JPH11187739A - 刈払機 - Google Patents

刈払機

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JPH11187739A
JPH11187739A JP36037097A JP36037097A JPH11187739A JP H11187739 A JPH11187739 A JP H11187739A JP 36037097 A JP36037097 A JP 36037097A JP 36037097 A JP36037097 A JP 36037097A JP H11187739 A JPH11187739 A JP H11187739A
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gear
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芳郎 山根
Tsuneyoshi Yuasa
常由 湯浅
Kazuhiko Takemoto
和彦 竹本
Tadao Yashirodai
忠雄 八代醍
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でギアケースからのグリス漏れを
防止できる刈払機を提供する。 【解決手段】 カッタシャフト1における外方軸受6の
軸方向内方側に、カッタシャフト1と一体回転して、ギ
アケース4内部のグリスが外方軸受6を通ってギアケー
ス4外部へ流出するのを防止する流出防止部材7を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ギアケースからの
グリス漏れを防止できる刈払機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の刈払機のギアケースを含む作業装
置部の一例を、図7の断面図に示す(例えば、実開平4
−21219号参照)。この作業装置部において、駆動
源たるエンジン(図示せず)の動力が、杆16の中空部
に挿通されて回転自在に軸支されたドライブシャフト1
5により、最終的にカッタ2に伝達され、カッタ2が回
転する。すなわち、エンジンの動力は、このドライブシ
ャフト15に連結された駆動側ギア18およびカッタシ
ャフト43に連結された被駆動側ギア3を介して、カッ
タシャフト43に支持されたカッタ2に伝達される。
【0003】前記カッタシャフト43は、その軸方向の
一方(図7の状態では下方)に開口したギアケース40
に収納されて、ギアケース40の軸方向内方部と開口部
とに位置する一対の軸受5,26で回転自在に支持され
ている。ギアケース40内部には、主に駆動側ギア18
と被駆動側ギア3の潤滑のために、グリスが満たされ、
開口部に位置する外方の軸受26は、この例では下端部
にシール部材26cを有して内部に自己の潤滑用のグリ
スを含むいわゆる片側シールベアリング(玉軸受)26
である。前記カッタ2は、上側ホルダー9と下側ホルダ
ー10の間で挟持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記外方軸
受26に用いた一般的なシールベアリングは、通常の使
用状態において自身が含むグリスについてはシール(密
封)できる。しかし、このような構成のギアケース40
を有する刈払機においては、駆動ギア18、カッタシャ
フト43や被駆動側ギア3の回転により、ギアケース4
0内部のギア潤滑用のグリスが攪拌されて温度が上昇し
流動しやすくなると同時に、ギアケース40内部の圧力
も増大すること等が原因となって、図7中矢印で示すよ
うに、ギアケース40内部のグリスが、シールベアリン
グ26のシール部材26cと内輪(インナーレース)2
6aとの間を通過してギアケース40外部へ流出し、さ
らに、ギアケース40と上側ホルダー9およびカッタ2
との隙間を通って、刈払機から外方へ飛散することがあ
る。
【0005】一方、ギアケース40内部のグリスが外部
へ流出するのを防止するために、通常のオイルシールを
ベアリング26の下側に別に設けると、構成が複雑にな
りギアケースが大型化し、コストアップにもなる。
【0006】本発明は前記従来の課題に鑑みてなされた
もので、簡単な構成でギアケースからのグリス漏れを防
止できる刈払機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】前記目的を達
成するために、請求項1の刈払機では、カッタシャフト
における外方軸受の軸方向内方側に、カッタシャフトと
一体回転して、ギアケース内部のグリスが外方軸受を通
ってギアケース外部へ流出するのを防止する流出防止部
材を設けている。
【0008】請求項1の刈払機によれば、カッタシャフ
トにおける外方軸受の軸方向内方側に流出防止部材を設
けるという簡単な構成で、ギアケース内部のグリスを径
方向外方へ導くことにより、ギアケース内部のグリスが
外方軸受内に侵入するのが抑制されるから、ギアケース
からのグリス漏れを防止できる。
【0009】請求項2の刈払機は、請求項1の刈払機に
おいて、前記外方軸受が、軸方向両端部にシール部材を
有する両側シールベアリングであり、前記流出防止部材
