JPH11191750A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

Info

Publication number
JPH11191750A
JPH11191750A JP9358196A JP35819697A JPH11191750A JP H11191750 A JPH11191750 A JP H11191750A JP 9358196 A JP9358196 A JP 9358196A JP 35819697 A JP35819697 A JP 35819697A JP H11191750 A JPH11191750 A JP H11191750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
sub
card
reception
radio signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9358196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Suzuki
忠男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP9358196A priority Critical patent/JPH11191750A/ja
Publication of JPH11191750A publication Critical patent/JPH11191750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイバーシチ効果をより確実に得ることがで
きる無線通信装置を提供する。 【解決手段】 携帯電話機1に2つのサブアンテナ9及
び10を設けて、制御回路11は、25フレーム毎に1
回フレーム内のアイドル期間を利用してサブアンテナ
9,10の内受信レベルの高い方を切換え用サブアンテ
ナとして予め選択し、各フレーム周期毎においては、メ
インアンテナ7と切換え用サブアンテナとの内受信レベ
ルの高い方を受信用アンテナとして選択してダイバーシ
チ受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波信号を用いて
所定の通信規格により通信を行う例えば携帯電話機やP
HSなどの無線通信装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】基地局と移動局たる携
帯電話機との間における電波信号の伝搬路は、一般に建
造物などに遮られて見通しがないことが多く、携帯電話
機は、基地局から送信された電波信号を、伝搬路が異な
り様々な角度から到来する複数の信号が合成されたもの
として受信せざるをえない。
【0003】その結果、携帯電話機において受信される
信号は、振幅や位相が歪むことにより受信レベルが変動
するフェージングを生じる場合が多くなる。このような
フェージングによる受信状態の劣化を軽減するために、
携帯電話機などの通信方式においては、ダイバーシチ受
信方式が採用されている。
【0004】ダイバーシチ受信方式とは、例えば、携帯
電話機に、ホイップアンテナなどで構成されるメインア
ンテナと、このメインアンテナとは電波信号の受信位置
が異なるように本体内部に逆Fアンテナなどをサブアン
テナとして配置しておき、受信時においては、一定周期
毎にこれら2つのアンテナの受信レベルの大小を比較
し、受信レベルが大なるアンテナ側に切り換えて受信を
行うようにするものである。
【0005】ところが、携帯電話機は本体そのものが小
型であり、しかも、人間が本体を手にして使用するもの
であるため、本体内部に配置されるサブアンテナは、周
囲の影響を受けてインピーダンスが変化し易く、受信特
性が劣化して本来の機能を発揮し得ず、所期のダイバー
シチ効果を十分に得ることができない場合が多いという
問題があった。
【0006】このような問題を解決するために、例え
ば、サブアンテナの数を増やして対応することが考えら
れる。しかしながら、ダイバーシチ受信を行うためにア
ンテナの受信レベルを比較するための時間は、例えばP
DC(Personal Digital Cellular) 等の通信規格におい
て一定に(例えば、1ms)決められており、その限ら
れた時間内では3つ以上のアンテナの受信レベルを比較
することは困難である。即ち、サブアンテナの数が増え
た分だけ、各サブアンテナ毎の受信レベルの測定時間が
短くなるため、比較的変動の激しい電波信号の受信レベ
ル測定が不正確となるからである。
【0007】また、最近、携帯電話機などにおいては、
加入者番号(IDコード)などの特定情報が記憶された
ICカードを採用し、そのICカードを携帯電話機に差
し込むことによりICカード毎の加入者番号を使用して
通話(通信)が可能となるシステムが考えられている。
【0008】このようなICカードを使用する携帯電話
機においては、ICカードが電話機に差し込まれると、
電話機本体内のサブアンテナ近傍にICカードが配置さ
れることになり、サブアンテナとICカードとの間に発
生する寄生容量によりサブアンテナの受信特性が変化し
