JPH11185230A - 回転ドラム装置およびその動バランス修正方法 - Google Patents

回転ドラム装置およびその動バランス修正方法

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JPH11185230A
JPH11185230A JP35361297A JP35361297A JPH11185230A JP H11185230 A JPH11185230 A JP H11185230A JP 35361297 A JP35361297 A JP 35361297A JP 35361297 A JP35361297 A JP 35361297A JP H11185230 A JPH11185230 A JP H11185230A
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balance
rotary drum
dynamic balance
drum device
balance weight
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Toshihiko Nakajima
俊彦 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バランス修正作業を正確に短時間で行い、修
正に要する工数を大幅に短縮する回転ドラム装置の動バ
ランス修正方法を提供する。 【解決手段】 回転ドラム7に動バランスを修正するた
めの所定形状のバランスウエイト15を付加するための
バランス修正面を有し、バランス修正面にバランスウエ
イト15の位置決めを行うための少なくとも2か所の係
止部20a〜20dを設ける。回転ドラム7に対する動
バランス修正量を測定し、バランスウエイト15を付加
すべき少なくとも2つの係止部20a〜20dを選択す
る。動バランス修正量のベクトル成分を少なくとも2つ
の係止部20a〜20d分配し、各係止部20a〜20
dに分配された動バランス修正量のベクトル成分に対応
するバランスウエイト15をそれぞれ付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録または再生装
置における回転ドラム装置の動バランス修正方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】記録または再生装置において回転ドラム
と固定ドラムからなる回転磁気ヘッド装置では、回転ド
ラム部の動バランスの不釣り合いによって振動が発生す
る場合がある。最近の回転磁気ヘッド装置では、ドラム
の高速回転化や装置の小型化に伴い、この振動が性能、
製品の品質にとって大きな問題となってきている。
【0003】振動を取り除くためには、動バランス試験
機で振動の発生原因となる不釣り合い量を求め、それを
補正するために所定の位置にウエイトを付加し、あるい
はまた切削加工等によってウエイトを除去して、回転体
の重量のバランスをとる必要がある。切削加工によるバ
ランス修正は、加工時に発生する切り粉、加工による変
形等が起きる恐れがあるため、高精度が要求される回転
磁気ヘッド装置では好ましくない。このため一般にはウ
エイトを付加する修正方法がとられている。
【0004】図9および図10は、従来の回転ドラム装
置の構成例を示している。軸付軸受2の軸3は、その軸
端が固定ドラム1に圧入されており、軸受ハウジング4
が回転可能に支持されている。ロータリトランス・ステ
ータ6は、固定ドラム1に接着されており、ロータリト
ランス・ステータ6の対向面には、軸受ハウジング4に
接着されたロータリトランス・ロータ5が位置してい
る。回転ドラム7はビス8によって、軸受ハウジング4
に取り付けられている。複数の磁気ヘツド9は、回転ド
ラム7の所定の位置にビス10で取り付けられており、
ロータリトランス・ロータ5とはフレキシブル基板(図
示せず)を介して電気的に接続される。
【0005】モータマグネット12は、ロータヨーク1
6に接着されており、ロータヨーク16はビス13で回
転ドラム7に取り付けられる。モータマグネット12の
上側の対向する面には、モータステータ14が軸3に圧
入されている。15はバランスウエイトである。このバ
ランスウエイト15は、形状が同じで板厚、材質が異な
るものが10種類程度用意されており、各々決められた
重量になっている。バランスウエイト15は、後述する
バランス取り工程において指示された重量のものが回転
ドラム7の所定の位置に接着される。
【0006】つぎに、バランス取り工程について説明す
る。バランス取り工程は、モータステータ14を圧入す
る前段階のドラムユニット50の状態で行う。図10は
ドラムユニット50の上面図である。バランス修正面
