JPH1118777A - 新規スリット様ポリペプチド - Google Patents

新規スリット様ポリペプチド

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JPH1118777A
JPH1118777A JP9183683A JP18368397A JPH1118777A JP H1118777 A JPH1118777 A JP H1118777A JP 9183683 A JP9183683 A JP 9183683A JP 18368397 A JP18368397 A JP 18368397A JP H1118777 A JPH1118777 A JP H1118777A
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leu
gly
cys
ser
asn
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JP9183683A
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Akira Ito
章 伊藤
Seiji Sakano
誠治 坂野
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脳・神経系に発現する、新規細胞作用分子を
見出し、ポリペプチドとして提供することである。 【効果】 本発明により、脊髄に特異的に発現する新規
スリット様ポリペプチド、およびその遺伝子、およびそ
の製造方法、および該ポリペプチドを特異的に認識する
抗体が提供され、あらゆる神経疾患、甲状腺疾患、副腎
疾患、筋疾患の診断、治療への使用が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒト由来の新規ス
リット様ポリペプチド、および該ポリペプチドをコード
するDNA、該ポリペプチドの製造方法および該ポリペ
プチドを特異的に認識する抗体に関する。
【0002】
【従来の技術】高等脊椎動物の脳・神経系の形成は胎生
期に完了し、その損傷に対する再生は極めて困難であ
る。脳・神経系の形成過程を理解し、これに関連する分
子の各種脳・神経疾患への臨床応用が検討されている。
近年、神経系の発生および神経回路形成に関わる多くの
細胞−細胞間相互作用分子、もしくは細胞−基質間相互
作用分子が見出されている。これらの分子は、細胞−細
胞間で情報を伝達する細胞膜結合型リセプター分子とそ
のリガンド分子(リセプター−リガンド分子)、細胞−
細胞間の基質物質である細胞外マトリックス分子、およ
び細胞−細胞間もしくは細胞−基質間の接着を担当する
細胞接着分子に大別されている。
【0003】リガンド分子の例として液性因子の神経成
長因子(NGF)、脳由来神経栄養因子(BDNF)、
ニューロトロフィン3(NT−3)(特開平5−161
493)、グリア細胞株由来神経栄養因子(GDN
F)、毛様体由来神経栄養因子(CNTF)、ネトリン
(Netrin)(Serafiniら,Cell,7
8,409−424,1994)、コラプシン(Col
lapsin)(Luoら,Cell,75,217−
227,1993)、また膜結合型因子としてノッチ
(Notch)ファミリーのリガンド分子であるデルタ
(Delta)およびセレイト(Serrate)、E
phファミリーのリガンド分子群などが知られている。
これらの分子のいくつかは医薬としての開発研究がなさ
れている。
【0004】細胞外マトリックス分子は、特に神経系に
限定されないコラーゲン、フィブロネクチン、ラミニン
のほか、主に中枢神経系に分泌されるリーリン(Ree
lin)(D’Archangeloら,Natur
e,374,719−723,1995)や主に末梢神
経系に分泌されるアグリン(Agrin)(Rupp
ら,Neuron,6,811−823,1991)な
ど神経系に特異的な分子が知られている。また、細胞接
着分子の例としてN−カドヘリン、PB−カドヘリン、
N−CAM、L1、インテグリン、ファシクリン(Fa
sciclin)などが知られている(平野,蛋白質核
酸酵素,40,724−735,1995)。
【0005】ここでは分類上3つに大別したが、厳密な
意味で分類できるものではない。例えば、ここではリセ
プター−リガンド分子と分類したデルタは、ノッチに情
報を伝達する因子であると同時に、接着分子としての機
能を有することが知られている(Artavanis−
Tsakonasら,Science,268,225
−232,1995およびFehonら,Cell,6
1,523−534,1990)。また他の例では、接
着分子と分類したインテグリンは、細胞外マトリックス
のRGD(Arg Gly Asp)配列を認識し、細胞内に情報
を伝達しうるリセプター分子としての役割を果たす(原
著Watsonら,監訳松原ら,細胞の分子生物学第3
版,教育社,995−1000,1995)。したがっ
て、リセプター−リガンド分子、細胞外マトリックス分
子、細胞接着分子の分類は便宜上のものであり、これら
の分子の神経系の発生および神経回路形成に対する重要
性は、この分類によって区別されるものではない。そこ
で、本願ではこれらの分子を細胞作用分子と総称する。
【0006】上記のような複数の細胞作用分子が多様に
作用することにより、神経細胞の発生、分化、組織構
築、局在化、神経繊維の伸長、神経軸索の束形成、神経
回路網の形成が連続的、同時並行して行われ、複雑でか
つ特異的な脳・神経系が構成されると考えられている。
しかしながら、多種の細胞作用分子が見出されているに
もかかわらず、神経系の発生および神経回路形成は不明
な点が多く、いまだ生物学的に最も未知な分野のひとつ
である。これは神経系の臓器が非均一な細胞群から構成
され、これらの細胞群を統合するために非常に多数の細
胞作用分子が存在し、さらにこれらの分子の濃度・密度
・親和性および時間・空間的発現が重要な働きをするた
めと考えられているが、現在理解されている細胞作用分
子の種類がまだ十分でなく、未同定の細胞作用分子が存
在し、これらが重要な働きを担っていると考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】脳・神経系に発現す
る、新規細胞作用分子を見出し、ポリペプチドとして提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】EGF(epiderm
al growth factor,上皮増殖因子)モ
チーフは、脳・神経系の発生および神経回路形成に関わ
る重要な細胞作用分子のいくつかに見出されている分子
構造である。本発明者らはこの点に着目し、EGFモチ
ーフを有する細胞作用分子が既知分子以外にも脳・神経
系に存在し、これらが脳・神経系発生及び神経回路形成
にとって重要な細胞作用分子として機能しているのでは
ないかと考えた。そして、遺伝子データベースの検索を
行い、EGFモチーフをコードする遺伝子配列を有する
EST(expressed sequence ta
gs)クローンを検索、選出し、これらの遺伝子情報を
基にPCR(polymerase chain re
action)プライマーを作製し、ヒト胎児脳由来の
cDNAをテンプレートとしてPCRを行うことによ
り、ESTクローンと相同の遺伝子断片を得た。この遺
伝子断片をプローブとして用いて、ハイブリダイゼーシ
ョン法によるスクリーニングを行い、得られたクローン
の塩基配列を決定し、該遺伝子断片の塩基配列を含みア
ミノ酸全長をコードするcDNAのクローニングに成功
した。
【0009】この遺伝子配列から推定されるアミノ酸配
列は、4つのユニットからなるLRR(leucine
rich repeat)配列と9つのEGFモチー
フを有する新規配列であることを明らかにした。この配
列はショウジョウバエの中枢神経発生において重要な役
割を担うスリット(Slit)蛋白質(Rothber
gら,Gene Dev,4,2169−2187,1
990およびPCT特許,WO 92/10518)と
約41%のホモロジーを有していた。このため本発明者
らは本分子をヒトスリットと命名し、特許を出願した
(出願番号:平8−186219、参考例1から3に取
得方法を記載した)。
【0010】本発明者らはさらにヒトスリットの塩基配
列にホモロジーを有するESTクローンを見いだし、こ
のESTの元となるcDNA断片を入手し、この断片の
一部をプローブとして用いて、ハイブリダイゼーション
法によるスクリーニングを行い、得られたクローンの塩
基配列を決定し、鋭意努力の結果、該遺伝子断片の塩基
配列を含みアミノ酸全長をコードするcDNAのクロー
ニングに成功した。この遺伝子配列から推定されるアミ
ノ酸配列は、先願のヒトスリットと約66%のホモロジ
ーを有し、4つのユニットからなるLRR配列と9つの
EGFを有する先願のヒトスリットと同様のドメイン構
造を有する新規配列であることを明らかにした。このた
め本発明者らは本願の新規ポリペプチドをヒトスリット
2と命名した。新規ヒトスリット2をコードするDNA
のアンチセンス断片を用いてノザンブロッティングを行
った結果、ヒトスリット2はヒトの臓器中で脊髄に主に
発現し、脳に発現せず、先願のヒトスリット(本発明の
新規ヒトスリット2と区別するため、以下ヒトスリット
1と表記する)とは異なる臓器に発現することを明らか
にした。さらに本発明者らは該ヒトスリット2のポリペ
プチド全長をコードするDNAを用いて、ヒトスリット
2の発現系を作製し、本願ポリペプチドのリコンビナン
ト標品を作製した。該ヒトスリット2のアミノ酸配列及
びそれをコードする核酸配列は、配列表の配列番号1か
ら3に示した。更に、該リコンビナント標品を免疫原と
して抗体を作製し、精製法を確立し本発明が完成した。
【0011】すなわち、本発明は、(1)配列表の配列
番号1に記載のアミノ酸配列を含有するポリペプチドま
たはその変異体であるポリペプチド、(2)前記(1)
に記載のポリペプチドをコードするDNA、(3)前記
DNAが配列番号2に記載の塩基配列の283番から4
791番を含有するDNA、(4)前記(2)に記載の
DNAと、宿主細胞中で発現可能なベクターDNAとを
連結してなる組換えDNA体、(5)前記(4)に記載
の組換えDNA体により形質転換された細胞、(6)前
記(4)に記載の組み換えDNA体を用いて作製された
当該アミノ酸配列を含有するポリペプチドの生産方法、
(7)前記(1)に記載したポリペプチドを特異的に認
識する抗体に関する。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。配列表に
おいて、配列番号1に示したアミノ酸配列は、本発明の
ヒトスリット2のシグナルペプチドを除いた成熟型蛋白
質のアミノ酸配列である。配列番号2に示した塩基配列
は、本発明のヒトスリット2の翻訳領域、5’非翻訳領
域及び3’非翻訳領域を含むcDNA配列である。なお
該配列の283番から4791番は配列番号1記載のア
ミノ酸配列をコードする塩基配列に相当する。配列番号
3に示したアミノ酸配列は本発明のヒトスリット2のシ
グナルペプチドを含む全アミノ酸配列である。配列番号
4に示した塩基配列はGenbank登録番号H535
71のcDNAクローン202738のcDNA配列で
ある。配列番号5はGenbank登録番号H1095
2のcDNAクローン47344のcDNA配列であ
る。配列番号6に示した塩基配列はマウススリット2ホ
モログのcDNA配列である。配列番号7に示したアミ
ノ酸配列はマウススリット2ホモログのアミノ酸配列で
ある。配列番号8に示したアミノ酸配列は先願のヒトス
リット1のシグナルペプチドを除いた成熟型蛋白質のア
ミノ酸配列である。配列番号9に示した塩基配列は、先
願のヒトスリット1の翻訳領域、5’非翻訳領域及び
3’非翻訳領域を含むcDNA配列である。配列番号1
0に示したアミノ酸配列は先願のヒトスリット1のシグ
ナルペプチドを含む全アミノ酸配列である。なお、配列
表で示した各アミノ酸配列は左端がアミノ基末端(N
末)、右端がカルボキシル基末端(C末)であり、各核
酸配列は左端が5’末端、右端が3’末端である。
【0013】神経系の発生および神経回路形成に対す
る、細胞−細胞間および細胞−基質間相互作用分子の重
要性は先に述べた。神経系に限らず、細胞のこれらの相
互作用にかかわる分子の多くは構造上、接着・結合のた
めの保存されたドメイン構造を有する。このドメイン構
造には、イムノグロブリン(Ig)様ドメイン、カドヘ
リンモチーフ、III型フィブロネクチンリピート(F
NIII型リピート)、LRR(leucine ri
ch repeat)配列、EGF(epiderma
l growth factor)モチーフなどが知ら
れている。
【0014】Ig様ドメインはイムノグロブリン・スー
パーファミリーに属する多数の分子に含まれ、神経細胞
を含む各種細胞に発現する細胞接着分子のN−CAM、
L1、II型ファシクリンは共に5つのIg様ドメイン
を有する(前出,細胞の分子生物学第3版,968−9
69)。カドヘリンモチーフは神経冠細胞に発現するN
カドヘリンをはじめ、カドヘリンファミリーに通常5つ
のドメイン構造で含まれる(前出,細胞の分子生物学第
3版,966−968)。
【0015】FNIII型リピートはIII型フィブロ
ネクチンやテネシンなどの細胞外マトリックス分子、N
−CAMやL1などの細胞接着分子に含まれる。(前
出,細胞の分子生物学第3版,986−988) LRR配列は最近報告されたマウス神経系細胞に発現す
るNLRR−1(Taguchiら,Mol Brai
n Res,35,31−40,1996)、NLRR
−3(Taniguchiら,Mol Brain R
es,36,45−52,1996)に含まれ、結晶解
析により立体構造が明らかにされている(Kobeら,
Nature,374,183−186,1995)。
またLRR配列を有するいくつかの分子において、LR
R配列のN末側、C末側にも保存領域が存在することが
報告されている(Rothbergら,Gene De
v,4,2169−2187,1990)。
【0016】EGFモチーフは外胚葉のニューロブラス
トへの分化を抑制するノッチ、デルタなどのリセプター
−リガンド分子やテネシン、ラミニンなどの細胞外マト
リックス分子に含まれるモチーフであり、3ヶ所のジス
ルフィド結合と1ヶ所のCa 2+結合部位を有すると一般
に考えられている。EGFモチーフの立体構造は結晶解
析により明らかにされている(Raoら,Cell,8
2,131−141,1995)。これらの分子のいく
つかはEGFモチーフがタンデムに並んだ構造を有し、
ノッチの例では36個のEGFモチーフがリピート構造
を取り、その11番目と12番目のEGFモチーフがリ
ガンドとの結合に関与していることが明らかになってい
る(Fehonら,Cell,61,523−534,
1990)。
【0017】これらのドメイン構造を標的とする新規蛋
白質の遺伝子クローニングは、いくつかの方法が考え得
る。例えば、保存されたアミノ酸配列部分に対応する混
合PCRプライマーを作製し、PCRにより該当するア
ミノ酸配列に対応する遺伝子断片を取得する方法、ある
いは保存されたアミノ酸配列部分に対応するオリゴDN
Aプローブを作製し、ハイブリダイゼーション法により
スクリーニングを行う方法、あるいはファミリーを形成
している遺伝子群や異種に等価の遺伝子が知られている
場合には、既知遺伝子の保存領域に該当する核酸断片を
プローブとして特異性のやや低い条件でハイブリダイゼ
ーションを行う方法などが一般的に行われている。いず
れの場合もゲノムDNAおよびcDNAをライブラリー
として使用することができる。
【0018】近年、DNAシーケンス技術が向上し、ゲ
ノムDNAやcDNAのライブラリをランダムにシーケ
ンスし、ヒト、線虫、シロイヌナズナなどの種の全ゲノ
ムDNAおよび全cDNA配列の解明が試みられている
(Genome Directory,Nature,
377,3S,1995)。ヒトのcDNAに関して、
TIGR(The Institute for Ge
nomic Research)によるESTプロジェ
クト、ワシントン大学−メルクによるESTプロジェク
ト、コロラド大学によるSTSプロジェクトなどがこの
事業に参入している。これらの機関から提出されたcD
NAの部分塩基配列はGenbankおよびEMBLの
遺伝子データベースに登録されており、開示されてい
る。1997年4月15日発行のGenbankリリー
ス100によれば、ESTクローンの累積登録数は約8
9万クローンで、平均長は368塩基対(bp)である
ことがわかる。したがって、ESTクローンの塩基配列
を基にハイブリダイゼーション法のプローブを作製する
ことにより、所望のドメイン構造を有する新規遺伝子を
クローニングする事が可能である(前述NLRR−1お
よびNLRR−3)。
【0019】本発明者らは、前記の各種のドメイン構造
を有し、かつ神経系に発現する既知分子、約30種類を
選出し、該当するドメイン構造をコードする塩基配列を
雛形として、遺伝子データベースのGenbankリリ
ース91(Genetyx−CD,ソフトウェア開発株
式会社)に登録されているESTクローンを対象にホモ
ロジー検索を行った。検索に用いたアルゴリズムはGe
netyx−CDソフトウェア内蔵のプログラムを用い
た。この結果、およそ60%以上の遺伝子配列のホモロ
ジーを有する約600のESTクローンが候補となっ
た。これらのクローンの遺伝子配列は、相補的な配列と
共に1クローンにつき6通りのアミノ酸配列に翻訳し、
該当するアミノ酸配列を有するかどうかを調べた。この
とき、ESTクローンで報告されている塩基配列はしば
しば欠落や重複もしくはNで示される不明配列があるた
め、アミノ酸フレームの変化を考慮して注意深くアミノ
酸配列を生成した。
【0020】特に配列情報の両端の数十bpは、見かけ
上の終止コドンの出現や不明配列のため、ほとんどのE
STクローンでアミノ酸フレームが全く組めず、両端合
わせて約100bpは実質上有用な配列情報でなかっ
た。また、およそ200bp以下の短い断片情報しか有
さないESTクローンは、上記理由を考え合わせてスク
リーニングのためのハイブリダイゼーションのプローブ
として短すぎて適さないため、候補からはずした。最終
的に候補に残ったESTクローンのうち、Genban
k登録番号H14216とT08049の2つのクロー
ンは、EGFモチーフをコードする同一部分の塩基配列
情報を有することが判明し、本発明者らは参考例に示し
たごとく、該ESTクローンに相同の配列を有するDN
A断片を得、このDNA断片をプローブとしてヒトcD
NAライブラリのスクリーニングおよびRACE(ra
pid amplification of cDNA
ends)法により、該ヒトスリット1のオープンリ
ーディングフレーム全長を含むDNAを得、配列表の配
列番号9記載の塩基配列を決定した。該塩基配列から推
定された該ヒトスリット1の成熟蛋白質のアミノ酸配列
を配列表の配列番号8に、シグナル配列を含む全アミノ
酸配列を配列番号10に示した。
【0021】 なお、該ヒトスリット1のオープンリー
ディングフレームを含むDNAを含有してなるプラスミ
ドpBSSlitは、大腸菌株DH5に遺伝子導入し、
該菌株E.coli:pBSSlitは日本国通産省工
業技術院生命工学技術研究所に受託番号FERM P−
15920として平成8年10月28日に寄託されてい
る。
【0022】該アミノ酸配列のドメイン構造の解析によ
り、該ヒトスリット1はLRR配列、EGFモチーフの
他に、ALPS領域(Rothbergら,J.Mo
l.Biol.,227,367−370,199
2)、システイン豊富領域をドメイン構造として含有す
ることが明らかになった。本発明者らは、該ヒトスリッ
ト1の塩基配列をテンプレートとして、遺伝子データベ
ースのGenbankリリース93(Genetyx−
CD,ソフトウェア開発株式会社)に登録されているE
STクローンを対象にホモロジー検索を行ない、類縁分
子の発見に努めた。検索に用いたアルゴリズムはLip
man−Pearson法(Lipmanら,Scie
nce,227,1435−1441,1985)を用
いた。この結果、Genbank登録番号H53571
は、先願のヒトスリット1のシステイン豊富領域にホモ
ロジーを有するアミノ酸配列をコードする塩基配列を有
し、またGenbank登録番号H10952は、先願
のヒトスリット1のLRR配列にホモロジーを有するア
ミノ酸配列をコードする塩基配列を有することが判明し
た。本発明者らは実施例1のごとく、これらのESTの
cDNAクローンを入手し(クラボウより入手可能)、
塩基配列を決定したが、本願のポリペプチドのアミノ酸
全長をコードする塩基配列は含まれていなかった。
【0023】次に、これらのDNA断片を用いて、ヒト
のゲノム遺伝子ライブラリーあるいはcDNAライブラ
リーから目的遺伝子の全長を得ることは可能である。全
長のクローニングには、DNA断片をアイソトープ標
識、及び各種非アイソトープ標識し、ライブラリーをハ
イブリダイゼーションなどの方法にてスクリーニングす
ることによって得ることができる。アイソトープの標識
法としては、たとえば[α32P]dCTPとクレノーD
NAポリメラーゼを用いてラベルする方法や、他のニッ
クトランスレーション法またはプライマー伸長法などに
よる標識法が利用できる。
【0024】本発明者らは実施例2に示したごとく、D
NA断片をラジオアイソトープでラベルし、ハイブリダ
イゼーションプローブとし、スクリーニングライブラリ
ーとしてヒト胎児肺由来cDNAを用いてスクリーニン
グを行い、得られた複数のクローンのDNA配列を決定
したところ、これらは最終的に配列表の配列番号2に示
す塩基配列を有するcDNAであることがわかった。ま
た該配列の978番から979番の間に配列表の配列番
号11に記載の12塩基対からなる塩基配列が挿入され
ている以外は配列表の配列番号2と同一配列を有するク
ローン、該配列の1642番から1665番の24塩基
対が欠失したクローンが見いだされた。さらに該配列の
2110番TがCに変異し、あるいは該配列の4034
番CがTに変異し、アミノ酸変異を引き起こすポイント
ミューテーションを有するクローンも見出された。配列
表の配列番号2に示したDNA配列には205番に始ま
る開始コドン(ATG)から4794番で終わる終止コ
