JPH11192165A - ハーブウォーター抽出器 - Google Patents

ハーブウォーター抽出器

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JPH11192165A
JPH11192165A JP10182635A JP18263598A JPH11192165A JP H11192165 A JPH11192165 A JP H11192165A JP 10182635 A JP10182635 A JP 10182635A JP 18263598 A JP18263598 A JP 18263598A JP H11192165 A JPH11192165 A JP H11192165A
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JP
Japan
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container
herb
water
extract
steam
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Application number
JP10182635A
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English (en)
Inventor
Akihiko Yamashita
下 明 彦 山
Akio Koga
賀 秋 夫 古
Shuichi Okawa
川 秀 一 大
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AGC Engineering Co Ltd
Original Assignee
Asahi Glass Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単にハーブウォーターを抽出でき、冷却抽
出容器を取り除くだけの簡単な操作で直接ハーブの芳香
蒸気発生器としても利用できるハーブウォーター抽出器
を提供する。 【解決手段】 加熱部2と、水蒸気を発生させる蒸気発
生容器6と、水蒸気が導入されるハーブ容器8と、ハー
ブ容器8上に載置した抽出液容器10の内部に冷却容器
12が収容され、抽出液容器10の下部にハーブHの芳
香成分が導入される筒部36を立設することにより、ハ
ーブウォーターを溜める抽出液収容部38を形成してな
る冷却抽出容器14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭等におい
て簡単にハーブウォーターを抽出できると共に、直接ハ
ーブの芳香蒸気発生にも利用できる、ハーブウォーター
抽出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水蒸気蒸留法によりハーブウォーターを
抽出することは従来から周知の技術であり、各種抽出器
が既に市販されている。しかしながら、これらの既存の
装置は一般的にその構造が複雑で、特に、芳香成分を含
む蒸気を冷却により液化する冷却部において、蒸気の通
路に沿って冷却水を流すなどの大掛かりな構造を採用
し、しかもその冷却部を蒸気発生部とは別体のものとし
て、蒸気発生部を含む成分抽出部との間をパイプで連結
しているのが通例であるため、装置が大型で高価なもの
となり、配置に場所をとるのを避けることができなかっ
た。例えば、実開平2−40402号公報に開示されて
いる成分抽出装置においても同様である。
【0003】また、従来から知られているハーブウォー
ター抽出器では、ハーブの芳香蒸気発生器と兼用するこ
とについて配慮していない。即ち、一般的なハーブウォ
ーター抽出器は、ハーブの芳香成分をハーブウォーター
として水蒸気蒸留法により抽出・貯留するもので、その
抽出の間に芳香成分が周囲に漏出するにしても、直接的
にハーブの芳香蒸気発生器として使用することについて
は、通常、考慮されていない。強いて芳香蒸気発生器と
して使用するためには、蒸気発生部を含む成分抽出部と
