JPH09249900A - 界面活性剤含有高粘性液体の製造方法 - Google Patents
界面活性剤含有高粘性液体の製造方法Info
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- JPH09249900A JPH09249900A JP8090237A JP9023796A JPH09249900A JP H09249900 A JPH09249900 A JP H09249900A JP 8090237 A JP8090237 A JP 8090237A JP 9023796 A JP9023796 A JP 9023796A JP H09249900 A JPH09249900 A JP H09249900A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 界面活性剤を含有する液体原料を撹拌槽を用
いて混合し、界面活性剤含有高粘性液体を製造する方法
において、減圧装置を使用せずに、洗浄の容易な汎用の
撹拌槽を用いて、発泡や気泡の混入を防止できる製造方
法を提供する。 【解決手段】 界面活性剤を含有する液体原料を撹拌槽
を用いて混合するに際し、撹拌羽根を有する撹拌槽を用
いて撹拌羽根先端速度(周速)0.3〜2m/sで撹拌
すると共に、液体原料を周速の3倍以下の平均流速でか
つ、下記(1)式で表されるαが0.01以下になる流
量で、撹拌槽に添加する。 α=q/Nd3 ……(1) 〔但し、q:液体原料の添加流量(m3/s)、N:撹
拌羽根回転数(1/s)、d:撹拌羽根直径(m)〕
いて混合し、界面活性剤含有高粘性液体を製造する方法
において、減圧装置を使用せずに、洗浄の容易な汎用の
撹拌槽を用いて、発泡や気泡の混入を防止できる製造方
法を提供する。 【解決手段】 界面活性剤を含有する液体原料を撹拌槽
を用いて混合するに際し、撹拌羽根を有する撹拌槽を用
いて撹拌羽根先端速度(周速)0.3〜2m/sで撹拌
すると共に、液体原料を周速の3倍以下の平均流速でか
つ、下記(1)式で表されるαが0.01以下になる流
量で、撹拌槽に添加する。 α=q/Nd3 ……(1) 〔但し、q:液体原料の添加流量(m3/s)、N:撹
拌羽根回転数(1/s)、d:撹拌羽根直径(m)〕
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、減圧装置を使用す
ることなしに、泡の混入を抑制した界面活性剤含有高粘
性液体を製造する方法に関する。
ることなしに、泡の混入を抑制した界面活性剤含有高粘
性液体を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リンス、クリーム、シャンプー等の界面
活性剤を含有する高粘性液体は、一般にチクソトロピー
性を有しており、高剪断力のときには粘度が低下する
が、低剪断下(特に静置状態)では著しく高粘度とな
る。このような性質を利用して、使用時、皮膚、毛髪等
に塗布する場合の使用感や付着性を良好にしている。
活性剤を含有する高粘性液体は、一般にチクソトロピー
性を有しており、高剪断力のときには粘度が低下する
が、低剪断下(特に静置状態)では著しく高粘度とな
る。このような性質を利用して、使用時、皮膚、毛髪等
に塗布する場合の使用感や付着性を良好にしている。
【0003】ただ、これらの高粘性液体は、界面活性剤
を含有するため、発泡し易く、一旦、発泡叉は気泡が混
入すると上記のように静置状態での粘度が高いため、
泡、気泡の除去は困難である。このようなことから、界
面活性剤を含有する高粘性液体を製造する際に、発泡を
抑制し、泡の混入を防止することが必須であり、このた
め、これらの高粘性液体は、真空ポンプ等の減圧装置を
付属した真空釜(撹拌槽)を用いて製造されている。
を含有するため、発泡し易く、一旦、発泡叉は気泡が混
入すると上記のように静置状態での粘度が高いため、
泡、気泡の除去は困難である。このようなことから、界
面活性剤を含有する高粘性液体を製造する際に、発泡を
抑制し、泡の混入を防止することが必須であり、このた
め、これらの高粘性液体は、真空ポンプ等の減圧装置を
付属した真空釜(撹拌槽)を用いて製造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の真空
釜は、減圧に耐えるため強固な装置構造を有し、高価で
あり、また、密閉構造となっているため、品種切り換え
時には、洗浄しにくく、長時間を要するという問題があ