ドン(TAA)まで、1529個のアミノ酸をコードし
うるオープンリーディングフレームが存在した。該オー
プンリーディングフレームから翻訳したアミノ酸配列を
配列番号3に示した。尚、該オープンリーディングフレ
ームを含むプラスミドpHSL2は大腸菌株JM109
(東洋紡社製)に遺伝子導入した。
【0025】このDNAの塩基配列(配列表の配列番号
2)を遺伝子データベース(Genbank、リリース
100)で既知遺伝子の塩基配列と比較したところ、オ
ープンリーディングフレームを有する遺伝子に一致する
配列は見られず、したがって全体の配列に関しては全く
新規な配列である。また同様に該アミノ酸配列(配列表
の配列番号3)をPIR(リリース50)およびSwi
ss−Prot(リリース34)にて既知のアミノ酸配
列と比較したが、同一の配列は認められず、この配列は
全く新規な配列である。しかしながら、比較的高いホモ
ロジーを有する配列として、ショウジョウバエ(Dro
sophila melanogaster)の神経発
生において重要な働きをするスリット(Slit)分子
が見出され、アミノ酸配列で約43%の相同性を有する
ことが明らかになった。スリット分子の脊椎動物のホモ
ログの存在は本発明者らによる先願のヒトスリット1で
初めて明らかとし、配列表の配列番号8に示したヒトス
リット1のアミノ酸配列と配列番号1に示した本発明の
ヒトスリット2との相同性は約66%である。すなわち
本発明のヒトスリット2のアミノ酸配列およびDNA配
列は先願のヒトスリット1とは明らかに異なっていた。
なお、ショウジョウバエスリットのPCT特許(WO
92/10518)には脊椎動物のホモログの存在を示
唆する記載はない。
【0026】配列表の配列番号3記載のアミノ酸配列を
Kyte−Doolittleの方法(J.Mol.B
iol.,157:105,1982)に従って、アミ
ノ酸配列から疎水性部分、親水性部分を解析した。その
結果、本発明のヒトスリット2はシグナルペプチドを有
し、細胞膜通過部分を有さない遊離型の分泌蛋白質であ
ることが推定された。つまりこの解析結果によれば、該
ヒトスリット2の分泌前駆体のアミノ酸配列は配列表の
配列番号3に示す1529アミノ酸残基からなるポリペ
プチドであり、シグナルペプチド領域は同配列表のアミ
ノ酸配列の−26番のメチオニンから−1番のグルタミ
ンにあたる26アミノ酸残基、分泌成熟体領域は同配列
表の1番のアラニンから1503番セリンにあたる15
03アミノ酸残基が該当することが推定された。ただ
し、このシグナルペプチド切断部位は、あくまでもアミ
ノ酸配列から推定されたものであり、実際に生体中での
切断部位は、前後10アミノ酸以内の範囲で異なること
も十分考えられる。
【0027】またアミノ酸配列から予想されることとし
て、糖鎖が付加される部分はN−アセチル−D−グルコ
サミンがN−グリコシド結合可能な部分として、配列表
の配列番号1のアミノ酸配列の40番、160番、53
8番、597番、768番、773番、983番、98
4番、993番、1157番、1240番および127
4番の12個のアスパラギン残基が挙げられる。またグ
ルコサミノグリカンが結合可能な部分として、1403
番セリンが挙げられる。一般に、糖鎖が付加された蛋白
質の方がポリペプチドそのものよりも生体内での分解に
対して安定であり、また強い生理活性を有していると考
えられている。
【0028】配列表の配列番号1に記載したアミノ酸配
列のドメイン構造の解析により、ヒトスリット2はポリ
ペプチドのほぼ全体が緻密なドメイン構造で構成されて
いることが明らかになった。すなわち、タンデムに並ん
だLRR配列とそれを挟むLRRのN末保存領域(LR
R−NR)とLRRのC末保存領域(LRR−CR)を
1つのユニットとし、このユニットがN末から4つ連続
して並び、その直後にEGFモチーフが6個タンデムに
並び、直後にALPSドメイン(Rothbergら,
J.Mol.Biol.,227,1992に詳細)が
続き、その後再びEGFモチーフが3個並び、システイ
ン豊富領域(Rothbergら,J.Mol.Bio
l.,227,1992に詳細)が続き、C末になる。
【0029】さらに詳しく説明すれば、第1ユニットの
LRR−NR(LRR−NR1)は配列表の配列番号1
に記載のアミノ酸配列の2番のシステインから33番の
アルギニン、第1ユニットのLRR配列(LRR1)は
7回のリピート構造を有し、同配列表の34番のロイシ
ンから183番のアスパラギン、第1ユニットのLRR
−CR(LRR−CR1)は同配列表の184番のアス
パラギンから246番のヒスチジン、第2ユニットのL
RR−NR(LRR−NR2)は同配列表の247番シ
ステインから278番グルタミン酸、第2ユニットのL
RR配列(LRR2)は6回のリピート構造を有し、同
配列表の279番イソロイシンから404番アスパラギ
ン、第2ユニットのLRR−CR(LRR−CR2)は
同配列表の405番プロリンから479番アラニン、第
3ユニットのLRR−NR(LRR−NR3)は同配列
表の480番システインから511番グルタミン酸、第
3ユニットのLRR配列(LRR3)は6回のリピート
構造を有し、同配列表の512番ロイシンから638番
のアスパラギン、第3ユニットのLRR−CR(LRR
−CR3)は同配列表の639番プロリンから700番
アルギニン、第4ユニットのLRR−NR(LRR−N
R4)は同配列表の701番システインから732番グ
ルタミン酸、第4ユニットのLRR(LRR4)は5回
のリピート構造を有し、同配列表の733番ロイシンか
ら833番アスパラギン、第4ユニットのLRR−CR
(LRR−CR4)は同配列表の834番プロリンから
895番プロリン、第1EGFモチーフは同配列表の8
96番システインから928番システイン、第2EGF
モチーフは同配列表の935番システインから969番
システイン、第3EGFモチーフは同配列表の976番
システインから1007番システイン、第4EGFモチ
ーフは同配列表の1014番システインから1047番
システイン、第5EGFモチーフは同配列表の1054
番システインから1085番システイン、第6EGFモ
チーフは同配列表の1099番システインから1130
番システイン、ALPSドメインは1131番グルタミ
ン酸から1307番システイン、第7EGFモチーフは
同配列表の1310番システインから1341番システ
イン、第8EGFモチーフは同配列表の1349番シス
テインから1380番システイン、第9EGFモチーフ
は同配列表の1390番システインから1421番シス
テイン、システイン豊富領域は同配列表の1427番シ
ステインから1501番システインまでである。
【0030】これらのドメイン構造はヒトスリット1と
ヒトスリット2との間でLRRのリピート数を含めて保
存されている。またドメイン構造内でのシステインの
数、位置ともに保存されており、極めて類似の立体構造
をとることが推定できる。一方、ショウジョウバエスリ
ットの構造(Rothbergら,Gene Dev,
4,2169−2187,1990およびPCT特許,
WO 92/10518)は、LRR−NR,LRR,
LRR−CRからなるユニットが4つあることが示され
ている。LRRの詳細な構造に関して、LRR1はヒト
型が7回のLRRの繰り返しに対してショウジョウバエ
は6回、LRR3はヒト型が6回に対してショウジョウ
バエが5回の違いが認められた。EGFモチーフに関し
て、ヒト型が9つに対してショウジョウバエは7つであ
り、ヒト型の第7、第8、第9EGFモチーフが3連の
リピート構造をとるのに対して、ショウジョウバエは1
つのみである。なお、ショウジョウバエスリットに関し
て、第7EGFモチーフの後にオルタナティブ・スプラ
イシングにより2種類の転写物が存在することが報告さ
れている。
【0031】本発明者らが核酸配列及びアミノ酸配列を
明らかにしたヒトスリット2に関してもオルタナティブ
・スプライシングが見いだされ、配列表の配列番号1記
載のアミノ酸配列の232番セリンと233番グリシン
の間に配列表の配列番号12に記載のアミノ酸配列を有
する4アミノ酸残基が挿入されたアミノ酸配列をコード
する核酸配列を有するクローンが見出された。また別の
クローンでは配列表の配列番号1記載のアミノ酸配列の
454番アラニンから461番プロリンまでの8アミノ
酸が欠失したアミノ酸配列をコードする塩基配列を有し
ていた。さらに配列表の配列番号1記載のアミノ酸配列
の610番セリンがプロリンに変異しているクローン、
また同配列表の1251番セリンがフェニルアラニンに
変異しているクローンが見いだされた。
【0032】すなわち、本発明の新規ヒトスリット2
は、配列表の配列番号1に記載のアミノ酸配列を含有す
るポリペプチドであるが、上記を例とするオルタナティ
ブ・スプライシングによって生じる一部のアミノ酸配列
の挿入、欠失やポイントミューテーションによって生じ
るアミノ酸置換による該ポリペプチドの変異体も本発明
のポリペプチドに含まれる。これら自然界で生じ得る変
異体の他に、人為的な操作によって作製しうる該ポリペ
プチドの変異体も本発明に含まれる。また、そのアミノ
酸配列のN末もしくはC末に多少のアミノ酸残基、ペプ
チド残基が付加されることもあり得る。しかるに本発明
の配列表の配列番号1記載のポリペプチドの性質を失わ
ない該ポリペプチドの変異体は本発明に含まれる。配列
表の配列番号1記載のポリペプチドと該ポリペプチドの
変異体のアミノ酸配列の相同性は70%以上であること
が好ましく、更に90%以上が好ましい。また該ポリペ
プチドやその変異体にN−アセチル−D−グルコサミン
やN−アセチル−D−ガラクトサミンなどの糖鎖が、N
−グリコシドあるいはo−グリコシド結合してなるポリ
ペプチドも本発明に含まれる。
【0033】ショウジョウバエでの研究(Rothbe
rgら,Gene Dev,4,2169−2187,
1990およびPCT特許,WO 92/10518)
では、スリットは神経発生期に中外胚葉から分化した正
中線グリア細胞に特異的に発現される蛋白質で、交連軸
索に沿って分泌運搬され、はしご状神経の形態形成に作
用する。また成長円錐が筋および心筋に接続する部位に
も局在する。これらのことからスリットは神経細胞間お
よび神経細胞と筋系の細胞との相互作用を媒介すると考
えられている。またスリットの欠損変異株のショウジョ
ウバエ胚は、中枢神経の形成が崩壊し、発生途上で死滅
することが報告されている。なお成体についてのスリッ
トの発現は不明である。
【0034】本発明者らが明らかにした塩基配列を用い
れば、ヒトスリット2の発現・機能に関して、近年の遺
伝子操作技術、発生工学技術を応用した詳細な解析が可
能である。すなわち、配列表の配列番号2の一部もしく
は全部の塩基配列を有する12merから16mer以
上、好ましくは18mer以上の相補し得る核酸、つま
りアンチセンスDNA、RNA、及びそれらがメチル
化、メチルフォスフェート化、脱アミノ化、またはチオ
フォスフェート化された誘導体によって、ハイブリダイ
ゼーション、PCRなどの手法を用いて行うことが出来
る。実施例4に示したように、同様な方法でマウス等、
他の脊椎動物の本ヒトスリット2のホモログの検出や遺
伝子クローニングができる。さらに、ヒトを含めたゲノ
ム上の遺伝子のクローニングも同様に可能である。
【0035】本発明者らは、ヒトスリット2のmRNA
の臓器発現分布を調べるために実施例3に示すごとく、
配列表の配列番号2記載の核酸配列の一部の配列を有す
る二本鎖DNA断片を作製し、これをアイソトープラベ
ルしてヒト臓器由来のmRNAを固定したフィルターを
用いてノザンブロッティングを行った。その結果、胎児
では肺と腎臓に発現することが観察された。成体では脊
髄に最も強く、甲状腺、食道、副腎にも発現が観察され
た。参考例3に示したヒトスリット1が発現する脳には
ヒトスリット2の発現は観察されなかった。これらの知
見はヒトスリット2がヒトスリット1と異なる発現分布
を示し、異なった作用を有することが示される。
【0036】また、in situハイブリダイゼーシ
ョンやin situ PCRなどの方法により、上記
のノザンブロッティングで発現が観察された臓器におい
て、病理組織標本のヒトスリット2の発現を調べること
により、病気との関連をさらに詳細に調べることが可能
である。また実験動物のスリット2ホモログ遺伝子を使
用してハイブリダイズすることにより全長配列をクロー
ニングし、アンチセンスオリゴマーやドミナントネガテ
ィブによる発現制御、トランスジェニックマウス、ジー
ンターゲッティングマウス、本遺伝子と関連する遺伝子
を共に不活化したダブルノックアウトなどのあらゆる方
法を用いることにより、詳細に脊椎動物のスリット2ホ
モログの発現・機能を解析することが可能である。脊椎
動物のスリット2ホモログ遺伝子を用いることにより、
神経発生過程が大きく異なるショウジョウバエのスリッ
ト遺伝子では得られない、脊椎動物神経系の作用解析が
可能である。これらのデータはヒトへの外挿が可能であ
る。
【0037】さらにヒトスリット2の核酸配列情報を用
いることでゲノム上の染色体マッピングとゲノム配列決
定、それに引き続いてプロモータおよびエンハンサー領
域の解析、スプライシング構造の解析が可能である。ゲ
ノム上の異常があれば、遺伝子診断、遺伝子治療への応
用が可能である。EGFモチーフを有する蛋白質のう
ち、48個のEGFモチーフを有するフィブリリンの欠
損は、先天性疾患のマルファン症候群を引き起こすこと
が知られている(Pereiraら、Hum.Mol.
Genet.、2、961ー968、1993)。ヒト
スリット2に関しても、ショウジョウバエスリットの欠
損が致死的な影響を与えることから、その欠損もしくは
変異は致死的もしくは先天性の障害、後天的な神経疾患
の原因になることが推定される。
【0038】昆虫類のはしご状神経と脊椎動物の脊髄は
発生学的に共通性が高く、ショウジョウバエでの研究結
果が、ヒトスリット2の機能推定に有用である。すなわ
ち、ヒトスリット2の生理機能は脊髄での神経細胞間お
よび神経細胞と筋肉系の細胞との相互作用を媒介してい
ること、脊髄の形態形成、維持、再生に関与しているこ
とが考えられる。この作用から類推されるヒトスリット
2の医薬への応用として、脊髄損傷や神経切断、各種自
己免疫疾患、骨粗鬆症、脊椎変性症など、脊髄、末梢神
経や筋肉系に関与するあらゆる疾患において、脊髄での
神経細胞間および神経細胞と筋肉系の細胞との相互作用
の障害で引き起こされる機能障害の治療や症状緩和に有
用である。症状として例を挙げれば、痛み、しびれ、麻
痺、震え、ひきつり、筋力の衰えなどが考え得る。
【0039】ショウジョウバエスリットは正中線グリア
細胞に発現するが、これと同様な表現系を示す分子にs
ingle−minded(sim)が知られている
(Klambtら、Cell、64、801−815、
1991)。simは塩基性ヘリックス・ループ・ヘリ
ックス(bHLH)型の転写調節因子であることから、
スリットとsimはシグナル伝達上の何らかの関連が存
在する可能性がある。ヒトのsimホモログ遺伝子であ
るhSIMは第21番染色体上のダウン症候群領域に位
置することが報告され、hSIMとダウン症候群の関連
性が指摘されている(Dahmaneら、Proc.N
atl.Acad.Sci.USA、92、9191−
9195、1995)。これらのことから、ヒトスリッ
ト2は先天性および後天性の脳・神経疾患に関連してい
る可能性がある。
【0040】近年、脳・神経細胞の遺伝子治療用ベクタ
ーに関して、アデノウィルスベクター、ヘルペス単純ウ
ィルスベクターをはじめ、アデノ関連ウィルスベクタ
ー、免疫不全ウィルスベクター、フォーミーウィルスベ
クター等のウィルスベクターや脂質試薬を使用した神経
細胞系への遺伝子導入が可能になっている。また、遺伝
子治療用ベクターのプロモータ領域の改良によって任意
に遺伝子発現を制御する技術が開発されている。こうし
た周辺技術の進歩により、ゲノム上に異常がなくても、
前記の神経細胞間もしくは神経細胞と筋系細胞間の相互
作用の改善の目的で積極的に遺伝子治療を行うことが可
能となる。
【0041】クローン化された本発明のヒトスリット2
をコードするDNAは、目的によりそのまま、あるいは
所望により制限酵素で消化して使用することができる。
クローン化されたDNAから発現させたい領域を切り出
し、発現に適したベクター中のプロモータの下流に連結
して組換えDNA体を得ることができる。また、更にそ
の形態としては単独のポリペプチドでもかまわないが、
複合体の形態を有するポリペプチドでも可能である。本
発明で使用する「複合体」は2種類以上の物質を単に混
ぜ合わせた混合物ではなく、1種類もしくは2種類以上
のポリペプチドが共有結合を含む何らかの結合様式を有
してなる化合物、コンジュゲート、またはコンプレック
スの総称を意味する。そのような例としては、イムノグ
ロブリンとのキメラ蛋白質のジスルフィド結合による共
有結合を介した複合体、または実施例5で作製されたF
LAG配列を有するポリペプチドと抗FLAG抗体によ
る抗原抗体反応を介した複合体などの形態が挙げられ
る。
【0042】さらにヒトIgGのFc部分とのキメラ蛋
白質として発現させて、抗体のヒンジ部分によりジスル
フィド結合を介した多量体として発現させる方法、ま
た、抗体認識部位をC末もしくはN末に発現するキメラ
蛋白質として発現させ、発現させた該ポリペプチドのC
末もしくはN末の抗体認識部位を特異的に認識する抗体
と反応させることにより、多量体を形成させる方法が挙
げられる。したがって、遺伝子工学的な技術により2量
体もしくはそれ以上の形態を有する配列表の配列番号1
記載のアミノ酸配列を有するポリペプチドに関しても本
発明に含まれる。該ヒトスリット2の発現ベクターとし
ては、大腸菌由来のプラスミド、枯草菌由来のプラスミ
ド、酵母由来プラスミド、あるいはλファージなどのバ
クテリオファージ、およびレトロウィルス、ワクシニア
ウィルスなどの動物ウィルスなどが挙げられる。プロモ
ータとしては、遺伝子発現に用いる宿主に対応していて
適切なプロモータであればいかなるものでもよい。
【0043】こうして得られる組換えDNA体は、動物
細胞、昆虫細胞、酵母、カビなどの真核細胞や、バクテ
リア、放線菌などの原核細胞を宿主として形質転換され
た細胞を得ることができる。形質転換されうる細胞の例
としては、真核細胞としてサル細胞であるCOS−1、
Vero、チャイニーズハムスター細胞CHO、カイコ
細胞SF9等が挙げられ、原核細胞としてエシェリヒア
属菌、バチルス属菌等が挙げられる。これらの形質転換
された細胞を用いて、リコンビナントの当該ヒトスリッ
ト2を生産、精製させることが可能である。これらの操
作に関して、多数の方法が成書によって知られている
(Kriegler,Gene Transfer a
nd Expression − A Laborat
ory Manual,Stockton Pres,
1990および横田ら, バイオマニュアルシリーズ4,
遺伝子導入と発現・解析法, 羊土社, 1994)。
【0044】かくして得られた該ヒトスリット2を用い
れば、ヒトスリット2の生理活性探索が可能である。ヒ
トスリット2は脊髄、甲状腺、副腎、食道に発現する。
また、ショウジョウバエでは発生時の正中線に特異的に
発現するが、脊椎動物でこれに相当する部位は底板およ
び蓋板にあたる。実験動物よりこれらの臓器の組織、あ
るいは各種細胞株を培養し、該ヒトスリット2を作用さ
せることにより、インビトロの生理活性探索のアッセイ
系を構築しうる。さらにこのアッセイ系を応用すれば、
該ポリペプチドの作用を阻害する化合物のスクリーニン
グが可能である。
【0045】本発明のヒトスリット2を医薬品として用
いるならば、上記に示した形態を有する本発明のヒトス
リット2を適当な安定化剤、例えばヒト血清アルブミン
などと共に凍結乾燥品を作製し、用時注射用蒸留水にて
溶解もしくは懸濁して使用し得る形状が望ましい。例え
ば1から1000μg/mlの濃度に調製した注射剤、
点滴剤として提供することができる。本発明者らは本発
明のヒトスリット2を1mg/ml、ヒト血清アルブミ
ン1mg/mlとなるようにバイアルに小分けし、長期
にわたって該ポリペプチドの物理的、化学的性状は保持
された。また、該ヒトスリット2の毒性については、マ
ウスに対して10mg/Kgを腹腔内投与したがマウス
の死亡例は確認されなかった。
【0046】また、本発明のインビボの生理活性は、あ
らゆる疾患モデルマウス、またはそれらに準ずる疾患に
似た症状を呈するラット、サル等の動物をモデルとして
投与を行い、その身体的、生理的な機能の回復、異常を
調べることにより可能となる。勿論、これらの結果が人
にも外挿できるため、本ヒトスリット2の薬効としての
評価として有効なデータを得ることが出来る。
【0047】本発明のヒトスリット2を医薬品として利
用する場合、その適応分野として、あらゆる神経疾患、
甲状腺疾患、副腎疾患、筋疾患、好ましくは脊髄の機能
不全に起因する疾患が対象となる。その際の投与量とし
てはその形態などにもよるが、具体的には10μg/K
gから10mg/Kg程度投与すればよい。該ヒトスリ
ット2を特異的に認識する抗体は実施例8に示したよう
に作製することができる。また成書(Antibodi
es a laboratorymanual,E.H
arlow et al.,Cold Spring
Harbor Laboratory)に示された各種
の方法ならびに遺伝子クローニング法などにより分離さ
れたイムノグロブリン遺伝子を用いて、細胞に発現させ
た遺伝子組換え体抗体によっても作製することができ
る。このように作製された抗体は該ヒトスリット2の精
製に利用できる。すなわち、実施例8に示したごとく、
該ヒトスリット2を特異的に認識する抗体を用いれば、
ヒトスリット2の検出、測定が可能であり、上記に示し
た疾患などの診断薬として使用でき得る。
【0048】尚、本明細書に記載されているcDNAの
作製、ノーザンブロットによる発現の検討、ハイブリダ
イゼーションによるスクリーニング、組換えDNAの作
製、DNAの塩基配列の決定、cDNAライブラリーの
作製等の操作は、当業者間で通常行われているものであ
り、実験書としては、たとえば、Maniatisらの
編集したMolecular Cloning,A l
aboratorymanual,1989,Ed
s.,Sambrook,J.,Fritsch,E.
