JPH11185781A - 固体高分子型燃料電池システム - Google Patents

固体高分子型燃料電池システム

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JPH11185781A
JPH11185781A JP9357463A JP35746397A JPH11185781A JP H11185781 A JPH11185781 A JP H11185781A JP 9357463 A JP9357463 A JP 9357463A JP 35746397 A JP35746397 A JP 35746397A JP H11185781 A JPH11185781 A JP H11185781A
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JP
Japan
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fuel cell
air
main body
blower
water
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JP9357463A
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English (en)
Inventor
Akira Fujio
昭 藤生
勝行 ▲まき▼原
Katsuyuki Makihara
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料電池本体からの排空気中の水分除去や残
水素による爆発危険性の低下を効果的に達成できる固体
高分子型燃料電池システムを提供する。 【解決手段】 固体高分子型燃料電池システムは、ケー
ス中に燃料ガスボンベと、この燃料ガスボンベからの燃
料ガスおよび空気などの酸化剤の供給を受けて発電する
燃料電池本体を備えた電源部と、制御装置などを収納し
たものであって、燃料電池本体3の酸化剤取入側に設け
られ、当該燃料電池本体3へ酸化剤を供給する送風機4
2と、燃料電池本体3の酸化剤排出側に取り付けられた
排気ダクト33と、排気ダクト33内に空気を供給する
送風機72とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体高分子型燃料電
池システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、燃料電池本体、蓄電池、燃料
供給源、制御器等を備え、燃料電池本体で発生した電力
を外部負荷に供給した後の余剰電力を蓄電池に蓄え、燃
料電池本体で発生した電力が不足の場合に蓄電池から電
力を補って外部負荷に供給する燃料電池が知られてい
る。
【0003】このような燃料電池の中には、ケース内部
に上記の燃料電池本体、蓄電池、燃料供給源及び種々の
制御器等を搭載した移動式のものも知られている(例え
ば特開平6−310166号公報、特開平9−1718
42号公報など)。係る燃料電池は、土木建築工事用電
源、僻地設備用電源、或いは、家庭用非常電源等として
多くの期待が集められている。
【0004】酸性型燃料電池の1つである固体高分子型
燃料電池の特徴を次に説明する。
【0005】固体高分子型燃料電池は、図4に示すよう
に、電解質01に高分子イオン交換膜(例えば、スルホ
ン酸基を持つフッ素樹脂系イオン交換膜)を用い、その
両側に触媒電極(例えば、白金等)02、03及び集電
体04、05を具備した電極接合体06の構成からなっ
ている。
【0006】そして、アノード極側に供給された加湿燃
料中の水素は、触媒電極(アノード極)02上で水素イ
オン化され、この水素イオンは電解質01中を水の介在
のもとHイオン・x水として、カソード極側へ水と共に
移動する。この移動した水素イオンは、触媒電極(カソ
ード極)03上で酸化剤(例えば、空気)中の酸素及び
外部回路07を流通してきた電子と反応して水を生成す
る。
【0007】この生成水はカソード極03、05より残
存酸化剤に搬送されて燃料電池外へ排出されることにな
る。この時、外部回路07を流通した電子の流れを直流
の電気エネルギーとして利用することができる。
【0008】尚、電解質01となる高分子イオン交換膜
において、前述のような水素イオン透過性を実現させる
ためには、この高分子イオン交換膜を常に充分なる保水
