JPH11191898A - Cdma通信システム - Google Patents

Cdma通信システム

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JPH11191898A
JPH11191898A JP10270510A JP27051098A JPH11191898A JP H11191898 A JPH11191898 A JP H11191898A JP 10270510 A JP10270510 A JP 10270510A JP 27051098 A JP27051098 A JP 27051098A JP H11191898 A JPH11191898 A JP H11191898A
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JP
Japan
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offset
base station
data demodulation
matching
cdma
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Application number
JP10270510A
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English (en)
Inventor
Oren Amit
オーレン アミット
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Oki Telecom Inc
Original Assignee
Oki Telecom Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイナミックスルーイングシステムをCDM
A通信システムに実装して、タイミングオフセットを補
正し、同時にデータ復調フィンガーを同期チャンネルに
ロック状態に維持できる。 【解決手段】 最初、パイロットチャンネルがCDNA
サーチャーにより捕捉され、パイロットチャンネルが第
一データ復調フィンガーにより復調される。コンバイナ
ー、サーチャーおよび他のデータ復調フィンガーを、第
一データ復調フィンガーに整合させる。データ復調フィ
ンガーは、つぎに、同期チャンネルにロックされ、基地
局のPNオフセットが獲得される。つぎに、このPNオ
フセットを使用して、データ復調フィンガーを更新し、
さらにシステム内部のPNマスクテーブルを更新する。
この結果、移動システムのタイミングを制御するインデ
ックスと、基地局とのタイミング差が補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的な無線電気
通信の分野に関連し、より詳細には、各種の送信源から
送信され、したがって、各種のタイミング基準により受
信される、多元同期伝送データ信号のタイミング基準整
合の分野に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】本発明
に関する主要な標準仕様のひとつは、TIA/EIA/
IS−95−A「デュアルモード広帯域スペクトル拡散
携帯電話システムに使用する移動局−基地局間互換性標
準」である。この符号分割多元接続(CDMA)業界標
準は、本発明の当業者に理解できると考えられる。
【0003】TIA/EIA/IS−95−A標準によ
れば、基地局デジタル伝送はすべて、全地球測位システ
ム(GPS)時間スケールを基準として使用する、共通
CDMAシステム広域時間スケールを基準とする。CD
MAシステム中の各基地局は、移動局が基準信号として
使用するパイロットチャンネル符号形式中に、識別信号
符号をブロードキャストする。異なった基地局がブロー
ドキャストする実際のパイロットチャンネル符号は、互
いに同一であり、唯一の相違点は、各基地局が使用して
いるタイミングオフセットである。各移動局は異なるタ
イミングオフセットを使用して、通信相手である基地局
を識別する。
【0004】問題が発生する可能性があるのは、基地局
がパイロットチャンネル符号およびタイミングオフセッ
トを有する同期チャンネルをブロードキャストしている
とき、同時にブロードキャスト中のページングチャンネ
ルおよびすべての順方向トラヒックチャンネルがタイミ
ングオフセットを備えていない場合である。この結果、
移動局の使用前に、各種デジタルデータのタイミングは
移動局において同一基準信号と整合すること、という要
求条件が発生する。
【0005】時間整合問題の解決案のひとつは、移動局
が、パイロットチャンネル符号を受信後、データ復調回
路を割り当てて、同期チャンネル上を伝送されたデジタ
ルデータを複合化することである。データ復調回路が同
期チャンネルにロックし、同期チャンネル上にブロード
キャストされた情報を解読した後、移動局は内部に格納
した、タイミングオフセット情報を含むデータテーブル
を参照し、データ復調回路のタイミングとの間で必要な
調整に関する制御情報を取り出すことにより、移動局の
タイミング発生器のタイミングが、同期チャンネルタイ
ミング、ページングチャンネル、及び/もしくは順方向
トラヒックチャンネルと整合することを可能にする。制
御情報を内部データテーブルから取り出した後、移動局
はデータ復調回路を指定された量だけ遅延することによ