て、この場合も、ダイバーシチ効果を良好に得ることが
困難になることが予想される。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ダイバーシチ効果をより確実に得る
ことができる無線通信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無線通信
装置によれば、制御手段は、所定期間に1回、複数のサ
ブアンテナの各受信レベルを比較して最も受信レベルの
高いものを切り換え用サブアンテナとして選択する。そ
して、フレーム周期毎のダイバーシチ用レベル測定期間
においては、メインアンテナの受信レベルと切り換え用
サブアンテナの受信レベルとを比較して、受信レベルが
高い方のアンテナを用いて受信を行うように制御する。
【0011】従って、サブアンテナを複数設けた場合で
も、例えばフレーム周期内のアイドル期間などを利用す
ることによって、十分な時間内でそれら複数のサブアン
テナの内から切り換え用サブアンテナを選択することが
できるので、例えば、電波信号の受信環境や、装置本体
を使用者が手に持つ位置に応じて、1つのサブアンテナ
だけではダイバーシチ効果を十分に得ることができない
場合であっても、複数のサブアンテナの内からダイバー
シチ効果を十分に得られるサブアンテナを切り換え用サ
ブアンテナとして選択しておくことができる。
【0012】また、切り換え用サブアンテナの選択動作
は、直接的なフェージング対策としてではなく、主とし
て装置本体の使用状態の変化に対応させるものであるか
ら、フレーム毎に実施する必要はなく、従って、所定期
間をフレーム周期よりも長く設定することにより、電力
を過剰に消費することも抑制される。
【0013】請求項2記載の無線通信装置によれば、制
御手段は、ICカードの記憶内容が読取り可能な状態と
なった場合には、インピーダンスの変化を補正するため
のインピーダンス素子をサブアンテナに接続して、以降
のフレーム周期毎のダイバーシチ用レベル測定期間にお
いては、メインアンテナの受信レベルとインピーダンス
素子が接続されたサブアンテナの受信レベルとを比較し
てダイバーシチ受信を行う。
【0014】従って、例えば、装置本体にICカードが
装着されることにより、制御手段がICカードの記憶内
容を読取り可能な状態になると、補正用のインピーダン
ス素子がサブアンテナに接続されることによりインピー
ダンスが略整合された状態となるので、サブアンテナの
受信特性を劣化させることなく、ダイバーシチ効果を確
実に得ることができる。
【0015】請求項3記載の無線通信装置によれば、前
記制御手段が前記ICカードの記憶内容を読取り可能な
状態となると、接続手段によって当該ICカードのサブ
アンテナが受信信号の給電線に電気的に接続され、その
サブアンテナは、電波信号をダイバーシチ受信するため
に使用されるので、比較的広い面積を有するICカード
の表面部分などにダイバーシチ受信用のサブアンテナを
設けることによって、ダイバーシチ効果をより高めるこ
とができる。
【0016】請求項4記載の無線通信装置によれば、I
Cカードのサブアンテナを、ICカード本体の少なくと
も一部を導体で構成することにより設けるので、ICカ
ード自体をダイバーシチ受信用のサブアンテナとして利
用でき、ダイバーシチ効果をより高めることができる。
【0017】請求項5または6記載の無線通信装置によ
れば、制御手段は、ICカードの記憶内容が読取り可能
な状態になると、当該ICカード側に設けられたサブア
ンテナを、電波信号をダイバーシチ受信するための複数
のサブアンテナの1つとして使用し(請求項5)、ま
た、この場合において、ICカード側に設けられたサブ
アンテナを、ICカード本体の少なくとも一部を導体で
構成することにより設けるので(請求項6)、ICカー
ドが接続された場合でも請求項1と同様の効果を得るこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施例)以下、本発明を無
線通信装置たるPDC方式の携帯電話機に適用した場合
の第1実施例について図1乃至図5を参照して説明す
る。先ず、携帯電話機の全体構成を示す図4において、
携帯電話機1の筐体2の表面側には、「開始キー」,
「終了キー」,「0」〜「9」の数字キー並びに「スク
ロール」キーなどの各種キーが配設されてなるキー操作
部3,メッセージや電話番号などを表示するディスプレ
イ4,マイク(送話器)5及びスピーカ(受話器)6が
設けられている。また、筐体2の上面側には、ホイップ
アンテナからなるメインアンテナ7が突設されている。
【0019】図5は、携帯電話機1の内部を概略的に示
す分解斜視図である。樹脂などで形成される筐体2をな
す表カバー2aとケース2bとの間には、後述する電気
的な構成部品が搭載されている基板8が収納されるよう
になっている。ケース2bの背面部内側には、例えば銅
箔などの導体により線状のパターンをなすサブアンテナ
9が接着などにより張り付けられている。また、ケース
2bの左側面部内側には、同様に銅箔により線状のパタ
ーンをなすサブアンテナ10が張り付けられている。
【0020】これらのサブアンテナ9及び10は、メイ