状態に保持しておく必要がある。
【0009】図9及び図10に従来のこの種固体高分子
型燃料電池110を示す。各図において、固体高分子型
燃料電池110は隔壁111により一体構造のケース1
12中が前部イと後部ロに仕切られた構造になってい
る。前部イに燃料ガスボンベ101が2本起立状態で収
納してある。後部ロは上段113、中段114、下段1
15に区画されて電源部および水タンク119や補助水
タンク117などが収納されている。すなわち上段11
3には2次電池144やDC/DCコンバータ146を
備えた制御装置116および補助水タンク117が収納
されており、中段114には燃料と酸化剤としての空気
が供給されて電気化学反応させることにより発電する燃
料電池本体3が収納されており、下段115にはDC/
ACインバータ118および前記補助水タンク117と
連結されている水タンク119が収納されている。
【0010】120は可動輪であり、121は移動時に
使用する把手である。可動輪120や把手121などを
用いて一人で燃料電池110を容易に移動することがで
きる。ケース112は、前面にL字型の扉123と操作
盤124を備えている。131は扉123の上部に設け
た排気口である。
【0011】ここで、ケース112の高さは、燃料ガス
ボンベ101の高さより若干高く設定されている。前部
イの幅は燃料ガスボンベ101の2本の径の和、排気ダ
クト133の幅、操作盤124の幅の合計より若干広
く、前部イの奥行は燃料ガスボンベ1の径より若干広く
設定されている。後部ロの幅および奥行は配置される各
部材の幅および奥行よりも若干広く設定されている。こ
のようにしてケース112は例え屋外に設置されても水
が侵入しにくく、コンパクトなサイズとすることができ
る。
【0012】燃料ガスボンベ101は、例えば市販のも
の(10l容器、水素量1.5立方メートル)を用いる
ことができる。燃料ガスボンベ101のそれぞれの上端
には水素送出バルブ134が設けられており、この水素
送出バルブ134と燃料電池本体103とが水素供給管
(燃料ガス供給管路)135によって連結されるように
なっている。さらに、この水素供給管135の所定の位
置には、燃料ガスボンベ101内の圧力を表示する圧力
計151及び減圧弁147、電磁弁148が設置されて
いる。
【0013】この減圧弁147により燃料電池本体10
3内の圧力を自動的に所定の圧力(例えば500mm水
柱)に維持しつつ燃料電池本体103への燃料ガス供給
量を制御するようにしてある。
【0014】前記前部イ内には、前記燃料電池本体10
3からでる排空気をケース112外へ放出するための排
気ダクト133が設けてある。この排気ダクト133の
一端は前記燃料電池本体103前面の排空気出口160
側に固定されており前記排空気出口160近傍において
前記隔壁111に固定して装着してあり、他端は例えば
その先端部に備えたパッキンを介して扉123に設けた
排気口131と密着して連通するようにしてある。した
がって、排空気が前部イ内に漏洩することがない。前部
イ内の排気ダクト133の位置は特に限定されないが、
燃料電池本体103になるべく近い位置に設けるのが好
ましい。
【0015】前記排気ダクト133の内部には複数の邪
魔板161が配設されており、白矢印で示したように流
れる高温の排空気はこの邪魔板161に接触して、含ま
れた水分(生成水および循環水の一部を含む)が前記排
気ダクト133の内面や邪魔板161の表面に結露し、
水分を分離された排空気はケース112外に排出される
ようになっている。分離された水分は前記排気ダクト1
33に設けた勾配により下部に設けた排水管162中に
集落して、この排水管162に連結して設けられた排水
タンク141内に一旦蓄えられる。この排水管162の
下部は排水タンク141の一部として用いられる。
【0016】この排水タンク141および排水管162
の下部が水で一杯になったら、例えば排水タンク141
の先端に設けた開閉弁163を手動で開くことにより前
記ケース112外に排水したり、あるいは図示しないセ
ンサでそれを検知して信号を制御装置116に送り、制
御装置116からの信号により前記開閉弁163を開く
ことにより前記ケース112外に排水することができ
る。生成水は精製すれば排水せずに循環使用することも
できる。
【0017】140は、図10に示すように水タンク1
19から水を汲み上げて燃料電池本体103の高分子イ