る。リンス、クリーム、シャンプー等の化粧品は、少量
多品種生産するものであり、この品種切り換え時には、
香料の匂い等も完全に除去する必要があるため、装置の
洗浄の容易性は、生産効率に大きく影響する。一方、高
粘性液体を長時間静置することにより、泡や気泡を分離
除去可能な性質を有する界面活性剤含有高粘性液体(や
や粘度の低いシャンプー)であっても、製造装置が大型
化(例えば、10〜20t)するに従い、実質的に泡や
気泡の分離が困難となる。
釜は、減圧に耐えるため強固な装置構造を有し、高価で
あり、また、密閉構造となっているため、品種切り換え
時には、洗浄しにくく、長時間を要するという問題があ
る。リンス、クリーム、シャンプー等の化粧品は、少量
多品種生産するものであり、この品種切り換え時には、
香料の匂い等も完全に除去する必要があるため、装置の
洗浄の容易性は、生産効率に大きく影響する。一方、高
粘性液体を長時間静置することにより、泡や気泡を分離
除去可能な性質を有する界面活性剤含有高粘性液体(や
や粘度の低いシャンプー)であっても、製造装置が大型
化(例えば、10〜20t)するに従い、実質的に泡や
気泡の分離が困難となる。
【0005】したがって、本発明は、減圧装置を必要と
せず、洗浄の容易な汎用の撹拌槽を用い、泡の混入を防
止して、界面活性剤含有高粘性液体を効率的に製造する
方法を提供することを目的とする。
せず、洗浄の容易な汎用の撹拌槽を用い、泡の混入を防
止して、界面活性剤含有高粘性液体を効率的に製造する
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため鋭意研究した結果、撹拌槽を用いて、特定
の撹拌条件において、液体原料を特定の添加速度で撹拌
槽に添加すると、発泡や気泡の混入を防止出来ることを
見い出し、本発明を完成するに至った。
解決するため鋭意研究した結果、撹拌槽を用いて、特定
の撹拌条件において、液体原料を特定の添加速度で撹拌
槽に添加すると、発泡や気泡の混入を防止出来ることを
見い出し、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明によれば、界面活性剤を含有
する液体原料を撹拌槽を用いて混合し、界面活性剤含有
高粘性液体を製造する際に、撹拌羽根を有する撹拌槽を
用いて撹拌羽根先端速度(周速)0.3〜2m/sで撹
拌すると共に、液体原料を周速の3倍以下の平均流速で
かつ下記(1)式で表されるαが0.01以下になる流
量で、撹拌槽に添加することを特徴とする界面活性剤含
有高粘性液体の製造方法が提供される。 α=q/Nd3−−−− (1) q:液体原料の添加流量[m3/s] N:撹拌羽根回転数 [1/s] d:撹拌羽根直径 [m]
する液体原料を撹拌槽を用いて混合し、界面活性剤含有
高粘性液体を製造する際に、撹拌羽根を有する撹拌槽を
用いて撹拌羽根先端速度(周速)0.3〜2m/sで撹
拌すると共に、液体原料を周速の3倍以下の平均流速で
かつ下記(1)式で表されるαが0.01以下になる流
量で、撹拌槽に添加することを特徴とする界面活性剤含
有高粘性液体の製造方法が提供される。 α=q/Nd3−−−− (1) q:液体原料の添加流量[m3/s] N:撹拌羽根回転数 [1/s] d:撹拌羽根直径 [m]
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を以下に詳述する。本発明
の界面活性剤含有高粘性液体の製造方法は、前記したよ
うに、界面活性剤を含有する液体原料を撹拌槽用いて混
合するに際し、撹拌羽根を有する撹拌槽を用いて撹拌羽
根先端速度(周速)0.3〜2m/sで撹拌すると共
に、液体原料を周速の3倍以下の平均流速でかつ、下記
(1)式で表されるαが0.01以下になる流量で、撹
拌槽に添加することを特徴とする。 α=q/Nd3−−−− (1) q:液体原料の添加流量[m3/s] N:撹拌羽根回転数 [1/s] d:撹拌羽根直径 [m]
の界面活性剤含有高粘性液体の製造方法は、前記したよ
うに、界面活性剤を含有する液体原料を撹拌槽用いて混
合するに際し、撹拌羽根を有する撹拌槽を用いて撹拌羽
根先端速度(周速)0.3〜2m/sで撹拌すると共
に、液体原料を周速の3倍以下の平均流速でかつ、下記
(1)式で表されるαが0.01以下になる流量で、撹
拌槽に添加することを特徴とする。 α=q/Nd3−−−− (1) q:液体原料の添加流量[m3/s] N:撹拌羽根回転数 [1/s] d:撹拌羽根直径 [m]
【0009】本発明の界面活性剤含有高粘性液体は、ア
ニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、カチオン界面
活性剤、両性界面活性剤等から選ばれる1種以上を含有
する水性の溶液であり、これら界面活性剤の含有量は、
製品によって異なるが、0.5〜80%の範囲である。
この他の成分として、油性成分、多価アルコール、水溶
性高分子、薬効成分、防腐剤、香料等を含有することが
できる。界面活性剤含有高粘性液体は、B型回転粘度計
(30r.p.m,10回転目の値)で測定した粘度が
0.5〜10Pa・S、密度が980〜1200kg/
m3の範囲ものである。界面活性剤含有高粘性液体は、
例えばリンス、クリーム、乳液、シャンプー、食器用液
体洗剤、衣料用液体洗剤等である。
ニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、カチオン界面
活性剤、両性界面活性剤等から選ばれる1種以上を含有
する水性の溶液であり、これら界面活性剤の含有量は、
製品によって異なるが、0.5〜80%の範囲である。
この他の成分として、油性成分、多価アルコール、水溶
性高分子、薬効成分、防腐剤、香料等を含有することが
できる。界面活性剤含有高粘性液体は、B型回転粘度計
(30r.p.m,10回転目の値)で測定した粘度が
0.5〜10Pa・S、密度が980〜1200kg/
m3の範囲ものである。界面活性剤含有高粘性液体は、
例えばリンス、クリーム、乳液、シャンプー、食器用液
体洗剤、衣料用液体洗剤等である。
【0010】液体原料としては、前述の界面活性剤の場
合、その濃度は、一般に、 アニオン界面活性剤 1〜80% ノニオン界面活性剤 1〜100% カチオン界面活性剤 1〜50% 両性界面活性剤 1〜50% の範囲であり、これらの液体原料は必要により他の成分
と混合して添加する。この他、水及び水と他の成分との
混合・溶解液も液体原料である。
合、その濃度は、一般に、 アニオン界面活性剤 1〜80% ノニオン界面活性剤 1〜100% カチオン界面活性剤 1〜50% 両性界面活性剤 1〜50% の範囲であり、これらの液体原料は必要により他の成分
と混合して添加する。この他、水及び水と他の成分との
混合・溶解液も液体原料である。
【0011】本発明においては、撹拌羽根を有する撹拌
が使用される。好ましいのは、撹拌羽根直径/撹拌槽直
径=0.5〜0.99の撹拌羽根を有するもので、特に
撹拌羽根直径/撹拌槽直径=0.8〜0.99であるも
のが好ましい。この値が0.5未満では、混合が不十分
となり易い。撹拌羽根の形状は、パドル型、タービン
型、アンカー型、プロペラ型、その他変形翼等が使用で
きるが、好ましくは、アンカー型、多段のパドル型、よ
り好ましくは、アンカー型である。これらの撹拌羽根に
は、かきとり板を付けることが好ましい。アンカー型の
場合、槽中心にある撹拌軸と羽根との間に邪魔板を設置
することが、混合効率の点から好ましい。
が使用される。好ましいのは、撹拌羽根直径/撹拌槽直
径=0.5〜0.99の撹拌羽根を有するもので、特に
撹拌羽根直径/撹拌槽直径=0.8〜0.99であるも
のが好ましい。この値が0.5未満では、混合が不十分
となり易い。撹拌羽根の形状は、パドル型、タービン
型、アンカー型、プロペラ型、その他変形翼等が使用で
きるが、好ましくは、アンカー型、多段のパドル型、よ
り好ましくは、アンカー型である。これらの撹拌羽根に
は、かきとり板を付けることが好ましい。アンカー型の
場合、槽中心にある撹拌軸と羽根との間に邪魔板を設置
することが、混合効率の点から好ましい。
【0012】より好ましい撹拌槽の構造、撹拌羽根の形
状の例を図1及び2に示す。図1において、1は撹拌
槽、2は撹拌軸、3はアンカー型撹拌羽根、4は邪魔
板、5は液表面を、それぞれ示す。撹拌羽根直径をd、
撹拌羽根の幅をb、槽内径をD、液面高さをHで表す
と、好ましい形状例としては次のようなものが挙げられ
る。 0.8≦d/D≦0.99 0.1≦b/d≦0.2 1.0≦H/D≦1.2 0.7≦h/H≦0.9 また、図2には、パドルとアンカーの組み合わせからな
る撹拌羽根の形状が示されるが、パドル型撹拌羽根6の
直径をxで表すと、x=d/3のものが好ましい例とし
て挙げられる。
状の例を図1及び2に示す。図1において、1は撹拌
槽、2は撹拌軸、3はアンカー型撹拌羽根、4は邪魔
板、5は液表面を、それぞれ示す。撹拌羽根直径をd、
撹拌羽根の幅をb、槽内径をD、液面高さをHで表す
と、好ましい形状例としては次のようなものが挙げられ
