JPH11192453A - メタリック塗膜形成方法 - Google Patents
メタリック塗膜形成方法Info
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- JPH11192453A JPH11192453A JP59398A JP59398A JPH11192453A JP H11192453 A JPH11192453 A JP H11192453A JP 59398 A JP59398 A JP 59398A JP 59398 A JP59398 A JP 59398A JP H11192453 A JPH11192453 A JP H11192453A
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Abstract
用いた、新規なメタリック塗膜形成方法であり、特に、
該アルミニウムフレ−クが塗面に対して平行に配向し、
白く、金属光沢感がすぐれ、しかもフリップフロップ性
の強いメタリック塗膜を形成させる新規な塗膜形成方法
に関する。その特徴は、ノンリ−フィングアルミニウム
フレ−クおよび有機溶剤を含有する組成物を熱硬化性ベ
−ス塗料の未硬化の塗面に塗装し、ついで熱硬化性上塗
り塗料を塗装した後、熱硬化性クリヤ塗料を塗装して4
層塗膜を形成するところにある。 【構成】被塗物に有機溶剤系熱硬化性ベ−ス塗料
(A)、ノンリ−フィングアルミニウムフレ−クおよび
有機溶剤を含有する組成物(B)、有機溶剤系熱硬化性
上塗り塗料(C)および熱硬化性クリヤ塗料(D)を順
次塗り重ねてメタリック塗膜を形成する方法。
Description
ルミニウムフレ−ク顔料を用いた、新規なメタリック塗
膜形成方法に関する。
タリック塗料を塗装し、ついでクリヤ塗料を塗装してメ
タリック塗膜を形成することはすでに知られており、自
動車外板などの上塗塗装に広く使用されている。このメ
タリック塗膜はキラキラとした光輝感があり意匠性にす
ぐれている。
成分、ノンリ−フィングアルミニウムフレ−クおよび着
色顔料で構成されており、このうちアルミニウムフレ−
クはその塗膜内において塗面に対して平行かつ均一に配
向していることが理想であるが、実際には塗膜中に樹脂
成分が多量に含まれており、不規則に配向することが多
く、平行に配向させることが困難であるため、アルミニ
ウムフレ−クが本来的に有している、白く、かつ金属光
沢感がすぐれ、しかもフリップフロップ性の強いメタリ
ック塗膜を形成させることは容易ではなかった。
ングアルミニウムフレ−ク顔料を用いたメタリック塗膜
形成法に関し、特に、該アルミニウムフレ−クが塗面に
対して平行に配向し、白く、金属光沢感がすぐれ、しか
もフリップフロップ性の強いメタリック塗膜を形成させ
る新規な塗膜形成方法に関する。その特徴は、ノンリ−
フィングアルミニウムフレ−クおよび有機溶剤を含有す
る組成物を熱硬化性ベ−ス塗料の未硬化の塗面に塗装
し、ついで熱硬化性上塗り塗料および熱硬化性クリヤ塗
料を塗装して4層塗膜を形成するところにあり、その結
果、アルミニウムフレ−クが塗面に対して平行に配向し
て、白く、金属光沢感がすぐれ、しかもフリップフロッ
プ性の強いメタリック塗膜を形成させることが可能にな
った。
剤系熱硬化性ベ−ス塗料(A)、ノンリ−フィングアル
ミニウムフレ−クおよび有機溶剤を含有する組成物
(B)、有機溶剤系熱硬化性上塗り塗料(C)および熱
硬化性クリヤ塗料(D)を順次塗り重ね、ついで加熱し
てこの複層塗膜を同時に硬化することを特徴とするメタ
リック塗膜形成方法(以下、本発明方法という)が提供
される。
説明する。
る被塗物は特に制限されず、金属製もしくはプラスチッ
ク製の乗用車、トラック、オ−トバイ、バスなどの自動
車車体外板部、電気製品外板部などがあげられる。この
うち金属製被塗物は、あらかじめりん酸塩、クロム酸塩
などで化成処理しておくことが好ましい。これらの被塗
物には、カチオン電着塗料などの下塗り塗料、またはさ
らに中塗り塗料などをあらかじめ塗装しておくことが好
ましい。下塗り塗料および中塗り塗料としては特に制限
されず、それ自体既知の塗料が使用できる。
記の組成物(B)に先立って、被塗物に塗装する塗料で
あり、熱硬化性樹脂組成物および有機溶剤を含有する塗
料である。
剤から構成される。基体樹脂としては、例えば水酸基な
どの架橋性官能基を有するポリエステル樹脂、アルキド
樹脂、アクリル樹脂、ビニル樹脂などがあげられ、また
架橋剤としては、これらの官能基と架橋反応する、例え
ばメラミン樹脂、ブロックされていてもよいポリイソシ
アネ−ト化合物などがあげられる。基体樹脂と架橋剤と
の比率は、両成分の合計固形分重量で、前者は50〜9
0%、後者は50〜10%が適している。
