JPH111870A - 幟,幕,旗類の色再現性に優れた防炎加工方法 - Google Patents
幟,幕,旗類の色再現性に優れた防炎加工方法Info
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- JPH111870A JPH111870A JP9149418A JP14941897A JPH111870A JP H111870 A JPH111870 A JP H111870A JP 9149418 A JP9149418 A JP 9149418A JP 14941897 A JP14941897 A JP 14941897A JP H111870 A JPH111870 A JP H111870A
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
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- Fireproofing Substances (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 広範囲の防炎薬剤を使用でき、網点絵柄の場
合でも色再現性が良く且つ十分な防炎性能を有する、
幟,幕,旗等を製作する方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂エマルジョン100重量部に対
して、常温で液体の、又は融点が200℃以下で、溶融
すると透明になり且つ冷却しても透明性の損なわれない
防炎薬剤を1〜300重量部混合してなる顔料捺染色糊
を、生地に対して防炎剤付着量が固形分で0.5〜50
%になるようスクリーン印刷方式を用いて絵柄等を印刷
した後に乾燥させ、次に、生地の少なくとも片面表面全
体に生地の単位面積当たり平均重量の固形分で1〜50
%に相当する重量の防炎薬剤を付着せしめるようにす
る。
合でも色再現性が良く且つ十分な防炎性能を有する、
幟,幕,旗等を製作する方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂エマルジョン100重量部に対
して、常温で液体の、又は融点が200℃以下で、溶融
すると透明になり且つ冷却しても透明性の損なわれない
防炎薬剤を1〜300重量部混合してなる顔料捺染色糊
を、生地に対して防炎剤付着量が固形分で0.5〜50
%になるようスクリーン印刷方式を用いて絵柄等を印刷
した後に乾燥させ、次に、生地の少なくとも片面表面全
体に生地の単位面積当たり平均重量の固形分で1〜50
%に相当する重量の防炎薬剤を付着せしめるようにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防炎性能を備え、宣
伝用、舞台用、装飾用、その他に用いる、色彩の良好な
る幟,幕,旗類の加工方法に関する。
伝用、舞台用、装飾用、その他に用いる、色彩の良好な
る幟,幕,旗類の加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、劇場、学校等で使用される緞帳の
ような幕類に対しては消防法による防炎規制があった
が、デパート、店頭、ガソリンスタンド等でよくみかけ
る幟のような宣伝旗においては法律の規制はなく、行政
指導の段階であった。ところが、数年前のガソリンスタ
ンドでの幟に対する放火事件の発生以来、各自治体の消
防署からの強い要請で、特にガソリンスタンドで使用さ
れる幟、幕、旗に関しては防炎加工が義務づけられる状
況となっている。このような背景から、ここ2〜3年前
より宣伝用途を中心とした幟、幕、旗の防炎加工が急速
に行われてきている。また宣伝旗のプリントは高級感の
あるカラーの網点階調で構成される柄が増えており、そ
れに防炎加工を施した製品の要求も出てきている。
ような幕類に対しては消防法による防炎規制があった
が、デパート、店頭、ガソリンスタンド等でよくみかけ
る幟のような宣伝旗においては法律の規制はなく、行政
指導の段階であった。ところが、数年前のガソリンスタ
ンドでの幟に対する放火事件の発生以来、各自治体の消
防署からの強い要請で、特にガソリンスタンドで使用さ
れる幟、幕、旗に関しては防炎加工が義務づけられる状
況となっている。このような背景から、ここ2〜3年前
より宣伝用途を中心とした幟、幕、旗の防炎加工が急速
に行われてきている。また宣伝旗のプリントは高級感の
あるカラーの網点階調で構成される柄が増えており、そ
れに防炎加工を施した製品の要求も出てきている。
【0003】顔料捺染の幟、幕、旗等に防炎処理を施す
には、幟、幕、旗等を形成すべきポリエステル生地に、
色糊を用いてスクリーン印刷法で絵柄等を印刷して乾燥
