JPH11184282A - 定着器及びこの定着器を備えた画像形成装置 - Google Patents

定着器及びこの定着器を備えた画像形成装置

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JPH11184282A
JPH11184282A JP36439297A JP36439297A JPH11184282A JP H11184282 A JPH11184282 A JP H11184282A JP 36439297 A JP36439297 A JP 36439297A JP 36439297 A JP36439297 A JP 36439297A JP H11184282 A JPH11184282 A JP H11184282A
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irregular
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JP36439297A
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English (en)
Inventor
Norio Hashimoto
典夫 橋本
Yasunari Obara
泰成 小原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不定型サイズの記録材に対して適当な設定制
御がなされる定着器及びこの定着器を備えた画像形成装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 定着器の点灯比率の制御設定は、規定さ
れた複数の用紙サイズに応じて複数段階の制御設定が、
入力手段又は検知手段による検知後の入力手段によって
予め設定されているものであって、規定された定型サイ
ズと異なる不定型サイズの記録材が挿入された場合に、
定着器の制御設定は、前記不定型サイズの記録材に近似
した定型サイズの記録材の設定段階に、再設定する手段
を備えていることにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写方式
あるいは静電記録誘電方式等を用いた画像形成装置に関
し、詳しくは、画像形成装置の定着装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来において、コンピュータ等のデータ
出力手段や、OA機器等の複写機には、電子写真法等を
用いた画像形成装置が組込まれており、この画像形成装
置には、各種の提案が行なわれている。
【0003】一般に画像形成装置は、外部からの画像情
報に応じた潜像が形成される潜像担持体と、前記潜像を
現像剤により顕像化する現像装置と、画像情報に応じて
潜像を形成するスキャナユニットと、コピー用紙等の記
録材を移送する転写ローラーと、記録材の転写画像を前
記記録剤に定着させる定着装置とを備えた構成とされて
いる。
【0004】この画像形成装置では、まず、潜像担持体
の表面を帯電装置によって一様に帯電させ、次に、この
帯電させた潜像担持体に対して画像情報に応じた露光を
行うことによって、潜像担持体上に潜像を形成させ、潜
像担持体の表面と対向に配置された現像装置の現像担持
体上に、微粒子粉体のトナーにより潜像が現像されて顕
像化され、更に、現像された像担持体上のトナー像が記
録材に転写され、最後に、転写された記録材上のトナー
像を定着器によって定着させることにより、記録材に画
像形成が行われるようになっている。
【0005】近年において、画像形成装置に対しては、
オン・デマンドプリンティング(即応性化)や、省エネ
ルギー化(低電力消費化)の要求が強くなっており、省
エネルギー化等を実現する上で、重要因子となるのが、
定着器に関する技術である。
【0006】例えば、近年においては、薄肉回転体の定
着器、薄層定着器等の提案がなされており、市場におい
て好評を博している。
【0007】また、最近において、情報のデジタル化が
進み、ネットワークを利用しての製版印刷業務や、机上
出版(Desk Top Publishing)DT
P等の需要が増大している。
【0008】これは、従来、複写等の印刷を専門業者に
依頼していた煩雑さを解消できるとともに、身近で作成
することができ、即座に結果が得られ、校正や訂正作業
が容易である等の利便の向上につながっている。
【0009】また、販売促進のために利用されるチラ
シ、帳票等の作成においては、利用者が独自のデザイン
やサイズの用紙等(すなわち、不定形サイズの用紙等)
を用いての作成要求が高まっており、市場において、不
定形サイズの用紙等を用いて印刷可能な画像形成装置の
要請が高まっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置に
おいて、記録材に転写されたトナー像を定着させる定着
器は、加熱方式が主流となっており、その記録材サイズ
に応じた定着器の温度制御を行うことにより、確実な定
着を可能としていた。
【0011】特に、例えば、熱容量の小さいオンデマン
ド方式の定着器においては、記録材サイズに応じた温度
制御が重要である。
【0012】このように、定着器においては、記録材サ
イズに応じた温度制御を行うことが、確実な定着動作を
行うための重要因子となるが、一方、近年要求されてい
るような各不定型サイズの記録材全てに対して、個々に
対応する温度制御を行うことは困難であった。
【0013】すなわち、各不定型サイズに応じた適切な
温度制御パラメータを、予め十分な個数だけ、用意して
おくことは、該パラメータを記録する記憶容量の点から
困難であった。
【0014】そこで、本発明においては、近年の市場要
求に鑑みて、不定型サイズの記録材に対して安定した定
着処理を施すことができる定着器及びこの定着器を備え
た画像形成装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本出願の発明によれば、
上記目的は、配光の異なる複数の加熱体を配し、通過す
る記録材サイズに応じて、前記加熱体の点灯比率を変化
させて、記録材に転写された現像剤の定着を行う定着器
において、前記定着器の点灯比率の制御設定は、規定さ
れた複数の用紙サイズに応じて複数段階の制御設定が、
入力手段又は検知手段による検知後の入力手段によって
予め設定されているものであって、規定された定型サイ
ズと異なる不定型サイズの記録材が挿入された場合に、