ステル系、エ−テル系、アルコ−ル系、ケトン系などの
通常の塗料用溶剤が使用できる。
る塗膜との付着性を向上させるために、さらにりん酸基
含有樹脂組成物を配合しておくことが好ましい。
に示すものがあげられる。
よび水酸基含有不飽和単量体を構成成分として用いた、
1分子中にりん酸基および水酸基を含有する重合体。
溶液中に重合体粒子が分散してなり、該重合体粒子が、
りん酸基含有不飽和単量体単位を構成成分として含有す
る重合体粒子であるりん酸基含有非水分散液。
基含有不飽和単量体は、重合性不飽和結合および下記式
(1)で示されるりん酸基を1分子中にそれぞれ少なく
とも1個ずつ併有する化合物である。
0のアルキル基である。) かかるりん酸基含有不飽和単量体として、例えば(2−
アクリロイルオキシエチル)アシッドホスフェ−ト、
(2−メタクリロイルオキシエチル)アシッドホスフェ
−ト、(2−アクリロイルオキシプロピル)アシッドホ
スフェ−ト、(2−メタクリロイルオキシプロピル)ア
シッドホスフェ−ト、10−アクリロイルオキシデシル
アシッドホスフェ−ト、10−メタクリロイルオキシデ
シルアシッドホスフェ−トなどの(メタ)アクリロイル
オキシアルキル(炭素数2〜20)アシッドホスフェ−
トなどがあげられる。さらに、グリシジル(メタ)アク
リレ−トとモノアルキル(炭素数1〜20)リン酸との
等モル付加物も、りん酸基含有不飽和単量体として使用
できる。
中に水酸基および重合性不飽和結合を有する化合物であ
り、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリレ−トなどの炭素数2〜20のグ
リコ−ルと(メタ)アクリル酸とのモノエステルなどが
あげられる。
不飽和単量体および水酸基含有不飽和単量体を必須成分
とし、さらに必要に応じてその他の単量体を共重合せし
めたものが包含される。
飽和単量体および水酸基含有不飽和単量体以外の重合性
不飽和化合物であって、例えば(メタ)アクリル酸と炭
素数1〜22の1価アルコ−ルとのモノエステル化物、
スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニ
ル、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸
などがあげられる。
単量体と水酸基含有単量体との比率は、該両単量体の合
計重量に基いて前者は10〜90%、特に20〜80%
および後者は90〜10%、特に80〜20%が好まし
い。また、その他の単量体は、該両単量体の合計100
重量部あたり、1000重量部以下、特に10〜500
重量部が適している。
0、特に10〜100mmKOH/g、りん酸基に基づ
く酸価は10〜150、特に20〜130mmKOH/
gおよび数平均分子量は1000〜100000、特に
3000〜50000であることが好ましい。
りん酸基含有不飽和単量体、必要に応じてその他の単量
体を併用してなる単量体成分を重合することにより形成
できる。
不飽和単量体としては、例えば、重合体(P−1)で説
明した、式(1)で示されるりん酸基および重合性不飽
和結合を併有する化合物が使用できる。
基含有不飽和単量体として使用できる。
O)n−OPO(OH)2 (式中、Xは水素原子またはメチル基であり、Yは炭素
数2〜4のアルキレン基であり、nは3〜30の整数で
ある) この式(2)で示される化合物の具体例として、例え
ば、アシッドホスホキシヘキサ(もしくはドデカ)(オ
キシプロピレン)モノメタクリレ−トなどがあげられ
る。
可能な他の単量体としては、1分子中に少なくとも1個
の重合性不飽和結合を有する化合物を用いることがで
き、具体的には、(メタ)アクリル酸のC1 〜 18アル
キルエステル類;(メタ)アクリル酸グリシジルエステ
ル;(メタ)アクリル酸のC2〜8 アルケニルエステル
類;(メタ)アクリル酸のC2〜8 ヒドロキシアルキル
エステル類;(メタ)アクリル酸のC3〜18アルケニル
オキシアルキルエステル類;(メタ)アクリル酸のC
2〜8 ヒドロキシアルキルエステル類とカプロラクトン
とのエステル類;グリコ−ルと(メタ)アクリル酸との
ジエステル類;ビニル芳香族化合物;α,β−エチレン
性不飽和酸;(メタ)アクリル酸アミド類;(メタ)ア
クリロニトリル、ビニルプロピオネ−ト、イソシアネ−
トエチル(メタ)アクリレ−ト、パ−フルオロシクロヘ
キシル(メタ)アクリレ−ト、N−メチル−p−スチレ
ンスルホンアミド、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシランなどがあげられる。
を調製するためのりん酸基含有重合性不飽和単量体とそ
の他の共重合可能な単量体との比率は、両単量体の合計
