JPH11192715A - 記録ヘッドの清浄方法およびそれが用いられる清浄装置 - Google Patents
記録ヘッドの清浄方法およびそれが用いられる清浄装置Info
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- JPH11192715A JPH11192715A JP36912697A JP36912697A JPH11192715A JP H11192715 A JPH11192715 A JP H11192715A JP 36912697 A JP36912697 A JP 36912697A JP 36912697 A JP36912697 A JP 36912697A JP H11192715 A JPH11192715 A JP H11192715A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録ヘッドの吐出口形成部の形状に影響され
ることなく吐出口形成部を確実に清浄することができる
とともに吐出口形成部に強固に付着した付着物も容易に
除去でき、しかも、連続して清浄作業を行うことができ
ること。 【解決手段】 空洞20IRを有するクリーニング部材
保持体20における柔軟性のあるクリーニング部材22
を、インク吐出口形成部18Asおよび18Bsに所定
の圧力で押圧し相対的に摺接移動させるとともにインク
吐出口形成部18Asおよび18Bsに付着した付着物
を透孔20aを介して空洞20IRに作用される吸引圧
力によりクリーニング部材22の外周部に保持してイン
ク吐出口形成部18Asおよび18Bsから除去し、さ
らに、クリーニング部材22の外周部に保持した付着物
を洗浄除去するもの。
ることなく吐出口形成部を確実に清浄することができる
とともに吐出口形成部に強固に付着した付着物も容易に
除去でき、しかも、連続して清浄作業を行うことができ
ること。 【解決手段】 空洞20IRを有するクリーニング部材
保持体20における柔軟性のあるクリーニング部材22
を、インク吐出口形成部18Asおよび18Bsに所定
の圧力で押圧し相対的に摺接移動させるとともにインク
吐出口形成部18Asおよび18Bsに付着した付着物
を透孔20aを介して空洞20IRに作用される吸引圧
力によりクリーニング部材22の外周部に保持してイン
ク吐出口形成部18Asおよび18Bsから除去し、さ
らに、クリーニング部材22の外周部に保持した付着物
を洗浄除去するもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体の記録面
に対して記録動作を行う記録ヘッドの吐出口形成部を清
浄する記録ヘッドの清浄方法、および、それが用いられ
る清浄装置に関する。
に対して記録動作を行う記録ヘッドの吐出口形成部を清
浄する記録ヘッドの清浄方法、および、それが用いられ
る清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタにおいては、記
録媒体の記録面に対してインクを吐出し記録動作を行う
記録ヘッドを備えている。記録ヘッドは、インクを吐出
する複数の吐出口が記録面に対向して形成される吐出口
形成面を有している。記録ヘッドの吐出口形成面におけ
る吐出口の一部が付着した塵もしくは固着したインクな
どにより詰まる場合においては、得られる画像の品位が
低下する虞があるので記録ヘッドの吐出口形成面は、以
下に述べるような種々の清浄化の方法が提案されてい
る。
録媒体の記録面に対してインクを吐出し記録動作を行う
記録ヘッドを備えている。記録ヘッドは、インクを吐出
する複数の吐出口が記録面に対向して形成される吐出口
形成面を有している。記録ヘッドの吐出口形成面におけ
る吐出口の一部が付着した塵もしくは固着したインクな
どにより詰まる場合においては、得られる画像の品位が
低下する虞があるので記録ヘッドの吐出口形成面は、以
下に述べるような種々の清浄化の方法が提案されてい
る。
【0003】記録ヘッドの吐出口形成面の清浄化を図る
にあたっては、第1の方法として例えば、特開平4−2
47960号公報にも示されるように、記録ヘッドの吐
出口形成面がゴム材料で作られたブレートの先端で拭き
取られる方法が提案されている。このようにブレートの
先端で記録ヘッドの吐出口形成面から拭き取られた付着
物は、ブレートに付着することとなるのでその付着物
は、用意された他の吸収体よりブレートから吸い取られ
る。
にあたっては、第1の方法として例えば、特開平4−2
47960号公報にも示されるように、記録ヘッドの吐
出口形成面がゴム材料で作られたブレートの先端で拭き
取られる方法が提案されている。このようにブレートの
先端で記録ヘッドの吐出口形成面から拭き取られた付着
物は、ブレートに付着することとなるのでその付着物
は、用意された他の吸収体よりブレートから吸い取られ
る。
【0004】第2の方法としては、例えば、特開平8−
310001号公報にも示されるように、インク溶剤が
吐出口形成面に対して吹き付けられるとともにインク溶
剤と一緒に付着した塵および溶解したインクが吸引除去
される方法が提案されている。
310001号公報にも示されるように、インク溶剤が
吐出口形成面に対して吹き付けられるとともにインク溶
剤と一緒に付着した塵および溶解したインクが吸引除去
される方法が提案されている。
【0005】第3の方法としては、例えば、特開平9−
150523号公報にも示されるように、ゴム材料で作
られ、先端に記録ヘッドの吐出口形成面に付着した塵な
どを吸引するための孔を有したブレートの先端が記録ヘ
ッドの吐出口形成面に摺接されるもとで、先端の孔を通
じて吐出口形成面に付着した塵などが吸引除去される方
法が提案されている。
150523号公報にも示されるように、ゴム材料で作
られ、先端に記録ヘッドの吐出口形成面に付着した塵な
どを吸引するための孔を有したブレートの先端が記録ヘ
ッドの吐出口形成面に摺接されるもとで、先端の孔を通
じて吐出口形成面に付着した塵などが吸引除去される方
法が提案されている。
【0006】第4の方法としては、例えば、特開平9−
156117号公報、および、図5にも示されるよう
に、ゴム材料で筒状に作られたホルダ6内に収容される
スポンジ4の一端が、インクジェット記録ヘッド2Hを
有するインクカートリッジ2のインクジェット記録ヘッ
ド2Hの吐出口形成面2ISに対向配置され、そのスポ
ンジ4には清浄作業開始前予めインクが充たされてい
る。そして、清浄作業のとき、スポンジ4の一端は吐出
口形成面2ISに所定期間当接され塵およびインク固着
物などがインクにより溶解されるもとで、スポンジ4の
他端に接続される吸引ポンプ8が作動状態とされること
により、吐出口形成面2ISが吸引清浄されるものであ
る。その際、余分なインクは 吸引ポンプ8の排出側に
接続される排出パイプ10を通じて排出される。
156117号公報、および、図5にも示されるよう
に、ゴム材料で筒状に作られたホルダ6内に収容される
スポンジ4の一端が、インクジェット記録ヘッド2Hを
有するインクカートリッジ2のインクジェット記録ヘッ
ド2Hの吐出口形成面2ISに対向配置され、そのスポ
ンジ4には清浄作業開始前予めインクが充たされてい
る。そして、清浄作業のとき、スポンジ4の一端は吐出
