JPH11190338A - 静圧軸受支持のガイドローラ - Google Patents
静圧軸受支持のガイドローラInfo
- Publication number
- JPH11190338A JPH11190338A JP36056097A JP36056097A JPH11190338A JP H11190338 A JPH11190338 A JP H11190338A JP 36056097 A JP36056097 A JP 36056097A JP 36056097 A JP36056097 A JP 36056097A JP H11190338 A JPH11190338 A JP H11190338A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- bearing
- main shaft
- bearing sleeve
- carbon material
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- Withdrawn
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- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 焼付きを防止するとともに、製品の不良率を
低下するガイドローラを提供する。 【解決手段】 円筒状のローラ1の内周面に軸受スリー
ブ3を具備し、かつ、主軸2に前記軸受スリーブ3の内
周面と微少な軸受すき間を介して対向するとともに、該
軸受すき間に開口する給気ノズル4aを有する軸受スリ
ーブ4を具備し、前記主軸側の軸受スリーブ4の給気ノ
ズル4aから軸受すき間S1 ,S2 に圧縮空気を供給す
ることにより、前記ローラ1を主軸2に対して回転自在
に非接触支持する静圧軸受支持のガイドローラにおい
て、ローラ1とローラ側軸受スリーブ3,3’のすくな
くとも一方をカーボン材で製作した。また、ローラ1と
ローラ側軸受スリーブ3,3’を一体化してカーボン材
で製作した。更に、ローラ1と主軸側軸受スリーブ4,
4’をカーボン材で製作し、ローラ側軸受スリーブ3,
3’を非カーボン材で製作した。
低下するガイドローラを提供する。 【解決手段】 円筒状のローラ1の内周面に軸受スリー
ブ3を具備し、かつ、主軸2に前記軸受スリーブ3の内
周面と微少な軸受すき間を介して対向するとともに、該
軸受すき間に開口する給気ノズル4aを有する軸受スリ
ーブ4を具備し、前記主軸側の軸受スリーブ4の給気ノ
ズル4aから軸受すき間S1 ,S2 に圧縮空気を供給す
ることにより、前記ローラ1を主軸2に対して回転自在
に非接触支持する静圧軸受支持のガイドローラにおい
て、ローラ1とローラ側軸受スリーブ3,3’のすくな
くとも一方をカーボン材で製作した。また、ローラ1と
ローラ側軸受スリーブ3,3’を一体化してカーボン材
で製作した。更に、ローラ1と主軸側軸受スリーブ4,
4’をカーボン材で製作し、ローラ側軸受スリーブ3,
3’を非カーボン材で製作した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープやフィ
ルムコンデンサー等の製造工程で使用する静圧軸受支持
のガイドローラに関する。
ルムコンデンサー等の製造工程で使用する静圧軸受支持
のガイドローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープやフィルムコンデンサ
ー等の製造工程で使用されるガイドローラは、図3に示
すように、主軸11に一対の転がり軸受12,12’を
取付け、その外周に軸受ハウジング13,13’を焼き
ばめしたアルミ材のローラ14を組込んだ構造となって
いる。
ー等の製造工程で使用されるガイドローラは、図3に示
すように、主軸11に一対の転がり軸受12,12’を
取付け、その外周に軸受ハウジング13,13’を焼き
ばめしたアルミ材のローラ14を組込んだ構造となって
いる。
【0003】この転がり式のガイドローラは、軸受寿命
が短いことや軸受トルクの変動が大きいといった問題が
あるため、メンテナンスフリーと低トルク化を目的とし
て静圧軸受支持のガイドローラの市場が広がっている。
が短いことや軸受トルクの変動が大きいといった問題が
あるため、メンテナンスフリーと低トルク化を目的とし
