JPH11191584A - 回転式ウェハ位置決めシステムおよび方法 - Google Patents

回転式ウェハ位置決めシステムおよび方法

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JPH11191584A
JPH11191584A JP10287710A JP28771098A JPH11191584A JP H11191584 A JPH11191584 A JP H11191584A JP 10287710 A JP10287710 A JP 10287710A JP 28771098 A JP28771098 A JP 28771098A JP H11191584 A JPH11191584 A JP H11191584A
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clamp
wafer
holding platform
wafer holding
positioning system
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C Colby Paul
ポール・シイ・コルビイ
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    • Y10T74/2036Pair of power elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造するのに費用がかからず、高い位置決め
分解能のウェハ位置決めシステムを提供する。 【解決手段】 ウェハ保持プラットフォームから第2の
クランプを切り離してウェハ保持プラットフォームに第
1のクランプを結合して、第1の位置まで移動させるよ
うに第1のクランプを回転させる。結果的に回転せずに
最終位置まで直線並進を達成するために、さらに結合、
切離し、回転を実行する。本発明の装置は、第1の回転
軸を有する第1のクランプと、第2の回転軸を有する第
2のクランプとを含み、第1の軸と第2の軸は非同心で
ある。ウェハ保持プラットフォームは、第1のクランプ
および第2のクランプに独立して結合可能であり、第1
のクランプおよび第2のクランプを独立して回転するこ
とにより、上記方法を実施できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、位置決め
システムおよび方法に関し、より具体的には、基板上に
配置された多くの集積回路を含む半導体ウェハなどの基
板の移動を制御し、したがって、基板を位置決めする位
置決めシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】位置決めシステムは半導体製造の様々な
局面で使用されている。たとえば、フォトリソグラフィ
・システムおよびウェハ・プローバとその他の半導体集
積回路製造ツールでは、ウェハ位置決めシステムを使用
する場合が多い。多くのウェハ位置決めまたはマニピュ
レータ・ステージは、直交方向に沿った直線運動の組合
せに基づくものである。ウェハ・プローバ内の従来の直
線運動システムの一例については、図1および図2を参
照することによって説明する。
【0003】半導体ウェハは、通常、複数のデバイスま
たは集積回路の格子状に形成された多くの集積回路を含
む。各集積回路上には複数のボンディング・パッドがあ
り、これは、集積回路(IC)が機能できるようにする
ためにその集積回路を外部回路に接続するために使用す
る。各ICごとのパッケージングは多少費用がかかるの
で、欠陥ICのパッケージングを回避するために各IC
をテストしてからパッケージングすることが望ましい。
パッケージング前にデバイスをテストするというこのプ
ロセスはソート・プロセスという。このプロセスは、プ
ローブ・カードと呼ばれるデバイスを特殊テスタに接続
することを含む。図1は、サポート16に取り付けられ
たプローブ・カード17の一般化した例を含むウェハ・
プローバ・システム10の一例を示している。プローブ
・カード17は、パッケージ・デバイスの通常のピンお
よびワイヤ・リードの代役を務めるピン18の集合を含
む。このピン18は、半導体ウェハ12上の少なくとも
1つの集積回路のボンディング・パッド14と電気的に
接触するようになっている。半導体ウェハ12はウェハ
・チャック11に乗っている。このチャックはウェハ保
持プラットフォームと呼ばれることもある。ウェハ・プ
ローバ・システム10は、プローブ・カードの適切なピ
ン18がウェハ12上の特定のIC用の適切なパッド1
4に接触するように、プローブ・カードに対してウェハ
上の各ICを位置決めする。
【0004】半導体処理の技術水準が進歩するにつれ
て、ウェハはより大きくなり、ダイの平面形状は小さく
なり、各ダイ上のパッドの数は増加し、各パッドのサイ
ズは小さくなる。このため、ウェハ・プローバに必要な
位置合せの正確さと速度の要件はより厳しくなる。この
ような厳しい要件のため、ウェハ・プローバで使用する
マニピュレータまたは位置決めステージに多大な要求が