冷却部との間を接続するパイプを一時的に取り外し、蒸
気と共に抽出した芳香成分を直接的に外部に放出させる
ことになるが、上記パイプを簡単に着脱することは困難
であり、またパイプを外して使用するのは正常な使用方
法ではないので、装置を破損したりする可能性もある。
従って、一般家庭で使用するのに適した十分な実用性を
備えているとはいえない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するもので、その技術的課題は、一般家庭等に
おいて簡単にハーブウォーターを抽出でき、上部に載置
した冷却抽出容器を取り除くだけの簡単な操作で直接ハ
ーブの芳香蒸気発生器としても利用できるようにしたハ
ーブウォーター抽出器を提供することにある。
【0005】本発明の他の技術的課題は、構造を十分に
簡単化すると共に、十分に小型化したハーブウォーター
抽出器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によれば、下部に置く加熱部;該加熱部の上方に
配置されて加熱されることにより水蒸気を発生させる蒸
気発生容器;該蒸気発生容器で発生した水蒸気を導入し
てハーブと接触させることにより芳香成分を発生させる
ハーブ容器;該ハーブ容器で発生したハーブの芳香成分
及び水蒸気を導入するための導入口と、冷却により凝縮
したハーブウォーターを溜めるための抽出液収容部とを
有する抽出液容器;該抽出液容器の内部に、導入された
ハーブの芳香成分と水蒸気とに接触可能なるように配設
され、収容した冷媒により上記ハーブウォーターを凝縮
させる冷却容器;を有し、上記各容器が、上下に分離自
在なるように段積されると共に、上記抽出液容器をハー
ブ容器から分離させることによって該ハーブ容器から芳
香蒸気を直接外部に発散可能なるように結合されている
ことを特徴とするハーブウォーター抽出器が提供され
る。
【0007】本発明の具体的な実施形態によれば、抽出
液容器における上記導入口が、該抽出液容器の底部に立
設する筒部からなっていて、該筒部の回りに上記抽出液
収容部が形成されている。
【0008】本発明の1つの具体的な実施形態によれ
ば、上記ハーブ容器が蒸気発生容器の内部に嵌合した状
態に段積され、該ハーブ容器の側壁には、蒸気発生容器
内の液面より高い位置に水蒸気を導入するための蒸気導
入孔が設けられ、該ハーブ容器の内部には、上記蒸気導
入孔より高い位置に、ハーブを載置するための網棚が配
設されると共に、蒸気導入孔より低い位置に、該ハーブ
容器内で凝縮した抽出液を溜めるための液溜が形成され
ている。
【0009】本発明の他の具体的な実施形態によれば、
蒸気発生容器の口部に嵌入ずる嵌着部が周設されると共
に、ハーブ容器の下端部に蒸気導入管が液密に立設さ
れ、該導入管の周囲にハーブ容器から流下した抽出液の
液溜が形成されている。
【0010】また、本発明によれば、上述したように蒸
気発生容器とハーブ容器とを個別に設ける代わりに、ハ
ーブが水と共に収容されていて、加熱されることにより
ハーブの芳香成分を水蒸気と共に発生させるハーブ蒸気
発生容器を備えたハーブウォーター抽出器が提供され
る。
【0011】上記構成を有するハーブウォーター抽出器
においては、蒸気発生容器に水または湯を入れると共に
ハーブ容器に適量のハーブを収容し、あるいはハーブ蒸
気発生容器に適量のハーブを水と共に収容して、加熱部
により加熱すると、ハーブの芳香成分が水蒸気と共に抽
出液容器に筒部を介して導入される。そして、そのハー
ブの芳香成分を含んだ水蒸気が抽出液容器内において冷
却容器によって冷却されて凝縮することにより、抽出液
容器の下部に形成された抽出液収容部にハーブウォータ
ーが貯留する。
【0012】上記ハーブウォーター抽出器によれば、一
般家庭等においても簡単にハーブウォーターを抽出で
き、また、上部に載置した冷却抽出容器または冷却容器
を取り除くだけの簡単な操作でハーブウォーターの芳香
蒸気発生装置としても利用することができる。また、構
造的にみても、蒸気発生容器上にハーブ容器及び冷却抽
出容器を順次載置し、あるいはハーブ蒸気発生容器上に
