JPH11186132A - 半導体装置の製造工程のフィードバック方法 - Google Patents

半導体装置の製造工程のフィードバック方法

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JPH11186132A
JPH11186132A JP9351015A JP35101597A JPH11186132A JP H11186132 A JPH11186132 A JP H11186132A JP 9351015 A JP9351015 A JP 9351015A JP 35101597 A JP35101597 A JP 35101597A JP H11186132 A JPH11186132 A JP H11186132A
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moving average
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weighted moving
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Atsushi Someya
篤志 染矢
Toshiya Hirai
都志也 平井
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Sony Corp
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造工程において、素子の線幅精度の
向上により素子の微細化、高集積化が可能になることで
デバイス性能の向上を図ることができるとともに、生産
性の向上を図ることができる半導体製造工程の製造工程
のフィードバック方法を提供すること。 【解決手段】 半導体装置の製造プロセスのリソグラフ
ィー工程で既に処理された数ロットの工程内プロセス品
質制御データに基づいて、これから着工するロットの処
理条件を決定するフィードバック方法であって、配線幅
を露光量に換算するための回帰係数Dを加重価を基にし
て加重移動平均して求め、この回帰係数を基にしてフィ
ードバック値を求めるアルゴリズムを加重価を基にして
加重移動平均して求めることを特徴とする半導体装置の
製造工程のフィードバック方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
工程のフィードバック方法に関し、詳しくはリソグラフ
ィー工程におけるフィードバック方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスの大きな課題として
COO(Cost Of Ownership)の低減
がある。特に非常に回数、時間を要するリソグラフィー
工程でのCOOの低減は、半導体製造プロセス中でも重
要である。
【0003】現在、リソグラフィー工程での生産性を大
きく低下させている要因の一つには先行ウエハ(Sen
d Ahead Wafer)による事前の条件設定の
工程かあげられる。例えば、ウエハ1枚にレジストを塗
布した後、露光、現像を行い、レジストパターンの寸法
測定を行う。その結果に基づいて露光エネルギーおよび
フォーカス位置を決定する。さらに重ね合わせ精度の測
定を行う。それによってアライメント補正量を決定す
る。例えば、パターンのシフト量(パターン横ずれ
量)、スケーリング(放射状の倍率)、ウエハ回転、直
交性、ショット回転、ショット倍率等の露光条件補正量
を決定する。その後、本体ウエハ上にレジストパターン
形成を行う。
【0004】上記のような条件変動要因としては、リソ
グラフィー要因と他のプロセス要因とに分類できる。例
えば露光エネルギーの変動は、リソグラフィー要因とし
てはレジスト膜厚変動、レジスト感度変動、露光装置
(例えばステッパ)の照明むら変動等が、他のプロセス
では、下地のCVD時の膜厚や光学定数(屈折率、吸光
係数等)の変動等が考えられる。
【0005】そこで上記のような先行ウエハを廃止する
目的で、IBM社のPHALC0N(Phot Aut
omated Logging and Contro
lsystem)に代表されるフィードバック方法が導
入されつつある。これは上記先行ウエハによる条件出し
を廃止する代わりに、直近の数ロットのデータを用いて
露光パラメータ(露光エネルギー、アライメント補正
値)を決定する方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記P
