JPH11188356A - 浴湯浄化装置 - Google Patents

浴湯浄化装置

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JPH11188356A
JPH11188356A JP9358746A JP35874697A JPH11188356A JP H11188356 A JPH11188356 A JP H11188356A JP 9358746 A JP9358746 A JP 9358746A JP 35874697 A JP35874697 A JP 35874697A JP H11188356 A JPH11188356 A JP H11188356A
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JP
Japan
Prior art keywords
bath water
photocatalyst
circulation path
storage section
purifying apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP9358746A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Shigeta
勇 重田
Hiroaki Kondo
浩明 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 析出物の形成が防止でき、光触媒23や紫外
線ランプ7の表面清掃が不要な浴湯浄化装置Aの提供。 【解決手段】 浴湯浄化装置Aは、浴槽6内の浴湯61
を循環させるための循環路4と、循環路4中に配される
循環ポンプ5と、生物濾材211を収納した上部21
と、光触媒23を収納した下部22とを有する浄化殺菌
タンク2と、下部22内に流れる浴湯に紫外線を照射す
る紫外線ランプ7と、浄化殺菌タンク2の入口近傍の吸
湯管1に永久磁石8、8を配設している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴湯の浄化装置に
係わり、特に浴槽の湯を入れ替えることなく常時入浴が
可能な24時間風呂の浴湯浄化に好適な浴湯浄化装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】24時間風呂は、通常、生物濾材により
浴湯中の有機物を分解して浴湯の浄化を行なうととも
に、紫外線ランプから光触媒に紫外線を照射することに
よりOHラジカル(ヒドロキシラジカル)を生成し、該
OHラジカルの酸化作用により浴湯の浄化殺菌を行なっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】入浴者から剥がれた垢
や体液等が浴湯に混入する。そして、浴湯の循環により
浴湯中のミネラル分が増加してくると、このミネラル分
が光触媒や紫外線ランプの表面に塩(CaCO3 等)と
なって析出する。析出物の形成が進行すると、紫外線が
光触媒の表面に届き難くなり、光触媒の触媒作用が低下
してくる。この為、従来の浴湯浄化装置では、三カ月〜
半年毎に光触媒や紫外線ランプの表面を清掃する必要が
あった。
【0004】本発明の目的は、析出物の形成が防止で
き、光触媒や紫外線ランプの表面清掃が不要な浴湯浄化
装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔請求項1について〕循
環路中に配される循環ポンプにより浴槽内の浴湯が循環
する。循環路中に設けられる生物濾材収納部は、生物濾
材に担持させた微生物により循環路を流れる浴湯中の有
機物を分解して浴湯の浄化を行なう。紫外線による浴湯
の浄化殺菌作用を高めるための光触媒を光触媒収納部が
収納しており、光触媒収納部を流れる浴湯に紫外線ラン
プが紫外線を照射する。そして、光触媒収納部の上流側
に磁力発生手段を設けている。
【0006】入浴により、入浴者から剥がれた垢や体液
等が浴湯に混入し、浴湯の循環により浴湯中のミネラル
分が増加し、このミネラル分が光触媒や紫外線ランプの
表面に塩となって析出する。
【0007】しかし、析出物の原因となるミネラル分
(極性を持つ)の粒子が光触媒収納部の上流側に設けた
磁場に並ぼうとするが、流れる浴湯の粘性に妨害され、
磁場を通過する際に分断されて高電位になる。そして、
この高電位状態の粒子が光触媒や紫外線ランプの表面に
付着している低電位の付着物と接触して放電現象を起こ
し、付着物の結晶格子を破砕するので付着物が剥ぎ取ら
れる。よって、浴湯浄化装置は、析出物の形成が防止で
き、長期間、光触媒や紫外線ランプの表面清掃を行なう
必要がないのでメンテナンスに手間がかからない。
【0008】〔請求項2について〕N極とS極とが循環
路を隔てて対向するように配設した1組の永久磁石で磁
力発生手段を構成している。このため、磁力発生のため
の電力が不要である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例(請求項1、
2に対応)を図1に基づいて説明する。24時間風呂の
浴湯浄化装置Aは、吸湯管1、浄化殺菌タンク2、およ
び出湯管3を順に連設して循環路4を形成し、吸湯管1
中に循環ポンプ5を配設して浴槽6内の浴湯61を循環
させている。この浄化殺菌タンク2の上部21(生物濾
材収納部に相当)は微生物を担持させた生物濾材211
が封入されている。
【0010】そして、浄化殺菌タンク2の下部22(光
触媒収納部に相当)には光触媒23が配設されている。
また、浄化殺菌タンク2内には、浄化殺菌タンク2の下
部22を流れる浴湯に紫外線を照射するための紫外線ラ
ンプ7が挿着されている。そして、浄化殺菌タンク2の
入口近傍の吸湯管1中に1組の永久磁石8、8(磁力発
生手段)を配設している。なお、出湯管3には、浴湯を