させた後に、防炎薬剤をその表面全体に塗布する方法
と、防炎薬剤を混ぜた色糊を上記生地にスクリーン印刷
法で絵柄等を印刷する方法の、2つの方法が知られてい
る。
には、幟、幕、旗等を形成すべきポリエステル生地に、
色糊を用いてスクリーン印刷法で絵柄等を印刷して乾燥
させた後に、防炎薬剤をその表面全体に塗布する方法
と、防炎薬剤を混ぜた色糊を上記生地にスクリーン印刷
法で絵柄等を印刷する方法の、2つの方法が知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記前者の
方法では、燐酸エステル、ハロゲン系燐酸エステル、ハ
ロゲン系有機化合物、アンチモン系化合物、ポリ燐酸ア
ンモニウム、燐酸クアニジン、硫酸アンモニウム、スル
ファミン酸アンモニウム、チオ尿素等の防炎薬剤を組み
合わせた防炎加工液、或いはそれらの防炎薬剤とアクリ
ル酸エステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のエマル
ジョン樹脂と混合した防炎加工液が通常用いられている
が、生地の印刷された部分は色糊で固められてしまうた
めに、所定の防炎性能を得るのには、防炎薬剤をより多
量に塗布する必要が生じる。然しながら、このようにす
ると、印刷されていない部分は必要以上の防炎薬剤が塗
布される結果となって、製作コストその他の面で好まし
くない。
方法では、燐酸エステル、ハロゲン系燐酸エステル、ハ
ロゲン系有機化合物、アンチモン系化合物、ポリ燐酸ア
ンモニウム、燐酸クアニジン、硫酸アンモニウム、スル
ファミン酸アンモニウム、チオ尿素等の防炎薬剤を組み
合わせた防炎加工液、或いはそれらの防炎薬剤とアクリ
ル酸エステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のエマル
ジョン樹脂と混合した防炎加工液が通常用いられている
が、生地の印刷された部分は色糊で固められてしまうた
めに、所定の防炎性能を得るのには、防炎薬剤をより多
量に塗布する必要が生じる。然しながら、このようにす
ると、印刷されていない部分は必要以上の防炎薬剤が塗
布される結果となって、製作コストその他の面で好まし
くない。
【0005】又、上記後者の方法では、色糊に混ぜる防
炎薬剤が、ハロゲン系有機化合物、或いはハロゲン系有
機化合物とアンチモン系化合物との併用であることが一
般的で、透明性の低い防炎剤を、多量に使用することか
ら色糊の透明性が低くなり、黒色、藍色、紅色、黄色の
網点で構成されるカラーの網点柄の場合は上にのせた色
糊によって、下にある網点が隠されてしまい、白茶けた
色再現性の悪い刷り上がりになってしまう。更に網点の
少ないハイライト部分には防炎薬剤の入った色糊が印刷
されない部分が生じるため、その部分は所定の防炎性能
を出すことが出来ないという問題点がある。又、厚い生
地の場合には充分な防炎性能を具備させ得ないという欠
点がある。
炎薬剤が、ハロゲン系有機化合物、或いはハロゲン系有
機化合物とアンチモン系化合物との併用であることが一
般的で、透明性の低い防炎剤を、多量に使用することか
ら色糊の透明性が低くなり、黒色、藍色、紅色、黄色の
網点で構成されるカラーの網点柄の場合は上にのせた色
糊によって、下にある網点が隠されてしまい、白茶けた
色再現性の悪い刷り上がりになってしまう。更に網点の
少ないハイライト部分には防炎薬剤の入った色糊が印刷
されない部分が生じるため、その部分は所定の防炎性能
を出すことが出来ないという問題点がある。又、厚い生
地の場合には充分な防炎性能を具備させ得ないという欠
点がある。
【0006】又、一般に色糊は、水と次にターペンを乳
化増粘剤を用いて乳化増粘させ、バインダーとなる合成
樹脂エマルジョンを加え、更に水性顔料(着色剤)を加
えて色付けした後増粘剤を用いて所定の粘度に調整した
ものであるが、バインダーとして一般に用いられている
アクリル樹脂は耐候性がよい反面燃えやすいと云う問題
点がある。
化増粘剤を用いて乳化増粘させ、バインダーとなる合成
樹脂エマルジョンを加え、更に水性顔料(着色剤)を加
えて色付けした後増粘剤を用いて所定の粘度に調整した
ものであるが、バインダーとして一般に用いられている
アクリル樹脂は耐候性がよい反面燃えやすいと云う問題
点がある。
【0007】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、カラーの網点絵柄であっても色再現性が良く、
また風合いも柔らかく且つ充分な防炎性能を容易に付与
し得る、幟,幕,旗等を製作する方法を提供しようとす
るものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、カラーの網点絵柄であっても色再現性が良く、