HALCONに代表されるフィードバック方法は、汎用
メモリのように大量に同じデバイスが流れる製造ライン
ではその威力を発揮するが、数日あるいは数週間に1ロ
ットが流れる程度のデバイス製造ラインには向かない。
そのため、ASIC等の少量多品種の高付加価値品の生
産工程に上記フィドバック方法を適用することは困難で
あった。そこで本発明は上記課題を解消し、半導体製造
工程において、素子の線幅精度の向上により素子の微細
化、高集積化が可能になることでデバイス性能の向上を
図ることができるとともに、生産性の向上を図ることが
できる半導体製造工程の製造工程のフィードバック方法
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、半導体装置の製造プロセスのリソグラフィー工
程で既に処理された数ロットの工程内プロセス品質制御
データに基づいて、これから着工するロットの処理条件
を決定するフィードバック方法であって、配線幅を露光
量に換算するための回帰係数を加重価を基にして加重移
動平均して求め、この回帰係数を基にしてフィードバッ
ク値を求めるアルゴリズムを加重価を基にして加重移動
平均して求めることを特徴とする半導体装置の製造工程
のフィードバック方法により達成される。
【0008】本発明では、回帰係数を加重移動平均によ
り求めるので、回帰係数に加重価としてプロセス条件の
時間的要因を導入することが可能となる。また、この回
帰係数を基にしてフィードバック値を求めるアルゴリズ
ムを加重移動平均により求めることから、フィードバッ
ク値を求めるアルゴリズムに加重価としてプロセス条件
の時間要因を導入することが可能になる。そのため、数
日あるいは数週間前に流れたロットのIPQCデータに
基づいてフィードバック値が求まる。また、加重価には
時間をパラメータとした重み付け係数を導入することか
ら、加重価によって時間的変動要因が考慮されることに
なる。そのため、数日あるいは数週間前に流れたロット
のプロセスデータを基にしてフィードバック値を求めて
も、フィードバック値の時間による変動要因が抑制され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0010】本発明の好ましい実施形態の一例を、図1
のリソグラフィー工程の説明図によって説明する。図1
に示すように、「加重移動平均による処理条件の決定」
S1によって、半導体装置の製造プロセスのリソグラフ
ィー工程で、既に処理された数ロットの工程内プロセス
品質制御データより着工するロットの処理条件を決定す
る。
【0011】上記「加重移動平均による処理条件の決
定」S1では、露光条件のフィードバック値を求めるア
ルゴリズムを加重移動平均により求める。その加重価に
は時間をパラメータとした重み付け係数を導入する。加
重移動平均により求める露光条件の対象としては、例え
ば重ね合わせと線幅の露光エネルギーとがある。
【0012】まず、重ね合わせにおいて、従来の一般的
な重ね合わせのフィードバックアルゴリズムは、(1)
式のように表せる。
【0013】
【数1】
【0014】これに対し、本発明の好ましい実施形態で
ある重ね合わせのフィードバックアルゴリズムでは、
(1)式に加重移動平均を導入して、(2)式のように
表した。
【0015】
【数2】
【0016】また、線幅の露光エネルギーにおいて、従
来の一般的な線幅精度に影響を及ぼす露光エネルギーe
のフィードバックアルゴリズムは、(3)式のように表
せる。
【0017】
【数3】
【0018】これに対し、線幅の露光エネルギーeのフ
ィードバックアルゴリズムでは、(3)式に加重移動平
均を導入して、(4)式のように表した。
【0019】
【数4】
【0020】また、この発明の好ましい実施形態である
線幅の露光エネルギーeのフィードバック方法では、さ
らに以下のような処理も行う。回帰係数Dは、(4)式
において線幅を露光量に換算する係数である。(4)式
においては、予め線幅と露光量の関係(近似的に1次関
数とみなしている)より固定値として扱っていたが、本
発明の好ましい実施形態のフィードバック方法では、
(4)式の回帰係数Dにも加重移動平均の概念を導入す
る。
【0021】線幅d’と露光量e’が、
【数5】 で表される一次式であるとすると、一般に用いられる最
小二乗法を用いてα、βを求める。
【0022】即ち、
【数6】
【0023】この(6)式のχ2 を最小にするような
α、βを、正規方程式を用いて求めれば良い。これによ
り求めた関数の傾きβの逆数が回帰係数Dということに
