JPH11187909A - 編込みスライドファスナー - Google Patents
編込みスライドファスナーInfo
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Abstract
り、且つファスナーエレメント列を安定に且つ強固に取
付けることができ、ファスナー面に対する上方への突き
上げに対してもファスナーエレメント列に噛合割れが生
じない経編の編込みスライドファスナーを提供する。 【解決手段】ファスナーテープ(T) の長手側縁部のファ
スナーエレメント取付部(EA)に、ファスナーテープの編
成と同時に編込まれる連続状ファスナーエレメント列(E
R)が2ウエール以上の固定用鎖編糸(F) により固定され
ている。前記各固定用鎖編糸(F) の各ニードルループが
連続状ファスナーエレメント列(ER)の各エレメント脚部
を上方から前記地組織側に押し付けると共に、各シンカ
ーループ群が同連続状ファスナーエレメント列(ER)を載
置するための地組織の一部を構成し、前記シンカールー
プ群の少なくとも一部のシンカーループには経挿入糸
(G)を交絡して経挿入して編成する。そして、ファスナ
ーエレメント取付部(EA)の全ての構成糸の熱収縮率をフ
ァスナーテープ主体部(TB)の構成糸のそれよりも高く設
定し、編成終了後に各編成糸を熱収縮させる。
Description
織により構成すると共に連続状ファスナーエレメント列
をファスナーテープの長手側縁部のエレメント取付部に
同時に編込んで固定する編込みスライドファスナーに関
し、更に詳しくはエレメント取付部の編組織を緻密に且
つ連続状ファスナーエレメント列が強固に取り付けら
れ、同エレメント列のエレメント間のピッチの狂いがな
く、エレメント間の噛合割れもなく、しかもファスナー
テープのファスナーエレメント取付部における形態安定
性が確保された編込みスライドファスナーに関する。
をファスナーテープの編成と同時に編み込むタイプの編
込みスライドファスナーとしては、例えば米国特許第
3,864,946号明細書、特開平2−255104
号公報に開示されているように、経編の地組織により構
成されたファスナーテープの長手側縁部のエレメント取
付部に、ファスナーテープの編成と同時にプラスチック
モノフイラメントからなる連続状のファスナーエレメン
ト列を複数本の固定用鎖編糸の編目内に編込んで取付固
定した編込みスライドファスナーが知られている。しか
るに、前者の明細書に開示された編込みスライドファス
ナーは、連続状ファスナーエレメント列の各エレメント
を各固定用鎖編糸のシンカーループ単独でファスナーエ
レメントの脚部の上面に跨がって固定し、その取付部の
地組織は同鎖編糸のニードルループと緯挿入糸にて構成
しているため、鎖編目自体のもつ特有の伸縮性も加わっ
て固定力が弱く、また後者の公報に開示された編込みス
ライドファスナーは、連続状ファスナーエレメント列の
各エレメントを各固定用鎖編糸のファスナーエレメント
列の取付部における地組織部分も固定用鎖編糸のシンカ
ーループが薄手となり、特に図11に示す如くファスナ
ー面に対して上方へ突き上げるような曲げ応力を受けた
ときに、ファスナーエレメント列の互いに噛合している
噛合部分の浮上りにより噛合割れを起こしやすい点が問
題となっていた。こうした課題を避けるために、固定用
編糸を他の編成糸より太くすればファスナーエレメント
列の固定が強固なものとなるが、通常の経編機の編針間
隔が極めて狭く、また同間隔を広げようとすると編針の
太さを細くせざるを得ない。そのため、編成糸の太さや
同一の編針に絡ませる本数も自ずと制限されることにな
る。
込みスライドファスナーが、例えば特開平8−314号
公報に開示されている。この公報に開示された編込みス
ライドファスナーによれば、ファスナーエレメント列の
固定用鎖編糸によるテープ地組織側の一列のウエールを
