JPH11184268A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

画像形成装置およびその制御方法

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JPH11184268A
JPH11184268A JP9351332A JP35133297A JPH11184268A JP H11184268 A JPH11184268 A JP H11184268A JP 9351332 A JP9351332 A JP 9351332A JP 35133297 A JP35133297 A JP 35133297A JP H11184268 A JPH11184268 A JP H11184268A
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transfer bias
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forming apparatus
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Toshihiko Mihashi
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Kyo Saito
協 斎藤
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    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1665Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
    • G03G15/167Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer
    • G03G15/1675Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer with means for controlling the bias applied in the transfer nip

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写手段の抵抗値の推定に基づく転写バイア
スの制御を適正に行なうことができるようにして高品質
の画像を形成できるようにした画像形成装置およびその
制御方法を提供する。 【解決手段】 記録紙(1)が感光ドラム(10)と転
写ロール(13)との接触部を通過してから次の記録紙
(1)が該接触部に導入されるまでの間に転写ロール
(13)に対して所定のモニタ信号を印加して転写ロー
ル(13)の抵抗値を推測し、該推測した抵抗値に対応
して転写ロール(13)に印可する転写バイアスを更新
制御する画像形成装置において、記録紙(1)が接触部
を通過してから次の記録紙(1)が該接触部に導入され
るまでの間が所定の時間に満たない場合は転写バイアス
の更新制御を禁止するように構成し、さらに転写バイア
スの更新制御が所定のしきい値回数以上連続して禁止さ
れた場合は、次の記録紙(1)の導入を所定時間遅延さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成装置お
よびその制御方法に関し、詳しくは電子写真複写機、フ
ァクシミリ、レーザプリンタ等の感光体上に形成された
静電潜像をトナーで現像し、そのトナー像を転写ロール
に対して電圧を印加することにより記録紙に転写する画
像形成装置において転写ロールに印加する転写バイアス
を適正に制御することで高品質な画像を形成できるよう
にした画像形成装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光ドラム等の像担持体とこれに
圧接する転写ロール等の転写手段とを備え、これら両者
の圧接部位に転写材を通過させるとともに、このとき該
転写手段に転写バイアスを印加して像担持体側のトナー
像を記録紙等の転写材に転移させる画像形成装置として
は、電子写真複写機、ファクシミリ、レーザプリンタ等
が知られている。
【0003】これらの画像形成装置においては、例え
ば、特開平3−157681号公報、特開平5−297
740号公報において開示されているように、プリント
直前に転写手段である転写ロールに対して定電流もしく
は定電圧を印加してこの時の電流値もしくは電圧値から
転写ロールの抵抗値を推測し(以下、これをBTR抵抗
モニタという)、このBTR抵抗モニタに基づき、転写
手段である転写ロールに印加する転写バイアスを最適な
値に制御する構成が提案されている。
【0004】ここで、上記BTR抵抗モニタは、例え
ば、転写ロールに対して定電圧を印加した場合に、ある
電流値Aが測定された場合、この電流値Aに対応する最
適な転写バイアスを記憶するテーブルを用意しておき、
このテーブルを利用して転写ロールに印加する最適な転
写バイアスを決定するように構成されている。
【0005】ところで、一般的に、上記転写ロール材料
として発泡ウレタンを使い、該発泡ウレタンに対してイ
オン性導電剤を含有させることにより導電性能を持たせ
るか、カーボン粒子を発泡ウレタン中に分散させて導電
性能を持たせている。
【0006】ここで、特に、イオン性導電剤を含有させ
るタイプの転写ロール(以下、イオン転写ロールと呼
ぶ)の抵抗値は高温環境(28℃/85%RH)と低温
環境(10℃/15%RH)とで10の6乗から10乗
のオーダーで変化する。
【0007】従って、例えば、このような転写ロールを
使用して定電圧制御を行い転写を行う揚含には、適性な
転写電流値を得るために、プリント直前に転写ローラに
対して定電流もしくは定電圧を印加してこの時の電流値
もしくは電圧値から転写ロールの抵抗値(以下、BTR
抵抗という)を推測し、最適な転写バイアスを決定する
必要がある。
【0008】また、イオン転写ロールを連続プリントに
使用する場合、BTR抵抗の通電上昇、もしくは定着器
からの熱による機内温度上昇などを原因として、BTR
抵抗は大きく変化する。
【0009】このような場合に対応するために、特開平
3−157681号公報、特開平5−297740号公
報に開示されているように、連続プリントのぺ一ジ間の
非プリント時に転写ロールに対して定電流もしくは定電
圧を印加してこの時の電流値もしくは電圧値からBTR
抵抗を推測し、この推定した抵抗値に基づき転写ロール
に対する適正な転写バイアスを決定する構成も提案され
ている。
【0010】また、定着直後の記録紙はその抵抗が高く
かつ含水率も低くなっている。このため、両面プリント
時における第二面転写(裏面プリント)では、転写メモ
リやトナーの飛び散りといった転写画質障害が発生しや
すく、適正な転写バイアスの範囲は狭い。
【0011】従って、あるBTR抵抗に対して転写バイ
アスの電圧ラチチュードは狭く、細かな制御が必要とな
ってくる。例えば、BTR抵抗モニタで推測したBTR
抵抗と、実際のBTR抵抗とのズレが大きいと、転写画
質障害が発生し、かつその発生レベルもひどいものな
る。
【0012】また、イオン転写ロールのBTR抵抗は環
境依存性が大きく、例えば高温高温(28℃/85%R
H)環境では1000V印加時の抵抗値が1.0×(1
0の7乗)7Ω程度あるものが、低温低湿環境(10℃
/15%RH)ではそのBTR抵抗が1.0×(10の
9乗)Ω程度まで上昇する。
【0013】こういった特性を持つ転写ロールのBTR
抵抗をある一つの定電流値で定電流制御し、このときの
電圧値からBTR抵抗を推測しようとすると、BTR抵
抗の変化に対する電圧値の変化は低温低湿環境では大き
く、高温高温環境では小さくなり、BTR抵抗を推測す
る精度は高温高温環境で低くなる。
【0014】反対に、BTR抵抗をある一つの定電圧値
で定電圧制御し、このときの電流値からBTR抵抗を推
測しようとすると、BTR抵抗の変化に対する電圧値の
変化は高温高温環境では大きく、低温低湿環境では小さ
くなり、BTR抵抗を推測する精度は低温低湿環境で低
くなる。
【0015】こういった不具合を改善するために、特開
平3−157681号公報に開示されているように、例
えば違った値の定電圧もしくは定電流を少なくとも2回
印加しこのときのBTR抵抗の電流電圧特性を見積も
り、これにより最適な転写電圧を決定する構成も提案さ
れている。
【0016】また、第二面転写後の記録紙は二度の転写
及び一度の定着を経ているので、記録紙自体の帯電が強
くかつ、定着後の記録紙カールが発生している。従って
静電的/機械的に第二面転写後の記録紙は像担持体に吸
着しやくなっており、特に高温高温環境下で転写後の像
担持体からの剥離不良が発生しやすくなっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、デス
クトップレーザプリンタの高速化により、レーザプリン
タに大容量の記録紙トレイを持たせたり、紙送りスピー
ドを速くして(プロセススピード90mm/sec以
上)生産性を高くしている。また、プリント間の非印字
タイミングを狭くするなどの手段を用いてレーザプリン
タの生産性を高めている。このためにぺ一ジ間のBTR
抵抗モニタ時間が十分にとれないことがある。
【0018】また、記録紙の種類により紙送りのスピー
