JPH11187364A - データ多重化装置とその方法 - Google Patents
データ多重化装置とその方法Info
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- JPH11187364A JPH11187364A JP35563997A JP35563997A JPH11187364A JP H11187364 A JPH11187364 A JP H11187364A JP 35563997 A JP35563997 A JP 35563997A JP 35563997 A JP35563997 A JP 35563997A JP H11187364 A JPH11187364 A JP H11187364A
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- video
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- multiplexed
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- Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】多重化出力データ量をバイト単位で規定する
と、多重化データ量と目標データレートとの間に差が生
じる。 【解決手段】目標データレートに基づいて生成される符
号化ビデオデータより、1映像期間に対応する符号化ビ
デオデータのデータ量を検出し、そのうちバイトを単位
として処理できるデータを多重化データとして音声デー
タなどと多重化し、トランスポートストリームを生成す
る。バイト未満の残存データは、次の映像期間に生成さ
れた符号化ビデオデータと統合される。生成した符号化
ビデオデータに、順次前の映像期間のバイト未満の残存
データを含めながら、バイトを単位とする多重化データ
を抽出し、その映像期間に対応する多重化ビデオデータ
としてトランスポートストリームに多重化する。
と、多重化データ量と目標データレートとの間に差が生
じる。 【解決手段】目標データレートに基づいて生成される符
号化ビデオデータより、1映像期間に対応する符号化ビ
デオデータのデータ量を検出し、そのうちバイトを単位
として処理できるデータを多重化データとして音声デー
タなどと多重化し、トランスポートストリームを生成す
る。バイト未満の残存データは、次の映像期間に生成さ
れた符号化ビデオデータと統合される。生成した符号化
ビデオデータに、順次前の映像期間のバイト未満の残存
データを含めながら、バイトを単位とする多重化データ
を抽出し、その映像期間に対応する多重化ビデオデータ
としてトランスポートストリームに多重化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像データおよび
音声データを多重化し、MPEG方式(Moving Picture
coding Experts Groupによる高品質動画符号化方式) の
トランスポートストリームを生成するデータ多重化装置
およびその方法に関する。
音声データを多重化し、MPEG方式(Moving Picture
coding Experts Groupによる高品質動画符号化方式) の
トランスポートストリームを生成するデータ多重化装置
およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】映像データおよび音声データをMPEG
方式などにより圧縮符号化し、所定の伝送パケットに多
重化して視聴者に配信するディジタルテレビジョン放送
が実用化されつつある。MPEG方式においては、音声
・映像データを多重化する場合、送信側で、受信側の伸
長復号装置のバッファ残量を考慮する必要がある。つま
り、MPEG方式の規格に定められている伸長復号装置
の受信バッファに、オーバーフローもアンダーフローも
生じないように、送信側がそのデータ量を管理して、音
声・映像データの多重化し送信することになっている。
方式などにより圧縮符号化し、所定の伝送パケットに多
重化して視聴者に配信するディジタルテレビジョン放送
が実用化されつつある。MPEG方式においては、音声
・映像データを多重化する場合、送信側で、受信側の伸
長復号装置のバッファ残量を考慮する必要がある。つま
り、MPEG方式の規格に定められている伸長復号装置
の受信バッファに、オーバーフローもアンダーフローも
生じないように、送信側がそのデータ量を管理して、音
声・映像データの多重化し送信することになっている。
【0003】しかし実際には、受信バッファにオーバフ
ローやアンダーフローなどの破綻が生じなくても、たと
えば音声データに1秒以上の時間間隔が空く場合などデ
ータの伝送間隔が長すぎると、受信側で正常に音声デー
タを再生できなくなる可能性があるという問題がある。
また、受信バッファが破綻しないように音声・映像デー
タの圧縮符号化および多重化を管理するための処理は複
雑であり、浮動小数点演算も必要とするため処理時間が
長くかかるという問題もある。そのため、受信側の伸長
復号装置の受信バッファの残り記憶容量を厳密に管理す
る必要なく、浮動小数点演算を用いない整数演算のみの
簡単な処理で、受信バッファに破綻を生じさせず、なお
かつ適切に音声・映像データを再生できるように、音声
・映像データを伝送パケットに多重化し送信することが
できるデータ多重化装置が要望されている。
ローやアンダーフローなどの破綻が生じなくても、たと
えば音声データに1秒以上の時間間隔が空く場合などデ
ータの伝送間隔が長すぎると、受信側で正常に音声デー
タを再生できなくなる可能性があるという問題がある。
また、受信バッファが破綻しないように音声・映像デー
タの圧縮符号化および多重化を管理するための処理は複
雑であり、浮動小数点演算も必要とするため処理時間が
長くかかるという問題もある。そのため、受信側の伸長
復号装置の受信バッファの残り記憶容量を厳密に管理す
る必要なく、浮動小数点演算を用いない整数演算のみの
簡単な処理で、受信バッファに破綻を生じさせず、なお
かつ適切に音声・映像データを再生できるように、音声
・映像データを伝送パケットに多重化し送信することが
できるデータ多重化装置が要望されている。
【0004】そのような要望に応えるデータ多重化装置
として、本願出願人に係わる特願平9−71834号に
記載のデータ多重化装置がある。このデータ多重化装置
においては、1ビデオフレーム期間を単位として各デー
タの多重化を管理することにより、受信バッファを厳密
に管理しなくとも、受信バッファを破綻させることなく
適切に音声・映像データを送信できるようにしている。
またそのために、簡単な演算処理により、1ビデオフレ
ーム期間に送信すべき各データのデータ量を決定できる
ようにしている。
として、本願出願人に係わる特願平9−71834号に
記載のデータ多重化装置がある。このデータ多重化装置
においては、1ビデオフレーム期間を単位として各デー
タの多重化を管理することにより、受信バッファを厳密
に管理しなくとも、受信バッファを破綻させることなく
適切に音声・映像データを送信できるようにしている。
またそのために、簡単な演算処理により、1ビデオフレ
ーム期間に送信すべき各データのデータ量を決定できる
ようにしている。
【0005】具体的には、このデータ多重化装置におい
ては、目標データレートに基づいて1ビデオフレーム期
間のデータ量を求め、各ビデオフレーム期間の多重化デ
ータ量がその求められたデータ量になるように多重化を
管理している。そして、この時に目標のデータ量がバイ
ト単位の値となるようにすることで、ビデオエンコーダ
部とトランスポートストリームを生成する多重化部との
間の整合性をとり、制御が簡単になるようにしている。
したがって、たとえば525/60システム(フレーム
周波数は29.97[Hz])のビデオデータを、目標
データレート4[Mbps]で符号化する場合には、式
1により求められたデータ量の小数点以下を切り捨て
て、1ビデオフレーム期間に多重化するビデオデータ量
を16683バイトとし、この値でビデオストリームの
