JPH11188711A - ガラス入りインターロッキングブロックの製造方法 - Google Patents
ガラス入りインターロッキングブロックの製造方法Info
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- JPH11188711A JPH11188711A JP36815997A JP36815997A JPH11188711A JP H11188711 A JPH11188711 A JP H11188711A JP 36815997 A JP36815997 A JP 36815997A JP 36815997 A JP36815997 A JP 36815997A JP H11188711 A JPH11188711 A JP H11188711A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
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- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のインターロッキングブロックの製造方
法は、セメント、水、骨材を計量混練したものを振動圧
縮して養生硬化させるよう構成されている。しかし、工
業廃棄物であるガラスカレットなどのガラスの廃材を使
用していないことが現在の社会情勢に照らして問題であ
る。 【解決手段】 第１工程〜セメントに対して適量の水、
砕石、ガラスカレットで基層用の配合、セメントに対し
て適量の水、珪砂で表層用の配合を行う。第２工程〜そ
れぞれミキサーにより混練する。第３工程〜高性能ＡＥ
減水剤を所定量投入し混練する。第４工程〜給材箱に入
れる。第５工程〜型枠に基層用材料を給材し一次プレス
後、表層用材料を給材しプレスを行い脱型する。第６工
程〜養生する。
法は、セメント、水、骨材を計量混練したものを振動圧
縮して養生硬化させるよう構成されている。しかし、工
業廃棄物であるガラスカレットなどのガラスの廃材を使
用していないことが現在の社会情勢に照らして問題であ
る。 【解決手段】 第１工程〜セメントに対して適量の水、
砕石、ガラスカレットで基層用の配合、セメントに対し
て適量の水、珪砂で表層用の配合を行う。第２工程〜そ
れぞれミキサーにより混練する。第３工程〜高性能ＡＥ
減水剤を所定量投入し混練する。第４工程〜給材箱に入
れる。第５工程〜型枠に基層用材料を給材し一次プレス
後、表層用材料を給材しプレスを行い脱型する。第６工
程〜養生する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構成を有す
るガラス入りインターロッキングブロックの製造方法に
関するものである。
るガラス入りインターロッキングブロックの製造方法に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のインターロッキングブロックの製
造方法は、下記のような構成となっている。配合はセメ
ント、水、骨材（砂、砂利、砕石）を計量し、混練した
ものを振動圧縮して１日２日養生室に入れ、硬化させ
る。
造方法は、下記のような構成となっている。配合はセメ
ント、水、骨材（砂、砂利、砕石）を計量し、混練した
ものを振動圧縮して１日２日養生室に入れ、硬化させ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。従来
のインターロッキングブロックの製造に関しては、工業
廃棄物であるガラスカレットなどのガラスの廃材を使用
していない。それは下記の理由によるものと考えられ
る。 １．ガラスを混入したコンクリートブロックは強度が低
下する。 ２．コンクリートとガラスの相性が悪く接着しづらい。 しかし、工業廃棄物であるガラスの廃材のリサイクルの
点からみて残念なことである。本発明は、従来の技術の
有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、上述の問題を解決できるものを
提供しようとするものである。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。従来
のインターロッキングブロックの製造に関しては、工業
廃棄物であるガラスカレットなどのガラスの廃材を使用
していない。それは下記の理由によるものと考えられ
る。 １．ガラスを混入したコンクリートブロックは強度が低
下する。 ２．コンクリートとガラスの相性が悪く接着しづらい。 しかし、工業廃棄物であるガラスの廃材のリサイクルの
点からみて残念なことである。本発明は、従来の技術の
有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、上述の問題を解決できるものを
提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第１発明は、下記の各工程から構成されているガラス入
りインターロッキングブロックの製造方法である。 第１工程 Ａ．基層用の配合を行う。 セメントに対して適量の水、砕石、ガラスカレット。 Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントに対して適量の水、珪砂。 第２工程 上記基層用材料と表層用材料をそれぞれミキサーにより
混練する。このミキサーによる混練は、所定時間の空練
りで行われる。 第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して適量の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら所定時間混練する。 第４工程 第３工程を経た基層用材料と表層用材料をそれぞれの給
材箱に入れる。 第５工程 第４工程を経た基層用材料と表層用材料のうち、まず型
枠に基層用材料を給材し一次プレスを行ったのち、表層
用材料を給材し二次プレスを行い、脱型し鉄パレットに
載せる。 第６工程 第５工程を経たものを養生室に入れ養生した後、養生室
から出し土場に保管する。
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第１発明は、下記の各工程から構成されているガラス入