を基準に、前者は0.1〜100重量%、特に0.5〜
50重量%、さらに特に3〜30重量%、そして、後者
は99.9〜0重量%、特に99.5〜50重量%、さ
らに特に97〜70重量%の範囲内とするのが好まし
い。
剤の有機溶剤溶液中で上記単量体成分を粒子状に重合せ
しめることにより調製でき、その結果、高分子分散安定
剤の有機溶剤溶液中に単量体成分に由来する重合体粒子
が分散してなる非水分散液が得られる。
分散せしめるためのものであり、該分散液中の有機溶剤
とは相溶するが、併存するりん酸基含有重合性不飽和単
量体単位を構成成分とする重合体粒子とは殆ど相溶しな
いものが用いられる。
2−ヒドロキシステアリン酸などの水酸基含有脂肪酸の
自己縮合ポリエステル樹脂に、(メタ)アクリル酸グリ
シジルエステルを付加して重合性不飽和結合を導入した
ポリエステルマクロモノマ−(1a)、およびこのマク
ロモノマ−(1a)に重合性単量体を重合させてなるポ
リマ−(1b)、2)上記マクロモノマ−(1a)に、
(メタ)アクリル酸グリシジルエステルを含む単量体を
重合し、さらにこの重合体中のグリシジル基にエチレン
性不飽和酸を付加して重合性不飽和結合を導入したポリ
マ−(2a)、3)水酸基含有アクリル樹脂、4)重合
性不飽和結合を導入した水酸基含有アクリル樹脂、5)
ミネラルスピリット許容率の高いアルキルエ−テル化メ
ラミン樹脂、6)油変性アルキド樹脂や重合性不飽和結
合を導入した油変性アルキド樹脂、7)重合性不飽和結
合を有するセルロ−スアセテ−トブチレ−トなどがあげ
られる。
約50000、特に約3000〜約20000の範囲内
の重量平均分子量を有していることが好ましい。
素のような低極性有機溶剤に容易に溶解し、かつ耐候性
なども良好な上記3)、4)などに示したアクリル樹脂
系が特に好ましい。
る有機溶剤は、高分子分散安定剤を溶解し、かつ重合体
粒子を実質的に溶解することなく分散せしめるものであ
り、沸点が約150℃以下の炭化水素系溶剤、エステル
系溶剤、ケトン系溶剤、アルコ−ル系溶剤、エ−テル系
溶剤などがあげられる。
散安定剤を有機溶剤に溶解し、ついで、りん酸基含有重
合性不飽和単量体を含有する単量体成分を分散重合する
ことにより調製することができる。非水分散液(P−
2)において、りん酸基含有重合性不飽和単量体を含有
する単量体成分に由来する重合体粒子の平均粒径は0.
01〜1μmが好ましい。
る分散重合は、既知のラジカル重合法などによって行う
ことができ、これらの成分の構成比率は、例えば、高分
子分散安定剤と単量体成分との比率は、該両成分の合計
固形分重量を基準にして、高分子分散安定剤は0.1〜
70%、特に5〜50%、単量体成分は99.9〜30
%、特に95〜50%の範囲内が適している。また、該
分散安定剤と単量体成分との合計固形分と有機溶剤との
比率は、前者は5〜60%、後者は95〜40%が適し
ている。
中に水酸基などの架橋性官能基が存在する場合、非水分
散液(P−2)に架橋剤を配合することにより、三次元
に架橋した塗膜を形成することができる。
おいて、りん酸基含有重合性不飽和単量体と共に、1分
子中に重合性不飽和結合を2個以上有する単量体を併用
したり、N−アルコキシメチル化アクリルアミドのよう
な自己架橋反応性基を有する単量体を使用して、粒子内
架橋することができる。
および有機溶剤を含み、さらにりん酸基含有樹脂組成物
を配合することが好ましく、その配合量は、熱硬化性樹
脂組成物の固形分100重量部あたり、りん酸基含有樹
脂組成物を70重量部以下、特に5〜25重量部の範囲
が適している。
に必要に応じて、着色顔料、メタリック顔料、体質顔
料、硬化触媒、塗面調整剤、酸化防止剤、流動調整剤、
顔料分散剤、シランカップリング剤などを適宜配合する
ことができる。
装、エアレススプレ−、エアスプレなどで、膜厚を硬化
塗膜で5〜25μmになるように塗装することが好まし
い。本発明方法では、ベ−ス塗料(A)を塗装し、その
塗膜を室温で数分もしくはそれ以上の時間放置するか、
または100℃以下の温度で1〜30分程度強制乾燥
(ゲル分率は60重量%以下、特に40重量%以下)し
た後の、未硬化の該塗膜面に組成物(B)を塗装するこ
とが好ましい。
ウムフレ−クおよび有機溶剤を含有する組成物で、ベ−
ス塗料(A)の未硬化塗面に塗装する。
りん片状アルミニウムであって、流動性のある塗膜にお
いて塗膜表面に浮上せず、塗膜内部で分散する性質を有
するメタリック顔料である。このものは、例えば、金属
アルミニウムをスタンプミル法、乾式ボ−ルミル法、湿
式ボ−ルミル法などにより機械的粉砕してフレ−ク状に
したものであり、その粉砕時にオレイン酸などの潤滑剤
を使用して、フレ−ク表面をこれらで被覆することによ