ドはばらつく。搬送抵抗の大きな記録紙を使用する場
合、その搬送スピードが他の記録紙と比較すると遅れ
る。このとき、ぺ一ジ間に転写ロールの抵抗を推測する
ために定電圧もしくは定電流の転写バイアスを印加する
タイミングで、記録紙が転写ニップ部を通過中である
と、BTR抵抗が正しく推測できないことになる。BT
R抵抗が正しく推測できないと、最適な転写バイアスを
印加することができなくなり、転写画質障害の発生の原
因となる。
【0019】そこで、この発明は、転写手段の抵抗値の
推定に基づく転写バイアスの制御を適正に行なうことが
できるようにして高品質の画像を形成できるようにした
画像形成装置およびその制御方法を提供することを目的
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明は、可転写像を担持する像担持体と所定
の転写バイアスが印加された転写手段とを有し、前記像
担持体と前記転写手段との接触部に被転写材を順次導入
通過させることで前記可転写像を前記被転写材に順次転
写する画像形成装置であって、前記被転写材が前記接触
部を通過してから次の被転写材が該接触部に導入される
までの間に前記転写手段に対して所定のモニタ信号を印
加して該転写手段の抵抗値を推測し、該推測した抵抗値
に対応して前記転写バイアスを更新制御する画像形成装
置において、前記被転写材が前記接触部を通過してから
次の被転写材が該接触部に導入されるまでの間が所定の
時間に満たない場合は前記転写バイアスの更新制御を禁
止する転写バイアス制御手段を具備することを特徴とす
る。
【0021】ここで、前記転写バイアス制御手段は、前
記転写バイアスの更新制御を禁止した場合は、前記転写
バイアスを前記転写バイアスの更新前の値に保持するよ
うに構成することができる。
【0022】また、前記転写バイアス制御手段は、前記
転写バイアスの更新制御を禁止した場合は、前記転写バ
イアスを前記転写バイアスの過去の更新制御に基づき推
定し、該推定した値に更新制御するように構成すること
ができる。
【0023】また、この発明は、可転写像を担持する像
担持体と所定の転写バイアスが印加された転写手段とを
有し、前記像担持体と前記転写手段との接触部に被転写
材を順次導入通過させることで前記可転写像を前記被転
写材に順次転写する画像形成装置であって、前記被転写
材が前記接触部を通過してから次の被転写材が該接触部
に導入されるまでの間に前記転写手段に対して所定のモ
ニタ信号を印加して該転写手段の抵抗値を推測し、該推
測した抵抗値に対応して前記転写バイアスを更新制御す
る画像形成装置において、前記被転写材が前記接触部を
通過してから次の被転写材が該接触部に導入されるまで
の間が所定の時間に満たない場合は前記転写バイアスの
更新制御を禁止する転写バイアス制御手段と、前記転写
バイアス制御手段により前記転写バイアスの更新制御が
所定のしきい値回数以上連続して禁止された場合は、次
の被転写材の導入を所定時間遅延させる遅延手段とを具
備することを特徴とする。
【0024】ここで、前記遅延手段は、前記転写手段の
推測抵抗値に対応して前記しきい値回数を変更するよう
に構成することができる。
【0025】また、前記遅延手段は、前記転写材に対す
る連続転写回数に対応して前記しきい値回数を変更する
ように構成することができる。
【0026】また、前記遅延手段は、環境温度に対応し
て前記しきい値回数を変更するように構成することがで
きる。
【0027】また、前記遅延手段は、過去の前記転写手
段の推測抵抗値を記憶し、該記憶に基づき前記転写手段
の推測抵抗値の変動に対応して前記しきい値回数を適応
的に変更するように構成することができる。
【0028】また、前記遅延手段は、前記転写バイアス
制御手段により前記転写バイアスの更新制御が連続して
行われた回数に応じて前記遅延時間を順次増加させるよ
うに構成することができる。
【0029】また、前記遅延手段は、前記所定時間の遅
延制御に対応する前記転写バイアス制御手段の制御結果
を学習的に記憶し、該記憶に基づき適応的に最小遅延時
間を決定するように構成することができる。
【0030】また、この発明は、可転写像を担持する像
担持体と所定の転写バイアスが印加された転写手段とを
有し、前記像担持体と前記転写手段との接触部に被転写
材を順次導入通過させることで前記可転写像を前記被転
写材に順次転写する画像形成装置であって、前記被転写
材が前記接触部を通過してから次の被転写材が該接触部
に導入されるまでの間に前記転写手段に対して所定のモ
ニタ信号を印加して該転写手段の抵抗値を推測し、該推
測した抵抗値に対応して前記転写バイアスを更新制御す
る画像形成装置において、前記被転写材が前記接触部を
通過してから次の被転写材が該接触部に導入されるまで
の間が所定の時間に満たない場合は前記転写バイアスの
更新制御を禁止する転写バイアス制御手段と、前記転写
手段の推測抵抗値が予め設定された規定値以下の場合
は、次の被転写材の導入を前記像担持体が少なくとも一
周するまで遅延させる遅延手段とを具備することを特徴
とする。
【0031】また、この発明は、可転写像を担持する像
担持体と所定の転写バイアスが印加された転写手段とを
有し、前記像担持体と前記転写手段との接触部に被転写
材を順次導入通過させることで前記可転写像を前記被転
写材に順次転写する画像形成装置の制御方法であって、
前記被転写材が前記接触部を通過してから次の被転写材
が該接触部に導入されるまでの間に前記転写手段に対し
て所定のモニタ信号を印加して該転写手段の抵抗値を推
測し、該推測した抵抗値に対応して前記転写バイアスを
更新制御する画像形成装置の制御方法において、前記被
転写材が前記接触部を通過してから次の被転写材が該接
触部に導入されるまでの間が所定の時間に満たない場合
は前記転写バイアスの更新制御を禁止することを特徴と
する。
【0032】また、この発明は、可転写像を担持する像
担持体と所定の転写バイアスが印加された転写手段とを
有し、前記像担持体と前記転写手段との接触部に被転写
材を順次導入通過させることで前記可転写像を前記被転
写材に順次転写する画像形成装置の制御方法であって、
前記被転写材が前記接触部を通過してから次の被転写材
が該接触部に導入されるまでの間に前記転写手段に対し
て所定のモニタ信号を印加して該転写手段の抵抗値を推
測し、該推測した抵抗値に対応して前記転写バイアスを
更新制御する画像形成装置の制御方法において、前記被
転写材が前記接触部を通過してから次の被転写材が該接
触部に導入されるまでの間が所定の時間に満たない場合
は前記転写バイアスの更新制御を禁止し、前記転写バイ
アスの更新制御が所定のしきい値回数以上連続して禁止
された場合は、次の被転写材の導入を所定時間遅延させ
ることを特徴とする。
【0033】また、この発明は、可転写像を担持する像
担持体と所定の転写バイアスが印加された転写手段とを
有し、前記像担持体と前記転写手段との接触部に被転写
材を順次導入通過させることで前記可転写像を前記被転
写材に順次転写する画像形成装置の制御方法であって、
前記被転写材が前記接触部を通過してから次の被転写材
が該接触部に導入されるまでの間に前記転写手段に対し
て所定のモニタ信号を印加して該転写手段の抵抗値を推
測し、該推測した抵抗値に対応して前記転写バイアスを
更新制御する画像形成装置の制御方法において、前記被
転写材が前記接触部を通過してから次の被転写材が該接
触部に導入されるまでの間が所定の時間に満たない場合
は前記転写バイアスの更新制御を禁止し、前記転写手段
の推測抵抗値が予め設定された規定値以下の場合は、次
の被転写材の導入を前記像担持体が少なくとも一周する
まで遅延させることを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる画像形成
装置およびその制御方法の一実施の形態を添付図面を参
照して詳細に説明する。
【0035】図1は、この発明に係わる画像形成装置お
よびその制御方法を適用して構成した画像形成装置の一
実施の形態をブロック図で示したものである。
【0036】図1に示す画像形成装置は、像担持体であ
る感光ドラム10とこの感光ドラム10に圧接する転写
手段である転写ロール13とを備え、感光ドラム10と
転写ロール13との圧接部位に転写材である記録紙(以
下、用紙という)1を通過させるとともに、このとき転
写ロール13に所定の転写バイアスを印加して感光ドラ
ム10上に形成されたトナー像を用紙1に転移させる構
成をとるもので、この画像形成装置としては、電子写真
複写機、ファクシミリ、レーザプリンタ等から構成する
ことができる。
【0037】図1において、感光ドラム10は、一般的
に有機感光体が使用される。ここで、感光ドラム10は
図中の矢印の方向に線速10〜300mm/secの速
さで回転している。感光ドラム10には、この感光ドラ
ム10に対して抑圧され、この感光ドラム10の回転と
ともに回転するロール帯電器11(以下、BCRと呼
ぶ)が配設されており、このBCR11には、その図示
しない金属製の芯金を介して帯電電源30から所定の電
圧が印加される。
【0038】ここで、BCR11には直流電圧−300
V〜−700Vに交流電圧500V〜2000Vを重ね
て印加する。
【0039】BCR11により帯電された感光ドラム1
0の表面は露光装置14により露光され、静電潜像が形
成される。この感光ドラム10の表面上に形成された静
電潜像は、さらに、現像器12により現像され、感光ド
