1998-03-26 既設コンクリート構造物の補修方法及び新設コンクリート構造物の施工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11193640A true JPH11193640A (ja) 1999-07-21

Family

ID=26420558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10079545A Pending JPH11193640A (ja) 1997-11-04 1998-03-26 既設コンクリート構造物の補修方法及び新設コンクリート構造物の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11193640A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004035962A1 (ja) * 2002-10-16 2004-04-29 Tekken Construction Co., Ltd. コンクリート構造物の補修・補強方法
KR100501747B1 (ko) * 2002-01-21 2005-07-18 주식회사 동일화스너상사 앵커 볼트에 의한 강판 취부시 에폭시 누출이 방지되게 한실링공법과 그 장치
KR100777795B1 (ko) 2006-11-15 2007-11-22 주식회사 젠트로 콘크리트벽체 보강구조물 및 그 시공방법
JP2008240427A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Kajima Corp 既設rc部材の補強方法及び既設rc部材の補強用パネル
JP2010007244A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Sho Bond Constr Co Ltd 超高強度繊維補強コンクリート板の目地構造
KR100981091B1 (ko) * 2009-10-23 2010-09-09 리플래시기술 주식회사 콘크리트 구조물 보수ㆍ보강공법
JP2011042975A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Maeda Corp あと施工アンカー及びこれを用いた耐震補強構造、耐震補強方法
CN102337727A (zh) * 2010-07-22 2012-02-01 上海申继交通科技有限公司 一种复合法维修桥梁型钢伸缩缝靠背上白带损坏的新方法
JP2012237095A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Kfc Ltd 中空スラブの補修工法及び補修構造
CN103046765A (zh) * 2013-01-24 2013-04-17 李海广 防空洞加固后继续使用的施工工艺
JP2015031094A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 株式会社 南組 コンクリート構造物用補修パネル及びコンクリート構造物の補修方法
CN108756288A (zh) * 2018-06-13 2018-11-06 河北建科唐秦建筑科技有限公司 一种传统土窑民居面层加固补偿结构及其施工工艺
CN109025344A (zh) * 2018-05-28 2018-12-18 上海天补材料科技有限公司 一种空鼓内外墙瓷砖、石材的注入口固定销全面注浆修缮工法
CN109057385A (zh) * 2018-05-28 2018-12-21 上海天补材料科技有限公司 一种空鼓内外墙瓷砖、石材的注入口固定销部分注浆修缮工法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100501747B1 (ko) * 2002-01-21 2005-07-18 주식회사 동일화스너상사 앵커 볼트에 의한 강판 취부시 에폭시 누출이 방지되게 한실링공법과 그 장치
WO2004035962A1 (ja) * 2002-10-16 2004-04-29 Tekken Construction Co., Ltd. コンクリート構造物の補修・補強方法
KR100777795B1 (ko) 2006-11-15 2007-11-22 주식회사 젠트로 콘크리트벽체 보강구조물 및 그 시공방법
JP2008240427A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Kajima Corp 既設rc部材の補強方法及び既設rc部材の補強用パネル
JP2010007244A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Sho Bond Constr Co Ltd 超高強度繊維補強コンクリート板の目地構造
JP2011042975A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Maeda Corp あと施工アンカー及びこれを用いた耐震補強構造、耐震補強方法
KR100981091B1 (ko) * 2009-10-23 2010-09-09 리플래시기술 주식회사 콘크리트 구조물 보수ㆍ보강공법
CN102337727B (zh) * 2010-07-22 2015-12-09 上海申继交通科技有限公司 一种复合法维修桥梁型钢伸缩缝靠背上白带损坏的方法
CN102337727A (zh) * 2010-07-22 2012-02-01 上海申继交通科技有限公司 一种复合法维修桥梁型钢伸缩缝靠背上白带损坏的新方法
JP2012237095A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Kfc Ltd 中空スラブの補修工法及び補修構造
CN103046765A (zh) * 2013-01-24 2013-04-17 李海广 防空洞加固后继续使用的施工工艺
CN103046765B (zh) * 2013-01-24 2015-07-15 李海广 防空洞加固后继续使用的施工工艺
JP2015031094A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 株式会社 南組 コンクリート構造物用補修パネル及びコンクリート構造物の補修方法
CN109025344A (zh) * 2018-05-28 2018-12-18 上海天补材料科技有限公司 一种空鼓内外墙瓷砖、石材的注入口固定销全面注浆修缮工法
CN109057385A (zh) * 2018-05-28 2018-12-21 上海天补材料科技有限公司 一种空鼓内外墙瓷砖、石材的注入口固定销部分注浆修缮工法
CN108756288A (zh) * 2018-06-13 2018-11-06 河北建科唐秦建筑科技有限公司 一种传统土窑民居面层加固补偿结构及其施工工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11193640A (ja) 既設コンクリート構造物の補修方法及び新設コンクリート構造物の施工方法
CN105625197A (zh) 一种基于钢板-预应力碳纤维板的混凝土梁抗弯加固方法
KR100480867B1 (ko) 섬유래핑 및 섬유보강 수지판넬을 이용한 교각 구조물의내진보강공법
JP2004513268A (ja) コンクリート構造物の補修・補強用複合パネル及びそれを用いた補修・補強工法
KR100489515B1 (ko) 콘크리트 구조물 보수, 보강용 경량프리캐스트콘크리트패널 및 그를 이용한 보수, 보강공법
KR101978443B1 (ko) 초고강도 섬유보강 콘크리트 영구거푸집 구조 및 이를 이용한 도로용 방호벽의 보수·보강공법
JP2002155509A (ja) コンクリート構造物の補強構造および補強方法
JP4137287B2 (ja) 高耐久性構造埋設型枠工法
JP3897354B1 (ja) マンホールの補修及び補強方法
KR0164667B1 (ko) 콘크리트 구조물 균열 압착주입 보강공법
JPH0518120A (ja) コンクリート躯体の補修方法
KR200227269Y1 (ko) 교각 보수 섬유강화 플라스틱 합성 거푸집틀 구조
JP2002146904A (ja) コンクリート構造物の補強方法および補強コンクリート構造物
JP2002129753A (ja) コンクリート構造物の補強方法
KR20050053409A (ko) 콘크리트구조물의 표면에 합성고분자 무기질계 세라믹충전재를 충전하여 철판을 부착시키는 철판부착콘크리트구조물 및 이의 시공방법
KR100384942B1 (ko) 부재를 이용한 수중 콘크리트구조물의 보수/보강공법 및그부재
KR100380564B1 (ko) 특수관형앵커를 이용한 보강시트 부착장치
JP2893490B2 (ja) 水路の補修方法
JP3751258B2 (ja) コンクリート構造物の補強工法
KR100310016B1 (ko) 섬유보강 에폭시 수지 판넬의 제조방법
JP2002371795A (ja) 本体構造物の改修構造及び本体構造物の改修方法
JP2008133664A (ja) 新規誘発目地構造
KR0174161B1 (ko) 콘크리트 구조물 보강용 에폭시 수지판넬 및 그 제조방법
KR100418527B1 (ko) 강판을 이용한 섬유패널공법
JPH11256839A (ja) コンクリート構造物の補強・補修方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070529