は、図中の斜線部のモータマグネット12の内周領域で
あり、ビス8およびロータヨーク16のビス13の取付
穴周辺を避けた範囲である。この範囲にバランスウエイ
ト15を接着して動バランスを修正する。
【0007】ここで、図11は動バランス修正機の概略
図である。図において、200は動バランス測定器本
体、202は表示部、203はキー入力部である。20
5はスタートスイッチ、206は停止スイツチ、201
は動バランス測定部、204はドラムユニット固定台、
207はモータステータ部で上下に移動する。
【0008】まず最初に、ドラムユニット50をドラム
ユニット固定台204に取り付け、つぎにスタートスイ
ッチ205を押すことで、ドラムユニット固定台204
の上側に待避していたモータステータ207が所定の高
さまで下降し、ドラムユニット50が所定の回転数で駆
動する。数秒間ドラムユニット50を回転させ、動バラ
ンスの測定が終わると、表示部202に動バランス修正
量(修正重量および修正角度)が表示される。
【0009】停止スイッチ206を押すと、モータステ
ータ207が、上方に待避する。作業者は、表示部20
2に表示された重量に最も近いバランスウエイト15を
選択し、そのバランスウエイト15を表示されている角
度に接着する。接着剤が固まったら再びスタートスイツ
チ205を押し、これにより再度バランス修正量を測定
する。表示されたバランス重量が、規格値以下になって
いれば、バランス修正を終了する。もし、規格値をオー
バーしていれば再度バランス修正を行い、規格値以下に
なるまで上記作業を繰り返す。
【0010】動バランス修正角度は、ワーク(ドラムユ
ニット50)ごとにランダムな位置に来る。指示された
バランスウェイト接着位置が仮に、ビス8,13と干渉
する場合には、これらのビス8,13の両側2カ所に合
計で指示された重量になるようにウエイトを振り分けて
接着する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、以下のような欠点があった。すなわち、バラン
スウエイト15は、動バランス修正機によって指示され
た位置(角度)に正確に接着しなければならないが、角
度方向の位置決めがないために、作業に熟練を必要とす
る。また、バランス修正位置のばらつきが大きいため修
正作業が1回で終わらず、2回修正するものが多発して
しまい工数がかかる。
【0012】さらに、ビス8,13の出張り部があるた
め、この位置にバランス修正位置が来たときは、バラン
スウエイトを2カ所に振り分けて接着しなければならな
い。このためバランス修正精度の低下、修正作業の煩雑
化を招き、工数がアップしてしまう。
【0013】本発明はかかる実情に鑑み、バランス修正
作業を正確に短時間で行い、修正に要する工数を大幅に
短縮する回転ドラム装置の動バランス修正方法を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の回転ドラム装置
の動バランス修正方法は、軸受を介して互いに回転可能
な固定ドラムと回転ドラムを含む回転ドラム装置の動バ
ランス修正方法であって、回転ドラムに対する動バラン
ス修正量を測定する工程と、バランスウエイトを付加す
べき少なくとも2つのバランスウエイト設定部を選択す
る工程と、動バランス修正量のベクトル成分を少なくと
も2つのバランスウエイト設定部に分配する工程と、各
バランスウエイト設定部に分配された動バランス修正量
のベクトル成分に対応するバランスウエイトをそれぞれ
付加する工程と、を含む。
【0015】また、本発明の回転ドラム装置の動バラン
ス修正方法において、動バランス修正量のベクトル成分
を、隣接する2つのバランスウエイト設定部に分配する
ことを特徴とする。
【0016】また、本発明の回転ドラム装置は、軸受を
介して互いに回転可能な固定ドラムと回転ドラムを含む
回転ドラム装置であって、回転ドラムに動バランスを修
正するための所定形状のバランスウエイトを付加するた
めのバランス修正面を有し、このバランス修正面にバラ
ンスウエイトの位置決めを行うための少なくとも2か所
の係止部を設けたものである。
【0017】また、本発明の回転ドラム装置において、
前記係止部は、回転ドラムのバランス修正面において他
の構成部材と干渉しないように設定されることを特徴と
する。また、本発明の回転ドラム装置において、前記係
止部は、回転ドラムのバランス修正面に設けた穴もしく
は切欠で成ることを特徴とする。
【0018】また、本発明の記録または再生装置は、磁
気テープに対して情報の記録または再生を行うためのヘ
ッドを有する上記いずれかの回転ドラム装置と、前記磁
気テープを収納するカセットを装着し、該カセットを前
記回転ドラム装置に対して進退可能に支持するカセット
載置部材と、前記磁気テープを前記カセットから引き出
して、該磁気テープを所定テープパスに沿って走行させ