ラム10の表面にはトナー像が形成される。
【0040】一方、フィードローラ16により用紙トレ
イ15から搬出された用紙1は、用紙路17を経由して
感光ドラム10と転写ロール13(以下、BTRと呼
ぶ。)との間の接点である転写ニップ部に送り込まれ
る。
【0041】ここで、用紙トレイ15と転写ニップ部と
の間の用紙搬送路17には、用紙センサ(以下、REG
センサという)18が取り付けられており、このREG
センサ18により用紙1の送り出しタイミングなどの時
間がモニタされている。
【0042】感光ドラム10とBTR13との間の転写
ニップ部に送り込まれた用紙1は、BTR13の抵抗値
に応じて、転写電源40から100V〜6000V程度
の転写バイアスが印加される。そして、この転写バイア
スの効果及びBTR13による用紙1の感光ドラム10
に対する押圧力により感光ドラム10上のトナー像は用
紙1に対して転写される。
【0043】感光ドラム10上のトナー像の転写後の用
紙1は定着器19に送り込まれ、熱や圧力を用紙1上に
転写されたトナー像は用紙1に定着される。
【0044】そして、定着器19でトナー像が定着され
た用紙1は紙送りローラ20を介して排紙トレイ21上
に排出される。
【0045】ここで、用紙1に対して両面プリント、す
なわち、第1面(用紙1の表面)のプリントに加えて、
第二面(用紙1の裏面)に対してもプリントする場合
は、第一面にトナー像が定着され、排紙トレイ21上に
排出された用紙1を排紙トレイ21のフィードローラ2
2の逆転により用紙搬送路24に送り込まれ、紙送りロ
ーラ23により再びフィードロール16に送り込まれ、
上記と同様な画像形成サイクルを経て第二面に対しても
画像がプリントされる。
【0046】なお、ロール帯電器11に対して帯電電圧
を印加する帯電電源30及びBTR13に対して転写バ
イアスを印加する転写電源40は、後に詳述する制御部
60により制御され、また、この画像形成装置の感光ド
ラム10、フィードローラ16等の駆動系の詳細につい
てはその説明を省略するが、制御部60により制御され
るメインモータ80により駆動される。
【0047】さて、この画像形成装置のプロセススピー
ドは、例えば、90mm/secであり、BCR11に
よる感光ドラム10の帯電電位は一500Vである。ま
た、BTR13は常温常湿環境(22℃/55%RH)
での体積抵抗が1.0×(10の8乗)Ω程度のものを
使用している。
【0048】この画像形成装置においては、感光ドラム
10の回転開始後にBTR13に対して定電流を印加す
る。この定電流の電流値は3.5μAで固定している。
ここで、この定電流は、プロセススピードにより最適な
電流値が決定されるべきであるが、一般的には2μAか
ら10μA程度の電流値が選ばれる。
【0049】このときのBTR13の電圧値からBTR
抵抗を推測する。そして、この推測したBTR抵抗に対
応する転写電圧が選ばれることにより、BTR13に印
加する転写バイアスが決定される。ここで、剥離電圧も
同時に制御している場合は、剥離電圧の選択を行なわれ
る。
【0050】そして、これら選択された値がプリント時
に制御部60から出力される。当然、第一面転写時と第
二面転写時の値が別々に決定できるようになっている。
【0051】この後、連続でプリントする場合は、用紙
後端が転写ニップ部を通過後に、さらにBTR13に対
して定電流もしくは定電圧(以下、これを抵抗モニタ信
号と呼ぶ)を印加し、この時のBTR抵抗の推測値から
上記のような過程を通して転写電圧及び剥離電圧が決定
され、プリント時にその値が制御部60から出力され
る。
【0052】抵抗モニタ信号のBTR13に対する印加
タイミングは、用紙1の先端がREGセンサ18を通過
後、用紙搬送距離及びプロセススピードを考慮して、用
紙1が転写ニップ部に到達するタイミング前に設定され
るか、用紙1の後端が転写ニップ部を通過した後に設定
される。
【0053】ところで、用紙1の般送スピードは、用紙
搬送路17の搬送抵抗によりばらつく。ここで、用紙搬
送路17の搬送抵抗は用紙1の厚さや重さなどにより大
きくなったり、小さくなったりする。
【0054】このように、用紙1の搬送スピードがばら
つくため、用紙トレイ15からの用紙1の送り出しから
用紙1の先端が転写ニップ部に到着する時間や、用紙1
の後端が転写ニップ部からぬける時間にばらつきがで
る。
【0055】このため、BTR抵抗を推測するための定
電流もしくは定電圧をBTR13に対して印加している
タイミングで、転写ニップ部に用紙1が存在することが
ある。
【0056】抵抗モニタ信号の印加タイミングで用紙が
転写ニップ部に在任するかはREGセンサ18だけでは
判断できない。しかし、ぺ一ジ間の時間はREGセンサ
18で測定することができる。また、用紙トレイ15か
らの用紙1の送り出しタイミングは一定しているので、
ぺ一ジ間の時間がある一定値以下の場合は、用紙1の後
端がREGセンサ18を通過するのが遅れたか、用紙1
の先端がREGセンサ18に到達するのが早まったとし
て、抵抗モニタ信号印加時に用紙1が転写ニップ部に存
在してしまうと判断することができる。
【0057】そこで、この実施の形態の画像形成装置に
おいては、抵抗モニタ信号印加時に用紙1が転写ニップ
部に存在するおそれのある場合は、BTR13に抵抗モ
ニタ信号を印加しないか、抵抗モニタ信号によるBTR
抵抗の推測値を取り消して、直前の同モードの転写時に
決定された転写バイアス若しくはそれから推定される転
写バイアスを印加するように構成される。
【0058】図1の構成において、BTR13に抵抗モ
ニタ信号を印加した場合のBTR抵抗の推測は、制御部
60による電流検知回路50の検出出力に基づく演算処
理により行われる。
【0059】制御部60は、中央演算処理部(CPU)
63で処理された転写バイアスをディジタル/アナログ
変換して転写電源40に出力するD/A変換部61、電
流検知回路50の検出出力をアナログ/ディジタル変換
してCPU63に入力するA/D変換部62、この発明
に係わる転写バイアスの制御等を行なうCPU63を具
備して構成される。
【0060】BTR抵抗の推測に際して、CPU63
は、D/A変換部61を介して転写電源40に所定の抵
抗モニタ信号を出力し、このときの電流検知回路50の
検出出力をA/D変換部62を介して取り込むことによ
り、BTR抵抗の推測を行なう。
【0061】CPU63によるBTR抵抗の推測は、例
えば、複数のサンプル値に基づき行われ、このために連
続プリント時のページ間においてこのBTR抵抗の推測
を正確に行なうためには、ページ間が所定の間隔以上で
あることが要求される。
【0062】そこで、この実施の形態において、CPU
63は、REGセンサ18の検出出力を取り込み、この
REGセンサ18の検出出力に基づきページ間が所定の
間隔以上であることを条件にBTR抵抗の推測及びこの
BTR抵抗の推測に基づく転写バイアスの決定、すなわ
ち転写バイアスの更新処理を行なう。
【0063】図2は、図1に示した画像形成装置におけ
る給紙処理の詳細をフローチャートで示したものであ
る。
【0064】CPU63は、まず、印字開始命令がある
かを調べる(ステップ101)。ここで、印字開始命令
がない場合は(ステップ101でNO)、ステップ10
1に戻り、ステップ101で印字開始命令があると判断
されるまで待つ。
【0065】ステップ101で印字開始命令があると判
断されると(ステップ101でYES)、用紙トレイ1
5からフィードローラ16を用いて一枚の用紙を搬送す
る給紙動作を開始する(ステップ102)。
【0066】次に、前の用紙が存在すればその後端のR
EGセンサ18の通過によりREGセンサ18がオフか
を調べる(ステップ103)。ここで、REGセンサ1
8がオフでない場合は(ステップ103でNO)、ステ
ップ103に戻り、REGセンサ18がオフに変化する
まで待つが、REGセンサ18がオフであると判断され
た場合は(ステップ103でYES)、次に、REGセ
ンサ18がオンかを調べる(ステップ104)。
【0067】ここで、次の用紙がREGセンサ18に到
達していず、REGセンサ18がオンに変化していない
場合は(ステップ104でNO)、ステップ104に戻
り、REGセンサ18がオンに変化するのを待つが、次
の用紙がREGセンサ18に到達してREGセンサ18
がオンである判断されると(ステップ104でYE
S)、次に、REGセンサ18がオンに変化してから時
間T2経過したかを調べる(ステップ105)。ここ
で、時間T2経過していない場合は(ステップ105で
NO)、ステップ105に戻り、時間T2経過するのを
待つ。
【0068】そして、ステップ105で、時間T2経過
したと判断された場合は(ステップ105でYES)、
次に、次頁印字要求があるかを調べる(ステップ10
6)。ここで、次頁印字要求がある場合は(ステップ1
06でYES)、ステップ102に戻り、ステップ10
6で次頁印字要求がないと判断されるまで上記ステップ
102からステップ106の処理を繰り返す。
【0069】この処理により、所定間隔での用紙トレイ
15からの用紙の搬出が実現される。
【0070】ステップ107で、次頁印字要求がないと
判断されると(ステップ107でNO)、次に、上記時
間T2経過してからさらに時間T5経過したかが調べら
れ(ステップ107)、ここで、時間T5経過していな
い場合は(ステップ107でNO)、ステップ105に