口形成面2ISに所定期間当接され塵およびインク固着
物などがインクにより溶解されるもとで、スポンジ4の
他端に接続される吸引ポンプ8が作動状態とされること
により、吐出口形成面2ISが吸引清浄されるものであ
る。その際、余分なインクは 吸引ポンプ8の排出側に
接続される排出パイプ10を通じて排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1の方法にお
いては、ブレードにより拭き取られる面は、段差がある
場合、凹部となる部分にまでブレードの先端を到達させ
ることが困難となるので比較的平坦な面に限定されるこ
ととなる。しかも、ブレードの先端により拭き取られる
塵などがそのような凹部に押し込まれる虞もある。従っ
て、ブレードにより拭き取る方法においては、記録ヘッ
ドの吐出口形成面が比較的平坦な面を有するものに制限
されることとなる。
いては、ブレードにより拭き取られる面は、段差がある
場合、凹部となる部分にまでブレードの先端を到達させ
ることが困難となるので比較的平坦な面に限定されるこ
ととなる。しかも、ブレードの先端により拭き取られる
塵などがそのような凹部に押し込まれる虞もある。従っ
て、ブレードにより拭き取る方法においては、記録ヘッ
ドの吐出口形成面が比較的平坦な面を有するものに制限
されることとなる。
【0008】上述の第2の方法においては、インク溶剤
が記録ヘッドの吐出口形成面に吹き付けられる場合、吐
出口形成面が凹型の形状であるとき塵などが凹部内に集
まる虞がある。従って、この方法では吐出口形成面が凸
型のものに限られることとなる。
が記録ヘッドの吐出口形成面に吹き付けられる場合、吐
出口形成面が凹型の形状であるとき塵などが凹部内に集
まる虞がある。従って、この方法では吐出口形成面が凸
型のものに限られることとなる。
【0009】上述の第3の方法においては、上述の第1
の方法の場合と同様に記録ヘッドの吐出口形成面が比較
的平坦な面を有するものに制限されることとなる。
の方法の場合と同様に記録ヘッドの吐出口形成面が比較
的平坦な面を有するものに制限されることとなる。
【0010】上述の第4の方法においては、スポンジ4
が当接された吐出口形成面の付着物が吸引されるだけで
は除去されない虞がある。また、スポンジ4においてイ
ンクを貯留させるためにスポンジ4の空孔の直径を吐出
口形成面の吐出口の直径よりも小もしくは若干大なるも
のに設定しなければならないので比較的大きな付着物が
付着した状態で放置される場合、その空孔が付着物によ
り塞がれて吸湿性が低下することとなる。さらに、スポ
ンジ4における吐出口形成面に接触する部分には、吐出
口形成面から除去された付着物が堆積するのでスポンジ
4の外周面に付着した付着物を除去しなければ連続的に
清浄作業を行うことができないこととなる。
が当接された吐出口形成面の付着物が吸引されるだけで
は除去されない虞がある。また、スポンジ4においてイ
ンクを貯留させるためにスポンジ4の空孔の直径を吐出
口形成面の吐出口の直径よりも小もしくは若干大なるも
のに設定しなければならないので比較的大きな付着物が
付着した状態で放置される場合、その空孔が付着物によ
り塞がれて吸湿性が低下することとなる。さらに、スポ
ンジ4における吐出口形成面に接触する部分には、吐出
口形成面から除去された付着物が堆積するのでスポンジ
4の外周面に付着した付着物を除去しなければ連続的に
清浄作業を行うことができないこととなる。
【0011】以上の問題点を考慮し、本発明は、記録媒
体の記録面に対して記録動作を行う記録ヘッドの吐出口
形成部を清浄する記録ヘッドの清浄方法、および、それ
が用いられる清浄装置であって、記録ヘッドの吐出口形
成部の形状に影響されることなく吐出口形成部を確実に
清浄することができるとともに吐出口形成部に強固に付
着した付着物も容易に除去でき、しかも、連続して清浄
作業を行うことができる記録ヘッドの清浄方法、およ
び、それが用いられる清浄装置を提供することを目的と
する。
体の記録面に対して記録動作を行う記録ヘッドの吐出口
形成部を清浄する記録ヘッドの清浄方法、および、それ
が用いられる清浄装置であって、記録ヘッドの吐出口形
成部の形状に影響されることなく吐出口形成部を確実に
清浄することができるとともに吐出口形成部に強固に付
着した付着物も容易に除去でき、しかも、連続して清浄
作業を行うことができる記録ヘッドの清浄方法、およ
び、それが用いられる清浄装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る記録ヘッドの清浄方法は、記録ヘッ
ドの吐出口形成部に対向して配される柔軟性のある外周
部に通じる連通孔を介して連通する内周部を有するクリ
ーニング部材の外周部を吐出口形成部に所定の圧力で押
圧し相対的に摺接移動させるとともに吐出口形成部に付
着した付着物を連通孔を介して内周部に作用される吸引
圧力により外周部に保持して吐出口形成部から除去する
第1の工程と、第1の工程においてクリーニング部材の
外周部に保持した付着物を外周部から除去する第2の工
程と、を含んで構成される。
めに、本発明に係る記録ヘッドの清浄方法は、記録ヘッ
ドの吐出口形成部に対向して配される柔軟性のある外周
部に通じる連通孔を介して連通する内周部を有するクリ
ーニング部材の外周部を吐出口形成部に所定の圧力で押
圧し相対的に摺接移動させるとともに吐出口形成部に付
着した付着物を連通孔を介して内周部に作用される吸引
圧力により外周部に保持して吐出口形成部から除去する
第1の工程と、第1の工程においてクリーニング部材の
外周部に保持した付着物を外周部から除去する第2の工
程と、を含んで構成される。
【0013】本発明に係る記録ヘッドの清浄装置は、記
録ヘッドの吐出口形成部に対向して配される柔軟性のあ
る外周部に通じる連通孔を介して連通する内周部を有す
るクリーニング部材と、クリーニング部材の外周部を吐
出口形成部に所定の圧力で押圧し相対的に摺接移動させ
る移動手段と、吐出口形成部に付着した付着物を連通孔
を介して作用される吸引圧力によりクリーニング部材の
外周部に保持させるべく、内周部に吸引圧力を供給する
吸引圧力供給部、および、外周部に保持された付着物を
連通孔を介して作用される解放圧力によりクリーニング
部材の該外周部から離脱させるべく、内周部に解放圧力
を供給する解放圧力供給部からなる圧力供給手段と、移
動手段にクリーニング部材の外周部を吐出口形成部に所
定の圧力で押圧し相対的に摺接移動させる動作を行わせ
るとともに、吸引圧力供給部に内周部に吸引圧力を供給
する動作、または、解放圧力供給部に内周部に解放圧力
を供給する動作を行わせる制御部とを備えて構成され
る。
録ヘッドの吐出口形成部に対向して配される柔軟性のあ
る外周部に通じる連通孔を介して連通する内周部を有す
るクリーニング部材と、クリーニング部材の外周部を吐
出口形成部に所定の圧力で押圧し相対的に摺接移動させ
る移動手段と、吐出口形成部に付着した付着物を連通孔
を介して作用される吸引圧力によりクリーニング部材の
外周部に保持させるべく、内周部に吸引圧力を供給する
吸引圧力供給部、および、外周部に保持された付着物を
連通孔を介して作用される解放圧力によりクリーニング
部材の該外周部から離脱させるべく、内周部に解放圧力
を供給する解放圧力供給部からなる圧力供給手段と、移