多重化を制御している。
ては、目標データレートに基づいて1ビデオフレーム期
間のデータ量を求め、各ビデオフレーム期間の多重化デ
ータ量がその求められたデータ量になるように多重化を
管理している。そして、この時に目標のデータ量がバイ
ト単位の値となるようにすることで、ビデオエンコーダ
部とトランスポートストリームを生成する多重化部との
間の整合性をとり、制御が簡単になるようにしている。
したがって、たとえば525/60システム(フレーム
周波数は29.97[Hz])のビデオデータを、目標
データレート4[Mbps]で符号化する場合には、式
1により求められたデータ量の小数点以下を切り捨て
て、1ビデオフレーム期間に多重化するビデオデータ量
を16683バイトとし、この値でビデオストリームの
多重化を制御している。
【0006】
【数1】 4×1000000/29.97=16683.35[バイト] ・・・(1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た多重化制御方法は、多重化出力データ量をバイト単位
の値で規定しているため、出力される多重化データ量と
目標データレートとの間に差があるという問題があり、
より高精度に目標データレートに近いデータ量に多重化
データ量を制御したいという要望がある。また、このよ
うなMPEG符号化多重化装置において、処理できるビ
ットレートに制限があるということは、装置の使い勝手
が悪いとの印象を与えるという問題も生じる。
た多重化制御方法は、多重化出力データ量をバイト単位
の値で規定しているため、出力される多重化データ量と
目標データレートとの間に差があるという問題があり、
より高精度に目標データレートに近いデータ量に多重化
データ量を制御したいという要望がある。また、このよ
うなMPEG符号化多重化装置において、処理できるビ
ットレートに制限があるということは、装置の使い勝手
が悪いとの印象を与えるという問題も生じる。
【0008】したがって、本発明の目的は、任意の目標
データレートを設定することができ、この目標データレ
ートにより近い高精度のデータレートでビデオデータを
多重化することができ、さらにこの多重化データ量の制
御を、受信装置の受信バッファの記憶容量を厳密に管理
しないより簡単な処理で、受信バッファに破綻を生じさ
せないように行い、ビデオデータをトランスポートスト
リームに適切に多重化し送信することができるデータ多
重化装置およびその方法を提供することにある。
データレートを設定することができ、この目標データレ
ートにより近い高精度のデータレートでビデオデータを
多重化することができ、さらにこの多重化データ量の制
御を、受信装置の受信バッファの記憶容量を厳密に管理
しないより簡単な処理で、受信バッファに破綻を生じさ
せないように行い、ビデオデータをトランスポートスト
リームに適切に多重化し送信することができるデータ多
重化装置およびその方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、1ビデオフレーム当たりの多重化データ量を、ビッ
トを単位としたデータ量で管理することができるように
し、端数を切り捨ててバイト単位としたことによる誤差
をなくすようにした。そして、そのために、バイト以下
の端数のデータを適宜補正しながら多重化できるように
した。
に、1ビデオフレーム当たりの多重化データ量を、ビッ
トを単位としたデータ量で管理することができるように
し、端数を切り捨ててバイト単位としたことによる誤差
をなくすようにした。そして、そのために、バイト以下
の端数のデータを適宜補正しながら多重化できるように
した。
【0010】したがって本発明のデータ多重化装置は、
目標データレートに基づいて順次所定の映像データを生
成する映像データ生成手段と、前記順次生成される映像
データの1映像期間ごとのデータ量を生成データ量とし
て検出する生成データ量検出手段と、前記検出されたデ
ータ量と当該映像期間の前までに生成された映像データ
であって未だ多重化されていない映像データのデータ量
との合計のデータ量以下で、所定の多重化単位データ量
の倍数となる最大のデータ量を、当該映像期間に対応し
て多重化する映像データの多重化データ量として検出す
る多重化データ量検出手段と、前記当該映像期間の前ま
でに生成された映像データであって未だ多重化されてい
ない映像データおよび当該映像期間に前記生成された映
像データのうち、前記検出された多重化データ量の映像
データを前記所定のデータと多重化する多重化手段とを
有する。
目標データレートに基づいて順次所定の映像データを生
成する映像データ生成手段と、前記順次生成される映像
データの1映像期間ごとのデータ量を生成データ量とし
て検出する生成データ量検出手段と、前記検出されたデ
ータ量と当該映像期間の前までに生成された映像データ
であって未だ多重化されていない映像データのデータ量
との合計のデータ量以下で、所定の多重化単位データ量
の倍数となる最大のデータ量を、当該映像期間に対応し
て多重化する映像データの多重化データ量として検出す
る多重化データ量検出手段と、前記当該映像期間の前ま
でに生成された映像データであって未だ多重化されてい
ない映像データおよび当該映像期間に前記生成された映
像データのうち、前記検出された多重化データ量の映像
データを前記所定のデータと多重化する多重化手段とを
有する。
【0011】また、本発明のデータ多重化方法は、目標
データレートに基づいて順次所定の映像データを生成
し、前記順次生成される映像データの1映像期間ごとの
データ量を生成データ量として検出し、前記検出された
生成データ量と当該映像期間の前までに生成された映像
データであって未だ多重化されていない映像データのデ
ータ量との合計のデータ量以下で、所定の多重化単位デ
ータ量の倍数となる最大のデータ量を、当該映像期間に
対応して多重化する映像データの多重化データ量として
検出し、前記当該映像期間の前までに生成された映像デ
ータであって未だ多重化されていない映像データおよび
当該映像期間に前記生成された映像データのうち、前記
検出された多重化データ量の映像データを前記所定のデ
ータと多重化する。
データレートに基づいて順次所定の映像データを生成
し、前記順次生成される映像データの1映像期間ごとの
データ量を生成データ量として検出し、前記検出された
生成データ量と当該映像期間の前までに生成された映像
データであって未だ多重化されていない映像データのデ
ータ量との合計のデータ量以下で、所定の多重化単位デ
ータ量の倍数となる最大のデータ量を、当該映像期間に
対応して多重化する映像データの多重化データ量として
検出し、前記当該映像期間の前までに生成された映像デ
ータであって未だ多重化されていない映像データおよび
当該映像期間に前記生成された映像データのうち、前記
検出された多重化データ量の映像データを前記所定のデ
ータと多重化する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態のデータ多
重化装置について、図1〜図5を参照して説明する。ま
ず、そのデータ多重化装置の構成について説明する。図
1は、本実施の形態のデータ多重化装置の構成を示すブ
ロック図である。データ多重化装置2は、ビデオエンコ
ーダ20、オーディオエンコーダ24、サブタイトルエ
ンコーダ28、多重化系12および制御系42を有す
る。
重化装置について、図1〜図5を参照して説明する。ま
ず、そのデータ多重化装置の構成について説明する。図
1は、本実施の形態のデータ多重化装置の構成を示すブ
ロック図である。データ多重化装置2は、ビデオエンコ
ーダ20、オーディオエンコーダ24、サブタイトルエ
ンコーダ28、多重化系12および制御系42を有す
る。
【0013】ビデオエンコーダ20の構成を図2に示
す。ビデオエンコーダ20は、加算回路202、DCT
回路204、量子化回路206、逆量子化回路208、
逆DCT回路210、加算回路212、フレームメモリ
回路216、可変長符号化回路(VLC)218、ビッ
トレート制御回路220、可変長符号バッファ(VLC
バッファ)222を有する。このような構成において、