戻り、時間T5経過するまで待つが、ステップ107
で、時間T5経過したと判断されると(ステップ107
でYES)、メインモータ80を停止して印字動作を停
止し(ステップ108)、ステップ101に戻り、新た
な印字命令を待つ待機状態になる。
【0071】さて、この実施の形態においては、上記一
連の処理に加えて、次に詳述する転写バイアス更新処理
が行なわれる。
【0072】図3は、上記転写バイアス更新処理の詳細
をフローチャートで示したものである。
【0073】この転写バイアス更新処理においては、ま
ず、REGセンサ18がオンからオフに変化するかを調
べる(ステップ110)。ここで、REGセンサ18が
オフに変化していない場合は(ステップ110でN
O)、ステップ110に戻り、REGセンサ18がオン
からオフに変化するのを待つ。
【0074】ステップ110で、REGセンサ18がオ
ンからオフに変化したと判断されると(ステップ110
でYES)、次に、REGセンサ18がオフに変化して
から時間T3経過したかを調べる(ステップ111)。
【0075】ここで、時間T3経過していない場合は
(ステップ111でNO)、ステップ111に戻り、時
間T3経過するまで待つが、ステップ111で、時間T
3経過したと判断されると(ステップ111でYE
S)、この時点でREGセンサ18がオンかを調べる
(ステップ112)。ここで、REGセンサ18がオン
でないと判断されると(ステップ112でNO)、次の
用紙の先端が未だREGセンサ18の配設位置に達して
いないと判断することができるので、次に、上記時間T
3経過した後さらに時間T4経過したかを調べる(ステ
ップ113)。
【0076】ここで、時間T4経過していない場合は
(ステップ113でNO)、ステップ113に戻り、時
間T4経過するのを待つが、ステップ113で時間T4
経過したと判断されると(ステップ113でYES)、
転写バイアスの更新を実行し(ステップ114)、この
処理を終了する。
【0077】すなわち、時間T3はべ一ジ間でBTR1
3に抵抗モニタ信号を印加してBTR抵抗の推定するた
めに必要な時間であり、REGセンサ18がオフに変化
してから時間T3経過した時点でREGセンサ18がオ
ンでないと、次の用紙の先端が未だREGセンサ18の
配設位置に達していないと判断することができるので、
この場合は、上述したBTR抵抗の推定のための時間が
充分確保できることになり、時間T3経過した後さらに
時間T4した後、すなわち、前の用紙の後端が感光ドラ
ム10とBTR13との間の転写ニップ部を通過し、か
つ次の用紙の先端が転写ニップ部に達する前の転写ニッ
プ部に用紙が存在しない状態において、転写バイアスの
更新が実行される。
【0078】このステップ114における転写バイアス
の更新は、具体的には、上述したように、CPU63か
らD/A変換部61を介して転写電源40に所定の抵抗
モニタ信号を出力し、このときの電流検知回路50の検
出出力をA/D変換部62を介して取り込むことにより
BTR抵抗の推測を行ない、この推定したBTR抵抗に
基づき、この推定したBTR抵抗に対して最適な転写バ
イアスを決定し、この決定した転写バイアスを新たな転
写バイアスとしてD/A変換部61を介して転写電源4
0に印加することにより転写バイアスの更新を行なう。
【0079】ここで、推定したBTR抵抗に対して最適
な転写バイアスを決定する処理は、例えば、予めBTR
抵抗これに対応する最適な転写バイアスとの関係を記憶
するテーブルを用意しておき、このテーブルを基に最適
な転写バイアスを決定することができる。
【0080】なお、ステップ112で、時間T3が経過
した時点でREGセンサ18がオンであると判断された
場合は(ステップ112でYES)、上述したBTR抵
抗の推定のための時間が充分確保できないので、ステッ
プ114の転写バイアスの更新を行なうことなくこの転
写バイアス更新処理を終了するなお、この場合は、更新
前の転写バイアスが保持され、UPU63からはこの更
新前の転写バイアスがD/A変換部61を介して転写電
源40に印加される。
【0081】図4は、図2及び図3の処理に基づき図1
に示した画像形成装置で実行される転写バイアスの更新
処理をタイミングチャートで示したものである。
【0082】図4において、印字要求信号がオンになる
と、メインモータ80がオンになり、紙詰まりなどのエ
ラーが発生しておらず、前の用紙との間に一定の間隔が
あるならば、フィード信号が発生して用紙トレイ15か
らフィードローラ16を用いて一枚の用紙を搬送する。
【0083】ここで、フィードローラ16にはクラッチ
が装備されていて、フィード信号がオンの時だけ回転す
る。フィードローラ16の回転により搬送が開始された
用紙はフィード開始からT1時間後にREGセンサ18
に到達する。REGセンサ18は紙詰まりなどを検知す
るとともに、画像形成部とのタイミングをとるために設
置されている。
【0084】REGセンサ18がオンしてからT2時間
後に印字要求信号がオンであれば、次の用紙の搬送を開
始する。そして、REGセンサ18がオンからオフに変
化してからT3時間が経過した後に、REGセンサ18
の状態を確認する。
【0085】ここで、REGセンサ18がオンだとする
と、次の用紙が既にREGセンサ18に到達しているた
め、ぺ一ジ間隔が一定以下だと判断でき、この場合は、
用紙が抵抗モニタのタイミングで転写ニップ部に存在す
る可能性が大きいため、転写バイアスの更新、すなわ
ち、抵抗モニタのためのBTR13への抵抗モニタ信号
の印加は行わず、直前の転写時に決定した転写バイアス
を採用する。
【0086】逆に、REGセンサ18がオフに変化して
からT3時間が経過した時点で、REGセンサ18がオ
フだとすると、次の用紙はREGセンサ18に到達して
いないため、一定以上のぺ一ジ間隔が確保されていると
判断でき、この場合は、転写バイアスの更新、すなわ
ち、T4時間後に抵抗モニタ処理を行い、次のプリント
において抵抗モニタにより得られた転写バイアスを採用
する。
【0087】なお、上記実施の形態においては、一定以
上のぺ一ジ間隔が確保されていない場合は、転写バイア
スの更新は行わず、直前の転写時に決定した転写バイア
スを採用するように構成したが、一定以上のぺ一ジ間隔
が確保されていない場合に直前の転写時に決定した転写
バイアスを採用する代わりに、過去の転写バイアスの更
新の履歴から更新すべき転写バイアスを予測し、この予
測した転写バイアスで転写バイアスの更新を行なうよう
に構成してもよい。
【0088】図5は、一定以上のぺ一ジ間隔が確保され
ていない場合に過去の転写バイアスの更新の履歴から更
新すべき転写バイアスを予測し、この予測した転写バイ
アスで転写バイアスの更新を行なうように構成した場合
の転写バイアス更新処理の詳細をフローチャートで示し
たものである。
【0089】図5に示す転写バイアス更新処理において
は、図3に示したステップ112の判断において、RE
Gセンサ18がオンである場合に、過去の転写バイアス
の更新の履歴から更新すべき転写バイアスを予測する転
写バイアス予測処理(ステップ115)、ステップ11
5で予測した転写バイアスによりBTR13に印加する
転写バイアスを更新する処理(ステップ116)が追加
されただけで、基本的処理は、図3に示した転写バイア
ス更新処理と同様である。
【0090】図6は、図1に示した画像形成装置におけ
る給紙処理の他の実施の形態の詳細をフローチャートで
示したものであり、図7は、それに対応する転写バイア
ス更新処理詳細をフローチャートで示したものである。
【0091】すなわち、ぺ一ジ間隔が一定以下であると
このときの転写バイアスの更新を行なわない、すなわ
ち、転写バイアスの更新をキャンセルする図2乃至図4
に示したような処理を行なった場合、連続プリント時に
キャンセル処理が続くと、BTR抵抗の変化に応じた転
写バイアスの更新が行われず、これが画質低下の原因と
なる。
【0092】そこでこの実施の形態においては、キャン
セル処理が一定回数以上続いた場合は、次の用紙のフィ
ードを遅らせることにより、ぺ一ジ間隔を広げて抵抗モ
ニタが確実に行われるようにする。
【0093】このような構成によると、一定プリント毎
に必ず抵抗モニタが行われ、この結果に基づく転写バイ
アス更新が行われるため、ぺ一ジ間隔が一定以下で連続
プリントを行ってもBTR抵抗の変化に応じて最適な転
写バイアスが選択され、その結果画質低下が防止できる
ことになる。
【0094】すなわち、この実施例においては、連続し
て発生した転写バイアス更新のキャンセル回数を計数す
るキャンセル回数カウンタ及び次の用紙のフィードを遅
らせる制御を行なったか否かを示すフィードディレイフ
ラグを設け、このキャンセル回数カウンタ及びフィード
ディレイフラグの状態に応じて転写バイアス更新処理及
び次の用紙のフィードを遅らせるフィード遅延処理を制
御する。
【0095】図6において、まず、キャンセル回数カウ
ンタをクリアするとともにフィードディレイフラグをオ
フにする(ステップ201)。次に、印字開始命令があ
るかを調べ(ステップ202)、印字開始命令があると
判断されると(ステップ202でYES)、用紙トレイ
15からの用紙を搬送する給紙動作を開始する(ステッ
プ203)。
【0096】そして、REGセンサ18がオフかを調べ
(ステップ204)、REGセンサ18がオフであると
(ステップ204でYES)、次に、REGセンサ18
