JPH11188252A - ジャケット付き撹拌槽の槽壁部の過熱防止方法、及び化粧品組成物又は洗浄剤組成物の製造方法 - Google Patents

ジャケット付き撹拌槽の槽壁部の過熱防止方法、及び化粧品組成物又は洗浄剤組成物の製造方法

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JPH11188252A
JPH11188252A JP9360617A JP36061797A JPH11188252A JP H11188252 A JPH11188252 A JP H11188252A JP 9360617 A JP9360617 A JP 9360617A JP 36061797 A JP36061797 A JP 36061797A JP H11188252 A JPH11188252 A JP H11188252A
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JP
Japan
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tank
jacket
stirring tank
liquid
wall
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JP9360617A
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English (en)
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Masaaki Fukushima
政明 福島
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F35/00Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
    • B01F35/90Heating or cooling systems
    • B01F35/92Heating or cooling systems for heating the outside of the receptacle, e.g. heated jackets or burners

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な方法で確実に撹拌槽の槽壁部の過熱
を防止することができるジャケット付き撹拌槽の槽壁部
の過熱防止方法、並びに、固形分を有する液体原料が撹
拌槽の槽壁面に凝集物として生成することがなく、生産
性を向上することができ、かつ、高品質となる化粧品組
成物又は洗浄剤組成物の製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の過熱防止方法は、撹拌槽10の
ジャケット11に加熱媒体を導入し、撹拌槽10内の液
体原料を加温した後、撹拌槽10の液面上部の過熱され
た槽壁部10aを冷却する冷却媒体をジャケット11に
導入する。本発明の製造方法は、液体原料をジャケット
付き撹拌槽10に投入する工程と、ジャケット11に加
熱媒体を導入し、上記撹拌槽10内の液体原料を加温す
る工程と、撹拌槽10の液面上部の過熱された槽壁部1
0aを冷却するための冷却媒体をジャケット11に導入
する工程と、前記固形分を含有する液体原料を撹拌槽1
0に投入して撹拌混合する工程とをシーケンス制御で自
動的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャケット付き撹
拌槽の槽壁部の過熱防止方法、並びに、その方法を利用
した化粧品組成物又は洗浄剤組成物の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、クリーム、ヘアトリートメン
ト、リンス、化粧液、マニキュア液、液状香粧品、歯磨
などの化粧品組成物又はシャンプー、ボディーソープ、
液体洗剤などの洗浄剤組成物を製造するために、通常、
ジャケット付き撹拌槽などを用いて製造していた。
【0003】しかしながら、化粧品、洗浄剤等の原料に
使用されているスメクタイト分散液などの固形物を含有
する液体は、主配合時に、撹拌槽をジャケットにてスチ
ーム加熱により昇温した後に仕込まれる場合、その際に
撹拌槽の槽壁部(内壁部)に付着してローカルヒートを
起し、ダマ発生となり、配合後の移送時にストレーナー
部で目詰まりが発生し、その度毎にストレーナー部の掃
除作業が必要となっている。従って、化粧品組成物又は
洗浄剤組成物の原料として、スメクタイト分散液などの
固形物を含有する液体又は高粘度となる液体を使用した
場合には、これらの原料が過熱された撹拌槽の槽壁部に
付着し、水分が蒸発して、凝集物を生成し、配合後の移
送時にストレーナー部での目詰まりが増加し、生産性が
低下するなどの課題があり、また、製品の品質安定化の
阻害原因となっているのが現状である。
【0004】一方、特開平5−15774号公報では、
加熱冷却室を有する熱交換器と、加熱冷却室に蒸気と冷
却水を供給する管路と、加熱冷却室と連通した吸引手段