動手段にクリーニング部材の外周部を吐出口形成部に所
定の圧力で押圧し相対的に摺接移動させる動作を行わせ
るとともに、吸引圧力供給部に内周部に吸引圧力を供給
する動作、または、解放圧力供給部に内周部に解放圧力
を供給する動作を行わせる制御部とを備えて構成され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る記録ヘッド
の清浄方法の一例が適用された清浄装置の概略構成を示
す。
の清浄方法の一例が適用された清浄装置の概略構成を示
す。
【0015】図1に示される清浄装置は、例えば、完成
されたインクカートリッジの記録ヘッド18の清浄作業
を行う作業ステーション14に設置される。
されたインクカートリッジの記録ヘッド18の清浄作業
を行う作業ステーション14に設置される。
【0016】その清浄装置により清浄化される記録ヘッ
ド18を有するインクカートリッジ16は、例えば、図
1および図3に示されるように、発泡樹脂材料で作られ
たインク吸収体UFaを収容する第1の部屋と、発泡樹
脂材料で作られたインク吸収体UFbを収容する第2の
部屋とが隔壁部により隔絶されて形成される本体ケース
と、本体ケースの上部に配され第1の部屋に連通する共
通液室、および第2の部屋に連通する共通液室を有する
記録ヘッド18とを含んで構成されている。本体ケース
におけるインク吸収体UFaおよびUFbには、それぞ
れ、同一色のインクが貯留されている。なお、異なる色
のインクが、それぞれ、本体ケースに貯留されてもよ
い。
ド18を有するインクカートリッジ16は、例えば、図
1および図3に示されるように、発泡樹脂材料で作られ
たインク吸収体UFaを収容する第1の部屋と、発泡樹
脂材料で作られたインク吸収体UFbを収容する第2の
部屋とが隔壁部により隔絶されて形成される本体ケース
と、本体ケースの上部に配され第1の部屋に連通する共
通液室、および第2の部屋に連通する共通液室を有する
記録ヘッド18とを含んで構成されている。本体ケース
におけるインク吸収体UFaおよびUFbには、それぞ
れ、同一色のインクが貯留されている。なお、異なる色
のインクが、それぞれ、本体ケースに貯留されてもよ
い。
【0017】記録ヘッド18は、例えば、バブルジェッ
ト式とされ、第1の部屋に連通する共通液室からのイン
クが供給されるインク吐出口形成部18Bsと、第2の
部屋に連通する共通液室からのインクが供給されるイン
ク吐出口形成部18Asとを上端部に有している。
ト式とされ、第1の部屋に連通する共通液室からのイン
クが供給されるインク吐出口形成部18Bsと、第2の
部屋に連通する共通液室からのインクが供給されるイン
ク吐出口形成部18Asとを上端部に有している。
【0018】インク吐出口形成部18Bsは、図4に拡
大されて示されるように、記録ヘッド18の上端面18
sに連なり、例えば、曲率半径0.8〜1.0mm程度
の凹面状に形成されている。インク吐出口形成部18B
sの底部となる位置、例えば、上端面18sから0.2
85mm下がった位置には、複数のインク吐出口18o
が記録ヘッド18の長手方向に沿って所定の間隔をもっ
て設けられている。インク吐出口18oの直径は、例え
ば、約20〜70(μm)程度とされる。複数のインク
吐出口18oと共通液室とを連結するそれぞれの液路に
は、図示が省略される電気熱変換素子としてのヒータが
設けられている。インク吐出口18oの周縁部には、約
0.2mmの幅で飛翔したインクを付着させないように
するために撥水性表面処理がなされた部分HAが形成さ
れ、上端面18sには、飛翔したインクのサテライトも
しくは付着物を付着しやすいようにインク吐出口18o
の配列方向に沿って親水性表面処理がなされた部分SA
が形成されている。
大されて示されるように、記録ヘッド18の上端面18
sに連なり、例えば、曲率半径0.8〜1.0mm程度
の凹面状に形成されている。インク吐出口形成部18B
sの底部となる位置、例えば、上端面18sから0.2
85mm下がった位置には、複数のインク吐出口18o
が記録ヘッド18の長手方向に沿って所定の間隔をもっ
て設けられている。インク吐出口18oの直径は、例え
ば、約20〜70(μm)程度とされる。複数のインク
吐出口18oと共通液室とを連結するそれぞれの液路に
は、図示が省略される電気熱変換素子としてのヒータが
設けられている。インク吐出口18oの周縁部には、約
0.2mmの幅で飛翔したインクを付着させないように
するために撥水性表面処理がなされた部分HAが形成さ
れ、上端面18sには、飛翔したインクのサテライトも
しくは付着物を付着しやすいようにインク吐出口18o
の配列方向に沿って親水性表面処理がなされた部分SA
が形成されている。
【0019】なお、インク吐出口形成部18Asもイン
ク吐出口形成部18Bsと同様な構造とされているので
重複説明を省略する。
ク吐出口形成部18Bsと同様な構造とされているので
重複説明を省略する。
【0020】インク吐出口形成部18Bsとインク吐出
口形成部18Asとの間には、所定の深さを有する溝1
8gが形成されている。
口形成部18Asとの間には、所定の深さを有する溝1
8gが形成されている。
【0021】清浄装置は、インクカートリッジ16の記
録ヘッド18を作業ステーション14における所定位置
に位置決めする固定側位置決めロッド42Bおよび可動
側位置決めロッド42Aと、クリーニング部材22を有
するクリーニング部材保持体20と、クリーニング部材
保持体20に押圧力検出器収容部24を介して連結され
クリーニング部材22およびクリーニング部材保持体2
0を記録ヘッド18に対して昇降動させる昇降用スライ
ダ26と、図3に示されるように、昇降用スライダ26
に連結されクリーニング部材22およびクリーニング部
材保持体20を記録ヘッド18のインク吐出口18oの
配列に略直交する方向に沿って移動させる水平移動用ス
ライダ46と、位置決めされたインクカートリッジ16
と並設され、クリーニング部材22に付着した付着物を
洗浄する洗浄槽28とを含んで構成されている。
録ヘッド18を作業ステーション14における所定位置
に位置決めする固定側位置決めロッド42Bおよび可動
側位置決めロッド42Aと、クリーニング部材22を有
するクリーニング部材保持体20と、クリーニング部材
保持体20に押圧力検出器収容部24を介して連結され
クリーニング部材22およびクリーニング部材保持体2
0を記録ヘッド18に対して昇降動させる昇降用スライ
ダ26と、図3に示されるように、昇降用スライダ26
に連結されクリーニング部材22およびクリーニング部
材保持体20を記録ヘッド18のインク吐出口18oの
配列に略直交する方向に沿って移動させる水平移動用ス
ライダ46と、位置決めされたインクカートリッジ16
と並設され、クリーニング部材22に付着した付着物を
洗浄する洗浄槽28とを含んで構成されている。
【0022】固定側位置決めロッド42Bは、図3に示
されるように、その先端面を記録ヘッド18の一方の端
面に対向するように作業ステーション14における所定
位置に固定されている。可動側位置決めロッド42A
は、後述するエアシリンダ74のロッドに連結されその
先端面を記録ヘッド18の他方の端面に対向するように
配されている。これにより、記録ヘッド18は、その一
方の端面に固定側位置決めロッド42Bが当接されると