構成するニードルループ群に、更に別の鎖編糸を重複さ
せて編成するものであって、ファスナーエレメント列の
取付部における地組織の編目が重複して編成された前記
鎖編により緻密となり、ファスナーエレメント列の固定
を安定化させている。
開平8−314号公報に開示された編込みスライドファ
スナーにあっても、テープ地組織側とは反対側でファス
ナーエレメント列を上から押える編糸は、相変わらず固
定用鎖編糸の単なるシンカーループのみであるため、フ
ァスナーエレメント列の上下に配される編成組織がアン
バランスとなり、ファスナーエレメント列の上側が貧弱
な構成のものとなっており、この場合もファスナー面に
対して上方へ突き上げるような曲げ応力を受けると、フ
ァスナーエレメント列が噛合割れを起こしやすく、更に
は固定用鎖編の編目自体の安定化を図るため、同公報に
開示されている如く別の鎖編糸を重複して編成すること
はトリコット編目も加えると1本の編み針に3本の編糸
が絡まることとなり、編み針に無理が生じるという問題
点があった。
消して、ファスナーエレメント列の編込みが容易であ
り、且つ通常の経編機によってもファスナーテープにお
けるファスナーエレメント列取付部に高密度な編組織が
得られ、ファスナーエレメント列を寸法的に安定して強
固に取付けることができると共に、ファスナー面に対す
る上方への突き上げに対しても適度な抵抗力を有し、ス
ライドファスナーの使用中の折り曲げによってもファス
ナーエレメント列に噛合割れが生じない編込みスライド
ファスナーを提供することを目的としている。
要な構成をなす経編の地組織よりなるファスナーテープ
の長手側縁部のファスナーエレメント取付部に、ファス
ナーテープの編成と同時に編込まれる連続状ファスナー
エレメント列が2ウエール以上の固定用編糸により固定
されてなるスライドファスナーにおいて、前記ファスナ
ーエレメント取付部の地組織が、少なくとも前記各固定
用編糸の一部及び他の編糸により構成されてなり、前記
ファスナーエレメント取付部を構成する全ての編糸が、
少なくともファスナーテープ本体の地組織を構成する編
糸よりも高い熱収縮性を有してなることを特徴とする編
込みスライドファスナーにより達成される。
ファスナーエレメント取付部の構成糸、ファスナーテー
プ主体部の構成糸及びファスナーエレメント列の各熱収
縮率の関係を前述のように設定することにより、編成密
度を通常の密度に設定した場合にも、編成後に加熱処理
を施すと、ファスナーエレメント取付部の構成糸がファ
スナーテープ主体部の構成糸よりも大きく収縮して、フ
ァスナーエレメント取付部が高密度となって緻密化し、
上述の編組織に基づく織物様の風合に加えて形態がさら
に安定化するとともに、ファスナーエレメント列が固定
用鎖編糸により強固に緊締され、ファスナーストリンガ
ーをテープ面方向に強く屈曲させたときにも噛合割れが
発生せず、強力な噛合強度が確保される。
ーを真っ直ぐにする機能を有している。すなわち、通
常、連続するファスナーエレメントを編み込む編込スラ
イドファスナーにあっては、編成時には各編糸に所定の
張力が掛けられ、各編糸は密に編み上げられるが、エレ
メント取付部ではエレメントにより密に編み込むことが
できず、エレメント列が外方に凸状に湾曲する全体が弓
様に曲がった編み上がり製品となる。本発明にあって、
このような形態の編み上がり製品に乾熱又は沸水処理を
行うと、エレメント取付部の熱収縮量がファスナーテー
プ本体の熱収縮量より大きいため、ファスナーストリン
ガーの全体がほぼ直線的、又はエレメント列が若干内側
に凹状に湾曲した形態となり、以降の完成されたスライ
ドファスナーの縫製などの作業が極めてやりやすくな
る。
えて前記ファスナーエレメント取付部の構成糸の全ての
熱収縮率を前記ファスナーエレメント列の熱収縮率より
も高く設定する場合には、ファスナーストリンガーの形
態を更に安定化するとともに、前記ファスナーエレメン
