JPH11187761A - 人工土壌、芝生付人工土壌、及び人工プランタ - Google Patents

人工土壌、芝生付人工土壌、及び人工プランタ

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JPH11187761A
JPH11187761A JP9361437A JP36143797A JPH11187761A JP H11187761 A JPH11187761 A JP H11187761A JP 9361437 A JP9361437 A JP 9361437A JP 36143797 A JP36143797 A JP 36143797A JP H11187761 A JPH11187761 A JP H11187761A
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JP
Japan
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water
artificial soil
artificial
lawn
layer
Prior art date
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Application number
JP9361437A
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English (en)
Inventor
Kunichika Kawamoto
邦親 川元
Joji Adachi
譲治 安達
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通水性、保水性及び強度のバランスに優れた
人工土壌を提供することを目的とし、更に芝生の育成に
優れた芝生付人工土壌を提供することを目的とする。 【解決手段】 芝生4等の植物が植生される人工土壌1
であって、通水性を有する通水層部2と、前記通水層部
2の上面2aに設けられ、保水性を有する保水層部3
と、を有している。従って、人工土壌1が通水性と保水
性の両性質を兼ね備えることとなって、植物4の成長に
必要な水を十分に保持するとともに、水はけの悪化を防
止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芝生等の植物が植
生される人工土壌、この人工土壌に芝生が育成された芝
生付人工土壌、及び人工プランタに関する。
【0002】
【背景の技術】従来、例えば、ポリエチレン等を材料と
した人工土壌に、植物として、例えば、芝生の種或いは
発育初期の芝生を植えて芝生を育成させた芝生付人工土
壌が知られている。この芝生付人工土壌に用いられる人
工土壌は、例えば、ポリエチレン繊維を一体成形したプ
ラスチックマットにイソライト(商品名)を充填した構
造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ポ
リエチレン等の人工土壌は、通水性及び強度に優れるも
のの保水性が劣っていたので、水を定期的に供給する設
備がないと水がなくなってしまって芝生の育成が困難で
あるという問題点があった。だからといって、自然の土
壌の場合では、保水性を有しているので大がかりな水供
給設備を必要としないものの逆に水はけが悪かったり、
或いは土壌自体が弱く、外圧によって土壌が崩壊してし
まうという問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するために為
されたものであって、通水性、保水性及び強度のバラン
スに優れた人工土壌を提供することを目的とし、更に芝
生の育成に優れた芝生付人工土壌、及びこの人工土壌を
利用した人工プランタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1と図2に示す
ように、芝生4等の植物が植生される人工土壌1であっ
て、通水性を有する通水層部2と、前記通水層部2の上
面2aに設けられ、保水性を有する保水層部3と、を有
することを特徴としている。
【0006】請求項1記載の発明によれば、通水層部2
により通水性が確保され、通水層部2の上面2aに設け
られた保水層部3により保水性が確保されるので、人工
土壌1が通水性と保水性の両性質を兼ね備えることとな
って、植物4の成長に必要な水を十分に保持するととも
に、水はけの悪化を防止させることができる。従って、
植物4の根の伸張が促進されて、早期に植物4を育成さ
せることができる。即ち、下層の通水層部2が水はけの
悪化を防止し、上層である保水層部3に水が保持される
ので、保水層部3の上面3aに植生された植物4に対し
て十分に水を供給することが出来ることとなって、植物
4の育成に好適な人工土壌1とすることができる。
【0007】ここで、通水層部2は、通水性を有する材
質のものであればどのようなものであってもよく、例え
ば、ポリプロピレン、或いはポリエチレン等のプラスチ
ック繊維などを用いるが、これに限るものではない。保
水層部3は、保水性を有する材質のものであればどのよ
うなものであってもよく、例えば、培土としてのヤシマ
ット(商品名)を用いるが、これに限るものではない。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の人
工土壌1において、前記通水層部2は、ポリプロピレ
ン、或いはポリエチレン等のプラスチック繊維を一体成
形したものからなることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特
に、通水層部2は、ポリプロピレン、或いはポリエチレ