りノンリ−フィング型にすることにより得られる。それ
以外に、鉛や亜鉛の金属塩や極性溶剤で処理することに
よってもノンリ−フィング型にすることができる。この
ノンリ−フィングアルミニウムフレ−クの大きさは、長
手方向寸法が2〜50μm、厚さが0.1〜2μmであ
ることが適している。
料用溶剤であれば特に制限されず、例えば、炭化水素系
溶剤、エステル系溶剤、ケトン系溶剤、アルコ−ル系溶
剤、エ−テル系溶剤などがあげられる。
有機溶剤との比率は、例えば、この両成分の合計量を基
準に、前者は1〜50重量%、特に2〜7重量%、後者
は99〜50重量%、特に98〜93重量%が好まし
い。
ニウムフレ−クを有機溶剤に混合分散せしめることによ
って調製することができるが、さらに必要に応じて、塗
料用樹脂、上記りん酸基含有樹脂組成物(P−1)、り
ん酸基含有樹脂組成物(P−2)、沈降防止剤、静電助
剤などを配合することも可能である。
の架橋性官能基を有するポリエステル樹脂、アルキド樹
脂、アクリル樹脂、ビニル樹脂などの基体樹脂およびメ
ラミン樹脂、ブロックされていてもよいポリイソシアネ
−ト化合物などの架橋剤からなる組成物があげられる。
樹脂組成物(P−1)およびりん酸基含有樹脂組成物
(P−2)を配合するにあたり、これらの配合量は、1
種のみ場合はそれ単独で、2種以上併用する場合はそれ
らの合計量が、ノンリ−フィングアルミニウムフレ−ク
100重量部あたり、300重量部以下、特に0.1〜
200重量部であることがが適している。特にこのう
ち、りん酸基含有樹脂組成物(P−1)および(P−
2)を配合することにより、組成物(B)の単独塗膜内
における凝集破壊を防ぐことができ、しかも隣接する他
の塗膜との層間付着性などを向上させることができるの
でより好ましい。
クス、酸化ポリエチレンなどがあげられ、これらの配合
量は、固形分比で、ノンリ−フィングアルミニウムフレ
−ク100重量部あたり、50重量部以下、特に1〜3
0重量部、より好ましくは5〜20重量部が適してい
る。
の塗面に、静電塗装、エアレススプレ、エアスプレなど
で塗装することができ、その塗装膜厚は、一般に、硬化
塗膜(ノンリ−フィングアルミニウムフレ−クのみ、ま
たは他の固形分を含むこともある)として0.5〜5μ
m、特に0.8〜2μmが適している。
(B)を塗装すると、組成物(B)に含まれている溶剤
が下層のベ−ス塗料(A)の塗面に浸透したり、または
蒸発して、組成物(B)の塗膜に含まれるアルミニウム
フレ−ク濃度が従来のメタリック塗料に比べて高くなる
ので、アルミニウムフレ−クが塗面に対して平行に配向
しやすくなる。その結果、従来に比べ、白く、金属光沢
感がすぐれ、しかもフリップフロップ性の強いメタリッ
ク塗膜を形成することができた。
(B)を塗装した後、室温放置して、または50〜10
0℃で1〜30分程度強制乾燥して、これらの塗膜が未
硬化の状態で、もしくは120〜160℃で10〜40
分加熱してこれらの塗膜を硬化した後に、これらの塗面
に有機溶剤系熱硬化性上塗り塗料(C)を塗装する。
硬化もしくは硬化した組成物(B)の塗面に塗装するも
ので、熱硬化性樹脂組成物および有機溶剤を含有し、さ
らに必要に応じて、ソリッドカラ−顔料、メタリック顔
料、紫外線吸収剤などを配合してなる液状塗料であっ
て、有色もしくは無色の透明塗膜を形成する。該上塗り
塗料(C)の硬化塗膜を透して、組成物(B)のメタリ
ック感を視認できる程度の透明性を有している。
成物としては特に制限されず、既知の塗料用樹脂が使用
できるが、例えば、水酸基などの架橋性官能基を含有す
るアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂など
の基体樹脂に、これらの官能基と反応しうるメラミン樹
脂、尿素樹脂、(ブロック)ポリイソシアネ−ト化合物
などの架橋剤を配合してなる樹脂組成物が好適である。
メラミン樹脂としては炭素数1〜8の1価アルコ−ルで
エ−テル化した部分もしくはフルエ−テル化メラミン樹
脂で、しかもトリアジン核を1〜5個有するものが好ま
しい。イミノ基含有メラミン樹脂も使用できる。基体樹
脂と架橋剤との比率は、両成分の固形分合計にもとづい
て、前者は50〜90重量%、特に65〜80重量%、
後者は50〜10重量%、特に45〜20重量%が適し
ている。
化チタン、亜鉛華、カ−ボンブラック、カドミウムレッ
ド、モリブデンレッド、クロムエロ−、酸化クロム、プ
ルシアンブル−、コバルトブル−、などの無機顔料;ア
ゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、イソ
インドリン顔料、スレン系顔料、ペリレン顔料など有機
顔料などが、メタリック用顔料としてりん片状のアルミ