ト取付部の構成糸、特に前記固定用編糸の収縮によりフ
ァスナーエレメント列の前記固定用編糸による緊締部が
局部的に糸が食い込み凹溝を形成し、更にファスナーエ
レメントに対する緊締力を増すと同時にファスナーエレ
メント列の長手方向及び横方向の位置変動をなくす。
レメント列の噛合頭部寄りの最外縁部に前記固定用編糸
を含むウエールごとの編組織と同一の編糸及び組織から
なるウエールを編成する場合には、テープのファスナー
エレメント取付部の外縁の組織がテープ主体側に引っ張
られ、ファスナーエレメント列の緊締力を増加させるす
ると同時に同外縁の形態及び寸法もより安定化する。
って、前記ファスナーエレメント列は熱可塑性合成樹脂
材料からなり、その構成素材であるモノフィラメントの
熱収縮率が3〜18%であり、ファスナーテープの構成
糸である前記経挿入糸の乾熱収縮率が15〜40%、他
のファスナーエレメント取付部の構成糸の乾熱収縮率が
10〜30%、ファスナーテープ主体部の地組織を構成
する編糸の乾熱収縮率が3〜10%であることが望まし
いが、それらの熱収縮率や他の物性などにより、例示し
た前記可塑性合成樹脂材料の他の材質をも採用すること
もできる。
満だと、エレメントが硬直に過ぎ、各エレメントの脚部
表面に糸の食い込みによる凹溝が形成されにくく、エレ
メントのテープ幅方向の滑りが生じやすい。また、前記
熱収縮率が18%以上だと、エレメント自体が柔らか過
ぎて、噛合強度が低下して、テープ幅方向に横滑りしや
すく、且つ噛合部に突き上げ力が作用したとき、容易に
噛合が外れてしまい、製品の品質面で実用化に耐えない
ものとなる。
ント列はポリアミド系、ポリエステル系、ポリブチレン
系、ポリプロピレン系などの熱可塑性合成樹脂材料を用
いることができ、具体的にはナイロン6やナイロン6
6、延伸率の低いポリエステル、或いはポリブチレンテ
レフタレートが好ましい。そして、その構成素材である
モノフィラメントの前記熱収縮率を決めるに当たって
は、その材質により乾熱下の熱収縮率を選択するか、或
いは沸水中における収縮率を選択する。特に、その収縮
により噛合強度と糸の食い込み溝の形成との両者を同時
に満足する収縮率を選択することが肝要である。
を図示実施例に基づいて具体的に説明する。図1〜図4
は本発明の第1実施例を示しており、図1は連続状ファ
スナーエレメント列の取付状態を模型的に示した編込み
スライドファスナーの一部を裏側から見た斜視図、図2
は同スライドファスナーの一部を表側から見た斜視図、
図3は同スライドファスナーの一部を省略して示す全体
的な経編組織図、図4は同スライドファスナーの各編糸
ごとの経編組織図である。
くするため、ファスナーテープ主体部を省略し、ファス
ナーエレメント取付部を中心にして各編糸を緩めた状態
を示しているが、実際には各編糸における編目及び交絡
部分は緻密に引き締まったものとなっていることは理解
できよう。また、各編糸の太さについて図面上では多様
な太さのものを記載しているが、これは理解を助けるた
めであり、実際には編込みスライドファスナーとしての
機能と編目の形成を考慮して、その太さは任意に選択し
得るものである。これらのことは、以下に説明する図5
〜図10に示した各実施例についても同様である。
スナーSは、図1〜図4からも理解できるように1列の
針床をもった一般の経編機によって編成することができ
る。このことは、後述する各変形例及び他の実施例につ
いても同様である。
TBの地組織はポリエステル系合成繊維からなる編糸に
より構成され、図3及び図4に示す如く鎖編糸(A)は
0−1/1−0の鎖編組織で、トリコット編糸(B)は
1−0/1−2のトリコット編組織で、また3種の緯挿
入糸(C)(D)(E)のそれぞれが0−0/2−2、
3−3/0−0、4−4/0−0の同一編組織でファス
ナーテープTの幅方向にジグザグ状に挿入されて編成し