り、同期チャンネルを再度捕捉できる。データ復調回路
を遅延させ、同期チャンネルを必要とする工程により、
移動局のタイミング発生器のタイミングを、同期チャン
ネル、ページングチャンネル、及び/もしくは順方向ト
ラヒックチャンネルと整合する。
【0006】しかし、データ復調回路を遅延させ、同期
チャンネルを再捕捉させる工程により、移動局が移動し
ているとき、同期チャンネル上の信号ロック紛失が発生
する場合がある。移動局が高速移動する場合、データ復
調回路による同期チャンネル再捕捉が不可能となるよう
な量の場所変化が生じることもある。これは、場所変化
速度がデータ復調回路のスルー速度を上回る場合であ
る。移動局が同期チャンネル上の信号ロックを紛失した
場合、パイロットチャンネル符号と同期チャンネルの再
捕捉および各タイミング発生器の整合の全プロセスをく
り返す必要がある。したがって、上記の問題およびこれ
に関連する、および関連の無い各種の問題に向けたシス
テムが業界にとって必要となっている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、CDMAシス
テムにおける基地局の同期チャンネル、ページングチャ
ンネル、及び/もしくは順方向トラヒックチャンネルの
時間整合を行うシステムであり、復調フィンガー回路お
よびサーチ回路のそれぞれに存在する擬似乱数オフセッ
ト(PNオフセット)レジスターおよび擬似乱数マスク
(PNマスク)レジスター・CDMAシステム中で使用
可能なPNオフセットに関するPNオフセット情報を含
む移動局内部のデータテーブル及びデータ復調回路フィ
ンガー回路およびサーチ回路のタイミング調整を制御す
るプロセスから構成される。
【0008】本発明の最初の望ましい実施例によると、
移動局がパイロットチャンネルを獲得し、データ復調フ
ィンガーが同期チャネル上で信号ロックを取得した後、
移動局内のコントローラーは、同期チャネルから復調し
たPNオフセットを第二復調回路のPNオフセットレジ
スターに書込み、このとき、PNオフセットに、たとえ
ばゼロ(0)PNオフセットでない場合であっても、ゼ
ロPNオフセットとして符号を付け、さらに、サーチャ
ーユニットのタイミング発生器およびデータ復調ユニッ
トをCDMAシステムタイミング(すなわち、ゼロPN
オフセットを実際に有するPNシーケンス)と整合させ
るプロセスを開始する。
【0009】本発明の最初の望ましい実施例によると、
タイミング発生器をCDMAシステム時刻に整列させる
プロセスは、第二および第三復調フィンガーのタイミン
グ調整に関連し、同期チャネル上の信号ロックを獲得し
たデータ復調フィンガーには関連しない。
【0010】本発明の最初の望ましい実施例によると、
内部データテーブルは、CDMAシステム中で可能な各
PNオフセットに対するタイミング情報を含んでおり、
第一データ復調フィンガーが同期チャンネルを捕捉する
と、内部データテーブルに対する各インデックスは、基
地局のPNオフセットをデータテーブル中の基準点とし
て反映するように調整される。
【0011】したがって、本発明の目的は、移動局のタ
イミング発生器が、CDMAシステムにおける基地局の
CDMAシステム時刻とオフセット時刻の両者と時間整
合し、このとき、同期チャンネルを追跡するデータ復調
フィンガーがロックを外したり、同期チャンネルを再捕
捉する必要がないようなシステムを提供することであ
る。
【0012】本発明の他の目的は、CDMAシステムに
おける各基地局のタイミングに関する情報を管理するた
めに内部データテーブルを使用すること、および、この
内部データテーブルを、エントリーを再編成あるいは再
計算することなく、タイミング発生器の再整合に使用す
ることである。
【0013】本発明のこれ以外の目的、特徴および効果
は、添付した図面を参照して、明細書を読み、理解する
ことにより明確になる。
【0014】
【発明の実施の形態】各図面を通じて、同一コンポーネ
ントを同一符号で表示している詳細図面を参照してい
る。
【0015】図1は、本発明の最初の実施例に基づく、
符号分割多元接続(CDMA)無線電話10のブロック
図を示す。この図はさらに、本発明の別の実施方式によ
る、たとえば、デュアルモード携帯電話あるいはPCS
電話などの各種無線電話にも適用できる。
【0016】本発明の最初の望ましい実施例によると、
無線信号はアンテナ12から受信され、無線周波数送受
信(RF TX/RX)回路14中で、フィルターを通
過し、低周波数にミクシングされ、自動利得調整され、
同相(I)復調および直交位相(Q)復調を受け(結合
受信信号を同相成分と直交成分に分離)、この後、アナ
ログフロントエンド(AFE)18中で、アナログから
デジタルに変換され、CDNAモデム回路(CHC)2
2に供給される。CNC22は、中央処理装置(CP
U)23からの制御により、同相信号および直交位相信
号をインターリーブ信号ストリームに復調し、本発明の
最初の望ましい実施例によると、つぎに、デジタル信号
プロセッサー(DSP)26により、この信号はデイン
ターリーブされ、ビタビ復号およびデジタル音声復号を
受けた後、符号器/復号器(CODEC)30により可
聴信号に復号される。この信号は、インタフェースコン
トローラー34の制御により増幅され、電話機スピーカ
ー36から出力される。CPU23にはメモリー24が
接続される。メモリー24は、電話番号、スクラッチメ