課せられる。このような位置決めステージまたはシステ
ムは、ウェハ上のICをプローブ・カード上の接触ピン
に対して正確に位置決めしようと試みるために、プロー
ブ・カードとウェハをそれぞれ見るように設計されたカ
メラ15および20などのカメラを使用する最新の視覚
システムとともに機能する。
【0005】図2は、ウェハ・プローバまたは他の半導
体製造ツールで使用可能な従来のウェハ位置決めシステ
ムの一例を示している。ただし、他の従来のウェハ位置
決めシステムではSawyerモータ・ステージを使用
することができることが分かるだろう。たとえば、米国
特許第4455512号を参照されたい。ウェハ・プロ
ーバの場合、このような位置決めシステムは4軸(X,
Y,Z,θ)の運動ができなければならない。通常の実
施態様は、X,Y方向の位置決め用のX,Yステージ
と、独立したZステージと、独立したθステージを含
む。図2は、従来の直線X,Yステージを使用するウェ
ハ位置決めシステム30を示している。ウェハ・チャッ
ク11は、Y方向への移動を行うためにガイド・レール
32aおよび32bに沿って動くY運動ステージ31の
上に位置決めされている。ウェハ・チャック11は、ウ
ェハ・チャック11にθ運動を与えるために、Y運動ス
テージ31の上およびチャック11の下に位置決めされ
た回転モータを含むことができる。X運動ステージ33
は、Xに沿っての移動を行うために、ガイド・レール3
4bおよび34aに沿って動く。ウェハ40は、ウェハ
・チャック11の上に位置決めされ、通常、チャックに
よってウェハの表面下に発生させた真空によってチャッ
クの上の所定の位置に保持される。個別のZステージ
は、ウェハ・チャック11とYステージ31との間の距
離を大きくするか、またはXおよびYステージ31、3
3の全体を(それに関連するガイド・レールとともに)
Z方向に上下に移動することにより、Z方向の上下の運
動を起こさせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】非常に精密な位置決め
分解能が必要な場合、ウェハ位置決めシステム30な
ど、直交方向に沿った直線運動の組合せに基づくウェハ
位置決めステージは、費用がかかり、製造するのが難し
い。集積回路上の平面形状が小さくなると、位置決め分
解能も、数ミクロンの位置決め分解能がしばしば必要に
なる点まで改善しなければならない。このため、製造す
るのに費用がかからず、高い位置決め分解能のウェハ位
置決めシステムを提供することが望ましい。本発明はそ
れを実現することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はウェハ保持プラ
ットフォームを位置決めするための方法を提供する。こ
の方法では、第1のクランプがウェハ保持プラットフォ
ームに結合され、第2のクランプがウェハ保持プラット
フォームから切り離される。第1のクランプはウェハ保
持プラットフォームを第1の位置まで移動させるように
回転し、第2のクランプはウェハ保持プラットフォーム
から切り離されたままになる。本発明の他の例の方法
は、ウェハ保持プラットフォームから第1のクランプを
切り離している間にウェハ保持プラットフォームに第2
のクランプを結合するステップと、その後、ウェハ保持
プラットフォームを第2の位置まで移動させるように第
2のクランプを回転するステップとをさらに含む。本発
明による方法の他の例では、この方法は、ウェハ保持プ
ラットフォームから第2のクランプを切り離している間
にウェハ保持プラットフォームに第1のクランプをもう
一度結合するステップと、ウェハ保持プラットフォーム
を第3の位置まで移動させるように第1のクランプをも
う一度回転するステップとをさらに含む。
【0008】本発明の方法の一例では、ウェハ保持プラ
ットフォーム上の点が第3の位置まで移動した後で結果
的にウェハ保持プラットフォームが回転せずにその点が
X,Y座標系で移動するように、その点が元の位置から
第1の位置まで移動し、次に第2の位置まで移動し、次
に第3の位置まで移動する。
【0009】本発明は、一実施態様では、第1の回転軸
を有する第1のクランプと、第2の回転軸を有する第2
のクランプと、第1のクランプおよび第2のクランプに
独立して結合可能なウェハ保持プラットフォームとを含
む、ウェハ位置決めシステムも提供する。第1の軸およ
び第2の軸は非同心である。ウェハ保持プラットフォー
ムは、第1のクランプおよび第2のクランプを独立して
回転することにより、複数のX,Y位置に位置決め可能
である。通常、少なくとも1つのモータが第1のクラン
プおよび第2のクランプの一方に結合され、クランプの
回転運動を行わせる。
【0010】本発明の他の態様によれば、コンピュータ
可読記憶媒体を備えたコンピュータ・システムが、本発
明の様々な方法を実行するためにウェハ位置決めシステ
ムの制御を行う。このため、X,Y並進を実行するため
に必要な回転運動は、ウェハ位置決めシステムで自動的
に制御することができる。
【0011】本発明の他の様々な態様および特徴は、以
下の説明を検討すると明らかになるだろう。