ビデオエンコーダ20は、外部機器から入力される映像
データをMPEG2方式により圧縮符号化し、目標デー
タ量video_rate_targetとほぼ等しい
データ量のビデオストリームを生成し、データ多重化装
置2のデータサイズIF30aおよびFIFOメモリ3
2aに対して出力する。
す。ビデオエンコーダ20は、加算回路202、DCT
回路204、量子化回路206、逆量子化回路208、
逆DCT回路210、加算回路212、フレームメモリ
回路216、可変長符号化回路(VLC)218、ビッ
トレート制御回路220、可変長符号バッファ(VLC
バッファ)222を有する。このような構成において、
ビデオエンコーダ20は、外部機器から入力される映像
データをMPEG2方式により圧縮符号化し、目標デー
タ量video_rate_targetとほぼ等しい
データ量のビデオストリームを生成し、データ多重化装
置2のデータサイズIF30aおよびFIFOメモリ3
2aに対して出力する。
【0014】ビデオエンコーダ20のビットレート制御
回路220に対しては、データ多重化装置2のCPU4
24より、目標データ量video_rate_tar
getが設定される。ビットレート制御回路220は、
可変長符号化回路218が実際に生成したビデオストリ
ームのデータ量に基づいて、圧縮符号化後のデータ量
が、設定された目標データ量video_rate_t
argetと等しくなるように量子化回路206を制御
する。
回路220に対しては、データ多重化装置2のCPU4
24より、目標データ量video_rate_tar
getが設定される。ビットレート制御回路220は、
可変長符号化回路218が実際に生成したビデオストリ
ームのデータ量に基づいて、圧縮符号化後のデータ量
が、設定された目標データ量video_rate_t
argetと等しくなるように量子化回路206を制御
する。
【0015】オーディオエンコーダ24の構成を図3に
示す。オーディオエンコーダ24は、サブバンド分析フ
ィルタバンク240、線形量子化回路242、ビット圧
縮回路244、FFT(fast fourier transfer) 回路2
46、心理聴覚モデル248、動的ビット割り当て回路
250、スケールファクタ選択情報記憶回路252、ス
ケールファクタ抽出回路254、サイド情報符号化回路
256およびビットストリーム生成回路258を有す
る。このような構成において、オーディオエンコーダ2
4は、外部機器から入力された音声データを、MPEG
2方式により圧縮符号化し、オーディオストリームを生
成し、データ多重化装置2のデータサイズIF30bお
よびFIFOメモリ32bに対して出力する。
示す。オーディオエンコーダ24は、サブバンド分析フ
ィルタバンク240、線形量子化回路242、ビット圧
縮回路244、FFT(fast fourier transfer) 回路2
46、心理聴覚モデル248、動的ビット割り当て回路
250、スケールファクタ選択情報記憶回路252、ス
ケールファクタ抽出回路254、サイド情報符号化回路
256およびビットストリーム生成回路258を有す
る。このような構成において、オーディオエンコーダ2
4は、外部機器から入力された音声データを、MPEG
2方式により圧縮符号化し、オーディオストリームを生
成し、データ多重化装置2のデータサイズIF30bお
よびFIFOメモリ32bに対して出力する。
【0016】サブタイトルエンコーダ28は、外部機器
から入力されるサブタイトルデータ等のプライベートデ
ータ(ユーザデータ)をエンコードする。なお、サブタ
イトルエンコーダ28は、エンコード済みサブタイトル
データを外部機器から直接、受け取ってもよい。その場
合、たとえば、ENIF回路420がイーサネットワー
ク等のLANを介して、または、SIF422がシリア
ルラインを介してエンコード済みサブタイトルデータを
受け取り、CPUバスを介してRAM430に対して出
力する。
から入力されるサブタイトルデータ等のプライベートデ
ータ(ユーザデータ)をエンコードする。なお、サブタ
イトルエンコーダ28は、エンコード済みサブタイトル
データを外部機器から直接、受け取ってもよい。その場
合、たとえば、ENIF回路420がイーサネットワー
ク等のLANを介して、または、SIF422がシリア
ルラインを介してエンコード済みサブタイトルデータを
受け取り、CPUバスを介してRAM430に対して出
力する。
【0017】この場合、エンコード済みのサブタイトル
データに付されているヘッダに書かれたヘッダサイズを
ENIF回路420またはSIF422が検出し、検出
したヘッダサイズをCPUバスを介してCPU424に
対して出力する。また、RAM430は、CPU424
の制御に従って、入力されたエンコード済みのサブコー
ドデータをスイッチ回路34の入力端子bに対して出力
する。
データに付されているヘッダに書かれたヘッダサイズを
ENIF回路420またはSIF422が検出し、検出
したヘッダサイズをCPUバスを介してCPU424に
対して出力する。また、RAM430は、CPU424
の制御に従って、入力されたエンコード済みのサブコー
ドデータをスイッチ回路34の入力端子bに対して出力
する。
【0018】多重化系12は、入力用のFIFOメモリ
32a,32b,32c、第1のスイッチ回路34、第
2のスイッチ回路36、出力用のFIFOメモリ38お
よひSCSI(small computer system interface) イン
ターフェース回路(SCSIIF回路)40を有する。
32a,32b,32c、第1のスイッチ回路34、第
2のスイッチ回路36、出力用のFIFOメモリ38お
よひSCSI(small computer system interface) イン
ターフェース回路(SCSIIF回路)40を有する。
【0019】FIFOメモリ32a,32b,32cは
それぞれ、ビデオエンコーダ20、オーディオエンコー
ダ24およびサブタイトルエンコーダ28からそれぞれ
入力されるビデオストリーム、オーディオストリームお
よびサブタイトルストリームをバッファリングし、スイ
ッチ回路34の入力端子a,b,cに対して出力する。
それぞれ、ビデオエンコーダ20、オーディオエンコー
ダ24およびサブタイトルエンコーダ28からそれぞれ
入力されるビデオストリーム、オーディオストリームお
よびサブタイトルストリームをバッファリングし、スイ
ッチ回路34の入力端子a,b,cに対して出力する。
【0020】第1のスイッチ回路34は、制御信号を介
した多重化系12の制御に従って、入力端子a,b,
c,dのいずれかを選択し、これらの入力端子それぞれ
に入力されるエレメンタリストリームのいずれかを選択
して多重化し、スイッチ回路36の入力端子bに対して
出力する。なお、スイッチ回路34は、入力端子のいず
れにも入力されるエレメンタリストリームがない場合、
あるいは、スタッフィング処理を行う場合等は、入力端
子a,b,c,dのいずれをも選択せず、所定のブラン
クデータで連続した論理値1または0)を出力する。
した多重化系12の制御に従って、入力端子a,b,
c,dのいずれかを選択し、これらの入力端子それぞれ
に入力されるエレメンタリストリームのいずれかを選択
して多重化し、スイッチ回路36の入力端子bに対して
出力する。なお、スイッチ回路34は、入力端子のいず
れにも入力されるエレメンタリストリームがない場合、
あるいは、スタッフィング処理を行う場合等は、入力端
子a,b,c,dのいずれをも選択せず、所定のブラン
クデータで連続した論理値1または0)を出力する。
【0021】第2のスイッチ回路36は、制御信号を介
した多重化系12の制御に従って、入力端子a,bのい
ずれかを選択し、入力端子bにスイッチ回路34から入
力されるエレメンタリストリームのいずれか、または、
入力端子aに処理用RAM426から入力されるプライ
ベートデータストリームを選択して多重化し、FIFO
メモリ38およびSCSIIF回路40に対して出力す
る。
した多重化系12の制御に従って、入力端子a,bのい
ずれかを選択し、入力端子bにスイッチ回路34から入
力されるエレメンタリストリームのいずれか、または、