の外径が、両側シールベアリングの内輪の外径よりも大
きく設定されている。請求項2の刈払機によれば、流出
防止部材と両側シールベアリングの軸方向内端部のシー
ル部材とによるラビリンス効果も合わせて、ギアケース
内部のグリスが外方軸受内に侵入するのが阻止されるか
ら、グリス漏れの防止効果がいっそう向上する。
【0010】請求項3の刈払機は、請求項1または2の
刈払機において、前記流出防止部材が、カッタシャフト
に設けられたフランジと外方軸受の内輪との間で挟持さ
れている。請求項3の刈払機によれば、カッタシャフト
とは別部品の流出防止部材を、カッタシャフトのフラン
ジと外方軸受の内輪との間で挟持すればよく、カッタシ
ャフトを特殊な形状に加工する必要がないので、より構
成が簡単になり、組立も複雑化しない。
【0011】請求項4の刈払機は、請求項1ないし3の
いずれかの刈払機において、前記流出防止部材が円板状
であり、その外周部が軸方向内方に曲げられて皿状とな
っている。請求項4の刈払機によれば、かかる流出防止
部材の形状により、ギアケース内部を外方軸受方向に移
動してくるグリスを軸方向内方に飛散させて戻すので、
ギアケースからのグリス漏れをいっそう効果的に防止で
きるとともに、戻されたグリスによってギアの潤滑効果
も向上する。
【0012】請求項5の刈払機は、請求項1ないし3の
いずれかの刈払機において、前記流出防止部材が、円板
状の本体の外周部に、前記ギアケース内部を外方軸受方
向に移動してくるグリスを軸方向内方に飛散させて戻す
複数の羽根を設けたものである。請求項5の刈払機によ
れば、かかる流出防止部材の形状により、請求項4の刈
払機の作用効果がいっそう増す。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態で
ある刈払機を図面にしたがって説明する。まず、この刈
払機の構成について説明する。この刈払機30は、図6
の斜視図に示すように、小型エンジン31を駆動源と
し、そのエンジン31の前部に、カッタ2を有する作業
装置部Kと連結する杆16を取り付け、杆16の中空部
に挿通されて回転自在に軸支されたドライブシャフト1
5により、エンジン31の動力をカッタ2に伝達して、
カッタ2を回転させる。杆15の中央部には、作業者が
把握するハンドル32が装着されている。作業装置部K
には、カッタ2の他、ギアケース4、ギアケース4に一
体形成された杆取付部17、ギアケース4の開口部の周
囲を取り巻くカバー13等も含まれる。
【0014】作業装置部Kにおいては、図1の断面図に
示すように、ドライブシャフト15に駆動側ギア18が
連結され、エンジン31(図6)の動力を被駆動側ギア
3に伝達する。駆動側ギア18は、その軸部分18aに
おいて駆動側軸受19に回転自在に支持され、この軸部
分18aの中空部に挿入されたドライブシャフト15に
スプライン嵌合して、このドライブシャフト15と一体
回転する。駆動側軸受19の内輪は、駆動側ギア18の
軸部分に圧入され、サークリップ20により抜け止めさ
れている。駆動側軸受19の外輪は、ギアケース4から
斜め上方へ突出する中空の杆取付部17の内面に嵌合さ
れ、サークリップ21によりエンジン31(図6)側へ
抜け止めされている。杆取付部17は、従来の刈払機と
同様に、杆16の先端部を挿入して着脱可能に取り付け
られるようになっている。
【0015】前記ドライブシャフト15および駆動側ギ
ア18を介して、エンジン31(図6)の動力が伝達さ
れる被駆動側ギア3が、カッタシャフト1に設けられて
いる。カッタシャフト1は、その軸方向の一方(図1の
状態では下方)に開口したギアケース4に収納されて、
ギアケース4の軸方向内方部と開口部とに位置する一対
の軸受5,6で回転自在に支持されている。ギアケース
4内部には、主に駆動側ギア18と被駆動側ギア3の潤
滑のために、グリスが満たされ、開口部に位置する外方
の軸受6は、軸方向両端部にシール部材6cを有して内
部に自己の潤滑用のグリスを含むいわゆる両側シールベ
アリング(玉軸受)6である。シール部材6cは、静止
側である外輪6bに係止されており、回転せず、内側は
内輪6aに接触し、シール効果をもたせている。
【0016】カッタシャフト1を支持する外方軸受6の
内輪6aは、カッタシャフト1に圧入された状態で、カ
ッタシャフト1に設けられたフランジ1aとの間で後述
する流出防止部材7を挟持している。外方軸受の内輪6
aの外方端面は、下方から上側ホルダー9の内周部の上
端面に圧接される。外方軸受6の外輪6bは、ギアケー
ス4の開口部の内面に嵌合し、サークリップ8により下
側(カッタ2側)へ抜け止めされている。
【0017】下側ホルダー10は、上側ホルダー9とと
もにカッタ2を挟持するように、ワッシャ11を介し
て、カッタシャフト1下端に設けられたねじ部に螺合す
るナット12により締めつけられる。すなわち、カッタ
2は、上下ホルダー9,10等を介して、カッタシャフ
ト1に固定される。なお、図示しないが、上側ホルダー
9の軸孔の内面と、それに当接するカッタシャフト1の
外面には、それぞれスプラインまたはセレーションが形
成され、互いに噛み合って一体回転するようになってい
る。
【0018】ギアケース4の開口部の周囲は、接触しな