ンアンテナ7との間で電波信号のダイバーシチ受信を行
うために配設されている。サブアンテナ9及び10の一
端側にある接続部9a及び10aは、基板8がケース2
bにねじ止めなどにより固定される場合に、基板8上に
設けられたバネ状の圧着接続端子(図示せず)によって
基板8上の受信信号の給電線路に電気的に接続されるよ
うになっている。
【0021】図1は、電気的構成を示す機能ブロック図
である。制御回路(制御手段)11は、マイクロコンピ
ュータを中心として構成されている。この制御回路11
には、音声処理部12,データ変換部13,送受信部1
4及びメモリである記憶部(記憶手段)15が接続され
ていると共に、上述したキー操作部3及びディスプレイ
4が接続されている。
【0022】音声処理部12には、上述したマイク5及
びスピーカ6が接続されていると共にデータ変換部13
が接続されており、そのデータ変換部13には、送受信
部14を介してメイン−サブアンテナ切換え用のスイッ
チ16の可動接点16aが接続されている。そのスイッ
チ16の固定接点16bには、上述したメインアンテナ
7が接続されており、固定接点16cには、サブ−サブ
アンテナ切換え用のスイッチ17の可動接点17aが接
続されている。
【0023】スイッチ17の固定接点17b,17cに
は、サブアンテナ9,10が接続されている。そして、
これらのスイッチ16及び17の接点の切換えは、制御
回路11により行われるようになっている。
【0024】音声処理部12は、マイク5から与えられ
た受話信号を符号化して音声データを生成し、その音声
データをデータ変換部13に出力するようになってお
り、データ変換部13は、音声処理部12から与えられ
た音声データを通信データに変換し、その通信データを
送受信部14に出力するようになっている。送受信部1
4は、搬送波をデータ変換部13から与えられた通信デ
ータで変調することにより、通信データを送信信号とし
てメインアンテナ7から基地局に送信するようになって
いる。
【0025】また、送受信部14は、後述するようにダ
イバーシチ受信を行うことによって、メインアンテナ7
並びにサブアンテナ9及び10の何れかに基地局から受
信信号として与えられた通信データを復調し、その復調
された通信データをデータ変換部13に出力するように
なっている。そして、制御回路11は、送受信部14か
ら各アンテナの受信レベル(受信信号強度)に関する情
報を得ることにより、後述するようにダイバーシチ受信
制御を行うようになっている。
【0026】データ変換部13は、送受信部14から与
えられた通信データを音声データに変換して、その音声
データを音声処理部12に出力するようになっている。
音声処理部12は、データ変換部13から与えられた音
声データを復号化することにより送話信号を生成し、そ
の送話信号をスピーカ6に対して出力するようになって
いる。
【0027】記憶部15の記憶領域には、使用者毎に設
定される固有の識別コードたるIDコード,メモリダイ
ヤルデータ,直前通話時間や通話履歴データなどの通話
に関する種々の特定情報や、着信音の鳴音パターン設
定,キー操作確認音の有無設定や時計表示の有無設定な
どの各種設定項目からなる設定情報が記憶されており、
制御回路11は、これら複数の設定情報に基づいて動作
するようになっている。次に、本実施例の作用について
図2及び図3をも参照して説明する。図2は、PDC方
式における通信規格(RCR規格)であり、基地局側と
移動局(携帯電話機1)側とで送受信を行う場合のスロ
ット構成を示すものである。送受信を行うための単位で
あるスロットは6.6msであり、1フレームは、6つ
のスロットからなり40msの周期を有する。この40
msの1フレーム中において送受信を1回だけ行うもの
をハーフレートと称し、2回行うものをフルレートと称
する。
【0028】図2(a)に示す「基地局側下り」とは、
基地局側からみて送信処理(T)を行うためのスロット
シーケンスであり、図2(b)に示す「基地局側上り」
とは、基地局側からみて受信処理(R)を行うためのス
ロットシーケンスである。図2(c)は、フルレートで
通信を行う移動局側(M1)のスロットシーケンスであ
り、「基地局側下り」の第1及び第4スロットT
B−M1により送信された信号を受信すると、「基地局
側上り」の第3及び第6スロットRM1−Bに送信を行
うようになっている。
【0029】また、図2(d)は、ハーフレートで通信
を行う移動局側(M2)のスロットシーケンスであり、
「基地局側下り」の第2スロットTB−M2により送信
された信号を受信すると、「基地局側上り」の第4スロ
ットRM2−Bに送信を行うようになっている。その他
の図示されないM3〜M5もハーフレートで通信を行う
移動局を示す。
【0030】ここで、図2中の“LM”とは、移動局側
がダイバーシチ受信を行うために各アンテナのレベルを
比較して切換えを行う期間として設けられており、1m
s程度に設定されている。また、“I”は、移動局側で
送受信処理を行わないアイドル期間である。
【0031】さて、図3は、携帯電話機1がハーフレー
トで通信を行うものとして、本発明を適用してダイバー
シチ受信を行う場合のタイミングチャートを示すもので
ある。本実施例では、上述したように、メインアンテナ