がオンかを調べ(ステップ205)、REGセンサ18
がオンである判断されると(ステップ205でYE
S)、次に、REGセンサ18がオンに変化してから時
間T2経過したかを調べる(ステップ206)。
【0097】また、図7に示すように、転写バイアス更
新処理においては、まず、REGセンサ18がオンから
オフに変化したかを調べ(ステップ220)、REGセ
ンサ18がオフに変化すると(ステップ220でYE
S)、次に、REGセンサ18がオフに変化してから時
間T3経過したかを調べ(ステップ221)、時間T3
経過したと判断されると(ステップ221でYES)、
この時点でREGセンサ18がオンかを調べる(ステッ
プ222)。
【0098】ここで、REGセンサ18がオンであると
判断されると(ステップ222でYES)、キャンセル
回数カウンタのカウントアップを行ない(ステップ22
3)、次に、キャンセル回数カウンタの計数値が所定の
値Nを越えたかを調べる(ステップ224)。ここで、
キャンセル回数カウンタの計数値が所定の値Nを越えた
と判断された場合は(ステップ224でYES)、フィ
ードディレイフラグをオンにし(ステップ225)、ま
た、キャンセル回数カウンタの計数値が所定の値Nに満
たないと判断された場合は(ステップ224でNO)、
フィードディレイフラグをオンにすることなくこの転写
バイアス更新処理を終了する。なお、この場合、転写バ
イアスの更新は行わず、直前の転写時に決定した転写バ
イアスを採用するまた、ステップ222で、REGセン
サ18がオンでないと判断されると(ステップ222で
NO)、次の用紙の先端が未だREGセンサ18の配設
位置に達していないと判断することができるので、キャ
ンセル回数カウンタの計数値をクリアし(ステップ22
6)、次に、さらに時間T4経過したかを調べる(ステ
ップ227)。
【0099】ここで、時間T4経過したと判断されると
(ステップ227でYES)、転写バイアスの更新を実
行し(ステップ228)、この処理を終了する。
【0100】一方、図6の処理において、時間T2経過
したと判断されると(ステップ206でYES)、次
に、次頁印字要求があるかを調べ(ステップ207)、
次頁印字要求がある場合は(ステップ207でYE
S)、次に、フィードディレイフラグがオンかを調べる
(ステップ208)。
【0101】ここで、フィードディレイフラグがオンで
ない場合は(ステップ208でNO)、ステップ203
に戻り、フィードディレイフラグがオンである場合は
(ステップ208でYES)、フィードディレイフラグ
をクリアするとともに、キャンセル回数カウンタの計数
値を0にし(ステップ209)、その後、所定の遅延時
間α経過したかを調べ(ステップ210)、遅延時間α
経過すると(ステップ210でYES)、ステップ20
3に戻る。
【0102】また、ステップ207で、次頁印字要求が
ないと判断されると(ステップ207でNO)、次に、
時間T5経過したかを調べ(ステップ211)、時間T
5経過すると(ステップ211でYES)、メインモー
タ80を停止して印字動作を停止し(ステップ21
2)、ステップ202に戻り、新たな印字命令を待つ待
機状態になる。
【0103】図8は、図6及び図7の処理に基づき図1
に示した画像形成装置で実行される転写バイアスの更新
処理をタイミングチャートで示したものである。
【0104】図8において、印字要求信号がオンになる
と、メインモータ80がオンになり、紙詰まりなどのエ
ラーが発生しておらず、前の用紙との間に一定の間隔が
あるならば、フィード信号が発生して用紙トレイ15か
らフィードローラ16を用いて一枚の用紙を搬送する。
【0105】フィードローラ16の回転により搬送が開
始された用紙はフィード開始からT1時間後にREGセ
ンサ18に到達する。そして、REGセンサ18がオン
してからT2時間後に印字要求信号がオンであれば、次
の用紙の搬送を開始する。
【0106】また、REGセンサ18がオンからオフに
変化してからT3時間が経過した後に、REGセンサ1
8の状態を確認する。
【0107】ここで、REGセンサ18がオンだとする
と、次の用紙が既にREGセンサ18に到達しているた
め、ぺ一ジ間隔が一定以下だと判断でき、この場合は、
用紙が抵抗モニタのタイミングで転写ニップ部に存在す
る可能性が大きいため、転写バイアスの更新、すなわ
ち、抵抗モニタのためのBTR13への抵抗モニタ信号
の印加は行わず、直前の転写時に決定した転写バイアス
を採用する。
【0108】逆に、REGセンサ18がオフに変化して
からT3時間が経過した時点で、REGセンサ18がオ
フだとすると、次の用紙はREGセンサ18に到達して
いないため、一定以上のぺ一ジ間隔が確保されていると
判断でき、この場合は、転写バイアスの更新、すなわ
ち、T4時間後に抵抗モニタ処理を行い、次のプリント
において抵抗モニタにより得られた転写バイアスを採用
する。
【0109】しかし、上記転写バイアスの更新が行われ
ない状態が一定回数N以上続いた場合は、すぐ次の用紙
をフィードせずに一定時間α遅らせて、次の用紙の般送
を開始する。
【0110】従って、前の用紙の後端に対して次の用紙
の先端が遅れるため、ぺ一ジ間隔が広がり、確実に抵抗
モニタを実行できる。
【0111】なお、上記実施の形態においては、一定以
上のぺ一ジ間隔が確保されていない場合は、転写バイア
スの更新は行わず、直前の転写時に決定した転写バイア
スを採用するように構成したが、一定以上のぺ一ジ間隔
が確保されていない場合に直前の転写時に決定した転写
バイアスを採用する代わりに、過去の転写バイアスの更
新の履歴から更新すべき転写バイアスを予測し、この予
測した転写バイアスで転写バイアスの更新を行なうよう
に構成してもよい。
【0112】ところで、上述した実施の形態のように、
転写バイアスの更新が行われない状態が一定回数以上続
いた場合は、用紙のフィードを遅らせる構成を導入する
と、一定間隔ごとに用紙のフィードが遅延される可能性
があり、生産性が低下することが懸念される。
【0113】現在、画像形成装置の生産性を表す指標と
して、PPM(Print PerMinute)が用
いられているが、このPPMは、通常60/(T1+T
2)のように表すことができる。ここで、時間T1は、
プロセススピードおよび用紙トレイ15の先端とREG
センサ18と間の距離から決定される固定値となるの
で、目標とする生産性を達成するようにPPMを決定す
る場合には、時間T2を設定することになる。
【0114】さて、上記構成において、転写バイアスの
更新が行われない状態がN以上続いた場合に、用紙のフ
ィードが時間αだけ遅延されるとすると、PPMは最悪
で60/(T1+T2+α/N))に悪化する。
【0115】そこで目標とする生産性目標値に適合する
PPMを得るために、時間T2を通常より短く設定する
構成をとることができる。このような構成によると、用
紙のフィードの遅延処理が行われたとしても、目標とな
る生産性を確保することができる。
【0116】また、BTR抵抗、すなわち転写ロール1
3の抵抗値は、図9に示すように、環境が高温高温状態
において連続でプリントを行ったとしても低いままであ
まり変化しない。これに対して環境が低温低湿状態にお
いて連続プリントを行うと非常に高い抵抗値から低い抵
抗値に大きく変化することが知られている。これは定着
器19などの熱による装置内の温度上昇に依存する。
【0117】従って、環境が高温状態ではぺ一ジ間の転
写バイアスの更新頻度は低くてもよいのに対し、低温状
態ではBTR抵抗の変動が大きいため、ぺ一ジ間の転写
バイアスの更新頻度は高区する必要があり、このように
構成しないと良好な画質を維持することができない。
【0118】そこで、次に説明する実施の形態において
は、環境温度に対応して用紙のフィードの遅延処理を実
行する連続キャンセル回数のしきい値Nを可変するよう
に構成する。
【0119】すなわち、印字要求信号が有効となりプリ
ントが開始されると、抵抗モニタが実行されこの結果に
より得られたBTR抵抗に対応して最適な転写バイアス
が決定され、この決定された転写バイアスがBTR13
に印加されるが、これと同時にBTR抵抗に基づき環境
温度を判別する。
【0120】ここで、BTR抵抗が高い場合は、環境が
低温であると判定して連続キャンセル回数のしきい値N
を小さな値に設定し、逆にBTR抵抗が低い場合は、環
境が高温であると判定して連続キャンセル回数のしきい
値N大きな値に設定する。
【0121】このような構成によると、環境が高温でB
TR抵抗の変動が小さい場合は転写バイアス更新の頻度
は低く設定することで画質への影響を小さくしかつ生産
性を向上することができる。
【0122】また、環境が低温でBTR抵抗の変動が大
きい場合は転写バイアス更新の頻度は高く設定すること
できめ細かい転写バイアスの更新を行ない良好な画質を
得ることができる。
【0123】図10は、このように構成した場合の図1
に示した画像形成装置における給紙処理の他の実施の形
態の詳細をフローチャートで示したものである。
【0124】図10に示すフローチャートの処理は、図
6で説明したフローチャートの処理の印字開始命令があ
るかを判断する処理(ステップ202)に後に環境が低
温か高温かの判断を行ない、この判断結果に応じて連続
キャンセル回数のしきい値NをAまたはBに設定する処
理が追加されただけで他の処理は図6のフローチャート
の処理と同様である。