F.,and Maniatis,T.,Cold S
pring Harbor Loboratory P
ressに従えば容易に実施できる。使用する酵素、試
薬類も全て市販の製品を用いることができ、特に断らな
い限り、製品で指定されている使用条件に従えば、完全
にそれらの目的を達成することができる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下に発明を実施する形態につい
て例を示すが、必ずしもこれらに限定されるものではな
い。
【0050】
【参考例1】 ヒトスリット1クローニングのためのPCRプライマー
の作製およびPCR Genbank登録番号T08049のクローンに対応
するPCRプライマーとして、配列表の配列番号13記
載の塩基配列のセンスプライマーT08049S、およ
び配列番号14記載の塩基配列のアンチセンスプライマ
ーT08049Aの合成オリゴDNAを作製した。
【0051】合成オリゴヌクレオチドは固相法を原理と
する全自動DNA合成機を使用して作製した。全自動D
NA合成機としてはアプライドバイオシステム社391
PCR−MATEを使用した。ヌクレオチド、3'-ヌク
レオチドを固定した担体、溶液、および試薬は同社の指
示に従って使用した。所定のカップリング反応を終了
し、トリクロロ酢酸で5’末端の保護基を除去したオリ
ゴヌクレオチド担体を濃アンモニア中にて室温で1時間
放置することにより担体からオリゴヌクレオチドを遊離
させた。次に、核酸及びりん酸の保護基を遊離させるた
めに、核酸を含む反応液を、封をしたバイアル内におい
て濃アンモニア溶液中で55℃にて14時間以上放置し
た。担体及び保護基を遊離した各々のオリゴヌクレオチ
ドの精製をアプライドバイオシステム社のOPCカート
リッジを使用して行い、2%トリフルオロ酢酸で脱トリ
チル化した。精製後のプライマーは最終濃度が100p
mol/μlとなるように脱イオン水に溶解してPCR
に使用した。
【0052】PCRによる増幅は以下のように行った。
ヒト胎児脳由来cDNA混合溶液(QUICK−Clo
ne cDNA、CLONTECH社)1μlを使用
し、10×緩衝液(500mM KCl、100mM
Tris−HCl(pH8.3)、15mM MgCl
2 、0.01%ゼラチン)5μl、dNTP Mixt
ure(宝酒造社製)4μl、前述のセンスプライマー
T08049S(100pmol/μl)およびアンチ
センスプライマーT08049A(100pmol/μ
l)を各0.25μl、及びTaqDNAポリメラーゼ
(AmpliTaq:宝酒造社製、5U/μl)0.2
μlを加え、最後に蒸留水を加えて全量を50μlとし
て、95℃で45秒間、55℃で45秒間、72℃を2
分間からなる行程を1サイクルとして、この行程を35
サイクル行い最後に72℃にて7分間放置してPCRを
行った。このPCR産物の一部を2%アガロースゲル電
気泳動を行い、エチジウムブロマイド(日本ジーン社
製)にて染色後、紫外線下で観察し、約250bpのc
DNAが増幅されていることを確認した。
【0053】こうして得られたT08049に対応する
PCRプライマーによるPCR産物の全量は、低融点ア
ガロース(GIBCO BRL社製)にて作製した2%
アガロースゲルにて電気泳動し、エチジウムブロマイド
にて染色後、紫外線照射下にて約250bpのバンドを
切り出し、ゲルと同体積の蒸留水を加え、65℃にて1
0分間加熱し、ゲルを完全に溶かしたのち、等量のTE
飽和フェノール(日本ジーン社製)を加えて、1500
0rpm5分間遠心分離後上清を分離し、さらに同様な
分離作業をTE飽和フェノール:クロロフォルム(1:
1)溶液、さらにクロロフォルムにて行った。最終的に
得られた溶液からDNAをエタノール沈澱して回収し
た。
【0054】プラスミドベクターとしてpCRII V
ector(Invitorogen社製、以下pCR
IIと示す)を用い、このプラスミドベクターと先のD
NAのモル比が1:3となるように混ぜ合わせて、T4
DNAリガーゼ(Invitorogen社製)にて
プラスミドベクターにDNAを組み込んだ。DNAが組
み込まれたpCRIIを大腸菌One Shot Co
mpetent Cells(Invitrogen
社)に遺伝子導入し、アンピシリン(Sigma社製)
を50μg/ml含むL−Broth(宝酒造社製)半
固型培地のプレートに蒔き、12時間程度37℃に放置
し、現れてきたコロニーを無作為選択し、同濃度のアン
ピシリンを含むL−Broth液体培地2mlに植え付
け、18時間程度37℃で振盪培養し、菌体を回収し、
ウィザードミニプレップ(Promega社製)を用い
て添付の説明書に従ってプラスミドベクターを分離し、
このプラスミドベクターを制限酵素EcoRIにて消化
して、約250bpのDNAが切り出されてくることで
該PCR産物が組み込まれていることを確認し、確認さ
れたプラスミドベクタークローンについて、組み込まれ
ているDNAの塩基配列を螢光DNAシークエンサー
(アプライドバイオシステム社、モデル373S)にて
調べ、上記プライマーによって挟まれるT08049の
塩基配列と相同であることを確認した。このクローンを
¥9/pCRIIと名付けた。
【0055】
【参考例2】 新規ヒトスリット1遺伝子の全長クローニングおよび塩
基配列の決定 ヒト胎児脳由来のcDNAライブラリー(ラムダファー
ジベクターλgt−10にcDNAが挿入されたもの、
CLONTECH社製)からプラークハイブリダイゼ−
ションにて全長cDNAを持ったクローンの検索を1×
106 相当のプラークから行った。出現したプラークを
ナイロンフィルター(Hybond N+:Amers
ham社製)に転写し、転写したナイロンフィルターを
アルカリ処理(1.5M NaCl、0.5M NaO
Hを染み込ませたろ紙上に7分間放置)し、次いで中和
処理(1.5M NaCl、0.5M Tris−HC
l(pH7.2)、1mM EDTAを染み込ませたろ
紙上に3分間放置)を2回行い、次にSSPE溶液
(0.36M NaCl、0.02M りん酸ナトリウ
ム(pH7.7)、2mM EDTA)の2倍溶液中で
5分間振とう後洗浄し、風乾した。その後、0.4M
NaOHを染み込ませたろ紙上に20分間放置し、5倍
濃度のSSPE溶液で5分間振とう後洗浄し、再度風乾
した。このフィルターを用いて放射性同位元素32Pにて
標識された参考例1記載の約250bpのDNA断片を
プローブとしてスクリーニングを行った。
【0056】放射性同位元素32Pにて標識された先のD
NAプローブは以下のように作成した。すなわち、参考
例1記載の¥9/pCRIIは制限酵素EcoRIにて
消化し、低融点アガロースゲルにて電気泳動し、約25
0bpのDNA断片を精製回収した。得られたDNA断
片をDNAラベリングキット(MegaprimeDN
A labeling system:Amersha
m社製)を用いて標識した。すなわち、DNA25ng
にプライマー液5μl及び脱イオン水を加えて全量を3
3μlとして沸騰水浴を5分間行い、その後、dNTP
を含む反応緩衝液10μl、α−32P−dCTP5μ
l、及びT4DNAポリヌクレオチドキナーゼ溶液2μ
lを加えて、37℃で10分間水浴し、更にその後、セ
ファデックスカラム(Quick Spin Colu
mn Sephadex G−50:ベーリンガーマン
ハイム社製)で精製し、5分間沸騰水浴をしたのち、2
分間氷冷後使用した。
【0057】前述の方法にて作成したフィルターを、各
々の成分の最終濃度が5倍濃度のSSPE溶液、5倍濃
度のデンハルト液(和光純薬社製)、0.5%SDS
(ドデシル硫酸ナトリウム)、及び10μg/mlの沸
騰水浴により変性したサケ精子DNA(Sigma社
製)であるプレハイブリダイゼーション液中に浸し、6
5℃にて2時間振とうしたのち、前述の方法で32P標識
されたプローブを含むプレハイブリダイゼーション液と
同一組成のハイブリダイゼーション液に浸し、55℃に
て16時間振盪し、ハイブリダイゼーションを行った。
【0058】次に、フィルターを0.1%SDSを含む
SSPE溶液に浸し、55℃にて振盪し2回洗浄後、さ
らに0.1%SDSを含む10倍希釈したSSPE溶液
に浸し、55℃にて4回洗浄した。洗浄を終了したフィ
ルターを増感スクリーンを使用して、オートラジオグラ
フィーを行った。その結果、強く露光された部分のクロ
ーンを拾い、再度プラークを蒔き直し前述の方法にてス
クリーニングを行い、完全に単独のクローンを分離し
た。
【0059】単離されたファージクローンは27クロー
ンであった。成書の方法に従い、これらのすべてのクロ
ーンのファージを約1×109 pfu調製し、ファージ
DNAを精製し、制限酵素EcoRIにて消化し、同様
にEcoRIで消化したpBluescript II
KS(Stratagene社製、以下pBlues
criptと示す)ファージミドベクターに組み込ん
だ。これらのクローンの両端の塩基配列をM13リバー
サルプライマーおよびM13ユニバーサルプライマーを
用いてDNAシークエンサーにより解析したところ、#
51クローンは配列表の配列番号9のDNA配列の31
07番から5094番、#9クローンは同配列表の16
84番から3853番、#43クローンは同配列表の2
092番から4663番に相当する配列を含むクローン
であった。このほか、塩基配列の一部を解析した#10
および#17のクローンを含め、これらのクローンをキ
ロシークエンス用デリションキット(宝酒造社製)を用
いて添付の説明書に従ってデリションミュータントを作
製し、DNAシークエンサーを用いて5’方向、3’方
向の両方向から、cDNA塩基配列を解析した。その結
果、同配列表の1684番から5094番に相当する塩
基配列を確定した。
【0060】しかし、同配列表の4835番に相当する
部分に終止コドンを見いだしたが、5’側には開始コド
ンと判断しうる配列を見いだせなかったため、5’RA
CEシステム(Gibco−BRL社製)を用いて添付
の説明書に従い5’RACE(rapid ampli
fication of cDNA ends)を試
み、得られたDNA断片をpCRIIベクターに組み込
み、DNAシークエンサーでこのDNA断片の塩基配列
を調べたところ、配列表の配列番号9記載の核酸配列の
1251番から1702番に相当するクローンRACE
1を見いだし、このクローンの塩基配列を決定した。
【0061】さらに同様の方法で5’RACEを繰り返
し、同配列表の257番から1308番に相当するクロ
ーンRACE2を見いだし、塩基配列を決定した。そこ
でなお開始コドンと判断しうる配列を見いだせなかった
ため、同配列表の280番から661番に相当するDN
A断片sli6をクローンRACE2をテンプレートと
してPCRにて作製し、上記のプラークハイブリダイゼ
ーションと同様の方法で、ヒト胎児脳由来cDNAライ
ブラリーのスクリーニングを行った。その結果、46個
の陽性のファージクローンを得、これらのいくつかのフ
ァージクローンからファージDNAを精製し、制限酵素
EcoRIにて消化し、同様にEcoRIで消化したp
UC18プラスミドベクター(東洋紡社販売)に組み込
んだ後、両端をDNAシークエンサーによって塩基配列
の解析をしたところ、#2.1クローンは同配列表の1
番から1270番、#2.8クローンは同配列表の1番
から786番、#2.20クローンは同配列表の355
番から2679番、#2.22クローンは同配列表の2
93番から2187番に相当する塩基配列を含むクロー
ンであり、#2.1および#2.8クローンの同配列表
の1番から257番に相当する塩基配列を確定し、同配
列表の233番から235番に相当するアミノ酸フレー
ムに合致する開始コドンを見いだし、この周辺の塩基配
列をKozakらの報告(J.Cell.Biol.,
115,887−903,1991)と照らし合わせ、
開始コドンに相違ないことを確認した。
【0062】次に該ヒトスリット1のオープンリーディ
ングフレーム全長を含むプラスミドベクターを作製し
た。すなわち、クローン#9を制限酵素AflIIとS
phIで消化し、これを電気泳動することによって得ら
れる約0.8kbのDNA断片を、同様に処理したクロ
ーン#2.20の約5kbのDNA断片につなぎ、これ
をクローン(355−3444)/pUC18とし、さ
らにクローン(355−3444)/pUC18を制限
酵素HindIIIとSphIで消化して得られる約
2.8kbのDNA断片を、同様に処理したクローン#
51の約4.7kbのDNA断片につなぎ、これをクロ
ーン(686−5094)/pBSとし、クローン#
2.1を制限酵素SalIとHindIIIで消化して
得られる約0.7kbのDNA断片を、同様に処理した
クローン(686−5094)/pBSの7.4kbの
DNA断片につなぎ、配列表の配列番号9に記載の全て
のDNA配列を有するDNA断片を含むプラスミドpH
SLを作製した。プラスミドpHSLは大腸菌株JM1
09に遺伝子導入した。さらにプラスミドpHSLに含
まれるヒトスリット1のDNA配列より3’非転写領域
を除いた塩基配列を有するプラスミドpBSSlitを
作製し、大腸菌株DH5(東洋紡社製)に遺伝子導入し
た。この菌株、E.coli:DH5−pBSSlit
は日本国通産省工業技術院生命工学工業技術研究所に受
託番号FERM P−15920として平成8年10月
28日に寄託されている。
【0063】
【参考例3】 ノザンブロッティングによる新規ヒトスリット1のmR
NA発現部位の特定 新規ヒトスリット1のmRNAの発現を調べるため、あ
らかじめmRNAが転写されているフィルターである、
Human Multiple TissueNort
hern Blot 、Human Multiple
Tissue Northern Blot II、
Human Multiple Tissue Nor
thern Blot III、Human Feta
l Multiple Tissue Norther
n Blot、Human Cancer Cell
Line Multiple Tissue Nort
hern Blot、Human Brain Mul
tiple Tissue Northern Blo
t、Human Brain MultipleTis
sue Northern Blot II、Huma
n BrainMultiple Tissue No
rthern Blot III(すべてClonte
ch社)を用い、参考例2に記載の配列表の配列番号9
の280番から661番に相当するDNA断片sli6
を前掲のDNAラベリングキット(MegaPrime
DNA labeling system:Amer
sham社製)にて前述の方法で32P標識し発現を調べ
た。
【0064】その結果、ヒト成人組織のうち脳のみに発
現が認められた。しかしながら、心臓、胎盤、肺、肝
臓、骨格筋、腎臓、すい臓、脾臓、前立腺、卵巣、胸
腺、精巣、小腸、大腸、末梢血リンパ球、胃、甲状腺、
脊髄、リンパ節、気管、副腎、骨髄においては発現が認
められなかった。またヒト胎児組織では脳に強く、肺、
腎臓に弱い発現が認められたが、肝臓においては発現が
認められなかった。癌細胞ではリンパ芽球白血病株MO
LT−4と結腸直腸上皮癌株SW480に発現が認めら
れたが、前骨髄球白血病株HL−60、HeLa細胞S
3株、慢性骨髄腫白血病株K562、バーキットリンパ
腫Raji株、肺癌株A549、黒色腫G361には発
現が認められなかった。脳組織では、大脳皮質のうち特
に前頭葉で強い発現が認められ、視床下部扁桃体、ca
udate nucleus、海馬、視床下部、sub
thalamic nucleus、putamenに
発現が認められ、corpus callosum、s
ubthalamic nigraに弱い発現が認めら
れ、視床、小脳、延髄、脊髄には発現が認められなかっ
た。発現の認められた臓器では、約8.4kbのメイン
バンドのほか、約5.9kbの発現の弱いバンドが観察
された。
【0065】
【実施例1】 ヒトスリット1の核酸配列にホモロジーを有するEST
のcDNAクローンの塩基配列決定 Genbank登録番号H53571のcDNAクロー
ン202738およびGenbank登録番号H109
52のcDNAクローン47344(これらcDNAク
ローンはゲノムシステムズ社が販売、日本国内ではクラ
ボウより入手可能)は、蛍光DNAシークエンサー(ア
プライドバイオシステム社、モデル373S)にて塩基
配列を調べた。cDNAクローン202738は129
7塩基の挿入DNA断片の大きさを有し、配列表の配列
番号4記載の塩基配列を有していた。同塩基配列から翻
訳されうるアミノ酸配列と先願のヒトスリット1のアミ
ノ酸配列とホモロジーを有する領域は、同配列表の塩基
配列の242番から1138番に該当する部分であり、
推定上の終止コドンを同塩基配列の1139番に有して
いた。同領域の塩基配列に対応するアミノ酸配列を同配
列表に併記した。同配列表のアミノ酸の番号は配列表の
配列番号1記載の新規ヒトスリット2のアミノ酸配列の
番号と対応させた。配列表の配列番号4記載の塩基配列
の1番から241番の領域は先願のヒトスリット1との
ホモロジーを有するアミノ酸配列を生成させることはで
きなかった。
【0066】cDNAクローン47344はその一部の
塩基配列を決定し、配列表の配列番号5記載の塩基配列
を有していた。同クローンに含まれる塩基配列は同配列
表の5’側に伸びており、3’側は同配列表の405番
までであった。同塩基配列から翻訳されうるアミノ酸配
列と先願のヒトスリット1のアミノ酸配列とホモロジー
を有する領域は、同配列表の塩基配列の209番から4
03番に該当する部分であり、同塩基配列の131番に
は推定上の開始コドンが含まれていた。
【0067】
【実施例2】 新規ヒトスリット2をコードするDNAの全長クローニ
ングおよび塩基配列の決定 (1)cDNAライブラリーのスクリーニング ヒト胎児肺由来のcDNAライブラリー(ラムダファー
ジベクターλgt−10にcDNAが挿入されたもの、
CLONTECH社製)からプラークハイブリダイゼ−
ションにて全長cDNAを持ったクローンの検索を1×
106 相当のプラークから行った。出現したプラークを
ナイロンフィルター(Hybond N+:Amers
ham社製)に転写し、転写したナイロンフィルターを
アルカリ処理(1.5M NaCl、0.5M NaO
Hを染み込ませたろ紙上に7分間放置)し、次いで中和
処理(1.5M NaCl、0.5M Tris−HC
l(pH7.2)、1mM EDTAを染み込ませたろ
紙上に3分間放置)を2回行い、次にSSPE溶液
(0.36M NaCl、0.02M りん酸ナトリウ
ム(pH7.7)、2mM EDTA)の2倍溶液中で
5分間振とう後洗浄し、風乾した。その後、0.4M
NaOHを染み込ませたろ紙上に20分間放置し、5倍
濃度のSSPE溶液で5分間振とう後洗浄し、再度風乾
した。このフィルターを用いて放射性同位元素32Pにて
標識された実施例1記載のDNA断片の一部をプローブ
としてスクリーニングを行った。
【0068】放射性同位元素32Pにて標識された先のD
NAプローブは以下のように作製した。すなわち、実施
例1記載のcDNAクローン202738をテンプレー
トにPCR(Polymerase Chain Re
action)を行い、配列表の配列番号4の核酸配列
の298番から797番に該当する500bpの遺伝子
断片を、またcDNAクローン47344をテンプレー
トにPCRを行い、配列表の配列番号5の核酸配列の1
40番から402番に該当する263bpの遺伝子断片
を得た。得られた2つのDNA断片をDNAラベリング
キット(Megaprime DNA labelin
g system RPN1607:Amersham
社製)を用いて標識した。すなわち、DNA100ng
にプライマー液5μl及び脱イオン水を加えて全量を3
3μlとして沸騰水浴を5分間行い、dNTPを含む反
応緩衝液10μl、Redivue[α−32P]dCT
P(アマシャム社)5μl、及びクレノーDNAポリメ
ラーゼ溶液2μlを加えて、37℃で10分間水浴し、
ゲルろ過カラム(Micro Spin HR−200
Columns:ファルマシア社製)で精製し、5分
間沸騰水浴をしたのち、2分間氷冷後使用した。
【0069】前述の方法にて作製したフィルターを、各
々の成分の最終濃度が5倍濃度のSSPE溶液、5倍濃
度のデンハルト液(和光純薬社製)、0.5%SDS
(ドデシル硫酸ナトリウム)、及び10μg/mlの沸
騰水浴により変性したサケ精子DNA(Sigma社
製)であるプレハイブリダイゼーション液中に浸し、6
5℃にて2時間振とうしたのち、前述の方法で32P標識
されたプローブを含むプレハイブリダイゼーション液と
同一組成のハイブリダイゼーション液に浸し、65℃に
て16時間振盪し、ハイブリダイゼーションを行った。
【0070】次に、フィルターを0.1%SDSを含む
2倍濃度のSSC溶液に浸し、65℃にて10分間洗浄
し、さらに0.1%SDSを含む2倍希釈したSSC溶
液に浸し、65℃にて15分間洗浄し、さらに0.1%
SDSを含む10倍希釈したSSC溶液に浸し、65℃
にて10分間洗浄した。洗浄を終了したフィルターをオ
ートラジオグラフィーを行った。その結果、露光された
部分のクローンを拾い、再度プラークを蒔き直し前述の
方法にてスクリーニングを行い、完全に単独のクローン
を分離した。
【0071】単離されたファージクローンは21クロー
ンであった。成書の方法に従い、これらのすべてのクロ
ーンのファージを約1×109 pfu調製し、ファージ
DNAを精製し、制限酵素EcoRIにて消化した。そ
のうちファージクローン#71は約3.7kbと約1.