いよう隙間をもって上側ホルダー9の外周部に覆われ、
さらにその上側ホルダー9の外周部は、接触しないよう
隙間をもって笠状のカバー13に覆われる。カバー13
は、輪状であるが、図1において右側で輪が分断され、
平面視でC字形を呈しており、カバー13上部の内周の
凸部13aがギヤケース4の外周に形成された溝に嵌合
し、さらに分断部が紙面垂直方向に蝶ねじ14およびナ
ット等で締めつけられることにより、ギアケース4に取
り付けられる。カバー13の下端面は、接触しないよう
隙間をもって、カッタ2の上面の中心部を覆う。
【0019】前記流出防止部材7は、カッタシャフト1
における外方軸受6の軸方向内方側に設けられており、
カッタシャフト1と一体回転して、ギアケース4内部の
グリスが外方軸受6を通ってギアケース4外部へ流出す
るのを防止するものであり、図2に示すように、中心に
カッタシャフト1(図1)が通る孔を有する円板状であ
る。流出防止部材7の外径は、図1に示すように、外方
軸受6の内輪6aの外径よりも大きく、半径で2mm以
上大きいことが好ましい。ただし、ギアケース4の内面
等に接触する程大きいものであってはならない。また、
薄くかつ容易に変形しないように、厚さ0.3mm程度
で、材質はSUS(圧延ステンレス鋼)またはSK(炭
素工具鋼)を用いて作ることが好ましい。
【0020】次に、この刈払機30(図6)の作用効果
について説明する。駆動源たるエンジン(図6)の動力
が、ドライブシャフト15により、最終的にカッタ2に
伝達され、カッタ2が回転する。このとき、カッタシャ
フト1や被駆動側ギア3の回転によりギアケース4内部
のギア潤滑用のグリスが攪拌されて温度が上昇し流動し
やすくなると同時に、ギアケース4内部の圧力も増大す
る。しかし、第1実施形態の刈払機によれば、カッタシ
ャフト1における外方軸受6の軸方向内方側に流出防止
部材7を設けるという簡単な構成で、カッタシャフト1
とともに流出防止部材7が回転することにより、ギアケ
ース4内部のグリスを径方向外方へ導くとともに、流出
防止部材7と外方軸受たる両側シールベアリング6の軸
方向内端部のシール部材6cとによるラビリンス効果に
より、ギアケース4内部のグリスが、シール部材6cと
内輪6aとの間を通り外方軸受6内に侵入するのが阻止
される。これにより、ギアケース4内部のグリスが、外
方軸受6を経てギアケース4の外部へ流出のを防止でき
る。
【0021】また、第1実施形態の刈払機では、カッタ
シャフト1とは別部品の流出防止部材7を、カッタシャ
フトのフランジ1aと外方軸受6の内輪6aとの間で挟
持すればよく、カッタシャフト1を特殊な形状に加工す
る必要がないので、構成が簡単であり、組立も複雑化し
ない。なお、第1実施形態の刈払機では、流出防止部材
7をカッタシャフト1とは別部品としたが、本発明で
は、流出防止部材をカッタシャフトと一体に形成しても
よく、流出防止部材の形状も薄い円板状である必要はな
い。
【0022】次に、本発明の第2の実施形態である刈払
機を図面にしたがって説明する。この第2実施形態の刈
払機は、図3に示すように、用いる流出防止部材22が
円板状でかつその外周部がギアケース4(図1)の軸方
向内方に曲げられて皿状となっている点でのみ、前記第
1実施形態の刈払機と異なるので、他の点については説
明を省略する。なお、図3は、流出防止部材22を図1
のギアケース4に収納した場合の軸方向内方(図1の上
方)からみた斜視図である。この第2実施形態の刈払機
によれば、かかる流出防止部材22の形状により、図1
のギアケース4内部を外方軸受6方向に移動してくるグ
リスを軸方向内方(上方)に飛散させて戻すので、ギア
ケース4からのグリス漏れをいっそう効果的に防止でき
るとともに、戻されたグリスによって駆動側ギア18と
被駆動側ギア3の潤滑効果も向上する。
【0023】次に、本発明の第3の実施形態である刈払
機を図面にしたがって説明する。この第3実施形態の刈
払機は、図4に示すように、用いる流出防止部材23
が、円板状の本体23aの外周部に、ギアケース4(図
1)内部を外方軸受6(図1)方向に移動してくるグリ
スを軸方向内方に飛散させて戻す複数の羽根23bが設
けられた点でのみ、前記第1実施形態の刈払機と異なる
ので、他の点については説明を省略する。なお、図4
は、流出防止部材23を図1のギアケース4に収納した
場合の軸方向内方(図1の上方)からみた斜視図であ
る。第3実施形態の刈払機によれば、かかる流出防止部
材23の形状により、前記第2実施形態の刈払機でのグ
リスを軸方向内方(上方)に飛散させて戻すという作用
がいっそう増し、ひいては、ギアケース4(図1)から
のグリス漏れ防止、および駆動側ギア18と被駆動側ギ
ア3(図1)の潤滑効果の向上という効果もいっそう増
す。
【0024】次に、本発明の第4の実施形態である刈払
機を図面にしたがって説明する。この第4実施形態の刈
払機は、図5に示すように、外方軸受6が軸方向外端部
のみにシール部材26cを有する片側シールベアリング
26であり、用いる流出防止部材24において、その外
径が片側シールベアリング26の外輪26bの内径より
も大きく設定され、かつその外周部が外輪26bとの接
触を避けるためにギアケース4の軸方向内方にやや曲げ