定着器の制御設定は、前記不定型サイズの記録材に近似
した定型サイズの記録材の設定段階に、再設定する手段
を備えたことを特徴とする定着器によって達成される。
【0016】また、本出願によれば、上記目的は、本出
願に係る第一の発明に記載の定着器において、不定型サ
イズの記録材が挿入された場合に、定着器の制御設定
は、予め設定された定型サイズの記録材に対する複数の
設定段階のうち、前記不定型サイズの記録材よりも大き
く、且つ、最も近似した定型サイズの記録材に対して予
め設定されている設定段階に、再設定する手段を備えた
という第二の発明によっても達成される。
【0017】更に、本出願によれば、上記目的は、本出
願に係る第一の発明に記載の定着器において、不定型サ
イズの記録材が挿入された場合に、定着器の制御設定
は、予め設定された定型サイズの記録材に対する複数の
設定段階のうち、前記不定型サイズの記録材に最も近似
した定型サイズの記録材に対して予め設定されている設
定段階に、再設定する手段を備えたという第三の発明に
よっても達成される。
【0018】また、本出願によれば、上記目的は、本出
願に係る第一の発明に記載の定着器において、不定型サ
イズの記録材が挿入された場合に、定着器の制御設定
は、予め設定された定型サイズの記録材に対する複数の
設定段階のうち、前記不定型サイズの記録材よりも大き
く、且つ、最も近似した定型サイズの記録材に対して予
め設定されている設定段階と、前記不定型サイズの記録
材よりも小さく、且つ、最も近似した定型サイズの記録
材に対して予め設定されている設定段階の双方を比較選
択して、再設定する手段を備えたという第四の発明によ
っても達成される。
【0019】更に、本出願によれば、上記目的は、本出
願に係る第一の発明に記載の定着器において、不定型サ
イズの記録材が挿入された場合に、定着器の制御設定
は、予め設定された定型サイズの記録材に対する複数の
設定値を用いて、所定の演算を行い、前記演算された結
果を用いて、前記予め設定された定型サイズの記録材に
対する複数の設定段階を選択して、再設定する手段を備
えたという第五の発明によっても達成される。
【0020】また、本出願によれば、上記目的は、本出
願に係る第一の発明に記載の定着器を備えた画像形成装
置によっても達成される。
【0021】更に、本出願によれば、上記目的は、本出
願に係る第六の発明に記載の画像形成装置において、不
定型サイズの記録材が挿入された場合に、定着器の制御
設定は、予め設定された定型サイズの記録材に対する複
数の設定段階のうち、前記不定型サイズの記録材よりも
大きく、且つ、最も近似した定型サイズの記録材に対し
て予め設定されている設定段階に、再設定する手段を備
え定着器を設けたという第七の発明によっても達成され
る。
【0022】また、本出願によれば、上記目的は、本出
願に係る第六の発明に記載の画像形成装置において、不
定型サイズの記録材が挿入された場合に、定着器の制御
設定は、予め設定された定型サイズの記録材に対する複
数の設定段階のうち、前記不定型サイズの記録材に最も
近似した定型サイズの記録材に対して予め設定されてい
る設定段階に、再設定する手段を備えた定着器を設けた
という第八の発明によっても達成される。
【0023】更に、本出願によれば、上記目的は、本出
願に係る第六の発明に記載の画像形成装置において、不
定型サイズの記録材が挿入された場合に、定着器の制御
設定は、予め設定された定型サイズの記録材に対する複
数の設定段階のうち、前記不定型サイズの記録材よりも
大きく、且つ、最も近似した定型サイズの記録材に対し
て予め設定されている設定段階と、前記不定型サイズの
記録材よりも小さく、且つ、最も近似した定型サイズの
記録材に対して予め設定されている設定段階の双方を比
較選択して、再設定する手段を備えた定着器を設けたと
いう第九の発明によっても達成される。
【0024】また、本出願によれば、上記目的は、本出
願に係る第六の発明に記載の画像形成装置において、不
定型サイズの記録材が挿入された場合に、定着器の制御
設定は、予め設定された定型サイズの記録材に対する複
数の設定値を用いて、所定の演算を行い、前記演算され
た結果を用いて、前記予め設定された定型サイズの記録
材に対する複数の設定段階を選択して、再設定する手段
を備えた定着器を設けたという第十の発明によっても達
成される。
【0025】即ち、本出願に係る第一の発明にあって
は、定着器の制御設定は、予め定型サイズの記録材に対
して設定されている設定段階のうち、不定型サイズの記
録材に対応する設定段階に再設定する手段を備えるた
め、制御の設定段階数を増加させることなく、不定型サ
イズの記録材に適する温度制御がなされる。
【0026】また、本出願に係る第二の発明にあって
は、定着器の制御設定は、予め設定された定型サイズの
記録材に対する複数の設定段階のうち、前記不定型サイ
ズの記録材よりも大きく、且つ、最も近似した定型サイ
ズの記録材に対して予め設定されている設定段階に、再
設定する手段を備えるため、不定型サイズの記録材にお
いても、大きめに近似する定型サイズの記録材に対応す
る設定段階を用いて、前記不定型サイズに適する温度制
御がなされる。
【0027】更に、本出願に係る第三の発明にあって
は、定着器の制御設定は、不定型サイズの記録材が挿入
された場合に、予め設定された定型サイズの記録材に対
する複数の設定段階のうち、前記不定型サイズの記録材
に最も近似した定型サイズの記録材に対して予め設定さ
れている設定段階に、再設定する手段を備えるため、不
定型サイズの記録材においても、この不定型サイズの記
録材に適する温度制御がなされる。
【0028】また、本出願に係る第四の発明にあって
は、定着器の制御設定は、不定型サイズの記録材が挿入
された場合に、定着器の制御設定は、予め設定された定
型サイズの記録材に対する複数の設定段階のうち、前記
不定型サイズの記録材よりも大きく、且つ、最も近似し
た定型サイズの記録材に対して予め設定されている設定
段階と、前記不定型サイズの記録材よりも小さく、且
つ、最も近似した定型サイズの記録材に対して予め設定
されている設定段階の双方を比較選択して、再設定する
手段を備えるため、不定型サイズの記録材においても、
適する温度制御がなされる。
【0029】更に、本出願に係る第五の発明にあって
は、不定型サイズの記録材が挿入された場合に、定着器
の制御設定は、予め設定された定型サイズの記録材に対
する複数の設定値を用いて、所定の演算を行い、前記演
算された結果を用いて、前記予め設定された定型サイズ
の記録材に対する複数の設定段階を選択して、再設定す