るようにしたテープガイド部材と、を備えたものであ
る。
【0019】本発明によれば、バランスウエイトを付加
する位置を予め決めておき、少なくとも2つのバランス
ウエイト設定部を設けることでバランスウエイトの位置
決めを正確に行うことができる。これにより回転ドラム
ごとに任意に変化する動バランス修正量に左右されるこ
となく、所定のバランスウエイト設定部に最適なバラン
スウエイトを適正に付加し、バランス修正作業を迅速か
つ正確に行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明によ
る回転ドラム装置およびその動バランス修正方法の好適
な実施の形態を説明する。
【0021】ここでまず、本発明に係る回転ドラム装置
を備えた記録または再生装置の全体構成例を説明する。
図1および図2において、記録または再生装置100
は、回転ドラム装置101を備えている。この回転ドラ
ム装置101はメインシャーシ102の所定位置に配置
され、一方、メインシャーシ102に対してスライド可
能(図1、両矢印参照)に構成されたスライドシャーシ
103にはテープリール等が配置される。つまり、この
例ではメインシャーシ102およびスライドシャーシ1
03を別体構造とし、スライドシャーシ103(カセッ
ト載置部材)に装着したテープカセット110を回転ド
ラム装置101に対して進退させる(図1および図2に
示した状態が、それぞれ対応する)構成としたものであ
る。
【0022】また、記録または再生装置100は、キャ
プスタン104、キャプスタンモータ105、回転ドラ
ム装置101に対するテープ進入側におけるテープ引出
用のテープガイド部材106および回転ドラム装置10
1に対するテープ出側におけるテープ引出用のテープガ
イド部材107等を備えている。
【0023】記録または再生装置100におけるテープ
ローディング動作は、図1に示すようにスライドシャー
シ103上にテープカセット110が装着された後、テ
ープガイド部材106および107によってテープカセ
ット110の開口部110aから磁気テープ111が引
き出されていくと同時に、スライドシャーシ103が回
転ドラム装置101に向かってスライド移動する。そし
て、図2のように回転ドラム装置101が相対的に開口
部110a内に配置されると共に、テープガイド部材1
06および107によって磁気テープ111が回転ドラ
ム装置101の周面に巻き付けられる。かくして、この
記録または再生装置100によれば、磁気テープ111
を所定のテープパスに沿って走行させることにより、記
録または再生を行うことができる。
【0024】さて、上記概略説明した本発明に係る記録
または再生装置100に用いられる回転シリンダ装置1
01の詳細構成を説明する。図3および図4は、この実
施形態による回転ドラム装置を示している。図におい
て、軸付軸受2の軸3は、固定ドラム1に圧入されてお
り、軸受ハウジング4が回転可能に支持されている。ロ
ータリトランス・ステータ6は、固定ドラム1に接着さ
れており、ロータリトランス・ステータ6の対向面に
は、軸受ハウジング4に接着されたロータリトランス・
ロータ5が位置している。回転ドラム7はビス8によっ
て、軸受ハウジング4に取り付けられている。複数の磁
気ヘッド9は、回転ドラム7の所定の位置にビス10で
取り付けられており、ロータリトランス・ロータ5と
は、フレキシブル基板(図示せず)によって電気的に接
続される。
【0025】モータマグネット12は、ロータヨーク1
6に接着されており、ロータヨーク16はビス13で回
転ドラム7に取り付けられる。モータマグネット12の
上側の対向する面には、モータステータ14が軸3に圧
入されている。15はバランスウエイトである。このバ
ランスウエイト15は、形状が同しで板厚、材質が異な
るものが10種類程度用意されており、各々決められた
重量になっている。
【0026】図4は、モータステータ14を圧入する前
のドラムユニット55の上面図を示している。ロータヨ
ーク16には、バランスウエイト15を位置決めするた
めの係止部(穴部もしくは切欠)20a〜20dが4カ
所設けられている。これらの係上部20a〜20dは、
ビス8およびビス13を避けてほぼ等間隔になるように
配設される。この場合必ずしも直交方向の位置に配置さ
れる必要はない。また、係止部20a〜20dは、回転
ドラム7にドリル等で適当な深さの穴加工を施すことで
設けてもよい。
【0027】つぎに、この実施形態によるバランス修正
方法について説明する。図5に示すように回転中心であ
る軸付軸受2の軸3の中心から係上部20a〜20dの
中心部を結ぶ方向の単位ベクトルをea 〜ed 、軸3の
中心からの距離をra 〜rd 、基準位置(0°)からの
角度をそれぞれθa 〜θd とする。たとえば、バランス