オン交換膜に供給して常に保水状態に保ち、かつ、燃料
電池本体103を冷却するための循環ポンプであり、水
は循環して使用するようになっている。
【0018】水タンク119の水を直接にアノード極側
の高分子イオン交換膜に供給するだけで高分子イオン交
換膜全体を容易に常に保水状態に保つことができる上、
燃料電池本体103を冷却することができる。このよう
にすることにより全体が簡略化され、一層小型化でき
る。
【0019】なお、水タンク119には補助水タンク1
17が連結されているが、この補助水タンク117は水
タンク119中の水が所定量以下になった際に水を補給
するためのものであり、例えば水タンク119に設けた
水位を検出するための図示しないセンサにより下限水位
を検出して信号を制御装置116へ送り、制御装置11
6から電磁弁149へ信号を送って電磁弁149を開け
て補助水タンク117中の水を水タンク119へ移送す
る。
【0020】142は、反応空気をケース112内に取
り入れて燃料電池本体103に送るプロペラファンであ
る。このプロペラファン142は電池本体103の後面
の反応空気取入口164の後側に取り付けられ、後方か
ら空気を吸引して前方の電池本体103に吹き出すもの
である。
【0021】図10に示すように、燃料ガスボンベ10
1から減圧弁147、電磁弁148を経て燃料電池本体
3のアノード極に供給された水素ガスは、プロペラファ
ン142により外部から反応空気吸引口143を経てケ
ース112内に取り入れて燃料電池本体103のカソー
ド極に送られた空気と燃料電池本体103内で前記電気
化学反応を行って発電し、反応しなかった少量の残水素
と排空気は混合器150を経て排気ダクト133からケ
ース112の外部に排出される。
【0022】なお、燃料電池110は、燃料電池本体1
03がケース112の反応空気吸引口143近傍に位置
されており外部からの吸気をスムーズに行うことができ
るようになっている。
【0023】そして燃料電池本体103の出力電流を図
示しない検出器により検出して、信号を制御装置116
へ送り、それに応じて制御装置116から信号をプロペ
ラファン142に送って空気取り入れ量を自動的に制御
するようにしてある。
【0024】また、燃料電池本体103の温度を図示し
ない検出器により検出して、信号を制御装置116へ送
り、それに応じて制御装置116から信号を循環ポンプ
140に送って水の循環量を調整するようにしてある。
【0025】2次電池144は、例えば正極にニッケル
電極を用い負極にカドミウム電極を用いたNi−Cd2
次電池(12V−40Ah)であり、この例では制御装
置116内に設置されている。
【0026】なお、2次電池144は、通常は燃料電池
110の余剰電力によって自動的に充電されるようにな
っているが、図示しない電力取出端子部に設けられた充
電用入力端子145と外部交流電源(AC100V)と
を接続させることにより、外部から強制的に充電させる
こともできる。DC/DCコンバータ146は、燃料電
池110からの直流電力の電圧(DC24〜50V)を
所定の電圧(例えばDC100V)に変換するものであ
り、DC/ACインバータ118は、直流(DC100
V)から交流(AC100V)に変換する働きをするも
のである。
【0027】制御装置116は上記以外にも各種制御を
司るものであり、外部出力のON/0FF、図示しない
可燃性ガスセンサーからの信号処理、電磁弁149への
開閉信号の送信、燃料電池本体103からの異常信号の
受信及びDC/ACインバータ118へのON/OFF
信号の送信等を行う。
【0028】水素供給管(燃料ガス供給管路)135
は、燃料ガスボンベ101と、燃料電池本体103とを
連結するように配されている。さらに、燃料ガスボンベ
101と燃料電池本体103との間には、上記のように
減圧弁147及び電磁弁148が挿入されており電磁弁
148の開閉により燃料ガスボンベ101からの水素ガ
ス送出のON/OFFがなされる。
【0029】制御装置116は、燃料電池本体103、
2次電池144、DC/DCコンバータ146、DC/
ACインバータ118、電磁弁148、プロペラファン
142、循環ポンプ140、図示しない可燃性ガスセン
サーおよび主水タンク水位計、充電用入力端子145お
よび補助水タンク用電磁弁149などと接続され、これ
らと電気信号を授受するようになっている。例えば、図