4kbのDNA断片を含み、その他8クローンも大きさ
の異なる2種のDNA断片を含んでいた。残りの12ク
ローンについて1種のDNA断片が含まれていた。これ
らのDNA断片は、EcoRIで消化した後に大腸菌ア
ルカリホスファターゼ処理したpBluescript
II KS+(Stratagene社製、以下pB
luescriptと示す)プラスミドベクターに組み
込んだ。
【0072】(2)塩基配列解析 これらのクローンの塩基配列を蛍光シークエンサーによ
り調べたところ、ファージクローン#71の約3.7k
bのDNA断片は実施例1で塩基配列決定したcDNA
クローン202738の一部と相同な塩基配列を含み、
同クローンの1.4kbのDNA断片はcDNAクロー
ン47344の一部に相同な配列を含むことが明らかと
なり、クローン#71は新規ヒトスリット2の推定上の
コーディング領域全長を含むと考えられたため、このク
ローン全長の塩基配列を解析した。本スクリーニングに
使用したラムダファージベクターλgt10のEcoR
Iアームは挿入配列との間にGGの2塩基対が付加され
るが、#71の3.7kbおよび1.4kbのDNA断
片のそれぞれの片側にはこのGG配列が含まれていなか
ったため、この2断片は本来1本のDNA断片がEco
RIによって2断片化したものであることがわかった。
クローン#71の塩基配列の解析の結果、配列表の配列
番号2記載の塩基配列を決定し、同配列表の205番か
ら始まるアミノ酸フレームに合致する開始コドンを見い
だし、この周辺の塩基配列をKozakらの報告(J.
Cell.Biol.,115,887−903,19
91)と照らし合わせ、開始コドンに相違ないことを確
認した。また同配列表の4792番に終止コドンを見い
だし、該DNA配列は配列表の配列番号3記載の152
9残基からなるアミノ酸配列をコードすることを見いだ
した。さらに該アミノ酸配列をKyte−Doolit
tleの方法(J.Mol.Biol.,157:10
5,1982)に従ってアミノ酸配列の疎水性部分を解
析し、またHeijneの報告(Nucleic Ac
id Research,14,4683−4690,
1986)を参考にして、同配列表の−26番メチオニ
ンから−1番グルタミンにあたる26残基のシグナルペ
プチドの存在を推定した。シグナルペプチドを除いた成
熟体型ポリペプチドのアミノ酸配列を配列表の配列番号
1に示した。但し、配列表の配列番号2記載の塩基配列
にはクローン#71に含まれていた5’非翻訳領域の上
流166塩基分と3’非翻訳領域のpolyA部分は本
発明に不要との理由で削除してある。
【0073】クローン#71と共に、複数クローンの塩
基配列の決定も行ったが、一部クローンでクローン#7
1と一部異なる配列を有するクローンが見いだされた。
すなわち、クローン#75では配列表の配列番号2記載
の塩基配列の978番と979番の間に配列表の配列番
号11記載の12塩基対が挿入されており、クローン#
57は配列表の配列番号2記載の塩基配列の1642番
から1665番の24塩基対が欠失していた。さらに同
クローンでは2110番TがCに変異していた。またプ
ローブとして利用したcDNAクローン202738は
配列表の配列番号2の塩基配列の4034番CがTに変
異していた。これらはアミノ酸変異を引き起こすポイン
トミューテーションであった。 (3)新規ヒトスリット2全長配列をコードするDNA
を含むベクター作製 次に該ヒトスリット2のオープンリーディングフレーム
全長のDNAを含むプラスミドベクターを作製した。す
なわち、クローン#71の3.7kbのDNA断片がp
BluescriptのEcoRIサイトに挿入された
プラスミドp#71Aをテンプレートに、配列表の配列
15記載の塩基配列のPCRプライマーSL2PROS
および配列16記載の塩基配列のSL2ENDXを用い
てPCRを行い、得られたPCR産物がアガロース電気
泳動により約850bpのバンドを形成することを確認
し、このバンドを切り出して、プラスミドベクターpC
R2.1(Invitrogen社)にサブクローニン
グし、DNAシークエンサーにより配列を解析し、配列
表の配列番号2の塩基配列の3951番から4794番
の844bpのDNA断片の後にCTCGAGの制限酵
素XhoIサイトが付加された塩基配列を有することを
確認し、このベクターをpSL2ENDXと命名した。
pSL2ENDXを制限酵素SphIおよびXhoIに
よって消化して得られた約750bpのDNA断片と、
p#71Aを同様に消化して得られた約5.7kbのD
NA断片をつなぎ、これをp#71AENDXと命名し
た。
【0074】次にクローン#71の1.4kbのDNA
断片がpBluescriptのEcoRIサイトに挿
入されたプラスミドp#71Bをテンプレートに、配列
表の配列番号17記載の塩基配列のPCRプライマーS
LC10および配列番号18記載の塩基配列のSL2B
AMを用いてPCRを行い、得られたPCR産物がアガ
ロース電気泳動により約660bpのバンドを形成する
ことを確認し、このバンドを切り出してプラスミドベク
ターpCR2.1にサブクローニングし、DNAシーク
エンサーにより配列を解析し、配列表の配列番号2の塩
基配列の198番から853番の前にGGATCCの制
限酵素BamHIサイトが付加された塩基配列を有する
ことを確認し、このベクターをpSL2ATGBと命名
した。pSL2ATGBを制限酵素BamHIおよびP
meIによって消化して得られた約340bpのDNA
断片とp#71Bを同様に消化して得られた約3.7k
bのDNA断片をつなぎ、これをp#71BATGBと
命名した。
【0075】p#71BATGBを制限酵素BamHI
およびEcoRIで消化して得られた約1.1kbのD
NA断片、p#71AENDXを制限酵素EcoRIお
よびXhoIで消化して得られた約3.5kbのDNA
断片、pBluescriptを制限酵素BamHIお
よびXhoIで消化して得られた約2.9kbのDNA
断片の3断片をつないで、該ヒトスリット2のオープン
リーディングフレーム全長のDNAを含むプラスミドベ
クターpHSL2が完成した。pHSL2はpBlue
scriptのBamHIサイトとXhoIサイトの間
に、配列表の配列番号2記載の塩基配列の198番から
4794番が挿入された塩基配列を有する。pHSL2
は大腸菌株JM109(東洋紡社製)に遺伝子導入し
た。
【0076】
【実施例3】 ノザンブロッティングによる新規ヒトスリット2のmR
NA発現部位の特定 本新規ヒトスリット2のmRNAの発現を調べるため、
あらかじめmRNAが転写されているフィルターであ
る、Human Multiple Tissue N
orthern Blot 、Human Multi
ple Tissue Northern Blot
II、Human Multiple Tissue
Northern Blot III、Human F
etalMultiple Tissue North
ern Blot(すべてClontech社)を用
い、配列表の配列番号2記載の塩基配列の3951番か
ら4450番に相当するDNA断片をPCRにより得、
DNAラベリングキット(MegaPrime DNA
labeling system:Amersham
社製)にて32P標識し実施例2(1)記載の方法と同様
なハイブリダイゼーションを行い、発現を調べた。
【0077】その結果、ヒト成人組織のうち脊髄に強い
発現が認められた。甲状腺、食道、副腎にも弱いながら
発現が観察された。しかしながら、心臓、脳、胎盤、
肺、肝臓、骨格筋、腎臓、すい臓、脾臓、前立腺、卵
巣、胸腺、精巣、小腸、大腸、末梢血リンパ球、胃、リ
ンパ節、気管、骨髄においては発現が認められなかっ
た。またヒト胎児組織では肺、腎臓に発現が認められた
が、脳、肝臓においては発現が認められなかった。発現
の認められた臓器での転写物のサイズは約8.5kbで
あることが観察された。
【0078】
【実施例4】 新規マウススリット2遺伝子断片のクローニング 配列表の配列番号2に記載の塩基配列情報より作製した
PCRプライマーを用いて、マウス15日胎生由来のc
DNA混合溶液(Clontech社製)をPCRテン
プレートとして使用し、PCR反応を行うことにより、
マウス由来のスリット2ホモログのDNA断片のクロー
ニングを行った。20種類以上のプライマーの組み合わ
せと、PCR反応の温度条件を検討することにより、よ
うやくマウススリット由来のDNA断片1種類のクロー
ニングに成功した。
【0079】すなわち、配列表の配列番号2記載の塩基
配列より作製したPCRプライマーとして、配列表の配
列番号19記載の塩基配列のSLM1および配列番号2
0記載の塩基配列のSLM2、それぞれ100pmol
/μl濃度を各0.25μl、マウス15日胎生由来の
cDNA混合溶液を5μl、エクスパンドハイフィディ
リティー(ベーリンガー・マンハイム社製)のポリメラ
ーゼ0.75μlと同10倍濃縮バッファー5μl、お
よびdNTP Mixture(宝酒造社製)4μlを
混合し、さらに全量を50μlとなるように蒸留水を加
えた。この混合液を94℃で45秒間、53℃で45秒
間、72℃を2分間からなる行程を1サイクルとして、
この行程を35サイクル行い最後に72℃にて7分間放
置した。このPCR産物を2%アガロースゲル電気泳動
を行い、エチジウムブロマイド(日本ジーン社製)にて
染色後、紫外線下で約300bpのバンドが観察され、
このバンドを切り出し、精製した後、pCR2.1ベク
ターにサブクローニングした。このクローンをDNAシ
ーケンサーで塩基配列を調べたところ、配列表の配列番
号6に示す新規な塩基配列を含むことが明らかとなっ
た。この塩基配列から推定されるアミノ酸配列を配列表
の配列番号7に示した。
【0080】
【実施例5】 新規ヒトスリット2発現ベクターの作製 実施例2で作製したプラスミドベクターpHSL2を用
いて、ヒトスリット2のタグ付き蛋白質の発現ベクター
を作製した。配列表の配列番号3記載のアミノ酸配列の
ポリペプチドの−1番と1番の間に配列表の配列番号2
1記載のアミノ酸配列を有する9アミノ酸残基からなる
ペプチド(以下FLAG配列と表記)を挿入してなるポ
リペプチドをコードするDNAを、サイトメガロウィル
スプロモーターとネオマイシン耐性遺伝子を有する発現
ベクターpcDNA3(Invitrogen社)につ
なぎ、発現ベクターを作製した。
【0081】上記発現ベクター作製にあたって、実施例
2で作製した新規ヒトスリット2のアミノ酸配列全長を
コードするDNAを含むベクターpHSL2をExSi
tePCR−Based Site−Directed
MutagenesisKit(Stratagen
e社)を用いた。すなわち上記Mutagenesis
Kitに添付のマニュアルに従い、pHSL2をテン
プレートとして、5’末端を燐酸化した配列表の配列番
号22記載の塩基配列のプライマーFLAG1および配
列番号23記載の塩基配列のFLAG2にてPCRを行
い、このPCR混液に制限酵素DpnIおよびPfuD
NAポリメラーゼを加えて37℃で反応させて、テンプ
レートを消化しかつPCR産物の3’末端を平滑化し、
さらにこの反応液に蒸留水、キットに添付の10×mu
tagenesisバッファーおよびrATPを加えて
よく混合し、この混合液の10μlを別のチューブに移
して、T4DNAリガーゼを加えて37℃で反応させ
た。さらにこの反応液を用いて大腸菌株JM109をト
ランスフォームした。得られたトランスフォーマントか
らプラスミドDNAを抽出し、DNAシークエンサーに
よってこのプラスミドの挿入配列が、配列表の配列番号
2記載の塩基配列の198番から4794番の塩基配列
の282番と283番の間に配列表の配列番号24記載
の27bpの塩基配列が挿入された塩基配列を有するこ
とを確認した。このプラスミドベクターをpHSL2F
/pBSと命名した。
【0082】pHSL2F/pBSは制限酵素BamH
IおよびXhoIで消化して得られた約4.6kbのD
NA断片をpcDNA3を同様に消化して得られた約
5.4kbのDNA断片につなぎ、これをpHSL2F
/pcDNA3と命名し、ヒトスリット2のタグ付き蛋
白質の発現ベクターが完成した。またタグのないヒトス
リット2の発現ベクターとして、pHSL2を制限酵素
BamHIおよびXhoIで消化することによって得ら
れた約4.6kbのDNA断片をpcDNA3を同様に
消化して得られた約5.4kbのDNA断片につなぎ、
これをpHSL2/pcDNA3と命名し、タグのない
ヒトスリット2の発現ベクターが完成した。
【0083】
【実施例6】 ヒトスリット2発現ベクターの細胞への遺伝子導入と発
現 実施例5で作製した発現ベクターはCOS−7細胞(理
化学研究所、細胞開発銀行から入手可能、RCB053
9)に遺伝子導入した。遺伝子導入前の細胞の培養はD
−MEM(ダルベッコ改変MEM培地、GIBCO−B
RL社製)10%FCSにて培養した。遺伝子導入の前
日に細胞の培地を交換し、細胞数を5×105 cell
s/mlにして一晩培養した。遺伝子導入の当日、遠心
分離にて細胞を沈澱させ、PBS(−)にて2回遠心洗
浄後、1mM MgCl2 、PBS(−)に1×107
cells/mlとなるようにして細胞を調製した。遺
伝子導入はBio−Rad社製遺伝子導入装置ジーンパ
ルサーを用いたエレクトロポレーション法で行った。上
記の細胞懸濁液を500μlエレクトロポレーション専
用セル(0.4mm)に取り、発現ベクターpHSL2
F/pcDNA3を20μg加え、氷中で5分間放置し
た。その後、1回目は25μF,600Vの条件で電圧
をかけ、1分間室温で放置後、更に2回目は960μ
F、250Vの条件で電圧をかけた。その後、氷中で5
分間放置後、上記の培地10mlをあらかじめ分注した
直径10cm細胞培養用ディシュに細胞を播種し、37
℃、5%炭酸ガスインキュベーターで培養した。
【0084】その翌日、培養上清を除去し、ディッシュ
に付着した細胞をPBS(−)10mlで2回洗浄し、
無血清のD−MEM10mlを加えてさらに7日間培養
し、培養上清を回収し、セントリコン30(アミコン社
製)にてバッファーをPBS(−)に置換すると同時に
10倍濃縮を行った。こうして得られたサンプルを用い
てウェスタンブロッティング法にてヒトスリット2FL
AGタグ付き蛋白質の発現を確認した。すなわち、濃縮
した培養上清をACIジャパン社製のSDS−PAGE
用電気泳動槽及びSDS−PAGE用ポリアクリルアミ
ドゲル(グラジエントゲル5−15%)を用い、添付の
取扱い説明書に従ってSDS−PAGEをおこなった。
サンプルは2−メルカプトエタノール(2−ME)を加
えて5分間の沸騰水浴加熱処理により還元処理を行な
い、マーカーとしてはアマシャム社製レインボーマーカ
ーを用い、サンプルバッファー、泳動バッファーについ
ては添付の取扱い説明書に従って作製した。SDS−P
AGE終了後、アクリルアミドゲルをPVDFメンブラ
ンフィルター(BioRad社製)にBioRad社製
ミニトランスブロットセルにより転写した。
【0085】このように作製されたフィルターをブロッ
クエース、TBS−T(20mMTris、137mM
NaCl(pH7.6)、0.1% Tween 2
0)に4℃一晩振盪してブロッキングした。ECLウェ
スタンブロッティング検出システム(Amersham
社)に添付の説明書に従い、一次抗体としてマウスモノ
クローナル抗体Anti−FLAG M2(コダック社
製)、二次抗体としてペルオキシダーゼ標識抗マウスI
g羊抗体(Amersham社製)を反応させた。抗体
の反応時間は各々室温で一時間反応させ、各反応間はT
BS−Tにて10分間室温で振盪洗浄する操作を3回ず
つ繰り返した。最後の洗浄後、フィルターをECLウエ
スタンブロッティング検出システム(Amersham
社製)の反応液に5分間浸し、ポリ塩化ビニリデンラッ
プに包んでX線フィルムに感光させた。
【0086】その結果、当該サンプルは約200kダル
トンの抗FLAG抗体に反応するバンドを呈することが
観察され、ヒトスリット2FLAGタグ付き蛋白質、す
なわち本願の配列表の配列番号1に記載のアミノ酸配列
を有するポリペプチドが作製することができた。対照と
してpcDNA3を導入したCOS−7細胞の培養上清
を同様に試験したが、抗FLAG抗体に反応するバンド
は検出されなかった。
【0087】
【実施例7】 遺伝子導入細胞によるヒトスリット2FLAGタグ付き
蛋白質の精製 実施例6の方法で発現が検出されたヒトスリット2FL
AGタグ付き蛋白質を含むCOS−7細胞培養上清を大
量調製し、アフィニティーカラムによって該蛋白質を精
製した。すなわち、実施例6に記載した方法によって取
得した2リットルの培養上清をAnti−FLAG M
2 Affinity Gel(コダック社製)を充填
したカラムに通して、ヒトスリット2FLAGタグ付き
蛋白質が有するFLAG配列とゲルのAnti−FLA
G抗体のアフィニティーにより該蛋白質をカラムに吸着
させた。カラムは内径10mmのディスポカラム(バイ
オラッド社製)を用い、上記ゲルを5ml充填した。次
に、培養上清タンク→カラム→ペリスターポンプ→培養
上清タンクの環流式回路を組み立て、流速1ml/分で
72時間循環させ、該蛋白質をカラムに吸着させた。そ
の後、カラムをPBS(−)35mlで洗浄し、0.5
MTris−グリシン(pH3.0)50mlで溶出し
た。あらかじめ小チューブ(ファルコン社製2063)
に0.5MTris−HCl(pH9.5)を200μ
l分注しておき、溶出液は2mlずつ25画分をそのチ
ューブに分取し、各々の画分を中和した。
【0088】上記の方法で精製された該蛋白質の溶出画
分の各10μlは実施例6に記載の還元処理を行い、5
−15%濃度勾配ポリアクリルアミドゲルによるSDS
−PAGE電気泳動を行い、電気泳動終了後、和光純薬
社製ワコー銀染キットIIを用いて、添付の説明書に従
って銀染色を行った。第4番から第8番の溶出画分に約
200kダルトンのバンドが検出され、この分子量は実
施例6で得られた抗FLAG抗体によるウェスタンブロ
ッティングの結果と一致した。つまりヒトスリット2F
LAGタグ付き蛋白質の純品の分離が確認された。
【0089】
【実施例8】 新規ヒトスリット2を認識する抗体作製およびリコンビ
ナント・ヒトスリット2蛋白質の精製 実施例7に記載の方法で精製されたヒトスリット2FL
AGタグ付き蛋白質を免疫原としてウサギに免疫して、
抗体価の測定後、全血の採血を行い、血清を採取して、
BioRad社製のエコノパック血清IgG精製キット
を用いて、添付の取扱い説明書に従って、抗ヒトスリッ
ト2ウサギポリクローナル抗体を精製して作製した。
【0090】また、実施例7に記載した方法で精製され
たヒトスリット2FLAGタグ付き蛋白質を免疫原とし
て、成書の方法に従いマウスモノクローナル抗体を作製
した。すなわち、実施例7記載のヒトスリット2FLA
Gタグ付き蛋白質をBalb/cマウス(日本エスエル
シー社製)に1匹あたり10μgを皮下・皮内に免疫し
た。2回の免疫後、眼底採血を行い血清中の抗体価の上
昇を認めた後、3回目の免疫を行ってからマウスの脾臓
細胞を取り出し、マウスミエローマ細胞株P3X63A
g8(ATCC TIB9)とポリエチレングリコール
法にて細胞融合を行った。HAT培地(日本免疫生物研
究所製)にてハイブリドーマを選択し、酵素抗体法にて
ヒトスリット2を認識する抗体を培地中に産生している
ハイブリドーマ株を分離し、ヒトスリット2を特異的に
認識するマウスモノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマ産生株が樹立された。
【0091】このようにして樹立されたハイブリドーマ
の培養上清をファルマシア社製Mab TrapG I
Iを用いて、添付の取扱い説明書に従って、抗ヒトスリ
ット2モノクローナル抗体を精製し作製した。このモノ
クローナル抗体を用いてアフィニティーカラムを作製し
た。アフィニティーカラムの作製はファルマシア社製C
NBr活性化Sepharose4Bにて添付の取扱い
説明書に従い行った。カップリング効率は99%であっ
た。このゲルの2mlを2cm2 ×1cmのサイズのカ
ラムを作製した。
【0092】実施例6と同様の方法でプラスミドpHS
L2/pcDNA3を遺伝子導入したCOS−7細胞を
培養して得られるリコンビナント・ヒトスリット2蛋白
質を含む培養上清を、このカラムに対し、20ml/h
rの速度で流し、その後同一速度でPBS(−)を15
ml流して洗浄し、最終的に0.1M酢酸ナトリウム、
0.5MNaCl(PH4.0)にて溶出した。この溶
離液を1mlづつ分取し、各画分に1MTris−HC
l(pH9.5)を200μlづつ加えて、中和した。
【0093】さらに実施例7に記載の方法に従って、こ
の精製蛋白質を還元条件下でSDS−PAGEを行い、
銀染色、及びウエスタンブロッティングを行ない、分子
量の推定を行った。この結果、約200kダルトンのバ
ンドが検出され、このアフィニティーカラムでリコンビ
ナント・ヒトスリット2蛋白質が精製可能であることが
明らかとなった。
【0094】
【発明の効果】本発明により、脊髄に主に発現する新規
スリット様ポリペプチド、およびその遺伝子、およびそ
の製造方法、および該ポリペプチドを特異的に認識する
抗体が提供され、あらゆる神経疾患、甲状腺疾患、副腎
疾患、筋疾患の診断、治療への使用が可能である。
【0095】
【配列表】
配列番号1 配列の長さ:1503 配列の型:アミノ酸 トポロジー:不明 配列の種類:タンパク質 起源: 生物名:ヒト 配列 Ala Cys Pro Ala Gln Cys Ser Cys Ser Gly Ser Thr Val Asp Cys 1 5 10 15 His Gly Leu Ala Leu Arg Ser Val Pro Arg Asn Ile Pro Arg Asn Thr 20 25 30 Glu Arg Leu Asp Leu Asn Gly Asn Asn Ile Thr Arg Ile Thr Lys Thr 35 40 45 Asp Phe Ala Gly Leu Arg His Leu Arg Val Leu Gln Leu Met Glu Asn 50 55 60 Lys Ile Ser Thr Ile Glu Arg Gly Ala Phe Gln Asp Leu Lys Glu Leu 65 70 75 Glu Arg Leu Arg Leu Asn Arg Asn His Leu Gln Leu Phe Pro Glu Leu 80 85 90 95 Leu Phe Leu Gly Thr Ala Lys Leu Tyr Arg Leu Asp Leu Ser Glu Asn 100 105 110 Gln Ile Gln Ala Ile Pro Arg Lys Ala Phe Arg Gly Ala Val Asp Ile 115 120 125 Lys Asn Leu Gln Leu Asp Tyr Asn Gln Ile Ser Cys Ile Glu Asp Gly 130 135 140 Ala Phe Arg Ala Leu Arg Asp Leu Glu Val Leu Thr Leu Asn Asn Asn 145 150 155 Asn Ile Thr Arg Leu Ser Val Ala Ser Phe Asn His Met Pro Lys Leu 160 165 170 175 Arg Thr Phe Arg Leu His Ser Asn Asn Leu Tyr Cys Asp Cys His Leu 180 185 190 Ala Trp Leu Ser Asp Trp Leu Arg Gln Arg Pro Arg Val Gly Leu Tyr 195 200 205 Thr Gln Cys Met Gly Pro Ser His Leu Arg Gly His Asn Val Ala Glu 210 215 220 Val Gln Lys Arg Glu Phe Val Cys Ser Gly His Gln Ser Phe Met Ala 225 230 235 Pro Ser Cys Ser Val Leu His Cys Pro Ala Ala Cys Thr Cys Ser Asn 240 245 250 255 Asn Ile Val Asp Cys Arg Gly Lys Gly Leu Thr Glu Ile Pro Thr Asn 260 265 270 Leu Pro Glu Thr Ile Thr Glu Ile Arg Leu Glu Gln Asn Thr Ile Lys 275 280 285 Val Ile Pro Pro Gly Ala Phe Ser Pro Tyr Lys Lys Leu Arg Arg Ile 290 295 300 Asp Leu Ser Asn Asn Gln Ile Ser Glu Leu Ala Pro Asp Ala Phe Gln 305 310 315 Gly Leu Arg Ser Leu Asn Ser Leu Val Leu Tyr Gly Asn Lys Ile Thr 320 325 330 335 Glu Leu Pro Lys Ser Leu Phe Glu Gly Leu Phe Ser Leu Gln Leu Leu 340 345 350 Leu Leu Asn Ala Asn Lys Ile Asn Cys Leu Arg Val Asp Ala Phe Gln 355 360 365 Asp Leu His Asn Leu Asn Leu Leu Ser Leu Tyr Asp Asn Lys Leu Gln 370 375 380 Thr Ile Ala Lys Gly Thr Phe Ser Pro Leu Arg Ala Ile Gln Thr Met 385 390 395 His Leu Ala Gln Asn Pro Phe Ile Cys Asp Cys His Leu Lys Trp Leu 400 405 410 415 Ala Asp Tyr Leu His Thr Asn Pro Ile Glu Thr Ser Gly Ala Arg Cys 420 425 430 Thr Ser Pro Arg Arg Leu Ala Asn Lys Arg Ile Gly Gln Ile Lys Ser 435 440 445 Lys Lys Phe Arg Cys Ser Ala Lys Glu Gln Tyr Phe Ile Pro Gly Thr 450 455 460 Glu Asp Tyr Arg Ser Lys Leu Ser Gly Asp Cys Phe Ala Asp Leu Ala 465 470 475 Cys Pro Glu Lys Cys Arg Cys Glu Gly Thr Thr Val Asp Cys Ser Asn 