る。 0.8≦d/D≦0.99 0.1≦b/d≦0.2 1.0≦H/D≦1.2 0.7≦h/H≦0.9 また、図2には、パドルとアンカーの組み合わせからな
る撹拌羽根の形状が示されるが、パドル型撹拌羽根6の
直径をxで表すと、x=d/3のものが好ましい例とし
て挙げられる。
【0013】本発明の実施に当たっては、撹拌羽根先端
速度(即ち、周速)は、0.3〜2m/s、好ましく
は、0.5〜1.7m/sの範囲である 周速0.4m/s未満では、混合が不十分となり、2m
/sを越えると発泡や気泡の混入が著しくなる。
速度(即ち、周速)は、0.3〜2m/s、好ましく
は、0.5〜1.7m/sの範囲である 周速0.4m/s未満では、混合が不十分となり、2m
/sを越えると発泡や気泡の混入が著しくなる。
【0014】また、撹拌槽への液体原料の添加速度は、
周速の3倍以下の平均流速、好ましくは、周速の0.4
〜2倍である。3倍を越えると発泡や気泡の混入が著し
くなる。添加速度を周速の3倍以下であまり遅くすると
製造時間が長時間になる。更に、液体原料の添加は、、
下記(1)式のαが、0.01以下となる流量qで行な
われることが要求され、特にαが1×10-4〜5×10
-3の範囲となる流量が好ましい。 α=q/Nd3−−−− (1) q:液体原料の添加流量[m3/s] N:撹拌羽根回転数 [1/s] d:撹拌羽根直径 [m] αが0.01を越えるような添加速度(流量)となる
と、発泡や気泡の混入が著しくなる。また、あまり添加
速度が遅いと、製造時間が長時間になるので好ましくな
い。
周速の3倍以下の平均流速、好ましくは、周速の0.4
〜2倍である。3倍を越えると発泡や気泡の混入が著し
くなる。添加速度を周速の3倍以下であまり遅くすると
製造時間が長時間になる。更に、液体原料の添加は、、
下記(1)式のαが、0.01以下となる流量qで行な
われることが要求され、特にαが1×10-4〜5×10
-3の範囲となる流量が好ましい。 α=q/Nd3−−−− (1) q:液体原料の添加流量[m3/s] N:撹拌羽根回転数 [1/s] d:撹拌羽根直径 [m] αが0.01を越えるような添加速度(流量)となる
と、発泡や気泡の混入が著しくなる。また、あまり添加
速度が遅いと、製造時間が長時間になるので好ましくな
い。
【0015】液体原料は、撹拌槽の内壁に沿って添加す
る事が好ましい。液体原料の添加速度が前述の範囲内に
なるように、液体原料の導入パイプの太さ及びポンプの
流量を適宣調整する。また、液体原料を撹拌槽内へ流入
させる際の流路の方向は、撹拌羽根の回転方向で垂直〜
水平の範囲内が好ましく(図3)、より好ましくは、撹
拌軸に対して30〜90度の範囲で下向きに傾斜させ
る。液体原料添加の一例を図4−(a)及び図4−
(b)に示す。図4−(a)は側面図、図4−(b)は
上面図であり、図4−(a)及び4(b)においては、
7は液体原料投入パイプ、8は液体原料投入口を、それ
ぞれ示す。液体原料は撹拌槽の内壁面に沿って撹拌槽内
の液面に流入する。前述の条件を満たすのであれば、撹
拌槽内の液中に直接液体原料を添加することもできる。
る事が好ましい。液体原料の添加速度が前述の範囲内に
なるように、液体原料の導入パイプの太さ及びポンプの
流量を適宣調整する。また、液体原料を撹拌槽内へ流入
させる際の流路の方向は、撹拌羽根の回転方向で垂直〜
水平の範囲内が好ましく(図3)、より好ましくは、撹
拌軸に対して30〜90度の範囲で下向きに傾斜させ
る。液体原料添加の一例を図4−(a)及び図4−
(b)に示す。図4−(a)は側面図、図4−(b)は
上面図であり、図4−(a)及び4(b)においては、
7は液体原料投入パイプ、8は液体原料投入口を、それ
ぞれ示す。液体原料は撹拌槽の内壁面に沿って撹拌槽内
の液面に流入する。前述の条件を満たすのであれば、撹
拌槽内の液中に直接液体原料を添加することもできる。
【0016】液体原料の添加時間は、通常、生産効率を
考慮して1〜60分になるように各種条件を設定するの
が好ましい。まず、液体原料の流量及び撹拌条件を設定
(周速、αは前記範囲内)し、次いで、液体原料の平均
流速が周速の3倍以下になるようにパイプの内径や本数
を調整する。液体原料添加終了後の撹拌時間は、原料の
均一混合に要する時間であり、原料の物性により異なる
が一般に5〜30分である。
考慮して1〜60分になるように各種条件を設定するの
が好ましい。まず、液体原料の流量及び撹拌条件を設定
(周速、αは前記範囲内)し、次いで、液体原料の平均