りインターロッキングブロックの製造方法である。 第１工程 Ａ．基層用の配合を行う。 セメントに対して適量の水、砕石、ガラスカレット。 Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントに対して適量の水、珪砂。 第２工程 上記基層用材料と表層用材料をそれぞれミキサーにより
混練する。このミキサーによる混練は、所定時間の空練
りで行われる。 第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して適量の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら所定時間混練する。 第４工程 第３工程を経た基層用材料と表層用材料をそれぞれの給
材箱に入れる。 第５工程 第４工程を経た基層用材料と表層用材料のうち、まず型
枠に基層用材料を給材し一次プレスを行ったのち、表層
用材料を給材し二次プレスを行い、脱型し鉄パレットに
載せる。 第６工程 第５工程を経たものを養生室に入れ養生した後、養生室
から出し土場に保管する。
【０００５】第１発明における第１工程、第３工程を下
記の通りに構成することができる。 第１工程 Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９〜１２６．６リットル 水は１０５〜９６リットル 砕石は１８４．３〜１９９．６リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５７７．８リット
ル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１５８．２リットル 水は１３５．０リットル 珪砂は７０６．８リットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） 第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して３％の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら所定時間混練する。
記の通りに構成することができる。 第１工程 Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９〜１２６．６リットル 水は１０５〜９６リットル 砕石は１８４．３〜１９９．６リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５７７．８リット
ル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１５８．２リットル 水は１３５．０リットル 珪砂は７０６．８リットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） 第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して３％の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら所定時間混練する。
【０００６】第２発明は、下記の各工程から構成されて
いるガラス入りインターロッキングブロックの製造方法
である。 第１工程 Ａ．基層用の配合を行う。 セメントに対して適量の水、砕石、ガラスカレット。 Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントに対して適量の水、珪砂、ガラスカレット。 第２工程 上記基層用材料と表層用材料をそれぞれミキサーにより
混練する。このミキサーによる混練は、所定時間の空練
りで行われる。 第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して適量の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら所定時間混練する。 第４工程 第３工程を経た基層用材料と表層用材料をそれぞれの給
材箱に入れる。 第５工程 第４工程を経た基層用材料と表層用材料のうち、まず型
枠に基層用材料を給材し一次プレスを行ったのち、表層
用材料を給材し二次プレスを行い、脱型し鉄パレットに
載せる。 第６工程 第５工程を経たものを養生室に入れ養生した後、養生室
から出し土場に保管する。
いるガラス入りインターロッキングブロックの製造方法
である。 第１工程 Ａ．基層用の配合を行う。 セメントに対して適量の水、砕石、ガラスカレット。 Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントに対して適量の水、珪砂、ガラスカレット。 第２工程 上記基層用材料と表層用材料をそれぞれミキサーにより
混練する。このミキサーによる混練は、所定時間の空練
りで行われる。 第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して適量の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら所定時間混練する。 第４工程 第３工程を経た基層用材料と表層用材料をそれぞれの給
材箱に入れる。 第５工程 第４工程を経た基層用材料と表層用材料のうち、まず型
枠に基層用材料を給材し一次プレスを行ったのち、表層
用材料を給材し二次プレスを行い、脱型し鉄パレットに
載せる。 第６工程 第５工程を経たものを養生室に入れ養生した後、養生室
から出し土場に保管する。
【０００７】第２発明における第１工程、第３工程を下
記の通りに構成することができる。 第１工程 Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９〜１２６．６リットル 水は１０５〜９６リットル 砕石は２７７．４〜２１２．１リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５００〜５５０リ
ットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１８９．９〜１５８．２リットル 水は１６２〜１３５リットル 珪砂は２０６．８〜９８．１リットル ガラスカレット（１ｍｍ〜２ｍｍ）は５５０〜５００リ
ットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） 第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して３％の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら所定時間混練する。
記の通りに構成することができる。 第１工程 Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９〜１２６．６リットル 水は１０５〜９６リットル 砕石は２７７．４〜２１２．１リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５００〜５５０リ
ットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１８９．９〜１５８．２リットル 水は１６２〜１３５リットル 珪砂は２０６．８〜９８．１リットル ガラスカレット（１ｍｍ〜２ｍｍ）は５５０〜５００リ
ットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） 第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して３％の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら所定時間混練する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。第１発明のガラス入りインターロッキングブロッ
クの製造方法は下記の通りである。この発明は、基層だ
けにガラスカレットなどのガラスの廃材を混入する場合
に関するもので、基層用の配合と表層用の配合は下記の
通りである。 第１工程（材料計量工程） Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９〜１２６．６リットル 水は１０５〜９６リットル 砕石は１８４．３〜１９９．６リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５７７．８リット
ル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１５８．２リットル 水は１３５．０リットル 珪砂は７０６．８リットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｃ．ミキサーの容量は、基層の場合０．５ｍ3 、表層の
場合０．０６７ｍ3 で、この容量に合わせて計量したも
のである。セメントは普通ポルトランドセメントであ
る。 第２工程 上記基層用材料と表層用材料をそれぞれミキサーにより
混練する。このミキサーによる混練は、約２分空練りで
行われる。
する。第１発明のガラス入りインターロッキングブロッ
クの製造方法は下記の通りである。この発明は、基層だ
けにガラスカレットなどのガラスの廃材を混入する場合
に関するもので、基層用の配合と表層用の配合は下記の
通りである。 第１工程（材料計量工程） Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９〜１２６．６リットル 水は１０５〜９６リットル 砕石は１８４．３〜１９９．６リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５７７．８リット
ル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１５８．２リットル 水は１３５．０リットル 珪砂は７０６．８リットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｃ．ミキサーの容量は、基層の場合０．５ｍ3 、表層の
場合０．０６７ｍ3 で、この容量に合わせて計量したも
のである。セメントは普通ポルトランドセメントであ
る。 第２工程 上記基層用材料と表層用材料をそれぞれミキサーにより
混練する。このミキサーによる混練は、約２分空練りで
行われる。
【０００９】第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して３％の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら約２分混練する。高性能ＡＥ減
水剤は通常のコンクリート混和剤で、セメントの粘度を
上げ、使用する水の量を減らし、空気を連行するなどの
作用をするものである。 第４工程 第３工程を経た基層用材料と表層用材料をそれぞれの給
材箱に入れる。 第５工程（成型工程） 第４工程を経た基層用材料と表層用材料のうち、まず型
枠に基層用材料を給材し一次プレスを行ったのち、表層
用材料を給材し二次プレスを行い、脱型し鉄パレットに
載せる。 第６工程（養生工程） 第５工程を経たものを養生室に入れ養生した後、養生室
から出し土場に保管する。養生室は、温度３０±１０
℃、湿度８０±１５％を基準とする。このようにして、
最終製品としてのガラスの廃材を全体容積比の５０％以
上混入した第１発明方法によるインターロッキングブロ
ックを得ることができる。
メントに対して３％の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら約２分混練する。高性能ＡＥ減
水剤は通常のコンクリート混和剤で、セメントの粘度を
上げ、使用する水の量を減らし、空気を連行するなどの
作用をするものである。 第４工程 第３工程を経た基層用材料と表層用材料をそれぞれの給
材箱に入れる。 第５工程（成型工程） 第４工程を経た基層用材料と表層用材料のうち、まず型
枠に基層用材料を給材し一次プレスを行ったのち、表層
用材料を給材し二次プレスを行い、脱型し鉄パレットに
載せる。 第６工程（養生工程） 第５工程を経たものを養生室に入れ養生した後、養生室
から出し土場に保管する。養生室は、温度３０±１０
℃、湿度８０±１５％を基準とする。このようにして、
最終製品としてのガラスの廃材を全体容積比の５０％以
上混入した第１発明方法によるインターロッキングブロ
ックを得ることができる。
【００１０】第２発明のガラス入りインターロッキング
ブロックの製造方法は下記の通りである。この発明は、
基層と表層の双方にガラスカレットなどのガラスの廃材
を混入する場合に関するもので、基層用の配合と表層用