7と2つのサブアンテナ9及び10との間でダイバーシ
チ受信を行う。
【0032】そこで、制御回路11は、例えば25フレ
ーム(1s間,所定期間)毎に1回、フレームの期間L
Mの前に配置されている6.6msのアイドル期間を利
用して、スイッチ17の可動接点17aを固定接点17
b側,17c側に交互に切り換えることにより、サブア
ンテナ9,10夫々の受信レベルを比較して、何れかレ
ベルの高い方を切換え用サブアンテナとして選択する。
【0033】そして、各フレーム毎の期間LMにおいて
は、スイッチ16の可動接点16aを固定接点16b
側,16c側に交互に切り換えることにより、メインア
ンテナ7と切換え用サブアンテナとの受信レベルを比較
して、何れかレベルの高い方を受信用アンテナとして選
択することによりダイバーシチ受信を行うようにする。
【0034】ここで、携帯電話機1は、前述したよう
に、都市部などの見通しのききづらい環境で使用される
のに加えて小型の筐体2を使用者が手で持った状態で使
用するため、通信が行われている時の周囲の状況や、筐
体2と使用者の手とが接触する部分が通話毎に異なった
り、或いは通話中に変動することもあり、総じて受信レ
ベルが変動しやすい。
【0035】そこで、ダイバーシチ効果をより確実に得
るために、2つのサブアンテナ9及び10を設けた。し
かしながら、通信規格で定められている期間LMは1m
sと非常に短く、この時間内で各受信レベルを測定し、
何れかレベルの高い方のアンテナを選択して切り換える
という処理を行うには、1つのメインアンテナと1つの
サブアンテナとの間で行うのが現実的な限界である。
【0036】従って、本実施例では、サブアンテナ9,
10の受信レベルを夫々測定して予め切換え用サブアン
テナを選択するのに、25フレーム毎に1回フレーム内
のアイドル期間に処理を行い、それ以降の25フレーム
間は、メインアンテナ7と選択された切換え用サブアン
テナとの間でダイバーシチ受信を行うようにしたのであ
る。
【0037】即ち、携帯電話機1を使用して通話を行っ
ている使用者の動作(例えば、携帯電話機1の手による
持ち方を変えたり、或いは、通話しながら携帯電話機1
の伝搬路に対する方向を変えたりするなど)は、フェー
ジング現象などと異なり、40msのフレーム周期に比
較して長い時間にわたり徐々に変化する現象であるか
ら、サブアンテナ9,10の受信レベルの比較は1s程
度の周期で行えば十分その効果を得ることができ、サブ
アンテナを増やしたことによる消費電力の増加も極力抑
制することができる。
【0038】以上のように本実施例によれば、携帯電話
機1に2つのサブアンテナ9及び10を設けて、制御回
路11は、25フレーム毎に1回フレーム内のアイドル
期間を利用してサブアンテナ9,10の内受信レベルの
高い方を切換え用サブアンテナとして予め選択し、各フ
レーム周期毎においては、メインアンテナ7と切換え用
サブアンテナとの内受信レベルが高い方を受信用アンテ
ナとして選択してダイバーシチ受信を行うようにしたの
で、従来に比してダイバーシチ効果をより確実に得るこ
とができる。
【0039】(第2実施例)図6乃至図10は本発明の
第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分につ
いてのみ説明する。全体構成を示す図8において、第2
実施例の携帯電話機(無線通信装置)18は、ICカー
ドたるSIM(Subscriber Identity Module)カード19
が使用可能に構成されており、そのSIMカード19
は、筐体2′の背面側(即ち、ケース2b′の外側)に
設けられているカードスロット(図示せず)に差し込ま
れて使用されるようになっている。また、図9に示すよ
うに、ケース2b′のサブアンテナ10は設けない構成
としている。
【0040】電気的構成を示す図6において、制御回路
(制御手段)11aには、SIMカード19がカードス
ロットに差し込まれると、そのSIMカード19がSI
Mカードインターフェイス部(以下、インターフェイス
部と称す)20を介して電気的に接続されるようになっ
ている。また、インターフェイス部20には、SIMカ
ード19がカードスロットに差し込まれたことを検出す
る機能をも有しており、その検出信号を制御回路11a
に与えるようになっている。
【0041】SIMカード19は、不揮発性のメモリや
制御用CPUなどを含むICチップを内蔵しており、例
えばクレジットカードなどと同程度のサイズに形成され
たものである。そのメモリには、記憶部15に記憶され
ている特定情報と等しいデータ形式で構成される別個の
特定情報が記憶されている。そして、制御回路11a
は、自身がSIMカード19に記憶されている特定情報
に基づいて基地局と通信するように(即ち、SIMカー
ドモードに)設定されている時は、そのSIMカード1
9に記憶されている特定情報をインターフェイス部20
を介して読み出し、その読み出した特定情報に基づいて
基地局と通信を行うようになっている。
【0042】また、スイッチ17の固定接点17cに
は、削除されたサブアンテナ10の代わりに、コイル
(インピーダンス素子)21を介して固定接点17bが