流速が周速の3倍以下になるようにパイプの内径や本数
を調整する。液体原料添加終了後の撹拌時間は、原料の
均一混合に要する時間であり、原料の物性により異なる
が一般に5〜30分である。
【0017】
【実施例】本発明を更に詳細に説明するために、以下に
実施例、比較例を示す。なお、実施例、比較例において
は、次に示す方法で性能を評価した。
実施例、比較例を示す。なお、実施例、比較例において
は、次に示す方法で性能を評価した。
【0018】[比重の測定]化粧品原料基準の一般試験
法、比重測定法、第1法Aによる。
法、比重測定法、第1法Aによる。
【0019】 [混合度の評価] 肉眼又は顕微鏡観察 色素の均一性 ○ 油滴浮き、ダマなし 色ムラなし △ 若干微少のダマあり 色ムラなし × 表面に油滴、大きなダマあり 色ムラあり
【0020】
【0021】実施例1〜12、比較例1〜4 〈リンスの製造(1tスケール)〉まず、下記A〜Fの
小物を調製した。
小物を調製した。
【0022】(1)小物A(主に油相) 下記成分を約70℃で混合溶解した。 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 20kg ステアリルアルコール 20kg モノステアリン酸ソルビタン 5kg モノラウリン酸ソルビタン 5kg プロピレングリコール 50kg メチルパラベン 3kg ミックスオイル 5kg 合 計 100kg
【0023】(2)小物B(主に油相) 約70℃で下記成分を分散混合した。 シリコーンミックス 15kg ヒドロキシエチルセルロース 5kg 合 計 20kg
【0024】(3)小物C(水相) 下記成分を混合溶解した。 リン酸 0.5kg 精製水 1.5kg 合 計 2kg
【0025】(4)小物D(水相) 下記成分を混合溶解した。 色素 0.003kg 精製水 4.987kg プロピレングリコール 22.0kg トリメチルグリシン 0.01kg 合 計 27.01kg
【0026】(5)小物E(水相) 下記成分を混合溶解した。 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 1.0kg 精製水 9.0kg 合 計 10kg
【0027】(6)小物F(水相) 下記成分を混合溶解した。 グリシン 10kg 精製水 65kg 合 計 75kg
【0028】上記小物A〜F及び精製水を下記のように
配合してリンスを製造した。この際小物B〜F及び精製
水の添加及び混合は、表1〜4に示す条件下で行った。
液体原料の投入角度は、60度であった。なお、使用し
た撹拌槽(主配合槽)の内容積は、1.4m3であり、
撹拌羽根は、アンカー型で表に示す形状(図1のタイ
プ)のものを用いた。
配合してリンスを製造した。この際小物B〜F及び精製
水の添加及び混合は、表1〜4に示す条件下で行った。
液体原料の投入角度は、60度であった。なお、使用し
た撹拌槽(主配合槽)の内容積は、1.4m3であり、
撹拌羽根は、アンカー型で表に示す形状(図1のタイ
プ)のものを用いた。
【0029】[配合方法]小物Aを主配合槽に投入し
て、これに香料5kgを添加し、約70℃に加温しなが
ら混合した。次に、精製水80kgを投入し、約15分
間撹拌混合した。続いて、精製水180kgを投入し、
約5分間撹拌混合した。小物Bを投入し、約15分撹拌
混合した。ここまで、撹拌槽内の温度は約70℃に保っ
た。精製水100kgを投入し、槽内液の冷却を開始し
た。続いて、小物C〜Fの順に投入し、冷却しながら撹
拌混合を行った。更に、精製水の残部(全配合量が10
00kgになるような水の量)を投入し、撹拌混合、冷
却を槽内液の温度が35℃になるまて゛行った。なお、
リンスの粘度は、約 2.5Pa・sであった。
て、これに香料5kgを添加し、約70℃に加温しなが
ら混合した。次に、精製水80kgを投入し、約15分
間撹拌混合した。続いて、精製水180kgを投入し、
約5分間撹拌混合した。小物Bを投入し、約15分撹拌
混合した。ここまで、撹拌槽内の温度は約70℃に保っ
た。精製水100kgを投入し、槽内液の冷却を開始し
た。続いて、小物C〜Fの順に投入し、冷却しながら撹
拌混合を行った。更に、精製水の残部(全配合量が10
00kgになるような水の量)を投入し、撹拌混合、冷
却を槽内液の温度が35℃になるまて゛行った。なお、
リンスの粘度は、約 2.5Pa・sであった。
【0030】
【表1】 註)投入方法 W:槽内壁に沿って羽根回転方向で下向きに投入 S:槽内液の液中に直接投入