ている。そして本実施例によれば、ファスナーテープ主
体部TBの中間位置TB1では図3に示す如く鎖編糸
(A)が省略され、同中間位置TB1に柔軟性をもたせ
て衣服等の被着物に対してなじみやすくし、スライドフ
ァスナーSの取付けを容易且つ確実にしている。勿論、
前述の省略をせず、ファスナーテープ主体部TBの中間
位置TB1をも他の部分と同様に鎖編糸(A)により編
成してもよい。なお、ファスナーテープ主体部TBの地
組織の構成糸としては、ポリエステル系合成繊維の他に
もポリアミド系、ポリプロピレンなどからなる合成繊維
糸を挙げることができる。
長手側縁部の4ウエールをファスナーエレメント取付部
EAとし、ナイロン6又はナイロン66のモノフイラメ
ントからなるコイル状のファスナーエレメント列ERの
構成モノフィラメントを、1コースおきごとに同一コー
ス内でテープ巾方向に往復動させて、同モノフィラメン
トを前記取付部EAに編み込みながら連続するファスナ
ーエレメント列ERを形成する。このファスナーエレメ
ント列ERは、ファスナーエレメント取付部EAにおい
て同一の鎖編組織0−1/1−0をもって編成される2
ウエールの固定用鎖編糸(F)によって、コイル状ファ
スナーエレメント列ERの形成と同時に1コースおきに
前記ファスナーエレメント取付部EAに編み込まれて連
続的に取付固定がなされる。なお、この場合の固定用鎖
編糸(F)は、図1及び図2に示す如くそのニードルル
ープをファスナーエレメント列ERの各エレメントEの
脚部上側を跨がらせて長手方向に編成され、ウエール方
向に連続する各ニードルループ群によりファスナーエレ
メント列を上側から地組織側に押え込んでファスナーエ
レメント取付部EAに固定している。このとき、シンカ
ーループはファスナーエレメント列ERの各脚部の下側
となってウエール方向に連続する各シンカーループ群を
形成し、ファスナーエレメント列ERを載置するファス
ナーエレメント取付部EAの地組織の一部を構成する。
が1−0/0−1の編組織の下で前記固定用鎖編糸
(F)の各シンカーループ群の全シンカーループに順次
交絡しながら挿入され、ファスナーエレメント取付部E
Aの地組織中に編み込まれる。なお、第1実施例の場
合、特に図1及び図3に示すように経挿入糸(G1,G
2)は2ウエールW1,W2の固定用鎖編糸(F)だけ
でなく、それらの両側の各ウエールW3,W4の構成糸
である鎖編糸(A′)に沿ってもそれぞれ経挿入糸(G
3,G4)をジグザグ状に挿入している。このようにす
れば、ファスナーエレメント取付部EAの地組織部分の
全体が織物のような風合及び形態を備えるようになり、
縦横方向において寸法的に安定されてファスナーエレメ
ント列ERをより安定した状態で固定することができ
る。なお、このような経挿入糸(G1〜G4)はファス
ナーエレメント列ERの固定用鎖編糸(F)のみに挿入
してもよく、或いはファスナーテープTの最外縁のウエ
ールを含む3本のウエールW1,W2,W4を構成する
各鎖編糸(A′),(F),(F)のそれぞれに挿入し
てもよい。従って、図示例は本実施例の一例を示してい
るに過ぎず、本実施例は様々な変形例をも包含すること
が理解されよう。
前記ファスナーエレメント取付部EAを構成する全ての
編糸が、少なくともファスナーテープ主体部TBを構成
する編糸よりも高い熱収縮性を有していることが重要で
ある。
ァスナーエレメント取付部EAの構成糸である上記経挿
入糸(G1)〜(G4)、固定用鎖編糸(F)、鎖編糸
(A)及び緯挿入糸(C)(D)の全ての熱収縮率が、
ファスナーテープ主体部TBの構成糸である鎖編糸
(A)、トリコット編糸(B)及び緯挿入糸(E)の熱
収縮率よりも高く設定されている。また、更に前記経挿
入糸(G1)〜(G4)の熱収縮率を、他のファスナー
エレメント取付部EAの構成糸である固定用鎖編糸F、
鎖編糸A及び緯挿入糸(C)(D)の熱収縮率よりも高
く設定することが望ましい。