また風合いも柔らかく且つ充分な防炎性能を容易に付与
し得る、幟,幕,旗等を製作する方法を提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による幟,幕,旗等の製作方法は、合成樹脂
エマルジョン100重量部(固形分)に対して、常温で
液体の、又は融点が200℃以下で、溶融すると透明に
なり且つ冷却しても透明性の損なわれない防炎薬剤を1
〜300重量部混合してなる顔料捺染色糊を、生地に対
して防炎剤付着量が固形分で0.5〜50%になるよう
スクリーン印刷方式を用いて絵柄等を印刷した後に乾燥
させ、次に前記生地の少なくとも片面表面全体に前記生
地の単位面積当たりの平均重量の固形分で1〜50%に
相当する重量の前記防炎薬剤を付着せしめるようにした
ものである。
に、本発明による幟,幕,旗等の製作方法は、合成樹脂
エマルジョン100重量部(固形分)に対して、常温で
液体の、又は融点が200℃以下で、溶融すると透明に
なり且つ冷却しても透明性の損なわれない防炎薬剤を1
〜300重量部混合してなる顔料捺染色糊を、生地に対
して防炎剤付着量が固形分で0.5〜50%になるよう
スクリーン印刷方式を用いて絵柄等を印刷した後に乾燥
させ、次に前記生地の少なくとも片面表面全体に前記生
地の単位面積当たりの平均重量の固形分で1〜50%に
相当する重量の前記防炎薬剤を付着せしめるようにした
ものである。
【0009】又、本発明によれば、合成樹脂エマルジョ
ンは、ウレタン樹脂、アクリル酸エステル、メタクリル
酸エステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニ
ル、エチレン酢酸ビニル、エチレン酢酸ビニル/塩化ビ
ニル、エチレン塩化ビニル、SBR、NBR、の単独樹
脂又はこれらの混合樹脂である。
ンは、ウレタン樹脂、アクリル酸エステル、メタクリル
酸エステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニ
ル、エチレン酢酸ビニル、エチレン酢酸ビニル/塩化ビ
ニル、エチレン塩化ビニル、SBR、NBR、の単独樹
脂又はこれらの混合樹脂である。
【0010】又、本発明によれば、防炎薬剤は、テトラ
プロモビスフェノールA、テトラプロモビスフェノール
Aのビスジブロモプロビルエーテル、テトラブロモビス
フェノールSのジブロモプロビルエーテル、トリス
(2、3ジブロモプロピル)イソシアヌレート、ヘキサ
ブロムシクロドデカン、トリクレジルホスフェート、ク
ロロエチルホスホン酸エステル、テトラブロモビスフェ
ノールAのエポキシオリゴマー、又はテトラブロモビス
フェノールSのエポキシオリゴマーである。
プロモビスフェノールA、テトラプロモビスフェノール
Aのビスジブロモプロビルエーテル、テトラブロモビス
フェノールSのジブロモプロビルエーテル、トリス
(2、3ジブロモプロピル)イソシアヌレート、ヘキサ
ブロムシクロドデカン、トリクレジルホスフェート、ク
ロロエチルホスホン酸エステル、テトラブロモビスフェ
ノールAのエポキシオリゴマー、又はテトラブロモビス
フェノールSのエポキシオリゴマーである。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、水とターペンを乳化増粘剤
を用いて乳化増粘させ、ウレタン樹脂、アクリル酸エス
テル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、エチ
レン酢酸ビニル、エチレン酢酸ビニル/塩化ビニル、エ
チレン酸化ビニル、SBR、NBR等の合成樹脂エマル
ジョン或いはこれらの混合樹脂とを混ぜる。本発明に用
いられるウレタン樹脂としては、イソシアネート成分と
ポリヒドロキシ成分から得られる。−NH−CO−O−
結合を有する樹脂を意味し、これらの樹脂は変成されて
いてもよい。またウレタン樹脂は、水分散型(エマルジ
ョン型)のものが用いられる。アクリル樹脂からウレタ
ン樹脂を用いることにより、防炎性が増し、防炎剤の選
択の幅を広げまた量を減らすことができる。ウレタン樹
脂が燃え広がり難いのはウレタン結合中にNを有してい
るため、或いは燃焼のしかたがアクリル樹脂は収縮して
燃え炭化していくが、炭化した部分を芯にして更に燃え
広がるのに対してウレタン樹脂の場合は溶融してしまう
為に燃え広がらないためと思われる。
を用いて乳化増粘させ、ウレタン樹脂、アクリル酸エス
テル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、エチ
レン酢酸ビニル、エチレン酢酸ビニル/塩化ビニル、エ
チレン酸化ビニル、SBR、NBR等の合成樹脂エマル
ジョン或いはこれらの混合樹脂とを混ぜる。本発明に用