る手段を備えるため、不定型サイズの記録材に対して
も、適する温度制御がなされる。
【0030】また、本出願に係る第六の発明にあって
は、画像形成装置に備えられた定着器の制御設定は、予
め定形サイズの記録材に対して設定されている設定段階
のうち、不定型サイズの記録材に対応する設定段階に再
設定する手段を備えるため、制御の設定段階数を増加さ
せることなく、不定型サイズの記録材に適する温度制御
がなされる。
【0031】また、本出願に係る第七の発明にあって
は、画像形成装置に備えられた定着器の制御は、予め設
定された定型サイズの記録材に対する複数の設定段階の
うち、前記不定型サイズの記録材よりも大きく、且つ、
最も近似した定型サイズの記録材に対して予め設定され
ている設定段階に、再設定する手段を備えるため、不定
型サイズの記録材においても、大きめに近似する定型サ
イズの記録材に対応する設定段階を用いて、前記不定型
サイズに適する温度制御がなされる。
【0032】また、本出願に係る第八の発明にあって
は、画像形成装置に備えられた定着器の制御設定は、不
定型サイズの記録材が挿入された場合に、予め設定され
た定型サイズの記録材に対する複数の設定段階のうち、
前記不定型サイズの記録材に最も近似した定型サイズの
記録材に対して予め設定されている設定段階に、再設定
する手段を備えるため、不定型サイズの記録材において
も、最も近似する定型サイズの記録材に対応する設定段
階を用いて、前記不定型サイズに適する温度制御がなさ
れる。
【0033】更に、本出願に係る第九の発明にあって
は、画像形成装置に備えられた定着器の制御設定は、予
め設定された定型サイズの記録材に対する複数の設定段
階のうち、前記不定型サイズの記録材よりも大きく、且
つ、最も近似した定型サイズの記録材に対して予め設定
されている設定段階と、前記不定型サイズの記録材より
も小さく、且つ、最も近似した定型サイズの記録材に対
して予め設定されている設定段階の双方を比較選択し
て、再設定する手段を備えるため、不定型サイズの記録
材においても、最も近似する定型サイズの記録材に対応
する設定段階を用いて、前記不定型サイズに適する温度
制御がなされる。
【0034】また、本出願に係る第十の発明にあって
は、画像形成装置に備えられた定着器の制御設定は、予
め設定された定型サイズの記録材に対する複数の設定値
を用いて、所定の演算を行い、前記演算された結果を用
いて、前記予め設定された定型サイズの記録材に対する
複数の設定段階を選択して、再設定する手段を備えるた
め、不定型サイズの記録材においても、算出された演算
結果を用いて最も適する定型サイズの記録材に対応する
設定段階を用いて、前記不定型サイズに適する温度制御
がなされる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0036】(第一の実施形態)図1は、本発明に係る
画像形成装置を示す概略構成図である。
【0037】図1に示すように、画像形成装置1は、ト
ナーを内部に収納した現像装置3と、例えば、電子写真
感光体を構成する潜像担持体である感光体ドラム4と、
前記感光体ドラム4の周囲に配置された帯電装置である
帯電ローラ5と、同じく感光体ドラム4の周囲に配置さ
れた転写装置である転写ローラ6と、感光体ドラム4の
周囲に配置されたクリーニング装置7と、記録材を装置
内に導入する供給装置であるレジストローラ8と、記録
材上に転写されたトナー像を定着させる定着器2と、定
着終了後の記録材を、装置1外に排出させる排出ローラ
9から構成されている。
【0038】また、図中10,11は記録材、例えば、
紙Pの搬送を補助する搬送ガイドである。また、紙P
は、カセット12に所定の枚数が、積層されて収納され
ている。
【0039】次に、画像形成装置1を用いて、記録材
(例えば、紙P)に画像を形成する動作を説明する。
【0040】画像形成装置1の感光体ドラム4は、帯電
ローラ5によって、感光体ドラム4の表面が一様に帯電
されている。この感光体ドラム4に、パソコン等から送
られてきた画像情報に基づいて変調されたレーザー光
(図中波形矢印)を露光して、感光体ドラム4上に画像
に応じた潜像を形成する。
【0041】次に、現像装置3から図示を省略したトナ
ーが供給され、感光体ドラム4上の潜像を顕画像化(現
像)する。そして、カセット12から記録材、例えば紙
P等が給紙され、レジストローラ8で紙Pを感光体ドラ
ム4上の顕画像と同期し、感光体ドラム4上の顕画像
(トナー像)を転写ローラ6のニップ面Nで紙Pに転写
する。転写後、転写されず感光体ドラム4に残存するト
ナーは、クリーニング装置7によって除去される。
【0042】紙P上に転写された顕画像(トナー像)
は、定着器2で永久画像として定着され、排紙ローラ9
で画像形成装置外に排出される。尚、図中矢印は、記録
材の移動する方向を示す。
【0043】図2は、本発明の第1の実施形態に係る定
着器2を示す概略構成図である。
【0044】本実施形態1に用いられる定着器2は、例
えば、A3(297mm)サイズを記録材の最大サイズ
としており、その通紙中心を基準として、記録材を搬送
するように構成されている。
【0045】この定着器2は、定着ローラ21と、定着
ローラ21周辺に設けられた温度検知素子22と、同じ
く定着ローラ21周辺に備えられた分離爪23と、定着
ローラ21に対向して設けられた加圧ローラ24と、定
着後の記録材を搬送する排紙ローラ25とから構成され
ている。尚、26は、排紙ローラ25に、記録材を導く
排紙ガイドである。
【0046】定着ローラ21は、アルミニウム等を芯金
21aとし、芯金21aに表層にPFAからなる離型層
21bを被覆した構成となっている。また、定着ローラ
21は、定着ローラ21内部に、加熱体であるヒータ2
7,28を備えている。
【0047】これらのヒータ27,28は、それぞれ1
00V入力時に、500Wの定格出力が出るものを使用
しており、後述するように、各ヒータ27,28は、所
定に異なる配光パターンが設定されている。
【0048】また、加圧ローラ24は、ステンレス等を
芯金24aとし、芯金24aの周囲にシリコーンスポン
ジ等からなる弾性層24cを被覆し、更に、表層にPF
Eからなる離型層24bを被覆した構成となっている。
また、加圧ローラ24は、定着ローラ21の対向位置に
バネ等の弾性体を備えてもよい。
【0049】加圧ローラ21の離型層21bは、直径3
0mm、製品硬度50°のものを用いており、200N
の加圧力をかけることで、定着ローラ21との間に5.