示しない可燃性ガスセンサーが規程濃度以上の水素ガス
を検知した場合には、その信号を受け電磁弁148を閉
じて水素ガスの供給を停止させ燃料電池本体103の運
転を停止させたり、図示しない警報ランプ類で警報を発
したり、燃料電池110全体の運転を停止させたりす
る。
【0030】燃料電池本体103及び2次電池144
は、互いに電気的に並列接続されており、燃料電池10
3からの電力が十分でない起動時において、2次電池1
44から電力を補うことにより、制御装置116や水ポ
ンプ140などの補機類に対して一定した電力供給がで
きるようになっている。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】このように燃料電池本
体103からは高温且つ多湿の排空気が排出されるた
め、排気ダクト133内の邪魔板161などに水分を結
露させて除去するようにしているが、設置条件によって
は排気ダクト133内で充分に水分を除去できず、排気
口131周辺が結露してしまう問題があった。
【0032】また、燃料電池本体103からは反応しな
かった残水素(未反応水素)が排出され、これを燃料電
池本体103からの排空気に混合して排出していた。こ
れは水素の爆発下限よりも排出ガス中の水素濃度を低下
させることを目的とするものであるが、ケース112内
に安全性などを考慮するれば、排出ガス中の残水素の濃
度は低い程良い。
【0033】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、燃料電池本体からの排空
気中の水分除去や残水素による爆発危険性の低下を効果
的に達成できる固体高分子型燃料電池システムを提供す
ることを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明の固体高分子型燃
料電池システムは、ケース中に燃料ガスボンベと、この
燃料ガスボンベからの燃料ガスおよび空気などの酸化剤
の供給を受けて発電する燃料電池本体を備えた電源部
と、制御装置などを収納したものであって、燃料電池本
体の酸化剤取入側に設けられ、当該燃料電池本体へ酸化
剤を供給する第1の送風機と、燃料電池本体の酸化剤排
出側に取り付けられた排気ダクトと、排気ダクト内に空
気を供給する第2の送風機とを備えているものである。
【0035】本発明によれば、ケース中に燃料ガスボン
ベと、この燃料ガスボンベからの燃料ガスおよび空気な
どの酸化剤の供給を受けて発電する燃料電池本体を備え
た電源部と、制御装置などを収納した固体高分子型燃料
電池システムにおいて、燃料電池本体の酸化剤取入側に
設けられ、当該燃料電池本体へ酸化剤を供給する第1の
送風機と、燃料電池本体の酸化剤排出側に取り付けられ
た排気ダクトと、排気ダクト内に空気を供給する第2の
送風機とを備えているので、燃料電池本体から流出する
排空気に第2の送風機から空気を付加してその温度を低
下させることができる。
【0036】これにより、燃料電池本体からの排空気中
に含まれる水分は排気ダクト内で結露し易くなり、ケー
ス外面への結露の発生を効果的に解消することができる
ようになるものである。
【0037】請求項2の発明の固体高分子型燃料電池シ
ステムは、上記において第2の送風機は、ケース内の空
気を排気ダクト内に供給するものである。
【0038】請求項2の発明によれば、上記に加えて第
2の送風機によりケース内の空気を排気ダクト内に供給
するようにしたので、ケース内の換気を行うことができ
るようになり、水素漏れによる爆発の危険性を解消する
ことが可能となるものである。
【0039】請求項3の発明の固体高分子型燃料電池シ
ステムは、上記各発明において燃料電池本体から排出さ
れた未反応燃料ガスを排気ダクト内に排出するものであ
る。
【0040】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えて燃料電池本体から排出された未反応燃料ガスを排気
ダクト内に排出するようにしたので、排出ガス中の水素
濃度を著しく低下させ、爆発下限よりも充分低くして更
なる安全性の向上を図ることができるようになるもので
ある。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本発明に係わる固体高分
子型燃料電池10の一実施例の外観を示す斜視図であ
る。図2は、図1に示した固体高分子型燃料電池10の
内部を示す側面説明図である。図3は、図1に示した固