【0012】同様の参照番号が同様の要素を示す添付図
面に関連して、本発明の様々な実施形態について詳しく
説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下の説明では本発明の例を示
す。しかし、この説明を検討すれば、本発明の他の例が
当業者に明らかになることが分かるだろう。したがっ
て、この説明と添付図面は、例示のためのものであり、
本発明を限定的に解釈するために使用するものではな
い。
【0014】ほとんどのウェハ位置決めステージは、直
交方向に沿った直線運動の組合せに基づいている。しか
し、長い間、平面内の並進は非同心の中心の周りでの回
転の組合せから構築できることが知られていた。移動の
終点における正確な位置だけを必要とする応用例の場
合、直線並進運動ではなく、回転運動に基づく回転ステ
ージは多くの実用的な利点を有する可能性がある。ウェ
ハ・プローブを実行するウェハ・プローバの場合、その
利点としては、単純性、丈夫さ、コストの低下などがあ
る。このような利点は2つの点で得られる。第1の点
は、現在、多くのソースから入手可能な一般的に使用可
能な技術によって回転ステージを構築できることであ
る。大型ウェハをサポートし、3ミクロンの位置決め分
解能を提供するための回転ステージは、容易に入手可能
なベアリング、サーボ・モータ、アングル・エンコー
ダ、コントローラを使用して達成可能である。このよう
な大型ウェハは、約300ミリメートルまたはそれ以上
の大きさである可能性がある。このような利点が得られ
る第2の点は、回転ウェハ位置決めステージの使用によ
って可能になる構成変更による。たとえば、運動中の視
覚システムからのフィードバックがウェハ・プラットフ
ォームの適正運動の制御を支援するような、閉ループ・
ウェハ運動を得ることが可能である。
【0015】図3Aは、本発明の一実施形態によるウェ
ハ位置決めシステム50を示している。ハウジング構造
体51は2つのクランプ52および53をサポートし、
そのそれぞれは独立してウェハ保持プラットフォームま
たはウェハ・チャック54に結合可能である。各クラン
プは、そのクランプの回転軸を決めるスピンドルを含
む。図3Aに示す例のスピンドル55は、同図が示す平
面図から見ることができる。ウェハ・チャック54は、
通常、ウェハを保持するための真空リングを備えてる。
ウェハ・チャック54の底部は磁気的にやわらかい材料
である。クランプ52および53は、そのクランプのそ
れぞれのシャフトまたはスピンドルによりパワーを受け
取る電磁石を含む。すなわち、クランプは励磁される電
磁石によりシャフトに固定されたり、解放されたりす
る。この励磁パワーは、以下に記載する本発明の方法に
より動作するクランプ制御回路によって制御される。ク
ランプ内の電磁石が励磁されると、ウェハ保持プラット
フォーム54はクランプの表面に垂直の磁気力によって
拘束される。ウェハ保持プラットフォームの横方向拘束
は、クランプとウェハ保持プラットフォーム54の底部
表面との摩擦力によって達成される。シャフト55およ
び56はクランプ52および53にそれぞれ固定され
る。これらのシャフトはウェハ保持プラットフォーム5
4の運動の表面に対して垂直に伸びている。
【0016】図3Bは、ウェハ位置決めシステム50の
側面図を示している。シャフト55と56は、構造体5
1の上部プラットフォームにある穴から挿入されてい
る。アングル・エンコーダ58、59は、シャフト5
5、56にそれぞれ固定されている。これらのアングル
・エンコーダは、コンピュータ・システムまたは他のデ
ィジタル処理システムなどの制御システムに角位置情報
を供給するが、図7はコンピュータ・システムとして実
現されたこのような制御システムの一例を示している。
モータ61はシャフト55に回転力を供給し、その結果
このシャフトがクランプ52を回転させる。同様に、回
転モータ62は、クランプ53を回転させるためにシャ
フト56を介してクランプ53に回転力を供給する。モ
ータおよびクランプ・コントローラ61aは、モータ6
1とクランプ52を制御する。同様に、モータおよびク
ランプ・コントローラ62aは、モータ62とクランプ
53を制御する。ただし、これらの制御は、1つの制御
ユニットが両方のモータと両方のクランプを制御するよ
うに、ひとまとめに統合できることが分かるだろう。ま
た、ウェハ保持プラットフォーム54は真空リングに加
え、他の機構も含むことができ、たとえば、ウェハ保持
プラットフォーム54はプローブ・カード上のピンを見
る、すなわち調べるためのカメラを含むことが分かるだ
ろう。
【0017】図3Cは、ウェハ・プローバ80における
本発明によるウェハ位置決めシステムの使い方の一例を
示している。ウェハ・プローバ80は、構造体51の全
体をウェハ保持プラットフォーム54とともにZ方向に
上下に移動するZモータ・システム71を含む。このZ
モータ・システム71は、図3Cに示すように、その構
造体の底部の下に取り付けられている。ウェハ・チャッ
ク54のエッジは、プローブ・カード73上のプローブ
・ピンすなわち電極74を調べるために使用可能なカメ