0mmのニップ面Nを形成している。
【0050】このニップ面Nを記録材が通過することに
より記録材上の顕画像(トナー像)を、永久画像として
定着する。
【0051】また、温度検知素子22は、ニップ面Nを
形成する画像領域外に設置しているため、温度検知素子
22へのトナー付着が防止され、クリーニング手段を不
要としている。
【0052】この温度検知素子22は、通紙基準から約
150mmの位置に配置されている。また、定着器2
は、A4サイズの用紙を横送りで24枚/分の画像形成
を可能としている。
【0053】図3は、本実施形態1の定着器2の配光分
布を示す図である。
【0054】図3に示すように、ヒータ27は、中央基
準を中心として左右80mmの範囲で300%を示す配
光分布となっており、ヒータ28は、中央基準から左右
に130mmの位置で300%以上のピークを示す配光
分布となっている。
【0055】なお、図3にあっては、各ヒータ27,2
8の配光分布の下にある各長方形は、各ヒータ27,2
8の発熱抵抗体の概略構成を示していると共に。図3に
おける符号Kは、温度検出素子22の検知対象部位を示
している。
【0056】従って、このように異なる配光分布のヒー
タ27,28を用いて、これらのヒータ27,28点灯
比率を変化させて、記録材のサイズに対応した適切な温
度調節を行なうことにより、安定した定着動作が行われ
る。
【0057】図4は、画像形成装置1の定着器2の制御
機構51を示すブロック図である。
【0058】この制御機構51は、CPU(Centr
al Processing Unit)52を備え、
このCPU52が画像形成装置1全体の制御を行ってい
る。
【0059】図中53は、定着器2のヒータ駆動回路で
あり、このヒータ駆動回路53は、CPU52からの指
令に従って、定着器2のヒータ27,28への通電制御
を行ない、各ヒータ27,28の発熱動作を個別に制御
できるように構成されている。また、図中225は、定
着器2に配置された温度検知素子22の回路を示し、こ
の回路225から、定着器2の測定温度データがCPU
52に出力され、フィードバック制御に用いられてい
る。図中54は、タッチパネル等の入力手段であり、使
用者が記録材のサイズ情報を入力する手段として用いら
れている。
【0060】また、55は、制御状態や機器の動作状況
をパソコンや状態表示装置等の外部装置56に、データ
として受け渡しをするインターフェースを示している。
図4中の矢印は、基本的にデータ信号の入出力方向を示
すものである。
【0061】本実施形態の画像形成装置1は、その定着
温度として、190℃の温度が設定されており、各定形
サイズの記録材に対して、ヒータ27,28は表1に示
す点灯比率が予め設定されている。
【0062】
【表1】 定形紙(幅mm) ヒータ27 ヒータ28 A3-P,A4-L(297mm) 5 4 Ledger-P,Letter-L(279.4mm) 5 2.5 B4-P(257mm) 5 2 Legal-P(215.9mm) 5 1 A4-P(210mm) 5 1 Executive-P(184.2mm) 5 0.5 B5-P(182mm) 5 0.5 A5-P(148.5mm) 5 0 (表1中PはPortrait,LはLandscapeの略である。)
【0063】上記表1に示すように、本例の画像形成装
置1は、記録材のサイズが大きくなるに従い、ヒータ2
7に対するヒータ28の点灯比率が上がっていくように
設定している。すなわち、記録材サイズが大きくなるに
従い、ヒータ27/ヒータ28の値が低くなるように設
定している。
【0064】このように点灯比率を設定したのは、温度
検知素子22が、記録材の通過可能な最大サイズ(本例
においては、A3−P,A4−Lの297mm)よりも
外側に設置されているため、サイズの小さい記録材が通
紙するときほど、通紙基準中央部位に配光を有するヒー
タ27の点灯比率が高くなるようにするためのである。
【0065】次に、不定型サイズの記録材が挿入された
場合に、定型サイズの記録材に対して予め設定された制
御段階を適宜選択して、前記不定型サイズの記録材に適
する再設定を制御動作を図5のフローチャートに従い説
明する。
【0066】尚、本実施形態1において、不定型サイズ
の記録材として幅270mm×長さ400mmの大きさ
の紙を使用する。また、本例に用いた紙は、秤量105
g/mm2のものを用いた。
【0067】図5に示すように、第1のステップとし
て、入力手段54から不定形サイズの記録材の幅サイズ
が、入力される。すなわち、本実施形態においては、幅
270mmを入力する。
【0068】第2のステップとして、この入力指定され
たサイズ情報と、表1に示す予め設定された定型サイズ
情報とが、比較される。
【0069】そして、この例の場合における不定型サイ
ズの紙サイズは、定型サイズB4−P(257mm)及
び定型サイズLedger−P,Letter−L(2
79.4mm)の間のサイズであると、判別することが
できる。
【0070】次に、第3のステップとして、入力指定さ
れた紙サイズに最も近似し、且つ入力指定された紙サイ
ズよりも大きいサイズの定型サイズに対して設定された
点灯比率が、制御パラメータとして、選択される。
【0071】すなわち、定型サイズLedger−P,
Letter−L(279.4mm)に対して設定され
た点灯比率を選択して、定着器2の制御動作を行う。
【0072】以上のような手段により、任意の不定型サ
イズの紙に対して、規格サイズに対して設定された点灯
比率を選択し、定着器2の制御を行った場合の定着ロー
ラ21の中央部位と、温度検出素子部位の温度を表2に
示す。
【0073】
【表2】 定着ローラ温度(℃) 中央部位 温度検知素子部位 実施例1 190 190 比較例1 193 190 比較例2 200 190 実施例1:Ledger−P(279.4mm)の設定で不定型サイズの紙( 270mm)を通紙 比較例1:Ledger−P(279.4mm)の設定でLedger−Pサ イズの紙(279.4mm)を通紙 比較例2:B4−P(257mm)の設定で不定型サイズの紙(270mm) を通紙
【0074】上記表2の実施例1の欄は、不定型サイズ
(270mm)の紙に対して、この紙サイズに近似し、
かつ、不定型サイズの紙よりも大きなサイズの定型サイ
ズ、すなわち、定型サイズLedger−P,Lett
er−L(279.4mm)の紙に対して設定された点
灯比率を選択して制御を行った場合の、定着ローラ21
の中央部位と温度検出素子部位の温度を示す。
【0075】また、上記表2の比較例1の欄は、定型サ
イズ(Ledger−P,Letter−L、279.
