JPH11191030A - アプリケーションプログラムの操作方法 - Google Patents

アプリケーションプログラムの操作方法

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JPH11191030A
JPH11191030A JP9358792A JP35879297A JPH11191030A JP H11191030 A JPH11191030 A JP H11191030A JP 9358792 A JP9358792 A JP 9358792A JP 35879297 A JP35879297 A JP 35879297A JP H11191030 A JPH11191030 A JP H11191030A
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JP9358792A
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Toshihiko Miyazaki
敏彦 宮崎
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自分自身では用いていない機能名を、マニュ
アル等の説明書を読むことなく知ることができ、該当操
作者が知らないアプリーケーションの機能を知ることが
できるアプリケーションプログラムの操作方法を提供す
る。 【解決手段】 アプリケーションプログラムの操作方法
では、アプリケーション1の操作を監視し、呼び出され
た機能名を取り出す操作監視手段2と、操作監視手段2
からの機能名を操作者の操作履歴として記憶する操作履
歴記憶手段3と、該当するアプリケーションの操作に精
通した操作者を記憶する操作者記憶手段5と、操作者記
憶手段5に記憶した情報を基に、どのアプリケーション
の履歴を比較するかを操作者に選択させる比較対象選択
手段6と、操作履歴記憶手段3に記憶した操作履歴と比
較対象選択手段6により選択された操作履歴を比較する
操作履歴比較手段4と、比較結果を差分として操作者に
提示する差分提示手段7とを有し、操作者の操作方法を
他の操作者に伝達するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
プログラムの操作方法に関し、詳細には、種々のソフト
ウェアの使用方法に関する個々人のノウハウを、他の人
間に簡便に伝達するようにしたアプリケーションプログ
ラムの操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータシステム、ΡOSシ
ステム、各種データ処理装置などの装置では、基本ソフ
トウェアシステム上で動作し、利用者が実際に必要とす
る機能を提供するアプリケーションプログラム(以下、
アプリケーションという)を備えており、ユーザの操作
によって実行可能に構成されている。
【0003】従来アプリケーションの操作を覚えるため
には、1.マニュアルを良く読む、2.操作に詳しい人
間に聞いたり指導してもらう、など自分自身で積極的に
努力する方法が一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多機能化が進
んだアプリケーションでは、アプリケーションが提供す
る機能の中から、自身が必要とする機能や、知っている
と便利な機能を捜し出すのは非常に困難になっており、
必要最小限の機能の使い方を覚えただけで、そのままに
過ごしていることもしばしばであるという問題点があっ
た。
【0005】また、ソフトウェアによっては、全ての利
用可能な機能に対して十分なドキュメントが用意されて
いるとは限らないということもあり、そのアプリケーシ
ョンにあまり精通していない人間では知り得ない機能が
存在するという問題点もあった。
【0006】本発明は、自分自身では用いていない機能
名を、マニュアル等の説明書を読むことなく知ることが
でき、ネットワーク上で複数の操作者が同一のアプリケ
ーションを操作している場合にも、該当操作者が知らな
いアプリーケーションの機能を知ることができるアプリ
ケーションプログラムの操作方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアプリケー
ションプログラムの操作方法は、アプリケーションプロ
グラムの操作方法であって、アプリケーションの操作を
監視し、呼び出された機能名を取り出す操作監視手段
と、操作監視手段からの機能名を操作者の操作履歴とし
て記憶する操作履歴記憶手段と、該当するアプリケーシ
ョンの操作に精通した操作者を記憶する操作者記憶手段
と、少なくとも操作者記憶手段に記憶した情報を基に、
どのアプリケーションの履歴を比較するかを操作者に選
択させる比較対象選択手段と、操作履歴記憶手段に記憶
した操作履歴と比較対象選択手段により選択された操作
履歴を比較する操作履歴比較手段と、比較結果を操作者
に提示する提示手段とを有し、操作者の操作方法を他の
操作者に伝達することを特徴とする。
【0008】本発明に係るアプリケーションプログラム
の操作方法は、ネットワークアドレスを基に装置間で通
信を行うとともに、操作履歴記憶手段から操作履歴を読
み出す履歴通信手段と、操作者名とその操作者の操作履
歴がどの装置の操作履歴記憶手段にあるかを記憶するア
ドレス記憶手段と、操作履歴比較手段から読み出し要求
のあった操作者名を基に、アドレス記憶手段から対応す
るネットワークアドレスを得、該アドレスを基に履歴通
信手段を用いて操作履歴記憶手段に記憶した該当操作者
名の該当アプリケーションの操作履歴を収集する履歴収
集手段とを備え、ネットワーク上に分散した環境で利用
しているアプリケーション操作者の間においてアプリケ
ーションの操作方法を伝達可能にしたことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るアプリケーションプ
ログラムの操作方法は、インターネットを使用したアプ
リケーションの操作方法に適用することができる。
【0010】第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態に係るアプリケーション
プログラムの操作方法の構成を示す図である。
【0011】図1において、1はアプリケーション、2
は操作監視手段、3は操作履歴記憶手段、4は操作履歴
比較手段、5は操作者記憶手段、6は比較対象選択手
段、7は差分提示手段、10は操作者である。
【0012】操作者10は、アプリケーションを、実際
に操作(利用)しているユーザである。
【0013】上記アプリケーション1は、ワードプロセ
ッサや表計算ソフトなど、種々の機能を有する、いわゆ
るアプリケーションソフトウェアである。
【0014】アプリケーション(以下、適宜ΑPと略記
する)1が提供する各種の機能は、例えばグラフィカル
ユーザインタフェース(GUI)を採用するAPの場
合、メニューの選択,ボタンのクリック,ショートカッ
トキー操作などにより呼び出され、内部的にはその機能
を実現するところのプログラムの対応部分の実行を促
す。
【0015】上記操作監視手段2は、操作者10によっ
て使われたアプリケーション1の機能を監視し、操作履
歴記憶手段3に伝達するための手段である。
【0016】操作監視手段2は、操作者10の操作によ
って呼び出され実行されたプログラム中の対応部分を識
別するための機能名を、操作履歴記憶手段3に伝える。
ここで機能名としては、例えばプログラム中の関数名で
あってもよいし、実行部分の先頭アドレスであってもよ
いし、「フッタ設定」といった自然言語に近い文字列で
あってもよく、以下では単に機能名と呼ぶ。
【0017】上記操作履歴記憶手段3は、操作監視手段
2から送られてくる機能名を、順次メモリに記憶する手
段である。
【0018】図2は上記操作履歴記憶手段3による操作
履歴記憶の例を示す図である。図2では、操作者名表,
アプリケーション名表,操作履歴表を単純な表の形式で
例示しているが、他の方法、例えばハッシュ表を用いる
方法など、他の方法で記憶してもよい。
【0019】図2において、各構成要素の意味は以下の
通りである。
【0020】100は、操作者名の表である。操作履歴
記憶手段3が管理している操作者名ごとに、その操作者
が使うアプリケーション名とその操作履歴を記憶、参照
するための表である。
【0021】101は、操作者名が格納される領域であ
る。
【0022】102は、アプリケーション名とその操作
履歴への参照が格納される領域である。
【0023】110は、アプリケーション名表であり、