冷却抽出容器を載置しているだけであって、しかも抽出
液容器の内部に抽出液収容部が直接形成されているた
め、全体の構造が非常に簡単で、且つ十分に小型化され
たハーブウォーター抽出器を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るハーブウォー
ター抽出器の第1実施例を示している。このハーブ抽出
器1Aは、概略的には、最下部に置く加熱部2と、スタ
ンド4によりその加熱部2の上部に配置されて加熱され
る蒸気発生容器6と、この蒸気発生容器6の上方に配設
されるハーブ容器8と、抽出液容器10の内部に冷却容
器12を収容して上記ハーブ容器8上に載置される冷却
抽出容器14とを備えていて、これらの各容器を同軸上
において分離可能なるように段積したものである。
【0014】上記加熱部2としては、電気ヒータ、ガス
加熱装置、あるいはアルコールランプ等、各種加熱装置
を用いることができる。また、蒸気発生容器6は、湯水
Wを容部16に入れて上記加熱部2により加熱し、蒸気
を発生させるためのもので、該容部16の下部が加熱部
2から適当な距離を保つようにして、スタンド4におけ
る平面視略C字形の支持部18で上記容部16の口部1
6aの外周を囲繞するように支持することにより、上記
加熱部2の上部に配置される。なお、図中の符号20
は、蒸気発生容器6における容部16の口部16a外周
に取り付けた取手を示している。
【0015】ハーブ容器8は、その内部にハーブHを収
容し、蒸気発生容器6から導入される水蒸気によりハー
ブの芳香成分を抽出するためのものであり、その下部に
周設された嵌着部22を蒸気発生容器6における容部1
6の口部16aに嵌入することにより支持されている。
そして、該ハーブ容器8の下端の開口部には、蒸気発生
容器6からの蒸気を当該ハーブ容器8内に導入するため
の導入孔を構成する蒸気導入管24を、パッキング26
により液密に立設し、該導入管24の周囲にはハーブ容
器8から流下した抽出液の液溜28を形成している。ま
た、上記導入管24の上方には、ハーブHを載置する金
網製の網棚30が配設されている。さらに、このハーブ
容器8には蓋32を設け、この蓋32の中央に導孔32
aを設けている。上記嵌着部22及びパッキング26
は、耐熱ゴムまたは耐熱樹脂等の可撓性及び耐熱性を有
する材料により形成することができ、また、上記蓋32
は、比較的硬質の耐熱ゴムまたは耐熱樹脂等で形成する
のが適切である。
【0016】上記冷却抽出容器14は、上記ハーブ容器
8上に装脱自在に載置した抽出液容器10の容器本体3
4の内部に、氷または冷却水等の冷媒Rを収容するため
の冷却容器12を着脱自在に収容したもので、上記抽出
液容器10の容器本体34の下部に、ハーブ容器8から
ハーブHの芳香成分を水蒸気と共に導入するための導入
口を構成する筒部36を立設することにより、この筒部
36の回りに、冷却容器12で冷却して凝縮したハーブ
ウォーターを溜めるための抽出液収容部38を形成して
いる。この筒部36は、上記抽出液容器10の容器本体
34の底面の孔34aに筒状部材36aを嵌入した状態
で、該筒状部材36aの上下両端から、パッキング36
b,36bを嵌着すると共にナット36c,36cを螺
挿して容器本体34の底面を挟持することにより、上記
容部本体34に装設されている。そして、スタンド4の
上端に設けられた平面視略円形の支持部40で冷却抽出
容器14の外周を支持することにより、該冷却抽出容器
14の姿勢を垂直に保持できるようにしている。
【0017】上記冷却容器12は、側面上部の相対向す
る位置に突設された一対の係止部材12a,12aを、
上記抽出液容器10の容器本体34の側面の対向位置に
おいて上縁から下方に向けて切設された一対のスリット
34b,34bにそれぞれ係止させることにより、抽出
液容器10内部に上記筒部36と適当な間隔を置いて吊
下されている。
【0018】図中、42は蓋体であり、容器本体34内
の冷気及びハーブ容器から導入された水蒸気を該容器本
体34内に封鎖状態に保持すると共に、上記冷却容器1
2の係止部材12aをスリット34b内に抜止状態に固