なる。このようにして直近のデータに重みをかけること
により、最新の線幅−露光量の関係を基に露光量を決定
でき、その結果所望の線幅を得ることができる。
【0024】上記(2)式、(6)式等を用いて加重移
動平均による処理条件の決定を行い、入力補正値を求め
る。
【0025】そして「レジスト膜の形成」S2によっ
て、製品を形成するウエハにレジストを塗布してレジス
ト膜を形成する。その際、塗布後にベーキングを行って
レジスト膜を硬化させる。この「レジスト膜の形成」S
2は、「加重移動平均による処理条件の決定」S1と並
列に処理してもよい。
【0026】次いで「露光」S3によって、上記「加重
移動平均による処理条件の決定」S1により決定した処
理条件に基づいて露光条件を設定して露光を行う。
【0027】続いて「現像」S4によって、上記露光し
たウエハの現像を行い、レジストパターンを形成する。
【0028】その後「検査」S5によって、レジストパ
ターン寸法(線幅)の測定、レジストパターン形状の検
査を行う。その結果、良好であればリソグラフィー工程
を「終了」する。もし検査結果が不良であれば、ウエハ
を再生する工程に送る。
【0029】このように、(2)、(4)式を利用した
フィードバック方法では、重ね合わせの補正値および露
光エネルギーを求める式に加重移動平均を導入すること
によって、アルゴリズムに加重価としてプロセス条件の
時間的要因を導入することが可能になる。そのため、数
日あるいは数週間前に流れたロットのプロセスデータに
基づいてフィードバック値が求まる。また、加重価Wi
に時間をパラメータとした重み付け係数を導入すること
により、加重価Wi によって時間的変動要因が考慮され
ることになる。そのため、数日あるいは数週間前に流れ
たロットのプロセスデータを基にしてフィードバック値
を求めても、フィードバック値の時間による変動要因が
抑制される。
【0030】さらに、線幅精度の露光エネルギーのフィ
ードバック方法として、(4)式の代わりに(6)式を
用いる。この際、回帰係数D自体を加重移動平均により
求める。これにより、回帰係数Dに加重価Wj としてプ
ロセス条件の時間的要因を導入することが可能となる。
また、この回帰係数Dを基にしてフィードバック値を求
めるアルゴリズムを加重移動平均により求めるので、ア
ルゴリズムに加重価Wi としてプロセス条件の時間要因
を導入することが可能になる。そのため、数日あるいは
数週間前に流れたロットのプロセスデータに基づいてフ
ィードバック値を求めることが可能になるので、さらに
高精度のフィードバックを実現することができる。
【0031】次に、重ね合わせ及び線幅精度の露光エネ
ルギーのフィードバック方法において、従来と本発明の
実施形態とを比較する。まず、重ね合わせ精度の平行移
動誤差(Translation)を一例として、従来
のフィードバック方法と本発明の好ましい実施形態であ
るフィードバック方法との比較を行う。
【0032】図2は、あるステッパ(露光装置)のEQ
C(装置メンテナンスデータ)での平均移動誤差を示し
たものであり、縦軸に平均移動誤差を示し、横軸に時間
を示す。
【0033】図2に示すように、時問の経過とともに平
均移動誤差が変化していることがわかる。このような変
化が起こる理由は、例えばステッパのアライメントセン
サーのテレセン性(フォーカス像の横方向ずれ)の悪化
等が考えられるが、原因は特定できない。このような変
動要因を補正することを目的として、上記説明したよう
に加重移動平均を導入することによってプロセス条件を
求める。
【0034】また、図3は、ある製品ロットでの先行ウ
エハ法による重ね合わせ誤差とその時のステッパ(露光
装置)への補正入力値であり、縦軸にIPQC値及び補
正入力値を示し、横軸に時間を示す。
【0035】図3に示すように、補正を行わないIPQ
C値は時間の経過とともに平均移動誤差は、例えば、5
8日前が−0.01μm、56日前が−0.00μm、
11日前が0.04μm、7日前が0.06μm、2日
前が0.05μm、当日が0.06μmというように、
大きく変動を起こしている。このように変動が起こる原
因は、例えばステッパのアライメントセンサーのテレセ
ン性(フォーカス像の横方向ずれ)の悪化等が考えられ
るが、原因は特定できない。このような変動要因を補正
することを目的として、上記説明したように加重移動平
均を導入することによってプロセス条件を求める。
【0036】今、先行ウエハ法による入力補正値を理想
補正値とする。その入力補正値は、58日前が0.00
μm、56日前が−0.01μm 、11日前が−0.