アプリケーション名とその操作履歴の組より構成され
る。
【0024】111は、アプリケーション名が格納され
る領域である。図2では、GnuEmacsというアプ
リケーション名が格納されている。
【0025】112は、操作履歴表への参照が格納され
る領域である。図2では、miyaという操作者名がG
nuEmacsというアプリーケーション名を持つアプ
リケーションに対して用いた機能の機能名を記憶,参照
するために用いる。
【0026】120は、操作履歴表である。
【0027】121は、その時点で操作履歴表に格納さ
れている機能名の数が格納される。
【0028】122,123,124は、実際に用いら
れた機能名が格納される領域である。図2では、cen
ter−paragraph,self−inser
t,fill−paragraphという機能名が用い
られたことを意味する。
【0029】図1に戻って、操作者記憶手段5は、アプ
リケーション名と操作者名のリストの組を記憶する手段
である。ここで、操作者名のリストとは、操作者10が
各アプリケーションごとに指定するものであり、そのア
プリケーションの操作に関してノウハウを有すると考え
ている操作者の名前のリストである。通常は、アプリケ
ーションによって、そのアプリケーションのエキスパー
トは異なっている。また、同じアプリケーションでも、
仕事内容や用途によって、用いる機能も異なってくる。
【0030】このために本実施形態では、ユーザ(アプ
リケーションの操作者)は、自身が比較したい操作者を
アプリケーションごとに決め、操作者記憶手段5に記憶
させる。
【0031】図3は上記操作者記憶手段5に記憶される
情報の例を示す図である。図3において、それぞれの領
域の意味は以下に示す通りである。
【0032】アプリケーション名201 アプリケーションを表す名前を格納する。図3ではGn
uEmacsと、idrawという名前のアプリケーシ
ョンが格納されている。
【0033】操作者名のリスト202 左側に示したアプリケーション名に関して、比較対象と
なる操作者名を格納する。GnuEmacsという名前
のアプリケーションの場合miya,tabata,y
amamotoの三人の操作者名が格納されている。
【0034】図1に戻って、比較対象選択手段6は、操
作者記憶手段5に記憶されているアプリケーションのう
ち、操作者10がその時点でノウハウを得たいと考える
アプリケーション名を、操作者10に選択させるための
手段であり、選択されたアプリケーション名とそれに関
連付けられた操作者名のリストは、操作履歴比較手段4
に送られる。
【0035】操作履歴比較手段4は、 1.比較対象選択手段6によって選択されたアプリケー
ション名(以下、ΑP1)と操作者名のリストを得、 2.各操作者名の操作履歴を記憶している複数の操作履
歴記憶手段8,9(図示略)から、選択されたΑP1に
関する操作履歴を取り出し、 3.操作履歴記憶手段3のAP1に関する操作履歴との
比較を行い、差分を差分提示手段7に送る、手段であ
る。
【0036】差分提示手段7は、操作履歴比較手段4か
ら送られてくる差分を操作者10に提示する手段であ
る。
【0037】以下、上述のように構成されたアプリケー
ションプログラムの操作方法の動作を説明する。
【0038】本実施形態に係るアプリケーション操作ノ
ウハウ伝達方法の動作フェーズは大きく2つに分かれ
る。説明の便宜ため、以下では各フェーズごとに動作の
説明を行う。
【0039】1.操作履歴の記憶フェーズ 図4は操作履歴の記憶フェーズの処理を示すフローチャ
ートであり、図中Sはフローの各ステップを示す。
【0040】プログラムがスタートすると、まず、ステ
ップS101で操作者10の操作によって、操作に対応
したアプリケーション1中の特定のプログラム部分が呼
び出される。例えば、GnuEmacsと呼ばれる編集
ソフトを使用している場合を考えると、キーボードのメ
タキーとqキーを同時に押下した場合、fill−pa
ragraphという名前の関数が呼び出される。
【0041】次いで、ステップS102で操作監視手段
2によって、呼び出されたアプリケーション1の機能名
(この例の場合、fill−paragraph)と、
アプリケーション1のアプリケーション名(この場合、
GnuEmacs)及びユーザ名(仮にmiyaとす