て静圧軸受支持のガイドローラの市場が広がっている。
【0004】この静圧軸受支持のガイドローラは、例え
ばアルミ材や鉄等からなる円筒状のローラに主軸を挿通
し、このローラと主軸の間に設けた軸受すき間に圧縮空
気を供給することにより、ローラを主軸に対して回転自
在に非接触支持するものである。ラジアル空気軸受によ
ってガイドローラをラジアル方向に非接触支持するも
の、ラジアル空気軸受およびスラスト空気軸受によって
ガイドローラをラジアル・アキシアル方向に非接触支持
するものがある。
ばアルミ材や鉄等からなる円筒状のローラに主軸を挿通
し、このローラと主軸の間に設けた軸受すき間に圧縮空
気を供給することにより、ローラを主軸に対して回転自
在に非接触支持するものである。ラジアル空気軸受によ
ってガイドローラをラジアル方向に非接触支持するも
の、ラジアル空気軸受およびスラスト空気軸受によって
ガイドローラをラジアル・アキシアル方向に非接触支持
するものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、静圧軸受支
持のガイドローラは、何らかのトラブルにより圧縮空気
の供給が遮断されたり、過大な衝撃荷重が加わったとき
に軸受面が直接接触を起して焼付きが生じる可能性が高
いため、軸受面に焼付きが生じないよう種々の表面処理
を行う場合が多い。そのため、表面処理された状態で静
圧軸受に必要な形状精度を実現できるよう処理方法や加
工手順を検討する必要があり、工数や手間がかかり、コ
ストが割高となる。
持のガイドローラは、何らかのトラブルにより圧縮空気
の供給が遮断されたり、過大な衝撃荷重が加わったとき
に軸受面が直接接触を起して焼付きが生じる可能性が高
いため、軸受面に焼付きが生じないよう種々の表面処理
を行う場合が多い。そのため、表面処理された状態で静
圧軸受に必要な形状精度を実現できるよう処理方法や加
工手順を検討する必要があり、工数や手間がかかり、コ
ストが割高となる。
【0006】また、ローラの慣性モーメントが大きい
と、磁気テープやフィルムコンデンサー等の製造装置に
組込んで運転したとき、起動停止時にワーク(テープや
フィルム等)の送り速度に対して、ローラが慣性モーメ
ントの影響でワークとずれて回転する速度差が生じる。
このワークとローラの速度差によりワークがローラ表面
を滑るため、ワークにキズやシワが付き易くて製品の不
良率が高くなる。特に、近年、テープやフィルム等は容
量アップのために厚さが薄くなり、磁気テープやフィル
ムコンデンサー等の製造装置は生産性向上のためにワー
クの送り速度が早くなる傾向にあるため、製品の不良率
の増加が著しい。
と、磁気テープやフィルムコンデンサー等の製造装置に
組込んで運転したとき、起動停止時にワーク(テープや
フィルム等)の送り速度に対して、ローラが慣性モーメ
ントの影響でワークとずれて回転する速度差が生じる。
このワークとローラの速度差によりワークがローラ表面
を滑るため、ワークにキズやシワが付き易くて製品の不
良率が高くなる。特に、近年、テープやフィルム等は容
量アップのために厚さが薄くなり、磁気テープやフィル
ムコンデンサー等の製造装置は生産性向上のためにワー
クの送り速度が早くなる傾向にあるため、製品の不良率
の増加が著しい。
【0007】本発明は、上記のような諸問題を解決する
ことをその目的とするものである。
ことをその目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、円筒状のロ
ーラの内周面に軸受スリーブを具備し、かつ、前記ロー
ラに挿通される主軸に、前記軸受スリーブの内周面と微
少な軸受すき間を介して対向するとともに、該軸受すき
間に開口する給気ノズルを有する軸受スリーブを具備
し、前記主軸側の軸受スリーブの給気ノズルから軸受す
き間に圧縮空気を供給することにより、前記ローラを主
軸に対して回転自在に非接触支持する静圧軸受支持のガ
イドローラにおいて、前記ローラとローラ側の軸受スリ
ーブの少なくとも一方をカーボン材で製作した。また、
前記ローラとローラ側の軸受スリーブを一体化してカー
ボン材で製作した。更に、ローラと主軸側の軸受スリー
ブをカーボン材で製作し、ローラ側の軸受スリーブを非
カーボン材で製作した。
ーラの内周面に軸受スリーブを具備し、かつ、前記ロー
ラに挿通される主軸に、前記軸受スリーブの内周面と微
少な軸受すき間を介して対向するとともに、該軸受すき