ニウム、雲母、金属酸化物で表面被覆した雲母、雲母状
酸化鉄などが包含される。
基含有樹脂組成物(P−1)およびりん酸基含有樹脂組
成物(P−2)を配合することにより、隣接する他の塗
膜との層間付着性が向上するのでより好ましい。その配
合量は、熱硬化性樹脂組成物100重量部あたり、1〜
30重量部、特に5〜20重量部が適している。
約20〜約80重量%に調整し、これを組成物(B)の
未硬化塗面もしくは硬化塗面に、静電方式またはスプレ
−方式などで、硬化塗膜に基く膜厚が5〜100μm、
好ましくは20〜80μm程度になるように塗装するこ
とが好ましい。
化もしくは硬化塗面に熱硬化性クリヤ塗料(D)を塗装
する。
透明の塗膜を形成する熱硬化性塗料であり、熱硬化性樹
脂組成物および有機溶剤を含有し、さらに必要に応じ着
色顔料、メタリック顔料、紫外線吸収剤などを配合する
ことができる。
基、カルボキシル基、シラノ−ル基、エポキシ基などの
架橋性官能基を含有するアクリル樹脂、ポリエステル樹
脂、アルキド樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂、シリコ
ン含有樹脂などの基体樹脂およびこれらの官能基と反応
しうるメラミン樹脂、尿素樹脂、(ブロック)ポリイソ
シアネ−ト化合物、エポキシ化合物または樹脂、カルボ
キシル基含有化合物または樹脂、酸無水物、アルコキシ
シラン基含有化合物または樹脂などの架橋剤とからなる
組成物が上げられる。メラミン樹脂としては炭素数1〜
8の1価アルコ−ルでエ−テル化した部分もしくはフル
エ−テル化メラミン樹脂で、しかもトリアジン核を1〜
5個有するものが好ましい。イミノ基含有メラミン樹脂
も使用できる。基体樹脂と架橋剤との比率は、両成分の
固形分合計にもとづいて、前者は50〜90重量%、特
に65〜80重量%、後者は50〜10重量%、特に4
5〜20重量%が適している。
などのすぐれた塗膜を形成する、カルボキシル基、シラ
ノ−ル基、エポキシ基などの架橋性官能基を含有するア
クリル樹脂(基体樹脂)およびエポキシ化合物または樹
脂、カルボキシル基含有化合物または樹脂、酸無水物な
どから選ばれた架橋剤とからなる樹脂組成物を使用する
ことが好ましい。
もしくは硬化塗面に、塗装時の固形分濃度を約30〜約
80重量%に調整したクリヤ塗料(D)を、静電方式ま
たはスプレ−方式などで、硬化塗膜に基く膜厚が5〜1
00μm、好ましくは20〜80μm程度になるように
塗装したのち、100〜180℃で10〜40分加熱し
て硬化することにより達成される。
ス塗料(A)、組成物(B)、上塗り塗料(C)および
クリヤ塗料(D)を使用したメタリック塗膜を、下記の
工程により形成することが特に好ましい。
硬化−組成物(B)の塗装−未硬化−上塗り塗料(C)
の塗装−未硬化−クリヤ塗料(D)の塗装−加熱硬化。
硬化−組成物(B)の塗装−未硬化−上塗り塗料(C)
の塗装−加熱硬化−クリヤ塗料(D)の塗装−加熱硬
化。 3)熱硬化性ベ−ス塗料(A)の塗装−未硬化−組成物
(B)の塗装−加熱硬化−上塗り塗料(C)の塗装−未
硬化−クリヤ塗料(D)の塗装−加熱硬化。
果が得られる。
上塗り塗料(C)の塗膜との層間に、ノンリ−フィング
アルミニウムフレ−クおよび有機溶剤を主成分とする組
成物(B)による塗膜を形成しているので、該アルミニ
ウムフレ−クはベ−ス塗料(A)の塗面に均一かつ平行
方向に配向し、従来のメタリック塗膜に比べて、白く、
金属光沢感がすぐれ、しかもフリップフロップ性の強い
メタリック塗膜を形成させることができた。
脂組成物を含有せしめることにより、白く、金属光沢感
がすぐれ、しかもフリップフロップ性の強いという効果
を低下させることなく、組成物(B)との層間付着性を
改良することができる。
成物を含有せしめることにより、白く、金属光沢感がす
ぐれ、しかもフリップフロップ性の強いという効果を低
下させることなく、組成物(B)と熱硬化性ベ−ス塗料
(A)および上塗り塗料(C)の塗膜との層間付着性を
改良することができる。
より、ツヤ、平滑性などの仕上がり外観がさらに向上す
る。
例について説明する。
基づくものである。
上に、熱硬化性エポキシ樹脂系カチオン電着塗料(「エ
レクロン9600」関西ペイント社製、商品名)を硬化
膜厚が約20μmになるように電着塗装し、170℃で
30分加熱し硬化させてから、自動車用中塗塗料(熱硬
化性ポリエステル樹脂・メラミン樹脂系有機溶剤型塗料
「TP−37プライマ−サ−フェ−サ−」関西ペイント
社製、商品名)を硬化膜厚が約25μmになるようにエ
アスプレ−塗装し、140℃で30分加熱し硬化させて
試験用の被塗物とした。
エ−テル化メラミン樹脂(*2)25部を「スワゾ−ル
1000」(*3)に混合分散して、粘度13秒/フォ