4mm)の紙に対して設定された点灯比率を用いて、こ
の定型サイズ(Ledger−P,Letter−L;
279.4mm)の紙の制御を行った場合の定着ローラ
21の各部位の温度を示している。比較例1に示すよう
に、定着ローラ21の中央部位の温度が、温度検知素子
部位の温度よりも若干高めに設定されているのは、この
定型サイズの紙であって、厚みのある紙の定着動作を行
う場合であっても、定着ローラ21の温度低下の防止の
ためである。
【0076】実施例1に示すように、不定型サイズの紙
(270mm)に対して、この紙サイズよりも若干大き
めの定型サイズの紙(Ledger−P,Letter
−L、279.4mm)に対して設定された点灯比率を
選択して制御を行った場合に、定着ローラ21の中央部
位と温度検出素子部位の温度を比較例1に示す値と比較
すると、定着ローラ21の各部位の温度は、大きな変動
を生じておらず、本例の制御によって安定な定着動作が
可能であることが確認できた。
【0077】すなわち、比較例1に示した定形サイズの
紙(Ledger−P,Letter−L)に対して設
定された点灯比率を用いて、制御を行った場合の定着ロ
ーラ21の各部位の温度と、実施例1の欄に示す各部位
の温度を比較すると、実施例1の場合は、定着ローラ2
1の中央部位の温度が、比較例1の定着ローラ21の中
央部位の温度よりも若干低めとなっているのみであり、
実施例1の場合において、設定制御されている比較例1
と比較して、定着ローラ21の温度は、各部位において
大きく温度変動することなく安定に制御されていること
が確認できる。
【0078】一方、表2の比較例2は、本例の不定型サ
イズの紙に対して、この紙サイズよりも若干小さめの定
型サイズの紙(B4−P;257mm)に対して設定さ
れた点灯比率を用いて制御した場合の定着ローラ21の
中央部位と温度検出素子部位の温度を示している。この
比較例2に示す値と、定型サイズの記録材に対して設定
制御されている比較例1に示す値を比較すると、比較例
2に示す定着ローラ21の中央部位の温度が比較例1に
示す温度よりも高くなっており、定着ローラ21におい
て温度変動が生じていることが確認できた。
【0079】すなわち、定型サイズの記録材に対して設
定制御されている比較例1と、実施例1及び比較例2を
比較すると、比較例1に対して実施例1は、定着ローラ
21の中央部位に若干の温度変動が生じているだけであ
るが、一方、比較例1に対して比較例2は、定着ローラ
21の中央部位に温度変動が生じていることが確認でき
る。
【0080】このように、本実施形態1において、不定
型サイズの紙に対する定着器の制御は、前記不定型サイ
ズの紙よりも若干大きいサイズの定型サイズの紙に対し
て設定された制御段階(点灯比率)を選択して再設定す
ると、定型サイズの紙に対して設定された制御段階を用
いて定型サイズの紙の定着動作を行った場合と比較し
て、定着ローラ21の各部位に大きな温度変動を生じる
ことなく、安定な制御がなされることが確認できた。ま
た、本例のように、不定型サイズの紙よりも若干大きい
サイズの定型サイズの紙に対して設定された制御段階
(点灯比率)を選択する方が、昇温が少なくなるため
(表1参照)、安全性等を考慮して、昇温が少ない方向
の設定点灯比率の選択を行うものである。
【0081】特に、例えば、発熱体(定着ローラ21)
の熱容量を少なく構成することによって、オンデマンド
方式を達成した定着器においては、加熱制御の設定が、
すみやかに反映されるので、このような安全対策は、十
分な重要性を有している。
【0082】尚、本例においては、予め画像形成装置1
に備えられた入力手段54を用いて、紙サイズを入力す
ることに限らず、インターフェース55を介して、外部
装置56から、画像情報等とともに紙サイズを取得する
ようにしてもよい。
【0083】(第二の実施形態)次に、第2の実施形態
として、不定型サイズの記録材が挿入された場合に、定
型サイズの記録材に対して予め設定された制御段階を適
宜選択して、前記不定型サイズの記録材に適する再設定
を行う制御動作を図6のフローチャートに従い説明す
る。尚、本実施形態においては、実施形態1で用いた定
着器2を備えた画像形成装置1を用いた。
【0084】また、本実施形態2においては、不定型サ
イズ紙(a)幅240mm×長さ300mm,不定型サ
イズ紙(b)幅220mm×長さ300mmの2種類の
不定型サイズの紙を用いる。また、本例においては、全
て秤量105g/mm2の紙を用いた。
【0085】図6に示すように、第1のステップとし
て、入力手段54から紙サイズを入力する。すなわち、
不定型サイズ(a)240mm及び不定型サイズ(b)
220mmの情報を入力する。
【0086】第2のステップとして、入力された紙サイ
ズと予め設定してある定型サイズの情報(表1参照)を
比較し、最も近似するサイズの定型サイズの紙に対して
設定された点灯比率を選択する。
【0087】本例の場合は、不定型サイズ紙(a),
(b)は、共に定型サイズLegal−P(215.9
mm)と定型サイズB4−P(257mm)間のサイズ
であると、判別できる。
【0088】第3のステップとして、入力された不定型
サイズの紙と最も近似する定型サイズの紙に対して設定
された点灯比率のパラメータを選択する。
【0089】本例においては、不定型サイズ紙(a)
(240mm)に、定型サイズB4−P(257mm)
に対して設定された点灯比率を選択し、不定型サイズ紙
(b)(220mm)に対して定型サイズLegal−
P(215.9mm)に対して設定された点灯比率を選
択した。
【0090】図6に示すフローチャートに従い、選択さ
れた点灯比率を用いて実際の定着動作をおこなった場合
の定着ローラ21の中央部位及び温度検出素子部位の温
度の結果を表3に示す。
【0091】
【表3】 定着ローラ温度(℃) 中央部位 温度検知素子部位 実施例2(a) 190 190 比較例2(b) 193 190 比較例3 200 190 比較例4 187 190 実施例2(a):B4−P(257mm)の設定で不定型サイズの紙(a)(2 40mm)を通紙 実施例2(b):Legal−P(215.9mm)の設定で不定型サイズの紙 (b)(220mm)を通紙 比較例3:Legal−P(215.9mm)の設定で不定型サイズの紙(a) (240mm)を通紙 比較例4:B4−P(257mm)の設定で不定型サイズの紙(b)を通紙(2 20mm)を通紙
【0092】上記表3に、図6に示すフローチャートに
従い制御を行った場合の定着ローラ21の中央部位及び
温度検出素子部位の温度を測定した結果を表示する。
【0093】上記表3の実施例2(a)は、不定型サイ
ズの紙(a)に対して定型サイズB4−P用の点灯比率
を選択して制御を行った場合の、定着ローラ21の中央
部位及び温度検出素子部位の温度を示している。
【0094】また、実施例2(b)は、不定型サイズの
紙に対して定型サイズLegal−P用の点灯比率を選
択して制御を行った場合の、定着ローラ21の中央部位
及び温度検出素子部位の温度を示す。
【0095】前記実施例2(a),(b)に記載する結
果の対象として、比較例3に不定型サイズの紙(a)に
対して、定型サイズLegal−P用の点灯比率を選択
して制御を行った場合の定着ローラ21の中央部位と温
度検出素子部位の温度を示す。
【0096】また、比較例4は、不定型サイズの紙
(b)に対して、定型サイズB4−P用の点灯比率を選
択して制御を行った場合の、定着ローラ21の中央部位