間に開口する給気ノズルを有する軸受スリーブを具備
し、前記主軸側の軸受スリーブの給気ノズルから軸受す
き間に圧縮空気を供給することにより、前記ローラを主
軸に対して回転自在に非接触支持する静圧軸受支持のガ
イドローラにおいて、前記ローラとローラ側の軸受スリ
ーブの少なくとも一方をカーボン材で製作した。また、
前記ローラとローラ側の軸受スリーブを一体化してカー
ボン材で製作した。更に、ローラと主軸側の軸受スリー
ブをカーボン材で製作し、ローラ側の軸受スリーブを非
カーボン材で製作した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例に基いて説明する。
面に示す実施例に基いて説明する。
【0010】図1は本発明の実施例を示すものであっ
て、このガイドローラは、円筒状のローラ1と、ローラ
1内に挿通された主軸2と、ローラ1の内周面に固定さ
れた一対の軸受スリーブ3,3’と、主軸2に軸受スリ
ーブ3,3’と対向して固定された一対の軸受スリーブ
4,4’と、ローラ1の一端側の軸受スリーブ3の端面
に取付けられたスラスト板5と、主軸2にスラスト板5
を両面から軸受スリーブ4とで挟み込む形で取付けられ
たノズル板6とを主要な構成要素とする。
て、このガイドローラは、円筒状のローラ1と、ローラ
1内に挿通された主軸2と、ローラ1の内周面に固定さ
れた一対の軸受スリーブ3,3’と、主軸2に軸受スリ
ーブ3,3’と対向して固定された一対の軸受スリーブ
4,4’と、ローラ1の一端側の軸受スリーブ3の端面
に取付けられたスラスト板5と、主軸2にスラスト板5
を両面から軸受スリーブ4とで挟み込む形で取付けられ
たノズル板6とを主要な構成要素とする。
【0011】ローラ1は、外周面がワーク(テープやフ
ィルム等)をガイドできるように平滑に仕上げられてい
る。
ィルム等)をガイドできるように平滑に仕上げられてい
る。
【0012】主軸2は、内部に給気通路2aを形成し、
この給気通路2aには一端から圧縮空気が供給される。
この給気通路2aには一端から圧縮空気が供給される。
【0013】軸受スリーブ3,3’は、主軸2に取付け
た軸受スリーブ4,4’と対向する内周面が平滑に仕上
げられている。
た軸受スリーブ4,4’と対向する内周面が平滑に仕上
げられている。
【0014】軸受スリーブ4,4’は、ローラ1に取付
けた軸受スリーブ3,3’の内周面と微少なラジアル軸
受すき間S1 を介して対向するとともに、ラジアル軸受
すき間S1 に開口する複数の給気ノズル4a,4a’を
有する。一方の軸受スリーブ4には、後述するスラスト
軸受すき間S2 に開口する複数の給気ノズル4bを有す
る。各給気ノズル4a,4a’,4bは、主軸2に形成
された給気通路2aと連通している。
けた軸受スリーブ3,3’の内周面と微少なラジアル軸
受すき間S1 を介して対向するとともに、ラジアル軸受
すき間S1 に開口する複数の給気ノズル4a,4a’を
有する。一方の軸受スリーブ4には、後述するスラスト
軸受すき間S2 に開口する複数の給気ノズル4bを有す
る。各給気ノズル4a,4a’,4bは、主軸2に形成
された給気通路2aと連通している。
【0015】スラスト板5は、主軸2に取付けた一方の
軸受スリーブ4の端面とスラスト軸受すき間S2 を介し
て対向する。
軸受スリーブ4の端面とスラスト軸受すき間S2 を介し
て対向する。
【0016】ノズル板6は、スラスト板5とスラスト軸
受すき間S2 を介して対向するとともに、該スラスト軸
受すき間S2 に開口する給気ノズル6aを有する。給気
ノズル6aは、主軸2に形成された給気通路2aに連通
されている。
受すき間S2 を介して対向するとともに、該スラスト軸
受すき間S2 に開口する給気ノズル6aを有する。給気
ノズル6aは、主軸2に形成された給気通路2aに連通
されている。
【0017】このガイドローラでは、主軸2の給気通路
2aの一端から圧縮空気を供給すると、その圧縮空気が
軸受スリーブ4,4’の各給気ノズル4a,4a’,4
bおよびノズル板6の給気ノズル6aからラジアル軸受
すき間S1 およびにスラスト軸受すき間S2 に向けて噴
出される。これによってローラ1はラジアル軸受すき間
S1 およびにスラスト軸受すき間S2 に噴出される圧縮
空気によって形成される空気膜により、主軸2に対して
ラジアル・アキシアル方向に非接触支持される。
2aの一端から圧縮空気を供給すると、その圧縮空気が