−ドカップ#4/20℃に調整した。
リル酸メチル38%、アクリル酸エチル17%、n−ブ
チルアクリレ−ト17%、メタクリル酸ヒドロキシエチ
ル7%、メタクリル酸ラウリル20%およびアクリル酸
1%からなる単量体の共重合体。数平均分子量5000
0、水酸基価54mgKOH/g。
「ユ−バン28−60」(三井東圧社製、商品名) (*3)「スワゾ−ル1000」:コスモ石油社製、商
品名、石油系芳香族炭化水素溶剤。
5部、ブチルエ−テル化メラミン樹脂(*2)25部、
りん酸基含有樹脂組成物P−1(*4)20部を「スワ
ゾ−ル1000」(*3)に混合分散して、粘度13秒
/フォ−ドカップ#4/20℃に調整した。
アシッドホスホキシエチルメタクリレ−ト30部、2−
ヒドロキシエチルアクリレ−ト15部、メチルメタクリ
レ−ト20部、n−ブチルメタクリレ−ト5部、2−エ
チルヘキシルメタクリレ−ト30部からなる単量体の共
重合体。数平均分子量13000、水酸基価72mgK
OH/g、酸価126mgKOH/g。
5部、ブチルエ−テル化メラミン樹脂(*2)25部、
ノンリ−フィングアルミニウムフレ−ク(*5)15部
を「スワゾ−ル1000」(*3)に混合分散して、粘
度13秒/フォ−ドカップ#4/20℃に調整した。
レ−ク:「アルペ−スト7680NS」(東洋アルミニ
ムム社製、商品名、長手方向寸法13μm、厚さ0.1
〜2μm)。
クおよび有機溶剤を含有する組成物(B) a):ノンリ−フィングアルミニウムフレ−ク(*5)
5部および「スワゾ−ル1000」(*3)95部から
なる混合物。
−ク(*5)5部および「スワゾ−ル1000」(*
3)95部、沈降防止剤として「ディスパロン6900
−20X」(*6)2.5部および「ディスパロン42
00−20」(*7)1.0部を配合してなる混合物。
X」 固形分含有率20%、楠本化成社製、商品名、脂肪酸ア
マイドワックス。
エチレン。
−ク(*5)5部、「スワゾ−ル1000」(*3)9
5部、りん酸基含有樹脂組成物P−1(*4)2.5部
からなる混合物。
−ク(*5)5部、「スワゾ−ル1000」(*3)9
5部、りん酸基含有樹脂組成物P−1(*4)2.5
部、「ディスパロン6900−20X」(*6)2.5
部、「ディスパロン4200−20」(*7)1.0
部、水酸基含有アクリル樹脂(*1)3部、ブチルエ−
テル化メラミン樹脂(*2)1部からなる混合物。
エ−テル化メラミン樹脂(*2)25部を「スワゾ−ル
1000」(*3)に混合分散して、粘度13秒/フォ
−ドカップ#4/20℃に調整した。
5部、ブチルエ−テル化メラミン樹脂(*2)25部、
りん酸基含有樹脂組成物P−1(*4)20部を「スワ
ゾ−ル1000」(*3)に混合分散して、粘度13秒
/フォ−ドカップ#4/20℃に調整した。
8)75部、ブチルエ−テル化メラミン樹脂(*2)2
5部を「スワゾ−ル1000」(*3)に混合分散し
て、粘度13秒/フォ−ドカップ#4/20℃に調整し
た。
水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸およびエチレン
グリココ−ルおよびトリメチロ−ルプロパンを使用して
なるポリエステル樹脂であり、数平均分子量3500、
水酸基価82mgKOH/g、酸価8mgKOH/g。
8)75部、ブチルエ−テル化メラミン樹脂(*2)2
5部、りん酸基含有樹脂組成物P−1(*4)20部を
「スワゾ−ル1000」(*3)に混合分散して、粘度
13秒/フォ−ドカップ#4/20℃に調整した。
部、エポキシ基含有アクリル樹脂(*10)50部、チ
ヌビン900(チバガイギ−社製、商品名、紫外線吸収
剤)1部、テトラブチルアンモニウムブロマイドとモノ
ブチルりん酸の当量配合物2部、「BYK300」(ビ
ッグケミ−社製、商品名、表面調整剤)0.1部を「ス
ワゾ−ル1000」(*3)に混合分散して、粘度20
秒/フォ−ドカップ#4/20℃に調整した。
脂:無水マレイン酸のメタノ−ルハ−フエステル化物2
0%、アクリル酸4−ヒドロキシn−ブチル20%、n
−ブチルアクリレ−ト40%およびスチレン20%から
なる単量体成分の共重合体。数平均分子量3500、酸
価86mgKOH/g、水酸基価78mgKOH/g。
グリシジルメタクリレ−ト30%、アクリル酸4−ヒド
ロキシn−ブチル20%、n−ブチルアクリレ−ト30
%およびスチレン20%からなる単量体成分の共重合
体。数平均分子量3000、エポキシ基含有量2.12
ミリモル/g、水酸基価78mgKOH/g。
性ベ−ス塗料(A)、ノンリ−フィングアルミニウムフ
レ−クおよび有機溶剤を含有する組成物(B)、有機溶
剤系熱硬化性上塗り塗料(C)および熱硬化性クリヤ塗