入力端子aに処理用RAM426から入力されるプライ
ベートデータストリームを選択して多重化し、FIFO
メモリ38およびSCSIIF回路40に対して出力す
る。
【0022】FIFOメモリ38は、スイッチ回路36
が多重化したデータストリームをバッファリングし、ト
ランスポートストリームとして図示しない通信回線等の
外部機器に対して出力する。
が多重化したデータストリームをバッファリングし、ト
ランスポートストリームとして図示しない通信回線等の
外部機器に対して出力する。
【0023】SCSIIF回路40は、スイッチ回路3
6が多重化したデータストリームを、図示しないハード
ディスク装置(HDD)あるいは光磁気ディスク装置
(MOD)などの記録装置に対して出力し、記録させ
る。
6が多重化したデータストリームを、図示しないハード
ディスク装置(HDD)あるいは光磁気ディスク装置
(MOD)などの記録装置に対して出力し、記録させ
る。
【0024】制御系42は、データサイズ計数用インタ
ーフェース回路30a,30b,30c、RAM43
0、イーサネットインターフェース回路(ENIF)4
20、シリアルインターフェース回路(SIF)42
2、CPU424、処理用RAM426および制御デー
タ用RAM428を有する。
ーフェース回路30a,30b,30c、RAM43
0、イーサネットインターフェース回路(ENIF)4
20、シリアルインターフェース回路(SIF)42
2、CPU424、処理用RAM426および制御デー
タ用RAM428を有する。
【0025】データサイズIF30a,30b,30c
はそれぞれ、ビデオエンコーダ20、オーディオエンコ
ーダ24およびサブタイトルエンコーダ28から入力さ
れるビデオストリーム、オーディオストリームおよびサ
ブタイトルストリームのフレームごとのデータサイズを
計数し、CPUバスを介してCPU424に対して出力
する。
はそれぞれ、ビデオエンコーダ20、オーディオエンコ
ーダ24およびサブタイトルエンコーダ28から入力さ
れるビデオストリーム、オーディオストリームおよびサ
ブタイトルストリームのフレームごとのデータサイズを
計数し、CPUバスを介してCPU424に対して出力
する。
【0026】なお、データサイズの計数は、データサイ
ズIF30a,30b,30cに内蔵されたカウンタに
より行われる。また、データサイズの計数は、ビデオエ
ンコーダ20、オーディオエンコーダ24およびサブタ
イトルエンコーダ28が出力する各エレメンタリースト
リームのフレームごとのデータサイズを、データサイズ
IF30a,30b,30cが検出することによっても
可能である。
ズIF30a,30b,30cに内蔵されたカウンタに
より行われる。また、データサイズの計数は、ビデオエ
ンコーダ20、オーディオエンコーダ24およびサブタ
イトルエンコーダ28が出力する各エレメンタリースト
リームのフレームごとのデータサイズを、データサイズ
IF30a,30b,30cが検出することによっても
可能である。
【0027】ENIF回路420は、図示しないイーサ
ネットなどのLANを介して入力されてくるプライベー
トデータを受け入れ、CPUバスを介してCPU424
に対して出力する。
ネットなどのLANを介して入力されてくるプライベー
トデータを受け入れ、CPUバスを介してCPU424
に対して出力する。
【0028】SIF回路422は、たとえばコンピュー
タから入力されるシリアル形式のプライベートデータを
受け入れ、CPU424に対して出力する。なお、プラ
イベートデータの例として、上述したサブタイトルデー
タ、クローズドキャプションデータおよびユーザーデー
タを挙げることができる。
タから入力されるシリアル形式のプライベートデータを
受け入れ、CPU424に対して出力する。なお、プラ
イベートデータの例として、上述したサブタイトルデー
タ、クローズドキャプションデータおよびユーザーデー
タを挙げることができる。
【0029】CPU424は、たとえば、マイクロプロ
セッサおよびプログラム格納用のROMおよびこれらの
周辺回路から構成されており、データ多重化装置2が所
望の動作を行うように、データ多重化装置2の各部を制
御する。具体的には、CPU424は、たとえばビデオ
エンコーダ20のビットレート制御回路220に対し
て、目標データ量video_rate_target
の設定を行う。
セッサおよびプログラム格納用のROMおよびこれらの
周辺回路から構成されており、データ多重化装置2が所
望の動作を行うように、データ多重化装置2の各部を制
御する。具体的には、CPU424は、たとえばビデオ
エンコーダ20のビットレート制御回路220に対し
て、目標データ量video_rate_target
の設定を行う。
【0030】また、CPU424は、制御データ用RA
M428に記憶された制御データを用いて、PCRの情
報を含むアダプテーションフィールドおよびPESヘッ
ダの内容を生成する。生成されたヘッダは、処理用RA
M426に記憶された後、適宜第2のスイッチ回路36
を介して出力され、これにより、多重化データストリー
ムのPESパケット化またはトランスポートストリーム
パケット化が行われる。なお、ヘッダデータは、ENI
F回路240またはSIF回路422を介して入力さ
れ、RAM426に記憶されたプライベートデータに基
づいて作成される場合もある。
M428に記憶された制御データを用いて、PCRの情
報を含むアダプテーションフィールドおよびPESヘッ
ダの内容を生成する。生成されたヘッダは、処理用RA
M426に記憶された後、適宜第2のスイッチ回路36
を介して出力され、これにより、多重化データストリー
ムのPESパケット化またはトランスポートストリーム
パケット化が行われる。なお、ヘッダデータは、ENI
F回路240またはSIF回路422を介して入力さ
れ、RAM426に記憶されたプライベートデータに基
づいて作成される場合もある。
【0031】また、CPU424は、データサイズIF
30a,30b,30c、ENIF回路420およびS
IF回路422から入力されるデータサイズ、および、
FIFOメモリ32a,32b,32cの残り記憶容量
(バッファ残量)などに基づいて、多重化するエレメン
タリストリームの順番、各エレメンタリストリームの多
重化データ量などを決定し、その決定に従ってスイッチ
回路34,36の多重化動作を制御する。この時に、多
重化のタイミング調整なども行う。
30a,30b,30c、ENIF回路420およびS
IF回路422から入力されるデータサイズ、および、
FIFOメモリ32a,32b,32cの残り記憶容量
(バッファ残量)などに基づいて、多重化するエレメン
タリストリームの順番、各エレメンタリストリームの多
重化データ量などを決定し、その決定に従ってスイッチ
回路34,36の多重化動作を制御する。この時に、多
重化のタイミング調整なども行う。
【0032】処理用RAM426は、前述したような処
理をCPU424が行う際に、取り扱うデータなどを記
憶するメモリである。具体的には、たとえば、CPU4
24で生成されたヘッダがこの処理用RAM426に記
憶され、この処理用RAM426より直接的に第2のス
イッチ回路36を介して出力される。また、CPU42
4がデータサイズIF30a,30b,30cなどから
読み込んだ符号化データ量のデータや、ENIF回路2
40またはSIF回路422を介して入力されたプライ
ベートデータなどが、一旦この処理用RAM426に記
憶され、CPU424における処理に供される。また、
後述するCPU424における多重化データ量の決定の
処理に用いられる未多重化残存データ量frame_b
it_remainなどの値も、この処理用RAM42
6に記憶されて保持される。
理をCPU424が行う際に、取り扱うデータなどを記
憶するメモリである。具体的には、たとえば、CPU4
24で生成されたヘッダがこの処理用RAM426に記
憶され、この処理用RAM426より直接的に第2のス
イッチ回路36を介して出力される。また、CPU42
4がデータサイズIF30a,30b,30cなどから
読み込んだ符号化データ量のデータや、ENIF回路2