接続されている。その他の構成は第1実施例と同様であ
る。
【0043】ここで、コイル21のインダクタンスは、
SIMカード19がカードスロットに差し込まれた場合
に影響を受けるサブアンテナ9のインピーダンスを補償
するように設定されている。この原理について図10を
参照して説明する。即ち、SIMカード19がカードス
ロットに差し込まれると、SIMカード19とサブアン
テナ9及び基板8との間に容量結合が生じる。
【0044】その容量の影響によって、例えば、サブア
ンテナ9を含む伝送線路における電圧定在波比(VSW
R)の周波数特性が、周波数fが低い方へとシフトして
サブアンテナ9の受信特性が変化することになる(図1
0(a),(b)参照)。従って、コイル21をサブア
ンテナ9に接続することにより、この容量の影響をキャ
ンセルするようにインダクタンスの値を設定する。
【0045】次に、第2実施例の作用について図7をも
参照して説明する。第2実施例では、1つのサブアンテ
ナ9のみによってダイバーシチ受信を行う。制御回路1
1aは、図7に示すように、第1実施例では25フレー
ム毎に1回サブアンテナ9,10夫々の受信レベル比較
を行った6.6msのアイドル期間において、インター
フェイス部20の対応するポートを参照することによ
り、SIMカード19が電気的に接続されたか否かを検
知し、SIMカード19が制御回路11aに接続されて
いない場合は、スイッチ17の可動接点17aを固定接
点17b側に接続しておくようにする。
【0046】そして、各フレーム毎の期間LMにおいて
は、スイッチ16の可動接点16aを固定接点16b
側,16c側に交互に切り換えることにより、メインア
ンテナ7とサブアンテナ9との受信レベルを比較して、
何れかレベルの高い方を受信用アンテナとして選択する
ことによりダイバーシチ受信を行うようにする。
【0047】ここで、SIMカード19がユーザにより
カードスロットに差し込まれることによりインターフェ
イス部20を介して制御回路11aに接続されると、制
御回路11aは、25フレーム毎に1回の検出期間にお
いてSIMカード19が接続されたこと(即ち、SIM
カード19のメモリの記憶内容が読取り可能な状態にな
ったこと)を検知し、スイッチ17の可動接点17aの
接続を固定接点17b側から17c側に切り換える。す
ると、スイッチ16の固定接点16cには、サブアンテ
ナ9がコイル21を介して接続される。
【0048】而して、以降の25フレームにおいては、
メインアンテナ7とコイル21が接続されたサブアンテ
ナ9との間でダイバーシチ受信が行われ、SIMカード
19がカードスロットに差し込まれたことによるサブア
ンテナ9の受信特性の変化が補償される。
【0049】以上のように第2実施例によれば、制御回
路11aは、25フレーム毎に1回フレーム内のアイド
ル期間を利用してSIMカード19が接続されているか
否かを検出し、SIMカード19が接続されている場合
はサブアンテナ9にインピーダンス補償用のコイル21
を接続するようにしたので、SIMカード19がカード
スロットに差し込まれた場合でも、サブアンテナ9の受
信特性の変化を補償することができ、メインアンテナ7
とサブアンテナ9とによるダイバーシチ効果を良好に得
ることができる。
【0050】(第3実施例)図11及び図12は本発明
の第3実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分
には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分に
ついてのみ説明する。図12は、携帯電話機(無線通信
装置)23にSIMカード(ICカード)24が差し込
まれた場合における、携帯電話機23内部のSIMカー
ド24と基板8に代わる基板25との状態を示すもので
ある。
【0051】SIMカード24は、樹脂製の本体24a
を有しているが、その本体24aにおける基板25に面
する側の一部には、例えばアルミニュウムなどの金属が
例えば蒸着により配置されてなる導体部(導体)26が
形成されている。また、基板25側には、バネ状の圧着
接続端子(接続手段)27が設けられており、その圧着
接続端子27は、SIMカード24がカードスロットに
差し込まれた場合に、基板25上にある信号の給電線に
導体部26を電気的に接続するようになっている。そし
て、SIMカード24の導体部26を、サブアンテナ9
の代わりにダイバーシチ受信用のアンテナとして使用す
るようになっている。
【0052】即ち、電気的構成を示す図11において、
スイッチ17の固定接点17bには、サブアンテナ9に
代えて、圧着接続端子27を介してSIMカード24の
導体部26が接続されている。そして、制御回路11
は、第1実施例と同様に、25フレーム毎に1回フレー
ム内のアイドル期間を利用してSIMカード24の導体
部26とサブアンテナ10との受信レベルを比較して、
受信レベルの高い方を切換え用サブアンテナとして予め
選択し、各フレーム周期毎においては、メインアンテナ
7と切換え用サブアンテナとの内受信レベルの高い方を
受信用アンテナとして選択してダイバーシチ受信を行
う。
【0053】以上のように第3実施例によれば、SIM