ァスナーエレメント取付部EAの構成糸のうち、100
〜150デニールの経挿入糸(G1)〜(G4)の乾熱
収縮率は15〜40%の範囲であり、20〜30%であ
ることが好ましく、前記固定用鎖編糸(F)、鎖編糸A
及び緯挿入糸(C)(D)は100〜350デニールで
あって、その乾熱収縮率は10〜30%、好ましくは1
0〜15%であり、またファスナーテープ主体部TBの
構成糸である鎖編糸(A)、トリコット編糸(B)及び
緯挿入糸(E)は100〜300デニールであって、そ
の乾熱収縮率は3〜10%の範囲であって、好ましくは
5〜8%である。
トの材質とその延伸時における延伸倍率及びセット温度
により決定される。一般に、高収縮糸は延伸倍率及びセ
ット温度が低く、結晶化密度が低くなり、そのため強度
的には弱く伸長度は大きい。一方、一般的に多用さてい
る通常糸は延伸倍率が高く、緊張状態で且つ高温でセッ
トされて結晶化度も高くなり、そのため強度的にも強く
且つ収縮率も低くなる。
ント取付部EAの構成糸の熱収縮率を前記ファスナーエ
レメント列ERの構成素材であるモノフィラメントの熱
収縮率よりも高く設定することが望ましい。具体的に
は、0.4〜0.8mmφの前記ファスナーエレメント
列ERの熱収縮率は3〜18%である。この収縮率には
乾熱収縮率と沸水収縮率とがあり、それぞれ材質により
異なる。例えば、本実施例では、ナイロン66モノフィ
ラメントが使われており、その乾熱収縮率が7〜11
%、沸水収縮率が4〜8%のものがエレメント硬度及び
糸食い込み溝の形成上、特に好ましい。
は、乾熱収縮率が16〜18%、沸水収縮率が6〜10
%のものが特に好ましい。また、ポリブチレンテレフタ
レートからなるモノフィラメントにあっては、乾熱収縮
率が6〜14%、沸水収縮率が2〜5%であるが、沸水
収縮率が3%未満では柔らか過ぎて噛合強度が低く、且
つ糸の食い込みが大きすぎてエレメントの強度自体が低
くなる。以上の観点から、前記熱収縮率は材質により適
宜選択されるものの、その範囲は3〜18%であること
が望ましい。
の編み込みスライドファスナーSにあって、ファスナー
エレメント取付部EAの構成糸、ファスナーテープ主体
部TBの構成糸及びファスナーエレメント列ERの各熱
収縮率の関係を前述のように設定することにより、編成
密度を通常の密度に設定した場合にも、編成後に加熱処
理を施すと、ファスナーエレメント取付部EAの構成糸
がファスナーテープ主体部TBの構成糸よりも大きく収
縮するため、ファスナーエレメント取付部EAの編密度
が高くなって緻密化され、上述のごとく編組織に基づく
織物様の風合に加えて形態がさらに安定化するととも
に、ファスナーエレメント列ERが固定用鎖編糸(F)
により更に強固に緊締され、ファスナーストリンガーを
テープ面方向に強く屈曲させたときにも噛合割れが発生
せず、強力な噛合強度が確保される。
4)の熱収縮率を、他のファスナーエレメント取付部E
Aの構成糸である固定用鎖編糸(F)、鎖編糸(A)及
び緯挿入糸(C)(D)の熱収縮率よりも高く設定する
とともに、前記ファスナーエレメント取付部EAの構成
糸の全ての熱収縮率を前記ファスナーエレメント列ER
の熱収縮率よりも高く設定する場合には、ファスナース
トリンガーの形態を更に安定化するとともに、前記固定
用鎖編糸Fの収縮とファスナーエレメントEの構成素材
であるモノフィラメントの収縮とが相まって、図5に示
すようにファスナーエレメント列ERの脚部ELが前記
固定用鎖編糸(F)により緊締され局部的に凹溝状に変
形し、更に緊締力が増すと同時にファスナーエレメント
列ERの長手方向及び横方向の位置変動がなくなる。
スナーストリンガーは、ファスナーエレメント列Eが編
み込まれるため、エレメント取付部EAの長さがテープ
本体Tの長さよりも長く編成される結果、ファスナース
トリンガー全体の形状はエレメント列Eが外側に突出す