ラ72を含む。また、ウェハ・プローバ80はブラケッ
ト75に取り付けられたカメラ76も含み、カメラ76
は、図3Cに示すように、ウェハ12などのウェハ保持
プラットフォーム54上のウェハを調べるために使用す
ることができる。プローブ・ピン74に対するウェハ1
2の正確な位置決めは、構造体51に取り付けられたカ
メラ77を使用して行うことができる。カメラ77は、
ウェハ・チャック54の底部に固定された2次元位置エ
ンコーダ78を調べるものである。ダイ・ボンディング
・パッドなどのウェハ上の形状は、カメラ76によって
ウェハ上の形状を調べ、同時にカメラ77によってエン
コーダ78を調べることにより、エンコーダ78に対し
て正確に配置される。カメラ77に対するプローブ・ピ
ン74の位置は、カメラ72によってプローブ・ピン7
4を調べ、カメラ77によってエンコーダ78を調べる
ことにより、決定することができる。図7に示す例を参
照すると、次にプロセッサ206は、ウェハ12上のダ
イ・ボンド・パッドにピン74を位置合わせするために
必要なウェハ・チャックの最適位置を計算する。プロー
ブ・ピン74からのカメラ77の光軸のずれはこの構成
では小さくすることができるので、アッベ・オフセット
・エラーを小さくすることができる。ウェハ・プローバ
・システム80に含まれる他の機構としては、高温でウ
ェハ上のICをテストするためにウェハ保持プラットフ
ォームを加熱するための加熱サブシステム、カメラ72
および76が適度な照明でウェハまたはプローブ・カー
ドを調べられるようにこのカメラに光を供給するための
照明システム、ICに印字するための印字機(inke
r)などを含むことができる。ウェハ・プローバ・シス
テム80の動作は従来のウェハ・プローバ・システムと
同様であるが、従来のウェハ・プローバのようにウェハ
保持プラットフォームを直線移動するのではなく、ウェ
ハ保持プラットフォーム54を回転することにより、ク
ランプ52および53の表面によって決められた平面内
でウェハ保持プラットフォーム54が並進する。したが
って、ウェハ12上のICは、ピン74がIC上の適切
なボンディング・パッドのすぐ上にくるようにウェハ保
持プラットフォーム54を適切に回転させることによ
り、プローブ・カード73上の適切なプローブ・ピン7
4の下に位置決めされる。X,Y平面内のこの移動を達
成した後、Zモータ・システム71を使用してウェハ1
2を持ち上げると、ウェハ12上のIC上の適切なボン
ディング・パッドが適切なプローブ・ピン74に電気的
に接触するようになる。ただし、代替ウェハ・プローバ
は、クランプ52および53の上にあり、ウェハ保持プ
ラットフォームの上部表面の下にあり、しかもその上部
表面をクランプに対してZ方向に上下に移動するZステ
ージを有することができることが分かるだろう。
【0018】図4は、本発明による方法の一例を示すフ
ローチャートであり、2つのクランプを3回交互に回転
するシーケンスにより、ウェハ保持プラットフォームが
X,Y平面内で移動する。この特定の例では、結果的
に、すなわち最終的にはウェハ保持プラットフォームは
回転せずにウェハ保持プラットフォーム上の点の並進を
達成する。ウェハ・プローバの場合、これはしばしば重
要なことである。というのは、プローブ・カード上のピ
ンは通常、矩形状に配置され、これらのピンは普通は回
転できないからである。したがって、適切なプローブ・
ピンがテストすべきIC上の適切なボンディング・パッ
ドに確実に接触するようにするために、ウェハの回転な
しにウェハをXおよびY方向のみに移動することは重要
なことである。
【0019】図4は、本発明の一例を実施するための方
法100を示している。この方法はステップ102から
始まり、そこで第1のクランプが解放される。これは、
第1のクランプ内の電磁石への通電を遮断することによ
って行うことができる。次にステップ104では、第2
のクランプが回転される(ウェハ保持プラットフォーム
を捕捉してそれを回転するために第2のクランプがすで
に活動化されているものと想定する)。回転の量は、元
の位置と最終位置との間に必要なX,Y移動の量によっ
て決定される。これについては以下に詳述する。一実施
形態では、回転は−(θ1+θ2)に等しい量だけ行われ
る。ステップ106では、ステップ104で第2のクラ
ンプを回転した後で、第1のクランプが活動化される。
この活動化は、第1のクランプ内の電磁石を励磁するこ
とにより、行うことができる。次にステップ108では
第2のクランプが解放され、ステップ110では第2の
クランプを解放状態に保持しながら第1のクランプが回
転される。ステップ110での第1のクランプの回転の
量は、所望のX,Y並進によって決まり、一実施形態で
は、ステップ110の回転はθ1 に等しい量だけ行われ
る。ステップ110での回転後、第2のクランプはステ
ップ112でもう一度活動化される。ただし、ステップ
104などの回転が行われるたびに、ウェハ保持プラッ
トフォームを捕捉してそれを回転するために、回転を行
っている適切なクランプが回転の時点で活動化されるこ