モリーなどを蓄積する。本発明の最初の望ましい実施例
によると、メモリー24はさらにデータテーブル25を
含む。このデータテーブルは、CDMAシステムにおけ
る各基地局に関するタイミング情報を格納する。同様
に、電話機マイクロホン38がユーザー音声を検知する
と、携帯電話10から逆方向経路をとる。キーパド39
およびディスプレー40は、従来と同様にユーザー入力
および出力を提供する。
【0017】次に本発明の最初の望ましい実施例にもと
づく、図1のCMC22の受信経路コンポーネントを示
す図2を参照する。CMC22は、各種コンポーネント
のなかで、とくに、サーチャーユニット50、データ復
調フィンガーユニット52、データ復調フィンガーユニ
ット54、データ復調フィンガーユニット56、自動利
得コントローラー(AGC)58を含む。このすべての
コンポーネントは、IAFE経路60およびQAFE
路62からデジタル信号を並列に受信する。
【0018】サーチャーユニット50は、各種機能のな
かで、とくに、パイロットチャンネル獲得を支援する機
能を有する。3種類のデータ復調フィンガーユニット5
2、54、および56は、マルチパス発生源、および他
の基地局からの順方向トラヒックチャンネルを復調する
機能、および、電源立上りシーケンスのシステム捕捉段
階におけるホーム基地局からの同期チャンネルを復調す
る機能を有する。AGC58は、入力信号の受信を改善
するために使用する利得を調整する機能を有する。演算
装置59は、サーチャーユニット50、データ復調フィ
ンガーユニット52、54および56の数学的サポート
を提供する。CMC22は、さらに、メモリー90を含
む。このメモリーに含まれるランダムアクセスメモリー
(RAM)92およびレジスター94により、CMC2
2の各種要素は、要素相互間およびCPU23(図1)
との間の通信経路(図示されていない)を有する。CM
C22の各要素は、メモリー90中に、別々に割り当て
られたメモリー空間を有する。さらに、状態マシーン9
6は、CMC22の各種コンポーネントの機能を指示す
る。この機能には、コンポーネントを選択し、動作可能
にすること、および、マルチプレクサーを動作させ、要
素間のデータ転送の監視も含まれる。
【0019】コンバイナー80は、フィンガーデータ、
さらに、フィンガーとサーチャーの時間追跡情報を結合
することにより、時間追跡情報の微調整を、経路64お
よび66を使用して、移動局に提供する。コンバイナー
80からの結合フィンガーデータ出力は、DSP26
(図1)に送信され、デインターリーブ、ビタビ復号、
およびデジタル音声復号が実施される。コンバイナー8
0のコンポーネントは、RF TX/RX14(図1)
で使用される周波数エラー情報を発生し、入力信号の周
波数を自動的に追跡する。コンバイナー80は、共通回
路(図示されていない)を共有する、つぎの3種類のコ
ンバイナーで構成される。すなわちデータ復調フィンガ
ーユニット52、54および56からの周波数エラーデ
ータを結合する周波数エラーコンバイナー、データ復調
フィンガーユニット52、54および56からのデータ
シンボルを結合するシンボルコンバイナー、及び、基地
局が送信する電力制御ビットを結合し、移動局の送信電
力を調整する電力制御コンバイナー。
【0020】次に図2のサーチャーユニット50を表し
たブロック図を示す図3を参照する。受信信号IAFE
およびQAFEは、PN乗算器100に入り、ここで、
PNシーケンスおよびQPNシーケンスとの複素乗算
が実行される。IPNとQPNの各シーケンスは局所発
生PNシーケンスと呼ばれ、タイミング発生器170
が、可能であればチップ速度で発生する。タイミング発
生器170は、CPU23(図1)およびコンバイナー
80(図2)から制御情報を受信する。ここで、CPU
23(図1)は、特定のレジスターロケーション94
(図2)から初期仮定タイミング情報を提供し、コンバ
イナー80は、詳細な追跡調整を提供する。逆拡散の初
期段階として、IafeおよびQafeをIPNおよび
QPNと複素乗算した後、ISEARCHERおよびQ
SEARCHERは、比較結果として出力され、コヒー
レント累算器110に送信される。コヒーレント累算器
は、CPU23(図1)が特定レジスターロケーション
94(図2)により指定する間、ISEARCHER
よびQSEARCHER各シーケンスを別々に累算する
ことにより、逆拡散プロセスを終了する。タイミング発
生器170は、さらに、2つの特定レジスター、PNオ
フセットレジスター174とPNマスクレジスター17
6、からタイミング情報を受信する。PNオフセットレ
ジスター174は、移動局の通信相手であるホーム基地
局がブロードキャストするパイロットチャンネルPNシ
ーケンスのPNオフセットを通常含む。しかし、呼設定
ハンドオフ中、PNオフセットレジスター174は、別
の基地局のPNオフセットを有する。PNマスクレジス
ター176は、タイミング発生器170が使用するPN
マスクを有し、PNオフセットレジスター174中で指
定される適切なPNオフセットを加えたPNシーケンス
を発生する。
【0021】コヒーレンス累算器の処理を終了後、I
SEARCHERおよびQSEARCHERの累積値
(ICOHおよびQCOHと呼ばれる)は演算装置59
(図2)に供給され、ここで、結合累算器の強度が計算
される。強度計算後、演算装置59(図2)は、強度