体高分子型燃料電池10の構成部間における、電気信号
経路、水素ガス経路、空気経路、電力経路、水経路を示
す説明図である。
【0042】図1〜図3において、本発明に係わる固体
高分子型燃料電池10は隔壁11により一体構造のケー
ス12中が前部イと後部ロに仕切られた構造とされてい
る。前部イに燃料ガスボンベ1が2本起立状態で収納し
てある。後部ロは上段13、中段14、下段15に区画
されて電源部および主水タンク19や補助水タンク17
などが収納されている。すなわち上段13には図3に示
す2次電池44やDC/DCコンバータ46を備えた制
御装置16および補助水タンク17が収納されており、
中段14には燃料と酸化剤としての空気が供給されて電
気化学反応させることにより発電する燃料電池本体3
(前記電源部を構成)が収納されており、下段15には
DC/ACインバータ18および前記補助水タンク17
と連結されている主水タンク19が収納されている。
【0043】20は可動輪である。21は移動時に使用
する把手、22、22は別個に回転可能な補助腕棒であ
る。可動輪20や把手21などを用いて一人で燃料電池
10を容易に移動することができる。
【0044】ケース12は、前面にL字型の扉23と操
作盤24を備え、両側面25、26、背面27、底面2
8、上面29、前記前部イを覆蓋する開閉自在な蓋本体
30から構成されている。31は扉23の上部に設けた
排気口であり、32は後部ロ内の空気などを排気するた
めの側面排気口である。
【0045】ここで、ケース12の高さは、燃料ガスボ
ンベ1の高さより若干高く設定されている。前部イの幅
は燃料ガスボンベ1の2本の径の和、排気ダクト33の
幅、操作盤24の幅の合計より若干広く、前部イの奥行
は燃料ガスボンベ1の径より若干広く設定されている。
後部ロの幅および奥行は配置される各部材の幅および奥
行よりも若干広く設定されている。このようにしてケー
ス12は例え屋外に設置されても水が侵入しにくく、コ
ンパクトなサイズとすることができる。
【0046】燃料ガスボンベ1は、例えば市販のもの
(10l容器、水素量1.5立方メートル)を用いるこ
とができる。燃料ガスボンベ1のそれぞれの上端には水
素送出バルブ34が設けられており、この水素送出バル
ブ34と燃料電池本体3とが水素供給管35によって連
結されるようになっている。さらに、この水素供給管3
5の所定の位置には、燃料ガスボンベ1内の圧力を表示
する圧力センサ51及び減圧弁47A、47B、電磁弁
48A、48Bが設置されている(図3)。
【0047】これら減圧弁47A及び47Bにより燃料
電池本体3内の圧力を自動的に所定の圧力(例えば50
0mm水柱)に維持しつつ燃料電池本体3への燃料ガス
供給量を制御するようにしてある。
【0048】前記操作盤24には、デジタル表示部3
6、運転・停止ボタン37、表示切り替えボタン38な
どが設置されており、運転・停止ボタン37を押すこと
によりこの固体高分子型燃料電池10の運転をスタート
させたり、停止させることができる。表示切り替えボタ
ン38を押すことによりデジタル表示部36に表示され
る内容を例えば、AC出力としたり、燃料圧力とした
り、あるいはその他の表示に切り替えることができる。
39は耐水性のコンセントである。操作盤24には過負
荷状態や燃料ガスボンベ1の交換などを警告する警報ラ
ンプ類やエラーなどを表示する表示部を設けてもよい。
【0049】前記前部イ内には、前記燃料電池本体3か
らでる排空気をケース12外へ放出するための排気ダク
ト33が設けてある。この排気ダクト33の一端は前記
燃料電池本体3の排空気出口60側(酸化剤排出側)に
固定されており前記排空気出口60近傍において前記隔
壁11に固定して装着してあり、他端は例えばその先端
部に備えたパッキンを介して扉23に設けた排気口31
と密着して連通するようにしてある。
【0050】したがって、排空気が前部イ内に漏洩する
ことを防止している。前部イ内の排気ダクト33の位置
は特に限定されないが、燃料電池本体3になるべく近い
位置に設けるのが好ましい。
【0051】また、排気ダクト33の側面にはシロッコ
ファンから成る送風機72(第2の送風機)が取り付け
られている。この送風機72はケース12内の空気を吸
引して排気ダクト33内に吹き出し、供給するものであ
る。
【0052】更に、前記排気ダクト33の内部には複数
の邪魔板61が配設されており、高温の排空気はこの邪