る弓状に湾曲しているが、前記熱収縮処理により、エレ
メント取付部EAの収縮がテープ主体部TBのそれより
も大きいため、ほぼ直線的か、或いはエレメント列が内
側に凹状に若干湾曲した形態となる。
コイル状ファスナーエレメント列ERの取付状態を模型
的に示したスライドファスナーの一部を裏側から見た斜
視図である。この実施例では、経挿入糸(G1〜G8)
を除く各編糸の編成組織は第1実施例の組織と同様であ
り、コイル状ファスナーエレメント列ERを固定する2
ウエールW1,W2の各固定用鎖編糸(F)のシンカー
ループ群には2本の経挿入糸(G1,G5;G2,G
6)が各シンカーループごとに互いに対称に交差しなが
ら交絡して挿入されている。なお、図示例では経挿入糸
(G1,G5;G2,G6)を2本の固定用鎖編糸
(F)だけでなく、それらの両側の地組織の構成糸の一
部をなす鎖編糸(A)の各ウエールW3,W4にもそれ
ぞれ経挿入糸(G3,G7;G4,G8)を挿入してい
るが、この経挿入糸(G3,G7;G4,G8)は前記
鎖編糸(A)のシンカーループ群に必ず挿入しなければ
ならないものではなく、或いは2本の前記固定用鎖編糸
(F)による鎖編組織と、最外縁部の鎖編糸(A)及び
緯挿入糸(C),(D)による経編組織とのそれぞれに
経挿入糸(G1,G5;G2,G6;G4,G8)を挿
入するようにしてもよい。
状ファスナーエレメント列ERの取付状態を模型的に示
したスライドファスナーの一部を裏側から見た斜視図で
ある。この実施例においても経挿入糸(G1,G2)の
挿入形態を除くと、各編糸の編成組織は第1実施例のも
のと同様である。本実施例では、コイル状ファスナーエ
レメント列ERを固定する2ウエールW1,W2の固定
用鎖編糸(F)により形成される2列のシンカーループ
群にまたがって、2本の経挿入糸(G1,G2)がそれ
ぞれ1つおきのシンカーループに図示の如く互いに対称
的に交差しながらジグザグ状に交絡して経挿入されてい
る。
視図であり、この実施例では上記第3実施例の構成に加
えて、更に最外縁のウエールW3における鎖編糸(A)
のシンカーループ群とこれに隣接する固定用鎖編糸
(F)のシンカーループ群とにまたがって、2本の経挿
入糸(G4,G5)がそれぞれの1つおきのシンカール
ープの間に図示の如く互いに対称的に交差しながらジグ
ザグ状に交絡して経挿入されている。
おり、2本の経挿入糸(G1,G2)を使用する点では
上記第3実施例と類似しているが、この実施例では固定
用鎖編糸(F)の2ウエールW1,W2の方向に形成さ
れる各シンカーループ群にまたがって、且つ全てのシン
カーループ間を交差しながら互いに対称的にジグザグ状
に交絡して経挿入されている。
り、この実施例は2列の固定用鎖編糸(F)の各シンカ
ーループ群にそれぞれ1本の経挿入糸(G1,G2)を
挿入している点で上述した第1実施例と類似するところ
はあるが、この実施例では各経挿入糸(G1,G2)が
各シンカーループ群の1つおきごとのシンカーループに
それぞれ順次交絡するようにしている。なお、同図では
2ウエールW1,W2の各固定用鎖編糸(F)のシンカ
ーループ群にそれぞれ経挿入糸(G)を挿入している例
が示されているが、更に前記各固定用鎖編糸(F)に隣
合う地組織の一部を構成する2本の鎖編糸(A)に、或
いは最外縁のウエールW3における鎖編糸(A)に、同
様に経挿入糸(F)を挿入するようにしてもよい。
り、2列の固定用鎖編糸(F)の各シンカーループ群の
それぞれに2本の経挿入糸(G1,G5;G2;G6)
が経挿入している点で上述した第2実施例と類似する
が、この実施例では各2本の経挿入糸(G1,G5;G
2;G6)は1列のシンカーループ群に形成される1つ
おきのシンカーループに互いに対称に交絡するようにし
たものである。なお、この実施例では2ウエールW1,
W2の各固定用鎖編糸(F)のシンカーループ群の他
に、最外縁の鎖編糸(A)のシンカーループ群にも経挿