【0031】
【表2】 註)投入方法 W:槽内壁に沿って羽根回転方向で下向きに投入
【0032】
【表3】 註)投入方法 W:槽内壁に沿って羽根回転方向で下向きに投入
【0033】
【表4】 註)投入方法 W:槽内壁に沿って羽根回転方向で下向きに投入
【0034】表1〜表4から、撹拌羽根(好ましくは撹
拌羽根直径/撹拌槽直径=0.5〜0.99の範囲のも
の)を有する撹拌槽を用いて撹拌羽根先端速度(周速)
0.4〜2m/sで撹拌すると共に、液体原料を周速の
3倍以下の平均流速でかつ前記式(1)で表されるαが
0.01以下になる流量で撹拌槽に(好ましくは撹拌槽
の内壁に沿って)添加することにより、泡や気泡の混入
のない良好な品質のリンスが製造できることがわかる。
拌羽根直径/撹拌槽直径=0.5〜0.99の範囲のも
の)を有する撹拌槽を用いて撹拌羽根先端速度(周速)
0.4〜2m/sで撹拌すると共に、液体原料を周速の
3倍以下の平均流速でかつ前記式(1)で表されるαが
0.01以下になる流量で撹拌槽に(好ましくは撹拌槽
の内壁に沿って)添加することにより、泡や気泡の混入
のない良好な品質のリンスが製造できることがわかる。
【0035】実施例13 〈リンスの製造(10tスケール)〉まず、下記A〜D
の小物を調製した。
の小物を調製した。
【0036】(1)小物A(主に油相) 下記成分を約60℃で混合溶解した。 セトステアリルアルコール 400kg 親油型モノステアリン酸グリセリン 50kg セスキオレイン酸ソルビタン 50kg モノラウリン酸ソルビタン 50kg 安息香酸 5kg メチルパラベン 20kg 合 計 575kg
【0037】(2)小物B(主に油相) 約60℃で下記成分を分散混合した。 N−ヤシ油脂肪酸アシル L−アルギニンエチル・DL− ピロリドンカルボン酸塩 50kg 精製水 200kg 合 計 250kg
【0038】(3)小物C(水相) 下記成分を約40℃で混合溶解した。 トリメチルグリシン 0.1kg 精製水 35kg 合 計 35.1kg
【0039】(4)小物D(水相) 下記成分を混合溶解した。 リン酸 3kg 精製水 27kg 合 計 30kg
【0040】内容積14m3のアンカー型撹拌羽根を備
えた撹拌槽に、小物A、濃グリセリン800kg、シリ
コーンミックス100kg及び小物Bを投入し、約60
℃で撹拌混合した。次に精製水1500kgを投入し、
約20分撹拌混合後、更に、精製水1600kgを投入
して、約20分撹拌混合した。ここまで、槽内液の温度
を約60℃に維持した。続いて、小物C、D、精製水の
残り(全配合量が10tになる水の量)の順で投入し、
撹拌混合、冷却を行い、更に、香料50kgを投入し、
35℃まで冷却した。なお、撹拌羽根の大きさ及び精製
水1500kg投入以降の原料投入方法は、後記表5に
示す条件で行った。液体原料の投入角度は、90度(水
平)であった。このようにして得られたリンスは、泡や
気泡の混入がなく良好な品質のものであった。粘度は、
2Pa・sであった。
えた撹拌槽に、小物A、濃グリセリン800kg、シリ
コーンミックス100kg及び小物Bを投入し、約60
℃で撹拌混合した。次に精製水1500kgを投入し、
約20分撹拌混合後、更に、精製水1600kgを投入
して、約20分撹拌混合した。ここまで、槽内液の温度
を約60℃に維持した。続いて、小物C、D、精製水の
残り(全配合量が10tになる水の量)の順で投入し、
撹拌混合、冷却を行い、更に、香料50kgを投入し、
35℃まで冷却した。なお、撹拌羽根の大きさ及び精製
水1500kg投入以降の原料投入方法は、後記表5に
示す条件で行った。液体原料の投入角度は、90度(水
平)であった。このようにして得られたリンスは、泡や
気泡の混入がなく良好な品質のものであった。粘度は、
2Pa・sであった。
【0041】実施例14 〈クリームの製造(2tスケール)〉まず、下記A、B
の小物を調製した。
の小物を調製した。
【0042】(1)小物A 下記成分を混合溶解した。 グリセリン 200kg 1,3−ブチレングリコール 60kg ソルビン酸 1kg 合 計 261kg
【0043】(2)小物B(主に油相) 約70℃で下記成分を混合した。 流動パラフィン 180kg パルミチン酸イソプロピル 60kg セトステアリルアルコール 50kg 親油型モノステアリン酸グリセリン 30kg モノステアリン酸ポリエチレングリコール 30kg パラフィン 20kg パルミチン酸セチル 20kg 合 計 390kg