とが分かるだろう。ステップ114では第1のクランプ
が解放され、次にステップ116では第2のクランプが
もう一度回転される。ステップ116での第2のクラン
プの一例の回転の量はθ2 である。最後に、ステップ1
18では、ウェハ保持プラットフォームが第1のクラン
プと第2のクランプの両方によって保持されるように、
第1のクランプが活動化される。この時点でウェハ・プ
ローブは、ウェハ上の少なくとも1つの集積回路のボン
ディング・パッドがプローブ・カードまたはピンまたは
電極用の他のサポート構造体上のプローブ・ピンまたは
他の接続電極に電気的に接触するように、プローブ・カ
ードを移動するかまたはウェハ保持プラットフォームを
移動することによって行うことができる。
【0020】図5A、図5B、図5C、図5Dは、2つ
のクランプ52および53に対するウェハ保持プラット
フォーム54の4つの位置の平面図を示している。図5
Aは、特に、図4のステップ104における回転前のウ
ェハ保持プラットフォーム54の元の位置を示してい
る。図5Bは、ステップ102でクランプ53が解放さ
れ、ステップ104でクランプ52が回転された後のウ
ェハ保持プラットフォーム54の位置を示している。図
5Cは、ステップ108でクランプ52が解放され、ス
テップ110でクランプ53が回転するというステップ
108および110の後のウェハ保持プラットフォーム
54の平面図を示している。図5Dは、ステップ114
でクランプ53が解放され、ステップ116でクランプ
52が回転されるというステップ114および116の
結果のウェハ保持プラットフォーム54の位置を示して
いる。このような回転は、シャフトとクランプ52およ
び53にそれぞれ接続されたサーボ・モータ61および
62によって行うことができる。各シャフトは、各クラ
ンプが回転したときにそのクランプの角位置が制御シス
テム(たとえば、図7を参照)によって把握されるよう
に、クランプ位置のフィードバック制御のためにアング
ル・エンコーダを備えている。回転サーボ技術は周知の
技術である。
【0021】この説明の以下の項では、結果的にウェハ
を回転せずにX,Y平面内の移動を行わせるために様々
な回転の量を決定する方法を示す理論分析について説明
する。以下の説明では図6を参照するが、同図にはクラ
ンプ52の1つの回転軸を決めるシャフト55の上に重
ねられたウェハ40の外周部が示されている。また、シ
ャフト56の端部は点Bに示し、シャフト55の端部は
点Aに示す。クランプによって行われた回転によって
X,Y平面内の回転が引き起こされ、回転軸は図6に示
すようにZ軸に平行になる。以下の説明では、X方向の
XおよびY方向のYによる一般的な並進または移動につ
いて説明する。図6の「A」は(0,d/2)という
X,Y位置にある回転軸として扱い、図6の「B」は
(0,−d/2)に位置する第2の回転軸と見なす。図
6は、軸B上の点がP2 という点(図6に示す点15
2)まで移動する際の幾何学的作図を示している。
【0022】第1のステップは、点Bが点P1 (点15
1)まで移動するように角度153として示す量θ1
け軸A(シャフト55によって定義される)の周りでク
ランプ52を回転することである。ただし、ウェハ40
上の点Bのその元の位置から点P1 までの移動は、P1
およびP2が回転軸Bから等距離になるように行うこと
に留意されたい。P2 が距離2dより回転軸Bにより近
い場合にこれが可能であることは図6から明らかであ
る。図6に示すように、回転軸Aと回転軸Bとの距離
は、参照番号150で示された距離dとして示される。
次に、軸Bの周りで角度θ2 (基準角154として示
す)だけ回転することにより点P1が点P2まで移動す
る。ただし、点BをP2 まで移動させる間に、ウェハ4
0全体もθ1+θ2という正味角度だけ回転したことに留
意されたい。
【0023】結果的にウェハ40を回転せずにX,Yで
純粋な並進を達成するため、軸Aの周りのθ1と軸Bの
周りのθ2という2回の回転の前にB軸の周りで−θ1
θ2という量の初期回転を行うことができる。ウェハ4
0上のBにある点はこの初期回転で移動しないので、B
の点はもう一度P2 に到達するが、この時点では、3回
のすべての回転後に正味の回転は一切行われていないこ
とになる。この3回の回転後の正味回転角は0なので、
この3回の回転によって行われる運動はX,Yにおける
純粋な並進である。この事実は以下の計算分析によって
検証することができる。
【0024】A軸の周りの回転は次式で表される。
【数1】 ただし、B軸の周りの対応する回転RB は上記の式のd
を−dに置き換えることによって得られる。上記の並進
は、次式のようにこれらの回転で表すことができる。
【数2】 式中、(x’,y’)は点(x,y)の最終静止位置で
ある。上記の式を展開すると次式が得られる。
【数3】 これは、平面内のすべての点の並進が予想通りになるこ
とを示している。
【0025】式3は重要であるが、所与の並進の場合の
回転角を決定するという逆の問題に対処する。代数によ
り、以下の関係が明らかになる。
【数4】 式中、dはAとBとの距離であり、Rは並進の長さであ