ン等のプラスチック繊維を一体成形したものから出来て
いるので、通水性を確実に得ることが出来るとともに、
通水層部2の強度も高くなることとなって、外圧によっ
て人工土壌1が崩壊してしまうことがない。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の人工土壌1において、前記通水層部2は、上面2
a側の繊維の密度が、底面2b側の繊維の密度より低く
設定されていることを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論の
こと、特に、通水層部2は、上面2a側の繊維の密度
が、底面2b側の繊維の密度より低く設定されているの
で、底面2b側では、人工土壌1と芝生4の根との結合
力が強まることとなって、より芝生4が人工土壌1から
とれ難くなる。また、人工土壌1の通気層部2の底面2
b側の繊維の密度が上面2a側の繊維の密度より高くな
っているので、上面2a側が柔らかく底面2b側が硬い
構造になることとなって、人工土壌1の裁断が容易とな
る。
【0012】ここで、人工土壌1の繊維の密度は、上面
2a側に関しては水分を必要以上に吸収しない程度であ
ればよく、また、底面2bに関しては、人工土壌1と芝
生4の根の結合力がある程度確保出来ればよいが、特に
限定するものではない。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の人工土壌1において、前記保水層部3は、
培土であることを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3の何れかに記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、特に、保水層部3は培土から出来ているの
で、保水性が高く水を十分吸収することが出来る。ま
た、培土には、植物4の育成に必要な養分が含まれてい
るので、特に、植物4の育成に際し、養分の供給を極力
抑えることが可能になる。ここで、培土とは、植物4を
栽培するための土であり、腐葉土などが含まれる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の人工土壌1において、前記保水層部3は、
少なくとも滅菌処理或いは消毒処理の何れか一方の処理
が施されていることを特徴としている。
【0016】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
4の何れかに記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、特に、保水層部3は、少なくとも滅菌処理
或いは消毒処理の何れか一方の処理が施されているの
で、植物4を人工土壌1に育成する場合の農薬等の散布
を最低限に抑制することが出来ることとなって、環境上
好ましい。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れかに記載の人工土壌1において、前記保水層部3は前
記通水層部2に結合されていることを特徴としている。
【0018】請求項6記載の発明によれば、請求項1〜
5の何れかに記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、特に、保水層部3は通水層部2に結合され
ているので、保水層部3と通水層部2が一体化されるこ
ととなって、持ち運びに便利となる。
【0019】ここで、保水層部3と通水層部2との結合
としては、例えば、ひもで単純にくくったり、或いはで
んぷんの粉をくっつけて固定する方法等が挙げられる
が、これに限るものではない。また、前記通水層部2と
前記保水層部3は、初めは結合させないで、芝の根を通
水層2まで通すことにより結合させてもよい。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何
れかに記載の人工土壌1に芝生4を植生した芝生付人工
土壌10であって、前記芝生4の根を、前記通水層部2
の底面2bまで生育させたことを特徴としている。
【0021】請求項7記載の発明によれば、人工土壌1
に植生した芝生4の根を通水層部2の底面2aまで生育
させているので、芝生4と人工土壌1との結合力が強ま
ることとなって、人工土壌1から取れ難い芝生付人工土
壌10となる。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項2〜6の何
れかに記載の人工土壌を用いた人工プランタであって、
前記人工土壌をプランタサイズの任意形状にしてなるこ
とを特徴としている。
【0023】請求項8記載の発明によれば、人工土壌1
はプランタサイズの任意形状とされているとともに、そ
の通水層部2がポリプロピレン、或いはポリエチレン等
のプラスチック繊維を一体成形したものから出来ている
ので、人工土壌1をそのまま人工プランタとしてベラン
ダ等に載置して植栽することが出来ることとなって、プ
ランタ容器にわざわざ人工土壌1を入れる必要がなくて
便利である。また、人工土壌1、即ち人工プランタは任
意形状とすることが出来るので、従来のプランタに比べ
て使い勝手がよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
人工土壌を詳細に説明する。図1は、本発明に係る芝生
付人工土壌の構造を模式的に示した斜視図である。図2
は、図1に示した芝生付人工土壌の縦断面図である。
【0025】図1に示す芝生付人工土壌10は、人工土
壌1として、下層の通水層部2と、この通水層部2の上
面2aに設けられた保水層部3と、を備え、この保水層
部3の上面3aに植物としての芝生4が植生されたもの
から構成されている。