を、多機能比較論理ユニット120に供給する。さら
に、ICOHおよびQCOHは、多機能比較論理ユニッ
ト120にも供給される。多機能比較論理ユニット12
0の内部では、つぎの動作が実施される。強度推定、初
期ダンプ閾値比較、非コヒーレント累積、局所極大検
出、および三つの極大値のソーティングである。この結
果は最終的にサーチャーユニット50で作成され、RA
Mメモリー92(図2)に書込まれる。
【0022】次にデータ復調フィンガーユニット52の
ハイレベルブロック図を示す図4を参照する。データ復
調フィンガー52は、サーチャーユニット50(図3)
中のPN乗算器100(図3)と同一の機能を実施する
PN乗算器190、および、サーチャーユニット50
(図3)中のタイミング発生器170(図3)と同一の
機能を実施するタイミング発生器200を含む。データ
復調フィンガーユニット52がサーチャーユニット50
(図3)中で共通に有する、上記で示したユニットの他
に、データ復調フィンガーユニット52は、位相ロック
ループ(PLL)210、遅延ロックループ(DLL)
220、データデモジュレーター230、およびロック
検出論理部260を有する。PLL 210を使用し
て、局所発振と逆拡散シーケンスIFINGERおよび
FINGERの間に適切な位相を維持する。遅延ロッ
クループ(DLL)220はデータ復調フィンガーユニ
ット52(図4)が使用して、各種用途のうち、とく
に、タイミング発生器200(図4)が発生する局所発
振PNシーケンスのタイミングを調整して、復調対象の
データ信号の信号強度を最大化する。信号強度の最大化
は、データ復調フィンガーユニット52が入力データ信
号の中心(すなわち、局所極大)を、この入力信号と局
所PNシーケンスとの相関をとった後、正確に追跡する
ことにより、実施される。データデモジュレーター23
0は、ウォルシュコード符号化受信信号からのデジタル
信号を復調する機能を有する。ロック検出論理部260
は、演算装置59(図2)がDLL220が発生したデ
ータを使用して作成する受信信号強度インジケーター
(RSSI)を使用して、受信信号強度が許容範囲であ
るかどうかを判定する。受信信号強度が許容範囲外であ
る場合、ロック検出論理部260は、データ復調フィン
ガー52は入力データ信号とロック状態にないことを表
示する。
【0023】制御情報をタイミング発生器200に供給
しているのは、2つのデータレジスター、PNオフセッ
トレジスター204およびPNマスクレジスター20
6、である。PNオフセットレジスター204は、デー
タ復調フィンガーユニット52のその時の復調データ受
信先である基地局のPNオフセット値を含む。PNオフ
セットが不明の場合、すな わち、データ復調フィンガ
ーユニット52を使用して同期チャンネルを復調中であ
る場合、PNオフセットをゼロ(0)と想定し、データ
値0をPNオフセットレジスター204に設定する。P
Nマスクレジスター206は、データ復調フィンガー5
2中で使用される適切なPNシーケンスを発生させるた
めに使用するPNマスクを含む。PNマスクは、フィン
ガーユニット52により復調中である基地局のPNオフ
セットにより、異なる。移動局が、復号同期チャンネル
からタイミング情報を受信する前に、PNマスクレジス
ター206には、初期PNマスク、あるいはゼロ
(0)、が入っている。値がゼロ(0)であるPNマス
クは、PNオフセット0によりPNシーケンスを発生す
る。
【0024】次にPNオフセットの無い同期チャンネ
ル、PNオフセットが非ゼロの同期チャンネル、および
ページング/順方向トラヒックチャンネルの間の関係を
表すタイミング図を示す図5を参照する。第一のタイミ
ングトレース(トレース510)は、PNオフセットが
ゼロである同期チャンネルを示す。第二のタイミングト
レース(トレース520)は、PNオフセットが非ゼロ
である同期チャンネルを示す。第三のタイミングトレー
ス(トレース530)は、ページングチャンネル及び/
もしくは順方向トラヒックチャンネルを示しており、各
チャンネルはPNオフセットが無い状態で(すなわち、
PNオフセットがゼロ)常に送信されている。同期チャ
ンネルタイミングトレース510および520は、同期
チャンネルの一般的構成を示す。同期チャンネルは、複
数の同期チャンネルフレーム545で構成され、各フレ
ームの時間長は26.6ミリ秒である。3つの同期チャ
ンネルフレームは結合され、時間長80ミリ秒のひとつ
の同期チャンネルスーパーフレーム540となる。たと
えば、4つの同期チャンネルスーパーフレーム547で
構成されるグループの時間長は320ミリ秒である。第
二のタイミングトレース520は、同期チャンネルを示
す。これは、第一のタイミングトレース510中で示す
同期チャンネルと構成が同一であるが、そのオフセット
は非ゼロPNオフセット550である。非ゼロPNオフ
セット550は、非ゼロPNオフセット550をPNチ
ップ個数分、送信所要時間に等しい時間だけ、同期チャ
ンネルタイミングトレース520をシフトさせる。4つ
の同期チャンネルスーパーフレームのグループ557の
時間長は320ミリ秒であるが、非ゼロPNオフセット
550だけシフトされている。ページングチャンネル及
び/もしくは順方向トラヒックチャンネルは、20ミリ
秒フレーム560で構成され、ゼロに等しいPNオフセ
ットにより送信される。しかし、順方向トラヒックチャ
ンネルの場合、「トラヒックチャンネルフレームオフセ