【0125】すなわち、まず、キャンセル回数カウンタ
をクリアするとともにフィードディレイフラグをオフに
し(ステップ301)。次に、印字開始命令があるかを
調べ(ステップ302)、印字開始命令があると判断さ
れると(ステップ202でYES)、次に、環境が低温
かを調べる(ステップ303)。
【0126】この環境が低温かの判断は、上述したよう
に印字要求信号が有効となった時点で実行される抵抗モ
ニタの結果により得られたBTR抵抗に基づき判定する
ことができる。
【0127】ここで、環境が低温であると判定されると
(ステップ303でYES)、連続キャンセル回数のし
きい値NをAに設定し(ステップ304)、環境が高温
であると判定されると(ステップ303でNO)、連続
キャンセル回数のしきい値NをB(B>A)に設定する
(ステップ305)。
【0128】次に、用紙トレイ15からの用紙を搬送す
る給紙動作を開始し(ステップ306)、REGセンサ
18がオフかを調べ(ステップ307)、REGセンサ
18がオフであると(ステップ307でYES)、次
に、REGセンサ18がオンかを調べ(ステップ30
8)、REGセンサ18がオンである判断されると(ス
テップ308でYES)、次に、REGセンサ18がオ
ンに変化してから時間T2経過したかを調べる(ステッ
プ308)。
【0129】そして、ステップ308で時間T2経過し
たと判断されると(ステップ308でYES)、次に、
次頁印字要求があるかを調べ(ステップ310)、次頁
印字要求がある場合は(ステップ310でYES)、次
に、フィードディレイフラグがオンかを調べる(ステッ
プ311)。
【0130】ここで、フィードディレイフラグがオンで
ない場合は(ステップ311でNO)、ステップ303
に戻り、フィードディレイフラグがオンである場合は
(ステップ311でYES)、フィードディレイフラグ
をクリアするとともに、キャンセル回数カウンタの計数
値を0にし(ステップ312)、その後、所定の遅延時
間α経過したかを調べ(ステップ313)、遅延時間α
経過すると(ステップ313でYES)、ステップ30
3に戻る。
【0131】また、ステップ310で、次頁印字要求が
ないと判断されると(ステップ310でNO)、次に、
時間T5経過したかを調べ(ステップ314)、時間T
5経過すると(ステップ314でYES)、メインモー
タ80を停止して印字動作を停止し(ステップ31
5)、ステップ302に戻り、新たな印字命令を待つ待
機状態になる。
【0132】なお、この場合の転写バイアス更新処理
は、図7に示した転写バイアス更新処理と同様の処理を
採用することができる。
【0133】また、図9に示したBTR抵抗、すなわち
転写ロール13の抵抗値と連続プリント枚数との関係か
ら明らかなように、連続プリント回数が多くなるとBT
R抵抗の変動が小さくなってくることがわかる。
【0134】従って、すると、連続プリント枚数が多く
なった場合はぺ一ジ間の転写バイアス更新処理の頻度を
低くしても画質には影響しなくなることになる。
【0135】そこで、連続プリント枚数がある値を超え
たら連続キャンセル回数のしきい値Nを大きな値に設定
するように構成することができる。
【0136】このような構成によると、良好な画質を維
持しながら生産性の低下を最小限度に抑えることができ
る。なお、この処理は、環境が低温と判断した場合のみ
に適応しても良いし、環境の判断によらず適応しても良
い。さらに判断した環境により連続キャンセル回数のし
きい値Nを大きな値に設定する連続フリント枚数を変化
させるように構成してもよい。
【0137】また、この種の画像形成装置においては、
製造上のばらつきや、プリント環境、用紙の質によりぺ
一ジ間を遅延時間αだけ伸ばしたとしてもキャンセル処
理が実行されてしまうことがあり得る。
【0138】これに対応するために、キャンセル処理が
連続で実行された回数に応じて遅延時間αを伸ばすよう
に構成することができる。
【0139】このような構成によると、上記遅延処理に
より確実にぺ一ジ間の転写バイアス更新処理を実行する
ことができる。また、読み出し、書き込み可能な不揮発
メモリ70を用いれば、上記遅延処理による遅延時間を
上記不揮発メモリ70に記憶しておくことにより何度も
フィード遅延処理を実行して徐々にぺ一ジ間を伸ぱして
いくのではなく、前回までに実行した最適な遅延時間を
適用することができるため生産性の低下を防ぐことがで
きる。
【0140】また、不揮発メモリ70にフィード遅延判
別に用いる枚数を記憶しておけば、画像形成装置が設置
された環境に応じて最適な遅延時間を後から設定するこ
とも可能になる。
【0141】例えば、低温、高温環境でプリントしない
ことが明らかであったり、画質よりも速度低下を防ぎた
い場合には、不揮発メモリ70の内容を書き換えること
によりユーザが後から設定することができる。
【0142】また、速度低下を防ぎたい場合は、不揮発
メモリ70にぺ一ジ間処理機能の有効/無効を記憶して
おけば、この処理を動作させずにフリントすることが可
能となる。
【0143】また、キャンセル処理が行われる場合には
REGセンサ18のオフとオンがT3時間内に発生す
る。そこで、REGセンサ18のオフとオンの時刻を記
憶しておけば、(オンの時刻)一(オフの時刻)により
REGセンサ18がオフしている時間を求めることがで
きる。ここで遅延時間αが固定値であると、この遅延時
間αが小さい場合にはフィードを遅延させたにも関わら
ずキャンセル処理が行われてしまうおそれがあり、逆に
遅延時間αが大きい場合には生産性が低下するおそれが
ある。
【0144】そこでフィードの遅延を行う場合には(ぺ
一ジ間の規定時間)一(REGセンサオフ時間)十(マ
ージン)により遅延時間αを決定する。このような構成
によると、最適なフィード遅延時間を自動的に決定する
ことができる。
【0145】また、この方式により遅延時間を決定する
場合には、直前の数枚のREGセンサオフ時間を記憶し
ておいて平均するなどしてばらつきを減らす処理を行う
ことが望ましい。
【0146】図11及び図12は、キャンセル処理が連
続で実行された回数に応じて徐々に遅延時間を延ばすこ
とにより確実にぺ一ジ間の転写バイアス更新を実行する
ことができるようにした他の実施の形態の詳細をフロー
チャートで示したものである。
【0147】図12は、この実施の形態における給紙処
理の詳細を示すもので、この図12に示す処理は、図6
に示した処理において、REGセンサ18がオンした後
(ステップ205でYES)に、連続プリント枚数を計
数する連続プリントカウンタをインクリメントする処理
を追加するとともに、α時間経過したを判断する処理
(ステップ210)の代わりにこの時間αに連続プリン
トカウンタの計数値に応じて変化する(増加する)時間
βを加算した時間経過したかを判断する処理に置換し、
さらに印字動作停止処理(ステップ212)に連続プリ
ントカウンタをクリアする処理を追加しただけで他の処
理は図6のフローチャートの処理と同様である。
【0148】すなわち、まず、キャンセル回数カウンタ
をクリアするとともにフィードディレイフラグをオフに
し(ステップ401)、次に、印字開始命令があるかを
調べ(ステップ402)、印字開始命令があると判断さ
れると(ステップ402でYES)、用紙トレイ15か
らの用紙を搬送する給紙動作を開始する(ステップ40
3)。
【0149】次に、REGセンサ18がオフかを調べ
(ステップ404)、REGセンサ18がオフであると
(ステップ404でYES)、連続プリントカウンタの
計数値をインクリメントし(ステップ405)、次に、
REGセンサ18がオンかを調べる(ステップ40
6)。
【0150】そして、REGセンサ18がオンである判
断されると(ステップ406でYES)、次に、REG
センサ18がオンに変化してから時間T2経過したかを
調べる(ステップ407)。
【0151】そして、ステップ407で時間T2経過し
たと判断されると(ステップ407でYES)、次に、
次頁印字要求があるかを調べ(ステップ408)、次頁
印字要求がある場合は(ステップ408でYES)、次
に、フィードディレイフラグがオンかを調べる(ステッ
プ409)。
【0152】ここで、フィードディレイフラグがオンで
ない場合は(ステップ409でNO)、ステップ403
に戻り、フィードディレイフラグがオンである場合は
(ステップ409でYES)、フィードディレイフラグ
をクリアするとともに、キャンセル回数カウンタの計数
値を0にする(ステップ410)。
【0153】その後、所定の遅延時間αに連続プリント
カウンタの計数値に応じて変化する時間βを加算した時
間、すなわちα+β時間経過したかが調べられる。ここ
で、α+β時間経過していない場合は(ステップ411
でNO)、ステップ411に戻り、α+β時間経過する
のを待つが、α+β時間経過したと判断されると(ステ
ップ411でYES)、ステップ403に戻る。
【0154】また、ステップ408で、次頁印字要求が
ないと判断されると(ステップ408でNO)、次に、
時間T5経過したかを調べ(ステップ412)、時間T
5経過すると(ステップ412でYES)、メインモー
タ80を停止して印字動作を停止するとともに連続プリ
ントカウンタをクリアし(ステップ413)、ステップ
402に戻り、新たな印字命令を待つ待機状態になる。
【0155】図12は、この実施の形態における転写バ
イアス更新処理の詳細をフローチャートで示したもので
ある。