【0044】内容積3m3のアンカー型撹拌羽根を備え
た撹拌槽(図2のタイプ)に、精製水600kgを投入
し、約60℃に加温後、小物Aを投入し、5分間撹拌混
合した。次いで、小物Bを投入し、20分間撹拌混合し
て、槽内液の温度を60℃に維持した。精製水748k
gを投入し、撹拌混合、冷却を行い、更に、香料1kg
を投入し、30℃まで冷却した。なお、小物A以降の投
入、撹拌などの条件は、後記表5に示す。液体原料の投
入角度は、90度(水平)であった。このようにして得
られたクリームは、泡や気泡の混入がない良好な品質の
ものであった。粘度は、5Pa・sであった。
た撹拌槽(図2のタイプ)に、精製水600kgを投入
し、約60℃に加温後、小物Aを投入し、5分間撹拌混
合した。次いで、小物Bを投入し、20分間撹拌混合し
て、槽内液の温度を60℃に維持した。精製水748k
gを投入し、撹拌混合、冷却を行い、更に、香料1kg
を投入し、30℃まで冷却した。なお、小物A以降の投
入、撹拌などの条件は、後記表5に示す。液体原料の投
入角度は、90度(水平)であった。このようにして得
られたクリームは、泡や気泡の混入がない良好な品質の
ものであった。粘度は、5Pa・sであった。
【0045】実施例15 〈シャンプーの製造(10tスケール)〉まず、下記A
〜Dの小物を調製した。
〜Dの小物を調製した。
【0046】(1)小物A 下記成分を混合溶解した。 無水硫酸ナトリウム 200kg 精製水 600kg 合 計 800kg
【0047】(2)小物B 下記成分を混合溶解した。 安息香酸ナトリウム 50kg 精製水 15kg 合 計 200kg
【0048】(3)小物C 下記成分を混合溶解した。 クエン酸 30kg 精製水 50kg 合計 80kg
【0049】(4)小物D 下記成分を60℃で混合溶解した。 カチオン化セルロース 40kg 精製水 110kg 合計 150kg
【0050】内容積3m3のアンカー型撹拌羽根を備え
た撹拌槽(図1のタイプ)に、精製水3780kg、小
物A、小物B、テトラデセンスルホン酸ナトリウム液
(濃度35%)1500kg、ポリオキシエチレン(E
O3モル)アルキル(C12,13)エーテル硫酸ナトリウ
ム(濃度27.5%)1800kg、へキシレングリコ
ール 150kgをそれぞれ投入し、約35℃で撹拌混
合した。次に、ラウリン酸アミドプロピルベタイン(濃
度30%)1000kg、ヤシ脂肪酸ジエタノールアミ
ド600Kg、小物Cを投入し、撹拌混合した。次に、
小物D、香料40kgの順に投入し、撹拌混合した。な
お、精製水3780kg以外は、表5に示す条件で投入
(90度)し、撹拌混合した。このようにして得られた
シャンプーは、泡や気泡の混入がなく良好な品質のもの
であった。粘度は、2Pa・sであった。
た撹拌槽(図1のタイプ)に、精製水3780kg、小
物A、小物B、テトラデセンスルホン酸ナトリウム液
(濃度35%)1500kg、ポリオキシエチレン(E
O3モル)アルキル(C12,13)エーテル硫酸ナトリウ
ム(濃度27.5%)1800kg、へキシレングリコ
ール 150kgをそれぞれ投入し、約35℃で撹拌混
合した。次に、ラウリン酸アミドプロピルベタイン(濃
度30%)1000kg、ヤシ脂肪酸ジエタノールアミ
ド600Kg、小物Cを投入し、撹拌混合した。次に、
小物D、香料40kgの順に投入し、撹拌混合した。な
お、精製水3780kg以外は、表5に示す条件で投入
(90度)し、撹拌混合した。このようにして得られた
シャンプーは、泡や気泡の混入がなく良好な品質のもの
であった。粘度は、2Pa・sであった。
【0051】
【表5】 註)投入方法 W:槽内壁に沿って羽根回転方向で下向きに投入
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、界面活性剤を含有する
液体原料を撹拌槽を用いて混合するに際し、撹拌羽根を
有する撹拌槽を用いて撹拌羽根先端速度(周速)0.3
〜2m/sで撹拌すると共に、液体原料を周速の3倍以
下の平均流速でかつ、前記(1)式で表されるαが0.
01以下になる流量で、撹拌槽に添加するものとしたこ
とから、減圧装置を使用することなしに、発泡や気泡の
混入のない、リンス、クリーム、シャンプー等の界面活
性剤含有高粘性液体を容易に得ることができる。
液体原料を撹拌槽を用いて混合するに際し、撹拌羽根を
有する撹拌槽を用いて撹拌羽根先端速度(周速)0.3
〜2m/sで撹拌すると共に、液体原料を周速の3倍以
下の平均流速でかつ、前記(1)式で表されるαが0.