軸受スリーブ4,4’の各給気ノズル4a,4a’,4
bおよびノズル板6の給気ノズル6aからラジアル軸受
すき間S1 およびにスラスト軸受すき間S2 に向けて噴
出される。これによってローラ1はラジアル軸受すき間
S1 およびにスラスト軸受すき間S2 に噴出される圧縮
空気によって形成される空気膜により、主軸2に対して
ラジアル・アキシアル方向に非接触支持される。
【0018】この実施例では、回転体(ローラ1および
軸受スリーブ3,3’)がカーボン材で製作されてい
る。カーボン材は、固体潤滑性能に優れているという材
料特性を有する。また、カーボン材は、比重が1.7〜
1.9とアルミ材の2.7と比べて小さいため、回転体
の重量と慣性モーメントを下げることができる。
軸受スリーブ3,3’)がカーボン材で製作されてい
る。カーボン材は、固体潤滑性能に優れているという材
料特性を有する。また、カーボン材は、比重が1.7〜
1.9とアルミ材の2.7と比べて小さいため、回転体
の重量と慣性モーメントを下げることができる。
【0019】この実施例のガイドローラによれば、何ら
かのトラブルにより圧縮空気の供給が遮断されたり、過
大な衝撃荷重が加わったときにローラ1側の軸受スリー
ブ3,3’と主軸2側の軸受スリーブ4,4’が接触し
ても、上述したカーボン材の優れた固体潤滑性能によ
り、両軸受スリーブ3,,3’,4,4’に焼付きが生
じ難い。
かのトラブルにより圧縮空気の供給が遮断されたり、過
大な衝撃荷重が加わったときにローラ1側の軸受スリー
ブ3,3’と主軸2側の軸受スリーブ4,4’が接触し
ても、上述したカーボン材の優れた固体潤滑性能によ
り、両軸受スリーブ3,,3’,4,4’に焼付きが生
じ難い。
【0020】また、回転体(ローラ1および軸受スリー
ブ3,3’)をカーボン材で製作して軽量・低慣性モー
メント化したことにより、磁気テープやフィルムコンデ
ンサー等の製造装置に組込んで運転したとき、起動停止
サイクルの速度変化に対してローラ1の回転速度が追随
し易い。従って、ローラ1とワーク(テープやフィルム
等)の速度差が少なく、ワークのローラ1表面での滑り
が生じ難い。これによりワークには滑りによる傷が付き
難く、製品の不良率が低下する。
ブ3,3’)をカーボン材で製作して軽量・低慣性モー
メント化したことにより、磁気テープやフィルムコンデ
ンサー等の製造装置に組込んで運転したとき、起動停止
サイクルの速度変化に対してローラ1の回転速度が追随
し易い。従って、ローラ1とワーク(テープやフィルム
等)の速度差が少なく、ワークのローラ1表面での滑り
が生じ難い。これによりワークには滑りによる傷が付き
難く、製品の不良率が低下する。
【0021】尚、上記実施例では、ローラ1とローラ側
軸受スリーブ3,3’の両方をカーボン材で製作するよ
うにしているが、ローラ1またはローラ側軸受スリーブ
3,3’のどちらか一方をカーボン材で製作するように
しても良い。このとき、ローラ側軸受スリーブ3,3’
を非カーボン材、例えばアルミ材や鉄等で製作するとき
には、主軸側軸受スリーブ4,4’はカーボン材で製作
する。また、ローラ1を非カーボン材で製作するときに
は、アルミ材等の軽量金属で製作するのが望ましい。
軸受スリーブ3,3’の両方をカーボン材で製作するよ
うにしているが、ローラ1またはローラ側軸受スリーブ
3,3’のどちらか一方をカーボン材で製作するように
しても良い。このとき、ローラ側軸受スリーブ3,3’
を非カーボン材、例えばアルミ材や鉄等で製作するとき
には、主軸側軸受スリーブ4,4’はカーボン材で製作
する。また、ローラ1を非カーボン材で製作するときに
は、アルミ材等の軽量金属で製作するのが望ましい。
【0022】また、上記実施例では、ローラ1および軸
受スリーブ3,3’を別々にカーボン材で製作して接着
するようにしているが、図2に示すように、ローラ1お
よび軸受スリーブ3,3’を一体化してカーボン材で製
作するようにしても良い。
受スリーブ3,3’を別々にカーボン材で製作して接着
するようにしているが、図2に示すように、ローラ1お
よび軸受スリーブ3,3’を一体化してカーボン材で製
作するようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上のように、ローラとローラ側の軸受
スリーブの少なくとも一方をカーボン材で製作し、ロー
ラ側の軸受スリーブを非カーボン材で製作するときには