ット」と呼ばれるパラメーターが定義され、トラヒック
チャンネルフレームの開始遅延時間を定める。しかし、
非ゼロフレームオフセットを使用した場合であっても、
トラヒックチャンネルは依然として、PNオフセット無
しで送信される。
【0025】入力デジタルデータが時間的に整合してい
ない場合、このデジタルデータの処理は、各デジタルデ
ータストリームを異なった時間配列により処理する必要
があるため、難しくなる。これは、移動局がデジタルデ
ータをそれぞれが別のタイミングを有する複数送信源か
ら受信する場合に、大きな問題となる。処理を単純にす
るため、移動局のタイミングを調整して、同期チャンネ
ル、ページングチャンネル、及び/もしくは順方向トラ
ヒックチャンネルのタイミングに一致させる必要があ
る。無線電話10(図1)が復調している特定の同期チ
ャンネル510がPNオフセット無しで送信されている
場合、移動局をページングチャンネル及び/もしくは順
方向トラヒックチャンネル530に整合させるための追
加処理は不要である。しかし、無線電話(図1)が復調
している同期チャンネル520が、非ゼロPNオフセッ
ト550により送信される場合、移動局をページングチ
ャンネル及び/もしくは順方向トラヒックチャンネル5
30に整合させるための追加処理が必要となる。
【0026】次に、非ゼロPNオフセット550(図
5)によりブロードキャストされる同期チャンネル52
0(図5)のタイミングを、PNオフセット無しで送信
されるページングチャンネル、及び/もしくは順方向ト
ラヒックチャンネル530(図5)のと整合するための
処理手段を示すフロー図599を示す図6を参照する。
コントローラー(CMC22(図1)のCPU23(図
1))は、判定ブロック610中で、同期チャンネル5
20(図5)と、ページングチャンネル、及び/もしく
は順方向トラヒックチャンネル530の(図5)の間の
整合に必要な処理を開始する。ここで、CPU23(図
1)は、サーチャーユニット50(図3)を待ち合わ
せ、パイロットチャンネルのサーチを実施する。このパ
イロットチャンネルは、値が0のPNオフセットおよび
値が0のPNマスクによりブロードキャストされる。サ
ーチが終了しない場合、CPU23(図1)は、判定ブ
ロック610にとどまり、パイロットチャンネルが終了
するのを待ち合わせる。パイロットチャンネルサーチが
終了すると、CPU23(図1)は、強度が最も大きい
パイロットチャンネルをデータ復調フィンガーユニット
52(図4)および615に割り当てる。CPU23
(図1)は、データ復調フィンガーユニット52(図
4)に対し、パイロットチャンネルの復調を指示する。
データ復調フィンガー52(図4)の初期化プロセス中
に、CPU23(図1)はDLL220(図4)を動作
可能とし、ロック検出論理部260(図4)を強制的に
ロック状態620とする。パイロットチャンネルの復調
が指示された後、データ復調フィンガー52(図4)
は、タイミング発生器200(図4)を、CPU23
(図1)およびパイロットチャンネル632が指定する
ゼロ(0)PNオフセットおよびゼロ(0)PNマスク
ロケーションに変化させ、パイロットチャンネル632
上の信号ロックの捕捉を試みる。ロック検出論理部26
0(図4)を強制的にロック状態620とし、このロッ
ク状態を、625の事前指定時間の間、維持した後、C
PU23(図1)は、ロック検出論理部260(図4)
および627の強制ロック状態を解除する。CPU23
(図1)は、強制ロック状態を維持して、AGC58
(図2)が信号を追跡できるようにする。AGC58
(図2)が信号を捕捉した後、CPU23(図1)は、
再度、事前設定時間の間、待ち合わせて、ロック検出論
理部260(図4)の状態を検査する。
【0027】事前設定時間が終了すると、CPU23
(図1)は、判定ブロック630中で、ロック検出論理
部260(図4)を検査し、ロック検出論理部260
(図4)がパイロットチャンネル上でロック状態に留ま
っているかどうかを調べる。ロック検出論理部260
(図4)がパイロットチャンネル上でロック状態でない
場合、CPU23(図1)は、サーチャーユニット50
(図3)が、検出したパイロットチャンネルにエラーが
発生したとみなし、サーチャーユニツト50(図3)に
対し、パイロットチャンネルサーチ635をくり返すよ
うに指示する。しかし、ロック検出論理部260(図
4)がパイロットチャンネル上でロック状態に留まって
いる場合、CPU23(図1)は、受信信号が、値がゼ
ロに等しいPNオフセットを有するとみなし、コマンド
を送出してコンバイナー80(図2)および640を初
期化する。コンバイナー80(図2)を初期化するこの
コマンドにより、コンバイナー80(図2)の状態を初
期化すると同時に、CMC22(図2)中で、下記の手
順を実行する。データ復調フィンガーユニット52(図
4)の26.6ミリ秒クロック立上り点に続いて、下記
の手順を実行する。 1 コンバイナー80(図2)のチップクロックカウン
ターをリセットする 2 コンバイナー80(図2)の26.6ミリ秒フレー
ムを、データ復調フィンガーユニット52(図4)の2
6.6ミリ秒フレームに対して、CMC22(図2)の
受信処理遅延の値だけ、遅延させる。 3 データ復調フィンガーユニット52、54および5
6のすべて(図2)に対して、デスキュアFIFOバッ
ファ(図示されていない)の深さを、FIFOバッファ