の配合は下記の通りである。 第１工程（材料計量工程） Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９〜１２６．６リットル 水は１０５〜９６リットル 砕石は２７７．４〜２１２．１リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５００〜５５０リ
ットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１８９．９〜１５８．２リットル 水は１６２〜１３５リットル 珪砂は２０６．８〜９８．１リットル ガラスカレット（１ｍｍ〜２ｍｍ）は５５０〜５００リ
ットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｃ．ミキサーの容量は、基層の場合０．５ｍ3 、表層の
場合０．０６７ｍ3 で、この容量に合わせて計量したも
のである。セメントは普通ポルトランドセメントであ
る。 第２工程 上記基層用材料と表層用材料をそれぞれミキサーにより
混練する。このミキサーによる混練は、約２分空練りで
行われる。
ブロックの製造方法は下記の通りである。この発明は、
基層と表層の双方にガラスカレットなどのガラスの廃材
を混入する場合に関するもので、基層用の配合と表層用
の配合は下記の通りである。 第１工程（材料計量工程） Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９〜１２６．６リットル 水は１０５〜９６リットル 砕石は２７７．４〜２１２．１リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５００〜５５０リ
ットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１８９．９〜１５８．２リットル 水は１６２〜１３５リットル 珪砂は２０６．８〜９８．１リットル ガラスカレット（１ｍｍ〜２ｍｍ）は５５０〜５００リ
ットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｃ．ミキサーの容量は、基層の場合０．５ｍ3 、表層の
場合０．０６７ｍ3 で、この容量に合わせて計量したも
のである。セメントは普通ポルトランドセメントであ
る。 第２工程 上記基層用材料と表層用材料をそれぞれミキサーにより
混練する。このミキサーによる混練は、約２分空練りで
行われる。
【００１１】第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して３％の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら約２分混練する。高性能ＡＥ減
水剤は通常のコンクリート混和剤で、セメントの粘度を
上げ、使用する水の量を減らし、空気を連行するなどの
作用をするものである。 第４工程 第３工程を経た基層用材料と表層用材料をそれぞれの給
材箱に入れる。 第５工程（成型工程） 第４工程を経た基層用材料と表層用材料のうち、まず型
枠に基層用材料を給材し一次プレスを行ったのち、表層
用材料を給材し二次プレスを行い、脱型し鉄パレットに
載せる。 第６工程（養生工程） 第５工程を経たものを養生室に入れ養生した後、養生室
から出し土場に保管する。養生室は、温度３０±１０
℃、湿度８０±１５％を基準とする。このようにして、
最終製品としてのガラスの廃材を全体容積比の５０％以
上混入した第２発明方法によるインターロッキングブロ
ックを得ることができる。
メントに対して３％の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら約２分混練する。高性能ＡＥ減
水剤は通常のコンクリート混和剤で、セメントの粘度を
上げ、使用する水の量を減らし、空気を連行するなどの
作用をするものである。 第４工程 第３工程を経た基層用材料と表層用材料をそれぞれの給
材箱に入れる。 第５工程（成型工程） 第４工程を経た基層用材料と表層用材料のうち、まず型
枠に基層用材料を給材し一次プレスを行ったのち、表層
用材料を給材し二次プレスを行い、脱型し鉄パレットに
載せる。 第６工程（養生工程） 第５工程を経たものを養生室に入れ養生した後、養生室
から出し土場に保管する。養生室は、温度３０±１０
℃、湿度８０±１５％を基準とする。このようにして、
最終製品としてのガラスの廃材を全体容積比の５０％以
上混入した第２発明方法によるインターロッキングブロ
ックを得ることができる。
【００１２】
【実施例】さらに、以下のような条件の場合、極めて良
好な結果が得られた。 第１発明の場合（基層だけにガラスカレットなどのガラ
スの廃材を混入する方法） 第１工程（材料計量工程） Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９リットル 水は１０５リットル 砕石は１８４．３リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５７７．８リット
ル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１５８．２リットル 水は１３５．０リットル 珪砂は７０６．８リットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｃ．ミキサーの容量は、基層の場合０．５ｍ3 、表層の
場合０．０６７ｍ3 で、この容量に合わせて計量したも
のである。セメントは普通ポルトランドセメントであ
る。
好な結果が得られた。 第１発明の場合（基層だけにガラスカレットなどのガラ
スの廃材を混入する方法） 第１工程（材料計量工程） Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９リットル 水は１０５リットル 砕石は１８４．３リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５７７．８リット
ル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１５８．２リットル 水は１３５．０リットル 珪砂は７０６．８リットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｃ．ミキサーの容量は、基層の場合０．５ｍ3 、表層の