る)が操作履歴記憶手段3に送られる。
【0042】ステップS103では、操作履歴記憶手段
3によりアプリケーションから送られてくる情報を基
に、例えば図2に示すような操作履歴を順次作成し記憶
する。すなわち、アプリケーションから送られてくるア
プリケーション名OPnamaと操作者名OPnama
を基に機能名FNnameを操作履歴に追加して本フロ
ーを終了する。
【0043】2.操作履歴の比較と提示フェーズ 図5は操作履歴の比較と提示フェーズの処理を示すフロ
ーチャートである。
【0044】まず、ステップS201で操作者10の操
作者名をCurNameとする。
【0045】次いで、ステップS202で操作者10が
アプリケーション名と操作者名リストの組の中から、操
作知識を得たいと思うアプリケーション名を選択する。
例えば、操作者10が、比較対象選択手段6を用いて、
操作者記憶手段5に記憶されている、図3に示したよう
なアプリケーション名と操作者名リストの組の中から、
操作知識を得たいと思うアプリケーション名を選択す
る。選択されたアプリケーション名をAP−nameと
し、操作者名のリストをOPnamesとする。次い
で、ステップS203でHist1を空に初期化し、ス
テップS204でOPnamesの先頭要素をOPと
し、OPnamesの先頭要素を取り除いた残りをOP
namesとする。
【0046】ステップS205では、操作者履歴比較手
段4が、操作履歴記憶手段3に記憶されている操作履歴
のうち、操作者名がOPであり、アプリケーション名が
APnameであるような操作履歴を取り出し、His
t1に加える。
【0047】次いで、ステップS206でΟPname
sが空か否かを判別し、ΟPnamesが空でなければ
ステップS204に戻って上記処理を繰り返し、ΟPn
amesが空のときはステップS207に進む。
【0048】ステップS207では、操作者名がCur
Nameであり、アプリケーション名がΑPnameで
あるような操作履歴を取り出し、Ηist2とする。
【0049】次いで、ステップS208でHist1の
要素の中から、Hist2中に現れない機能名を全て取
り出し、Funcsとする。
【0050】次いで、ステップS209でFuncsを
差分提示手段7に送り、操作者名CurNameとして
画面表示などの手段を用いて操作者10に提示して本フ
ローを終了する。
【0051】以上説明したように、第1の実施形態に係
るアプリケーションプログラムの操作方法では、アプリ
ケーション1の操作を監視し、呼び出された機能名を取
り出す操作監視手段2と、操作監視手段2からの機能名
を操作者の操作履歴として記憶する操作履歴記憶手段3
と、該当するアプリケーションの操作に精通した操作者
を記憶する操作者記憶手段5と、操作者記憶手段5に記
憶した情報を基に、どのアプリケーションの履歴を比較
するかを操作者に選択させる比較対象選択手段6と、操
作履歴記憶手段3に記憶した操作履歴と比較対象選択手
段6により選択された操作履歴を比較する操作履歴比較
手段4と、比較結果を差分として操作者に提示する差分
提示手段7とを有し、操作者の操作方法を他の操作者に
伝達するようにしたので、同一のアプリケーションを利
用する操作者同士の操作履歴を比較し、差分を提示する
ことによって、自身では用いていない機能名や知らない
操作(機能)を、マニュアル等の説明書を読むことなく
知ることが可能となる。
【0052】上述した第1の実施形態では、操作履歴比
較手段は、ただ一つの操作履歴記憶手段から複数人の操
作履歴を取り出していた。1台の計算機を複数人で用い
ている場合には本実施形態の構成で十分である。しか
し、ネットワークで接続された複数台の計算機環境で、
操作者がそれぞれ別の計算機上にてアプリケーションを
操作している場合には、各計算機上にある複数の操作履
歴記憶手段を扱えなければならない。以下、この態様を
第2の実施形態により説明する。
【0053】第2の実施形態 図6は本発明の第2の実施形態に係るアプリケーション
プログラムの操作方法の構成を示す図である。本実施形
態に係るアプリケーションプログラムの操作方法の説明
にあたり図1に示すアプリケーションプログラムの操作
方法と同一構成部分には同一符号を付している。
【0054】図6において、1はアプリケーション、2