【0156】この図12に示す処理は、図7に示した処
理のキャンセル回数カウンタカウントアップ処理(ステ
ップ223)の後に、連続プリントカウンタの計数値が
予め設定した規定値を越えたかという判断と、この判断
結果に対応して連続キャンセル回数のしきい値NをAま
たはBに設定する処理が追加されただけで他の処理は図
7のフローチャートの処理と同様である。
【0157】すなわち、まず、REGセンサ18がオン
からオフに変化したかを調べ(ステップ420)、RE
Gセンサ18がオフに変化すると(ステップ420でY
ES)、次に、REGセンサ18がオフに変化してから
時間T3経過したかを調べ(ステップ421)、時間T
3経過したと判断されると(ステップ421でYE
S)、この時点でREGセンサ18がオンかを調べる
(ステップ422)。
【0158】ここで、REGセンサ18がオンであると
判断されると(ステップ422でYES)、キャンセル
回数カウンタのカウントアップを行なう(ステップ41
3)。 次に、連続プリントカウンタの計数値が既定値
を越えたかを調べる(ステップ424)。ここで、連続
プリントカウンタの計数値が既定値を越えている場合は
(ステップ424でYES)、連続キャンセル回数のし
きい値NをAに設定し(ステップ425)、連続プリン
トカウンタの計数値が既定値を越えていない場合は(ス
テップ424でNO)、連続キャンセル回数のしきい値
NをB(B>A)に設定する(ステップ426)。
【0159】次に、キャンセル回数カウンタの計数値が
所定の値Nを越えたかを調べ(ステップ427)、ここ
で、キャンセル回数カウンタの計数値が所定の値Nを越
えている場合は(ステップ427でYES)、フィード
ディレイフラグをオンにし(ステップ428)、また、
キャンセル回数カウンタの計数値が所定の値Nを越えて
いいない場合は(ステップ427でNO)、フィードデ
ィレイフラグをオンにすることなくこの転写バイアス更
新処理を終了する。なお、この場合、転写バイアスの更
新は行わず、直前の転写時に決定した転写バイアスを採
用するまた、ステップ422で、REGセンサ18がオ
ンでないと判断されると(ステップ422でNO)、次
の用紙の先端が未だREGセンサ18の配設位置に達し
ていないと判断することができるので、キャンセル回数
カウンタの計数値をクリアし(ステップ429)、さら
に時間T4経過したかを調べ(ステップ430)、時間
T4経過すると(ステップ430でYES)、転写バイ
アスの更新を実行し(ステップ431)、この処理を終
了する。
【0160】ところで、BTR抵抗が一定値以下(10
00V印加時抵抗が8.0logΩ程度以下の場合)の
時、用紙両端付近のBTR13と感光ドラム10が直接
に接触している部位で、転写電流の効果により感光ドラ
ム10の表面電位が著しく降下し、ロール帯電器11で
は十分に規定の表面電位に帯電させることができなくな
り転写メモリが発生する場合がある。特に第二面転写時
は印加される転写電圧も、第一面より大きくなるので、
転写メモリの発生は顕著になる。
【0161】この問題を解決するために、ロール帯電器
11による感光ドラム10の帯電を充分に行うために、
連続プリント時のぺ一ジ間隔を広め、感光ドラム一周分
以上にするように構成することができる。
【0162】このような構成によると、感光ドラム10
に対する帯電を充分に行うことが可能になり、この結果
転写メモリを消去することができるので、これによって
転写メモリによるサイド汚れを防止することが可能にな
る。
【0163】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
被転写材が像担持体と転写手段と接触部を通過してから
次の被転写材が該接触部に導入されるまでの間に転写手
段に対して所定のモニタ信号を印加して該転写手段の抵
抗値を推測し、該推測した抵抗値に対応して転写手段に
印可する転写バイアスを更新制御する画像形成装置にお
いて、被転写材が接触部を通過してから次の被転写材が
該接触部に導入されるまでの間が所定の時間に満たない
場合は転写バイアスの更新制御を禁止するように構成
し、さらに転写バイアスの更新制御が所定のしきい値回
数以上連続して禁止された場合は、次の被転写材の導入
を所定時間遅延させるように構成したので、転写手段の
抵抗値の推定に基づく転写バイアスの制御を適正に行な
うことができ、これにより転写画質障害のない高品質の
画像を形成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる画像形成装置およびその制
御方法を適用して構成した画像形成装置の一実施の形態
を示すブロック図。
【図2】 図1に示した画像形成装置における給紙処理
の詳細を示すフローチャート。
【図3】 図1に示した画像形成装置における転写バイ
アス更新処理の詳細を示すフローチャート。
【図4】 図2及び図3の処理に基づき図1に示した画
像形成装置で実行される転写バイアスの更新処理を説明
するタイミングチャート。
【図5】 図3に示した画像形成装置における転写バイ
アス更新処理の他の処理例を示すフローチャート。
【図6】 図1に示した画像形成装置における給紙処理
の他の実施の形態の詳細を示すフローチャート。
【図7】 図6に示した給紙処理に対応する転写バイア
ス更新処理の詳細を示すフローチャート。
【図8】 図6及び図7の処理に基づき図1に示した画
像形成装置で実行される転写バイアスの更新処理を説明
するタイミングチャート。
【図9】 連続プリント枚数に対応して転写ロールの抵
抗値が変化する様子をグラフで示した図。
【図10】 図1に示した画像形成装置における給紙処
理の他の実施の形態の詳細を示すフローチャート。
【図11】 図1に示した画像形成装置における給紙処
理のさらに他の実施の形態の詳細を示すフローチャー
ト。
【図12】 図11に示した給紙処理に対応する転写バ
イアス更新処理の詳細を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…用紙、10…感光ドラム(像担持体)、11…ロー
ル帯電器(BCR)、12…現像器、13…転写ロール
(BTR)、14…露光装置、15…用紙トレイ、16
…フィードローラ、17…用紙搬送路、18…用紙セン
サ(REGセンサ)、19…定着器、20…紙送りロー
ラ、21…排紙トレイ、22…フィードローラ、23…
紙送りローラ、24…用紙搬送路、30…帯電電源、4
0…転写電源、50…電流検知回路、60…制御部、6
1…D/A変換部、62…A/D変換部、63…中央演
算処理部(CPU)、70…不揮発性メモリ、80…メ
インモータ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可転写像を担持する像担持体と所定の転
    写バイアスが印加された転写手段とを有し、前記像担持
    体と前記転写手段との接触部に被転写材を順次導入通過
    させることで前記可転写像を前記被転写材に順次転写す
    る画像形成装置であって、前記被転写材が前記接触部を
    通過してから次の被転写材が該接触部に導入されるまで
    の間に前記転写手段に対して所定のモニタ信号を印加し
    て該転写手段の抵抗値を推測し、該推測した抵抗値に対
    応して前記転写バイアスを更新制御する画像形成装置に
    おいて、 前記被転写材が前記接触部を通過してから次の被転写材
    が該接触部に導入されるまでの間が所定の時間に満たな
    い場合は前記転写バイアスの更新制御を禁止する転写バ
    イアス制御手段を具備することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記転写バイアス制御手段は、 前記転写バイアスの更新制御を禁止した場合は、前記転
    写バイアスを前記転写バイアスの更新前の値に保持する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写バイアス制御手段は、 前記転写バイアスの更新制御を禁止した場合は、前記転
    写バイアスを前記転写バイアスの過去の更新制御に基づ
    き推定し、該推定した値に更新制御することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 可転写像を担持する像担持体と所定の転
    写バイアスが印加された転写手段とを有し、前記像担持
    体と前記転写手段との接触部に被転写材を順次導入通過
    させることで前記可転写像を前記被転写材に順次転写す
    る画像形成装置であって、前記被転写材が前記接触部を
    通過してから次の被転写材が該接触部に導入されるまで
    の間に前記転写手段に対して所定のモニタ信号を印加し
    て該転写手段の抵抗値を推測し、該推測した抵抗値に対
    応して前記転写バイアスを更新制御する画像形成装置に
    おいて、 前記被転写材が前記接触部を通過してから次の被転写材
    が該接触部に導入されるまでの間が所定の時間に満たな
    い場合は前記転写バイアスの更新制御を禁止する転写バ
    イアス制御手段と、 前記転写バイアス制御手段により前記転写バイアスの更
    新制御が所定のしきい値回数以上連続して禁止された場
    合は、次の被転写材の導入を所定時間遅延させる遅延手