魔板61に接触して、含まれた水分(生成水および循環
水の一部を含む)が前記排気ダクト33の内面や邪魔板
61の表面に結露し、水分を分離された排空気はケース
12外に排出されるようになっている。分離された水分
は前記排気ダクト33に設けた勾配により下部に設けた
排水管62中に集落して、この排水管62に連結して設
けられた排水タンク41内に一旦蓄えられる。この排水
管62の下部は排水タンク41の一部として用いられ
る。
【0053】この排水タンク41および排水管62の下
部が水で一杯になったら、例えば排水タンク41の先端
に設けた開閉弁(図示せず)を手動で開くことにより前
記ケース12外に排水したり、あるいは図示しないセン
サでそれを検知して信号を制御装置16に送り、制御装
置16からの信号により前記開閉弁を開くことにより前
記ケース12外に排水することができる。生成水は精製
すれば排水せずに循環使用することもできる。
【0054】40は循環ポンプであり、主水タンク19
から水を汲み上げて水配管66を介して燃料電池本体3
の高分子イオン交換膜に供給し、水配管67から戻すこ
とにより、高分子イオン交換膜を常に保水状態に保ち、
かつ、燃料電池本体3を冷却すると共に、水を循環して
使用するものである。
【0055】主水タンク19の水を直接にアノード極側
の高分子イオン交換膜に供給するだけで高分子イオン交
換膜全体を容易に常に保水状態に保つことができる上、
燃料電池本体3を冷却することができる。このようにす
ることにより全体が簡略化され、一層小型化できる。
【0056】なお、主水タンク19には補助水タンク1
7が連結されているが、この補助水タンク17は主水タ
ンク19中の水が所定量以下になった際に水を補給する
ためのものであり、例えば主水タンク19に設けた水位
を検出するための図示しないセンサにより下限水位を検
出して信号を制御装置16へ送り、制御装置16から電
磁弁49へ信号を送って電磁弁49を開けて補助水タン
ク17中の水を主水タンク19へ移送する。
【0057】42は、反応空気をケース12内に取り入
れて燃料電池本体3に送るシロッコファンから成る送風
機(第1の送風機)である。この場合、電池本体3の後
面の反応空気取入口63(酸化剤取入側)には所定容積
の矩形容器状の空気マニホールド64が取り付けられて
いる。この空気マニホールド64の前面は電池本体3の
反応空気取入口63に対峙してそれに連通しており、当
該空気マニホールド64の側面に前記送風機42が連通
して取り付けられている。
【0058】尚、空気マニホールド64の前面及び送風
機42の連通部分以外は閉塞されており、前記送風機4
2はその後方から空気を吸引して空気マニホールド64
内に吹き出す。吹き出された空気マニホールド64内の
空気は、前方の電池本体3に供給されるものである。
【0059】図3に示すように、燃料ガスボンベ1から
減圧弁47A、47B、電磁弁48A、48Bを経て燃
料電池本体3のアノード極に供給された水素ガスは、送
風機42により外部から反応空気吸引口43を経てケー
ス12内に取り入れて燃料電池本体3のカソード極に送
られた空気と燃料電池本体3内で前記電気化学反応を行
って発電し、反応しなかった少量の残水素は水素配管6
8を経て主水タンク19に入った後、ニードル弁71、
75及び電磁弁73から成る弁装置74が設けられた水
素配管69を経て混合器50に至る。
【0060】ここで、水素配管69の前端69Aは図8
に示す如く排気ダクト33内に開口しており、水素配管
69の出口69Aから出た少量の残水素(未反応水素)
は、ここで燃料電池本体3からの排空気、及び、送風機
72から吹き出されたケース12内の空気と混合され
て、排出口31より前記のようにしてケース12の外部
に排出されることになる。したがって、排気ダクト33
が図3の混合器50を構成することになる。
【0061】このように排気ダクト33内にケース12
内の空気を吹き出す送風機72を設けていることによ
り、燃料電池本体3から流出する排空気に送風機72か
ら空気を付加してその温度を低下させることができる。
これにより、燃料電池本体3からの排空気中に含まれる
水分は排気ダクト33内で結露し易くなり、円滑に排水
管62により排出されるようになるので、排気口31周
辺のケース12外面への結露の発生を効果的に解消する
ことができるようになる。
【0062】また、ケース12内の換気も行われ、万一