は操作監視手段、3は操作履歴記憶手段、4は操作履歴
比較手段、5は操作者記憶手段、6は比較対象選択手
段、7は差分提示手段、11はアドレス記憶手段、12
は履歴収集手段、13,14は履歴通信手段、15は操
作履歴記憶手段、10は操作者である。
【0055】すなわち、第2の実施形態では、図1の構
成にさらに、アドレス記憶手段11、履歴収集手段1
2、履歴通信手段13,14及び操作履歴記憶手段15
を設けることにより、ネットワークに対応させる。
【0056】上記操作履歴比較手段4は、操作履歴を履
歴収集手段12から取得する点を除き、基本的には図1
における操作履歴比較手段4と同様である。
【0057】上記アドレス記憶手段11は、複数のマシ
ンに分散された操作履歴記憶手段3及び操作履歴記憶手
段15から操作履歴を得るため、操作者名とその操作者
の操作履歴がどのマシンの操作履歴記憶手段にあるかを
記憶するための手段である。
【0058】アドレス記憶手段11に記憶される情報の
例を図7に示す。
【0059】図7において、301は操作者名、302
はネットワーク上のアドレスを意味する。この例では、
Ιnternet Protocol上でのアドレスを
表しているが、他のプロトコルによるネットワークでも
よく、それぞれのマシン上の操作履歴記憶手段を特定可
能なアドレスであれば何でもよい。
【0060】上記履歴収集手段12は、操作履歴比較手
段4から読み出し要求のあった操作者名を基に、アドレ
ス記憶手段から対応するネットワークアドレスを得、そ
のアドレスを基に、履歴通信手段13,14を用いて操
作履歴記憶手段3,15の、該当操作者名の該当アプリ
ケーションの操作履歴を集める。
【0061】履歴通信手段13,14は、ネットワーク
アドレスを基に、マシン間で通信を行い、操作履歴記憶
手段から操作履歴を読み出す手段である。
【0062】以下、上述のように構成されたアプリケー
ションプログラムの操作方法の動作を説明する。
【0063】第1の実施形態との差は、操作履歴比較手
段4において、操作履歴記憶手段3,15から操作履歴
を取り出す部分、すなわち、前記図5のステップS20
5とステップS207の処理である。
【0064】また、ステップS205とステップS20
7の違いは、操作者名がCurNameか、またはOP
namesの要素の一つかという違いであり、処理自体
は同じである。
【0065】したがって以下では、操作履歴比較手段4
において、アプリケーション名(ΑPnameとする)
と操作者名(OPとする)を基に、操作履歴を得るため
の動作についてのみ説明する。
【0066】図8は上記前提に従って処理される履歴収
集の処理を示すフローチャートである。
【0067】まず、ステップS301でアプリケーショ
ン名をAPname、操作者名をOPとし、履歴収集手
段12に読み出し要求を出す。
【0068】次いで、ステップS302で読み出し要求
のあった履歴収集手段12は、アドレス記憶手段11か
ら、操作者名領域がAP−nameと一致するメットワ
ークアドレスを取り出し、これをΑdrとする。
【0069】次いで、ステップS303でこのAdrを
用いて、対応する履歴通信手段をオープンする。例え
ば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/In
ternetProtocol)のプロトコルでは、ネットワークアド
レスだけではオープンするための情報として不足してい
るが、通常はサービス名やポート番号などネットワーク
アドレスのより詳細な情報に関しては、予め固定値とす
るか、動的に検索可能な方法が確立しているため、ここ
では単純化した例を示している。
【0070】次いで、ステップS304でオープンした
履歴通信手段に、APnameとOPをキーとして、対
応する操作履歴を読み出すように要求を出す。具体的に
は、操作者がOPであり、アプリケーション名がAPn
ameであるような操作履歴の読み出し要求を出す。
【0071】次いで、ステップS305で読み出し要求
を受けた履歴通信手段は、自身が接続している操作履歴
記憶手段から、対応する操作履歴を取り出し、履歴収集
手段309に送る。
【0072】次いで、ステップS306で履歴収集手段
12は、得られた操作履歴を操作履歴比較手段4に送っ
て本フローを終える。