修正量が係上部20aと係上部20bの間の基準位置か
ら角度θ0 の位置にM0 (g・cm)であるとする。バ
ランス修正量をベクトルで考えると、 M0 =Me0 =Ma +Mb =Ma a a +Mb b b …(1) と分解することができる。つまり、係止部20aおよび
20bに対してそれぞれMa (g)およびMb (g)の
バランスウエイトを付加すれば、バランス修正ができ
る。
【0028】これを成分で表すと、 M0 cosθ0 =Ma cosθa +Mb cosθb …(2) M0 sinθ0 =Ma sinθa +Mb sinθb …(3) となる。式(2)、(3)よりMa およびMb を求める
と、 Ma =M0 (cosθ0 sinθb −sinθ0 cosθb )/ ra(cosθa sinθb −sinθa cosθb ) …(4) Mb =M0 (cosθ0 sinθa −sinθ0 cosθa )/ rb (cosθa sinθb −sinθa cosθb ) …(5) となる。
【0029】以上より、任意の位置のバランス修正(修
正量M(g)、修正角度θ0 )の場合は、θi <θ0
θj (i,j=a,b,c,d)を満たす隣接する2つ
の係止部に、次式(6)、(7)から求められるバラン
スウエイトを付加することで可能となる。 Mi =M0 (cosθ0 sinθj −sinθ0 cosθj )/ ri (cosθi sinθj −sinθi cosθj ) …(6) Mj =M0 (cosθ0 sinθi −sinθ0 cosθi )/ rj (cosθj sinθi −sinθj cosθi ) …(7)
【0030】つぎに、バランス取り工程について説明す
る。バランス取り工程は、図6に示すようにモータステ
ータ14を圧入する前のドラムユニット55で行う。図
7はバランス修正工程を示すフローチャートである。
【0031】まず最初に、ドラムユニット55をドラム
ユニット固定台104に取り付ける(ステップ30
1)。つぎにスタートスイッチ105を押すことで、上
側に待避していたモータステータ103が所定の高さま
で下降し、ドラムユニット55が所定の回転数で駆動す
る(ステップ302)。数秒間ドラムユニット55を回
転させ、動バランスの測定が終わると(ステップ30
3)、表示部102にバランスウエイトを付加すべき2
カ所の係止部と、式(6)および(7)から求めた付加
重量が表示される(ステップ304)。
【0032】停止スイッチ106を押す(ステップ30
5)と、モータステータ103が、上方に待避する。作
業者は、表示部102に表示された重量に最も近い重量
のバランスウエイト15を選択し、そのバランスウエイ
ト15を表示されている係止部2カ所に接着する(ステ
ップ306)。接着剤が固まったら再びスタートスイツ
チ105を押して(ステップ307)、これにより再度
バランス修正量を測定する(ステップ308,30
9)。
【0033】表示されたバランス重量が、規格値以下に
なっていれば(ステップ310)、バランス修正を終了
する。もし、規格値をオーバーしていれば再度バランス
修正を行い、規格値以下になるまで上記作業を繰り返す
(ステップ311)。
【0034】以上のように本実施形態によれば作業者
は、指示された2カ所の係止部にバランスウェイトを接
着すれば良く、従来必要であった角度方向の位置出し、
ビス等の突起を避けてウェイトを振り分けて接着する等
の煩雑な作業は必要なくなる。したがって、作業性やウ
エイト位置決め精度が向上し、工程時間の大幅な短縮、
コストダウンを図ることができる。
【0035】つぎに、本発明による回転ドラム装置の動
バランス修正方法の第2の実施形態を説明する。図8
は、ロータヨーク16に係止部20a,20b,20c
を3カ所設けた例である。本実施形態では、動バランス
修正工程でウエイト15を貼るための係止部20a,2
0b,20cが3カ所と少ないため、バランスウェイト
15を接着すべき係止部を容易に探すことができ、バラ
ンス修正作業が楽になる。なお、バランスの修正重量は
個数を減らしたことで大きくなる。
【0036】本発明方法の第2の実施形態において、係
止部20a,20b,20cは3カ所以上設ければ有効
である。係止部の個数があまりなると却って作業性が悪
くなるため、3〜4カ所が適当である。バランスウエイ
ト15の重量計算は、前述の実施形態の場合と同様の計
算で求めることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種の回転ドラム装置においてバランスウエイトを付加
する位置を予め決めておき、少なくとも2つ、好適には
3〜4のバランスウエイト設定部を設けることでバラン
スウエイトの位置決めを正確に行うことができる。これ
により回転ドラムごとに任意に変化する動バランス修正