480 485 490 495 Gln Lys Leu Asn Lys Ile Pro Glu His Ile Pro Gln Tyr Thr Ala Glu 500 505 510 Leu Arg Leu Asn Asn Asn Glu Phe Thr Val Leu Glu Ala Thr Gly Ile 515 520 525 Phe Lys Lys Leu Pro Gln Leu Arg Lys Ile Asn Phe Ser Asn Asn Lys 530 535 540 Ile Thr Asp Ile Glu Glu Gly Ala Phe Glu Gly Ala Ser Gly Val Asn 545 550 555 Glu Ile Leu Leu Thr Ser Asn Arg Leu Glu Asn Val Gln His Lys Met 560 565 570 575 Phe Lys Gly Leu Glu Ser Leu Lys Thr Leu Met Leu Arg Ser Asn Arg 580 585 590 Ile Thr Cys Val Gly Asn Asp Ser Phe Ile Gly Leu Ser Ser Val Arg 595 600 605 Leu Leu Ser Leu Tyr Asp Asn Gln Ile Thr Thr Val Ala Pro Gly Ala 610 615 620 Phe Asp Thr Leu His Ser Leu Ser Thr Leu Asn Leu Leu Ala Asn Pro 625 630 635 Phe Asn Cys Asn Cys Tyr Leu Ala Trp Leu Gly Glu Trp Leu Arg Lys 640 645 650 655 Lys Arg Ile Val Thr Gly Asn Pro Arg Cys Gln Lys Pro Tyr Phe Leu 660 665 670 Lys Glu Ile Pro Ile Gln Asp Val Ala Ile Gln Asp Phe Thr Cys Asp 675 680 685 Asp Gly Asn Asp Asp Asn Ser Cys Ser Pro Leu Ser Arg Cys Pro Thr 690 695 700 Glu Cys Thr Cys Leu Asp Thr Val Val Arg Cys Ser Asn Lys Gly Leu 705 710 715 Lys Val Leu Pro Lys Gly Ile Pro Arg Asp Val Thr Glu Leu Tyr Leu 720 725 730 735 Asp Gly Asn Gln Phe Thr Leu Val Pro Lys Glu Leu Ser Asn Tyr Lys 740 745 750 His Leu Thr Leu Ile Asp Leu Ser Asn Asn Arg Ile Ser Thr Leu Ser 755 760 765 Asn Gln Ser Phe Ser Asn Met Thr Gln Leu Leu Thr Leu Ile Leu Ser 770 775 780 Tyr Asn Arg Leu Arg Cys Ile Pro Pro Arg Thr Phe Asp Gly Leu Lys 785 790 795 Ser Leu Arg Leu Leu Ser Leu His Gly Asn Asp Ile Ser Val Val Pro 800 805 810 815 Glu Gly Ala Phe Asn Asp Leu Ser Ala Leu Ser His Leu Ala Ile Gly 820 825 830 Ala Asn Pro Leu Tyr Cys Asp Cys Asn Met Gln Trp Leu Ser Asp Trp 835 840 845 Val Lys Ser Glu Tyr Lys Glu Pro Gly Ile Ala Arg Cys Ala Gly Pro 850 855 860 Gly Glu Met Ala Asp Lys Leu Leu Leu Thr Thr Pro Ser Lys Lys Phe 865 870 875 Thr Cys Gln Gly Pro Val Asp Val Asn Ile Leu Ala Lys Cys Asn Pro 880 885 890 895 Cys Leu Ser Asn Pro Cys Lys Asn Asp Gly Thr Cys Asn Ser Asp Pro 900 905 910 Val Asp Phe Tyr Arg Cys Thr Cys Pro Tyr Gly Phe Lys Gly Gln Asp 915 920 925 Cys Asp Val Pro Ile His Ala Cys Ile Ser Asn Pro Cys Lys His Gly 930 935 940 Gly Thr Cys His Leu Lys Glu Gly Glu Glu Asp Gly Phe Trp Cys Ile 945 950 955 Cys Ala Asp Gly Phe Glu Gly Glu Asn Cys Glu Val Asn Val Asp Asp 960 965 970 975 Cys Glu Asp Asn Asp Cys Glu Asn Asn Ser Thr Cys Val Asp Gly Ile 980 985 990 Asn Asn Tyr Thr Cys Leu Cys Pro Pro Glu Tyr Thr Gly Glu Leu Cys 995 1000 1005 Glu Glu Lys Leu Asp Phe Cys Ala Gln Asp Leu Asn Pro Cys Gln His 1010 1015 1020 Asp Ser Lys Cys Ile Leu Thr Pro Lys Gly Phe Lys Cys Asp Cys Thr 1025 1030 1035 Pro Gly Tyr Val Gly Glu His Cys Asp Ile Asp Phe Asp Asp Cys Gln 1040 1045 1050 1055 Asp Asn Lys Cys Lys Asn Gly Ala His Cys Thr Asp Ala Val Asn Gly 1060 1065 1070 Tyr Thr Cys Ile Cys Pro Glu Gly Tyr Ser Gly Leu Phe Cys Glu Phe 1075 1080 1085 Ser Pro Pro Met Val Leu Pro Arg Thr Ser Pro Cys Asp Asn Phe Asp 1090 1095 1100 Cys Gln Asn Gly Ala Gln Cys Ile Val Arg Ile Asn Glu Pro Ile Cys 1105 1110 1115 Gln Cys Leu Pro Gly Tyr Gln Gly Glu Lys Cys Glu Lys Leu Val Ser 1120 1125 1130 1135 Val Asn Phe Ile Asn Lys Glu Ser Tyr Leu Gln Ile Pro Ser Ala Lys 1140 1145 1150 Val Arg Pro Gln Thr Asn Ile Thr Leu Gln Ile Ala Thr Asp Glu Asp 1155 1160 1165 Ser Gly Ile Leu Leu Tyr Lys Gly Asp Lys Asp His Ile Ala Val Glu 1170 1175 1180 Leu Tyr Arg Gly Arg Val Arg Ala Ser Tyr Asp Thr Gly Ser His Pro 1185 1190 1195 Ala Ser Ala Ile Tyr Ser Val Glu Thr Ile Asn Asp Gly Asn Phe His 1200 1205 1210 1215 Ile Val Glu Leu Leu Ala Leu Asp Gln Ser Leu Ser Leu Ser Val Asp 1220 1225 1230 Gly Gly Asn Pro Lys Ile Ile Thr Asn Leu Ser Lys Gln Ser Thr Leu 1235 1240 1245 Asn Phe Asp Ser Pro Leu Tyr Val Gly Gly Met Pro Gly Lys Ser Asn 1250 1255 1260 Val Ala Ser Leu Arg Gln Ala Pro Gly Gln Asn Gly Thr Ser Phe His 1265 1270 1275 Gly Cys Ile Arg Asn Leu Tyr Ile Asn Ser Glu Leu Gln Asp Phe Gln 1280 1285 1290 1295 Lys Val Pro Met Gln Thr Gly Ile Leu Pro Gly Cys Glu Pro Cys His 1300 1305 1310 Lys Lys Val Cys Ala His Gly Thr Cys Gln Pro Ser Ser Gln Ala Gly 1315 1320 1325 Phe Thr Cys Glu Cys Gln Glu Gly Trp Met Gly Pro Leu Cys Asp Gln 1330 1335 1340 Arg Thr Asn Asp Pro Cys Leu Gly Asn Lys Cys Val His Gly Thr Cys 1345 1350 1355 Leu Pro Ile Asn Ala Phe Ser Tyr Ser Cys Lys Cys Leu Glu Gly His 1360 1365 1370 1375 Gly Gly Val Leu Cys Asp Glu Glu Glu Asp Leu Phe Asn Pro Cys Gln 1380 1385 1390 Ala Ile Lys Cys Lys His Gly Lys Cys Arg Leu Ser Gly Leu Gly Gln 1395 1400 1405 Pro Tyr Cys Glu Cys Ser Ser Gly Tyr Thr Gly Asp Ser Cys Asp Arg 1410 1415 1420 Glu Ile Ser Cys Arg Gly Glu Arg Ile Arg Asp Tyr Tyr Gln Lys Gln 1425 1430 1435 Gln Gly Tyr Ala Ala Cys Gln Thr Thr Lys Lys Val Ser Arg Leu Glu 1440 1445 1450 1455 Cys Arg Gly Gly Cys Ala Gly Gly Gln Cys Cys Gly Pro Leu Arg Ser 1460 1465 1470 Lys Arg Arg Lys Tyr Ser Phe Glu Cys Thr Asp Gly Ser Ser Phe Val 1475 1480 1485 Asp Glu Val Glu Lys Val Val Lys Cys Gly Cys Thr Arg Cys Val Ser 1490 1495 1500 1503
【0096】配列番号2 配列の長さ:4950 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源: 生物名:ヒト 組織の種類:胎児肺 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:205..4791 特徴を決定した方法:S 特徴を表す記号:sig peptide 存在位置:205..282 特徴を決定した方法:S 特徴を表す記号:mat peptide 存在位置:283..4791 配列を決定した方法:S 配列 CAGAGGAGGG TGGAGAGGGC GGTGGGAGGC GTGTGCCTGA GTGGGCTCTA CTGCCTTGTT 60 CCATATTATT TTGTGCACAT TTTCCCTGGC ACTCTGGGTT GCTAGCCCCG CCGGGCACTG 120 GGCCTCAGAC ACTGCGCGGT TCCCTCGGAG CAGCAAGCTA AAGAAAGCCC CCAGTGCCGG 180 CGAGGAAGGA GGCGGCGGGG AAAG ATG CGC GGC GTT GGC TGG CAG ATG CTG 231 Met Arg Gly Val Gly Trp Gln Met Leu -26 -25 -20 TCC CTG TCG CTG GGG TTA GTG CTG GCG ATC CTG AAC AAG GTG GCA CCG 279 Ser Leu Ser Leu Gly Leu Val Leu Ala Ile Leu Asn Lys Val Ala Pro -15 -10 -5 CAG GCG TGC CCG GCG CAG TGC TCT TGC TCG GGC AGC ACA GTG GAC TGT 327 Gln Ala Cys Pro Ala Gln Cys Ser Cys Ser Gly Ser Thr Val Asp Cys -1 1 5 10 15 CAC GGG CTG GCG CTG CGC AGC GTG CCC AGG AAT ATC CCC CGC AAC ACC 375 His Gly Leu Ala Leu Arg Ser Val Pro Arg Asn Ile Pro Arg Asn Thr 20 25 30 GAG AGA CTG GAT TTA AAT GGA AAT AAC ATC ACA AGA ATT ACG AAG ACA 423 Glu Arg Leu Asp Leu Asn Gly Asn Asn Ile Thr Arg Ile Thr Lys Thr 35 40 45 GAT TTT GCT GGT CTT AGA CAT CTA AGA GTT CTT CAG CTT ATG GAG AAT 471 Asp Phe Ala Gly Leu Arg His Leu Arg Val Leu Gln Leu Met Glu Asn 50 55 60 AAG ATT AGC ACC ATT GAA AGA GGA GCA TTC CAG GAT CTT AAA GAA CTA 519 Lys Ile Ser Thr Ile Glu Arg Gly Ala Phe Gln Asp Leu Lys Glu Leu 65 70 75 GAG AGA CTG CGT TTA AAC AGA AAT CAC CTT CAG CTG TTT CCT GAG TTG 567 Glu Arg Leu Arg Leu Asn Arg Asn His Leu Gln Leu Phe Pro Glu Leu 80 85 90 95 CTG TTT CTT GGG ACT GCG AAG CTA TAC AGG CTT GAT CTC AGT GAA AAC 615 Leu Phe Leu Gly Thr Ala Lys Leu Tyr Arg Leu Asp Leu Ser Glu Asn 100 105 110 CAA ATT CAG GCA ATC CCA AGG AAA GCT TTC CGT GGG GCA GTT GAC ATA 663 Gln Ile Gln Ala Ile Pro Arg Lys Ala Phe Arg Gly Ala Val Asp Ile 115 120 125 AAA AAT TTG CAA CTG GAT TAC AAC CAG ATC AGC TGT ATT GAA GAT GGG 711 Lys Asn Leu Gln Leu Asp Tyr Asn Gln Ile Ser Cys Ile Glu Asp Gly 130 135 140 GCA TTC AGG GCT CTC CGG GAC CTG GAA GTG CTC ACT CTC AAC AAT AAC 759 Ala Phe Arg Ala Leu Arg Asp Leu Glu Val Leu Thr Leu Asn Asn Asn 145 150 155 AAC ATT ACT AGA CTT TCT GTG GCA AGT TTC AAC CAT ATG CCT AAA CTT 807 Asn Ile Thr Arg Leu Ser Val Ala Ser Phe Asn His Met Pro Lys Leu 160 165 170 175 AGG ACT TTT CGA CTG CAT TCA AAC AAC CTG TAT TGT GAC TGC CAC CTG 855 Arg Thr Phe Arg Leu His Ser Asn Asn Leu Tyr Cys Asp Cys His Leu 180 185 190 GCC TGG CTC TCC GAC TGG CTT CGC CAA AGG CCT CGG GTT GGT CTG TAC 903 Ala Trp Leu Ser Asp Trp Leu Arg Gln Arg Pro Arg Val Gly Leu Tyr 195 200 205 ACT CAG TGT ATG GGC CCC TCC CAC CTG AGA GGC CAT AAT GTA GCC GAG 951 Thr Gln Cys Met Gly Pro Ser His Leu Arg Gly His Asn Val Ala Glu 210 215 220 GTT CAA AAA CGA GAA TTT GTC TGC AGT GGT CAC CAG TCA TTT ATG GCT 999 Val Gln Lys Arg Glu Phe Val Cys Ser Gly His Gln Ser Phe Met Ala 225 230 235 CCT TCT TGT AGT GTT TTG CAC TGC CCT GCC GCC TGT ACC TGT AGC AAC 1047 Pro Ser Cys Ser Val Leu His Cys Pro Ala Ala Cys Thr Cys Ser Asn 240 245 250 255 AAT ATC GTA GAC TGT CGT GGG AAA GGT CTC ACT GAG ATC CCC ACA AAT 1095 Asn Ile Val Asp Cys Arg Gly Lys Gly Leu Thr Glu Ile Pro Thr Asn 260 265 270 CTT CCA GAG ACC ATC ACA GAA ATA CGT TTG GAA CAG AAC ACA ATC AAA 1143 Leu Pro Glu Thr Ile Thr Glu Ile Arg Leu Glu Gln Asn Thr Ile Lys 275 280 285 GTC ATC CCT CCT GGA GCT TTC TCA CCA TAT AAA AAG CTT AGA CGA ATT 1191 Val Ile Pro Pro Gly Ala Phe Ser Pro Tyr Lys Lys Leu Arg Arg Ile 290 295 300 GAC CTG AGC AAT AAT CAG ATC TCT GAA CTT GCA CCA GAT GCT TTC CAA 1239 Asp Leu Ser Asn Asn Gln Ile Ser Glu Leu Ala Pro Asp Ala Phe Gln 305 310 315 GGA CTA CGC TCT CTG AAT TCA CTT GTC CTC TAT GGA AAT AAA ATC ACA 1287 Gly Leu Arg Ser Leu Asn Ser Leu Val Leu Tyr Gly Asn Lys Ile Thr 320 325 330 335 GAA CTC CCC AAA AGT TTA TTT GAA GGA CTG TTT TCC TTA CAG CTC CTA 1335 Glu Leu Pro Lys Ser Leu Phe Glu Gly Leu Phe Ser Leu Gln Leu Leu 340 345 350 TTA TTG AAT GCC AAC AAG ATA AAC TGC CTT CGG GTA GAT GCT TTT CAG 1383 Leu Leu Asn Ala Asn Lys Ile Asn Cys Leu Arg Val Asp Ala Phe Gln 355 360 365 GAT CTC CAC AAC TTG AAC CTT CTC TCC CTA TAT GAC AAC AAG CTT CAG 1431 Asp Leu His Asn Leu Asn Leu Leu Ser Leu Tyr Asp Asn Lys Leu Gln 370 375 380 ACC ATC GCC AAG GGG ACC TTT TCA CCT CTT CGG GCC ATT CAA ACT ATG 1479 Thr Ile Ala Lys Gly Thr Phe Ser Pro Leu Arg Ala Ile Gln Thr Met 385 390 395 CAT TTG GCC CAG AAC CCC TTT ATT TGT GAC TGC CAT CTC AAG TGG CTA 1527 His Leu Ala Gln Asn Pro Phe Ile Cys Asp Cys His Leu Lys Trp Leu 400 405 410 415 GCG GAT TAT CTC CAT ACC AAC CCG ATT GAG ACC AGT GGT GCC CGT TGC 1575 Ala Asp Tyr Leu His Thr Asn Pro Ile Glu Thr Ser Gly Ala Arg Cys 420 425 430 ACC AGC CCC CGC CGC CTG GCA AAC AAA AGA ATT GGA CAG ATC AAA AGC 1623 Thr Ser Pro Arg Arg Leu Ala Asn Lys Arg Ile Gly Gln Ile Lys Ser 435 440 445 AAG AAA TTC CGT TGT TCA GCT AAA GAA CAG TAT TTC ATT CCA GGT ACA 1671 Lys Lys Phe Arg Cys Ser Ala Lys Glu Gln Tyr Phe Ile Pro Gly Thr 450 455 460 GAA GAT TAT CGA TCA AAA TTA AGT GGA GAC TGC TTT GCG GAT CTG GCT 1719 Glu Asp Tyr Arg Ser Lys Leu Ser Gly 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1015 1020 GAT TCA AAG TGC ATC CTA ACT CCA AAG GGA TTC AAA TGT GAC TGC ACA 3399 Asp Ser Lys Cys Ile Leu Thr Pro Lys Gly Phe Lys Cys Asp Cys Thr 1025 1030 1035 CCA GGG TAC GTA GGT GAA CAC TGC GAC ATC GAT TTT GAC GAC TGC CAA 3447 Pro Gly Tyr Val Gly Glu His Cys Asp Ile Asp Phe Asp Asp Cys Gln 1040 1045 1050 1055 GAC AAC AAG TGT AAA AAC GGA GCC CAC TGC ACA GAT GCA GTG AAC GGC 3495 Asp Asn Lys Cys Lys Asn Gly Ala His Cys Thr Asp Ala Val Asn Gly 1060 1065 1070 TAT ACG TGC ATA TGC CCC GAA GGT TAC AGT GGC TTG TTC TGT GAG TTT 3543 Tyr Thr Cys Ile Cys Pro Glu Gly Tyr Ser Gly Leu Phe Cys Glu Phe 1075 1080 1085 TCT CCA CCC ATG GTC CTC CCT CGT ACC AGC CCC TGT GAT AAT TTT GAT 3591 Ser Pro Pro Met Val Leu Pro Arg Thr Ser Pro Cys Asp Asn Phe Asp 1090 1095 1100 TGT CAG AAT GGA GCT CAG TGT ATC GTC AGA ATA AAT GAG CCA ATA TGT 3639 Cys Gln Asn Gly Ala Gln Cys Ile Val Arg Ile Asn Glu Pro Ile Cys 1105 1110 1115 CAG TGT TTG CCT GGC TAT CAG GGA GAA AAG TGT GAA AAA TTG GTT AGT 3687 Gln Cys Leu Pro Gly Tyr Gln 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【0097】配列番号3 配列の長さ:1533 配列の型:アミノ酸 トポロジー:不明 配列の種類:タンパク質 起源: 生物名:ヒト 配列 Met Arg Gly Val Gly Trp Gln Met Leu -26 -25 -20 Ser Leu Ser Leu Gly Leu Val Leu Ala Ile Leu Asn Lys Val Ala Pro -15 -10 -5 Gln Ala Cys Pro Ala Gln Cys Ser Cys Ser Gly Ser Thr Val Asp Cys -1 1 5 10 15 His Gly Leu Ala Leu Arg Ser Val Pro Arg Asn Ile Pro Arg Asn Thr 20 25 30 Glu Arg Leu Asp Leu Asn Gly Asn Asn Ile Thr Arg Ile Thr Lys Thr 35 40 45 Asp Phe Ala Gly Leu Arg His Leu Arg Val Leu Gln Leu Met Glu Asn 50 55 60 Lys Ile Ser Thr Ile Glu Arg Gly Ala Phe Gln Asp Leu Lys Glu Leu 65 70 75 Glu Arg Leu Arg Leu Asn Arg Asn His Leu Gln Leu Phe Pro Glu Leu 80 85 90 95 Leu Phe Leu Gly Thr Ala Lys Leu Tyr Arg Leu Asp Leu Ser Glu Asn 100 105 110 Gln Ile Gln Ala Ile Pro Arg Lys Ala Phe Arg Gly Ala Val Asp Ile 115 120 125 Lys Asn Leu Gln Leu