カード24の本体24aの一部に導体部26を形成し、
その導体部26を圧着接続端子27を介して基板25上
にある信号の給電線に接続してダイバーシチ受信用のア
ンテナとして使用するようにして、制御回路11は、第
1実施例と同様に、25フレーム毎に1回導体部26と
サブアンテナ10との受信レベルを比較して、受信レベ
ルの高い方を切換え用サブアンテナとして予め選択する
ようにした。
【0054】従って、第1実施例と同様の効果が得られ
ると共に、SIMカード24の比較的大なる面積を有す
る本体24aの一部をダイバーシチ受信用のアンテナに
利用することによって電波信号を良好に受信することが
でき、ダイバーシチ効果を高めることができる。
【0055】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。第1実施例において、サブアンテナ
9,10間の受信レベルを比較する所定期間は複数フレ
ーム周期に設定するものに限らず、非周期的な期間とし
て設定しても、また、フレーム周期内の期間として設定
しても良い。第1実施例において、携帯電話機1に代え
てSIMカードが使用可能である携帯電話機に適用して
も良い。また、第1実施例と第2実施例とを組み合わせ
て、制御回路11を、サブアンテナ9,10間で切り換
え用サブアンテナを選択すると同時にSIMカード19
の接続をも検出して、前記接続を検出した場合は、サブ
アンテナ9にコイル21を接続するように切り換える構
成としても良い(この場合、サブアンテナ9にコイル2
1を接続するためのスイッチを1個追加する)。第2実
施例において、SIMカード19の接続状態の検出は、
ポーリングにより複数フレーム周期毎に行うものに限ら
ない。例えば、SIMカード19の接続または取り外し
が行われると、インターフェイス部20を介して制御回
路11aに割込み信号を与える構成として、制御回路1
1aは、その割り込み信号が与えられた時点においてS
IMカード19の接続状態を検出するようにしても良
い。第3実施例において、サブアンテナ10を設けない
構成とし、サブアンテナとしてSIMカード24の導体
部26のみを使用するようにしても良い。
【0056】フルレートで通信を行う携帯電話機におい
ても、アイドル期間を利用して第1乃至第3実施例と同
様の受信方式を適用しても良い。導体部は、SIMカー
ド24の本体24aの一部に限らず全部に(但し、イン
ターフェイス部20と接続するための端子部分を除い
て)設けても良く、また、基板25側とは反対側の本体
24aにも設けても良い。更に、本体自体を導体で構成
しても良い。また、導体部26の代わりに、SIMカー
ド本体の表面や裏面或いはSIMカード本体の内部にア
ンテナを配置し、そのアンテナと基板上の給電線とを圧
着接続端子27のようなもので接続してサブアンテナと
して使用しても良い。また、このように構成されたもの
を第2実施例に適用して、SIMカード側にインピーダ
ンス素子を配置しても良い。
【0057】サブアンテナ9のようなパターン状のアン
テナを、ケース2bに設ける代わりに基板8上に設けて
も良い。また、サブアンテナは、逆Fアンテナなどで構
成しても良い。更に、サブアンテナを3つ以上設けて、
それらの内から切り換え用サブアンテナを選択しても良
い。インピーダンス素子はコイル21に限ることなく、
サブアンテナの受信特性を補償するための素子を適宜選
択して使用すれば良い。PDC方式の携帯電話機に限る
ことなく、例えばGSM(Global System for Mobile co
mmunication)方式などの他の通信方式を用いる携帯電話
機に適用しても良い。ICカードは、制御手段に電気的
に接続されるものに限らず、制御手段に対して電磁的に
結合状態となることによりその記憶内容が読取り可能と
なるものでも良い。携帯電話機に限ることなく、PHS
(Personal Handyphone System)やポケットベル,トラン
シーバなど、要は電波信号を用いて所定の通信規格で通
信を行う装置であれば適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を携帯電話機に適用した場合の第1実施
例における電気的構成を示す図
【図2】PDC方式の通信規格におけるフレームのスロ
ット配置を示す図
【図3】ダイバーシチ受信のタイミングチャート
【図4】携帯電話機の外観を示す斜視図
【図5】携帯電話機の分解斜視図
【図6】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図7】図3相当図
【図8】図4相当図
【図9】図5相当図
【図10】携帯電話機にSIMカードが差し込まれた場
合に、サブアンテナの受信特性が変化する原理を説明す
る図であり、(a)はSIMカードが差し込まれていな
い状態,(B)はSIMカードが差し込まれた状態を示
【図11】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図12】携帯電話機にSIMカードが差し込まれた場
合における、携帯電話機内部のSIMカードと基板との
状態を示す図
【符号の説明】
1は携帯電話機(無線通信装置)、7はメインアンテ
ナ、9及び10はサブアンテナ、11及び11aは制御