ともに、エアシリンダ74のロッドが伸長状態とされそ
の他方の端面に可動側位置決めロッド42Aの先端が当
接されることにより位置決めされ拘束されることとな
る。また、エアシリンダ74のロッドが収縮状態とされ
るとき、可動側位置決めロッド42Aの先端が記録ヘッ
ド18の他方の端面から離隔されて記録ヘッド18が解
放状態とされることとなる。
されるように、その先端面を記録ヘッド18の一方の端
面に対向するように作業ステーション14における所定
位置に固定されている。可動側位置決めロッド42A
は、後述するエアシリンダ74のロッドに連結されその
先端面を記録ヘッド18の他方の端面に対向するように
配されている。これにより、記録ヘッド18は、その一
方の端面に固定側位置決めロッド42Bが当接されると
ともに、エアシリンダ74のロッドが伸長状態とされそ
の他方の端面に可動側位置決めロッド42Aの先端が当
接されることにより位置決めされ拘束されることとな
る。また、エアシリンダ74のロッドが収縮状態とされ
るとき、可動側位置決めロッド42Aの先端が記録ヘッ
ド18の他方の端面から離隔されて記録ヘッド18が解
放状態とされることとなる。
【0023】洗浄槽28は、例えば、クリーニング部材
22の洗浄液としての純水Waが所定量充たされる貯留
部を有している。その貯留部には供給/排出パイプ30
の一端が接続されている。供給/排出パイプ30には、
洗浄液を貯留部から排出する場合、あるいは、洗浄液を
貯留部に供給する場合、供給/排出パイプ30の他端に
接続される二流路を切り換える電磁弁32が設けられて
いる。電磁弁32は、例えば、ニ流路切換弁とされ、後
述する制御ユニット50により制御される。供給/排出
パイプ30の他端には、電磁弁32を介して洗浄液供給
ポンプ34、および、洗浄液排出ポンプ38が接続され
ている。洗浄液供給ポンプ34の吸い込み側には、洗浄
液タンク36が接続されている。また、洗浄液排出ポン
プ38の吐出側には、排液タンク40が接続されてい
る。
22の洗浄液としての純水Waが所定量充たされる貯留
部を有している。その貯留部には供給/排出パイプ30
の一端が接続されている。供給/排出パイプ30には、
洗浄液を貯留部から排出する場合、あるいは、洗浄液を
貯留部に供給する場合、供給/排出パイプ30の他端に
接続される二流路を切り換える電磁弁32が設けられて
いる。電磁弁32は、例えば、ニ流路切換弁とされ、後
述する制御ユニット50により制御される。供給/排出
パイプ30の他端には、電磁弁32を介して洗浄液供給
ポンプ34、および、洗浄液排出ポンプ38が接続され
ている。洗浄液供給ポンプ34の吸い込み側には、洗浄
液タンク36が接続されている。また、洗浄液排出ポン
プ38の吐出側には、排液タンク40が接続されてい
る。
【0024】クリーニング部材保持体20は、記録ヘッ
ド18に対向する下端にクリーニング部材22を有して
いる。クリーニング部材22は、例えば、比較的柔軟性
のあるポリウレタンフォームで作られている。クリーニ
ング部材22は、厚さ4mmでその内周部とその外周部
を連通させる直径約20〜70(μm)の空孔を有して
いる。クリーニング部材22における記録ヘッド18の
インク吐出口配列に沿った幅は、記録ヘッド18の幅に
対応して設定されている。
ド18に対向する下端にクリーニング部材22を有して
いる。クリーニング部材22は、例えば、比較的柔軟性
のあるポリウレタンフォームで作られている。クリーニ
ング部材22は、厚さ4mmでその内周部とその外周部
を連通させる直径約20〜70(μm)の空孔を有して
いる。クリーニング部材22における記録ヘッド18の
インク吐出口配列に沿った幅は、記録ヘッド18の幅に
対応して設定されている。
【0025】クリーニング部材保持体20におけるクリ
ーニング部材22が固着される湾曲部には、図4に示さ
れるように、内部に形成される空洞20IRとクリーニ
ング部材22の内周部とを連通させる透孔20aが約3
0個均等に設けられている。透孔20aは、例えば、約
0.7mmの直径を有しており、また、クリーニング部
材保持体20の湾曲部は、例えば、曲率半径3mm程度
に形成されている。
ーニング部材22が固着される湾曲部には、図4に示さ
れるように、内部に形成される空洞20IRとクリーニ
ング部材22の内周部とを連通させる透孔20aが約3
0個均等に設けられている。透孔20aは、例えば、約
0.7mmの直径を有しており、また、クリーニング部
材保持体20の湾曲部は、例えば、曲率半径3mm程度
に形成されている。
【0026】また、クリーニング部材保持体20には、
図1および図3に示されるように、後述するバキューム
ポンプ72に接続される吸引用パイプ20vpの一端が
接続されるとともに後述するエアポンプ70に接続され
る噴出用パイプ20epの一端が接続されている。これ
により、吸引用パイプ20vpの一端および噴出用パイ
プ20epの一端は、それぞれ、空洞20IR内に連通
することとなる。
図1および図3に示されるように、後述するバキューム
ポンプ72に接続される吸引用パイプ20vpの一端が
接続されるとともに後述するエアポンプ70に接続され
る噴出用パイプ20epの一端が接続されている。これ
により、吸引用パイプ20vpの一端および噴出用パイ
プ20epの一端は、それぞれ、空洞20IR内に連通
することとなる。
【0027】押圧力検出器収容部24には、例えば、ク
リーニング部材保持体20が記録ヘッド18に対して作
用させる押圧力を検出する、例えば、ロードセル、ある
いは、ストレインゲージなどが内蔵されている。これに
より、押圧力検出器収容部24のロードセルから押圧力
をあらわす検出出力信号Spが送出されることとなる。
リーニング部材保持体20が記録ヘッド18に対して作
用させる押圧力を検出する、例えば、ロードセル、ある
いは、ストレインゲージなどが内蔵されている。これに
より、押圧力検出器収容部24のロードセルから押圧力
をあらわす検出出力信号Spが送出されることとなる。
【0028】昇降用スライダ26は、例えば、図3に示
されるように、スクリュウシャフト26Aが内部にねじ
込まれて昇降動可能に支持されている。スクリュウシャ
フト26Aの一端は、例えば、ステッピングモータとさ
れる駆動用モータ44の出力軸に連結されている。これ
により、後述する制御ユニット50により制御される駆
動用モータ44の出力軸が一方向に回転されるとき、昇
降用スライダ26が下降せしめられ、また、駆動用モー
タ44の出力軸が他方向に回転されるとき、昇降用スラ
イダ26が上昇せしめられる。
されるように、スクリュウシャフト26Aが内部にねじ
込まれて昇降動可能に支持されている。スクリュウシャ
フト26Aの一端は、例えば、ステッピングモータとさ
れる駆動用モータ44の出力軸に連結されている。これ
により、後述する制御ユニット50により制御される駆
動用モータ44の出力軸が一方向に回転されるとき、昇
降用スライダ26が下降せしめられ、また、駆動用モー
タ44の出力軸が他方向に回転されるとき、昇降用スラ
イダ26が上昇せしめられる。
【0029】水平移動用スライダ46は、その軸線が昇
降用スライダ26の軸線に対して略直交するように配置
されており、スクリュウシャフト46Aが内部にねじ込
まれて図3において左右方向に移動可能に支持されてい