Asp Tyr Asn Gln Ile Ser Cys Ile Glu Asp Gly 130 135 140 Ala Phe Arg Ala Leu Arg Asp Leu Glu Val Leu Thr Leu Asn Asn Asn 145 150 155 Asn Ile Thr Arg Leu Ser Val Ala Ser Phe Asn His Met Pro Lys Leu 160 165 170 175 Arg Thr Phe Arg Leu His Ser Asn Asn Leu Tyr Cys Asp Cys His Leu 180 185 190 Ala Trp Leu Ser Asp Trp Leu Arg Gln Arg Pro Arg Val Gly Leu Tyr 195 200 205 Thr Gln Cys Met Gly Pro Ser His Leu Arg Gly His Asn Val Ala Glu 210 215 220 Val Gln Lys Arg Glu Phe Val Cys Ser Gly His Gln Ser Phe Met Ala 225 230 235 Pro Ser Cys Ser Val Leu His Cys Pro Ala Ala Cys Thr Cys Ser Asn 240 245 250 255 Asn Ile Val Asp Cys Arg Gly Lys Gly Leu Thr Glu Ile Pro Thr Asn 260 265 270 Leu Pro Glu Thr Ile Thr Glu Ile Arg Leu Glu Gln Asn Thr Ile Lys 275 280 285 Val Ile Pro Pro Gly Ala Phe Ser Pro Tyr Lys Lys Leu Arg Arg Ile 290 295 300 Asp Leu Ser Asn Asn Gln Ile Ser Glu Leu Ala Pro Asp Ala Phe Gln 305 310 315 Gly Leu Arg Ser Leu Asn Ser Leu Val Leu Tyr Gly Asn Lys Ile Thr 320 325 330 335 Glu Leu Pro Lys Ser Leu Phe Glu Gly Leu Phe Ser Leu Gln Leu Leu 340 345 350 Leu Leu Asn Ala Asn Lys Ile Asn Cys Leu Arg Val Asp Ala Phe Gln 355 360 365 Asp Leu His Asn Leu Asn Leu Leu Ser Leu Tyr Asp Asn Lys Leu 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【0098】配列番号4 配列の長さ:1297 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源: 生物名:ヒト 直接の起源: クローン名:202738 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:242..1138 特徴を決定した方法:S 配列 ATTTCTACTT CTTGTCATAA AAGAACAAAC TTATTTTGTA TTCAGTTCCT GAGAAACTGA 60 AATCAATCAC ATCTCCTTGA AAATGCCTAT TTTTGAAAAA AAATTCAACT ACTCGTCTTT 120 ATCTTCATTA GTGTTAGATT GCCATCTCTT TTCCCAAGGA GCACTTATCA AAGTTTGTAA 180 TTTAACTACC TTGCTTTAAT GAAAAGAAAA TGGAAGAATC AGCCATTTTT TTTTCCGTTG 240 T AGT GTG GAG ACA ATC AAT GAT GGA AAC TTC CAC ATT GTG GAA CTA 286 Ser Val Glu Thr Ile Asn Asp Gly Asn Phe His Ile Val Glu Leu 1205 1210 1215 CTT GCC TTG GAT CAG AGT CTC TCT TTG TCC GTG GAT GGT GGG AAC CCC 334 Leu Ala Leu Asp Gln Ser Leu Ser Leu Ser Val Asp Gly Gly Asn Pro 1220 1225 1230 1235 AAA ATC ATC ACT AAC TTG TCA AAG CAG TCC ACT CTG AAT TTT GAC TTT 382 Lys Ile Ile Thr Asn Leu Ser Lys Gln Ser Thr Leu Asn Phe Asp Phe 1240 1245 1250 CCA CTC TAT GTA GGA GGC ATG CCA GGG AAG AGT AAC GTG GCA TCT CTG 430 Pro Leu Tyr Val Gly Gly Met Pro Gly Lys Ser Asn Val Ala Ser Leu 1255 1260 1265 CGC CAG GCC CCT GGG CAG AAC GGA ACC AGC TTC CAC GGC TGC ATC CGG 478 Arg Gln Ala Pro Gly Gln Asn Gly Thr Ser Phe His Gly Cys Ile Arg 1270 1275 1280 AAC CTT TAC ATC AAC AGT GAG CTG CAG GAC TTC CAG AAG GTG CCG ATG 526 Asn Leu Tyr Ile Asn Ser Glu Leu Gln Asp Phe Gln Lys Val Pro Met 1285 1290 1295 CAA ACA GGC ATT TTG CCT GGC TGT GAG CCA TGC CAC AAG AAG GTG TGT 574 Gln Thr Gly Ile Leu Pro Gly Cys Glu Pro Cys His Lys Lys Val Cys 1300 1305 1310 1315 GCC CAT GGC ACA TGC CAG CCC AGC AGC CAG GCA GGC TTC ACC TGC GAG 622 Ala His Gly Thr Cys Gln Pro Ser Ser Gln Ala Gly Phe Thr Cys Glu 1320 1325 1330 TGC CAG GAA GGA TGG ATG GGG CCC CTC TGT GAC CAA CGG ACC AAT GAC 670 Cys Gln Glu Gly Trp Met Gly Pro Leu Cys Asp Gln Arg Thr Asn Asp 1335 1340 1345 CCT TGC CTT GGA AAT AAA TGC GTA CAT GGC ACC TGC TTG CCC ATC AAT 718 Pro Cys Leu Gly Asn Lys Cys Val His Gly Thr Cys Leu Pro Ile Asn 1350 1355 1360 GCG TTC TCC TAC AGC TGT AAG TGC TTG GAG GGC CAT GGA GGT GTC CTC 766 Ala Phe Ser Tyr Ser Cys Lys Cys Leu Glu Gly His Gly Gly Val Leu 1365 1370 1375 TGT GAT GAA GAG GAG GAT CTG TTT AAC CCA TGC CAG GCG ATC AAG TGC 814 Cys Asp Glu Glu Glu Asp Leu Phe Asn Pro Cys Gln Ala Ile Lys Cys 1380 1385 1390 1395 AAG CAC GGG AAG TGC AGG CTT TCA GGT CTG GGG CAG CCC TAC TGT GAA 862 Lys His Gly Lys Cys Arg Leu Ser Gly Leu Gly Gln Pro Tyr Cys Glu 1400 1405 1410 TGC AGC AGT GGA TAC ACG GGG GAC AGC TGT GAT CGA GAA ATC TCT TGT 910 Cys Ser Ser Gly Tyr Thr Gly Asp Ser Cys Asp Arg Glu Ile Ser Cys 1415 1420 1425 CGA GGG GAA AGG ATA AGA GAT TAT TAC CAA AAG CAG CAG GGC TAT GCT 958 Arg Gly Glu Arg Ile Arg Asp Tyr Tyr Gln Lys Gln Gln Gly Tyr Ala 1430 1435 1440 GCT TGC CAA ACA ACC AAG AAG GTG TCC CGA TTA GAG TGC AGA GGT GGG 1006 Ala Cys Gln Thr Thr Lys Lys Val Ser Arg Leu Glu Cys Arg Gly Gly 1445 1450 1455 TGT GCA GGA GGG CAG TGC TGT GGA CCG CTG AGG AGC AAG CGG CGG AAA 1054 Cys Ala Gly Gly Gln Cys Cys Gly Pro Leu Arg Ser Lys Arg Arg Lys 1460 1465 1470 1475 TAC TCT TTC GAA TGC ACT GAC GGC TCC TCC TTT GTG GAC GAG GTT GAG 1102 Tyr Ser Phe Glu Cys Thr Asp Gly Ser Ser Phe Val Asp Glu Val Glu 1480 1485 1490 AAA GTG GTG AAG TGC GGC TGT ACG AGG TGT GTG TCCTAAACAC ACTCCCGGCA 1155 Lys Val Val Lys Cys Gly Cys Thr Arg Cys Val Ser 1495 1500 1503 GCTCTGTCTT TGGAAAAGGT TGTATACTTC TTGACCATGT GGGACTAATG AATGCTTCAT 1215 AGTGGAAATA TTTGAAATAT ATTGTAAAAT ACAGAACAGA CTTATTTTTA TTATGAGAAT 1275 AAAGACTTTT TTTCTGCATT TG 1297
【0099】配列番号5 配列の長さ:405 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源: 生物名:ヒト 直接の起源: クローン名:47344 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:131..403 特徴を決定した方法:S 配列 ACATTTTCCT GGCACTCTGG GTTGCTAGCC CCGCCGGGCA CTGGGCCTCA GACACTGCGC 60 GGGTTCCCTC GGAGCAGCAA GCTAAAGGAA AGCCCCCAGT GCCGGCGGAG GAAGGAGGCG 120 GCGGGGAAAG ATG CGC GGC GTT GGC TGG CAG ATG CTG TCC CTG TCG CTG 169 Met Arg Gly Val Gly Trp Gln Met Leu Ser Leu Ser Leu -26 -25 -20 -15 GGG TTA GTG CTG GCG ATC CTG AAC AAG GTG GCA CCG CAG GCG TGC CCG 217 Gly Leu Val Leu Ala Ile Leu Asn Lys Val Ala Pro Gln Ala Cys Pro -10 -5 1 GCG CAG TGC TCT TGC TCG GGC AGC ACA GTG GAC TGT CAC GGG CTG GCG 265 Ala Gln Cys Ser Cys Ser Gly Ser Thr Val Asp Cys His Gly Leu Ala 5 10 15 CTG CGC AGC GTG CCC AGG AAT ATC CCC CGC AAC ACC GAG AGA CTG GAT 313 Leu Arg Ser Val Pro Arg Asn Ile Pro Arg Asn Thr Glu Arg Leu Asp 20 25 30 35 TTA AAT GGA AAT AAC ATC ACA AGA ATT ACG AAG ACA GAT TTT GCT GGT 361 Leu Asn Gly Asn Asn Ile Thr Arg Ile Thr Lys Thr Asp Phe Ala Gly 40 45 50 CTT AGA CAT CTA AGA GTT CTT CAG CTT ATG GAG AAT AAG ATT AG 405 Leu Arg His Leu Arg Val Leu Gln Leu Met Glu Asn Lys Ile 55 60 65
【0100】配列番号6 配列の長さ:277 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源: 生物名:マウス 組織の種類:胎生 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:2..277 特徴を決定した方法:S 配列 G AAG TGC AGG CTT TCT GGA GTG GGC CAG CCC TAT TGT GAA TGC AAC 46 Lys Cys Arg Leu Ser Gly Val Gly Gln Pro Tyr Cys Glu Cys Asn 1 5 10 15 AGT GGA TTC ACC GGG GAC AGC TGT GAT AGA GAA ATT TCT TGT CGA GGG 94 Ser Gly Phe Thr Gly Asp Ser Cys Asp Arg Glu Ile Ser Cys Arg Gly 20 25 30 GAA CGG ATA AGG GAC TAT TAC CAG AAG CAG CAG GGT TAC GCT GCC TGT 142 Glu Arg Ile Arg Asp Tyr Tyr Gln Lys Gln Gln Gly Tyr Ala Ala Cys 35 40 45 CAA ACA ACT AAG AAA GTA TCT CGC TTG GAA TGC AGA GGC GGG TGC GCT 190 Gln Thr Thr Lys Lys Val Ser Arg Leu Glu Cys Arg Gly Gly Cys Ala 50 55 60 GGA GGC CAG TGC TGT GGA CCT CTG AGA AGC AAG AGG CGG AAA TAC TCT 238 Gly Gly Gln Cys Cys Gly Pro Leu Arg Ser Lys Arg Arg Lys Tyr Ser 65 70 75 TTC GAA TGC ACA GAT GGC TCC TCA TTT GTG GAC GAG GTT 277 Phe Glu Cys Thr Asp Gly Ser Ser Phe Val Asp Glu Val 80 85 90 配列番号7 配列の長さ:92 配列の型:アミノ酸 トポロジー:不明 配列の種類:ポリペプチド 起源: 生物名:マウス 配列 Lys Cys Arg Leu Ser Gly Val Gly Gln Pro Tyr Cys Glu Cys Asn 1 5 10 15 Ser Gly Phe Thr Gly Asp Ser Cys Asp Arg Glu Ile Ser Cys Arg Gly 20 25 30 Glu Arg Ile Arg Asp Tyr Tyr Gln Lys Gln Gln Gly Tyr Ala Ala Cys 35 40 45 Gln Thr Thr Lys Lys Val Ser Arg Leu Glu Cys Arg Gly Gly Cys Ala 50 55 60 Gly Gly Gln Cys Cys Gly Pro Leu Arg Ser Lys Arg Arg Lys Tyr Ser 65 70 75 Phe Glu Cys Thr Asp Gly Ser Ser Phe Val Asp Glu Val 80 85 90 92
【0101】配列番号8 配列の長さ:1508 配列の型:アミノ酸 トポロジー:不明 配列の種類:タンパク質 起源 生物名:ヒト 配列 Trp Arg Leu Gly Ala Ser Ala Cys Pro Ala Leu Cys Thr Cys Thr 1 5 10 15 Gly Thr Thr Val Asp Cys His Gly Thr Gly Leu Gln Ala Ile Pro 20 25 30 Lys Asn Ile Pro Arg Asn Thr Glu Arg Leu Glu Leu Asn Gly Asn 35 40 45 Asn Ile Thr Arg Ile His Lys Asn Asp Phe Ala Gly Leu Lys Gln 50 55 60 Leu Arg Val Leu Gln Leu Met Glu Asn Gln Ile Gly Ala Val Glu 65 70 75 Arg Gly Ala Phe Asp Asp Met Lys Glu Leu Glu Arg Leu Arg Leu 80 85 90 Asn Arg Asn Gln Leu His Met Leu Pro Glu Leu Leu Phe Gln Asn 95 100 105 Asn Gln Ala Leu Ser Arg Leu Asp Leu Ser Glu Asn Ala Ile Gln 110 115 120 Ala Ile Pro Arg Lys Ala Phe Arg Gly Ala Thr Asp Leu Lys Asn 125 130 135 Leu Arg Leu Asp Lys Asn Gln Ile Ser Cys Ile Glu Glu Gly Ala 140 145 150 Phe Arg Ala Leu Arg Gly Leu Glu Val Leu Thr Leu Asn Asn Asn 155 160 165 Asn Ile Thr Thr Ile Pro Val Ser Ser Phe Asn His Met Pro Lys 170 175 180 Leu Arg Thr Phe Arg Leu His Ser Asn His Leu Phe Cys Asp Cys 185 190 195 His Leu Ala Trp Leu Ser Gln Trp Leu Arg Gln Arg Pro Thr Ile 200 205 210 Glu Leu Phe Thr Gln Cys Ser Gly Pro Ala Ser Leu Arg Gly Leu 215 220 225 Asn Val Ala Glu Val Gln Lys Ser Glu Phe Ser Cys Ser Gly Gln 230 235 240 Gly Glu Ala Gly Arg Val Pro Thr Cys Thr Leu Ser Ser Gly Ser 245 250 255 Cys Pro Ala Met Cys Thr Cys Ser Asn Gly Ile Val Asp Cys Arg 260 265 270 Gly Lys Gly Leu Thr Ala Ile Pro Ala Asn Leu Pro Glu Thr Met 275 280 285 Thr Glu Ile Arg Leu Glu Leu Asn Gly Ile Lys Ser Ile Pro Pro 290 295 300 Gly Ala Phe Ser Pro Tyr Arg Lys Leu Arg Arg Ile Asp Leu Ser 305 310 315 Asn Asn Gln Ile Ala Glu Ile Ala Pro Asp Ala Phe Gln Gly Leu 320 325 330 Arg Ser Leu Asn Ser Leu Val Leu Tyr Gly Asn Lys Ile Thr Asp 335 340 345 Leu Pro Arg Gly Val Phe Gly Gly Leu Tyr Thr Leu Gln Leu Leu 350 355 360 Leu Leu Asn Ala Asn Lys Ile Asn Cys Ile Arg Pro Asp Ala Phe 365 370 375 Gln Asp Leu Gln Asn Leu Ser Leu Leu Ser Leu Tyr Asp Asn Lys 380 385 390 Ile Gln Ser Leu Ala Lys Gly Thr Phe Thr Ser Leu Arg Ala Ile 395 400 405 Gln Thr 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Leu Ser Leu Tyr Asp Asn Gln Ile Thr Thr Val Ser Pro Gly Ala 620 625 630 Phe Asp Thr Leu Gln Ser Leu Ser Thr Leu Asn Leu Leu Ala Asn 635 640 645 Pro Phe Asn Cys Asn Cys Gln Leu Ala Trp Leu Gly Gly Trp Leu 650 655 660 Arg Lys Arg Lys Ile Val Thr Gly Asn Pro Arg Cys Gln Asn Pro 665 670 675 Asp Phe Leu Arg Gln Ile Pro Leu Gln Asp Val Ala Phe Pro Asp 680 685 690 Phe Arg Cys Glu Glu Gly Gln Glu Glu Gly Gly Cys Leu Pro Arg 695 700 705 Pro Gln Cys Pro Gln Glu Cys Ala Cys Leu Asp Thr Val Val Arg 710 715 720 Cys Ser Asn Lys His Leu Arg Ala Leu Pro Lys Gly Ile Pro Lys 725 730 735 Asn Val Thr Glu Leu Tyr Leu Asp Gly Asn Gln Phe Thr Leu Val 740 745 750 Pro Gly Gln Leu Ser Thr Phe Lys Tyr Leu Gln Leu Val Asp Leu 755 760 765 Ser Asn Asn Lys Ile Ser Ser Leu Ser Asn Ser Ser Phe Thr Asn 770 775 780 Met Ser Gln Leu Thr Thr Leu Ile Leu Ser Tyr Asn Ala Leu Gln 785 790 795 Cys Ile Pro Pro Leu Ala Phe Gln Gly Leu Arg Ser Leu Arg Leu 800 805 810 Leu Ser Leu His Gly Asn Asp Ile Ser Thr Leu Gln Glu Gly Ile 815 820 825 Phe Ala Asp Val Thr Ser Leu Ser His Leu Ala Ile Gly Ala Asn 830 835 840 Pro Leu Tyr Cys Asp Cys His Leu Arg Trp Leu Ser Ser Trp Val 845 850 855 Lys Thr Gly Tyr Lys Glu Pro Gly Ile Ala Arg Cys Ala Gly Pro 860 865 870 Gln Asp Met Glu Gly Lys Leu Leu Leu Thr Thr Pro Ala Lys Lys 875 880 885 Phe Glu Cys Gln Gly Pro Pro Thr Leu Ala Val Gln Ala Lys Cys 890 895 900 Asp Leu Cys Leu Ser Ser Pro Cys Gln Asn Gln Gly Thr Cys His 905 910 915 Asn Asp Pro Leu Glu Val Tyr Arg Cys Ala Cys Pro Ser Gly Tyr 920 925 930 Lys Gly Arg Asp Cys Glu Val Ser Leu Asn Ser Cys Ser Ser Gly 935 940 945 Pro Cys Glu Asn Gly Gly Thr Cys His Ala Gln Glu Gly Glu Asp 950 955 960 Ala Pro Phe Thr Cys Ser Cys Pro Thr Gly Phe Glu Gly Pro Thr 965 970 975 Cys Gly Val Asn Thr Asp Asp Cys Val Asp His Ala Cys Ala Asn 980 985 990 Gly Gly Val Cys Val Asp Gly Val Gly Asn Tyr Thr Cys Gln Cys 995 1000 1005 Pro Leu Gln Tyr Glu Gly Lys Ala Cys Glu Gln Leu Val Asp Leu 1010 1015 1020 Cys Ser Pro Asp Leu Asn Pro Cys Gln His Glu Ala Gln Cys Val 1025 1030 1035 Gly Thr Pro Asp Gly Pro Arg Cys Glu Cys Met Pro Gly Tyr Ala 1040 1045 1050 Gly Asp Asn Cys Ser Glu Asn Gln Asp Asp Cys Arg Asp His Arg 1055 1060 1065 Cys Gln Asn Gly Ala Gln Cys Met Asp Glu Val Asn Ser Tyr Ser 1070 1075 1080 Cys Leu Cys Ala Glu Gly Tyr Ser Gly Gln Leu Cys Glu Ile Pro 1085 1090 1095 Pro His Leu Pro Ala Pro Lys Ser Pro Cys Glu Gly Thr Glu Cys 1100 1105 1110 Gln Asn Gly Ala Asn Cys Val Asp Gln Gly Asn Arg Pro Val Cys 1115 1120 1125 Gln Cys Leu Pro Gly Phe Gly Gly Pro Glu Cys Glu Lys Leu Leu 1130 1135 1140 