40またはSIF回路422を介して入力されたプライ
ベートデータなどが、一旦この処理用RAM426に記
憶され、CPU424における処理に供される。また、
後述するCPU424における多重化データ量の決定の
処理に用いられる未多重化残存データ量frame_b
it_remainなどの値も、この処理用RAM42
6に記憶されて保持される。
【0033】制御データ用RAM428は、CPU42
4のたとえば前述したような処理にかかわる制御用のデ
ータを記憶するメモリである。制御データ用RAM42
8には、たとえば前述したヘッダデータの作成に係わる
制御データなどが記憶される。
4のたとえば前述したような処理にかかわる制御用のデ
ータを記憶するメモリである。制御データ用RAM42
8には、たとえば前述したヘッダデータの作成に係わる
制御データなどが記憶される。
【0034】次に、このデータ多重化装置2において、
ビデオストリームおよびオーディオストリームを多重化
し、MPEG2トランスポートストリームを生成する際
の、ビデオストリームおよびオーディオストリームの多
重化データ量の制御方法について説明する。まず、NT
SC方式のビデオストリームを多重化する場合の多重化
方法について、CPU424における処理を示す図4の
フローチャートを参照して説明する。
ビデオストリームおよびオーディオストリームを多重化
し、MPEG2トランスポートストリームを生成する際
の、ビデオストリームおよびオーディオストリームの多
重化データ量の制御方法について説明する。まず、NT
SC方式のビデオストリームを多重化する場合の多重化
方法について、CPU424における処理を示す図4の
フローチャートを参照して説明する。
【0035】データ多重化装置2において符号化および
多重化を開始する際には、まず、初期設定として、ビデ
オエンコーダ20のビットレート制御回路220に対し
て、目標データ量video_rate_target
を設定し、また、残存データ量を示すCPU424の内
部変数frame_bit_remainの値を0にク
リアしておく(ステップS1)。次に、ビデオエンコー
ダ20に対して符号化の開始を指示する(ステップS
2)。ビデオエンコーダ20における符号化が開始され
たら、その符号化により生成されたビデオストリームの
フィールドごとのデータサイズfield_bitをデ
ータサイズIF30aより獲得する(ステップS3)。
多重化を開始する際には、まず、初期設定として、ビデ
オエンコーダ20のビットレート制御回路220に対し
て、目標データ量video_rate_target
を設定し、また、残存データ量を示すCPU424の内
部変数frame_bit_remainの値を0にク
リアしておく(ステップS1)。次に、ビデオエンコー
ダ20に対して符号化の開始を指示する(ステップS
2)。ビデオエンコーダ20における符号化が開始され
たら、その符号化により生成されたビデオストリームの
フィールドごとのデータサイズfield_bitをデ
ータサイズIF30aより獲得する(ステップS3)。
【0036】そして、その獲得したデータサイズfie
ld_bitを用いて、式2に基づいて、1フレーム期
間のデータとして多重化出力するビデオデータ量fra
me_byteを求める。この多重化出力するデータは
バイトを単位とするデータであり、式2により求められ
る値frame_byteはバイト数である(ステップ
S4)。
ld_bitを用いて、式2に基づいて、1フレーム期
間のデータとして多重化出力するビデオデータ量fra
me_byteを求める。この多重化出力するデータは
バイトを単位とするデータであり、式2により求められ
る値frame_byteはバイト数である(ステップ
S4)。
【0037】
【数2】 frame_byte [byte] = (( field_bit [bit] ×2)+ frame_bit _remain-1)/8 ・・・(2) ただし、 field_bit は、ビデオエンコーダ20が生成
するビデオストリームのデータレート、frame_bit _r
emain-1は、1フレーム期間前の残存ビデオデータ量
(ビット数)、frame_byteは小数点以下切り捨てであ
る。
するビデオストリームのデータレート、frame_bit _r
emain-1は、1フレーム期間前の残存ビデオデータ量
(ビット数)、frame_byteは小数点以下切り捨てであ
る。
【0038】また、ステップS3で獲得したデータサイ
ズfield_bitを用いて、式3に基づいて、符号
化されたデータストリームのうち1フレーム期間のデー
タとして多重化出力されなかった残存ビデオデータ量f
rame_bit_remainを求める。この残存デ
ータはビットを単位とする1バイト未満のデータであ
り、式3により求められる値frame_bit_re
mainはビット数である。
ズfield_bitを用いて、式3に基づいて、符号
化されたデータストリームのうち1フレーム期間のデー
タとして多重化出力されなかった残存ビデオデータ量f
rame_bit_remainを求める。この残存デ
ータはビットを単位とする1バイト未満のデータであ
り、式3により求められる値frame_bit_re
mainはビット数である。
【0039】
【数3】 frame_bit _remain [bit] = (( field_bit [bit] ×2)+ frame_bit _remain-1)%8 ・・・(3) ただし、 field_bit は、ビデオエンコーダ20が生成
するビデオストリームのデータレート、frame_bit _r
emain-1は、1フレーム期間前の残存ビデオデータ量
(ビット数)、%8は8の余りである。
するビデオストリームのデータレート、frame_bit _r
emain-1は、1フレーム期間前の残存ビデオデータ量
(ビット数)、%8は8の余りである。
【0040】多重化出力データ量frame_byte
および残存データ量frame_bit_remain
が算出されたら、CPU424は、その多重化出力デー
タ量frame_byteに基づいて、ビデオストリー
ムを多重化する(ステップS6)。多重化の制御が終了
したら、次のビデオフレーム期間のデータとして符号化
されたビデオデータに対してステップS3以下の処理を
繰り返す。なお、この時に、式3により求められた多重
化出力されていない残存ビデオデータ量frame_b
it_remainは、次のビデオフレーム期間におけ
る処理の時に1フレーム期間前の残存ビデオデータ量f
rame_bit_remain-1として用いられる。
および残存データ量frame_bit_remain
が算出されたら、CPU424は、その多重化出力デー
タ量frame_byteに基づいて、ビデオストリー
ムを多重化する(ステップS6)。多重化の制御が終了
したら、次のビデオフレーム期間のデータとして符号化
されたビデオデータに対してステップS3以下の処理を
繰り返す。なお、この時に、式3により求められた多重
化出力されていない残存ビデオデータ量frame_b
it_remainは、次のビデオフレーム期間におけ
る処理の時に1フレーム期間前の残存ビデオデータ量f
rame_bit_remain-1として用いられる。
【0041】次に、オーディオストリームを多重化する
場合の多重化方法について、CPU424における処理
を示す図5のフローチャートを参照して説明する。
場合の多重化方法について、CPU424における処理
を示す図5のフローチャートを参照して説明する。
【0042】本実施の形態においては、44.1[kH
z]でサンプリングされたLPCMのオーディオデータ
を多重化する方法について説明する。44.1[kH
z]でサンプリングされたLPCMオーディオデータ
は、そのデータ量がきりのよい値になっていないことか
ら、たとえば30映像フレーム(約1秒)ごとを単位と
して、データ量を単純に制御すればよいものではない。
そこで、データ量の端数を所定の周期ごとに補正しなが
ら、残りの期間は単純な制御が行えるようにして多重化
する。具体的には、本実施の形態においては、30映像
フレームを単位として単純に多重化データ量の制御を行