定するためのもので、容器本体34とはねじ手段により
相互に螺合されている。
【0019】なお、抽出液容器10内の圧力と大気圧と
の間に差が生じたときは、上記スリット34bを通じて
空気が流出入するが、必要に応じて抽出液容器10の上
部に空気を流通させる小孔を設けることができる。
【0020】上述した蒸気発生容器6の容部16、ハー
ブ容器8、抽出液容器10及び冷却容器12は、透明な
ガラスを主体とし、必要に応じて、透明合成樹脂を用い
て構成することにより、内部でのハーブ成分の抽出を外
部から目視することが可能になる。また、蒸気発生装置
6の容部16、ハーブ容器8、蒸気導入管24は、耐熱
性のものを使用する必要がある。
【0021】上記構成を有するハーブウォーター抽出器
1Aによりハーブウォーターを抽出する場合において
は、蒸気発生容器6における容部16に水または湯Wを
入れると共に、ハーブ容器8内の網棚30上に適量のハ
ーブHを収容して加熱部2により加熱すると、ハーブH
の芳香成分が水蒸気と共に抽出液容器10の容器本体3
4内に筒部36を介して導入される。そして、そのハー
ブHの芳香成分を含んだ水蒸気が容器本体34内おいて
冷却容器12によって冷却されて凝縮することにより、
上記筒部36の上端を限度として、容器本体34の下部
に形成された抽出液収容部38にハーブウォーターが貯
留する。このとき、ハーブ容器8内で凝縮したハーブウ
ォーターは、該ハーブ容器8の下方の蒸気導入管24の
周囲に形成された液溜28に溜められ、蒸気発生容器6
内に流下して該容器6内の湯水を濁らすことはない。
【0022】ハーブの芳香蒸気発生器として使用する場
合には、ハーブ容器8上に載置した冷却抽出容器14を
取り外せばよく、それによってハーブ容器8の蓋32の
導孔32aからハーブの芳香成分が直接外部に放出され
る。
【0023】上記ハーブウォーター抽出器によれば、一
般家庭等においても簡単な手段によりハーブウォーター
を抽出することができる。また、上部に載置した冷却抽
出容器を取り除くだけの簡単な操作でハーブウォーター
の芳香蒸気発生装置としても利用することができる。し
かも、その構造が十分に簡単で、且つ十分に小型化され
ているので、一般のユーザーにとっても取扱いが容易な
ハーブウォーター抽出器を提供することができる。
【0024】次に、図2は本発明の第2実施例を示して
いる。この第2実施例のハーブウォーター抽出器1B
は、ハーブ蒸気発生容器56内の湯または水の中に直接
ハーブHを入れて煮沸することにより、ハーブHの芳香
成分を水蒸気と共に発生させるようにしたもので、概略
的には、下部に置く加熱部2と、スタンド54によりそ
の加熱部2の上部に配置されて加熱されるハーブ蒸気発
生容器56と、該ハーブ蒸気発生容器56上に載置し
て、スタンド54により支持される冷却抽出容器64と
を備えている。
【0025】上記冷却抽出容器64は、ハーブ蒸気発生
容器56で発生させるハーブHの芳香成分を含んだ水蒸
気を洩れなく該冷却抽出容器64内に導入できるよう
に、ハーブ蒸気発生容器56上に気密に載置されてい
る。
【0026】すなわち、この第2実施例のハーブウォー
ター抽出器は、第1実施例のハーブウォーター抽出器よ
りハーブ容器8を取り除いて、ハーブ蒸気発生容器56
上に冷却抽出容器64を直接的に載置することにより構
成されており、したがって、ハーブ蒸気発生容器56は
第1実施例における蒸気発生容器6と、冷却抽出容器6
4は第1実施例における冷却抽出容器14と同一の構成
のものを使用することができる。
【0027】このように構成したハーブウォーター抽出
器は、フレッシュハーブ、ドライハーブ共に有効にハー
ブウォーターを抽出することができるものである。
【0028】なお、この第2実施例のハーブウォーター
抽出器1Bのその他の構成及び作用は、実質的に前記第
1実施例と同一であるから、同一または相当部分に同一
符号を付して、それらの説明を省略する。
【0029】図3は本発明の第3実施例を示すもので、
この第3実施例の抽出器1Cは、主として、ハーブ容器
8が蒸気発生容器6の内部に嵌合した状態で段積されて