とから成るものにおいて、吸引手段として蒸気エゼクタ
を配置し、上記蒸気供給管路と蒸気エゼクタのノズル部
を接続し、蒸気エゼクタの吸込室と加熱冷却室を連通し
た加熱冷却装置が開示されれているが、この構成は冷却
水の水温に関係なく、蒸気エゼクタによって高い減圧状
態を作り出すことにより、ジャケットを吸引手段で50
℃以下で加熱/冷却を行うものであるので、装置構造が
複雑化するものであり、また、本発明とは技術思想が異
なるものである。また、特開平7−108167号公報
では、熱交換器と、該熱交換器のほぼ全周を覆う蒸気室
と、該蒸気室に弁を介して加熱蒸気を供給する蒸気管と
から成るものにおいて、熱交換器と蒸気室との間に冷却
室を形成し、該冷却室に弁を介して冷却液供給管と温水
供給管を接続すると共に、冷却室を減圧状態に維持する
吸引手段を接続したことを特徴とする加熱冷却装置が開
示されているが、この構造は2重構造のジャケットでそ
れぞれ、加熱、冷却を専用に行うものであるので、装置
構造が複雑化するものであり、また、本発明とは技術思
想が異なるものである。
【0005】更に、特開平7−278210号公報で
は、図2に示されるように、重合性単量体を乳化重合し
てなるエマルションの製造方法において、外周に熱交換
用のジャケット1を装着した堅型円筒状の撹拌槽2内中
心部に回転軸3を垂設し、該回転軸3に撹拌槽2の底面
に近接させて槽底部に配列させた先端部を後退翼に形成
した下段パドル翼4を設置し、かつ上段に位置するパド
ル翼5を、先端に下方に延長する板状フィン6を有し、
かつ下段に位置するパドル翼4に対して交差角度αが9
0度以下であって、回転方向に先行させパドル翼5を配
置すると共に、釜底に原料フィード孔8を設置し、撹拌
槽2内液中へ直接原料フィードする撹拌槽2を用いて乳
化重合することを特徴とするエマルションの製造方法が
開示されているが、釜底に原料フィード孔8を設置し、
液中へ直接原料をフィードするものであるので、原料フ
ィード孔8の目詰まりの問題があり、本発明とは技術思
想が異なるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題に鑑み、これを解消しようとするものであり、簡単な
方法で確実に撹拌槽の槽壁部の過熱を防止することがで
きるジャケット付き撹拌槽の槽壁部の過熱防止方法を提
供すること、並びに、その過熱防止方法を利用してスメ
クタイト分散液等の固形物を含有する液体又は高粘度と
なる液体等を使用した場合でも、これらの原料が撹拌槽
の槽壁部に接触し、凝集物として生成することなく、か
つ、配合後の移送時におけるストレーナー部での目詰ま
りを防止して、生産性を向上すると共に、高品質となる
化粧品組成物又は洗浄剤組成物の製造方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記従来の
課題を解消しようとするものであり、特定構造のジャケ
ット付き撹拌槽を特定の方法等で使用することにより、
上記目的のジャケット付き撹拌槽の槽壁部の過熱防止方
法、及び化粧品組成物又は洗浄剤組成物の製造方法を得
ることに成功し、本発明を完成するに至ったのである。
【0008】すなわち、本発明のジャケット付き撹拌槽
の槽壁部の過熱防止方法は、ジャケット付き撹拌槽のジ
ャケットに加熱媒体を導入し、該撹拌槽内の液体原料を
加温した後、撹拌槽の液面上部の過熱された槽壁部を冷
却するための冷却媒体をジャケットに導入することを特
徴とする。また、本発明の化粧品組成物又は洗浄剤組成
物の製造方法は、液体原料と、該液体原料とは別の固形
分を含有する液体原料とをジャケット付き撹拌槽を用い
て撹拌混合することにより化粧品組成物又は洗浄剤組成
物を製造する方法であって、上記液体原料をジャケット
付き撹拌槽に投入する工程と、ジャケットに加熱媒体を
導入し、上記撹拌槽内の液体原料を加温する工程と、次
いで、撹拌槽の液面上部の過熱された槽壁部を冷却する
ための冷却媒体をジャケットに導入する工程と、前記固
形分を含有する液体原料を撹拌槽に投入して撹拌混合す
る工程とを含むことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面などを参照して詳細に説明する。図1は、本発明のジ
ャケット付き撹拌槽の槽壁部の過熱防止方法、及び化粧
品組成物又は洗浄剤組成物の製造方法に用いる撹拌装置
の一実施形態を示す概略断面図である。
【0010】本実施形態の撹拌装置Aは、図1に示され
るように、架台Bに取り付けられた円筒状のジャケット
付き撹拌槽10と、架台Bの上部に設けられる昇降機C
に取り付けられた撹拌機構部20とにより構成されてい
る。ジャケット付き撹拌槽10は、外周にジャケット1
1を備えている。ジャケット11の内部は螺旋状の管路
となっており、ジャケット11上部には、加熱媒体導入
口12と、冷却媒体出口13とが設けられ、ジャケット
11下部には、加熱媒体出口14と、冷却媒体入口15
とが設けられている。また、撹拌槽10の下部には、ス
トレナー(図示せず)に連通する製品出口16が設けら
れている。
【0011】ジャケット11に導入する加熱媒体として
は、撹拌槽10内に投入した液体原料を加温できるもの