い映像フレーム周期ごとにトランスポートストリームに
オーディオストリームを多重化しておき、100sec
ごとに累積された端数分のオーディオストリームをさら
に多重化することにより、44.1[kHz]でサンプ
リングされたLPCMオーディオデータをトランスポー
トストリームに多重化する。
z]でサンプリングされたLPCMのオーディオデータ
を多重化する方法について説明する。44.1[kH
z]でサンプリングされたLPCMオーディオデータ
は、そのデータ量がきりのよい値になっていないことか
ら、たとえば30映像フレーム(約1秒)ごとを単位と
して、データ量を単純に制御すればよいものではない。
そこで、データ量の端数を所定の周期ごとに補正しなが
ら、残りの期間は単純な制御が行えるようにして多重化
する。具体的には、本実施の形態においては、30映像
フレームを単位として単純に多重化データ量の制御を行
い映像フレーム周期ごとにトランスポートストリームに
オーディオストリームを多重化しておき、100sec
ごとに累積された端数分のオーディオストリームをさら
に多重化することにより、44.1[kHz]でサンプ
リングされたLPCMオーディオデータをトランスポー
トストリームに多重化する。
【0043】まず、CPU424は、初期設定として、
オーディオエンコーダ24で生成するオーディオストリ
ームのデータレートaudio_rate_targe
tをセットし(ステップS400)し、そのデータレー
トaudio_rate_targetに基づいて1映
像フレーム周期ごとにトランスポートストリームに多重
化すべきオーディオストリームのデータ量frame_
audio_rate_preを式4により、また通常
の30映像フレーム周期当たりのオーディオストリーム
のデータ量audio_frame_30frame_
preを式5により、各々算出する(ステップS40
2、S404)。
オーディオエンコーダ24で生成するオーディオストリ
ームのデータレートaudio_rate_targe
tをセットし(ステップS400)し、そのデータレー
トaudio_rate_targetに基づいて1映
像フレーム周期ごとにトランスポートストリームに多重
化すべきオーディオストリームのデータ量frame_
audio_rate_preを式4により、また通常
の30映像フレーム周期当たりのオーディオストリーム
のデータ量audio_frame_30frame_
preを式5により、各々算出する(ステップS40
2、S404)。
【0044】
【数4】 frame _audio _rate_pre = audio_rate_target /8×1001/1000/30 ・・・(4) ただし、frame _audio _rate_pre の小数点以下切り
捨てである。
捨てである。
【0045】
【数5】 audio _rate_30frame _pre = audio_rate_target /8×1001/1000 ・・・(5)
【0046】さらに、制御用の変数であるフレーム数c
ount_frame、秒数count_second
および付加補正値add_remainをクリアし、1
00[sec]ごとの補正データ量remainを、式
6により求め(ステップS406)、ビデオエンコーダ
20において符号化が開始され、映像フレーム周期が開
始されるのを待つ(ステップS408)。
ount_frame、秒数count_second
および付加補正値add_remainをクリアし、1
00[sec]ごとの補正データ量remainを、式
6により求め(ステップS406)、ビデオエンコーダ
20において符号化が開始され、映像フレーム周期が開
始されるのを待つ(ステップS408)。
【0047】
【数6】 remain =(audio _rate_target/8*1001*100/1000 )%100 ・・・(6) ただし、%100は100の余りである。
【0048】映像フレームの受信が開始されたら、フレ
ーム数count_frame値を1カウントアップし
(ステップS410)、その値が30になったか否かを
チェックする(ステップS412)。30フレームに達
していた場合には、フレーム数count_frame
をリセットし、秒数count_secondを1カウ
ントアップし(ステップS414)、さらに秒数cou
nt_secondが100に達しているか否かをチェ
ックする(ステップS416)。秒数count_se
condが100に達していた場合には秒数count
_secondをリセットし、付加補正値add_re
mainとしてステップS406で求めた補正値rem
ainをセットする(ステップS418)。また、秒数
count_secondが100に達していなかった
場合には、付加補正値add_remainには0をセ
ットする(ステップS420)。
ーム数count_frame値を1カウントアップし
(ステップS410)、その値が30になったか否かを
チェックする(ステップS412)。30フレームに達
していた場合には、フレーム数count_frame
をリセットし、秒数count_secondを1カウ
ントアップし(ステップS414)、さらに秒数cou
nt_secondが100に達しているか否かをチェ
ックする(ステップS416)。秒数count_se
condが100に達していた場合には秒数count
_secondをリセットし、付加補正値add_re
mainとしてステップS406で求めた補正値rem
ainをセットする(ステップS418)。また、秒数
count_secondが100に達していなかった
場合には、付加補正値add_remainには0をセ
ットする(ステップS420)。
【0049】ステップS412で、フレーム数coun
t_frameが30に達していない場合、および、ス
テップS418およびステップS420で付加補正値a
dd_remainがセットされた後は、ステップS4
04で求められたデータ量audio_frame_3
0frame_preの値に付加補正値add_rem
ainを加えて、比較用のデータ量audio_fra
me_30frameを生成する(ステップS42
2)。
t_frameが30に達していない場合、および、ス
テップS418およびステップS420で付加補正値a
dd_remainがセットされた後は、ステップS4
04で求められたデータ量audio_frame_3
0frame_preの値に付加補正値add_rem
ainを加えて、比較用のデータ量audio_fra
me_30frameを生成する(ステップS42
2)。
【0050】そして、過去30映像フレーム周期の間に
多重化したオーディオストリームのデータ量が、ステッ
プS422の処理において算出したデータ量audio
_frame_30frameより多いか否かを判断し
(ステップS424)、多い場合には、その映像フレー
ム周期において多重化するオーディオフレームのデータ
量frame_audio_rateを、ステップS4
02の処理において算出したデータ量frame_au
dio_rate_preとする(ステップS42
6)。また、多くない場合には、その映像フレーム周期
において多重化するオーディオフレームのデータ量fr
ame_audio_rateを、ステップS402の
処理において算出したデータ量frame_audio
_rate_pre+1とする(ステップS428)。
多重化したオーディオストリームのデータ量が、ステッ
プS422の処理において算出したデータ量audio
_frame_30frameより多いか否かを判断し
(ステップS424)、多い場合には、その映像フレー
ム周期において多重化するオーディオフレームのデータ
量frame_audio_rateを、ステップS4
02の処理において算出したデータ量frame_au
dio_rate_preとする(ステップS42
6)。また、多くない場合には、その映像フレーム周期
において多重化するオーディオフレームのデータ量fr
ame_audio_rateを、ステップS402の
処理において算出したデータ量frame_audio
_rate_pre+1とする(ステップS428)。