る。式4によれば、回転角θ1の向き(符号)はA軸の
周りで時計回り(負)または反時計回り(正)のいずれ
かになる。点P2に到達するには、Bの周りでθ2だけ回
転を行う。さらに、代数により、次式が得られる。
【数5】 反時計回りのθ1と時計回りのθ1について、次式が得ら
れる。
【数6】
【0026】式4、式5、式6を検討すると、上記の式
と一致する半径2dの円内に入るように3回の回転によ
る並進が制限されることが分かる。わずか3回の回転で
直径300mmのディスク(たとえば、12インチのウ
ェハ)内のどこかで運動が起こるようにするためには、
軸同士の間隔が等しくなるかまたは150mmを上回る
ように選択しなければならない。AとBとの間隔がより
小さい場合も可能であるが、数回の移動のために4回以
上の回転が必要になるだろう。
【0027】図7は、従来の汎用コンピュータ・システ
ムにすることができるディジタル処理システムを示して
いる。このシステム200は、カメラ(視覚システムの
一部分を形成する)からの入力とエンコーダ58および
59などのエンコーダからの情報を受け取り、回転モー
タと、図3Bに示すコントローラ61aおよび62aな
どのクランプ・コントローラに入力を供給することによ
り、ウェハ位置決めシステム50を制御するために使用
することができる。図7に示すこのような入力と出力は
処理システム200の残りの部分との間でデータをやり
とりする入出力コントローラ201によって行われる。
通常、プロセッサ206は、ハード・ディスクなどの大
容量記憶装置210から実行可能コンピュータ・プログ
ラム命令を取り出し、ランダム・アクセス・メモリにす
ることができるメモリ208に値を格納する汎用マイク
ロプロセッサである。システム200の様々な構成要素
を相互接続する少なくとも1つのバス204により、こ
のシステム内でデータが交換される。同じく図7に示す
ように、システムは、従来のCRTモニタなどの表示装
置212を含むことができ、コントローラ214の制御
下で動作するキーボードなどのユーザ入出力制御入力を
さらに含むことができる。
【0028】プロセッサ206は、通常、特定の並進に
必要な様々な回転を決定するために上記の計算を実行す
る。さらに、プロセッサは、図4に示す方法などの本発
明の方法により動作するようにクランプおよびモータの
制御を行う。このため、自動ウェハ位置決めシステム
は、比較的安価に提供することができ、しかも高い位置
決め分解能をもたらすことができる。
【0029】上記のように、本実施形態は、コンピュー
タのハードウエアによって実施される。そのハードウエ
アシステムで用いられるプログラムは当然のことながら
記録媒体に記録された状態で提供される。このプログラ
ムを記憶させた媒体としては、例えばフレキシブルディ
スク、CD−ROM、メモリカードその他あらゆる媒体
を使用できる。媒体に記録されたプログラムは、ハード
ウエアに組み込まれている記憶装置、例えばハードディ
スクなどにインストールされることにより、プログラム
が実行できるようになる。
【0030】上記の説明では本発明の例を示している。
この開示内容を参照すると、本発明の他の代替例および
実施態様が存在することが分かるだろう。たとえば、ク
ランプおよびクランプ解除は真空を使用して行うことが
できる。真空ポンプを各クランプに結合し、各クランプ
に選択的に真空を施すことができる。クランプに真空が
施されると、それはウェハ保持プラットフォームを捕捉
し、真空が施されないと、ウェハ保持プラットフォーム
はそのクランプに対して自由に動けるようになる。クラ
ンプの表面は、真空によってクランプに対してウェハ保
持プラットフォームを吸い込めるようにするための穴を
含み、これと同じ穴を使用すると、クランプがウェハ保
持プラットフォームを捕捉しないときにクランプの上面
にエア・ベアリングを発生するように空気を注入するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ウェハ・プローブ・システムの側面図であ
る。
【図2】 先行技術のウェハ位置決めシステムの斜視図
である。
【図3】 本発明のウェハ位置決めシステムの平面図
(A)、側面図(B)およびウェハ・プローバの一例に
おける本発明によるウェハ位置決めシステムの使い方の
一例を示す図(C)である。
【図4】 本発明の方法の一実施形態による様々なステ
ップを示すフローチャートである。
【図5】 様々な回転運動が行われた後の本発明のウェ
ハ位置決めシステムの平面図である。
【図6】 本発明の一例で使用する一連の回転からの並
進の幾何学的作図である。
【図7】 本発明のウェハ位置決めシステムを制御する
ために使用可能なコンピュータ・システムの一例を示す
図である。
【符号の説明】 50 ウェハ位置決めシステム 51 ハウジング構造体 52、53 クランプ 54 ウェハ・チャック、ウェハ保持プラットフォーム 55、56 シャフト 58、59 アングル・エンコーダ 61 モータ 61A モータおよびクランプ・コントローラ 62 回転モータ 62A モータおよびクランプ・コントローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月25日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図6】