いる点と、上記ハーブ容器8と抽出液容器10と間の段
積構造と、該抽出液容器10と冷却容器12との間の段
積構造とが、上記第1実施例の抽出器1Aと相違してい
る。以下、これらの相違点を中心に第3実施例について
説明する。
【0030】上記ハーブ容器8は、上面が開放する有底
円筒形をしていて、そのほぼ全体が蒸気発生容器6内に
嵌合するように配設され、上端部外周に取り付けられた
合成樹脂製の保持枠70によって該蒸気発生容器6の口
縁上に載置されている。該ハーブ容器8の底部には、蒸
気発生容器6内の水Wに浸漬することによって該水の爆
発的な沸騰を防止するための突起8aが形成されてい
る。
【0031】上記ハーブ容器8の側壁には、水面より高
い位置に水蒸気を導入するための蒸気導入孔71が少な
くとも1つ、好ましくは3つ形成され、また、該ハーブ
容器8の内部には、上記蒸気導入孔71より高い位置
に、ハーブを載置するための金網製の網棚30が配設さ
れると共に、蒸気導入孔71より低い位置に、該ハーブ
容器8内で凝縮した抽出液を溜めるための液溜28が形
成されている。
【0032】ハーブ容器8の上端には、中央に導孔72
aを備えた蓋72が液密に嵌着されていて、この蓋72
上に上記抽出液容器10が、合成樹脂からなる漏斗状の
シール部材73を介して載置せしめられている。このシ
ール部材73は、上記導孔72aに嵌着されて蒸気発生
容器6とハーブ容器8とを連通する導筒部73aと、該
導筒部73aの上端に一体に連設された先広がり状のシ
ール部73bとからなっていて、このシール部73bが
上記抽出液容器10の底面の、導入口を構成する筒部3
6の回りに液密に接触するようになっている。
【0033】上記抽出液容器10内に収容された冷却容
器12の上端には、蓋75が着脱自在に取付けられ、該
蓋75の外周のフランジ部75aによって抽出液容器1
0の上縁に載置せしめられており、該抽出液容器10の
上端部には、該抽出液容器10と冷却容器12とを覆う
蓋42が着脱自在に嵌着されている。
【0034】また、スタンド4の支持部は上下に3つ設
けられていて、最下段の第1支持部18a上に蒸気発生
容器6の球状をした容部16が載置され、中段の第2支
持部18bに蒸気発生容器6の上部の筒部が嵌合し、最
上段の第3支持部18cに抽出液容器10が嵌合してい
る。上記以外の構成と、該第3実施例の作用について
は、第1実施例と実質的に同じである。
【0035】なお、本発明のハーブウォーター抽出器
は、上述した各実施例において説明したように、ハーブ
ウォーターの抽出やハーブの芳香蒸気の発生を主たる使
用目的とするものであるが、それに限定されず、漢方薬
のエキスの抽出に適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明のハーブ
ウォーター抽出器によれば、一般家庭においても簡単に
ハーブウォーターを抽出でき、また、上部に載置した冷
却抽出容器または冷却容器を取り除くだけの簡単な操作
でハーブウォーターの芳香蒸気発生装置としても利用す
ることができる。また、構造的にみても、蒸気発生容器
上にハーブ容器及び冷却抽出容器を順次載置し、あるい
はハーブ蒸気発生容器上に冷却抽出容器を載置している
だけであって、しかも抽出液容器の内部に抽出液収容部
が直接形成されているため、全体の構造が非常に簡単
で、且つ十分に小型化されたハーブウォーター抽出器を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハーブウォーター抽出器の第1実
施例を示す組立状態での断面図である。
【図2】同第2実施例を示す組立状態での断面図であ
る。
【図3】同第3実施例を示す組立状態での断面図であ
る。
【符号の説明】
2 加熱部 6 蒸気発生容器 8 ハーブ容器 10 抽出液容器 12 冷却容器 14,64 冷却抽出容器 16a 口部 22 嵌着部 24 蒸気導入管 28 液溜 30 網棚 36 筒部 38 抽出液収容部 56 ハーブ蒸気発生容器 71 蒸気導入孔 H ハーブ R 冷媒 W 湯水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01D 11/02 B01D 11/02 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部に置く加熱部;該加熱部の上方に配置