加熱するための電気ヒータ(図示せず)が配設されてい
る。
【0011】吸湯管1(プラスチック製)は、先端11
が浴槽6内に臨み、後端12が浄化殺菌タンク2の底部
(入口側)に接続されている。この吸湯管1の外径は数
cm、管厚は数mmである。この吸湯管1中に配設され
る循環ポンプ5は常に運転状態にされ、循環水量は約2
0リットル/分である。
【0012】出湯管3(プラスチック製)は、先端31
が浴槽6内に臨み、後端32が浄化殺菌タンク2の上面
(出口側)に接続されている。この出湯管3の外径は数
cm、管厚は数mmである。
【0013】浄化殺菌タンク2(プラスチック製)は、
縦、横、高さがそれぞれ数十cm程度の直方体の密閉容
器であり、浴槽6外の浴室内に設置されている。光触媒
23(表面積が約42cm2 ×2枚)は、ハニカム状の
コージュライトを板状に成形したものであり、TiO2
を担持させている。
【0014】この光触媒23は、紫外線ランプ7から照
射される紫外線が効率的に入光するように、浄化殺菌タ
ンク2の下部22(光触媒収納部)の内壁に、二枚、対
向配置されている。そして光触媒23は、紫外線の入光
によりOHラジカルを生成し、該OHラジカルは、浄化
殺菌タンク2の下部22(光触媒収納部)を通過する浴
湯61の浄化殺菌を行なう。
【0015】生物濾材211は微生物を付着させた多孔
質セラミックボールであり、浄化殺菌タンク2の上半分
(上部21)に封入されている。この多孔質セラミック
ボールに付着した微生物が、下部22(光触媒収納部)
を通過した浴湯中の有機物(湯垢やヌメリ)を分解す
る。
【0016】紫外線ランプ7(消費電力6W)は、発光
部71が光触媒23、23の間に位置するように、天板
に形成された装着孔20から下向きに挿着されている。
なお、紫外光が生物濾材211に当たらないように基部
には遮光帯72が巻かれている。
【0017】永久磁石8、8(コバルト系)は、N極と
S極とが向き合うように、浄化殺菌タンク2の入口近傍
の吸湯管1を跨いで配設されている。本実施例では、1
000ガウスの磁力を出すものを使用しているが、50
0ガウス以上のものであれば良い。
【0018】本実施例の浴湯浄化装置Aは、以下の利点
を有する。24時間風呂では、同じ浴湯61を1週間程
度、入れ替えずに使用している。この為、複数の入浴者
から剥がれた垢や体液等が浴湯61に混入し、浴湯61
のミネラル分が増加していき、このミネラル分が光触媒
23や紫外線ランプ7の発光部71表面に塩となって析
出する。しかし、N極とS極とが向き合うように永久磁
石8、8を浄化殺菌タンク2の入口近傍の吸湯管1を跨
いで配設しているので、下記の原理により、付着物が早
期に剥ぎ取られ析出物の形成が防止できる。よって、浴
湯浄化装置Aは、長期間、光触媒23や紫外線ランプ7
の表面清掃を行なう必要がないのでメンテナンスに手間
がかからない。また、永久磁石8、8で磁力発生手段を
構成しているので、磁力発生のための電力が不要であ
る。
【0019】析出物の原因となるミネラル分(極性を持
つ)の粒子が永久磁石8、8によってできた磁場80に
並ぼうとするが、流れる浴湯61の粘性に妨害され、磁
場80を通過する際に分断されて高電位になる。この高
電位状態の粒子が光触媒23や発光部71の表面に付着
している低電位の付着物と接触して放電現象を起こし、
付着物の結晶格子を破砕するので付着物が剥ぎ取られ
る。
【0020】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.磁力発生手段を電磁石により構成しても良い。この
場合には、付着物の付着具合や運転時間などを考慮して
磁力の強度を増減すると電気代が節約できる。
【0021】b.本実施例では、浄化殺菌タンク2中
に、生物濾材収納部と光触媒収納部とを設けているが、
独立したタンクにしても良い。また、生物濾材収納部を
光触媒収納部の上流側に配置しても良い。また、浄化殺
菌タンク2は、生物濾材収納部と光触媒収納部とを横設
した横置形であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る浴湯浄化装置の構成図
である。
【符号の説明】
4 循環路 5 循環ポンプ 6 浴槽 7 紫外線ランプ 8 永久磁石(磁力発生手段) 21 上部(生物濾材収納部) 22 下部(光触媒収納部) 23 光触媒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/72 101 C02F 1/72 101 3/06 3/06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽外に配され、該浴槽内の浴湯を循環
    させるための循環路と、 該循環路中に配される循環ポンプと、 前記循環路中に設けられ、生物濾材に担持させた微生物
    により前記循環路を流れる浴湯中の有機物を分解して浴
    湯の浄化を行なう生物濾材収納部と、 紫外線による浴湯の浄化殺菌作用を高めるための光触媒
    を収納し、前記循環路中に設けられる光触媒収納部と、 該光触媒収納部を流れる浴湯に紫外線を照射する紫外線
    ランプとを備えた浴湯浄化装置において、 前記光触媒収納部の上流側に磁力発生手段を設けたこと
    を特徴とする浴湯浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記磁力発生手段は、N極とS極とが前
    記循環路を隔てて対向するように配設した1組の永久磁
    石である請求項1記載の浴湯浄化装置。
JP9358746A 1997-12-26 1997-12-26 浴湯浄化装置 Pending JPH11188356A (ja)

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