【0026】前記通水層部2は、通水性を有する材質の
ものから構成され、例えば、ポリプロピレン繊維とポリ
エチレン繊維を一体成形したプラスチックマットから出
来ている。従って、前記通水層部2は、確実に通水性を
有するとともに、この通水層部2であるプラスチックマ
ットは、強度も自然土壌に比べて高くなることとなっ
て、外圧によって人工土壌1が崩壊してしまうことがな
い。また、この通水層部2の上面2a側の繊維の密度
は、底面2b側の繊維の密度に比べ低く設定されてい
る。より具体的には、前記通水層部2の上面2a側の繊
維の密度は、必要以上に水を吸収して実際の水位が高く
なることがないように設定されている。一方、前記通水
層部2の底面2b側の繊維の密度は、芝生4の根が成長
できることを条件として可能な限り高く設定され、成長
した芝生4の根と前記通水層部2の結合力を強めること
が出来るようになっている。
【0027】前記保水層部3は、保水性を有する材質の
ものから構成され、例えば、培土から出来ている。この
培土として、ヤシマット(商品名)を使用する。この保
水層部3のヤシマットは、落ち葉を採集後6カ月以上1
8カ月以内の腐植のあまり進んでいないものを原料とし
ている。従って、保水性が高く水を十分に吸収すること
が出来る。
【0028】また、この保水層部3としてのヤシマット
には、薬液又は低温(70℃〜90℃)による滅菌・消
毒が施されている。従って、人工土壌1に芝生を育成中
の農薬等を散布を最低限に抑制することが出来ることと
なって環境上好ましい。また、保水層部3のヤシマット
には、落葉土であるため、植物の育成に必要な養分が含
まれいる。従って、芝生4を育成する際に前記人工土壌
1に対する養分の供給も少なくてすむ。
【0029】前記通水層部2と前記保水層部3とは、例
えば、ひもでくくって結合されたり、或いはでんぷん粉
のりを使って結合されるようになっている。これによ
り、保水層部2と通水層部3が一体化されることとなっ
て、持ち運び等が便利となる。また、このでんぷん粉の
りは、時間の経過によって溶けて養分となるとともに、
無害であるため環境に優しい。また、前記人工土壌1
は、人が持ち運び出来る程度の大きさに分割することが
できるようになっていて、これにより、芝生4が育成さ
れた人工土壌1を別の場所に移動させることが簡単に出
来る。このとき、前記通水層部2の底面2b側の繊維の
密度が上面2a側の繊維の密度より高くなっているの
で、上面2a側が柔らかく底面2b側が堅くなることと
なって人工土壌1の裁断が容易となる。
【0030】次に、図3の芝生の育成を模式的に示した
図を用いて、本発明に係る人工土壌を用いた芝生の育成
方法について詳細に説明する。まず、図3の(a)に示
すように、人工土壌1の保水層3の上面3aに芝生4の
種或いは発育初期の芝生4を植えるとともに、上面3a
の位置A(高水位)まで水を入れる。
【0031】続いて、図3の(b)に示すように、人工
土壌1内の水位を人工土壌1内に植えられた芝生4の根
の成長に応じて芝生4の根の先端部近くに位置(位置
B)するように下げていく。このとき、芝生4の根の成
長の確認は、人工土壌1の分割体11を人工土壌1から
剥がし、この分割体11の断面を観察することによって
行うことが出来る。そして、最終的には、図3の(c)
に示すように、人工土壌1の通水層部2の底面2bにほ
ぼ達する程度にまで芝生4の根を成長させることによ
り、芝生4を人工土壌1上に育成した芝生付人工土壌1
0を形成させることができる。
【0032】人工土壌1に植生した芝生4の根を通水層
部2の底面2bまで生育させているので、芝生4と人工
土壌1との結合力が強まることとなって、人工土壌1か
ら取れ難い芝生付人工土壌10となる。このとき、人工
土壌1の水位を低くしても、保水層部3内に水がある程
度含まれているので、芝生4への水分の供給を十分に行
うことが出来る。また、人工土壌1はプランタサイズの
任意形状とされている。
【0033】以上説明した本発明に係る人工土壌1によ
れば、通水層部2を形成するにより通水性が確保され、
通水層部2の上面2aに設けられた保水層部3により保
水性が確保されるので、人工土壌1が通水性と保水性の
両性質を兼ね備えることとなって、芝生4の成長に必要
な水を十分に保持するとともに、水はけの悪化が防止さ
れる人工土壌1とすることができる。従って、芝生4の
根の伸張が促進されて早期に芝生4を育成させることが
できる。即ち、通水層部2が水はけの悪化を防止し、保
水層部3に水が保持されるので、保水層部3の上面3a
に植生された芝生4に対して十分に水を供給することが
出来ることとなって、芝生4の育成に好適な人工土壌1
となる。また、人工土壌1はプランタサイズの任意形状
とされているので、その通水層部2がポリプロピレン、
或いはポリエチレン等のプラスチック繊維を一体成形し
たものから出来ているので、人工土壌1をそのまま人工
プランタとしてベランダ等に載置して植栽することが出
来ることとなって、プランタ容器にわざわざ人工土壌1
を入れる必要がなくて便利である。また、人工土壌1は
任意形状とすることが出来るので、従来のプランタに比
べて使い勝手がよくなる。
【0034】なお、前記通水層部2と保水層3の厚み
は、特に限定するものではなく、植生される植物の特性
に応じて調整出来るようになっている。また、本発明に
係る人工土壌1は、芝生4以外の植物に対しても適用可
能であることは無論である。また、前記通水層部2と前
記保水層部3は、初めは結合させないで、芝の根を通水
層2まで通すことにより結合させてもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、通水層部
により通水性が確保され、通水層部の上面に設けられた