る。スクリュウシャフト46Aの一端は、例えば、ステ
ッピングモータとされる駆動用モータ48の出力軸に連
結されている。これにより、制御ユニット50により制
御される駆動用モータ48の出力軸が一方向に回転され
るとき、水平移動用スライダ46は昇降用スライダ26
および駆動用モータ44を伴って図3に二点鎖線で示さ
れるように、洗浄槽28の上方位置まで移動せしめら
れ、また、駆動用モータ48の出力軸が他方向に回転さ
れるとき、昇降用スライダ26および駆動用モータ44
を伴って図3に実線で示されるように、記録ヘッド18
の上方となる位置まで移動せしめられる。従って、昇降
用スライダ26、水平移動用スライダ46、駆動用モー
タ44および48を含んでサーボ機構が形成されること
となる。
降用スライダ26の軸線に対して略直交するように配置
されており、スクリュウシャフト46Aが内部にねじ込
まれて図3において左右方向に移動可能に支持されてい
る。スクリュウシャフト46Aの一端は、例えば、ステ
ッピングモータとされる駆動用モータ48の出力軸に連
結されている。これにより、制御ユニット50により制
御される駆動用モータ48の出力軸が一方向に回転され
るとき、水平移動用スライダ46は昇降用スライダ26
および駆動用モータ44を伴って図3に二点鎖線で示さ
れるように、洗浄槽28の上方位置まで移動せしめら
れ、また、駆動用モータ48の出力軸が他方向に回転さ
れるとき、昇降用スライダ26および駆動用モータ44
を伴って図3に実線で示されるように、記録ヘッド18
の上方となる位置まで移動せしめられる。従って、昇降
用スライダ26、水平移動用スライダ46、駆動用モー
タ44および48を含んでサーボ機構が形成されること
となる。
【0030】かかる構成に加えて、本装置は、図2に示
されるように、サーボ機構の動作制御、エアポンプ70
などの空気圧制御、ポンプ34、38および電磁弁32
の動作制御を行う制御ユニット50を備えている。
されるように、サーボ機構の動作制御、エアポンプ70
などの空気圧制御、ポンプ34、38および電磁弁32
の動作制御を行う制御ユニット50を備えている。
【0031】制御ユニット50には、ホストコンピュー
タ52からのサーボ機構を制御する際用いられるクリー
ニング部材22の位置データ、および、移動速度を含ん
でなる制御データ群DLが供給される。
タ52からのサーボ機構を制御する際用いられるクリー
ニング部材22の位置データ、および、移動速度を含ん
でなる制御データ群DLが供給される。
【0032】また、制御ユニット50には、洗浄槽28
の純水Waの液面の位置を検出する液面検出部51から
の所定量の純水Waが満たされた状態における液面の位
置をあらわす検出出力信号Swf、および、洗浄槽28
において純水Waがないに等しい状態における液面の位
置をあらわす検出出力信号Sweが供給される。さら
に、制御ユニット50には、押圧力検出器収容部24か
らの検出出力信号Spが供給される。
の純水Waの液面の位置を検出する液面検出部51から
の所定量の純水Waが満たされた状態における液面の位
置をあらわす検出出力信号Swf、および、洗浄槽28
において純水Waがないに等しい状態における液面の位
置をあらわす検出出力信号Sweが供給される。さら
に、制御ユニット50には、押圧力検出器収容部24か
らの検出出力信号Spが供給される。
【0033】動作制御プログラムデータなどを記憶する
内部メモリを有する制御ユニット50は、動作制御プロ
グラムに従い、清浄化されるべき記録ヘッド18を有す
るインクカートリッジ16が作業ステーション14に配
されるとき、可動側位置決めロッド42Aの先端を記録
ヘッド18の他方の端面に当接させ位置決めを行うべ
く、制御信号Capを空気圧制御部56に供給する。こ
れにより、空気圧制御部56は制御信号Capに基づい
てエアシリンダ駆動回路部68に駆動制御信号を供給す
る。エアシリンダ74は、そのロッドをエアシリンダ駆
動回路部68からの駆動制御信号に基づいて可動側位置
決めロッド42Aを記録ヘッド18の他方の端面に当接
させるまで伸長させる。従って、図1に示されるよう
に、記録ヘッド18およびインクカートリッジ16が所
定位置に位置決めされることとなる。
内部メモリを有する制御ユニット50は、動作制御プロ
グラムに従い、清浄化されるべき記録ヘッド18を有す
るインクカートリッジ16が作業ステーション14に配
されるとき、可動側位置決めロッド42Aの先端を記録
ヘッド18の他方の端面に当接させ位置決めを行うべ
く、制御信号Capを空気圧制御部56に供給する。こ
れにより、空気圧制御部56は制御信号Capに基づい
てエアシリンダ駆動回路部68に駆動制御信号を供給す
る。エアシリンダ74は、そのロッドをエアシリンダ駆
動回路部68からの駆動制御信号に基づいて可動側位置
決めロッド42Aを記録ヘッド18の他方の端面に当接
させるまで伸長させる。従って、図1に示されるよう
に、記録ヘッド18およびインクカートリッジ16が所
定位置に位置決めされることとなる。
【0034】次に、制御ユニット50は、クリーニング
部材22を洗浄すべく、水平移動用スライダ46を初期
位置から所定距離、移動させてクリーニング部材22を
洗浄槽28の上方に位置させた後、昇降用スライダ26
を下降させてクリーニング部材22を所定量満たされた
純水Wa中に浸すべく、駆動用モータ48についての制
御信号Cph、および、駆動用モータ44についての制
御信号Cppをそれぞれサーボ機構制御部54に供給す
る。サーボ機構制御部54は制御信号CphおよびCp
pに基づいてそれぞれ駆動制御信号を形成し、それらを
モータ駆動回路部62および64に供給する。これによ
り、モータ駆動回路部62および64からそれぞれ制御
パルス信号がモータ44および48に供給される。それ
により、クリーニング部材22は、図3に示されるよう
に、純水Wa中に浸されることとなる。
部材22を洗浄すべく、水平移動用スライダ46を初期
位置から所定距離、移動させてクリーニング部材22を
洗浄槽28の上方に位置させた後、昇降用スライダ26
を下降させてクリーニング部材22を所定量満たされた
純水Wa中に浸すべく、駆動用モータ48についての制
御信号Cph、および、駆動用モータ44についての制
御信号Cppをそれぞれサーボ機構制御部54に供給す
る。サーボ機構制御部54は制御信号CphおよびCp
pに基づいてそれぞれ駆動制御信号を形成し、それらを
モータ駆動回路部62および64に供給する。これによ
り、モータ駆動回路部62および64からそれぞれ制御
パルス信号がモータ44および48に供給される。それ
により、クリーニング部材22は、図3に示されるよう
に、純水Wa中に浸されることとなる。
【0035】続いて、制御ユニット50は、クリーニン
グ保持体の空洞20IRに調圧された空気、例えば、
0.1気圧の空気を約3秒間供給すべく、制御信号Ca
eを空気圧制御部56に供給する。空気圧制御部56
は、制御信号Caeに基づいて駆動制御信号を形成しそ
れをポンプ駆動回路部66に供給する。これにより、ポ
ンプ駆動回路部66は、エアポンプ70に駆動信号を供
給する。エアポンプ70が作動状態とされることによ
り、空洞20IR内の空気が、各透孔20aおよびクリ
ーニング部材22を通じて噴出されることとなる。従っ