入糸(G4,G8)が挿入されているが、例えば前記最
外縁の鎖編糸(A)のシンカーループ群に挿入される経
挿入糸(G)を除くこともでき、或いは最外縁とは反対
側の固定用鎖編糸(F)に隣合う鎖編糸(A)のシンカ
ーループ群にも経挿入糸(G3,G7)を挿入するよう
にしてもよい。
も、第1実施例と同様にファスナーエレメント取付部E
Aを構成する全ての編糸が、少なくともファスナーテー
プ主体部TBを構成する編糸よりも高い熱収縮性を有し
ており、またファスナーエレメント列ERの熱収縮率も
他のテープ構成糸よりも低く設定している。そして、同
時に経挿入糸(G1〜G8)の熱収縮率は他の編成糸の
熱収縮率よりも高く設定されており、その結果、それら
の構成により派生する機能も、編組織に基づく機能に加
えて既述した第1実施例と同様の機能を発揮する。
実施例に限定されないことは上述の説明からも明らかで
あろう。例えば、既述したように上記各実施例における
地組織を構成する各編糸の太さは必要に応じて任意に選
定できるが、上記経挿入糸(G)についても同様であ
り、特に上記各実施例においてファスナーエレメントの
噛合頭部に最も近く配される鎖編糸(A)に挿入される
経挿入糸(G)の太さを、その内側に配された固定用鎖
編糸(F)に挿入される経挿入糸(G)の太さより太い
編糸を使用することがある。この場合には、ファスナー
エレメント取付部の端縁部が重厚なものとなり、ファス
ナー面に対する上方への折曲げや突き上げに対して、十
分に耐えることができるようになり、ファスナーエレメ
ントの噛合割れを極力抑えることができる。
用鎖編糸(F)の編成組織以外のファスナーテープ主体
部TBの地組織を構成する各編糸の編成組織も図示組織
に限定されるものではなく、例えば上述の例では緯挿入
糸は3種類の組織からな構成されるが、全ての緯挿入糸
を同様の組織で挿入するようにもできる。
述の実施例では2ウエールとして示したが、ファスナー
エレメント列の大きさに応じて3ウエールとする場合も
あり、その場合には全ての固定用鎖編糸(F)に経挿入
糸(G)が交絡して挿通される。また、上記連続状ファ
スナーエレメント列もコイル状に限らず、図11に示す
ようにファスナーテープ主体部TBの平面内にエレメン
トの左右脚部と連結部とがU字形に屈曲されて長手方向
に沿って噛合部を挟んで上下交互に連続するジグザグ状
に形成した、いわゆるジグザグ型のファスナーエレメン
ト列であってもよい。
メント列ERを構成するプラスチックモノフイラメント
による噛合部とその噛合部とは反対側の連結部との形成
位置を反対にして被着物に取付け、完成後にファスナー
エレメント取付部を折返して噛合部同士を噛合させる隠
しスライドファスナーにも適用することができることは
勿論である。
込みスライドファスナーは、特に少なくともファスナー
エレメント取付部を構成する全ての編糸の熱収縮率を、
テープ主体部を構成する編糸の熱収縮率よりも高く設定
しているため、編成後に熱処理を行うことにより、ファ
スナーエレメント取付部を構成する全ての編糸がテープ
主体部を構成する編糸に比較して大きく収縮し、ファス
ナーエレメント取付部の前記地組織上に編み込まれたフ
ァスナーエレメント列は、エレメント間のピッチの狂い
を更に生じにくくさせ、特に固定糸によるファスナーエ
レメント列の緊締脚部に前記固定糸が食い込み、凹溝を
形成するため、ファスナーエレメントの脚部の上下間に
配される編糸のバランスがとりやすくなり且つその締結
力が強固となり、更にはファスナー面に対して上方へ突
き上げるような曲げ応力に対しても、より強い抵抗力が
付与され、またファスナーエレメントの互いに噛合して
いる噛合部分の浮上りによる噛合割れも発生せず、スラ
イドファスナーとしての閉鎖機能が常に確保される。
縮率を他の全ての編成糸のそれよりも高くすると同時
に、ファスナーエレメント列の熱収縮率をテープを構成