と温度検出素子部位の温度を示す。
【0097】実施例2(a),(b)及び比較例3,4
の結果を検討すると、実施例2(a),(b)に示す定
着ローラ21の中央部位の温度変動は、比較例3,4に
示す定着ローラ21の中央部位の温度変動と比較して小
さい。このことから、不定型サイズの紙(a),(b)
が挿入された場合に、前記不定型サイズの紙(a),
(b)に最も近似する定型サイズの紙に対して設定され
た点灯比率を選択して制御を行うと、定着ローラ21の
温度変動の少ない、より良い制御が行われることを確認
することができる。
【0098】このように、本実施形態2において、不定
型サイズの紙に対する定着器の制御は、上記不定型サイ
ズの紙に最も近似したサイズの定型サイズの紙に対して
設定された制御段階(点灯比率)を設定して制御する
と、定型サイズの紙に対して設定された制御段階を用い
て定型サイズの紙の定着動作を行った場合と同様に、不
定型サイズの紙であっても、定着ローラ21の各部位間
の温度変動をなくして、安定な定着動作を可能とする制
御を行うことができる。
【0099】(第三の実施形態)次に、第3の実施形態
として、不定型サイズの記録材が挿入された場合に、定
型サイズの記録材に対して予め設定された制御段階を適
宜選択して、前記不定型サイズの記録材に適する再設定
を制御動作を図7のフローチャートに従い説明する。
尚、本実施形態3においては、実施形態1において用い
た定着器2を備えた画像形成装置1を用いる。
【0100】また、本実施形態3においては、不定型サ
イズの紙として幅270mm×長さ400mmサイズの
紙を用いた。尚、本例において用いた紙の秤量は、10
5g/mm2である。
【0101】図7に示すように、第1のステップとし
て、入力手段55から不定型サイズの紙のサイズを入力
する。すなわち、紙サイズ270mmを入力する。
【0102】第2のステップとして、入力指定された紙
サイズの情報と、表1に示す予め設定された定型サイズ
情報とを比較する。
【0103】本例の不定型サイズの紙サイズは、定型サ
イズB4−P(257mm)、定型サイズLedger
−P,Letter−L(279.4mm)の間のサイ
ズであることが確認できる(表1参照)。
【0104】次に、第3のステップとして、以下の演算
式(1)に従い算出された結果から、定型サイズに対し
てあらかじめ設定された点灯比率をパラメータとして選
択する。
【0105】 A:不定型サイズの紙幅よりも大きいサイズで近似する
定型サイズの紙幅 B:不定形サイズの紙幅よりも小さいサイズで近似する
定型サイズの紙幅 C:不定型サイズの紙幅 a:不定型サイズの紙幅よりも大きいサイズで近似する
定形サイズの紙に対するヒータ28の点灯比率 b:不定型サイズの紙幅よりも小さいサイズで近似する
定型サイズの紙に対するヒータ28の点灯比率
【0106】前記演算式(1)から算出されたXの値の
小数点以下1位を切り下げた値と、同じ値となるヒータ
27とヒータ28の点灯比率をパラメータとして選択す
る。
【0107】すなわち、本例の紙幅270mmの不定型
サイズの紙の場合、この不定型サイズの紙幅よりも大き
いサイズで近似する定型サイズは、Ledger−P,
Letter−Lであり、不定型サイズの紙幅よりも小
さいサイズで近似する定型サイズは、B4−Pである。
これらの情報に基づいて表1に従い、前記演算式(1)
に定型サイズLedger−P及び定型サイズB4−P
に対する設定値を算入すると、 X=(5+2.5)×270/(279.4+257) =2.2
【0108】小数点以下1位を切り捨てて、X=2とい
う値を算出することができ、この値は、表1から定型サ
イズ(Ledger−P,Letter−L)のヒータ
27とヒータ28の点灯比率(5/2.5=2)と同じ
値である。
【0109】従って、定型サイズLedger−P,L
etter−Lの点灯比率をパラメータとして選択す
る。なお、この演算は、前述した制御機構においてなさ
れるものである。
【0110】次に、図7に示すフローチャートに従い制
御を行った場合の定着ローラ21の中央部位と温度検出
素子部位の温度を測定した結果を表4に示す。
【0111】
【表4】 定着ローラ温度(℃) 中央部位 温度検知素子部位 実施例3 192 190 実施例3:Ledger−P(279.4mm)の設定で不定型サイズの紙(2 70mm)を通紙
【0112】上記表4の実施例3の欄に示すように、定
着ローラの中央部位と温度検出素子部位の温度差は、表
2に示す実施例1の値よりも、同じく表2に示す比較例
1の値に近く、より適した安定な制御が行われているこ
とが確認できた。
【0113】すなわち、定型サイズの紙(Ledger
−P,Letter−L)に対して設定された点灯比率
を用いて制御した場合の定着ローラ21の各部位の温度
を表示する表2の比較例1の値と、実施例3に示す値及
び実施例1に示す値を検討すると、比較例1の定着ロー
ラの中央部位の温度は、193℃であり、実施例1の定
着ローラの中央部位の温度は190℃であり、実施例3
の定着ローラの中央部位の温度は、192℃を示すこと
から、実施例3は、実施例1よりも比較例1と近い値と
なっており、実施例3の場合において、定着ローラ21
の温度は、各部位において温度変動することなく安定に
制御されていることが確認できる。
【0114】従って、不定型サイズの記録材に対して
も、定型サイズの記録材に対して設定制御された制御段
階のうち、前記不定型サイズの記録材に最も適する制御
段階を前記演算結果を用いて選択し、制御を行っている
ため、不定型サイズの記録材においても、制御段階数を
増加させることなく、定型サイズの記録材に対して設定
された制御段階を用いて、安定した制御を行うことが可
能となる。
【0115】尚、本実施形態3の場合は、前記演算式
(1)の結果の小数点以下1位を切り捨てて用いたが、
定型サイズに対する点灯比率の設定が図5に表示するも
のよりも細かい範囲で設定されている場合は、小数点以
下を切り捨てることなく、近似した設定点灯比率を用い
ることにより、よりきめ細かく細分化された精密な制御
を行うことが可能であり、この結果、これに応じた良好
な画質を得ることができる。
【0116】このように、不定型サイズの記録材に対し
て前記不定型サイズの記録材に大小のサイズで近似する
定型サイズの記録材に対して設定された点灯比率から、
前記演算式(1)を用いて適当値を算出し、不定型サイ
ズの紙に対して適当な設定点灯比率をパラメータとして
選択する手段を用いることにより、定着ローラの各部位
間の温度変動を低減させて、安定な制御を行なうことが
できる。
【0117】上記実施形態1乃至3においては、不定型
サイズの記録材の情報を、タッチパネル等の入力手段5
4によって、入力し、そこから、CPU52等に情報が
伝達され、制御動作を行う制御機構を用いた場合を示し
ている。
【0118】しかし、本例の制御動作は、上記図4に示
す制御機構のみに従うものではなく、例えば、図8に示
す制御機構によっても制御が行われる。
【0119】すなわち、図8に示す制御機構61は、C
PU62を備え、このCPU62が画像形成装置1全体
の制御を行っている。
【0120】また、63は、定着器2のヒータ駆動回路
であり、CPU62の命令に従い定着器2のヒータ2
7,28を駆動する。また、図中226は、温度検知素
子22の回路であり、定着器2の温度をCPU61にフ
ィードバックしている。図中65は、記録材のサイズ検