ケース12内に水素漏れが発生していたとしても、爆発
の危険性を解消することが可能となる。また、燃料電池
本体3から排出された未反応燃料ガスを排気ダクト33
内に排出するようにしたので、排出ガス中の水素濃度を
著しく低下させ、爆発下限よりも充分低くして更なる安
全性の向上を図ることができるようになる。
【0063】なお、燃料電池10は、燃料電池本体3が
ケース12の反応空気吸引口43近傍に位置されており
外部からの吸気をスムーズに行うことができるようにな
っている。
【0064】そして燃料電池本体3の出力電流を図示し
ない検出器により検出して、信号を制御装置16へ送
り、それに応じて制御装置16から信号を送風機42に
送って空気取り入れ量を自動的に制御する。
【0065】このとき、シロッコファンである送風機4
2から空気を一旦空気マニホールド64に吹き出した
後、燃料電池本体3に供給するようにしているので、空
気マニホールド64内の静圧は20mm水柱程まで上昇
する。
【0066】したがって、燃料電池本体3に供給する酸
化剤としての空気の風量と静圧が取れるようになり、供
給量を的確に制御しながら安定して発電を行うことがで
きるようになる。また、送風機42を空気マニホールド
64の側面に取り付けているので、燃料電池本体3に取
り付けられた空気マニホールド64及び送風機42の後
方への突出寸法が縮小され、、燃料電池10の更なる小
型化を達成することが可能となる。
【0067】また燃料電池本体3の温度を図示しない検
出器により検出して、信号を制御装置16へ送り、それ
に応じて制御装置16から信号を循環ポンプ40に送っ
て水の循環量を調整するようにしてある。
【0068】2次電池44は、例えば正極にニッケル電
極を用い負極にカドミウム電極を用いたNi−Cd2次
電池(12V−40Ah)であり、この例では制御装置
16内に設置されている。
【0069】なお、2次電池44は、通常は燃料電池1
0の余剰電力によって自動的に充電されるようになって
いるが、電力取出端子部に設けられた充電用入力端子4
5と外部交流電源(AC100V)とを接続させること
により、外部から強制的に充電させることもできる。D
C/DCコンバータ46は、燃料電池10からの直流電
力の電圧(DC24〜50V)を所定の電圧(例えばD
C280V)に変換するものであり、DC/ACインバ
ータ18は、直流(DC280V)から交流(AC10
0V)に変換する働きをするものである。
【0070】制御装置16は上記以外にも各種制御を司
るものであり、外部出力のON/0FF、可燃性ガスセ
ンサーからの信号処理、電磁弁49への開閉信号の送
信、燃料電池本体3からの異常信号の受信及びDC/A
Cインバータ18へのON/OFF信号の送信等を行
う。また、圧力センサー51により測定された一次圧力
値を取り込み、水素ガス残量に換算してデジタル表示部
36に送信して表示させることもできる。また、デジタ
ル表示部36に、外部に出力している電力のデータや2
次電池44の充電量のデータを送り、これを表示させる
こともできる。
【0071】水素供給管35は、燃料ガスボンベ1と、
燃料電池本体3とを連結するように配されている。さら
に、燃料ガスボンベ1と燃料電池本体3との間には、上
記のように減圧弁(レギュレーター)47A、47B及
び電磁弁48A、48Bが挿入されており電磁弁48
A、48Bの開閉により燃料ガスボンベ1からの水素ガ
ス送出のON/OFFがなされる。
【0072】制御装置16は、燃料電池本体3、2次電
池44、DC/DCコンバータ46、DC/ACインバ
ータ18、電磁弁48A、48B、送風機42、循環ポ
ンプ40、可燃性ガスセンサーおよび主水タンク水位
計、充電用入力端子45および補助水タンク用電磁弁4
9などと接続され、これらと電気信号を授受するように
なっている。例えば、可燃性ガスセンサーが規程濃度以
上の水素ガスを検知した場合には、その信号を受け電磁
弁48A、48Bを閉じて水素ガスの供給を停止させ燃
料電池本体3の運転を停止させたり、図示しない警報ラ
ンプ類で警報を発したり、燃料電池10全体の運転を停
止させたりする。
【0073】燃料電池本体3及び2次電池44は、互い
に電気的に並列接続されており、燃料電池3からの電力
が十分でない起動時において、2次電池44から電力を
補うことにより、制御装置16や水ポンプ40などの補
機類に対して一定した電力供給ができるようになってい
る。