Ser Val Asn Phe Val Asp Arg Asp Thr Tyr Leu Gln Phe Thr Asp 1145 1150 1155 Leu Gln Asn Trp Pro Arg Ala Asn Ile Thr Leu Gln Val Ser Thr 1160 1165 1170 Ala Glu Asp Asn Gly Ile Leu Leu Tyr Asn Gly Asp Asn Asp His 1175 1180 1185 Ile Ala Val Glu Leu Tyr Gln Gly His Val Arg Val Ser Tyr Asp 1190 1195 1200 Pro Gly Ser Tyr Pro Ser Ser Ala Ile Tyr Ser Ala Glu Thr Ile 1205 1210 1215 Asn Asp Gly Gln Phe His Thr Val Glu Leu Val Ala Phe Asp Gln 1220 1225 1230 Met Val Asn Leu Ser Ile Asp Gly Gly Ser Pro Met Thr Met Asp 1235 1240 1245 Asn Phe Gly Lys His Tyr Thr Leu Asn Ser Glu Ala Pro Leu Tyr 1250 1255 1260 Val Gly Gly Met Pro Val Asp Val Asn Ser Ala Ala Phe Arg Leu 1265 1270 1275 Trp Gln Ile Leu Asn Gly Thr Gly Phe His Gly Cys Ile Arg Asn 1280 1285 1290 Leu Tyr Ile Asn Asn Glu Leu Gln Asp Phe Thr Lys Thr Gln Met 1295 1300 1305 Lys Pro Gly Val Val Pro Gly Cys Glu Pro Cys Arg Lys Leu Tyr 1310 1315 1320 Cys Leu His Gly Ile Cys Gln Pro Asn Ala Thr Pro Gly Pro Met 1325 1330 1335 Cys His Cys Glu Ala Gly Trp Val Gly Leu His Cys Asp Gln Pro 1340 1345 1350 Ala Asp Gly Pro Cys His Gly His Lys Cys Val His Gly Gln Cys 1355 1360 1365 Val Pro Leu Asp Ala Leu Ser Tyr Ser Cys Gln Cys Gln Asp Gly 1370 1375 1380 Tyr Ser Gly Ala Leu Cys Asn Gln Ala Gly Ala Leu Ala Glu Pro 1385 1390 1395 Cys Arg Gly Leu Gln Cys Leu His Gly His Cys Gln Ala Ser Gly 1400 1405 1410 Thr Lys Gly Ala His Cys Val Cys Asp Pro Gly Phe Ser Gly Glu 1415 1420 1425 Leu Cys Glu Gln Glu Ser 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【0102】配列番号9 配列の長さ:5094 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源: 生物名:ヒト 組織の種類:脳 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:233..4834 特徴を決定した方法:S 特徴を表す記号:sig peptide 存在位置:233..310 特徴を決定した方法:S 特徴を表す記号:mat peptide 存在位置:311..4834 特徴を決定した方法:S 配列 GCGAAACGGC AGAGGAGCCG AGCCCCCTCC GCCCAAGGCG CCCTCCCTCC GTCCGCGCAC 60 AGGCGCCGTC GCTTGGAGGA GCAAGGTGCC TCCCAGCCCG CAGGGGCGCC GCGCGCAAGC 120 CCGCGGGCTC TTCGGTGGCT CTGCCCCGGG ACTGCACCTG GAGGCGGCCC CGGACGGGGA 180 TGGTCAGCGG CTGCTGCCGT CTGGCTCGCG AGCGGGACGC TGTGAGGGCA CC 232 ATG GCG CTG ACT CCC GGG TGG GGG TCC TCG GCG 265 Met Ala Leu Thr Pro Gly Trp Gly Ser Ser Ala -26 -25 -20 GGG CCG GTC CGG CCG GAG CTC TGG CTG CTG CTG TGG GCA GCC GCG 310 Gly Pro Val Arg Pro Glu Leu Trp Leu Leu Leu Trp Ala Ala Ala -15 -10 -5 TGG CGC CTG GGT GCC TCG GCG TGC CCC GCC CTC TGC ACC TGC ACC 355 Trp Arg Leu Gly Ala Ser Ala Cys Pro Ala Leu Cys Thr Cys Thr 1 5 10 15 GGA ACC ACG GTG GAC TGC CAC GGC ACG GGG CTG CAG GCC ATT CCC 400 Gly Thr Thr Val Asp Cys His Gly Thr Gly Leu Gln Ala Ile Pro 20 25 30 AAG AAT ATA CCT CGG AAC ACC GAG CGC CTG GAA CTC AAT GGC AAC 445 Lys Asn Ile Pro Arg Asn Thr Glu Arg Leu Glu Leu Asn Gly Asn 35 40 45 AAC ATC ACT CGG ATC CAT AAG AAT GAC TTT GCG GGG CTC AAG CAG 490 Asn Ile Thr Arg Ile His Lys Asn Asp Phe Ala Gly Leu Lys Gln 50 55 60 CTG CGG GTG CTG CAG CTG ATG GAG AAC CAG ATT GGA GCA GTG GAA 535 Leu Arg Val Leu Gln Leu Met Glu Asn Gln Ile Gly Ala Val Glu 65 70 75 CGT GGT GCT TTT GAT GAC ATG AAG GAG CTG GAG CGG CTG CGA CTG 580 Arg Gly Ala Phe Asp Asp Met Lys Glu Leu Glu Arg Leu Arg Leu 80 85 90 AAC CGA AAC CAG CTG CAC ATG TTA CCG GAA CTG CTG TTC CAG AAC 625 Asn Arg Asn Gln Leu His Met Leu Pro Glu Leu Leu Phe Gln Asn 95 100 105 AAC CAG GCT TTG TCA AGA CTG GAC TTG AGT GAG AAC GCC ATC CAG 670 Asn Gln Ala Leu Ser Arg Leu Asp Leu Ser Glu Asn Ala Ile Gln 110 115 120 GCC ATC CCC AGG AAA GCT TTT CGG GGA GCT ACG GAC CTT AAA AAT 715 Ala Ile Pro Arg Lys Ala Phe Arg Gly Ala Thr Asp Leu Lys Asn 125 130 135 TTA CGG CTG GAC AAG AAC CAG ATC AGC TGC ATT GAG GAA GGG 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Thr Leu Ser Ser Gly Ser 245 250 255 TGC CCG GCC ATG TGC ACC TGC AGC AAT GGC ATC GTG GAC TGT CGT 1120 Cys Pro Ala Met Cys Thr Cys Ser Asn Gly Ile Val Asp Cys Arg 260 265 270 GGA AAA GGC CTC ACT GCC ATC CCG GCC AAC CTG CCC GAG ACC ATG 1165 Gly Lys Gly Leu Thr Ala Ile Pro Ala Asn Leu Pro Glu Thr Met 275 280 285 ACG GAG ATA CGC CTG GAG CTG AAC GGC ATC AAG TCC ATC CCT CCT 1210 Thr Glu Ile Arg Leu Glu Leu Asn Gly Ile Lys Ser Ile Pro Pro 290 295 300 GGA GCC TTC TCA CCC TAC AGA AAG CTA CGG AGG ATA GAC CTG AGC 1255 Gly Ala Phe Ser Pro Tyr Arg Lys Leu Arg Arg Ile Asp Leu Ser 305 310 315 AAC AAT CAG ATC GCT GAG ATT GCA CCC GAC GCC TTC CAG GGC CTC 1300 Asn Asn Gln Ile Ala Glu Ile Ala Pro Asp Ala Phe Gln Gly Leu 320 325 330 CGC TCC CTG AAC TCG CTG GTC CTC TAT GGA AAC AAG ATC ACA GAC 1345 Arg Ser Leu Asn Ser Leu Val Leu Tyr Gly Asn Lys Ile Thr Asp 335 340 345 CTC CCC CGT GGT GTG TTT GGA GGC CTA TAC ACC CTA CAG CTC CTG 1390 Leu Pro Arg Gly Val Phe Gly Gly Leu Tyr Thr Leu Gln Leu Leu 350 355 360 CTC CTG AAT GCC AAC AAG ATC AAC TGC ATC CGG CCC GAT GCC TTC 1435 Leu Leu Asn Ala Asn Lys Ile Asn Cys Ile Arg Pro Asp Ala Phe 365 370 375 CAG GAC CTG CAG AAC CTC TCA CTG CTC TCC CTG TAT GAC AAC AAG 1480 Gln Asp Leu Gln Asn Leu Ser Leu Leu Ser Leu Tyr Asp Asn Lys 380 385 390 ATC CAG AGC CTC GCC AAG GGC ACT TTC ACC TCC CtG CGG GCC ATC 1525 Ile Gln Ser Leu Ala Lys Gly Thr Phe Thr Ser Leu Arg Ala Ile 395 400 405 CAG ACT CTG CAC CTG GCC CAG AAC CCT TTC ATT TGC GAC TGT AAC 1570 Gln Thr Leu His Leu Ala Gln Asn Pro Phe Ile Cys Asp Cys Asn 410 415 420 CTC AAG TGG CTG GCA GAC TTC CTG CGC ACC AAT CCC ATC GAG ACG 1615 Leu Lys Trp Leu Ala Asp Phe Leu Arg Thr Asn Pro Ile Glu Thr 425 430 435 AGT GGT GCC CGC TGT GCC AGT CCC CGG CGC CTC GCC AAC AAG CGC 1660 Ser Gly Ala Arg Cys Ala Ser Pro Arg Arg Leu Ala Asn Lys Arg 440 445 450 ATC GGG CAG ATC AAG AGC AAG AAG TTC CGG TGC TCA GCC AAA GAG 1705 Ile Gly Gln Ile Lys Ser Lys Lys Phe Arg Cys Ser Ala Lys Glu 455 460 465 CAG TAC TTC ATT CCA GGC ACG GAG GAT TAC CAG CTG AAC AGC GAG 1750 Gln Tyr Phe Ile Pro Gly Thr Glu Asp Tyr Gln Leu Asn Ser Glu 470 475 480 TGC AAC AGC GAC GTG GTC TGT CCC CAC AAG TGC CGC TGT GAG GCC 1795 Cys Asn Ser Asp Val Val Cys Pro His Lys Cys Arg Cys Glu Ala 485 490 495 AAC GTG GTG GAG TGC TCC AGC CTG AAG CTC ACC AAG ATC CCT GAG 1840 Asn Val Val Glu Cys Ser Ser Leu Lys Leu Thr Lys Ile Pro Glu 500 505 510 CGC ATC CCC CAG TCC ACG GCA GAA CTG CGA TTG AAT AAC AAT GAG 1885 Arg Ile Pro Gln Ser Thr Ala Glu Leu Arg Leu Asn Asn Asn Glu 515 520 525 ATT TCC ATC CTG GAG GCC ACT GGG ATG TTT AAA AAA CTT ACA CAT 1930 Ile Ser Ile Leu Glu Ala Thr Gly Met Phe Lys Lys Leu Thr His 530 535 540 CTG AAG AAA ATC AAT CTG AGC AAC AAC AAG GTG TCA GAA ATT GAA 1975 Leu Lys Lys Ile Asn Leu Ser Asn Asn Lys Val Ser Glu Ile Glu 545 550 555 GAT GGG GCC TTC GAG GGC GCA GCC TCT GTG AGC GAG CTG CAC CTA 2020 Asp Gly Ala Phe Glu Gly Ala Ala Ser Val Ser Glu Leu His Leu 560 565 570 ACT GCC AAC CAG CTG GAG TCC ATC CGG AGC GGC ATG TTC CGG GGT 2065 Thr Ala Asn Gln Leu Glu Ser Ile Arg Ser Gly Met Phe Arg Gly 575 580 585 CTG GAT GGC TTG AGG ACC CTA ATG CTG CGG AAC AAC CGC ATC AGC 2110 Leu Asp Gly Leu Arg Thr Leu Met Leu Arg Asn Asn Arg Ile Ser 590 595 600 TGC ATC CAC AAC GAC AGC TTC ACG GGC CTG CGC AAC GTC CGG CTC 2155 Cys Ile His Asn Asp Ser Phe Thr Gly Leu Arg Asn Val Arg Leu 605 610 615 CTC TCG CTC TAC GAC AAC CAG ATC ACC ACC GTA TCC CCA GGA GCC 2200 Leu Ser Leu Tyr Asp Asn Gln Ile Thr Thr Val Ser Pro Gly Ala 620 625 630 TTC GAC ACC CTC CAG TCC CTC TCC ACA CTG AAT CTC CTG GCC AAC 2245 Phe Asp Thr Leu Gln Ser Leu Ser Thr Leu Asn Leu Leu Ala Asn 635 640 645 CCT TTC AAC TGC AAC TGC CAG CTG GCC TGG CTA GGA GGC TGG CTA 2290 Pro Phe Asn Cys Asn Cys Gln Leu Ala Trp Leu Gly Gly Trp Leu 650 655 660 CGG AAG CGC AAG ATC GTG ACG GGG AAC CCG CGA TGC CAG AAC CCT 2335 Arg Lys Arg Lys Ile Val Thr Gly Asn Pro Arg Cys Gln Asn Pro 665 670 675 GAC TTT TTG CGG CAG ATT CCC CTG CAG GAC GTG GCC TTC CCT GAC 2380 Asp Phe Leu Arg Gln Ile Pro Leu Gln Asp Val Ala Phe Pro Asp 680 685 690 TTC AGG TGT GAG GAA GGC CAG GAG GAG GGG GGC TGC CTG CCC CGC 2425 Phe Arg Cys Glu Glu Gly Gln Glu Glu Gly Gly Cys Leu Pro Arg 695 700 705 CCA CAG TGC CCA CAG GAG TGC GCC TGC CTG GAC ACC GTG GTC CGA 2470 Pro Gln Cys Pro Gln Glu Cys Ala Cys Leu Asp Thr Val Val Arg 710 715 720 TGC AGC AAC AAG CAC CTG CGG GCC CTG CCC AAG GGC ATT CCC AAG 2515 Cys Ser Asn Lys His Leu Arg Ala Leu Pro Lys Gly Ile Pro Lys 725 730 735 AAT GTC ACA GAA CTC TAT TTG GAC GGG AAC CAG TTC ACG CTG GTT 2560 Asn Val Thr Glu Leu Tyr Leu Asp Gly Asn Gln Phe Thr Leu Val 740 745 750 CCG GGA CAG CTG TCT ACC TTC AAG TAC CTG CAG CTC GTG GAC CTG 2605 Pro Gly Gln Leu Ser Thr Phe Lys Tyr Leu Gln Leu Val Asp Leu 755 760 765 AGC AAC AAC AAG ATC AGT TCC TTA AGC AAT TCC TCC TTC ACC AAC 2650 Ser Asn Asn Lys Ile Ser Ser Leu Ser Asn Ser Ser Phe Thr Asn 770 775 780 ATG AGC CAG CTG ACC ACT CTG ATC CTC AGC TAC AAT GCC CTG CAG 2695 Met Ser Gln Leu Thr Thr Leu Ile Leu Ser Tyr Asn Ala Leu Gln 785 790 795 TGC ATC CCG CCT TTG GCC TTC CAG GGA CTC CGC TCC CTG CGC CTG 2740 Cys Ile Pro Pro Leu Ala Phe Gln Gly Leu Arg Ser Leu Arg Leu 800 805 810 CTG TCT CTC CAC GGC AAT GAC ATC TCC ACC CTC CAA GAG GGC ATC 2785 Leu Ser Leu His Gly Asn Asp Ile Ser Thr Leu Gln Glu Gly Ile 815 820 825 TTT GCA GAC GTG ACC TCC CTG TCT CAC CTG GCC ATT GGT GCC AAC 2830 Phe Ala Asp Val Thr Ser Leu Ser His Leu Ala Ile Gly Ala Asn 830 835 840 CCC CTA TAC TGT GAC TGC CAC CTC CGC TGG CTG TCC AGC TGG GTG 2875 Pro Leu Tyr Cys Asp Cys His Leu Arg Trp Leu Ser Ser Trp Val 845 850 855 AAG ACT GGC TAC AAG GAA CCG GGC ATT GCT CGT TGT GCT GGG CCC 2920 Lys Thr Gly Tyr Lys Glu Pro Gly Ile Ala Arg Cys Ala Gly Pro 860 865 870 CAG GAC ATG GAG GGC AAG CTG CTC CTC ACC ACG CCT GCC AAG AAG 2965 Gln Asp Met Glu Gly Lys Leu Leu Leu Thr Thr Pro Ala Lys Lys 875 880 885 TTT GAA TGC CAA GGT CCT CCA ACG CTG GCT GTC CAG GCC AAG TGT 3010 Phe Glu Cys Gln Gly Pro Pro Thr Leu Ala Val Gln Ala Lys Cys 890 895 900 GAT CTC TGC TTG TCC AGT CCG TGC CAG AAC CAG GGC ACC TGC CAC 3055 Asp Leu Cys Leu Ser Ser Pro Cys Gln Asn Gln Gly Thr Cys His 905 910 915 AAC GAC CCC CTT GAG GTG TAC AGG TGC GCC TGC CCC AGC GGC TAT 3100 Asn Asp Pro Leu Glu Val Tyr Arg Cys Ala Cys Pro Ser Gly Tyr 920 925 930 AAG GGT CGA GAC TGT GAG GTG TCC CTG AAC AGC TGT TCC AGT GGC 3145 Lys Gly Arg Asp Cys Glu Val Ser Leu Asn Ser Cys Ser Ser Gly 935 940 945 CCC TGT GAA AAT GGG GGC ACC TGC CAT GCA CAG GAG GGC GAG GAT 3190 Pro Cys Glu Asn Gly Gly Thr Cys His Ala Gln Glu Gly Glu Asp 950 955 960 GCC CCG TTC ACG TGC TCC TGT CCC ACC GGC TTT GAA GGA CCA ACC 3235 Ala Pro Phe Thr Cys Ser Cys Pro Thr Gly Phe Glu Gly Pro Thr 965 970 975 TGT GGG GTG AAC ACA GAT GAC TGT GTG GAT CAT GCC TGT GCC AAT 3280 Cys Gly Val Asn Thr Asp Asp Cys Val Asp His Ala Cys Ala Asn 980 985 990 GGG GGC GTC TGT GTG GAT GGT GTG GGC AAC TAC ACC TGC CAG TGC 3325 Gly Gly Val Cys Val Asp Gly Val Gly Asn Tyr Thr Cys Gln Cys 995 1000 1005 CCC CTG CAG TAT GAG GGA AAG GCC TGT GAG CAG CTG GTG GAC TTG 3370 Pro Leu Gln Tyr Glu Gly Lys Ala Cys Glu Gln Leu Val Asp Leu 1010 1015 1020 TGC TCT CCG GAT CTG AAC CCA TGT CAA CAC GAG GCC CAG TGT GTG 3415 Cys Ser Pro Asp Leu Asn Pro Cys Gln His Glu Ala Gln Cys Val 1025 1030 1035 GGC ACC CCG GAT GGG CCC AGG TGT GAG TGC ATG CCA GGT TAT GCA 3460 Gly Thr Pro Asp Gly Pro Arg Cys Glu Cys Met Pro Gly Tyr Ala 1040 1045 1050 GGT GAC AAC TGC AGT GAG AAC CAG GAT GAC TGC AGG GAC CAC CGC 3505 Gly Asp Asn Cys Ser Glu Asn Gln Asp Asp Cys Arg Asp His Arg 1055 1060 1065 TGC CAG AAT GGG GCC CAG TGT ATG GAT GAA GTC AAC AGC TAC TCC 3550 Cys Gln Asn Gly Ala Gln Cys Met Asp Glu Val Asn Ser Tyr Ser 1070 1075 1080 TGC CTC TGT GCT GAG GGC TAC AGT GGA CAG CTC TGT GAG ATC CCT 3595 Cys Leu Cys Ala Glu Gly Tyr Ser Gly Gln Leu Cys Glu Ile Pro 1085 1090 1095 CCC CAT CTG CCT GCC CCC AAG AGC CCC TGT GAG GGG ACT GAG TGC 3640 Pro His Leu Pro Ala Pro Lys Ser Pro Cys Glu Gly Thr Glu Cys 1100 1105 1110 CAG AAT GGG GCC AAC TGT GTG GAC CAG GGC AAC AGG CCT GTG TGC 3685 Gln Asn Gly Ala Asn Cys Val Asp Gln Gly Asn Arg Pro Val Cys 1115 1120 1125 CAG TGC CTC CCA GGC TTC GGT GGC CCT GAG TGT GAG AAG TTG CTC 3730 Gln Cys Leu Pro Gly Phe Gly Gly Pro Glu Cys Glu Lys Leu Leu 1130 1135 1140 AGT GTC AAC TTT GTG GAT CGG GAC ACT TAC CTG CAG TTC ACT GAC 3775 Ser Val Asn Phe Val Asp Arg Asp Thr Tyr Leu Gln Phe Thr Asp 1145 1150 1155 CTG CAA AAC TGG CCA CGG