いられるウレタン樹脂としては、イソシアネート成分と
ポリヒドロキシ成分から得られる。−NH−CO−O−
結合を有する樹脂を意味し、これらの樹脂は変成されて
いてもよい。またウレタン樹脂は、水分散型(エマルジ
ョン型)のものが用いられる。アクリル樹脂からウレタ
ン樹脂を用いることにより、防炎性が増し、防炎剤の選
択の幅を広げまた量を減らすことができる。ウレタン樹
脂が燃え広がり難いのはウレタン結合中にNを有してい
るため、或いは燃焼のしかたがアクリル樹脂は収縮して
燃え炭化していくが、炭化した部分を芯にして更に燃え
広がるのに対してウレタン樹脂の場合は溶融してしまう
為に燃え広がらないためと思われる。
【0012】次に、この混合液に添加した、合成樹脂エ
マルジョン100重量部(固形分)に対して1〜300
重量部の防炎薬剤を混ぜる。防炎薬剤は、燐酸エステ
ル、ハロゲン系燐酸エステル、ハロゲン系有機化合物等
の常温で液体又は融点が200℃以下を示し、溶融する
と透明になり、冷却しても透明性の損なわれないもの、
或いは助剤として酸化アンチモンゾルのように溶融しな
いが乾燥すると透明性を損なわれないものを使用する。
この場合、防炎薬剤の融点を200℃以下としたのは、
一般的にここで用いられる生地の加工温度の上限が約2
00℃であるためである。又、防炎薬剤の混合割合が1
重量部以下では生地は燃えてしまい、300重量部以上
ではコスト高となり好ましくない。
マルジョン100重量部(固形分)に対して1〜300
重量部の防炎薬剤を混ぜる。防炎薬剤は、燐酸エステ
ル、ハロゲン系燐酸エステル、ハロゲン系有機化合物等
の常温で液体又は融点が200℃以下を示し、溶融する
と透明になり、冷却しても透明性の損なわれないもの、
或いは助剤として酸化アンチモンゾルのように溶融しな
いが乾燥すると透明性を損なわれないものを使用する。
この場合、防炎薬剤の融点を200℃以下としたのは、
一般的にここで用いられる生地の加工温度の上限が約2
00℃であるためである。又、防炎薬剤の混合割合が1
重量部以下では生地は燃えてしまい、300重量部以上
ではコスト高となり好ましくない。
【0013】これらの防炎薬剤としては、テトラブロモ
ビスフェノールA、テトラブロモビスフェノールAのビ
スジブロモプロピルエーテル、テトラブロモビスフェノ
ールSのジブロモブロピルエーテル、トリス(2、3ジ
ブロモブロピル)イソシアヌレート、ヘキサブロムシク
ロドデカン、トリクレジルホスフェート、クロロエチル
ホスホン酸エステル、トリス(2、3ジクロロプロビ
ル)ホスフェート、テトラブロモビスフェノールAのエ
ポキシオリゴマー、又はテトラブロモビスフェノールS
のエポキシオリゴマー等がある。
ビスフェノールA、テトラブロモビスフェノールAのビ
スジブロモプロピルエーテル、テトラブロモビスフェノ
ールSのジブロモブロピルエーテル、トリス(2、3ジ
ブロモブロピル)イソシアヌレート、ヘキサブロムシク
ロドデカン、トリクレジルホスフェート、クロロエチル
ホスホン酸エステル、トリス(2、3ジクロロプロビ
ル)ホスフェート、テトラブロモビスフェノールAのエ
ポキシオリゴマー、又はテトラブロモビスフェノールS
のエポキシオリゴマー等がある。
【0014】次に、これに所定の色になるように着色剤
(水性顔料)を入れ、更に増粘剤、保湿剤、硬化剤、光
安定剤、熱安定剤、酸化防止剤、蛍光剤、可塑剤、帯電
防止剤、浸透剤、紫外線吸収剤等を必要に応じて添加す
る。
(水性顔料)を入れ、更に増粘剤、保湿剤、硬化剤、光
安定剤、熱安定剤、酸化防止剤、蛍光剤、可塑剤、帯電
防止剤、浸透剤、紫外線吸収剤等を必要に応じて添加す
る。
【0015】次に、スクリーン印刷用の刷版について説
明する。この刷版は、版枠に張られた紗に、捺染する所
望の文字、図形等を施すことにより制作され、ポリウレ
タン樹脂をコーティングすることにより補強される。一
般に、紗は70〜180メッシュのポリエステル製のも
のが使用される。所望の文字、図形等は版枠に張られた
紗に感光乳剤を塗り、乾燥後所望の文字、図形等を焼き
付けたポジフィルムを張り付け、露光し、ポジフィルム
を剥がし、水洗いし、乾燥することによって得られる。
明する。この刷版は、版枠に張られた紗に、捺染する所
望の文字、図形等を施すことにより制作され、ポリウレ
タン樹脂をコーティングすることにより補強される。一
般に、紗は70〜180メッシュのポリエステル製のも
のが使用される。所望の文字、図形等は版枠に張られた
紗に感光乳剤を塗り、乾燥後所望の文字、図形等を焼き
付けたポジフィルムを張り付け、露光し、ポジフィルム
を剥がし、水洗いし、乾燥することによって得られる。
【0016】上述のようにして準備した刷版と色糊を使
用して、ポリエステルの如き合成樹脂を織って作られた