の中心あるいは中央部に設定する。 4 サーチャーユニット50(図3)および他のデータ
復調フィンガーユニット54および56(図2)のチッ
プクロックカウンター(図示されていない)をリセット
する。 5 サーチャーユニット50(図3)および他のデータ
復調フィンガーユニツト54および56(図2)のPN
発生器(図示されていない)をリセットする。 6 他のデータ復調フィンガーユニット54および56
(図2)のシンボル指示カウンター(図示されていな
い)をリセットする。 7 サーチャーユニット50(図3)およびデータ復調
フィンガー52、54および56のすべて(図3)のス
ルーアキュミレーター(図示されていない)をリセット
する。 8 コンバイナー80(図2)のスルー制御回路(図示
されていない)に指示して、データ復調フィンガー52
(図4)のスルーアキュミレーター(図示されていな
い)を監視する。
【0028】CMC22(図2)は、上記手順を実施し
た後、CPU23(図1)に割込んで、コンバイナー8
0(図2)の初期化が完了したことを通知する。CPU
23(図1)は、これにより、内部データテーブル25
(図1)のインデックスを変更する。すなわち、パイロ
ットチャンネルの復調に使用するPNシーケンスを発生
するために使用するデータのインデックス名称を、値が
ゼロのPNオフセットを有するPNシーケンスを発生す
るために使用するデータのインデックスに変更する。コ
ンバイナー80(図2)、サーチャーユニット50(図
3)、およびデータ復調フィンガーユニット54、56
(図2)のタイミングを、データ復調フィンガーユニッ
ト52(図2)および645と同一のタイミングに整合
させた後、CPU23(図1)は、CMC22(図2)
と同期チャンネル520(図5)とのタイミング整合を
実施する。
【0029】次にCMC22(図2)と、ページングチ
ャンネル、及び/もしくは順方向トラヒックチャンネル
の530(図5)との整合に必要な処理手順、すなわち
システム時間を、フロー図599の続きとして示す図7
を参照する。整合作業が正常に終了した後、CPU23
(図1)は、ブロック705中で、DSP26(図1)
に対して、同期チャンネル520(図5)中のデータの
復調を開始を指示する。同期チャンネル520(図5)
の復調により、移動局に、その移動局の通信相手である
基地局に関する情報を提供する。この情報には、たとえ
ば、基地局からのパイロットチャンネルPNシーケンス
の送信770に使用するPNオフセット550がある。
PNオフセットデータを同期チャンネル520(図
5)および710から獲得した後、CPU23(図1)
は、サーチャーユニットのPNオフセットレジスター1
74(図3)およびデータ復調フィンガーユニットのP
Nオフセットレジスター204(図4)および715を
更新し、さらに、PNマスクテーブル720と呼ばれる
内部データテーブル25(図1)を更新する。内部デー
タテーブル25(図1)のインデックスはつぎの方法に
より変更される。すなわち、同期チャンネルを復調する
ために、データ復調フィンガーユニット52(図4)の
PNオフセットレジスター204(図4)中で使用され
るPNオフセットを最初に指定するインデックスは、移
動局の通信相手である基地局のPNオフセットを発生す
るために使用するインデックスに名前を変更される。最
初に、基地局のPNオフセットを発生するために使用す
るインデックスは、値がゼロのPNオフセットを有する
PNコードを発生するために使用するインデックスと想
定されたが、ここではしかし、このインデックスは、基
地局のPNオフセットを有するPNシーケンスを発生す
るために使用するデータ用のインデックスに名称変更さ
れる。更新が終了した後、CPU23(図1)は”co
mbiner 80msec_reset”コマンドを
送出する。”combiner 80 msec_re
set”コマンドが終了すると、PNオフセットレジス
ター204(図4)中に格納された値が検査される73
0。PNオフセットがゼロである場合、CPU23(図
1)はコンバイナー80(図2)に対して、同期チャン
ネルの80ミリ秒フレームの作成を指示し735、処理
が終了する740。ただし、PNオフセットレジスター
204(図4)中に格納されたPNオフセットがゼロで
ない場合は、CPU23(図1)は、コンバイナー80
(図2)に対して、ページングチャンネル、及び/もし
くは順方向トラヒックチャンネルの80ミリ秒フレーム
を作成を指示し735、処理が終了する740。コンバ
イナー80(図2)は、ページングチャンネル、及び/
もしくは順方向トラヒックチャンネルの80ミリ秒フレ
ームを作成し、シンボル、1.25ミリ秒インジケータ
ーおよび20ミリ秒インジケーターの各カウンターを初
期化する。各カウンターの初期化により、コンバイナー
80(図2)は、1.25ミリ秒および20ミリ秒の各
シンボル期間中にインジケーターを作成できる。インジ
ケーターの初期化後、コンバイナー80(図2)は、デ
インタリーバーの読出し/書込みポインターを初期化す
る。この終了により、処理は完了し、CMC22(図
2)のタイミング発生器を、同期チャンネルおよびCD
MAシステムタイミングの双方に整合させる作業は終了
する。
【0030】
【発明の効果】以上で説明した本発明の実施例は、望ま
しい実施形態であるが、本発明の方法および装置の他の
実施例も、本発明の開示に基づいて当業者には明らかで