01以下になる流量で、撹拌槽に添加するものとしたこ
とから、減圧装置を使用することなしに、発泡や気泡の
混入のない、リンス、クリーム、シャンプー等の界面活
性剤含有高粘性液体を容易に得ることができる。
【図1】実施例で使用した撹拌槽及び撹拌羽根の形状を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図2】実施例14で使用した撹拌羽根の形状を示す模
式図である。
式図である。
【図3】液体原料を撹拌槽内へ流入させる際の流路の方
向を示す説明図である。
向を示す説明図である。
【図4】(a)は液体原料投入口の1例を示す側面図で
あり、(b)は液体原料投入口の1例を示す上面図であ
る。
あり、(b)は液体原料投入口の1例を示す上面図であ
る。
1.撹拌槽 2.撹拌軸 3.撹拌羽根(アンカー型) 4.邪魔板 5.液表面 6.撹拌羽根(パドル型) 7.液体原料投入パイプ 8.液体原料投入口 9.掻き取り板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】より好ましい撹拌槽の構造、撹拌羽根の形
状の例を図1及び2に示す。図1において、1は撹拌
槽、2は撹拌軸、3はアンカー型撹拌羽根、4は邪魔
板、5は液表面を、それぞれ示す。撹拌羽根直径をd、
撹拌羽根の幅をb、攪拌羽根の高さをh、槽内径をD)
液面高さをHで表すと、好ましい形状例としては次のよ
うなものが挙げられる。 0.8≦d/D≦0.99 0.1≦b/d≦0.2 1.0≦H/D≦1.2 0.7≦h/H≦0.9 また、図2には、パドルとアンカーの組み合わせからな
る撹拌羽根の形状が示されるが、パドル型撹拌羽根6の
直径をxで表すと、x=d/3のものが好ましい例とし
て挙げられる。
状の例を図1及び2に示す。図1において、1は撹拌
槽、2は撹拌軸、3はアンカー型撹拌羽根、4は邪魔
板、5は液表面を、それぞれ示す。撹拌羽根直径をd、
撹拌羽根の幅をb、攪拌羽根の高さをh、槽内径をD)
液面高さをHで表すと、好ましい形状例としては次のよ
うなものが挙げられる。 0.8≦d/D≦0.99 0.1≦b/d≦0.2 1.0≦H/D≦1.2 0.7≦h/H≦0.9 また、図2には、パドルとアンカーの組み合わせからな
る撹拌羽根の形状が示されるが、パドル型撹拌羽根6の
直径をxで表すと、x=d/3のものが好ましい例とし
て挙げられる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/08 A61K 7/08
Claims (1)
- 【請求項1】 界面活性剤を含有する液体原料を撹拌槽
を用いて混合し、界面活性剤含有高粘性液体を製造する
際に、撹拌羽根を有する撹拌槽を用いて撹拌羽根先端速
度(周速)0.3〜2m/sで撹拌すると共に、液体原
料を周速の3倍以下の平均流速でかつ下記(1)式で表
されるαが0.01以下になる流量で、撹拌槽に添加す
ることを特徴とする界面活性剤含有高粘性液体の製造方
法。 α=q/Nd3−−−− (1) q:液体原料の添加流量[m3/s] N:撹拌羽根回転数 [1/s] d:撹拌羽根直径 [m]
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8090237A JPH09249900A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 界面活性剤含有高粘性液体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8090237A JPH09249900A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 界面活性剤含有高粘性液体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09249900A true JPH09249900A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13992897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8090237A Pending JPH09249900A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 界面活性剤含有高粘性液体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09249900A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009120824A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-06-04 | Lion Corp | α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩含有ペーストの製造方法 |
US8440605B2 (en) | 2009-06-08 | 2013-05-14 | The Procter & Gamble Company | Process for making a cleaning composition employing direct incorporation of concentrated surfactants |
US8828370B2 (en) | 2008-06-25 | 2014-09-09 | The Procter & Gamble Company | Hair conditioning composition having higher yield point and higher conversion rate of fatty compound to gel matrix |
JP2015081261A (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-27 | ライオン株式会社 | 液体組成物の製造装置、及び、液体組成物の製造方法 |
US9308398B2 (en) | 2009-06-04 | 2016-04-12 | The Procter & Gamble Company | Multiple product system for hair comprising a conditioner with a specific yield point |
JP2017095384A (ja) * | 2015-11-20 | 2017-06-01 | 花王株式会社 | 乳化化粧料の製造法 |
US9968535B2 (en) | 2007-10-26 | 2018-05-15 | The Procter & Gamble Company | Personal care compositions comprising undecyl sulfates |
CN113181827A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-07-30 | 刘明清 | 一种去屑洗发水及其制备系统及方法 |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP8090237A patent/JPH09249900A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009120824A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-06-04 | Lion Corp | α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩含有ペーストの製造方法 |
US9968535B2 (en) | 2007-10-26 | 2018-05-15 | The Procter & Gamble Company | Personal care compositions comprising undecyl sulfates |
US8828370B2 (en) | 2008-06-25 | 2014-09-09 | The Procter & Gamble Company | Hair conditioning composition having higher yield point and higher conversion rate of fatty compound to gel matrix |
US10413497B2 (en) | 2008-06-25 | 2019-09-17 | The Procter And Gamble Company | Hair conditioning composition having higher yield point and higher conversion rate of fatty compound to gel matrix |
US9308398B2 (en) | 2009-06-04 | 2016-04-12 | The Procter & Gamble Company | Multiple product system for hair comprising a conditioner with a specific yield point |
US8440605B2 (en) | 2009-06-08 | 2013-05-14 | The Procter & Gamble Company | Process for making a cleaning composition employing direct incorporation of concentrated surfactants |
JP2015081261A (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-27 | ライオン株式会社 | 液体組成物の製造装置、及び、液体組成物の製造方法 |
WO2015060225A1 (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-30 | ライオン株式会社 | 液体組成物の製造装置、及び液体組成物の製造方法 |
JP2017095384A (ja) * | 2015-11-20 | 2017-06-01 | 花王株式会社 | 乳化化粧料の製造法 |
CN113181827A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-07-30 | 刘明清 | 一种去屑洗发水及其制备系统及方法 |
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