生地に、生地重量に対して色糊中の防炎剤付着量が固形
分で0.5〜50%、好ましくは3〜20%になるよう
文字、図形等が捺染される。捺染には手刷り捺染或いは
自動捺染機による自動捺染があるが、それらの手順は、
何れも当業者にとって周知であるため、説明は省略す
る。捺染後、生地は添加した防炎薬剤の融点以上の熱風
で乾燥される。この場合、防炎剤付着量が0.5%以下
では生地は燃えてしまい、50%以上ではコスト高とな
って好ましくない。
用して、ポリエステルの如き合成樹脂を織って作られた
生地に、生地重量に対して色糊中の防炎剤付着量が固形
分で0.5〜50%、好ましくは3〜20%になるよう
文字、図形等が捺染される。捺染には手刷り捺染或いは
自動捺染機による自動捺染があるが、それらの手順は、
何れも当業者にとって周知であるため、説明は省略す
る。捺染後、生地は添加した防炎薬剤の融点以上の熱風
で乾燥される。この場合、防炎剤付着量が0.5%以下
では生地は燃えてしまい、50%以上ではコスト高とな
って好ましくない。
【0017】捺染後、浸漬法、コーティング法、噴霧吹
き付け法、はけ塗り法等任意の方法を用いて、少なくと
も片面表面全体に生地の単位面積当たりの平均重量の固
形分で1〜50%、好ましくは10〜30%に相当する
防炎薬剤を塗布する。防炎薬剤は前述の通りであるが、
必要により合成樹脂エマルジョン、増粘剤、保湿剤、硬
化剤、光安定剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、酸化防止
剤、蛍光剤、可塑剤、帯電防止剤、浸透剤、等の添加剤
を混ぜてもよい。塗布後添加した防炎薬剤の融点以上の
温度の熱風その他の手段で製品を乾燥する。
き付け法、はけ塗り法等任意の方法を用いて、少なくと
も片面表面全体に生地の単位面積当たりの平均重量の固
形分で1〜50%、好ましくは10〜30%に相当する
防炎薬剤を塗布する。防炎薬剤は前述の通りであるが、
必要により合成樹脂エマルジョン、増粘剤、保湿剤、硬
化剤、光安定剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、酸化防止
剤、蛍光剤、可塑剤、帯電防止剤、浸透剤、等の添加剤
を混ぜてもよい。塗布後添加した防炎薬剤の融点以上の
温度の熱風その他の手段で製品を乾燥する。
【0018】実施例1 次のようにして、防炎性の幟が製作された。先ず、刷版
をつくる。印刷刷版の紗は、135メッシュ(村上スク
リーン(株)製、品番TNO135S)を使用した。絵
柄はカラー写真の柄を選び、公知の写真製版法を用いて
黒版、藍版、紅版、黄版を作った。制作した刷版の表面
には、補強のためウレタンコーティングを施した。次
に、色糊を作成する。攪拌タンクに水を入れ、これに乳
化増粘剤を混ぜて、攪拌しながらターペンを徐々に加
え、エマルジョン化し、これに固形分50%のウレタン
樹脂100部に対して、防炎薬剤として融点約100℃
のテトラブロモビスフェノールAのビスジブロモプロビ
ルエーテルを120部加え、更に水性顔料を加えて調色
し、次に硬化剤、アンモニアを加え、次に増粘剤を加え
て粘度を10000CPSに調整した。色糊は、着色剤
を代え、黒色、藍色、紅色、黄色の4種類を作成した。
この色糊の処方は下表のとおりであった。
をつくる。印刷刷版の紗は、135メッシュ(村上スク
リーン(株)製、品番TNO135S)を使用した。絵
柄はカラー写真の柄を選び、公知の写真製版法を用いて
黒版、藍版、紅版、黄版を作った。制作した刷版の表面
には、補強のためウレタンコーティングを施した。次
に、色糊を作成する。攪拌タンクに水を入れ、これに乳
化増粘剤を混ぜて、攪拌しながらターペンを徐々に加
え、エマルジョン化し、これに固形分50%のウレタン
樹脂100部に対して、防炎薬剤として融点約100℃
のテトラブロモビスフェノールAのビスジブロモプロビ
ルエーテルを120部加え、更に水性顔料を加えて調色
し、次に硬化剤、アンモニアを加え、次に増粘剤を加え
て粘度を10000CPSに調整した。色糊は、着色剤
を代え、黒色、藍色、紅色、黄色の4種類を作成した。
この色糊の処方は下表のとおりであった。
【0019】
【0020】印刷生地はポリエステル100%織物トロ
ピカル生地(目付100g/m2)を使用した。準備した
上記刷版と色糊を用いて生地に自動捺染機にて所定の絵
柄を黒色、シアン色、マゼンタ色、イエロー色の順に印
刷し140℃の熱風で2分間乾燥した。このとき、平均
ウェット塗布量は60g/m2であり、その内の乾燥防炎
薬剤の塗布量は7.2g/m2であった。次に、ディッピ
ング装置にて生地全体に防炎薬剤を塗布した。塗布後、
140℃の熱風で30秒乾燥した。防炎加工液は、防炎