量に左右されることなく、所定のバランスウエイト設定
部に最適なバランスウエイトを適正に付加し、バランス
修正作業を迅速かつ正確に行うことができる結果大幅な
コストを実現することができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転ドラム装置を備えた記録また
は再生装置の全体構成例を説明する図である。
【図2】本発明に係る回転ドラム装置を備えた記録また
は再生装置の全体構成例を説明する図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における回転ドラム装
置を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における回転ドラム装
置を示す平面図である。
【図5】本発明による動バランス修正方法の例を示す図
である。
【図6】本発明による動バランス修正方法を実施する際
のドラムユニットを示す縦断面図である。
【図7】本発明による動バランス修正工程を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態における回転ドラム装
置を示す平面図である。
【図9】従来の動バランス修正方法に係る回転ドラム装
置を示す縦断面図である。
【図10】従来の動バランス修正方法に係る回転ドラム
装置を示す平面図である。
【図11】動バランス修正を行う動バランス修正機の概
略図である。
【符号の説明】
1 固定ドラム 2 軸付軸受 3 軸 4 軸受ハウジング 5 ロータリトランス・ロータ 6 ロータリトランス・ステータ 7 回転ドラム 8,10 ビス 9 磁気ヘッド 12 モータマグネット 13 ビス 14 モータステータ 15 バランスウエイト 16 ロータヨーク 20a〜20d 係止部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受を介して互いに回転可能な固定ドラ
    ムと回転ドラムを含む回転ドラム装置の動バランス修正
    方法であって、 回転ドラムに対する動バランス修正量を測定する工程
    と、 バランスウエイトを付加すべき少なくとも2つのバラン
    スウエイト設定部を選択する工程と、 動バランス修正量のベクトル成分を少なくとも2つのバ
    ランスウエイト設定部に分配する工程と、 各バランスウエイト設定部に分配された動バランス修正
    量のベクトル成分に対応するバランスウエイトをそれぞ
    れ付加する工程と、 を含むことを特徴とする回転ドラム装置の動バランス修
    正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回転ドラム装置の動バ
    ランス修正方法において、 動バランス修正量のベクトル成分を、隣接する2つのバ
    ランスウエイト設定部に分配することを特徴とする回転
    ドラム装置の動バランス修正方法。
  3. 【請求項3】 軸受を介して互いに回転可能な固定ドラ
    ムと回転ドラムを含む回転ドラム装置であって、 回転ドラムに動バランスを修正するための所定形状のバ
    ランスウエイトを付加するためのバランス修正面を有
    し、このバランス修正面にバランスウエイトの位置決め
    を行うための少なくとも2か所の係止部を設けたことを
    特徴とする回転ドラム装置。
  4. 【請求項4】 前記係止部は、回転ドラムのバランス修
    正面において他の構成部材と干渉しないように設定され
    ることを特徴とする請求項3に記載の回転ドラム装置。
  5. 【請求項5】 前記係止部は、回転ドラムのバランス修
    正面に設けた穴もしくは切欠で成ることを特徴とする請
    求項3または4に記載の回転ドラム装置。
  6. 【請求項6】 磁気テープに対して情報の記録または再
    生を行うためのヘッドを有する請求項1〜5のいずれか
    に記載の回転ドラム装置と、 前記磁気テープを収納するカセットを装着し、該カセッ
    トを前記回転ドラム装置に対して進退可能に支持するカ
    セット載置部材と、 前記磁気テープを前記カセットから引き出して、該磁気
    テープを所定テープパスに沿って走行させるようにした
    テープガイド部材と、を備えたことを特徴とする記録ま
    たは再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2345184A (en) * 1998-12-24 2000-06-28 Mitsumi Electric Co Ltd Balance control for a rotary head drum

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