【0051】そして、CPU424は、スイッチ回路3
4などのデータ多重化装置2の各構成部分を制御して、
求められたデータ量frame_audio_rate
のオーディオストリームを多重化させる(ステップS4
30)。
4などのデータ多重化装置2の各構成部分を制御して、
求められたデータ量frame_audio_rate
のオーディオストリームを多重化させる(ステップS4
30)。
【0052】以上説明したように、本実施の形態のデー
タ多重化装置2においては、ビデオストリームの多重化
の際に、そのデータ量を各フレーム期間ごとにビット単
位で調整している。したがって、より目標ビットレート
に近い値のビデオデータをトランスポートストリームに
多重化することができる。
タ多重化装置2においては、ビデオストリームの多重化
の際に、そのデータ量を各フレーム期間ごとにビット単
位で調整している。したがって、より目標ビットレート
に近い値のビデオデータをトランスポートストリームに
多重化することができる。
【0053】このデータ量の精度について具体的に説明
する。たとえば4[Mbps]を目標ビットレートとし
た場合、本実施の形態のデータ多重化装置2において
は、多重化出力するビデオデータの1ビデオフレーム期
間あたりの符号量を、式7より133466ビットとし
ている。
する。たとえば4[Mbps]を目標ビットレートとし
た場合、本実施の形態のデータ多重化装置2において
は、多重化出力するビデオデータの1ビデオフレーム期
間あたりの符号量を、式7より133466ビットとし
ている。
【0054】
【数7】 4×1000×1000/29.97=133466.8[bit] ・・・(7)
【0055】したがって、多重化するビデオストリーム
のデータレートは、3999976.02[bps]
(=133466×29.97)となり、目標ビットレ
ートとの差は約24[bps]となる。従来の方法で
は、1ビデオフレーム期間あたりの符号量は、前述した
ように式1より16683バイトであり、毎秒のデータ
レートは3999916.08[bps](=1668
3×8×29.97)となり、目標ビットレートとの差
は約84[bps]であった。したがって、4[Mbp
s]を目標ビットレートとした場合で、約60[bp
s]目標ビットレートとの差が少なくなり、精度が向上
していることになる。
のデータレートは、3999976.02[bps]
(=133466×29.97)となり、目標ビットレ
ートとの差は約24[bps]となる。従来の方法で
は、1ビデオフレーム期間あたりの符号量は、前述した
ように式1より16683バイトであり、毎秒のデータ
レートは3999916.08[bps](=1668
3×8×29.97)となり、目標ビットレートとの差
は約84[bps]であった。したがって、4[Mbp
s]を目標ビットレートとした場合で、約60[bp
s]目標ビットレートとの差が少なくなり、精度が向上
していることになる。
【0056】従来の方法により制御されるデータ量と、
本実施の形態のデータ多重化装置2により制御されるデ
ータ量との差は、目標ビットレートにより異なるが、最
大の場合には、1フレーム期間あたり1バイトとならな
い最大の端数である7ビットずつの差が生じるので、1
秒当たりでは207.79[bps](=7×29.9
7)の差となる。すなわち、本実施の形態のデータ多重
化装置2によれば、最大で207.79[bps]目標
ビットレートとの差を少なくし精度を向上させることが
できる。
本実施の形態のデータ多重化装置2により制御されるデ
ータ量との差は、目標ビットレートにより異なるが、最
大の場合には、1フレーム期間あたり1バイトとならな
い最大の端数である7ビットずつの差が生じるので、1
秒当たりでは207.79[bps](=7×29.9
7)の差となる。すなわち、本実施の形態のデータ多重
化装置2によれば、最大で207.79[bps]目標
ビットレートとの差を少なくし精度を向上させることが
できる。
【0057】また、本実施の形態のデータ多重化装置2
によれば、44.1[kHz]でサンプリングされたL
PCMオーディオデータを浮動小数点演算などを用いな
い簡単な方法で、映像フレーム期間に同期した単位ごと
に、ビデオストリームなどと多重化を行いトランスポー
トストリームを生成することができる。
によれば、44.1[kHz]でサンプリングされたL
PCMオーディオデータを浮動小数点演算などを用いな
い簡単な方法で、映像フレーム期間に同期した単位ごと
に、ビデオストリームなどと多重化を行いトランスポー
トストリームを生成することができる。
【0058】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、任意好適な種々の改変が可能である。たと
えば、前述したデータ多重化装置2においては、ビデオ
エンコーダ20内においては従来からの通常のデータレ
ート制御を行っているが、このビットレート制御にも、
本発明の方法を適用してもよい。これにより、ビデオエ
ンコーダ20内でのビットレートコントロールの処理に
おいてもビット以下の精度をも有効にすれば、さらに精
度を向上させ、限りなく目標ビットレートに近づけるこ
とができる。
のではなく、任意好適な種々の改変が可能である。たと
えば、前述したデータ多重化装置2においては、ビデオ
エンコーダ20内においては従来からの通常のデータレ
ート制御を行っているが、このビットレート制御にも、
本発明の方法を適用してもよい。これにより、ビデオエ
ンコーダ20内でのビットレートコントロールの処理に
おいてもビット以下の精度をも有効にすれば、さらに精
度を向上させ、限りなく目標ビットレートに近づけるこ
とができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ多
重化装置とその方法によれば、設定された任意の目標デ
ータレートに対してより高精度のデータレートでビデオ
データを多重化することができる。そしてその多重化デ
ータ量の制御は、受信装置の受信バッファの記憶容量を
厳密に管理しないより簡単な処理により、受信バッファ
に破綻を生じさせないように行うことができる。したが
って、ビデオデータをトランスポートストリームに適切
に多重化し送信することができる。
重化装置とその方法によれば、設定された任意の目標デ
ータレートに対してより高精度のデータレートでビデオ
データを多重化することができる。そしてその多重化デ
ータ量の制御は、受信装置の受信バッファの記憶容量を
厳密に管理しないより簡単な処理により、受信バッファ
に破綻を生じさせないように行うことができる。したが
って、ビデオデータをトランスポートストリームに適切
に多重化し送信することができる。
【図1】本発明の一実施の形態のデータ多重化装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したビデオエンコーダの構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】図1に示したオーディオエンコーダの構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】図2に示したデータ多重化装置において、ビデ
オストリームをトランスポートストリームに多重化する
処理を説明するためのフローチャートである。
オストリームをトランスポートストリームに多重化する
処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】図2に示したデータ多重化装置において、オー
ディオストリームをトランスポートストリームに多重化
する処理を説明するためのフローチャートである。
ディオストリームをトランスポートストリームに多重化
する処理を説明するためのフローチャートである。
2…データ多重化装置、12…多重化系、20…ビデオ
エンコーダ、24…オーディオエンコーダ、28…サブ
タイトルエンコーダ、32a,32b,32c…FIF
Oメモリ、34,36…スイッチ回路、38…FIFO
メモリ、40…SCSIIF回路、42…制御系、30
a,30b,30c…データ量IF、420…ENIF