【0073】以下、第1の実施形態と同様に、上記アル
ゴリズムに従って、Hist1及びHist2を作成
し、比較と提示を行う。
【0074】以上説明したように、第2の実施形態に係
るアプリケーションプログラムの操作方法では、さら
に、ネットワークアドレスを基に装置間で通信を行うと
ともに、操作履歴記憶手段3から操作履歴を読み出す履
歴通信手段13,14と、操作者名とその操作者の操作
履歴がどの装置の操作履歴記憶手段にあるかを記憶する
アドレス記憶手段11と、操作履歴比較手段4から読み
出し要求のあった操作者名を基に、アドレス記憶手段1
1から対応するネットワークアドレスを得、そのアドレ
スを基に履歴通信手段13,14を用いて操作履歴記憶
手段3に記憶した該当操作者名の該当アプリケーション
の操作履歴を収集する履歴収集手段12とを備え、ネッ
トワーク上に分散した環境で利用しているアプリケーシ
ョン操作者の間においてアプリケーションの操作方法を
伝達可能にしたので、ネットワークにまたがった複数の
計算機上で、複数の操作者が同一のアプリケーションを
操作している場合にも、該当操作者が知らないアプリー
ケーションの機能を知ることができる。
【0075】したがって、このような優れた特長を有す
るアプリケーションプログラムの操作方法を、パーソナ
ルコンピュータを用いたデータ処理システムに適用すれ
ば、共通のアプリケーションを利用している人間(操作
者)の間で、操作に関する知識を、伝える側の人間が意
識することなく伝達することができ、より生産性の高い
操作を行うことができる。
【0076】なお、上記各実施形態に係るアプリケーシ
ョンプログラムの操作方法では、パーソナルコンピュー
タを用いたアプリケーションの操作方法に適用すること
もできるが、勿論これに限定されず、アプリケーション
プログラムを操作することのできる装置であればどのよ
うなシステムであってもよいことは言うまでもない。こ
の場合、複数の通信端末が接続されるシステムであって
もよいことは言うまでもない。
【0077】また、上述の構成では、通信手段として、
TCP/IPのネットワークアドレスを使用している
が、メール送受信可能な端末であればすべて適用可能で
ある。
【0078】さらに、上記各実施形態では、操作履歴等
の情報を表(テーブル)に記録し参照するようにしてい
るが、同様の目的を実現できるものであれはテーブルを
用いるものでなくてもよく、またテーブルの形態も上記
各実施形態のものに限定されない。
【0079】
【発明の効果】本発明に係るアプリケーションプログラ
ムの操作方法では、アプリケーションの操作を監視し、
呼び出された機能名を取り出す操作監視手段と、操作監
視手段からの機能名を操作者の操作履歴として記憶する
操作履歴記憶手段と、該当するアプリケーションの操作
に精通した操作者を記憶する操作者記憶手段と、少なく
とも操作者記憶手段に記憶した情報を基に、どのアプリ
ケーションの履歴を比較するかを操作者に選択させる比
較対象選択手段と、操作履歴記憶手段に記憶した操作履
歴と比較対象選択手段により選択された操作履歴を比較
する操作履歴比較手段と、比較結果を操作者に提示する
提示手段とを有し、操作者の操作方法を他の操作者に伝
達するようにしたので、自分自身では用いていない機能
名を、マニュアル等の説明書を読むことなく知ることが
でき、生産性の高い操作を行うことができる。
【0080】本発明に係るアプリケーションプログラム
の操作方法は、ネットワークアドレスを基に装置間で通
信を行うとともに、操作履歴記憶手段から操作履歴を読
み出す履歴通信手段と、操作者名とその操作者の操作履
歴がどの装置の操作履歴記憶手段にあるかを記憶するア
ドレス記憶手段と、操作履歴比較手段から読み出し要求
のあった操作者名を基に、アドレス記憶手段から対応す
るネットワークアドレスを得、該アドレスを基に履歴通
信手段を用いて操作履歴記憶手段に記憶した該当操作者
名の該当アプリケーションの操作履歴を収集する履歴収
集手段とを備え、ネットワーク上に分散した環境で利用
しているアプリケーション操作者の間においてアプリケ
ーションの操作方法を伝達可能にしたので、ネットワー
ク上で複数の操作者が同一のアプリケーションを操作し
ている場合にも、該当操作者が知らないアプリーケーシ