て、クリーニング部材22の外周部に付着した塵などが
純水Wa中に除去されることとなる。また、制御ユニッ
ト50は、洗浄槽28において洗浄に使用された純水W
aを排出し、新たな純水Waを洗浄槽28に供給すべ
く、制御信号Cdeをポンプ駆動回路部58に供給する
とともに、制御信号Cvを電磁弁駆動回路部60に供給
する。これにより、使用済みの純水Waがポンプ38に
より排出された後、制御ユニット50は、検出出力信号
Sweに基づいて制御信号Cvを電磁弁駆動回路部60
に供給するとともに制御信号Cdsを検出出力信号Sw
fが到来するまでポンプ駆動回路部58に供給する。従
って、所定量の新たな純水Waが洗浄槽28に供給され
ることとなる。
グ保持体の空洞20IRに調圧された空気、例えば、
0.1気圧の空気を約3秒間供給すべく、制御信号Ca
eを空気圧制御部56に供給する。空気圧制御部56
は、制御信号Caeに基づいて駆動制御信号を形成しそ
れをポンプ駆動回路部66に供給する。これにより、ポ
ンプ駆動回路部66は、エアポンプ70に駆動信号を供
給する。エアポンプ70が作動状態とされることによ
り、空洞20IR内の空気が、各透孔20aおよびクリ
ーニング部材22を通じて噴出されることとなる。従っ
て、クリーニング部材22の外周部に付着した塵などが
純水Wa中に除去されることとなる。また、制御ユニッ
ト50は、洗浄槽28において洗浄に使用された純水W
aを排出し、新たな純水Waを洗浄槽28に供給すべ
く、制御信号Cdeをポンプ駆動回路部58に供給する
とともに、制御信号Cvを電磁弁駆動回路部60に供給
する。これにより、使用済みの純水Waがポンプ38に
より排出された後、制御ユニット50は、検出出力信号
Sweに基づいて制御信号Cvを電磁弁駆動回路部60
に供給するとともに制御信号Cdsを検出出力信号Sw
fが到来するまでポンプ駆動回路部58に供給する。従
って、所定量の新たな純水Waが洗浄槽28に供給され
ることとなる。
【0036】続いて、制御ユニット50は、洗浄された
クリーニング部材22により、記録ヘッド18のインク
吐出口形成部18Bsを清浄すべく、制御信号Cppお
よびCphをそれぞれサーボ機構制御部54に供給す
る。これにより、モータ44および48が作動状態とさ
れてクリーニング部材22が純水Wa中から引き上げら
れて記録ヘッド18のインク吐出口形成部18Bsに対
向する上方まで移動せしめられる。そして、クリーニン
グ部材22の先端が図3に二点鎖線で示されるように、
記録ヘッド18の上端面18sの親水部分SAに当接さ
れた後、所定の移動速度、例えば、約10mm/秒、好
ましくは、約2mm/秒で図3に二点鎖線で示される位
置から図4に実線で示される位置、即ち、撥水部分HA
を通過して図4の二点鎖線で示されるように、上端面1
8sに達するまで摺接されて移動される。移動速度は、
10mm/秒を越える場合、付着したインク滴が除去さ
れず微少量残存する場合があるので移動速度は、約10
mm/秒以下に設定される。
クリーニング部材22により、記録ヘッド18のインク
吐出口形成部18Bsを清浄すべく、制御信号Cppお
よびCphをそれぞれサーボ機構制御部54に供給す
る。これにより、モータ44および48が作動状態とさ
れてクリーニング部材22が純水Wa中から引き上げら
れて記録ヘッド18のインク吐出口形成部18Bsに対
向する上方まで移動せしめられる。そして、クリーニン
グ部材22の先端が図3に二点鎖線で示されるように、
記録ヘッド18の上端面18sの親水部分SAに当接さ
れた後、所定の移動速度、例えば、約10mm/秒、好
ましくは、約2mm/秒で図3に二点鎖線で示される位
置から図4に実線で示される位置、即ち、撥水部分HA
を通過して図4の二点鎖線で示されるように、上端面1
8sに達するまで摺接されて移動される。移動速度は、
10mm/秒を越える場合、付着したインク滴が除去さ
れず微少量残存する場合があるので移動速度は、約10
mm/秒以下に設定される。
【0037】その際、制御ユニット50は、検出出力信
号Spに基づいてクリーニング部材22の押圧力が例え
ば、300(g/cm2 )となるようにモータ44の回
転角を制御する。また、制御ユニット50は、クリーニ
ング部材保持体20の空洞20IR内を所定の短期間、
所定の負圧、例えば、300mmHgに保つべく、制御
信号Cavを空気圧制御部56に供給する。
号Spに基づいてクリーニング部材22の押圧力が例え
ば、300(g/cm2 )となるようにモータ44の回
転角を制御する。また、制御ユニット50は、クリーニ
ング部材保持体20の空洞20IR内を所定の短期間、
所定の負圧、例えば、300mmHgに保つべく、制御
信号Cavを空気圧制御部56に供給する。
【0038】これにより、バキュームポンプ72が作動
状態とされてインク吐出口形成部18Bsに摺接される
クリーニング部材22および透孔20aを通じてインク
吐出口形成部18Bsの表面に付着した塵、および、ク
リーニング部材22に含まれる水分により溶解したイン
クが吸引されてクリーニング部材22の外周部に保持さ
れることとなる。なお、本願の発明者により、清浄後の
インク吐出口形成部18Bsを顕微鏡(200倍の倍
率)で観察したところ不所望な付着物はインク吐出口形
成部18Bsには確認されなかった。
状態とされてインク吐出口形成部18Bsに摺接される
クリーニング部材22および透孔20aを通じてインク
吐出口形成部18Bsの表面に付着した塵、および、ク
リーニング部材22に含まれる水分により溶解したイン
クが吸引されてクリーニング部材22の外周部に保持さ
れることとなる。なお、本願の発明者により、清浄後の
インク吐出口形成部18Bsを顕微鏡(200倍の倍
率)で観察したところ不所望な付着物はインク吐出口形
成部18Bsには確認されなかった。
【0039】従って、インク吐出口形成部18Bsに付
着した塵、および、固着したインクが完全に除去される
こととなる。
着した塵、および、固着したインクが完全に除去される
こととなる。
【0040】そして、制御ユニット50は、連続してイ
ンク吐出口形成部18Asを清浄するにあたり、クリー
ニング部材22の外周部に保持された塵などを除去する
ためクリーニング部材22を洗浄槽28に再び移動させ
るべく、制御信号CphおよびCppをサーボ機構制御
部54に供給する。また、制御ユニット50は、上述と
同様に純水Wa中のクリーニング部材22を洗浄すべ
く、制御信号Caeを空気圧制御部56に供給する。従
って、クリーニング部材22の外周部に付着した塵など
が純水Wa中に除去されることとなる。
ンク吐出口形成部18Asを清浄するにあたり、クリー
ニング部材22の外周部に保持された塵などを除去する
ためクリーニング部材22を洗浄槽28に再び移動させ
るべく、制御信号CphおよびCppをサーボ機構制御
部54に供給する。また、制御ユニット50は、上述と
同様に純水Wa中のクリーニング部材22を洗浄すべ
く、制御信号Caeを空気圧制御部56に供給する。従
って、クリーニング部材22の外周部に付着した塵など
が純水Wa中に除去されることとなる。
【0041】また、制御ユニット50は、上述と同様に
洗浄槽28において洗浄に使用された純水Waを排出
し、新たな純水Waを洗浄槽28に供給すべく、制御信