GCC AAC ATC ACG TTG CAG GTC TCC ACG 3820 Leu Gln Asn Trp Pro Arg Ala Asn Ile Thr Leu Gln Val Ser Thr 1160 1165 1170 GCA GAG GAC AAT GGG ATC CTT CTG TAC AAC GGG GAC AAC GAC CAC 3865 Ala Glu Asp Asn Gly Ile Leu Leu Tyr Asn Gly Asp Asn Asp His 1175 1180 1185 ATT GCA GTT GAG CTG TAC CAG GGC CAT GTG CGT GTC AGC TAC GAC 3910 Ile Ala Val Glu Leu Tyr Gln Gly His Val Arg Val Ser Tyr Asp 1190 1195 1200 CCA GGC AGC TAC CCC AGC TCT GCC ATC TAC AGT GCT GAG ACG ATC 3955 Pro Gly Ser Tyr Pro Ser Ser Ala Ile Tyr Ser Ala Glu Thr Ile 1205 1210 1215 AAC GAT GGG CAA TTC CAC ACC GTT GAG CTG GTT GCC TTT GAC CAG 4000 Asn Asp Gly Gln Phe His Thr Val Glu Leu Val Ala Phe Asp Gln 1220 1225 1230 ATG GTG AAT CTC TCC ATT GAT GGC GGG AGC CCC ATG ACC ATG GAC 4045 Met Val Asn Leu Ser Ile Asp Gly Gly Ser Pro Met Thr Met Asp 1235 1240 1245 AAC TTT GGC AAA CAT TAC ACG CTC AAC AGC GAG GCG CCA CTC TAT 4090 Asn Phe Gly Lys His Tyr Thr Leu Asn Ser Glu Ala Pro Leu Tyr 1250 1255 1260 GTG GGA GGG ATG CCC GTG GAT GTC AAC TCA GCT GCC TTC CGC CTG 4135 Val Gly Gly Met Pro Val Asp Val Asn Ser Ala Ala Phe Arg Leu 1265 1270 1275 TGG CAG ATC CTC AAC GGC ACC GGC TTC CAC GGT TGC ATC CGA AAC 4180 Trp Gln Ile Leu Asn Gly Thr Gly Phe His Gly Cys Ile Arg Asn 1280 1285 1290 CTG TAC ATC AAC AAC GAG CTG CAG GAC TTC ACC AAG ACG CAG ATG 4225 Leu Tyr Ile Asn Asn Glu Leu Gln Asp Phe Thr Lys Thr Gln Met 1295 1300 1305 AAG CCA GGC GTG GTG CCA GGC TGC GAA CCC TGC CGC AAG CTC TAC 4270 Lys Pro Gly Val Val Pro Gly Cys Glu Pro Cys Arg Lys Leu Tyr 1310 1315 1320 TGC CTG CAT GGC ATC TGC CAG CCC AAT GCC ACC CCA GGG CCC ATG 4315 Cys Leu His Gly Ile Cys Gln Pro Asn Ala Thr Pro Gly Pro Met 1325 1330 1335 TGC CAC TGC GAG GCT GGC TGG GTG GGC CTG CAC TGT GAC CAG CCC 4360 Cys His Cys Glu Ala Gly Trp Val Gly Leu His Cys Asp Gln Pro 1340 1345 1350 GCT GAC GGC CCC TGC CAT GGC CAC AAG TGT GTC CAT GGG CAA TGC 4405 Ala Asp Gly Pro Cys His Gly His Lys Cys Val His Gly Gln Cys 1355 1360 1365 GTG CCC CTC GAC GCT CTT TCC TAC AGC TGC CAG TGC CAG GAT GGG 4450 Val Pro Leu Asp Ala Leu Ser Tyr Ser Cys Gln Cys Gln Asp Gly 1370 1375 1380 TAC TCG GGG GCA CTG TGC AAC CAG GCC GGG GCC CTG GCA GAG CCC 4495 Tyr Ser Gly Ala Leu Cys Asn Gln Ala Gly Ala Leu Ala Glu Pro 1385 1390 1395 TGC AGA GGC CTG CAG TGC CTG CAT GGC CAC TGC CAG GCC TCA GGC 4540 Cys Arg Gly Leu Gln Cys Leu His Gly His Cys Gln Ala Ser Gly 1400 1405 1410 ACC AAG GGG GCA CAC TGT GTG TGT GAC CCC GGC TTT TCG GGC GAG 4585 Thr Lys Gly Ala His Cys Val Cys Asp Pro Gly Phe Ser Gly Glu 1415 1420 1425 CTG TGT GAG CAA GAG TCC GAG TGC CGG GGG GAC CCT GTC CGG GAC 4630 Leu Cys Glu Gln Glu Ser Glu Cys Arg Gly Asp Pro Val Arg Asp 1430 1345 1440 TTT CAC CAG GTC CAG AGG GGC TAT GCC ATC TGC CAG ACC ACG CGC 4675 Phe His Gln Val Gln Arg Gly Tyr Ala Ile Cys Gln Thr Thr Arg 1445 1450 1455 CCC CTG TCA TGG GTG GAG TGC CGG GGC TCG TGC CCA GGC CAG GGC 4720 Pro Leu Ser Trp Val Glu Cys Arg Gly Ser Cys Pro Gly Gln Gly 1460 1465 1470 TGC TGC CAG GGC CTT CGG CTG AAG CGG AGG AAG TTC ACC TTT GAG 4765 Cys Cys Gln Gly Leu Arg Leu Lys Arg Arg Lys Phe Thr Phe Glu 1475 1480 1485 TGC AGC GAT GGG ACC TCT TTT GCC GAG GAG GTG GAA AAG CCC ACC 4810 Cys Ser Asp Gly Thr Ser Phe Ala Glu Glu Val Glu Lys Pro Thr 1490 1495 1500 AAG TGT GGC TGT GCC CTC TGC GCA TAGCGC TGGGCGTGGA CAGGCCGGTG 4860 Lys Cys Gly Cys Ala Leu Cys Ala 1505 1508 AGGGCGGGCA AGGGGCCCCA GCCGCTGCAG CAGCGGAGAC AGTCGCCAGC AGCTGGGCTG 4920 GGGTGCAGGT CATCACAGGA CGGCTCCTGG GCAGCTGGGC CCTCCTGGGT GGGGTGGTGC 4980 CAGAGCAGCC TTTTAAAAGC AAATTGCGCC ATAGCTGGGG GCAGCGGGGG TGGGCGAGGC 5040 CTGAGCTGCG GGCTGCCCTC TCCGGAAGTC CTTGCACAAA TAGGCGCTTA ATAA 5094
【0103】配列番号10 配列の長さ:1534 配列の型:アミノ酸 トポロジー:不明 配列の種類:タンパク質 起源 生物名:ヒト 配列 Met Ala Leu Thr Pro Gly Trp Gly Ser Ser Ala -26 -25 -20 Gly Pro Val Arg Pro Glu Leu Trp Leu Leu Leu Trp Ala Ala Ala -15 -10 -5 Trp Arg Leu Gly Ala Ser Ala Cys Pro Ala Leu Cys Thr Cys Thr 1 5 10 15 Gly Thr Thr Val Asp Cys His Gly Thr Gly Leu Gln Ala Ile Pro 20 25 30 Lys Asn Ile Pro Arg Asn Thr Glu Arg Leu Glu Leu Asn Gly Asn 35 40 45 Asn Ile Thr Arg Ile His Lys Asn Asp Phe Ala Gly Leu Lys Gln 50 55 60 Leu Arg Val Leu Gln Leu Met Glu Asn Gln Ile Gly Ala Val Glu 65 70 75 Arg Gly Ala Phe Asp Asp Met Lys Glu Leu Glu Arg Leu Arg Leu 80 85 90 Asn Arg Asn Gln Leu His Met Leu Pro Glu Leu Leu Phe Gln Asn 95 100 105 Asn Gln Ala Leu Ser Arg Leu Asp Leu Ser Glu Asn Ala Ile Gln 110 115 120 Ala Ile Pro Arg Lys Ala Phe Arg Gly Ala Thr Asp Leu Lys Asn 125 130 135 Leu Arg Leu Asp Lys Asn Gln Ile Ser Cys Ile Glu Glu Gly Ala 140 145 150 Phe Arg Ala Leu Arg Gly Leu Glu Val Leu Thr Leu Asn Asn Asn 155 160 165 Asn Ile Thr Thr Ile Pro Val Ser 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Ser Leu Leu Ser Leu Tyr Asp Asn Lys 380 385 390 Ile Gln Ser Leu Ala Lys Gly Thr Phe Thr Ser Leu Arg Ala Ile 395 400 405 Gln Thr Leu His Leu Ala Gln Asn Pro Phe Ile Cys Asp Cys Asn 410 415 420 Leu Lys Trp Leu Ala Asp Phe Leu Arg Thr Asn Pro Ile Glu Thr 425 430 435 Ser Gly Ala Arg Cys Ala Ser Pro Arg Arg Leu Ala Asn Lys Arg 440 445 450 Ile Gly Gln Ile Lys Ser Lys Lys Phe Arg Cys Ser Ala Lys Glu 455 460 465 Gln Tyr Phe Ile Pro Gly Thr Glu Asp Tyr Gln Leu Asn Ser Glu 470 475 480 Cys Asn Ser Asp Val Val Cys Pro His Lys Cys Arg Cys Glu Ala 485 490 495 Asn Val Val Glu Cys Ser Ser Leu Lys Leu Thr Lys Ile Pro Glu 500 505 510 Arg Ile Pro Gln Ser Thr Ala Glu Leu Arg Leu Asn Asn Asn Glu 515 520 525 Ile Ser Ile Leu Glu Ala Thr Gly Met Phe Lys Lys Leu Thr His 530 535 540 Leu Lys Lys Ile Asn Leu Ser Asn Asn Lys Val Ser Glu Ile Glu 545 550 555 Asp Gly Ala Phe Glu Gly Ala Ala Ser Val Ser Glu Leu His Leu 560 565 570 Thr Ala Asn Gln Leu Glu Ser Ile Arg Ser Gly Met Phe Arg Gly 575 580 585 Leu Asp Gly Leu 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Pro Pro Leu Ala Phe Gln Gly Leu Arg Ser Leu Arg Leu 800 805 810 Leu Ser Leu His Gly Asn Asp Ile Ser Thr Leu Gln Glu Gly Ile 815 820 825 Phe Ala Asp Val Thr Ser Leu Ser His Leu Ala Ile Gly Ala Asn 830 835 840 Pro Leu Tyr Cys Asp Cys His Leu Arg Trp Leu Ser Ser Trp Val 845 850 855 Lys Thr Gly Tyr Lys Glu Pro Gly Ile Ala Arg Cys Ala Gly Pro 860 865 870 Gln Asp Met Glu Gly Lys Leu Leu Leu Thr Thr Pro Ala Lys Lys 875 880 885 Phe Glu Cys Gln Gly Pro Pro Thr Leu Ala Val Gln Ala Lys Cys 890 895 900 Asp Leu Cys Leu Ser Ser Pro Cys Gln Asn Gln Gly Thr Cys His 905 910 915 Asn Asp Pro Leu Glu Val Tyr Arg Cys Ala Cys Pro Ser Gly Tyr 920 925 930 Lys Gly Arg Asp Cys Glu Val Ser Leu Asn Ser Cys Ser Ser Gly 935 940 945 Pro Cys Glu Asn Gly Gly Thr Cys His Ala Gln Glu Gly Glu Asp 950 955 960 Ala Pro Phe Thr Cys Ser Cys Pro Thr Gly Phe Glu Gly Pro Thr 965 970 975 Cys Gly Val Asn Thr Asp Asp Cys Val Asp His Ala Cys Ala Asn 980 985 990 Gly Gly Val Cys Val Asp Gly Val Gly Asn Tyr Thr Cys Gln Cys 995 1000 1005 Pro Leu Gln Tyr Glu Gly Lys Ala Cys Glu Gln Leu Val Asp Leu 1010 1015 1020 Cys Ser Pro Asp Leu Asn Pro Cys Gln His Glu Ala Gln Cys Val 1025 1030 1035 Gly Thr Pro Asp Gly Pro Arg Cys Glu Cys Met Pro Gly Tyr Ala 1040 1045 1050 Gly Asp Asn Cys Ser Glu Asn Gln Asp Asp Cys Arg Asp His Arg 1055 1060 1065 Cys Gln Asn Gly Ala Gln Cys Met Asp Glu Val Asn Ser Tyr Ser 1070 1075 1080 Cys Leu Cys Ala Glu Gly Tyr Ser Gly Gln Leu Cys Glu Ile Pro 1085 1090 1095 Pro His Leu Pro Ala Pro Lys Ser Pro Cys Glu Gly Thr Glu Cys 1100 1105 1110 Gln Asn Gly Ala Asn Cys Val Asp Gln Gly Asn Arg Pro Val Cys 1115 1120 1125 Gln Cys Leu Pro Gly Phe Gly Gly Pro Glu Cys Glu Lys Leu Leu 1130 1135 1140 Ser Val Asn Phe Val Asp Arg Asp Thr Tyr Leu Gln Phe Thr Asp 1145 1150 1155 Leu Gln Asn Trp Pro Arg Ala Asn Ile Thr Leu Gln Val Ser Thr 1160 1165 1170 Ala Glu Asp Asn Gly Ile Leu Leu Tyr Asn Gly Asp Asn Asp His 1175 1180 1185 Ile Ala Val Glu Leu Tyr Gln Gly His Val Arg Val Ser Tyr Asp 1190 1195 1200 Pro Gly Ser Tyr Pro Ser Ser Ala Ile Tyr Ser Ala Glu Thr Ile 1205 1210 1215 Asn Asp Gly Gln Phe His Thr Val Glu Leu Val Ala Phe Asp Gln 1220 1225 1230 Met Val Asn Leu Ser Ile Asp Gly Gly Ser Pro Met Thr Met Asp 1235 1240 1245 Asn Phe Gly Lys His Tyr Thr Leu Asn Ser Glu Ala Pro Leu Tyr 1250 1255 1260 Val Gly Gly Met Pro Val Asp Val Asn Ser Ala Ala Phe Arg Leu 1265 1270 1275 Trp Gln Ile Leu Asn Gly Thr Gly Phe His Gly Cys Ile Arg Asn 1280 1285 1290 Leu Tyr Ile Asn Asn Glu Leu Gln Asp Phe Thr Lys Thr Gln Met 1295 1300 1305 Lys Pro Gly Val Val Pro Gly Cys Glu Pro Cys Arg Lys Leu Tyr 1310 1315 1320 Cys Leu His Gly Ile Cys Gln Pro Asn Ala Thr Pro Gly Pro Met 1325 1330 1335 Cys His Cys Glu Ala Gly Trp Val Gly Leu His Cys Asp Gln Pro 1340 1345 1350 Ala Asp Gly Pro Cys His Gly His Lys Cys Val His Gly Gln Cys 1355 1360 1365 Val Pro Leu Asp Ala Leu Ser Tyr Ser Cys Gln Cys Gln Asp Gly 1370 1375 1380 Tyr Ser Gly Ala Leu Cys Asn Gln Ala Gly Ala Leu Ala Glu Pro 1385 1390 1395 Cys Arg Gly Leu Gln Cys Leu His Gly His Cys Gln Ala Ser Gly 1400 1405 1410 Thr Lys Gly Ala His Cys Val Cys Asp Pro Gly Phe Ser Gly Glu 1415 1420 1425 Leu Cys Glu Gln Glu Ser Glu Cys Arg Gly Asp Pro Val Arg Asp 1430 1345 1440 Phe His Gln Val Gln Arg Gly Tyr Ala Ile Cys Gln Thr Thr Arg 1445 1450 1455 Pro Leu Ser Trp Val Glu Cys Arg Gly Ser Cys Pro Gly Gln Gly 1460 1465 1470 Cys Cys Gln Gly Leu Arg Leu Lys Arg Arg Lys Phe Thr Phe Glu 1475 1480 1485 Cys Ser Asp Gly Thr Ser Phe Ala Glu Glu Val Glu Lys Pro Thr 1490 1495 1500 Lys Cys Gly Cys Ala Leu Cys Ala 1505 1508
【0104】配列番号11 配列の長さ:12 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:ヒト 組織の種類:胎児肺 配列 GATGAGGAAG AA 12 配列番号12 配列の長さ:4 配列の型:アミノ酸 トポロジー:不明 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ヒト 組織の種類:胎児肺 配列番号13 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成DNA 配列 AAGTCAACAG CTACTCCTGC 20 配列番号14 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成DNA 配列 TGAACTGCAG GTAAGTGTCC 20
【0105】配列番号15 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成DNA 配列 CAGAGTCTCT CTTTGTCCGT 20 配列番号16 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成DNA 配列 CTCGAGTTAG GACACACACC TCGTAC 26 配列番号17 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成DNA 配列 GGTGGCAGTC ACAATACAGG 20 配列番号18 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成DNA 配列 GGATCCGGGA AAGATGCGCG GCGTTG 26 配列番号19 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成DNA 配列 GCGATCAAGT GCAAGCATGG 20
【0106】配列番号20 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成DNA 配列 CCGCACTTCA CCACTTTCTC 20 配列番号21 配列の長さ:9 配列の型:アミノ酸 トポロジー:不明 配列の種類:ペプチド 配列番号22 配列の長さ:33 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成DNA 配列 ATCTTTATAA TCCGCCTGCG GTGCCACCTT GTT 33 配列番号23 配列の長さ:36 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成DNA 配列 GATGATGATA AAGCGTGCCC GGCGCAGTGC TCTTGC 36 配列番号24 配列の長さ:27 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 配列 GCGGATTATA AAGATGATGA TGATAAA 27
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07K 14/47 A61K 37/02 AAA 16/18 ABJ C12N 5/10 AED C12P 21/02 C12N 5/00 B //(C12N 15/09 ZNA C12R 1:91) (C12N 5/10 C12R 1:91) (C12P 21/02 C12R 1:91)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列表の配列番号1に記載のアミノ酸配
    列を含有するポリペプチドまたはその変異体であるポリ
    ペプチド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のポリペプチドをコード
    するDNA。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のDNAが配列番号2に
    記載の塩基配列の283番から4791番を含有するD
    NA。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のDNAと、宿主細胞中
    で発現可能なベクターDNAとを連結してなる組換えD
    NA体。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の組換えDNA体により
    形質転換された細胞。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の組み換えDNA体を用
    いて作製された当該アミノ酸配列を含有するポリペプチ
    ドの生産方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のポリペプチドを特異的
    に認識する抗体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6342370B1 (en) * 1997-10-31 2002-01-29 Osiris Therapeutics, Inc. Human slit polypeptide and polynucleotides encoding same
JP2005170952A (ja) * 1997-11-14 2005-06-30 Univ California Slitポリペプチド及びリガンドでのroboの変調方法
US11384134B2 (en) 2014-05-02 2022-07-12 Emory University Recombinant vector and expression system comprising a nucleic acid encoding a variable lymphocyte receptor (VLR)

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