【0074】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱
しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0075】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、ケー
ス中に燃料ガスボンベと、この燃料ガスボンベからの燃
料ガスおよび空気などの酸化剤の供給を受けて発電する
燃料電池本体を備えた電源部と、制御装置などを収納し
た固体高分子型燃料電池システムにおいて、燃料電池本
体の酸化剤取入側に設けられ、当該燃料電池本体へ酸化
剤を供給する第1の送風機と、燃料電池本体の酸化剤排
出側に取り付けられた排気ダクトと、排気ダクト内に空
気を供給する第2の送風機とを備えているので、燃料電
池本体から流出する排空気に第2の送風機から空気を付
加してその温度を低下させることができる。
【0076】これにより、燃料電池本体からの排空気中
に含まれる水分は排気ダクト内で結露し易くなり、ケー
ス外面への結露の発生を効果的に解消することができる
ようになるものである。
【0077】請求項2の発明によれば、上記に加えて第
2の送風機によりケース内の空気を排気ダクト内に供給
するようにしたので、ケース内の換気を行うことができ
るようになり、水素漏れによる爆発の危険性を解消する
ことが可能となるものである。
【0078】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えて燃料電池本体から排出された未反応燃料ガスを排気
ダクト内に排出するようにしたので、排出ガス中の水素
濃度を著しく低下させ、爆発下限よりも充分低くして更
なる安全性の向上を図ることができるようになるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる固体高分子型燃料電池の一実施
例の斜視図である。
【図2】図1の固体高分子型燃料電池の内部を示す側面
説明図である。
【図3】図1の固体高分子型燃料電池の構成部間におけ
る、電気信号経路、水素ガス経路、空気経路、電力経
路、水経路を示す説明図である。
【図4】固体高分子型燃料電池の特徴を示す説明図であ
る。
【図5】図1の固体高分子型燃料電池の燃料電池本体部
分の拡大側面図である。
【図6】図1の固体高分子型燃料電池の排気ダクトの拡
大背面図である。
【図7】図1の固体高分子型燃料電池の燃料電池本体と
排気ダクトの分解斜視図である。
【図8】図1の固体高分子型燃料電池の燃料電池本体部
分の概略断面図である。
【図9】従来の固体高分子型燃料電池の内部を示す側面
説明図である。
【図10】図7の固体高分子型燃料電池の構成部間にお
ける、電気信号経路、水素ガス経路、空気経路、電力経
路、水経路を示す説明図である。
【符号の説明】
1 燃料ガスボンベ 3 燃料電池本体 10 固体高分子型燃料電池 12 ケース 16 制御装置 17 補助水タンク 19 主水タンク 33 排気ダクト 35 水素供給管 40 循環ポンプ 42 送風機(第1の送風機) 64 空気マニホールド 69 水素配管 72 送風機(第2の送風機)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース中に燃料ガスボンベと、この燃料
    ガスボンベからの燃料ガスおよび空気などの酸化剤の供
    給を受けて発電する燃料電池本体を備えた電源部と、制
    御装置などを収納した固体高分子型燃料電池システムに
    おいて、 前記燃料電池本体の酸化剤取入側に設けられ、当該燃料
    電池本体へ前記酸化剤を供給する第1の送風機と、前記
    燃料電池本体の酸化剤排出側に取り付けられた排気ダク
    トと、前記排気ダクト内に空気を供給する第2の送風機
    とを備えたことを特徴とする固体高分子型燃料電池シス
    テム。
  2. 【請求項2】 第2の送風機は、ケース内の空気を排気
    ダクト内に供給することを特徴とする請求項1の固体高
    分子型燃料電池システム。
  3. 【請求項3】 燃料電池本体から排出された未反応燃料
    ガスを排気ダクト内に排出することを特徴とする請求項
    1又は請求項2の固体高分子型燃料電池システム。
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