ョンの機能を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施形態に係るアプリ
ケーションプログラムの操作方法の構成を示す図であ
る。
【図2】上記アプリケーションプログラムの操作方法の
操作履歴記憶手段による操作履歴記憶の例を示す図であ
る。
【図3】上記アプリケーションプログラムの操作方法の
上記操作者記憶手段に記憶される情報の例を示す図であ
る。
【図4】上記アプリケーションプログラムの操作方法の
操作履歴の記憶フェーズの処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】上記アプリケーションプログラムの操作履歴の
比較と提示フェーズの処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明を適用した第2の実施形態に係るアプリ
ケーションプログラムの操作方法の構成を示す図であ
る。
【図7】上記アプリケーションプログラムのアドレス記
憶手段に記憶される情報の例を示す図である。
【図8】上記アプリケーションプログラムの操作方法の
履歴収集の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アプリケーション(アプリケーションプログラ
ム)、2 操作監視手段、3 操作履歴記憶手段、4
操作履歴比較手段、5 操作者記憶手段、6 比較対象
選択手段、7 差分提示手段、10 操作者、11 ア
ドレス記憶手段、12 履歴収集手段、13,14 履
歴通信手段、15 操作履歴記憶手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションプログラムの操作方法
    であって、 アプリケーションの操作を監視し、呼び出された機能名
    を取り出す操作監視手段と、 前記操作監視手段からの機能名を操作者の操作履歴とし
    て記憶する操作履歴記憶手段と、 該当するアプリケーションの操作に精通した操作者を記
    憶する操作者記憶手段と、 少なくとも前記操作者記憶手段に記憶した情報を基に、
    どのアプリケーションの履歴を比較するかを操作者に選
    択させる比較対象選択手段と、 前記操作履歴記憶手段に記憶した操作履歴と前記比較対
    象選択手段により選択された操作履歴を比較する操作履
    歴比較手段と、 比較結果を操作者に提示する提示手段とを有し、 操作者の操作方法を他の操作者に伝達することを特徴と
    するアプリケーションプログラムの操作方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアプリケーションプログ
    ラムの操作方法において、 ネットワークアドレスを基に装置間で通信を行うととも
    に、前記操作履歴記憶手段から操作履歴を読み出す履歴
    通信手段と、 操作者名とその操作者の操作履歴がどの装置の操作履歴
    記憶手段にあるかを記憶するアドレス記憶手段と、 前記操作履歴比較手段から読み出し要求のあった操作者
    名を基に、前記アドレス記憶手段から対応するネットワ
    ークアドレスを得、該アドレスを基に前記履歴通信手段
    を用いて前記操作履歴記憶手段に記憶した該当操作者名
    の該当アプリケーションの操作履歴を収集する履歴収集
    手段とを備え、 ネットワーク上に分散した環境で利用しているアプリケ
    ーション操作者の間においてアプリケーションの操作方
    法を伝達可能にしたことを特徴とするアプリケーション
    プログラムの操作方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003288319A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Toshiba Corp 画像ビューア、及び画像ビューアのための保守用端末
JP2008026939A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Toshiba Corp 操作支援システム及び該システムを搭載する医用診断装置

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