料(D)を塗装してメタリック塗膜を形成した。これら
の塗料を使用した塗装工程は表1、得られたメタリック
塗膜の性能試験結果は表2に示した。
のであり、乾燥での「室温」は塗装された塗膜を室温で
3分放置したことを、「加熱」は140℃で30分加熱
しその塗膜を架橋硬化せしめたことを示す。
りである。
リック感測定装置「アルコ−プLMR−200」を使用
して、受光角15度のY値を測定する。これは、塗膜の
明るさを示し、メタリック塗膜のハイライト部分の輝度
感を表す。この数値が大きくなるほど輝度感が良好であ
ることを示す。
用して測定する。これは、塗膜の光散乱性を表し、この
数値が小さいほど光散乱性が低いことを示す。これはア
ルミニウムフレ−クが水平に配列して光散乱性が少ない
ことを意味する。
測した。○はF/Fが強い、△はF/Fが弱い、×はF
/Fが非常に弱いを示す。ここで、F/Fとは、塗面を
正面および斜め方向から見たときのアルミニウムフレ−
クによる白さの変化のことであり、「強い」とは正面が
白く、斜めでは黒っぽく見え、その差が大きいことを意
味し、一方「非常に弱い」とは正面では白さが劣り、斜
め方向から見たときの色との差が小さいことを意味す
る。
うにカット線を入れ、大きさ1×1mmのゴバン目を1
00個つくり、その表面に粘着セロハンテ−プを貼着
し、それを急激に剥離した後の塗面を観察する。○はゴ
バン目塗膜の剥離が全く認められない、△はゴバン目塗
膜の剥離が1〜2個認められる、×はゴバン目塗膜の剥
離が10個以上認められることを示す。また、「初期」
はメタリック塗膜を形成後、室温で2時間放置した塗膜
について試験した結果であり、「温水浸漬1」は80℃
の温水に5時間浸漬したものを室温で試験した結果であ
り、「温水浸漬2」は80℃の温水に24時間浸漬した
ものを室温で試験した結果である。
レ−クおよび有機溶剤を含有する組成物(B)のa)
[ノンリ−フィングアルミニウムフレ−クおよび「スワ
ゾ−ル1000」からなる混合物]、b)[ノンリ−フ
ィングアルミニウムフレ−ク、「スワゾ−ル1000」
および沈降防止剤を配合してなる混合物]、c)[ノン
リ−フィングアルミニウムフレ−ク、「スワゾ−ル10
00」、りん酸基含有樹脂組成物からなる混合物]、
d)[ノンリ−フィングアルミニウムフレ−ク、「スワ
ゾ−ル1000」、りん酸基含有樹脂組成物、沈降防止
剤、水酸基含有アクリル樹脂、ブチルエ−テル化メラミ
ン樹脂からなる混合物]を、20℃で10日間密閉貯蔵
した後の状態を目視で観察したところ、b)およびd)
はアルミニウムフレ−クの沈降が全く認められず、a)
およびc)はアルミニウムフレ−クの沈降が認められ、
その再分散がやや困難であった。
Claims (13)
- 【請求項1】 被塗物に有機溶剤系熱硬化性ベ−ス塗料
(A)、ノンリ−フィングアルミニウムフレ−クおよび
有機溶剤を含有する組成物(B)、有機溶剤系熱硬化性
上塗り塗料(C)および熱硬化性クリヤ塗料(D)を順
次塗り重ね、ついで加熱してこの複層塗膜を同時に硬化
することを特徴とするメタリック塗膜形成方法。 - 【請求項2】 被塗物に有機溶剤系熱硬化性ベ−ス塗料
(A)、ノンリ−フィングアルミニウムフレ−クおよび
有機溶剤を含有する組成物(B)および有機溶剤系熱硬
化性上塗り塗料(C)を順次塗り重ねた後、加熱してこ
の複層塗膜を同時に硬化させてから、熱硬化性クリヤ塗
料(D)を塗装し、加熱してこの塗膜を硬化することを
特徴とするメタリック塗膜形成方法。 - 【請求項3】 被塗物に有機溶剤系熱硬化性ベ−ス塗料
(A)およびノンリ−フィングアルミニウムフレ−クお
よび有機溶剤を含有する組成物(B)を順次塗り重ねた
後、加熱してこの両塗膜を同時に硬化させた後、該塗面
に有機溶剤系熱硬化性上塗り塗料(C)および熱硬化性
クリヤ塗料(D)を塗装し、加熱してこの両塗膜を同時
に硬化することを特徴とするメタリック塗膜形成方法。 - 【請求項4】 ベ−ス塗料(A)は、さらに、(P−
1)りん酸基含有不飽和単量体および水酸基含有不飽和
単量体を構成成分として用いた1分子中にりん酸基およ
び水酸基を含有する重合体および(P−2)高分子分散
安定剤の有機溶剤溶液中に重合体粒子が分散してなり、
該重合体粒子が、りん酸基含有不飽和単量体単位を構成
成分として含有する重合体粒子であるりん酸基含有非水
分散液から選ばれるりん酸基含有樹脂組成物を含有せし
めた塗料である請求項1〜3のいずれかに記載のメタリ
ック塗膜形成方法。 - 【請求項5】 ベ−ス塗料(A)において、りん酸基含
有樹脂組成物の配合比率は、固形分比で、熱硬化性樹脂
100重量部あたり70重量部以下である請求項1〜3
のいずれかに記載のメタリック塗膜形成方法。 - 【請求項6】 組成物(B)におけるノンリ−フィング