    段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記転写バイアス制御手段は、前記転写
    バイアスの更新制御を禁止した場合は、前記転写バイア
    スを前記転写バイアスの更新前の値に保持することを特
    徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記転写バイアス制御手段は、前記転写
    バイアスの更新制御を禁止した場合は、前記転写バイア
    スを前記転写バイアスの過去の更新制御に基づき推定
    し、該推定した値に更新制御することを特徴とする請求
    項4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記遅延手段は、前記転写手段の推測抵
    抗値に対応して前記しきい値回数を変更することを特徴
    とする請求項4記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記遅延手段は、前記転写材に対する連
    続転写回数に対応して前記しきい値回数を変更すること
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記遅延手段は、 環境温度に対応して前記しきい値回数を変更することを
    特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記遅延手段は、過去の前記転写手段
    の推測抵抗値を記憶し、該記憶に基づき前記転写手段の
    推測抵抗値の変動に対応して前記しきい値回数を適応的
    に変更することを特徴とする請求項4記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記遅延手段は、前記転写バイアス制
    御手段により前記転写バイアスの更新制御が連続して行
    われた回数に応じて前記遅延時間を順次増加させること
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記遅延手段は、前記所定時間の遅延
    制御に対応する前記転写バイアス制御手段の制御結果を
    学習的に記憶し、該記憶に基づき適応的に最小遅延時間
    を決定することを特徴とする請求項4記載の画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 可転写像を担持する像担持体と所定の
    転写バイアスが印加された転写手段とを有し、前記像担
    持体と前記転写手段との接触部に被転写材を順次導入通
    過させることで前記可転写像を前記被転写材に順次転写
    する画像形成装置であって、前記被転写材が前記接触部
    を通過してから次の被転写材が該接触部に導入されるま
    での間に前記転写手段に対して所定のモニタ信号を印加
    して該転写手段の抵抗値を推測し、該推測した抵抗値に
    対応して前記転写バイアスを更新制御する画像形成装置
    において、 前記被転写材が前記接触部を通過してから次の被転写材
    が該接触部に導入されるまでの間が所定の時間に満たな
    い場合は前記転写バイアスの更新制御を禁止する転写バ
    イアス制御手段と、前記転写手段の推測抵抗値が予め設
    定された規定値以下の場合は、次の被転写材の導入を前
    記像担持体が少なくとも一周するまで遅延させる遅延手
    段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 可転写像を担持する像担持体と所定の
    転写バイアスが印加された転写手段とを有し、前記像担
    持体と前記転写手段との接触部に被転写材を順次導入通
    過させることで前記可転写像を前記被転写材に順次転写
    する画像形成装置の制御方法であって、前記被転写材が
    前記接触部を通過してから次の被転写材が該接触部に導
    入されるまでの間に前記転写手段に対して所定のモニタ
    信号を印加して該転写手段の抵抗値を推測し、該推測し
    た抵抗値に対応して前記転写バイアスを更新制御する画
    像形成装置の制御方法において、 前記被転写材が前記接触部を通過してから次の被転写材
    が該接触部に導入されるまでの間が所定の時間に満たな
    い場合は前記転写バイアスの更新制御を禁止することを
    特徴とする画像形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記転写バイアスの更新制御を禁止し
    た場合は、前記転写バイアスを前記転写バイアスの更新
    前の値に保持することを特徴とする請求項14載の画像
    形成装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記転写バイアスの更新制御を禁止し
    た場合は、前記転写バイアスを前記転写バイアスの過去
    の更新制御に基づき推定し、該推定した値に更新制御す
    ることを特徴とする請求項14載の画像形成装置の制御
    方法。
  17. 【請求項17】 可転写像を担持する像担持体と所定の
    転写バイアスが印加された転写手段とを有し、前記像担
    持体と前記転写手段との接触部に被転写材を順次導入通
    過させることで前記可転写像を前記被転写材に順次転写
    する画像形成装置の制御方法であって、前記被転写材が
    前記接触部を通過してから次の被転写材が該接触部に導
    入されるまでの間に前記転写手段に対して所定のモニタ
    信号を印加して該転写手段の抵抗値を推測し、該推測し
    た抵抗値に対応して前記転写バイアスを更新制御する画
    像形成装置の制御方法において、 前記被転写材が前記接触部を通過してから次の被転写材
    が該接触部に導入されるまでの間が所定の時間に満たな
    い場合は前記転写バイアスの更新制御を禁止し、 前記転写バイアスの更新制御が所定のしきい値回数以上
    連続して禁止された場合は、次の被転写材の導入を所定
    時間遅延させることを特徴とする画像形成装置の制御方
    法。
  18. 【請求項18】 前記転写バイアスの更新制御を禁止し
    た場合は、前記転写バイアスを前記転写バイアスの更新
    前の値に保持することを特徴とする請求項17載の画像
    形成装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記転写バイアスの更新制御を禁止し
    た場合は、前記転写バイアスを前記転写バイアスの過去
    の更新制御に基づき推定し、該推定した値に更新制御す
    ることを特徴とする請求項17載の画像形成装置の制御
    方法。
  20. 【請求項20】 前記転写手段の推測抵抗値に対応して
    前記しきい値回数を変更することを特徴とする請求項1
    7記載の画像形成装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記転写材に対する連続転写回数に対
    応して前記しきい値回数を変更することを特徴とする請
    求項17記載の画像形成装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 環境温度に対応して前記しきい値回数
    を変更することを特徴とする請求項17記載の画像形成
    装置の制御方法。
  23. 【請求項23】 過去の前記転写手段の推測抵抗値を記
    憶し、該記憶に基づき前記転写手段の推測抵抗値の変動
    に対応して前記しきい値回数を適応的に変更することを
    特徴とする請求項17記載の画像形成装置の制御方法。
  24. 【請求項24】 前記転写バイアスの更新制御が連続し
    て行われた回数に応じて前記遅延時間を順次増加させる
    ことを特徴とする請求項17記載の画像形成装置の制御
    方法。
  25. 【請求項25】 前記所定時間の遅延制御に対応する前
    記転写バイアスの制御結果を学習的に記憶し、該記憶に
    基づき適応的に前記遅延時間を最小に決定することを特
    徴とする請求項17記載の画像形成装置の制御方法。
  26. 【請求項26】 可転写像を担持する像担持体と所定の
    転写バイアスが印加された転写手段とを有し、前記像担
    持体と前記転写手段との接触部に被転写材を順次導入通
    過させることで前記可転写像を前記被転写材に順次転写
    する画像形成装置の制御方法であって、前記被転写材が
    前記接触部を通過してから次の被転写材が該接触部に導
    入されるまでの間に前記転写手段に対して所定のモニタ
    信号を印加して該転写手段の抵抗値を推測し、該推測し
    た抵抗値に対応して前記転写バイアスを更新制御する画
    像形成装置の制御方法において、 前記被転写材が前記接触部を通過してから次の被転写材
    が該接触部に導入されるまでの間が所定の時間に満たな
    い場合は前記転写バイアスの更新制御を禁止し、 前記転写手段の推測抵抗値が予め設定された規定値以下
    の場合は、次の被転写材の導入を前記像担持体が少なく
    とも一周するまで遅延させることを特徴とする画像形成
    装置の制御方法。
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