    されて加熱されることにより水蒸気を発生させる蒸気発
    生容器;該蒸気発生容器で発生した水蒸気を導入してハ
    ーブと接触させることにより芳香成分を発生させるハー
    ブ容器;該ハーブ容器で発生したハーブの芳香成分及び
    水蒸気を導入するための導入口と、冷却により凝縮した
    ハーブウォーターを溜めるための抽出液収容部とを有す
    る抽出液容器;該抽出液容器の内部に、導入されたハー
    ブの芳香成分と水蒸気とに接触可能なるように配設さ
    れ、収容した冷媒により上記ハーブウォーターを凝縮さ
    せる冷却容器;を有し、 上記各容器が、上下に分離自在なるように段積されると
    共に、上記抽出液容器をハーブ容器から分離させること
    によって該ハーブ容器から芳香蒸気を直接外部に発散可
    能なるように結合されている、ことを特徴とするハーブ
    ウォーター抽出器。
  2. 【請求項2】抽出液容器における上記導入口が、該抽出
    液容器の底部に立設する筒部からなっていて、該筒部の
    回りに上記抽出液収容部が形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載のハーブウォーター抽出器。
  3. 【請求項3】上記ハーブ容器を蒸気発生容器の内部に嵌
    合した状態に段積し、該ハーブ容器の側壁には、蒸気発
    生容器内の液面より高い位置に水蒸気を導入するための
    蒸気導入孔を設け、該ハーブ容器の内部には、上記蒸気
    導入孔より高い位置にハーブを載置するための網棚を配
    設すると共に、蒸気導入孔より低い位置に該ハーブ容器
    内で凝縮した抽出液を溜めるための液溜を形成したこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のハーブウォーター
    抽出器。
  4. 【請求項4】上記ハーブ容器の下方に、蒸気発生容器の
    口部に嵌入支持される嵌着部を周設すると共に、ハーブ
    容器の下端部に蒸気導入管を液密に接合して立設し、該
    導入管の周囲にハーブ容器から流下した抽出液の液溜を
    形成した、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のハ
    ーブウォーター抽出器。
  5. 【請求項5】下部に置く加熱部;ハーブが水と共に収容
    され、該加熱部の上方に配置されて加熱されることによ
    り、ハーブの芳香成分を水蒸気と共に発生させるハーブ
    蒸気発生容器;該ハーブ蒸気発生容器で発生したハーブ
    の芳香成分及び水蒸気を導入するための導入口と、冷却
    により凝縮したハーブウォーターを溜めるための抽出液
    収容部とを有する抽出液容器;該抽出液容器の内部に、
    導入されたハーブの芳香成分と水蒸気とに接触可能なる
    ように配設され、収容した冷媒により上記ハーブウォー
    ターを凝縮させる冷却容器;を有し、 上記各容器が、上下に分離自在なるように段積されると
    共に、上記抽出液容器をハーブ容器から分離させること
    によって該ハーブ容器から芳香蒸気を直接外部に発散可
    能なるように結合されている、ことを特徴とするハーブ
    ウォーター抽出器。
  6. 【請求項6】抽出液容器における上記導入口が、該抽出
    液容器の底部に立設する筒部からなっていて、該筒部の
    回りに上記抽出液収容部が形成されていることを特徴と
    する請求項5に記載のハーブウォーター抽出器。
JP10182635A 1997-11-10 1998-06-29 ハーブウォーター抽出器 Pending JPH11192165A (ja)

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