03μm、7日前が−0.04μm、2日前が−0.0
4μm、当日が−0.06μmであった。そして、その
補正値を用いて処理した後のIPQC値は、58日前が
−0.01μm、56日前が−0.01μm、11日前
が0.01μm、7日前が0.02μm、2日前か0.
01μm、当日が0.00μmになった。
【0037】ここで重ね合わせにおけるフィードバック
方法を使用した場合で、従来のフィードバック法である
(1)式、及び本発明の好ましい実施形態のフィードバ
ック方法である(2)式において係数A=1.0とし、
参照ロット数を5ロット(ただし、参照データの有効期
間は60日)として計算を行った。また加重移動平均の
加重価はここでは等差級数として以下のように設定し
た。W1 =0.10、W2 =0.15、W3 =0.2
0、W4 =0.25、W5 =0.30、ただしΣWi
1.00とした。
【0038】その結果、従来のフィードバック法では、
入力補正値(入力オフセット量)は−0.03μmとな
り、理想補正量=−0.06μmとのフィードバック誤
差は0.03μmとなった。一方、本発明の好ましい実
施形態のフィードバック方法では、入力補正値(入力オ
フセット量)は−0.04μmとなり、理想補正量=−
0.06μmとのフィードバック誤差は0.02μmと
なった。そして両者を比較すると、加重移動平均を用い
た本発明の好ましい実施形態によるフィードバック方法
の方が、フィードバック性能は0.01μm良いことが
わかる。
【0039】次に上記Wi を時間tの関数f(t)=W
i とし、ここでは(7)式として、上記(2)式に適用
した場合を以下に示す。
【0040】
【数7】
【0041】したがって、加重移動平均の加重価は以下
のようになる。例えば58日前の加重価Wi =(−5
8)/60+1≒0.03となる。ここでは、tは当日
を0として起算し、マイナスにて表すことにしている。
したがって、58日前であればt=−58となる。同様
にして56日前、11日前、7日前、2日前の加重価
は、それぞれ、W2 ≒0.07、W3 ≒0.82、W4
≒0.88、W5 ≒0.97となる。これらの加重価を
基にして(2)式により計算すると、入力補正値(入力
オフセット量)は−0.05μmとなる。その結果、上
記理想補正値=−0.06μmとのフィードバック誤差
は0.01μmである。重ね合わせにおいて両者を比較
すると、加重移動平均を用いた本発明の実施形態による
フィードバック方法の方がフィードバック性能は0.0
2μm優れていることがわかる。
【0042】次に、線幅精度に影響する露光エネルギー
において、従来のフィードバック方法と本発明の好まし
い実施形態によるフィードバック方法との比較を行う。
図4は、イニシャル(デバイス投入時)と、現在時点の
それぞれの線幅と露光量の関係を示したものである。図
4によると、1次関数近似(線形)での傾き、切片とも
に変化していることがわかる。これは、図5のような同
一露光量にて処理した線幅の約半年間の経過時の線幅の
変化からも理解することができる。
【0043】図6は、従来(現行)のフィードバック方
法及び本発明の実施形態によるフィードバック方法によ
り露光された線幅の各ロット毎のばらつきを示してい
る。ここでは、例えば16ロット(ロットA、ロット
B、・・・、ロットP)についての結果を示す。従来の
フィードバック方法による線幅(菱形のドットライン)
6aは、最近の製品ロットのトレンドデータを示してお
り、線幅6bは、本発明の実施形態によるフィードバッ
ク方法により露光された線幅を示す。ここで、フィード
バックに使用した回帰直線は、図4のイニシャルデータ
4aを使用した。線幅は、ターゲットが0.4μmであ
って、スペックが±0.04μmである。以上のような
条件の下で、従来のフィードバック方法による線幅と本
発明の実施形態のフィードバック方法による線幅とを比
較検討する。
【0044】線幅6aにおいては、図6を参照すると従
来方法16ロットともスペックはクリアしている。しか
しながら、徐々に線幅がプラス側に遷移(ドリフト)
し、最悪値は0.44μmとスペックぎりぎりのロット