られている点でのみ、前記第1実施形態の刈払機と異な
るので、他の点については説明を省略する。この第4実
施形態の刈払機によれば、前述したようなラビリンス効
果は期待できないが、ギアケース4内部のグリスを径方
向外方で軸方向内方(上方)へ導くことにより、ギアケ
ース4内部のグリスが外方軸受26内に侵入するのが抑
制されるから、ギアケース4からのグリス漏れを防止で
きる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の刈払機に
よれば、カッタシャフトにおける外方軸受の軸方向内方
側に流出防止部材を設けるという簡単な構成で、ギアケ
ースからのグリス漏れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の刈払機の作業装置部を
示す断面図である。
【図2】同刈払機に用いる流出防止部材を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の第2実施形態の刈払機に用いる流出防
止部材を、ギアケースに収納した場合の軸方向内方から
みた斜視図である。
【図4】本発明の第3実施形態の刈払機に用いる流出防
止部材を、ギアケースに収納した場合の軸方向内方から
みた斜視図である。
【図5】本発明の第4実施形態の刈払機の作業装置部の
要部を示す断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態の刈払機を示す斜視図で
ある。
【図7】従来の刈払機の作業装置部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…カッタシャフト、1a…カッタシャフトに設けられ
たフランジ、2…カッタ、3…ギア(被駆動側ギア)、
4…ギアケース、5…内方軸受、6,26…外方軸受、
6a,26a…外方軸受の内輪、6c,26c…外方軸
受のシール部材、7,22,23,24…流出防止部
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹本 和彦 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 八代醍 忠雄 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを駆動源としてカッタシャフト
    に固定されたカッタを回転させる刈払機であって、 エンジンの動力が伝達されるギアが、カッタシャフトに
    設けられ、 カッタシャフトが、その軸方向の一方に開口したギアケ
    ースに収納されて、ギアケースの軸方向内方部と開口部
    とに位置する一対の軸受で回転自在に支持され、 前記開口部に位置する外方の軸受が少なくとも軸方向外
    端部にシール部材を有するシールベアリングであり、 前記カッタシャフトにおける前記外方軸受の軸方向内方
    側に、カッタシャフトと一体回転して、ギアケース内部
    のグリスが外方軸受を通ってギアケース外部へ流出する
    のを防止する流出防止部材を設けた刈払機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記外方軸受が、軸方向両端部にシール部材を有する両
    側シールベアリングであり、 前記流出防止部材の外径が、両側シールベアリングの内
    輪の外径よりも大きく設定されている刈払機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記流出防止部材が、前記カッタシャフトに設けられた
    フランジと前記外方軸受の内輪との間で挟持されている
    刈払機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、 前記流出防止部材が円板状であり、その外周部が軸方向
    内方に曲げられて皿状となっている刈払機。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、 前記流出防止部材が、円板状の本体の外周部に、前記ギ
    アケース内部を外方軸受方向に移動してくるグリスを軸
    方向内方に飛散させて戻す複数の羽根を設けたものであ
    る刈払機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009538777A (ja) * 2006-06-01 2009-11-12 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング パーキングブレーキを操作するための方法及び装置

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JP2009538777A (ja) * 2006-06-01 2009-11-12 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング パーキングブレーキを操作するための方法及び装置

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