保水層部により保水性が確保されるので、人工土壌が通
水性と保水性の両性質を兼ね備えることとなって、植物
の成長に必要な水を十分に保持するとともに、水はけの
悪化が防止される人工土壌にすることができて、植物の
根の伸張が促進されて早期に植物を育成することができ
る。
【0036】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特
に、通水層部は、ポリプロピレン又はポリエチレン製の
プラスチック繊維を一体成形したものから出来ているの
で、通水性を確実に得ることが出来るとともに、通水層
部の強度も高くなることとなって、外圧によって人工土
壌が崩壊してしまうことがない。
【0037】請求項3記載の発明によれば、通水層部
は、上面側の繊維の密度が、底面側の繊維の密度より低
く設定されているので、底面側では、人工土壌と芝生の
根の結合力が強まることとなって、より芝生が人工土壌
からとれ難くなる。また、人工土壌の底面側の繊維の密
度が上面側の繊維の密度より高くなっているので、上面
側が柔らかく底面側が硬い構造になることとなって、人
工土壌の裁断が容易となる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、保水層は培
土から出来ているので、保水性が高く水を十分吸収する
ことが出来る。また、培土には、植物4の育成に必要な
養分が含まれているので、特に、植物4の育成に際し、
養分の供給を極力抑えることが可能になる。
【0039】請求項5記載の発明によれば、保水層部
は、滅菌或いは消毒処理が施されているので、植物を人
工土壌に育成する場合の農薬等の散布を最低限に抑制す
ることが出来る。
【0040】請求項6記載の発明によれば、保水層部は
通水層部に結合されているので、保水層部と通水層部が
一体化されることとなって、持ち運びに便利である。
【0041】請求項7記載の発明によれば、人工土壌に
植生した芝生の根を通水層部の底部まで生育させている
ので、芝生と人工土壌との結合力が強まることとなっ
て、人工土壌から取れ難い芝生付人工土壌となる。従っ
て、植物の根の伸張が促進されて早期に植物を育成する
ことができる。
【0042】請求項8記載の発明によれば、人工土壌は
プランタサイズの任意形状とされているとともに、その
通水層部がポリプロピレン、或いはポリエチレン等のプ
ラスチック繊維を一体成形したものから出来ているの
で、人工土壌をそのまま人工プランタとしてベランダ等
に載置して植栽することが出来ることとなって、プラン
タ容器にわざわざ人工土壌を入れる必要がなくて便利で
ある。また、人工土壌、即ち人工プランタは任意形状と
することが出来るので、従来のプランタに比べて使い勝
手がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る人工土壌の構造を模式的に示した
斜視図である。
【図2】図1に示した芝生付人工土壌の縦断面図であ
る。
【図3】人工土壌へ芝生を育成する育成方法を模式的に
示した芝生付人工土壌の縦断面図である。
【符号の説明】
1 人工土壌、人工プランタ 2 通水層部 2a 上面 2b 底面 3 保水層部 4 芝生 10 芝生付人工土壌
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A01G 9/02 103 A01G 9/02 103U

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芝生等の植物が植生される人工土壌であ
    って、 通水性を有する通水層部と、 前記通水層部の上面に設けられ、保水性を有する保水層
    部と、 を有することを特徴とする人工土壌。
  2. 【請求項2】 前記通水層部は、ポリプロピレン、或い
    はポリエチレン等のプラスチック繊維を一体成形したも
    のからなることを特徴とする請求項1記載の人工土壌。
  3. 【請求項3】 前記通水層部は、上面側の繊維の密度
    が、底面側の繊維の密度より低く設定されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の人工土壌。
  4. 【請求項4】 前記保水層部は、培土であることを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の人工土壌。
  5. 【請求項5】 前記保水層部は、少なくとも滅菌処理或
    いは消毒処理の何れか一方の処理が施されていることを
    特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の人工土壌。
  6. 【請求項6】 前記保水層部は前記通水層部に結合され
    ていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の
    人工土壌。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかに記載の人工土壌
    に芝生を植生した芝生付人工土壌であって、 前記芝生の根を、前記通水層部の底面まで生育させたこ
    とを特徴とする芝生付人工土壌。
  8. 【請求項8】 請求項2〜6の何れかに記載の人工土壌
    を用いた人工プランタであって、 前記人工土壌をプランタサイズの任意形状にしてなるこ
    とを特徴とする人工プランタ。
JP9361437A 1997-12-26 1997-12-26 人工土壌、芝生付人工土壌、及び人工プランタ Pending JPH11187761A (ja)

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