場合０．０６７ｍ3 で、この容量に合わせて計量したも
のである。セメントは普通ポルトランドセメントであ
る。
【００１３】第２発明の場合（基層と表層の双方にガラ
スカレットなどのガラスの廃材を混入する方法） 第１工程（材料計量工程） Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９リットル 水は１０５リットル 砕石は、２６２．１リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５００リットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１８９．９リットル 水は１６２リットル 珪砂は１４８．１リットル ガラスカレット（１ｍｍ〜２ｍｍ）は５００リットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｃ．ミキサーの容量は、基層の場合０．５ｍ3 、表層の
場合０．０６７ｍ3 で、この容量に合わせて計量したも
のである。セメントは普通ポルトランドセメントであ
る。
スカレットなどのガラスの廃材を混入する方法） 第１工程（材料計量工程） Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９リットル 水は１０５リットル 砕石は、２６２．１リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５００リットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１８９．９リットル 水は１６２リットル 珪砂は１４８．１リットル ガラスカレット（１ｍｍ〜２ｍｍ）は５００リットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｃ．ミキサーの容量は、基層の場合０．５ｍ3 、表層の
場合０．０６７ｍ3 で、この容量に合わせて計量したも
のである。セメントは普通ポルトランドセメントであ
る。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 １．自然材料の代替としてガラスカレットなどのガラス
の廃材を使用するので、自然材料の使用量が削減でき
る。 ２．工業廃棄物であるガラスカレットなどのガラスの廃
材のリサイクルを図ることができる。加えて、リサイク
ルが困難と云われている着色されたガラスも骨材として
リサイクルできる。 ３．基層だけにガラスカレットなどのガラスの廃材を混
入したインターロッキングブロックは、表面にガラスの
廃材が露出していないので、例えば、子供や自転車に乗
った人が転んだ場合、自転車や自動車が急ブレーキをか
けた場合など万一の場合、ガラスによる損傷がない。ま
たショットや透水などの表面を加工した商品を製造でき
る。 ４．基層と表層の双方にガラスカレットなどのガラスの
廃材を混入したインターロッキングブロックは、表面に
ガラスが露出しているので光の反射量を増加させ、夜間
でも目立つので中央線や横断歩道の表示に好適である。
で次に記載する効果を奏する。 １．自然材料の代替としてガラスカレットなどのガラス
の廃材を使用するので、自然材料の使用量が削減でき
る。 ２．工業廃棄物であるガラスカレットなどのガラスの廃
材のリサイクルを図ることができる。加えて、リサイク
ルが困難と云われている着色されたガラスも骨材として
リサイクルできる。 ３．基層だけにガラスカレットなどのガラスの廃材を混
入したインターロッキングブロックは、表面にガラスの
廃材が露出していないので、例えば、子供や自転車に乗
った人が転んだ場合、自転車や自動車が急ブレーキをか
けた場合など万一の場合、ガラスによる損傷がない。ま
たショットや透水などの表面を加工した商品を製造でき
る。 ４．基層と表層の双方にガラスカレットなどのガラスの
廃材を混入したインターロッキングブロックは、表面に
ガラスが露出しているので光の反射量を増加させ、夜間
でも目立つので中央線や横断歩道の表示に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ０４Ｂ 14:06） 111:20
Claims (4)
- 【請求項１】 下記の各工程から構成されていることを
特徴とするガラス入りインターロッキングブロックの製
造方法。 第１工程 Ａ．基層用の配合を行う。 セメントに対して適量の水、砕石、ガラスカレット。 Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントに対して適量の水、珪砂。 第２工程 上記基層用材料と表層用材料をそれぞれミキサーにより
混練する。このミキサーによる混練は、所定時間の空練
りで行われる。 第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して適量の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら所定時間混練する。 第４工程 第３工程を経た基層用材料と表層用材料をそれぞれの給
材箱に入れる。 第５工程 第４工程を経た基層用材料と表層用材料のうち、まず型
枠に基層用材料を給材し一次プレスを行ったのち、表層
用材料を給材し二次プレスを行い、脱型し鉄パレットに
載せる。 第６工程 第５工程を経たものを養生室に入れ養生した後、養生室
から出し土場に保管する。 - 【請求項２】 第１工程、第３工程が下記の通りである
請求項１記載のガラス入りインターロッキングブロック
の製造方法。 第１工程 Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９〜１２６．６リットル 水は１０５〜９６リットル 砕石は１８４．３〜１９９．６リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５７７．８リット