ある。したがって、本発明の特許請求の範囲に基づいて
影響を受ける変形および変更にも効力がおよび、かつ本
発明は下記特許請求の範囲によってのみ限定されると理
解すべきである。さらに、対応する構成、材料、作用、
および、下記特許請求の範囲中の手段と機能の組合わせ
た同等物、あるいは、手段と機能要素の組合わせたもの
は、ここで説明したものであり、とくに特許請求の範囲
に記載した他の要素との組み合わせで、特許請求の範囲
に記載した機能を実施する任意の構成、材料あるいは作
用を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の最初の望ましい実施例を示すCDMA
無線電話のブロック図である。
【図2】本発明の最初の望ましい実施例を示す図1のC
DMAモデム回路(CMC)の受信部を表すブロック図
である。
【図3】本発明の最初の望ましい実施例を示す図2のサ
ーチャーユニットを表すブロック図である。
【図4】本発明の最初の望ましい実施例を示す図2のデ
ータ復調フィンガーユニットを表すブロック図である。
【図5】本発明の最初の望ましい実施例を示す2つの同
期チャンネルおよびデータおよび順方向トラヒックチャ
ンネルを表すタイミング図である。
【図6】本発明の最初の望ましい実施例を示す同期チャ
ンネルとデータおよび順方向トラヒックチャンネルを整
合するためにCMCコントローラーが実施する処理を表
すフロー図の最初の部分である。
【図7】本発明の最初の望ましい実施例を示す同期チャ
ンネルとデータおよび順方向トラヒックチャンネルを整
合するためにCMCコントローラーが実施する処理を表
すフロー図の第二の部分である。
【符号の説明】
12 アンテナ 14 無線周波数送受信回路 18 アナログフロントエンド 22 CDMAモデム回路 23 中央演算処理装置 24 メモリー 25 データテーブル 26 デジタル信号プロセツサー 30 符号器/複写器 34 インタフェースコントローラー 36 電話機スピーカー 38 電話機マイクロホン 39 キーパド 40 ディスプレー 50 サーチャーユニット 52 データ復調フィンガーユニット 54 データ復調フィンガーユニット 56 データ復調フィンガーユニット 58 自動利得コントローラー 59 演算装置 60 IAFE経路 62 QAFE経路 64 経路 66 経路 80 コンバイナー 90 メモリー 92 ランダムアクセスメモリー 94 レジスター 96 状態マシーン 100 PN乗算器 110 コヒーレント累算器 120 多機能比較論理ユニット 170 タイミング発生器 174 PNオフセットレジスター 176 PNマスクレジスター 190 PN乗算器 200 タイミング発生器 204 PNオフセットレジスター 206 PNマスクレジスター 210 位相ロックループ 220 遅延ロックループ 230 データデモジュレーター 260 ロック検出論理部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と移動局がパイロットチャンネル
    を経由して通信を獲得し、 前記パイロットチャンネル上を伝送される信号を第一デ
    ータ復調フィンガーにより復調し、 コンバイナを前記第一データ復調フィンガーに整合さ
    せ、 前記CDMA基地局のPNオフセットを取得し、 PNマスクテーブルを前記オフセットにより更新するよ
    うな工程とからなるCDMA基地局とCDMA移動局間
    の通信用CDMA整合方法。
  2. 【請求項2】 さらに、第二データ復調フィンガーを、
    前記第一データ復調フィンガーにより整合させる工程を
    含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 さらに、サーチャーを前記第一復調フィ
    ンガーに整合させる工程を含むことを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記の取得方法が、同期チャン
    ネルを復調する工程を含むことを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 さらに、前記サーチャーのPNオフセッ
    トレジスターを前記PNオフセットにより更新する工程
    を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 さらに、前記コンバイナーをリセットす
    る工程を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記整合方法が、前記復調工程中の前記
    信号を復調するために使用する第二インデックスに基づ
    いて、ゼロPNオフセットを有するPNシーケンスを発
    生するための第一インデックスを変更する工程を含むこ
    とを特徴とする、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記更新する工程が、前記第二インデッ
    クスに基づいて、前記CDMA基地局のPNオフセット
    を有するPNシーケンスを発生させるための第三インデ
    ックスを変更する工程を含むことを特徴とする請求項7
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 CDMA基地局とCDMA移動局がパイ
    ロットチャンネルを経由して通信を獲得するように形成
    したサーチャーと、 前記パイロットチャンネルを復調するように形成した第
    一データ復調フィンガーと、 コンバイナーを前記第一データ復調フィンガーに整合さ
    せて、前記CDMA基地局のPNオフセットを獲得し、
    さらに前記PNオフセットによりPNマスクテーブルを
    更新するように形成したコントローラーからなるCDH
    A基地局およびCDMA移動局間の通信用CDMA整合
    システム。
  10. 【請求項10】 前記コントローラーが、さらに、第二
    データ復調フィンガーを前記第一データ復調フィンガー
    に整合させるように形成したことを特徴とする請求項9
    記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記コントローラーが、さらに、前記
    サーチャーを前記第一データ復調フィンガーに整合させ
    るように形成したことを特徴とする請求項9記載のシス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記PNオフセットに関する情報を含
    む少なくとも1つの信号をブロードキャストする同期チ
    ャネルを復調する第二データ復調フィンガーを更に有す
    ることを特徴とする請求項9記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記パイロットチャンネルの復調にあ
    たり前記第一データ復調フィンガーが使用する第二イン
    デックスに基づいて、ゼロPNオフセットを有するPN
    シーケンスを発生するために第一インデックスを変更す
    ることにより、前記コントローラーが前記コンバイナー
    を整合することを特徴とする請求項9記載のシステム。
  14. 【請求項14】 第三インデックスを変更して、前記第
    二インデックスに基づいて前記CDMA基地局のPNオ
    フセットによるPNシーケンスを発生することにより、
    前記コントローラーが前記PNマスクテーブルを更新す
    ることを特徴とする請求項13記載のシステム。
  15. 【請求項15】 CDMA基地局とCDMA移動局の間
    の通信をパイロットチャンネルにより獲得するための手
    段と、 前記パイロットチャンネルを復調するための第一手段
    と、 コンバイナーを前記第一復調手段に整合させる前記CD
    MA基地局のPNオフセットを取得し、前記PNオフセ
    ットによりPNマスクテーブルを更新するための手段と
    からなるCDMA基地局とCDMA移動局間の通信用C
    DMA整合システム。
  16. 【請求項16】 前記整合手段が、第二復調手段を前記
    第一復調手段に整合するための手段を含むことを特徴と
    する請求項15記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記整合手段が、サーチャー手段を前
    記第一復調手段に整合するための手段を含むことを特徴
    とする請求項15記載のシステム。
  18. 【請求項18】 さらに、前記PNオフセットに関する
    情報を含む少なくとも一つの信号をブロードキャストす
    る同期チャネルを復調する第二手段を含むことを特徴と
    する請求項15記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記パイロットチャンネルの復調にお
    いて、第一復調手段が使用する第二インデックスに基づ
    いて、ゼロPNオフセットによりPNシーケンスを発生
    するための第一インデックスを変更することにより、前
    記整合手段が前記コンバイナーを整合することを特徴と
    する請求項15記載のシステム。
  20. 【請求項20】 第二インデックスに基づいて、前記C
    DMA基地局のPNオフセットによりPNシーケンスを
    発生するための第三インデックスを変更することによ
    り、前記更新手段が前記PNマスクテーブルを更新する
    ことを特徴とする請求項19記載のシステム。
JP10270510A 1997-09-10 1998-09-09 Cdma通信システム Pending JPH11191898A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US5847097P 1997-09-10 1997-09-10
US5059298A 1998-03-30 1998-03-30
US09/050592 1998-03-30
US60/058470 1998-03-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11191898A true JPH11191898A (ja) 1999-07-13

Family

ID=26728431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10270510A Pending JPH11191898A (ja) 1997-09-10 1998-09-09 Cdma通信システム

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