剤として常温で液体であるトリクレジルホスフェートの
乳化物を用い、平均ウェット塗布量は90g/m2であ
り、その内の防炎薬剤の乾燥塗布量は13.5g/m2で
あった。
ピカル生地(目付100g/m2)を使用した。準備した
上記刷版と色糊を用いて生地に自動捺染機にて所定の絵
柄を黒色、シアン色、マゼンタ色、イエロー色の順に印
刷し140℃の熱風で2分間乾燥した。このとき、平均
ウェット塗布量は60g/m2であり、その内の乾燥防炎
薬剤の塗布量は7.2g/m2であった。次に、ディッピ
ング装置にて生地全体に防炎薬剤を塗布した。塗布後、
140℃の熱風で30秒乾燥した。防炎加工液は、防炎
剤として常温で液体であるトリクレジルホスフェートの
乳化物を用い、平均ウェット塗布量は90g/m2であ
り、その内の防炎薬剤の乾燥塗布量は13.5g/m2で
あった。
【0021】防炎加工液の処方は下表の通りであった。 最後に縫製等の処理をして幟に仕立てられた。
【0022】実施例2 実施例1と同じ刷版を使用し、色糊中の防炎薬剤として
融点約100℃のテトラブロモビスフェノールSのビス
ジブロモプロビルエーテルを使用し、黒色、藍色、紅
色、黄色の4種類の色糊を作成した。この色糊の処方は
下表の通りであった。
融点約100℃のテトラブロモビスフェノールSのビス
ジブロモプロビルエーテルを使用し、黒色、藍色、紅
色、黄色の4種類の色糊を作成した。この色糊の処方は
下表の通りであった。
【0023】印刷生地はポリエステル100%織物トロ
ピカル生地(目付100g/m2)を使用した。準備した
上記刷版と色糊を用いて生地に自動捺染機にて所定の絵
柄を黒色、シアン色、マゼンタ色、イエロー色の順に印
刷し140℃の熱風で2分間乾燥した。このとき、平均
ウェット塗布量は60g/m2であり、その内の乾燥防炎
薬剤の塗布量は3.6g/m2であった。次に、ディッピ
ング装置にて生地全体に防炎薬剤を塗布した。塗布後、
140℃の熱風で30秒乾燥した。防炎加工液は、防炎
剤として常温で液体であるトリクレジルホスフェートの
乳化物を用い、平均ウェット塗布量は90g/m2であ
り、その内の防炎薬剤の乾燥塗布量は22.5g/m2で
あった。
ピカル生地(目付100g/m2)を使用した。準備した
上記刷版と色糊を用いて生地に自動捺染機にて所定の絵
柄を黒色、シアン色、マゼンタ色、イエロー色の順に印
刷し140℃の熱風で2分間乾燥した。このとき、平均
ウェット塗布量は60g/m2であり、その内の乾燥防炎
薬剤の塗布量は3.6g/m2であった。次に、ディッピ
ング装置にて生地全体に防炎薬剤を塗布した。塗布後、
140℃の熱風で30秒乾燥した。防炎加工液は、防炎
剤として常温で液体であるトリクレジルホスフェートの
乳化物を用い、平均ウェット塗布量は90g/m2であ
り、その内の防炎薬剤の乾燥塗布量は22.5g/m2で
あった。
【0024】防炎加工液の処方は下表の通りであった。 最後に縫製等の処理をして幟に仕立てられた。
【0025】実施例3 実施例1と同じ刷版を使用し、色糊中の防炎薬剤として
融点約100℃のトリス(23ジブロモプロビル)イソ
シアヌレートを使用し、黒色、藍色、紅色、黄色の4種
類の色糊を作成した。この色糊の処方は下表の通りであ
った。
融点約100℃のトリス(23ジブロモプロビル)イソ
シアヌレートを使用し、黒色、藍色、紅色、黄色の4種
類の色糊を作成した。この色糊の処方は下表の通りであ
った。
【0026】印刷生地はポリエステル100%織物トロ
ピカル生地(目付100g/m2)を使用した。準備した
上記刷版と色糊を用いて生地に自動捺染機にて所定の絵
柄を黒色、シアン色、マゼンタ色、イエロー色の順に印
刷し140℃の熱風で2分間乾燥した。このとき、平均
ウェット塗布量は60g/m2であり、その内の乾燥防炎
薬剤の塗布量は10.8g/m2であった。次に、ディッ
ピング装置にて生地全体に防炎薬剤を塗布した。塗布
後、140℃の熱風で30秒乾燥した。防炎加工液は、
防炎剤として常温で液体であるクロロエチルホスホン酸
エステルの乳化物を用い、平均ウェット塗布量は90g
/m2であり、その内の防炎薬剤の乾燥塗布量は13.5
g/m2であった。
ピカル生地(目付100g/m2)を使用した。準備した
上記刷版と色糊を用いて生地に自動捺染機にて所定の絵
柄を黒色、シアン色、マゼンタ色、イエロー色の順に印
刷し140℃の熱風で2分間乾燥した。このとき、平均
ウェット塗布量は60g/m2であり、その内の乾燥防炎
薬剤の塗布量は10.8g/m2であった。次に、ディッ
ピング装置にて生地全体に防炎薬剤を塗布した。塗布
後、140℃の熱風で30秒乾燥した。防炎加工液は、
防炎剤として常温で液体であるクロロエチルホスホン酸
エステルの乳化物を用い、平均ウェット塗布量は90g