号Cdeをポンプ駆動回路部58に供給するとともに、
制御信号Cvを電磁弁駆動回路部60に供給する。
洗浄槽28において洗浄に使用された純水Waを排出
し、新たな純水Waを洗浄槽28に供給すべく、制御信
号Cdeをポンプ駆動回路部58に供給するとともに、
制御信号Cvを電磁弁駆動回路部60に供給する。
【0042】さらに、制御ユニット50は、洗浄された
クリーニング部材22により、記録ヘッド18のインク
吐出口形成部18Asを清浄すべく、制御信号Cppお
よびCphをそれぞれサーボ機構制御部54に供給す
る。
クリーニング部材22により、記録ヘッド18のインク
吐出口形成部18Asを清浄すべく、制御信号Cppお
よびCphをそれぞれサーボ機構制御部54に供給す
る。
【0043】その際、制御ユニット50は、上述のイン
ク吐出口形成部18Bsの清浄と同様な制御を行う。
ク吐出口形成部18Bsの清浄と同様な制御を行う。
【0044】そして、インク吐出口形成部18Asの清
浄作業終了後、制御ユニット50は、制御信号Carを
空気圧制御部56に供給する。これにより、エアシリン
ダ74のロッドが収縮されることにより、可動側位置決
めロッド42Aの先端が記録ヘッド18の他方の端面か
ら離隔されることとなる。従って、清浄された記録ヘッ
ド18が取り外され、新たな記録ヘッド18が作業ステ
ーション14に載置されて上述と同様な清浄作業が繰り
返されることとなる。
浄作業終了後、制御ユニット50は、制御信号Carを
空気圧制御部56に供給する。これにより、エアシリン
ダ74のロッドが収縮されることにより、可動側位置決
めロッド42Aの先端が記録ヘッド18の他方の端面か
ら離隔されることとなる。従って、清浄された記録ヘッ
ド18が取り外され、新たな記録ヘッド18が作業ステ
ーション14に載置されて上述と同様な清浄作業が繰り
返されることとなる。
【0045】なお、上述のように清浄された記録ヘッド
を有するインクカートリッジが搭載されるインクジェッ
トプリンタが用いられて10〜20%の印字密度で20
枚連続して印刷を行い、再び記録ヘッドの清浄が行われ
た後、20枚連続して印刷を行った結果、本願の発明者
により、印字が良好に記録媒体上に行われることが確認
されている。
を有するインクカートリッジが搭載されるインクジェッ
トプリンタが用いられて10〜20%の印字密度で20
枚連続して印刷を行い、再び記録ヘッドの清浄が行われ
た後、20枚連続して印刷を行った結果、本願の発明者
により、印字が良好に記録媒体上に行われることが確認
されている。
【0046】上述のクリーニング部材22は、ポリウレ
タンフォームが用いられたが、かかる例に限られること
なく、例えば、無塵繊維タイプのベンコットワイパー
(商品名:旭化成製)を8枚重ねて使用されてもよい。
このベンコットワイパーにより、清浄作業条件(押圧力
300g/cm2 、移動速度2mm/秒、吸引圧力30
0mmHg)で上述と同様な作業を行った結果、本願の
発明者により、清浄後のインク吐出口形成部18Bsを
顕微鏡(200倍の倍率)で観察したところ不所望な付
着物はインク吐出口形成部18Bsには確認されなかっ
た。
タンフォームが用いられたが、かかる例に限られること
なく、例えば、無塵繊維タイプのベンコットワイパー
(商品名:旭化成製)を8枚重ねて使用されてもよい。
このベンコットワイパーにより、清浄作業条件(押圧力
300g/cm2 、移動速度2mm/秒、吸引圧力30
0mmHg)で上述と同様な作業を行った結果、本願の
発明者により、清浄後のインク吐出口形成部18Bsを
顕微鏡(200倍の倍率)で観察したところ不所望な付
着物はインク吐出口形成部18Bsには確認されなかっ
た。
【0047】なお、酸性タイプのインクと、塩基性タイ
プ、例えば、シアン、マゼンタ、イエローのインクとが
用いられる記録ヘッド18においては、記録ヘッド18
の清浄中において、双方のタイプのインクが混じり固着
する虞がある場合、上述のクリーニング部材22、洗浄
槽28、サーボ機構をそれぞれインクのタイプに対応さ
せて2系統備えるようになされてもよい。
プ、例えば、シアン、マゼンタ、イエローのインクとが
用いられる記録ヘッド18においては、記録ヘッド18
の清浄中において、双方のタイプのインクが混じり固着
する虞がある場合、上述のクリーニング部材22、洗浄
槽28、サーボ機構をそれぞれインクのタイプに対応さ
せて2系統備えるようになされてもよい。
【0048】上述の例においては、クリーニング部材2
2が記録ヘッド18に対して移動されているが、かかる
例に限られることなく、記録ヘッド18が固定されるク
リーニング部材22に対して移動されるようになされて
もよい。
2が記録ヘッド18に対して移動されているが、かかる
例に限られることなく、記録ヘッド18が固定されるク
リーニング部材22に対して移動されるようになされて
もよい。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る記録ヘッドの清浄方法および清浄装置によれば、
柔軟性のある外周部に通じる連通孔を介して連通する内
周部を有するクリーニング部材を用いて吐出口形成部を
清浄するにあたり、外周部を吐出口形成部に所定の圧力
で押圧し相対的に摺接移動させるとともに吐出口形成部
に付着した付着物を連通孔を介して内周部に作用される
吸引圧力により外周部に保持して吐出口形成部から除去
する記録ヘッドの吐出口形成部の形状に影響されること
なく吐出口形成部を確実に清浄することができるととも
に吐出口形成部に強固に付着した付着物も容易に除去で
きる。また、クリーニング部材の外周部に保持した付着
物を外周部から除去するので連続して清浄作業を行うこ
とができることとなる。
に係る記録ヘッドの清浄方法および清浄装置によれば、
柔軟性のある外周部に通じる連通孔を介して連通する内
周部を有するクリーニング部材を用いて吐出口形成部を
清浄するにあたり、外周部を吐出口形成部に所定の圧力
で押圧し相対的に摺接移動させるとともに吐出口形成部
に付着した付着物を連通孔を介して内周部に作用される
吸引圧力により外周部に保持して吐出口形成部から除去
する記録ヘッドの吐出口形成部の形状に影響されること
なく吐出口形成部を確実に清浄することができるととも
に吐出口形成部に強固に付着した付着物も容易に除去で
きる。また、クリーニング部材の外周部に保持した付着
物を外周部から除去するので連続して清浄作業を行うこ
とができることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録ヘッドの清浄方法の一例が適
用された清浄装置の概略構成を、それが適用されたイン
クカーリッジとともに示す斜視図である。
用された清浄装置の概略構成を、それが適用されたイン
クカーリッジとともに示す斜視図である。
【図2】図1に示される例に備えられる制御ブロックの
構成を示す構成図である。
構成を示す構成図である。
【図3】図1に示される例における要部の構成を示す構
成図である。
成図である。
【図4】図1に示される例におけるクリーニング部材
を、記録ヘッドの一部とともに拡大して示す断面図であ
る。
を、記録ヘッドの一部とともに拡大して示す断面図であ
る。
【図5】従来の装置の要部の構成を模式的に示す構成図
である。
である。