回路、422…SIF回路、424…CPU、426…
処理用RAM、428…制御データ用RAM、430…
RAM
エンコーダ、24…オーディオエンコーダ、28…サブ
タイトルエンコーダ、32a,32b,32c…FIF
Oメモリ、34,36…スイッチ回路、38…FIFO
メモリ、40…SCSIIF回路、42…制御系、30
a,30b,30c…データ量IF、420…ENIF
回路、422…SIF回路、424…CPU、426…
処理用RAM、428…制御データ用RAM、430…
RAM
Claims (12)
- 【請求項1】目標データレートに基づいて順次所定の映
像データを生成する映像データ生成手段と、 前記順次生成される映像データの1映像期間ごとのデー
タ量を生成データ量として検出する生成データ量検出手
段と、 前記検出されたデータ量と当該映像期間の前までに生成
された映像データであって未だ多重化されていない映像
データのデータ量との合計のデータ量以下で、所定の多
重化単位データ量の倍数となる最大のデータ量を、当該
映像期間に対応して多重化する映像データの多重化デー
タ量として検出する多重化データ量検出手段と、 前記当該映像期間の前までに生成された映像データであ
って未だ多重化されていない映像データおよび当該映像
期間に前記生成された映像データのうち、前記検出され
た多重化データ量の映像データを前記所定のデータと多
重化する多重化手段とを有するデータ多重化装置。 - 【請求項2】前記生成データ量検出手段において検出さ
れた生成データ量と当該映像期間の前までに生成された
映像データであって未だ多重化されていない映像データ
のデータ量との合計のデータ量と、前記多重化データ量
検出手段において検出された多重化データ量との差を、
残存データ量として検出する残存データ量検出手段と、 前記検出された残存データ量を記憶する残存データ量記
憶手段とをさらに有し、 前記多重化データ量検出手段は、前記検出された生成デ
ータ量と前記記憶されている残存データ量との合計のデ
ータ量以下で、前記多重化単位データ量の倍数となる最
大のデータ量を、前記多重化データ量として検出し、 前記残存データ量検出手段は、前記検出された生成デー
タ量と前記記憶されている残存データ量との合計のデー
タ量と、前記検出された多重化データ量との差を、次の
映像期間に対する残存データ量として新たに検出する請
求項1記載のデータ多重化装置。 - 【請求項3】前記映像データ生成手段は、生成された映
像データの1映像期間ごとのデータ量がビットを単位と
する値となるような前記目標データレートが設定され、
生成する映像データが当該目標データレートとなるよう
に映像データを生成し、 前記多重化データ量検出手段は、バイトを単位とする前
記多重化データ量を検出し、 前記残存データ量検出手段は、前記検出された生成デー
タ量と前記記憶されている当該映像期間前の残存データ
量との合計のデータ量の、バイトを単位とした場合に端
数となるビット単位のデータを前記残存データ量として
検出する請求項2記載のデータ多重化装置。 - 【請求項4】前記多重化手段は、前記多重化データ量の
映像データを、少なくとも当該映像期間に対応する音声
データと多重化する請求項1記載のデータ多重化装置。 - 【請求項5】前記映像データ生成手段は、前記目標デー
タレートに適合するように映像データを圧縮符号化する
手段である請求項1記載のデータ多重化装置。 - 【請求項6】前記映像データ生成手段は、MEPG2方
式により前記映像データを圧縮符号化し、 前記多重化手段は、前記映像データが多重化されたMP
EG2トランスポートストリームを生成する請求項5記
載のデータ多重化装置。 - 【請求項7】目標データレートに基づいて順次所定の映
像データを生成し、 前記順次生成される映像データの1映像期間ごとのデー
タ量を生成データ量として検出し、 前記検出された生成データ量と当該映像期間の前までに
生成された映像データであって未だ多重化されていない
映像データのデータ量との合計のデータ量以下で、所定
の多重化単位データ量の倍数となる最大のデータ量を、
当該映像期間に対応して多重化する映像データの多重化
データ量として検出し、 前記当該映像期間の前までに生成された映像データであ
って未だ多重化されていない映像データおよび当該映像
期間に前記生成された映像データのうち、前記検出され
た多重化データ量の映像データを前記所定のデータと多
重化するデータ多重化方法。 - 【請求項8】前記検出された生成データ量と当該映像期
間の前までに生成された映像データであって未だ多重化
されていない映像データのデータ量との合計のデータ量
と、前記検出された多重化データ量との差を、残存デー
タ量として検出しておき、 前記多重化データ量の検出は、前記検出された生成デー
タ量と前記検出されている当該映像期間の前までの残存
データ量との合計のデータ量以下で、前記多重化単位デ
ータ量の倍数となる最大のデータ量を検出することによ
り行い、 前記多重化データ量が検出されたら、前記検出された生
成データ量と前記記憶されている残存データ量との合計
のデータ量と、前記検出された多重化データ量との差
を、次の映像期間に対する残存データ量として新たに検
出しておく請求項7記載のデータ多重化方法。 - 【請求項9】前記映像データの生成は、生成された映像
データの1映像期間ごとのデータ量がビットを単位とす
る値となるような前記目標データレートに基づいて、生
成する映像データが当該目標データレートとなるように
行われ、 前記多重化データ量は、バイトを単位とする値として検
出し、 前記残存データ量は、前記生成データ量と前記残存デー
タ量との合計のデータ量の、バイトを単位とした場合に
端数となるビット単位の値として検出する請求項8記載
のデータ多重化方法。 - 【請求項10】前記多重化は、前記多重化データ量の映
像データを、少なくとも当該映像期間に対応する音声デ
ータと多重化する請求項7記載のデータ多重化方法。 - 【請求項11】前記映像データの生成は、前記目標デー
タレートに適合するように映像データを圧縮符号化する
ことにより行う請求項7記載のデータ多重化方法。 - 【請求項12】前記映像データの生成は、MEPG2方
式により前記映像データを圧縮符号化することにより行
い、 前記多重化により、前記生成された映像データが多重化
されたMPEG2トランスポートストリームを生成する
請求項11記載のデータ多重化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35563997A JPH11187364A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | データ多重化装置とその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35563997A JPH11187364A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | データ多重化装置とその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11187364A true JPH11187364A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18445010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35563997A Pending JPH11187364A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | データ多重化装置とその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11187364A (ja) |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP35563997A patent/JPH11187364A/ja active Pending
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