アルミニウムフレ−クと有機溶剤との比率は、両成分の
合計量を基準に、前者は1〜50重量%、後者は99〜
50重量%である請求項1記載のメタリック塗膜形成方
法。 - 【請求項7】 組成物(B)は、さらに、(P−1)り
ん酸基含有不飽和単量体および水酸基含有不飽和単量体
を構成成分として用いた1分子中にりん酸基および水酸
基を含有する重合体および(P−2)高分子分散安定剤
の有機溶剤溶液中に重合体粒子が分散してなり、該重合
体粒子が、りん酸基含有不飽和単量体単位を構成成分と
して含有する重合体粒子であるりん酸基含有非水分散液
から選ばれるりん酸基含有樹脂組成物を含有せしめた組
成物である請求項1〜3のいずれかに記載のメタリック
塗膜形成方法。 - 【請求項8】 組成物(B)が、さらに、塗料用樹脂を
ノンリ−フィングアルミニウムフレ−ク100重量部あ
たり、固形分で300重量部以下含有している請求項1
〜3のいずれかに記載のメタリック塗膜形成方法。 - 【請求項9】 組成物(B)が、さらに、沈降防止剤を
ノンリ−フィングアルミニウムフレ−ク100重量部あ
たり、固形分で50重量部以下含有している請求項1〜
3のいずれかに記載のメタリック塗膜形成方法。 - 【請求項10】 組成物(B)を0.5〜5μmの膜厚
で塗装する請求項1〜3のいずれかに記載のメタリック
塗膜形成方法。 - 【請求項11】 上塗り塗料(C)が、有色もしくは無
色の透明塗膜を形成する塗料である請求項1〜3のいず
れかに記載のメタリック塗膜形成方法。 - 【請求項12】 上塗り塗料(C)が、水酸基含有樹脂
とアミノ樹脂またはポリイソシアネ−ト化合物とを含有
する熱硬化性塗料である請求項1〜3のいずれかに記載
のメタリック塗膜形成方法。 - 【請求項13】 クリヤ塗料(D)が、耐酸性、耐スリ
キズ性のすぐれた塗膜を形成する熱硬化性塗料である請
求項1〜3のいずれかに記載のメタリック塗膜形成方
法。
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---|---|---|---|
JP00059398A JP3999864B2 (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | メタリック塗膜形成方法 |
US09/463,492 US6335057B1 (en) | 1997-07-25 | 1998-07-22 | Metallic multilayer coating films formation process |
PCT/JP1998/003264 WO1999004910A1 (fr) | 1997-07-25 | 1998-07-22 | Procede de formation d'un film protecteur metallique a deux couches |
EP98933881A EP1025912A4 (en) | 1997-07-25 | 1998-07-22 | METHOD FOR FORMING DOUBLE LAYERED METAL COATING FILMS |
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---|---|---|---|
JP00059398A JP3999864B2 (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | メタリック塗膜形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11192453A true JPH11192453A (ja) | 1999-07-21 |
JP3999864B2 JP3999864B2 (ja) | 2007-10-31 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001029877A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-02-06 | Kansai Paint Co Ltd | メタリック塗膜形成法 |
JP2007197705A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-08-09 | Kansai Paint Co Ltd | 水性メタリック塗料組成物 |
-
1998
- 1998-01-06 JP JP00059398A patent/JP3999864B2/ja not_active Expired - Fee Related
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