であれば、特に限定されるものではなく、好ましくは、
スチーム(加熱蒸気)であることが望ましい。スチーム
の温度、導入量は、目的に応じて調節される。加熱媒体
は、ジャケット11上部に設けた加熱媒体導入口12か
ら導入され、ジャケット11下部に設けた加熱媒体出口
14から排出されることにより、撹拌槽10内の液体原
料を加温する構成となっている。
【0012】また、冷却媒体としては、加熱媒体により
加熱された撹拌槽10の槽壁部11aを冷却できるもの
であれば、特に限定されるものではなく、好ましくは、
冷水であることが望ましい。冷水の温度、導入量は、目
的に応じて調節されるものであるが、加熱した槽壁面1
0aを撹拌槽10内の液体原料と同程度の温度又は液体
原料が蒸発しない温度まで冷却できる温度、導入量であ
ることが望ましい。冷水の導入量については、ジャケッ
ト内を全て冷水で満す必要はなく、ジャケット内のスチ
ームを凝縮させ、槽壁面10aの温度を低下させる量で
よい。この量は、通常、ジャケット内容積の1/3以
下、好ましくは、1/4〜1/8程度である(20〜3
0℃冷水)。冷却媒体は、ジャケット11下部に設けた
冷却媒体導入口15から導入され、ジャケット11上部
に設けた冷却媒体出口13から排出されることにより、
撹拌槽10の液面上部の過熱された槽壁部10aを冷却
する構成となっている。
【0013】撹拌機構部20は、液体原料等の投入口
(図示せず)と減圧下で撹拌できるように真空ポンプに
連通する真空口(図示せず)とを有する蓋部21と、ホ
モミキサー22と、スクレーパ付きミキサー23と、こ
れらのミキサー22、23を駆動する駆動部24とから
構成されている。なお、25、25…は、スクレーパで
ある。また、ホモミキサー22には、上部に円盤状の転
流板とその下方に4枚の邪魔板とを有している。
【0014】このように構成される撹拌装置Aは、昇降
機Cを操作することにより、撹拌機構部20を降下させ
てジャケット付き撹拌槽10内に、ホモミキサー22と
スクレーパ付きミキサー23を導入し、蓋部21で密閉
することにより製造等に付されることとなる。
【0015】本発明のジャケット付き撹拌槽の槽壁部の
過熱防止方法は、上記構成となる撹拌装置Aを使用する
ことにより行うことができる。すなわち、ジャケット付
き撹拌槽10のジャケット11の導入口12からスチー
ムからなる加熱媒体を導入し、該撹拌槽10内の液体原
料を加温した後、撹拌槽10の液面上部等の過熱された
槽壁部10aを冷却するための冷水からなる冷却媒体を
ジャケット11の導入口15から導入することにより行
なわれるものである。これにより、簡単な方法で確実に
撹拌槽10の槽壁部10aの過熱を防止することができ
ることとなる。なお、過熱された槽壁部10aを冷却す
るための冷却媒体は、冷却媒体出口13から導入し、導
入口15から排出することもできる。
【0016】また、本発明の化粧品組成物又は洗浄剤組
成物の製造方法は、液体原料と、該液体原料とは別の固
形分を含有する液体原料とを上記撹拌装置Aのジャケッ
ト付き撹拌槽10を用いて撹拌混合することにより、ク
リーム、ヘアトリートメント、リンス、化粧液、マニキ
ュア液、液状香粧品、歯磨などの化粧品組成物又はシャ
ンプー、ボディーソープ、液体洗剤などの洗浄剤組成物
を製造することができるものであり、液体原料を蓋部2
1の投入口からジャケット付き撹拌槽10内に投入する
工程と、ジャケット11の導入口12から加熱媒体を導
入し、上記撹拌槽10内の液体原料を加温する工程と、
次いで、撹拌槽10の液面上部の過熱された槽壁部10
aを冷却するための冷却媒体をジャケット11の導入口
15から導入する工程と、前記固形分を含有する液体原
料を蓋部21の投入口から撹拌槽10に投入して撹拌混
合する工程とを含むものであり、これらの工程はマニュ
アル操作又はシーケンス制御で自動的に行うことができ
るものである。なお、最初に投入する液体原料は、一般
に、水、アルコール、多価アルコール、水溶性成分等で
あり、例えば、エタノール、グリセリン、エチレングリ
コール、ソルビット、1,3−ブチレングリコール、水
溶性高分子、水溶性抗菌剤、水溶性薬効成分等が挙げら
れる。また、固形分を含有する液体原料には、高粘度と
なる液体原料も含まれるものであり、例えば、粘土鉱
物、水不溶性抗菌剤、パール化剤、顔料等と高分子を含
有する溶液等が挙げられる。
【0017】
【実施例】次に、実施例等により更に本発明を詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
ない。
【0018】〔実施例1:ボディソープ組成物の製造〕
2KL真空乳化釜を用い仕込量1,500kgでボディ
ソープ組成物を下記の組成になるように、以下のような
方法で製造した。パドル型撹拌槽で、精製水30重量部
に、スメクタイト1.0重量部を約60℃で分散し、ス
メクタイト分散液を調製した。2KLアジホモミキサー
(図1参照)に、精製水の残部部に、エデト酸四ナトリ
ウム四水塩、安息香酸ナトリウムを混合溶解し、ジャケ
ットに130℃のスチームを導入し、内溶液の温度が6
0℃になるように加熱した。スチーム加熱終了30秒後
に、冷水(20〜30℃)をジャケットに約40L導入