18 記録ヘッド 20 クリーニング部材保持体 22 クリーニング部材 24 押圧力検出器収容部 26 昇降用スライダ 28 洗浄槽 44 駆動用モータ 46 水平移動用スライダ 48 駆動用モータ 50 制御ユニット 56 空気圧制御部 70 エアポンプ 72 バキュームポンプ
Claims (11)
- 【請求項1】 記録ヘッドの吐出口形成部に対向して配
される柔軟性のある外周部に通じる連通孔を介して連通
する内周部を有するクリーニング部材の該外周部を該吐
出口形成部に所定の圧力で押圧し相対的に摺接移動させ
るとともに該吐出口形成部に付着した付着物を該連通孔
を介して該内周部に作用される吸引圧力により該外周部
に保持して該吐出口形成部から除去する第1の工程と、 前記第1の工程において前記クリーニング部材の外周部
に保持した前記付着物を該外周部から除去する第2の工
程と、を含んで構成される記録ヘッドの清浄方法。 - 【請求項2】 前記第2の工程において前記クリーニン
グ部材の外周部を清浄しつつ前記クリーニング部材の内
周部に作用される解放圧力により前記付着物を除去する
ことを特徴とする請求項1記載の記録ヘッドの清浄方
法。 - 【請求項3】 前記第1の工程において、撥水部分およ
び親水部分を有する吐出口形成部を備える記録ヘッド
は、該親水部分の清浄が該撥水部分の清浄よりも先に行
われることを特徴とする請求項1記載の記録ヘッドの清
浄方法。 - 【請求項4】 前記クリーニング部材の相対移動速度が
10mm/秒以下であることを特徴とする請求項1記載
の記録ヘッドの清浄方法。 - 【請求項5】 前記クリーニング部材は、発泡樹脂材料
で成形されることを特徴とする請求項1記載の記録ヘッ
ドの清浄方法。 - 【請求項6】 前記第2の工程において前記クリーニン
グ部材の外周部に保持した前記付着物が洗浄液で洗浄除
去されることを特徴とする請求項2記載の記録ヘッドの
清浄方法。 - 【請求項7】 記録ヘッドの吐出口形成部に対向して配
される柔軟性のある外周部に通じる連通孔を介して連通
する内周部を有するクリーニング部材と、 前記クリーニング部材の該外周部を該吐出口形成部に所
定の圧力で押圧し相対的に摺接移動させる移動手段と、 前記吐出口形成部に付着した付着物を該連通孔を介して
作用される吸引圧力により前記クリーニング部材の該外
周部に保持させるべく、該内周部に吸引圧力を供給する
吸引圧力供給部、および、該外周部に保持された付着物
を該連通孔を介して作用される解放圧力により該クリー
ニング部材の該外周部から離脱させるべく、該内周部に
該解放圧力を供給する解放圧力供給部からなる圧力供給
手段と、 前記移動手段に前記クリーニング部材の該外周部を該吐
出口形成部に所定の圧力で押圧し相対的に摺接移動させ
る動作を行わせるとともに、前記吸引圧力供給部に該内
周部に吸引圧力を供給する動作、または、前記解放圧力
供給部に該内周部に該解放圧力を供給する動作を行わせ
る制御部と、を具備して構成される記録ヘッドの清浄装
置。 - 【請求項8】 前記クリーニング部材の該外周部の該吐
出口形成部に対する押圧力を検出し検出出力を送出する
圧力検出部をさらに備え、前記制御部は、圧力検出部か
らの検出出力に基づいて前記移動手段に前記クリーニン
グ部材の該外周部を該吐出口形成部に所定の圧力で押圧
し相対的に摺接移動させる動作を行わせることを特徴と
する請求項7記載の記録ヘッドの清浄装置。 - 【請求項9】 前記解放圧力供給部により前記クリーニ
ング部材の内周部に解放圧力が供給される場合、該外周
部が洗浄されることを特徴とする請求項7記載の記録ヘ
ッドの清浄装置。 - 【請求項10】 前記クリーニング部材の相対移動速度
が約10mm/秒以下であることを特徴とする請求項7
記載の記録ヘッドの清浄装置。 - 【請求項11】 前記クリーニング部材は、発泡樹脂材
料で成形されることを特徴とする請求項7記載の記録ヘ
ッドの清浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36912697A JPH11192715A (ja) | 1997-12-29 | 1997-12-29 | 記録ヘッドの清浄方法およびそれが用いられる清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36912697A JPH11192715A (ja) | 1997-12-29 | 1997-12-29 | 記録ヘッドの清浄方法およびそれが用いられる清浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11192715A true JPH11192715A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18493630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36912697A Pending JPH11192715A (ja) | 1997-12-29 | 1997-12-29 | 記録ヘッドの清浄方法およびそれが用いられる清浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11192715A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006305772A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Sharp Corp | インクジェット式記録装置、ワイピング方法およびワイピングブレード |
JP2010234668A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Fujifilm Corp | ヘッドクリーニング方法及び装置 |
JP2011138867A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Renesas Electronics Corp | インクカートリッジのエア抜き装置およびそれを用いた半導体装置の製造方法 |
US8622514B2 (en) | 2009-03-31 | 2014-01-07 | Fujifilm Corporation | Head cleaning method and head cleaning apparatus |
JP2020508248A (ja) * | 2017-04-24 | 2020-03-19 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. | 歪みゲージセンサを含む流体吐出ダイ |
-
1997
- 1997-12-29 JP JP36912697A patent/JPH11192715A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2020508248A (ja) * | 2017-04-24 | 2020-03-19 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. | 歪みゲージセンサを含む流体吐出ダイ |
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