回路、18は携帯電話機(無線通信装置)、19はSI
Mカード(ICカード)、21はコイル(インピーダン
ス素子)、23は携帯電話機(無線通信装置)、24は
SIMカード(ICカード)、24aは本体、26は導
体部(導体,サブアンテナ)、27は圧着接続端子(接
続手段)を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波信号を用いて所定の通信規格により
    通信を行う無線通信装置において、 前記電波信号を送受信するためのメインアンテナと、 前記電波信号をダイバーシチ受信するための複数のサブ
    アンテナと、 所定期間に1回前記複数のサブアンテナの各受信レベル
    を比較して最も受信レベルの高いものを切り換え用サブ
    アンテナとして選択し、前記フレーム周期毎のダイバー
    シチ用レベル測定期間においては、前記メインアンテナ
    の受信レベルと前記切り換え用サブアンテナの受信レベ
    ルとを比較して、受信レベルが高い方のアンテナを用い
    て受信を行うように制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 自己を識別するIDコードなどの特定情
    報が記憶された記憶領域を有する記憶手段と、この記憶
    手段の記憶領域の特定情報とは異なる特定情報が記憶さ
    れたICカードの記憶内容を読取り可能に構成された制
    御手段とを備え、電波信号を用いて所定の通信規格によ
    り通信を行う無線通信装置において、 前記電波信号を送受信するためのメインアンテナと、 前記電波信号をダイバーシチ受信するためのサブアンテ
    ナと、 前記制御手段が前記ICカードの記憶内容を読取り可能
    な状態となった場合に、前記サブアンテナのインピーダ
    ンスの変化を補正するためのインピーダンス素子とを備
    え、 前記制御手段は、前記ICカードの記憶内容が読取り可
    能な状態となったことを検出した場合には、前記サブア
    ンテナに前記インピーダンス素子を接続するように制御
    することを特徴とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 自己を識別するIDコードなどの特定情
    報が記憶されカード本体部分にサブアンテナを具備して
    なるICカードの記憶内容を読取り可能に構成された制
    御手段を備え、電波信号を用いて所定の通信規格により
    通信を行う無線通信装置において、 前記電波信号を送受信するためのメインアンテナと、 前記制御手段が前記ICカードの記憶内容を読取り可能
    な状態となった場合に、当該ICカードのサブアンテナ
    を受信信号の給電線に電気的に接続するための接続手段
    とを備え、前記サブアンテナを前記電波信号のダイバー
    シチ受信に使用することを特徴とする無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記サブアンテナは、前記ICカード本
    体の少なくとも一部を導体で構成することにより設けら
    れていることを特徴とする請求項3記載の無線通信装
    置。
  5. 【請求項5】 自己を識別するIDコードなどの特定情
    報が記憶された記憶領域を有する記憶手段と、 この記憶手段の記憶領域の特定情報とは異なる特定情報
    が記憶されカード本体部分にサブアンテナを具備してな
    るICカードの記憶内容が前記制御手段に読取り可能な
    状態となった場合に、前記サブアンテナを受信信号の給
    電線に電気的に接続するための接続手段とを備え、 前記制御手段は、前記ICカードの記憶内容が読取り可
    能な状態となったことを検出した場合は、当該ICカー
    ド側に設けられた前記サブアンテナを前記電波信号をダ
    イバーシチ受信するための前記複数のサブアンテナの1
    つとして使用することを特徴とする請求項1記載の無線
    通信装置。
  6. 【請求項6】 前記ICカード側に設けられた前記サブ
    アンテナは、前記ICカード本体の少なくとも一部を導
    体で構成することにより設けられていることを特徴とす
    る請求項5記載の無線通信装置。
JP9358196A 1997-12-25 1997-12-25 無線通信装置 Pending JPH11191750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9358196A JPH11191750A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9358196A JPH11191750A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 無線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11191750A true JPH11191750A (ja) 1999-07-13

Family