主軸側の軸受スリーブをカーボンで製作することによ
り、カーボン材の優れた固体潤滑性能により焼付きを防
止するとともに、ローラの軽量・低慣性モーメント化に
より製品の不良率を低下することができるガイドローラ
を提供することができる。
スリーブの少なくとも一方をカーボン材で製作し、ロー
ラ側の軸受スリーブを非カーボン材で製作するときには
主軸側の軸受スリーブをカーボンで製作することによ
り、カーボン材の優れた固体潤滑性能により焼付きを防
止するとともに、ローラの軽量・低慣性モーメント化に
より製品の不良率を低下することができるガイドローラ
を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す要部断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
1 ローラ 2 主軸 2a 給気通路 3,3’,4,4’ 軸受スリーブ 4a,4a’,4b,6a 給気ノズル 5 スラスト板 6 ノズル板 S1 ラジアル軸受すき間 S2 スラスト軸受すき間
Claims (3)
- 【請求項1】 円筒状のローラの内周面に軸受スリーブ
を具備し、かつ、前記ローラに挿通される主軸に、前記
軸受スリーブの内周面と微少な軸受すき間を介して対向
するとともに、該軸受すき間に開口する給気ノズルを有
する軸受スリーブを具備し、前記主軸側の軸受スリーブ
の給気ノズルから軸受すき間に圧縮空気を供給すること
により、前記ローラを主軸に対して回転自在に非接触支
持する静圧軸受支持のガイドローラにおいて、 前記ローラとローラ側の軸受スリーブの少なくとも一方
をカーボン材で製作したことを特徴とする静圧軸受支持
のガイドローラ。 - 【請求項2】 ローラとローラ側の軸受スリーブを一体
化してカーボン材で製作したことを特徴とする請求項1
記載の静圧軸受支持のガイドローラ。 - 【請求項3】 ローラと主軸側の軸受スリーブをカーボ
ン材で製作し、ローラ側の軸受スリーブを非カーボン材
で製作したことを特徴とする請求項1記載の静圧軸受支
持のガイドローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36056097A JPH11190338A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 静圧軸受支持のガイドローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36056097A JPH11190338A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 静圧軸受支持のガイドローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11190338A true JPH11190338A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18469935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36056097A Withdrawn JPH11190338A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 静圧軸受支持のガイドローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11190338A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106794587A (zh) * | 2014-09-10 | 2017-05-31 | 弗斯伯股份公司 | 用于横向切割幅片材料的装置和包含所述装置的机器 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36056097A patent/JPH11190338A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106794587A (zh) * | 2014-09-10 | 2017-05-31 | 弗斯伯股份公司 | 用于横向切割幅片材料的装置和包含所述装置的机器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |