JPH11187995A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents
電気掃除機の吸込口体Info
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- JPH11187995A JPH11187995A JP35774297A JP35774297A JPH11187995A JP H11187995 A JPH11187995 A JP H11187995A JP 35774297 A JP35774297 A JP 35774297A JP 35774297 A JP35774297 A JP 35774297A JP H11187995 A JPH11187995 A JP H11187995A
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Abstract
ともに吹出口から吹き出す空気の流速も上げることので
きる吸込口体を提供する。 【解決手段】 吸込口本体31の底面に吸込開口を有す
る吸込室34と、吸込室34に連通するタービン室36
と、吸込室34に設けられた回転清掃体と、タービン室
36に設けられたタービン37と、吸込室34に連通し
た吸込風路と、タービン室36に連通した排気風路45
と、被清掃面に排気風を吹き付ける吹出口53とを備
え、掃除機本体の排気室と排気風路45とを連通させる
ことにより排気室から排気される空気をタービン室36
へ流してタービン37を回転させるとともにこのタービ
ン室の空気を吸込室に吸引させることにより空気を循環
させていく電気掃除機の吸込口体であって、吹出口53
と排気風路45とを連通する連通風路70と、タービン
室36を有する連通風路80とを並列に設けた。
Description
って排気される空気を吸込口体へ戻す循環式の電気掃除
機の吸込口体に関する。
の吸込口体として図8に示すものが知られている(実公
昭39−36553号公報参照)。図8において、1は
電動送風機2を内蔵した本体であり、この本体1内には
電動送風機2によって負圧にされる集塵室3が形成さ
れ、この集塵室3には集塵フィルタ4が設けられてい
る。5は吸込口体であり、この吸込口体5には、底面に
吸込開口6Bを有する吸込室6が形成され、この吸込室
6に回転ブラシ7が設けられている。吸込室6には塵埃
を吸引していく吸込風路6Aが形成されている。
形成され、このファン室8にファン9が回転自在に設け
られており、このファン9の回転によって回転ブラシ7
が回転するようになっている。吸込口体5の前部には吹
出口10が設けられており、この吹出口10はファン室
8とが連通路11により連通されている。
ース12Aと排気ホース12Bとからなる2重ホース1
2により接続されており、吸込ホース12Aにより吸込
口体5の吸込風路6Aと本体1の集塵室3とが連通さ
れ、排気ホース12Bにより吸込口体5のファン室8と
本体1の排気室13とが連通されている。
負圧にされると、塵埃を吸引する空気が吸込室6から吸
込風路6Aおよび吸込ホース12Aを通って本体1の集
塵室3へ吸引され、この吸引された空気が排気室13か
ら排気ホース12Bを通って吸込口体5のファン室8へ
排気され、これによりタービン9が回転して回転ブラシ
7が回転する。そして、ファン室8から連通路11を通
って吹出口10から床面14に向けて空気が吹き出され
て吸込室6へ戻ることになる。また、この吹き出しによ
り回転ブラシ7が掻き上げた塵埃が吹き上げられてい
き、この吹き上げられた塵埃は吸込風路6Aによって吸
引されていくことになる。
ていくとともにファン9を回転させて回転ブラシ9を回
転させていく。そして、回転ブラシ9の回転により塵埃
を掻き上げていき、さらに、吹出口10から床面に向け
て空気を吹き付けることにより、回転ブラシ9により掻
き上げられた塵埃を吹き上げていくので、この塵埃は吸
込風路6Aにより効率よく吸引されていくことになる。
うな電気掃除機の吸込口体5にあっては、吹出口10と
ファン室8とが直列に設けられているので、吹出口10
から吹き出す空気の風速を強くすると、ファン室8を流
れる排気の流速が弱くなり、ファン9の回転速度が遅く
なってしまうという問題があった。また、逆に、ファン
(タービン)9の回転速度を上げるようにすると、吹出
口10から吹き出す空気の流速が低下してしまうという
問題があった。
もので、その目的は、タービンの回転速度を上げること
ができるとともに吹出口から吹き出す空気の流速も上げ
ることのできる電気掃除機の吸込口体を提供することに
ある。
め、請求項1の発明は、吸込口本体の底面に吸込開口を
有する吸込室と、前記吸込口本体内に設けられるととも
に前記吸込室に連通するタービン室と、前記吸込室に回
転自在に設けられた回転清掃体と、前記タービン室に回
転自在に設けられ回転して回転清掃体を回転させるター
ビンと、前記吸込室に連通した吸込風路と、前記タービ
ン室に連通した排気風路と、被清掃面に排気風を吹き付
ける吹出口とを備え、前記吸込風路と掃除機本体の集塵
室とを連通させることにより吸込室の空気を集塵室に吸
引させ、掃除機本体の排気室と前記排気風路とを連通さ
せることにより排気室から排気される空気をタービン室
へ流してタービンを回転させるとともにこのタービン室
の空気を吸込室に吸引させることにより空気を循環させ
ていく電気掃除機の吸込口体であって、前記吹出口と排
気風路とを連通する連通風路を前記タービン室と並列に
設けたことを特徴とする。
所定距離離間した位置に設けたことを特徴とする。
込口体の実施形態を図面に基づいて説明する。
込口体30とを備えた電気掃除機であり、この掃除機本
体21内には、集塵室22とこの集塵室22を負圧にす
る電動送風機23とこの電動送風機23から空気が排気
される排気室24とが設けられている。集塵室22には
集塵フィルタ25が取り付けられている。
うに、吸込口本体31を備えており、この吸込口本体3
1の前側には底面32に吸込開口33を有する吸込室3
4が形成され、この吸込室34には回転清掃体35が回
転自在に設けられている。吸込室34の後方の右側には
タービン室36が区画壁46によって区画形成され、こ
のタービン室36にはタービン37が回転自在に設けら
れている。タービン37の回転軸38と回転清掃体35
の回転軸39には無端ベルト40が巻回され、タービン
37の回転により回転清掃体35が回転していくように
なっている。
が上下方向(図3において)に回動自在に接続されてお
り、接続管体41は吸込接続管42と排気接続管43と
から構成され、吸込接続管42と吸込室34とが吸込口
本体35内に形成した吸込風路44を介して連通してい
る。また、排気接続管43とタービン室36とが吸込口
本体35内に形成した排気風路45を介して連通してい
る。吸込接続管42は吸込ホース61を介して集塵室2
2に連通し、排気接続管43は排気ホース62を介して
排気室24と連通している。
34を区画している区画壁47には孔48が設けられて
おり、この孔48によりタービン室36と吸込室34と
が連通している。排気風路45の底壁45Aには孔50
が形成されている。
区画形成され、この排気室51と排気風路45とが孔5
0を介して連通している。排気室51を区画している前
側の前区画壁52は斜め前方に傾斜しており、この前区
画壁52に床面に向けて空気を吹き出す左右方向に延び
たスリット状の吹出口53が複数設けられている。この
吹出口53の位置は床面Yより所定距離離間した位置に
ある。前区画壁52の前方には、吸込開口33の一部を
区画した傾斜壁58が形成されており、この傾斜壁58
の上部に吸込室34に連通した孔54が複数設けられて
いる。
風路70とタービン室36が設けられている連通風路8
0とは、概念的に示すと、図5に示すように吸込室34
と排気管43との間に並列に設けられている。
一対のローラ、56は吸込口本体31の後部に設けられ
た一対の後輪である。
込口体の作用について説明する。
負圧になると、吸込口本体31の吸込室34から空気と
ともに塵埃が吸引され、この塵埃および空気が吸込風路
44,吸込接続管42および吸込ホース61を介して本
体21の集塵室22へ吸引されていく。
される集塵室22の空気は排気室24に排気され、さら
に排気室24に排気された空気は排気接続管62を介し
て吸込口本体31の排気接続管43に排気されていく。
排気接続管43に排気された空気は排気風路45を介し
てタービン室36に排気され、さらにタービン室36に
排気された空気は区画壁46,47の孔48を通って吸
込室34へ吸引されていく。そして、タービン室36に
排気さえた空気によってタービン37が回転し、このタ
ービン37の回転によって回転清掃体35が回転して床
面Yの塵埃を掻き上げていく。
壁45Aの孔50を通って排気室51に排気され、この
排気室51に排気された空気は吹出口53から床面Yに
向かって吹き出していく。吹出口53から吹き出した空
気によって床面Yの塵埃が吹き上げられていき、この塵
埃および空気は傾斜壁58の孔54を通って吸込室34
へ吸引されていく。そして、この塵埃および空気は上記
と同様にして集塵室22へ吸引されていき、空気は集塵
室22から排気室24へ排気されて循環していくことに
なる。
並列に設けられた連通風路70,80に設けられている
ので、吹出口53から吹き出される空気の流速を上げる
ように吹出口53の断面積を小さくしてもタービン37
の回転速度が遅くなってしまうことはない。逆に、ター
ビン37の回転速度を上げるようにタービン室36を流
れる空気の流速を上げても、吹出口53から吹き出され
る空気の流速が低下してしまうことはない。すなわち、
吹出口53から吹き出される空気の流速を上げるととも
に、タービン37の回転速度を上げることができる。
ているので、床面Yが絨毯の場合、吹出口53が絨毯に
よって閉塞され、この結果、連通風路80の圧力が増加
してタービン37の回転速度が上昇する。逆に、床面Y
がフローリング等の場合、吹出口53が閉塞されないの
で、上記に比べて連通風路80の圧力が下がり、タービ
ン37の回転速度が低下する。すなわち、タービン37
の回転速度を上げて清掃したい絨毯などの場合にはター
ビン37の回転が上がり、タービン37の回転速度を下
げて清掃したい床板の場合にはタービン37の回転速度
が低下することになる。
ものであり、図6に示すものは、吹出口91を吸込室3
4を臨む位置に設け、この吹出口91から吸込室34へ
直接空気を吹き出すようにしたものであり、吹出口91
は床面Yから所定距離離間した位置に設けられている。
(1.5〜2mm)した位置にある排気室51の底壁51
Aに吹出口92を設け、この吹出口92から床面Yに向
けて空気を吹き出すようにしたものである。この吹出口
92は吸込室34の近辺にあるので、この吹出口92か
ら吹き出された空気は吸込室34に吸引されていき、吸
込口本体31の外部には漏れない。
間した位置に吹出口92が床面Yに対向してもうけられ
ているので、床面Yが絨毯の場合に、吹出口92が絨毯
によって確実に閉塞され、タービン37の回転速度を確
実に上昇させることができる。
風路とを連通する連通風路を前記タービン室と並列に設
けたものであるから、タービンの回転速度を上げること
ができるとともに吹出口から吹き出す空気の流速も上げ
ることができる。
ら所定距離離間した位置に設けたものであるから、ター
ビンの回転速度を上げて清掃したい絨毯などの場合にタ
ービンの回転速度を上げることができ、タービンの回転
速度を下げて清掃したい床板の場合にはタービンの回転
速度を低下させることができる。
図である。
ある。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 吸込口本体の底面に吸込開口を有する吸
込室と、前記吸込口本体内に設けられるとともに前記吸
込室に連通するタービン室と、前記吸込室に回転自在に
設けられた回転清掃体と、前記タービン室に回転自在に
設けられ回転して回転清掃体を回転させるタービンと、
前記吸込室に連通した吸込風路と、前記タービン室に連
通した排気風路と、被清掃面に排気風を吹き付ける吹出
口とを備え、前記吸込風路と掃除機本体の集塵室とを連
通させることにより吸込室の空気を集塵室に吸引させ、
掃除機本体の排気室と前記排気風路とを連通させること
により排気室から排気される空気をタービン室へ流して
タービンを回転させるとともにこのタービン室の空気を
吸込室に吸引させることにより空気を循環させていく電
気掃除機の吸込口体であって、 前記吹出口と排気風路とを連通する連通風路を前記ター
ビン室と並列に設けたことを特徴とする電気掃除機の吸
込口体。 - 【請求項2】前記吹出口を床面から所定距離離間した位
置に設けたことを特徴とする請求項1の電気掃除機の吸
込口体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35774297A JP3407793B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 電気掃除機の吸込口体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35774297A JP3407793B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 電気掃除機の吸込口体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11187995A true JPH11187995A (ja) | 1999-07-13 |
JP3407793B2 JP3407793B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=18455693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35774297A Expired - Fee Related JP3407793B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 電気掃除機の吸込口体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3407793B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6964082B2 (en) * | 2002-12-23 | 2005-11-15 | Zweita International Co., Ltd. | Waste recycle vacuum cleaner for generating power |
JP2017217546A (ja) * | 2017-09-25 | 2017-12-14 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気掃除機 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP35774297A patent/JP3407793B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6964082B2 (en) * | 2002-12-23 | 2005-11-15 | Zweita International Co., Ltd. | Waste recycle vacuum cleaner for generating power |
JP2017217546A (ja) * | 2017-09-25 | 2017-12-14 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気掃除機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3407793B2 (ja) | 2003-05-19 |
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