ル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１５８．２リットル 水は１３５．０リットル 珪砂は７０６．８リットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） 第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して３％の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら所定時間混練する。 - 【請求項３】 下記の各工程から構成されていることを
特徴とするガラス入りインターロッキングブロックの製
造方法。 第１工程 Ａ．基層用の配合を行う。 セメントに対して適量の水、砕石、ガラスカレット。 Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントに対して適量の水、珪砂、ガラスカレット。 第２工程 上記基層用材料と表層用材料をそれぞれミキサーにより
混練する。このミキサーによる混練は、所定時間の空練
りで行われる。 第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して適量の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら所定時間混練する。 第４工程 第３工程を経た基層用材料と表層用材料をそれぞれの給
材箱に入れる。 第５工程 第４工程を経た基層用材料と表層用材料のうち、まず型
枠に基層用材料を給材し一次プレスを行ったのち、表層
用材料を給材し二次プレスを行い、脱型し鉄パレットに
載せる。 第６工程 第５工程を経たものを養生室に入れ養生した後、養生室
から出し土場に保管する。 - 【請求項４】 第１工程、第３工程が下記の通りである
請求項３記載のガラス入りインターロッキングブロック
の製造方法。 第１工程 Ａ．基層用の配合を行う。 セメントは１３２．９〜１２６．６リットル 水は１０５〜９６リットル 砕石は２７７．４〜２１２．１リットル ガラスカレット（２ｍｍ〜５ｍｍ）は５００〜５５０リ
ットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） Ｂ．表層用の配合を行う。 セメントは１８９．９〜１５８．２リットル 水は１６２〜１３５リットル 珪砂は２０６．８〜９８．１リットル ガラスカレット（１ｍｍ〜２ｍｍ）は５５０〜５００リ
ットル 合計〜１０００リットル（１ｍ3 ） 第３工程 第２工程を経た基層用材料と表層用材料に、それぞれセ
メントに対して３％の高性能ＡＥ減水剤を投入したの
ち、水分補正をしながら所定時間混練する。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36815997A JPH11188711A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ガラス入りインターロッキングブロックの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36815997A JPH11188711A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ガラス入りインターロッキングブロックの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11188711A true JPH11188711A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18491104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36815997A Pending JPH11188711A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ガラス入りインターロッキングブロックの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11188711A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990064880A (ko) * | 1999-05-18 | 1999-08-05 | 김민태 | 산업폐기 암석재를 이용한 건축용 벽돌의 제조방법 |
| GB2416766A (en) * | 2004-07-29 | 2006-02-08 | Steve Skubala | Light-reflective concrete |
| JP2011017132A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-01-27 | Taiheiyo Precast Concrete Industry Co Ltd | 舗装用遅蒸発型即脱ブロック |
| JP2011016689A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry Science & Technology | インターロッキングブロック及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36815997A patent/JPH11188711A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990064880A (ko) * | 1999-05-18 | 1999-08-05 | 김민태 | 산업폐기 암석재를 이용한 건축용 벽돌의 제조방법 |
| GB2416766A (en) * | 2004-07-29 | 2006-02-08 | Steve Skubala | Light-reflective concrete |
| JP2011017132A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-01-27 | Taiheiyo Precast Concrete Industry Co Ltd | 舗装用遅蒸発型即脱ブロック |
| JP2011016689A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry Science & Technology | インターロッキングブロック及びその製造方法 |
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