【図4】
【図7】

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェハ保持プラットフォームを位置決め
    するための方法において、 ウェハ保持プラットフォームに第1のクランプを結合す
    るステップと、 ウェハ保持プラットフォームから第2のクランプを切り
    離すステップと、 ウェハ保持プラットフォームを第1の位置まで移動させ
    るように第1のクランプを回転させるステップとを含む
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 ウェハ保持プラットフォームから第1の
    クランプを切り離している間にウェハ保持プラットフォ
    ームに第2のクランプを結合するステップと、 ウェハ保持プラットフォームを第2の位置まで移動させ
    るように第2のクランプを回転させるステップとをさら
    に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ウェハ保持プラットフォームから第2の
    クランプをもう一度切り離している間にウェハ保持プラ
    ットフォームに第1のクランプをもう一度結合するステ
    ップと、 ウェハ保持プラットフォームを第3の位置まで移動させ
    るように第1のクランプをもう一度回転するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ウェハ保持プラットフォーム上の点が第
    3の位置まで移動した後で結果的にウェハ保持プラット
    フォームが回転せずにその点がX,Y座標系で移動する
    ように、その点が元の位置から第1の位置まで移動し、
    次に第2の位置まで移動し、次に第3の位置まで移動す
    ることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 結合ステップが、ウェハ保持プラットフ
    ォームに第1のクランプを電磁的に結合することによっ
    て行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ウェハ保持プラットフォームの位置のフ
    ィードバックを行うために回転移動を監視するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 第1のクランプと第2のクランプが独立
    してウェハ保持プラットフォームに結合可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ウェハ保持プラットフォーム上に配置さ
    れた集積回路をテストするためにプローブ・プラットフ
    ォーム上のプローブ接点に対してウェハ保持プラットフ
    ォームを2次元で移動させるステップをさらに含むこと
    を特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 第1の回転軸を有する第1のクランプ
    と、 第2の回転軸を有する第2のクランプとを含み、第1の
    軸と第2の軸は非同心であり、 第1のクランプと第2のクランプに独立して結合可能で
    あり、第1のクランプと第2のクランプを独立して回転
    させることにより、複数のX,Y位置に位置決め可能で
    あるウェハ保持プラットフォームを含むことを特徴とす
    るウェハ位置決めシステム。
  10. 【請求項10】 第1のクランプおよび第2のクランプ
    の一方に結合される少なくとも1つのモータをさらに含
    むことを特徴とする請求項9に記載のウェハ位置決めシ
    ステム。
  11. 【請求項11】 第1のクランプに結合された第1の回
    転モータと、 第2のクランプに結合された第2の回転モータとをさら
    に含むことを特徴とする請求項9に記載のウェハ位置決
    めシステム。
  12. 【請求項12】 第1のクランプに結合された第1のア
    ングル・エンコーダと、 第2のクランプに結合された第2のアングル・エンコー
    ダとをさらに含み、第1および第2のアングル・エンコ
    ーダが、複数のX,Y位置でウェハ保持プラットフォー
    ム上の複数の点のそれぞれを位置決めするために回転位
    置情報を供給することを特徴とする請求項11に記載の
    ウェハ位置決めシステム。
  13. 【請求項13】 ウェハ保持プラットフォームに結合さ
    れたときに第1のクランプが電磁的に結合され、ウェハ
    保持プラットフォームに結合されたときに第2のクラン
    プが電磁的に結合されることを特徴とする請求項12に
    記載のウェハ位置決めシステム。
  14. 【請求項14】 ウェハ保持プラットフォームに結合さ
    れたZ運動ステージをさらに含み、Z運動ステージがウ
    ェハ保持プラットフォームを複数のZ位置まで移動する
    ことを特徴とする請求項13に記載のウェハ位置決めシ
    ステム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のウェハ位置決めシ
    ステムを有するウェハ・プローバ・システムにおいて、 ウェハ保持プラットフォーム上のウェハを調べるための
    第1のカメラと、 プローブ・カードを調べるための第2のカメラと、 第1および第2のカメラの検査動作のために光を供給す
    るための照明システムと、 第1のカメラおよび第2のカメラと第1のアングル・エ
    ンコーダおよび第2のアングル・エンコーダとに結合さ
    れ、複数のX,Y位置にウェハ保持プラットフォームを
    位置決めするために第1および第2のクランプの回転を
    制御するプロセッサとを含むことを特徴とするウェハ・
    プローバ・システム。
  16. 【請求項16】 第1および第2のクランプを個別に3
    回回転するだけで複数のX,Y位置に複数の点のそれぞ
    れを位置決めできるようにする距離だけ第1の軸と第2
    の軸が分離されていることを特徴とする請求項14に記
    載のウェハ位置決めシステム。
  17. 【請求項17】 システムにより、直線並進後に結果的
    にウェハ保持プラットフォームが回転せずに複数のX,
    Y位置まで複数の点のそれぞれを直線並進することがで
    きることを特徴とする請求項16に記載のウェハ位置決
    めシステム。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つのモータが、第1のク
    ランプおよび第2のクランプに独立して結合可能である
    ことを特徴とする請求項10に記載のウェハ位置決めシ
    ステム。
  19. 【請求項19】 ディジタル処理システムで実行された
    ときに、ディジタル処理システムがウェハ位置決めシス
    テムを制御するようにする複数のコンピュータ・プログ
    ラム命令を含むコンピュータ可読記憶媒体において、 ウェハ保持プラットフォームに第1のクランプを結合す
    るステップと、 ウェハ保持プラットフォームから第2のクランプを切り
    離すステップと、 ウェハ保持プラットフォームを第1の位置まで移動させ
    るように第1のクランプを回転するステップとを含む方
    法を実行することによって制御させることを特徴とする
    コンピュータ可読記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記方法が、 ウェハ保持プラットフォームから第1のクランプを切り
    離している間にウェハ保持プラットフォームに第2のク
    ランプを結合するステップと、 ウェハ保持プラットフォームを第2の位置まで移動させ
    るように第2のクランプを回転するステップとをさらに
    含むことを特徴とする請求項19に記載のコンピュータ
    可読記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記方法が、 ウェハ保持プラットフォームから第2のクランプをもう
    一度切り離している間にウェハ保持プラットフォームに
    第1のクランプをもう一度結合するステップと、 ウェハ保持プラットフォームを第3の位置まで移動させ
    るように第1のクランプをもう一度回転させるステップ
    とをさらに含み、ウェハ保持プラットフォーム上の点が
    第3の位置まで移動した後で結果的にウェハ保持プラッ
    トフォームが回転せずにその点がX,Y座標系で直線的
    に移動するように、その点が元の位置から第1の位置ま
    で移動し、次に第2の位置まで移動し、次に第3の位置
    まで移動することを特徴とする請求項20に記載のコン
    ピュータ可読記憶媒体。
  22. 【請求項22】 ウェハ保持プラットフォームに結合さ
    れた位置エンコーダと、位置エンコーダを調べる第1の
    カメラとをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載
    のウェハ位置決めシステム。
  23. 【請求項23】 位置エンコーダに対してウェハ上の形
    状を位置決めするために、第1のカメラが位置エンコー
    ダを調べ、第2のカメラがウェハ保持プラットフォーム
    上に配置されたウェハを調べることを特徴とする請求項
    22に記載のウェハ位置決めシステム。
  24. 【請求項24】 第1のカメラに対して電極サポート上
    の少なくとも1つの電極を配置するために、第3のカメ
    ラが少なくとも1つの電極を調べ、第1のカメラが位置
    エンコーダを調べることを特徴とする請求項23に記載
    のウェハ位置決めシステム。
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