(ロットI、ロットM及びロットP等)が存在するた
め、配線幅にばらつきがある。
【0045】一方、線幅6bおいては、図4の最新デー
タの回帰直線を使用した場合の線幅予想値を計算により
算出したものを図6の線幅6b(四角のドットライン)
に示す。これによれば、同じく16ロットともスペック
はクリアしている。従来のフィードバック方法との違い
は、最悪値が0.428μm(ロットI等)となってお
り、線幅誤差が改善されていることである。
【0046】尚、ここで(5)、(6)式の演算におい
て使用したパラメータは、次のようになっている。 フィードバックゲインA=1.0 参照ロット数N=5 加重移動平均の加重価Wi =1(重み付けなし)
【0047】ところで本発明は上述した実施形態に限定
されるものではない。ここでは、重み付けに、加重価が
単調減少する関数として一次関数を用いたが、ガウス関
数など時問により加重価が単調に減少する関数であれ
ば、一次関数に限定されない。なお、上記ガウス関数は
標準偏差が大きくなると、近似的に一次関数と見なすこ
とが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回帰係数を加重移動平均により求めるので、回帰係数に
加重価としてプロセス条件の時間的要因を導入すること
が可能となる。また、さらにこの回帰係数を基にしてフ
ィードバック値を求めるアルゴリズムを加重移動平均に
より求めるので、アルゴリズムに加重価としてプロセス
条件の時間要因を導入することが可能になる。そのた
め、数日あるいは数週間前に流れたロットのプロセスデ
ータに基づいてフィードバック値を求めることが可能に
なるので、高精度のフィードバックを実現することが可
能になる。さらに加重価に時間をパラメータとした重み
付け係数を導入する方法によれば、さらに高精度のフィ
ードバックを実現できる。よって、TATの短縮、再生
ウエハの発生の減少等を実現することができるので、生
産性の向上を図ることができる。それとともに、線幅精
度の向上により素子の微細化、高集積化が可能になると
ともにデバイス性能の向上が図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態であるフィードバッ
ク方法によるリソグラフィー工程の説明図である。
【図2】ステッパのEQCデータの説明図である。
【図3】先行ウエハ法による製品ロットの重ね合わせ結
果の説明図である。
【図4】本発明の好ましい実施形態であるフィードバッ
ク方法による線幅と露光量の関係を示す説明図である。
【図5】本発明の好ましい実施形態であるフィードバッ
ク方法による同一露光量での線幅の経時変化を示す説明
図である。
【図6】本発明の好ましい実施形態であるフィードバッ
ク方法により露光した場合の予想線幅を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
D・・・回帰係数、S1・・・加重移動平均による処理
条件の決定

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の製造プロセスのリソグラフ
    ィー工程で既に処理された数ロットの工程内プロセス品
    質制御データに基づいて、これから着工するロットの処
    理条件を決定するフィードバック方法であって、 配線幅を露光量に換算するための回帰係数を、加重価を
    基にして加重移動平均して求め、この回帰係数を基にし
    てフィードバック値を求めるアルゴリズムを、加重価を
    基にして加重移動平均して求めることを特徴とする半導
    体装置の製造工程のフィードバック方法。
  2. 【請求項2】 前記加重価に、時間をパラメータとした
    重み付け係数を導入する請求項1に記載の半導体装置の
    製造工程のフィードバック方法。
  3. 【請求項3】 前記重み付け係数に、ガウス関数又は1
    次関数を用いる請求項2に記載の半導体装置の製造工程
    のフィードバック方法。
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