ID=18458033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9358196A Pending JPH11191750A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11191750A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003052971A1 (fr) * 2001-12-14 2003-06-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil telephonique mobile
JP2006217206A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Oki Electric Ind Co Ltd 減衰波指向性のアンテナ装置及びそれを用いた携帯端末装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003052971A1 (fr) * 2001-12-14 2003-06-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil telephonique mobile
GB2399477A (en) * 2001-12-14 2004-09-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd Mobile telephone apparatus
GB2399477B (en) * 2001-12-14 2006-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Cell phone
CN1331314C (zh) * 2001-12-14 2007-08-08 松下电器产业株式会社 移动电话
US7577452B2 (en) 2001-12-14 2009-08-18 Panasonic Corporation Mobile telephone apparatus
JP2006217206A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Oki Electric Ind Co Ltd 減衰波指向性のアンテナ装置及びそれを用いた携帯端末装置
JP4542913B2 (ja) * 2005-02-03 2010-09-15 Okiセミコンダクタ株式会社 携帯端末装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100733205B1 (ko) 휴대 단말 장치 및 안테나 스위치
US20070161404A1 (en) Wireless communication module for mobile communication
JP3048964B2 (ja) 電話送受信ユニット及び移動体通信端末
US7747226B2 (en) Portable electronic devices including multi-mode matching circuits and methods of operating the same
KR100393398B1 (ko) 셀방식무선전화에서현재시각을생성하는시스템및방법
US6898449B2 (en) Mobile communications device
JP3347093B2 (ja) 携帯無線機及びその終端整合切替方法
JP3667517B2 (ja) 携帯電話機
WO1999034525A1 (fr) Systeme d'antenne pour assistant numerique personnel (pda)
JP3891831B2 (ja) 携帯無線機
US20010015964A1 (en) Mobile phone system and handover method
JP2004363863A (ja) 携帯無線端末
JP2006197418A (ja) 携帯通信端末及び通信感度調整方法
JP2002261665A (ja) 携帯無線装置
US20050014520A1 (en) Mobile telephone apparatus
JPH11191750A (ja) 無線通信装置
JP3421984B2 (ja) 無線通信装置
JP3738550B2 (ja) 無線通信装置
JP2002076982A (ja) 携帯通信装置
JPH10308701A (ja) 無線通信装置
JPH11205442A (ja) 無線通信装置
KR20050080230A (ko) 사용하는 모드에 따라 안테나 각도를 조절하는 멀티모드이동통신단말기
JPH11205424A (ja) 無線通信装置
JPH08116301A (ja) パーソナル・ハンディ・フォン・システム
JPH1127190A (ja) 無線通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050818

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060606