知手段である。図中矢印は、情報の信号方向を示すもの
である。
【0121】図4に示す制御機構51はタッチパネル等
の入力手段55を用いて記録材のサイズをCPU52に
伝達したのに対し、本例の制御機構61は、記録材検知
手段65を設け、該記録材検知手段65により、記録材
のサイズを自動的に測定して、この取得した測定値を制
御に用いるようにしたものであり、記録材のサイズを入
力操作することを不要にして、利便性を向上することが
できるとともに、機器操作に不慣れな初心者や高齢者で
も、安心して容易に取り扱うことができる。
【0122】また、このような自動化により、人為的な
ミス操作入力を防止でき、常に最適な画像の形成動作を
行なうことができる。
【0123】このように、本発明の制御手段を備えた定
着器によれば、不定型サイズの記録材に対しても、安定
な定着動作を行うことができる。
【0124】すなわち、不定型サイズの記録材におい
て、定着不良若しくは異常昇温が生じることを確実に回
避でき、画像を形成する記録材のサイズ制約を緩和する
ことができ、多様且つ独自デザインやサイズの用紙を使
用可能となると共に、このような不定型サイズにおける
形成画像の品質を向上することが可能となる。
【0125】尚、上述した紙サイズを取得する記録材検
知手段と、従前の紙サイズを入力する入力手段とは、互
いに排除すること無く、同時に設けてもよい。また、特
に、この場合には、記録材検知手段からの制御設定を優
先させる構成とすることにより、双方の効果を同時に奏
するのみならず、誤操作設定の防止や、該誤操作に起因
する故障や誤作動を未然に回避でき、安全面で好ましい
ものとなる。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第一
の発明によれば、定着器の制御設定は不定形サイズの記
録材が挿入された場合に、予め定型サイズの記録材に対
して設定されている設定段階のうち、不定型サイズの記
録材に対応する設定段階に再設定する手段を備えるた
め、制御の設定段階数を増加させることなく、不定型サ
イズの記録材に適する温度制御ができ、安定した定着動
作を行うことが可能となる。
【0127】また、本出願に係る第二の発明によれば、
定着器の制御設定は、不定型サイズの記録材が挿入され
た場合に、予め設定された定型サイズの記録材に対する
複数の設定段階のうち、前記不定型サイズの記録材より
も大きく、且つ、最も近似した定型サイズの記録材に対
して予め設定されている設定段階に、再設定する手段を
備えるため、不定型サイズの記録材においても、大きめ
に近似する定型サイズの記録材に対応する設定段階を用
いて、前記不定型サイズに適する温度制御ができ、安定
した定着動作を行うことが可能となる。
【0128】更に、本出願に係る第三の発明によれば、
定着器の制御設定は、不定型サイズの記録材が挿入され
た場合に、予め設定された定型サイズの記録材に対する
複数の設定段階のうち、前記不定型サイズの記録材に最
も近似した定型サイズの記録材に対して予め設定されて
いる設定段階に、再設定する手段を備えるため、不定型
サイズの記録材においても、最も近似する定型サイズの
記録材に対応する設定段階を用いて、前記不定型サイズ
に適する温度制御ができ、安定した定着動作を行うこと
が可能となる。
【0129】また、本出願に係る第四の発明によれば、
定着器の制御設定は、不定型サイズの記録材が挿入され
た場合に、予め設定された定型サイズの記録材に対する
複数の設定段階のうち、前記不定型サイズの記録材より
も大きく、且つ、最も近似した定型サイズの記録材に対
して予め設定されている設定段階と、前記不定型サイズ
の記録材よりも小さく、且つ、最も近似した定型サイズ
の記録材に対して予め設定されている設定段階の双方を
比較選択して、再設定する手段を備えるため、不定型サ
イズの記録材においても、適する温度制御ができ、安定
した定着動作を行うことが可能となる。
【0130】更に、本出願に係る第五の発明によれば、
定着器の制御設定は、不定型サイズの記録材が挿入され
た場合に、予め設定された定型サイズの記録材に対する
複数の設定値を用いて、所定の演算を行い、前記演算さ
れた結果を用いて、前記予め設定された定型サイズの記
録材に対する複数の設定段階を選択して、再設定する手
段を備えるため、不定型サイズの記録材に対しても、適
する温度制御ができ、安定した定着動作を行うことが可
能となる。
【0131】また、本出願に係る第六の発明によれば、
定着器の制御設定は、不定型サイズの記録材が挿入され
た場合に、予め定型サイズの記録材に対して設定されて
いる設定段階のうち、不定型サイズの記録材に対応する
設定段階に再設定する手段を備えるため、制御の設定段
階数を増加させることなく、不定型サイズの記録材に適
する温度制御ができ、安定した定着動作を行うことの可
能な画像形成装置を提供することができる。
【0132】また、本出願に係る第七の発明によれば、
定着器の制御は、不定型サイズの記録材が挿入された場
合に、予め設定された定型サイズの記録材に対する複数
の設定段階のうち、前記不定型サイズの記録材よりも大
きく、且つ、最も近似した定型サイズの記録材に対して
予め設定されている設定段階に、再設定する手段を備え
るため、不定型サイズの記録材においても、大きめに近
似する定型サイズの記録材に対応する設定段階を用い
て、前記不定型サイズに適する温度制御ができ、安定し
た定着動作が行うことの可能な画像形成装置を提供する
ことができる。
【0133】また、本出願に係る第八の発明によれば、
定着器の制御は、不定型サイズの記録材が挿入された場
合に、定着器の制御設定は、予め設定された定型サイズ
の記録材に対する複数の設定段階のうち、前記不定型サ
イズの記録材に最も近似した定型サイズの記録材に対し
て予め設定されている設定段階に、再設定する手段を備
えるため、不定型サイズの記録材においても、最も近似
する定型サイズの記録材に対応する設定段階を用いて、
前記不定型サイズに適する温度制御ができ、安定した定
着動作を行うことの可能な画像形成装置を提供すること
ができる。
【0134】更に、本出願に係る第九の発明によれば、
定着器の制御設定は、不定型サイズの記録材が挿入され
た場合に、予め設定された定型サイズの記録材に対する
複数の設定段階のうち、前記不定型サイズの記録材より
も大きく、且つ、最も近似した定型サイズの記録材に対
して予め設定されている設定段階と、前記不定型サイズ
の記録材よりも小さく、且つ、最も近似した定型サイズ
の記録材に対して予め設定されている設定段階の双方を
比較選択して、再設定する手段を備えるため、不定型サ
イズの記録材においても、最も近似する定型サイズの記
録材に対応する設定段階を用いて、前記不定型サイズに
適する温度制御ができ、安定した定着動作を行うことの
可能な画像形成装置を提供することができる。
【0135】また、本出願に係る第十の発明によれば、
定着器の制御設定は、不定型サイズの記録材が挿入され
た場合に、予め設定された定型サイズの記録材に対する
複数の設定値を用いて、所定の演算を行い、前記演算さ
れた結果を用いて、前記予め設定された定型サイズの記
録材に対する複数の設定段階を選択して、再設定する手
段を備えるため、不定型サイズの記録材においても、算
出された演算結果を用いて最も適する定型サイズの記録
材に対応する設定段階を用いて、前記不定型サイズに適
する温度制御ができ、安定した定着動作を行うことの可