し、過熱した槽壁部10aを冷却した後、スメクタイト
分散液を2KLアジホモミキサー上部の蓋部21の投入
口から投入し、撹拌混合(撹拌時間20分)した。
【0019】別途、対応する脂肪酸を水酸化カリウムで
中和することにより調製した60℃のラウリン酸カリウ
ム、ミリスチン酸カリウムを蓋部21の投入口から投入
して撹拌混合し、更に、香料以外の残りの成分を投入し
て撹拌混合(合計撹拌時間50分)した。次いで、35
℃に冷却後、香料を混合し、下記組成のボディソープ組
成物を得た。なお、2KLアジホモミキサーでの以上の
操作は、550mmHg以下の減圧下で行った。このよ
うにして得られたボディソープ組成物は、スメクタイト
粒子の凝集がなく、良好な性状であった。
【0020】 〔組成割合〕 ラウリン酸カリウム 10.0重量部 ミリスチン酸カリウム 10.0 NラウロイルNメチルβアラニンK塩 2.0 Nラウロイルグルタミン酸モノK塩 2.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0 エデト酸四ナトリウム四水塩 0.1 安息香酸ナトリウム 0.1 スメクタイト 1.0 香料 0.5 精製水 バランス
【0021】〔比較例1〕実施例1において、同じ温度
のスチームを導入し、加熱後、冷水の導入を行わなかっ
た以外は、実施例1と同様に行ってボディソープ組成物
を製造した。このようにして得られたボディソープ組成
物は、スメクタイト粒子の凝集があり、ろ過操作により
凝集物を除去する必要があった。
【0022】上記実施例1及び比較例1の結果から明ら
かなように、スメクタイト分散液等の固形物を含有する
液体を原料として使用した場合でも、これらの原料が撹
拌槽の槽壁部に凝集物として生成することなく、かつ、
配合後の移送時におけるストレーナー部での目詰まりが
防止されることが判ったので、生産性を向上することが
でき、高品質となるボディソープ組成物が得られること
が判明した。
【0023】
【発明の効果】本発明のジャケット付き撹拌槽の槽壁部
の過熱防止方法によれば、簡単な方法で確実に撹拌槽の
槽壁部の過熱を防止することができる。また、本発明の
化粧品組成物又は洗浄剤組成物の製造方法によれば、ス
メクタイト分散液等の固形物を含有する液体又は高粘度
の液体を使用した場合でも、これらの原料が撹拌槽の槽
壁部に凝集物(ダマ)として生成することがないので、
生産性を向上することができ、また、高品質となる化粧
品組成物又は洗浄剤組成物が製造される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に用いるジャケット付き撹拌槽の一
実施形態を示す概略断面図である。
【図2】従来例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
A 撹拌装置 10 撹拌槽 10a 槽壁部 11 ジャケット 20 撹拌機構部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01J 19/00 301 B01J 19/00 301Z F28D 1/06 F28D 1/06 B G05B 19/02 G05B 19/02 H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャケット付き撹拌槽のジャケットに加
    熱媒体を導入し、該撹拌槽内の液体原料を加温した後、
    撹拌槽の液面上部の過熱された槽壁部を冷却するための
    冷却媒体をジャケットに導入することを特徴とするジャ
    ケット付き撹拌槽の槽壁部の過熱防止方法。
  2. 【請求項2】 液体原料と、該液体原料とは別の固形分
    を含有する液体原料とをジャケット付き撹拌槽を用いて
    撹拌混合することにより化粧品組成物又は洗浄剤組成物
    を製造する方法であって、上記液体原料をジャケット付
    き撹拌槽に投入する工程と、ジャケットに加熱媒体を導
    入し、上記撹拌槽内の液体原料を加温する工程と、次い
    で、撹拌槽の液面上部の過熱された槽壁部を冷却するた
    めの冷却媒体をジャケットに導入する工程と、前記固形
    分を含有する液体原料を撹拌槽に投入して撹拌混合する
    工程とを含むことを特徴とする化粧品組成物又は洗浄剤
    組成物の製造方法。
JP9360617A 1997-12-26 1997-12-26 ジャケット付き撹拌槽の槽壁部の過熱防止方法、及び化粧品組成物又は洗浄剤組成物の製造方法 Pending JPH11188252A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012066169A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Pola Chemical Industries Inc 化粧品の製造装置
KR20180079588A (ko) * 2016-12-30 2018-07-11 주식회사 효성 균일 교반을 위한 스웰링용 교반장치

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