する編成糸のそれより低く設定する場合には、上記作用
効果に加えて固定用編糸がファスナーエレメントの各脚
部を凹溝状に変形させ、スライドファスナーのいかなる
状況下における使用によってもファスナーエレメント間
の位置変動がなく、より締結力が向上すると同時に、こ
の種の編込スライドファスナーにあっては回避し得な
い、ファスナーエレメントが外側に弧状に突出するファ
スナーストリンガーの湾曲形態も、熱処理後にはほぼ直
線状、或いはファスナーエレメント列が内側に凹状に若
干湾曲する形態となり、以降のファスナー製造工程の取
り扱いが容易になるばかりでなく、後の縫製時における
取扱いも極めて容易となって、自動縫製が可能となる。
イドファスナーのファスナーエレメント取付部を裏側か
ら見た部分斜視図である。
る。
織図である。
て模式的に示す部分平面図である。
イドファスナーのファスナーエレメント取付部を裏側か
ら見た部分斜視図である。
イドファスナーのファスナーエレメント取付部を裏側か
ら見た部分斜視図である。
イドファスナーのファスナーエレメント取付部を裏側か
ら見た部分斜視図である。
イドファスナーのファスナーエレメント取付部を裏側か
ら見た部分斜視図である。
ライドファスナーのファスナーエレメント取付部を裏側
から見た部分斜視図である。
ライドファスナーのファスナーエレメント取付部を裏側
から見た部分斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 経編の地組織よりなるファスナーテープ
(T) の長手側縁部のファスナーエレメント取付部(EA)
に、ファスナーテープ(T) の編成と同時に編込まれる連
続状ファスナーエレメント列(ER)が固定用編糸(F) によ
り固定されてなるスライドファスナーにおいて、 前記ファスナーエレメント取付部(EA)の地組織が、少な
くとも前記各固定用編糸(F) の一部及び他の編糸により
構成されてなり、 前記ファスナーエレメント取付部(EA)を構成する全ての
編糸が、少なくともファスナーテープ主体部(TB)の地組
織を構成する編糸よりも高い熱収縮性を有してなること
を特徴とする編込みスライドファスナー。 - 【請求項2】 前記ファスナーエレメント取付部(EA)の
構成糸の熱収縮率が前記ファスナーエレメント列(ER)を
構成するモノフィラメントの熱収縮率よりも高く設定さ
れてなる請求項1記載の編込みスライドファスナー。 - 【請求項3】 前記ファスナーエレメント取付部(EA)の
構成糸にあって、前記経挿入糸(G) の熱収縮率が他のフ
ァスナーエレメント取付部(EA)の構成糸の熱収縮率より
も高く設定されてなる請求項1又は2のいずれかに記載
の編込みスライドファスナー。 - 【請求項4】 前記ファスナーエレメント列(ER)は熱可
塑性合成樹脂からなり、その構成素材であるモノフィラ
メントの熱収縮率が3〜18%であり、ファスナーテー
プの構成糸をなす前記経挿入糸(G) の乾熱収縮率が15
〜40%、他のファスナーエレメント取付部(EA)の構成
糸の乾熱収縮率が10〜30%、ファスナーテープ主体
部(TB)の構成糸の乾熱収縮率が3〜10%である請求項
1〜3のいずれかに記載の編込みスライドファスナー。 - 【請求項5】 前記ファスナーエレメント列(ER)がポリ
アミド系合成樹脂、ポリエステル系合成樹脂、又はポリ
ブチレン系合成樹脂からなり、前記熱収縮率が乾熱収縮
率又は沸水熱収縮率から選ばれ、前記ファスナーテープ
の熱収縮時に前記経挿入糸(G) 及び他のファスナーエレ
メント取付部(EA)の構成糸の収縮と前記ファスナーエレ
メント列(ER)を構成するモノフィラメントの収縮とによ
り、同モノフィラメントの脚部に各構成糸の糸食い込み
溝が形成されに十分な収縮率である請求項4記載の編込
みスライドファスナー。
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