能な画像形成装置を提供することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係り、画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係り、定着器を示す概略構
成図である。
【図3】本発明の実施形態に係り、ヒータ及びヒータの
配光分布を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係り、画像形成装置の制御
機構を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態に係り、定着器の制御手段を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係り、定着器の制御
手段を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態に係り、定着器の温度
制御を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態に係り、画像形成装置の制御
機構を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 定着器 3 現像装置 4 感光体ドラム 5 帯電ローラ 6 転写ローラ 7 クリーニング装置 8 レジストローラ 9 排出ローラ 10 搬送ガイド 11 搬送ガイド 12 カセット 21 定着ローラ 21a 芯金 21b 離型層 22 温度検出素子 23 剥ぎ取り爪 24 加圧ローラ 24a 芯金 24b 離型層 24c 弾性層 25 排紙ローラ 26 排紙ガイド 27 ヒータ 28 ヒータ 51 制御機構 52 CPU 53 定着ヒータ駆動回路 54 入力手段 55 インターフェース 56 外部装置 61 制御機構 62 CPU 63 定着ヒータ駆動回路 65 紙サイズ検知手段 225 温度検知素子の回路 226 温度検知素子の回路 N ニップ面 P 紙 T トナー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配光の異なる複数の加熱体を配し、通過
    する記録材サイズに応じて、前記加熱体の点灯比率を変
    化させて、記録材に転写された現像剤の定着を行う定着
    器において、前記定着器の点灯比率の制御設定は、規定
    された複数の定型サイズに応じて複数段階の制御設定
    が、入力手段又は検知手段による検知後の入力手段によ
    って予め設定されているものであって、設定された定型
    サイズと異なる不定型サイズの記録材が挿入された場合
    に、定着器の制御設定は、前記不定型サイズの記録材に
    近似した定型サイズの記録材の設定段階に、再設定する
    手段を備えたことを特徴とする定着器。
  2. 【請求項2】 不定型サイズの記録材が挿入された場合
    に、定着器の制御設定は、予め設定された定型サイズの
    記録材に対する複数の設定段階のうち、前記不定型サイ
    ズの記録材よりも大きく、且つ、最も近似した定型サイ
    ズの記録材に対して予め設定されている設定段階に、再
    設定する手段を備えたこととする請求項1に記載の定着
    器。
  3. 【請求項3】 不定型サイズの記録材が挿入された場合
    に、定着器の制御設定は、予め設定された定型サイズの
    記録材に対する複数の設定段階のうち、前記不定型サイ
    ズの記録材に最も近似した定型サイズの記録材に対して
    予め設定されている設定段階に、再設定する手段を備え
    たこととする請求項1に記載の定着器。
  4. 【請求項4】 不定型サイズの記録材が挿入された場合
    に、定着器の制御設定は、予め設定された定型サイズの
    記録材に対する複数の設定段階のうち、前記不定型サイ
    ズの記録材よりも大きく、且つ、最も近似した定型サイ
    ズの記録材に対して予め設定されている設定段階と、前
    記不定型サイズの記録材よりも小さく、且つ、最も近似
    した定型サイズの記録材に対して予め設定されている設
    定段階の双方を比較選択して、再設定する手段を備えた
    こととする請求項1に記載の定着器。
  5. 【請求項5】 不定型サイズの記録材が挿入された場合
    に、定着器の制御設定は、予め設定された定型サイズの
    記録材に対する複数の設定値を用いて、所定の演算を行
    い、前記演算された結果を用いて、前記予め設定された
    定型サイズの記録材に対する複数の設定段階を選択し
    て、再設定する手段を備えたこととする請求項1に記載
    の定着器。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の定着器を備えることを
    特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 不定型サイズの記録材が挿入された場合
    に、定着器の制御設定は、予め設定された定型サイズの
    記録材に対する複数の設定段階のうち、前記不定型サイ
    ズの記録材よりも大きく、且つ、最も近似した定型サイ
    ズの記録材に対して予め設定されている設定段階に、再
    設定する手段を備え定着器を設けたこととする請求項6
    に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 不定型サイズの記録材が挿入された場合
    に、定着器の制御設定は、予め設定された定型サイズの
    記録材に対する複数の設定段階のうち、前記不定型サイ
    ズの記録材に最も近似した定型サイズの記録材に対して
    予め設定されている設定段階に、再設定する手段を備え
    た定着器を設けたこととする請求項6に記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 不定型サイズの記録材が挿入された場合
    に、定着器の制御設定は、予め設定された定型サイズの
    記録材に対する複数の設定段階のうち、前記不定形サイ
    ズの記録材よりも大きく、且つ、最も近似した定型サイ
    ズの記録材に対して予め設定されている設定段階と、前
    記不定型サイズの記録材よりも小さく、且つ、最も近似
    した定型サイズの記録材に対して予め設定されている設
    定段階の双方を比較選択して、再設定する手段を備えた
    定着器を設けたこととする請求項6に記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 不定型サイズの記録材が挿入された場
    合に、定着器の制御設定は、予め設定された定型サイズ
    の記録材に対する複数の設定値を用いて、所定の演算を
    行い、前記演算された結果を用いて、前記予め設定され
    た定型サイズの記録材に対する複数の設定段階を選択し
    て、再設定する手段を備えた定着器を設けたこととする
    請求項6に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010107942A (ja) * 2008-09-30 2010-05-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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