/m2であり、その内の防炎薬剤の乾燥塗布量は13.5
g/m2であった。
【0027】防炎加工液の処方は下表の通りであった。 最後に縫製等の処理をして幟に仕立てられた。
【0028】比較例1 次に、比較の為、従来の方法で防炎薬剤を施した幟を制
作した。まず色糊を実施例1と同様に、防炎薬剤は添加
せずに、またウレタン樹脂ではなく、アクリル酸エステ
ルエマルジョンを使用し、黒色、藍色、紅色、黄色の4
色作成した。そして、印刷刷版と生地は実施例1と同じ
ものを使用した。色糊の処方は下表の通りであった。
作した。まず色糊を実施例1と同様に、防炎薬剤は添加
せずに、またウレタン樹脂ではなく、アクリル酸エステ
ルエマルジョンを使用し、黒色、藍色、紅色、黄色の4
色作成した。そして、印刷刷版と生地は実施例1と同じ
ものを使用した。色糊の処方は下表の通りであった。
【0029】準備した上記の刷版と色糊を使用して、生
地に自動捺染機にて所定の絵柄を捺染した。次に、ディ
ッピング装置により、生地画面全体に防炎薬剤を塗布し
た。防炎薬剤としては下記処方の加工液を使用した。防
炎加工液平均ウエット塗布量は90g/m2 であり、防
炎薬剤乾燥塗布量は29.7g/m2 であった。最後に
縫製等の処理をして幟に仕立てられた。
地に自動捺染機にて所定の絵柄を捺染した。次に、ディ
ッピング装置により、生地画面全体に防炎薬剤を塗布し
た。防炎薬剤としては下記処方の加工液を使用した。防
炎加工液平均ウエット塗布量は90g/m2 であり、防
炎薬剤乾燥塗布量は29.7g/m2 であった。最後に
縫製等の処理をして幟に仕立てられた。
【0030】比較例2 次に、比較の為、従来の方法で防炎薬剤を施した幟を製
作した。まず色糊を実施例1と同様に、色糊に一般に使
用される防炎薬剤であるデカブロムジフェニルエーテル
と、3酸化アンチモンを加え、アクリル酸エステルエマ
ルジョンをバインダーとして用いて作成した。そして、
印刷刷版と生地は実施例1と同じものを使用した。色糊
の処方は下表の通りであった。
作した。まず色糊を実施例1と同様に、色糊に一般に使
用される防炎薬剤であるデカブロムジフェニルエーテル
と、3酸化アンチモンを加え、アクリル酸エステルエマ
ルジョンをバインダーとして用いて作成した。そして、
印刷刷版と生地は実施例1と同じものを使用した。色糊
の処方は下表の通りであった。
【0031】準備した上記刷版と色糊を用いて生地に自
動捺染機にて所定の絵柄を印刷し140℃の熱風で2分
間乾燥した。このとき、色糊の平均ウエット塗布量は6
0g/m2 であり、その内の乾燥防炎薬剤の塗布量は1
6.8g/m2 であった。
動捺染機にて所定の絵柄を印刷し140℃の熱風で2分
間乾燥した。このとき、色糊の平均ウエット塗布量は6
0g/m2 であり、その内の乾燥防炎薬剤の塗布量は1
6.8g/m2 であった。
【0032】このようにして得られた各製品について、
柄部分の防炎性能試験を行ったところ、下表の通りの結
果を得た。尚、消防法令に基づく防炎性能試験において
は薄手布のシート類や幕類の評価基準は、45度ミクロ
バーナー法の場合には、1分加熱と着炎後3秒加熱を行
って、残炎時間が3秒以下、残じん時間が5秒以下、炭
化面積が30cm2 以下となっている。また、45度コイ
ル法の場合には接炎回数が3回以上となっている。 この結果から明らかなように、比較例1では色が白茶け
てしまって色再現性が悪く、比較例2でも、ハイライト
部の防炎性能が規格を達成しておらず、またシャドウ部
の黒い色が黒ではなく白茶けており色再現性が悪かっ
た。実施例1、2、3では防炎性能、色再現性も優れて
いた。
柄部分の防炎性能試験を行ったところ、下表の通りの結
果を得た。尚、消防法令に基づく防炎性能試験において
は薄手布のシート類や幕類の評価基準は、45度ミクロ
バーナー法の場合には、1分加熱と着炎後3秒加熱を行
って、残炎時間が3秒以下、残じん時間が5秒以下、炭
化面積が30cm2 以下となっている。また、45度コイ
ル法の場合には接炎回数が3回以上となっている。 この結果から明らかなように、比較例1では色が白茶け
てしまって色再現性が悪く、比較例2でも、ハイライト
部の防炎性能が規格を達成しておらず、またシャドウ部
の黒い色が黒ではなく白茶けており色再現性が悪かっ
た。実施例1、2、3では防炎性能、色再現性も優れて
いた。
【0033】以上実施例では、何れも幟を製作する場合
について説明したが、ポリエステル生地を用いて幕,旗
等を製作する場合も同様の防炎性能を有する製品を得る
ことができることは言うまでもない。
について説明したが、ポリエステル生地を用いて幕,旗
等を製作する場合も同様の防炎性能を有する製品を得る
ことができることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】上述の如く本願発明によれば、厚めのポ
リエステル生地であっても、また網点で構成される絵柄
が含まれる場合でも、色再現性が良く且つ所定の防炎性
能を有する幟,幕及び旗等を、比較的廉価に提供するこ
とができる。
リエステル生地であっても、また網点で構成される絵柄
が含まれる場合でも、色再現性が良く且つ所定の防炎性
能を有する幟,幕及び旗等を、比較的廉価に提供するこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06P 5/00 111 D06P 5/00 111Z D06Q 1/00 D06Q 1/00 D06M 13/10 13/30
Claims (3)
- 【請求項1】 合成樹脂エマルジョン100重量部(固
形分)に対して、常温で液体の、又は融点が200℃以
下で、溶融すると透明になり且つ冷却しても透明性の損
なわれない防炎薬剤を1〜300重量部混合してなる顔
料捺染色糊を、生地に対して防炎剤付着量が固形分で
0.5〜50%になるようスクリーン印刷方式を用いて
絵柄等を印刷した後に乾燥させ、次に前記生地の少なく
とも片面表面全体に前記生地の単位面積当たりの平均重
量の固形分で1〜50%に相当する重量の前記防炎薬剤
を付着せしめるようにした幟、幕、旗類の防炎加工方
法。 - 【請求項2】 合成樹脂エマルジョンは、ウレタン樹
脂、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、エチレン酢酸ビ
ニル、エチレン酢酸ビニル/塩化ビニル、エチレン塩化
ビニル、SBR、NBR、の単独樹脂又はこれらの混合
樹脂である請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 防炎薬剤は、テトラプロモビスフェノー
ルA、テトラプロモビスフェノールAのビスジブロモプ
ロビルエーテル、テトラブロモビスフェノールSのジブ
ロモプロビルエーテル、トリス(2、3ジブロモプロピ
ル)イソシアヌレート、ヘキサブロムシクロドデカン、
トリクレジルホスフェート、クロロエチルホスホン酸エ
ステル、テトラブロモビスフェノールAのエポキシオリ
ゴマー、又はテトラブロモビスフェノールSのエポキシ
オリゴマーである請求項1又は2に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9149418A JPH111870A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 幟,幕,旗類の色再現性に優れた防炎加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9149418A JPH111870A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 幟,幕,旗類の色再現性に優れた防炎加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH111870A true JPH111870A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15474688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9149418A Withdrawn JPH111870A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 幟,幕,旗類の色再現性に優れた防炎加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH111870A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007534824A (ja) * | 2004-04-26 | 2007-11-29 | ブローミン コンパウンズ リミテッド | 繊維製品用難燃剤水性分散液及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-06-06 JP JP9149418A patent/JPH111870A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007534824A (ja) * | 2004-04-26 | 2007-11-29 | ブローミン コンパウンズ リミテッド | 繊維製品用難燃剤水性分散液及びその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |