JPH11183741A - 光合分波器 - Google Patents

光合分波器

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JPH11183741A
JPH11183741A JP36584097A JP36584097A JPH11183741A JP H11183741 A JPH11183741 A JP H11183741A JP 36584097 A JP36584097 A JP 36584097A JP 36584097 A JP36584097 A JP 36584097A JP H11183741 A JPH11183741 A JP H11183741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
branch
optical waveguide
demultiplexer
waveguide
Prior art date
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Pending
Application number
JP36584097A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Komoto
克敏 甲本
Yoshihiro Ouchi
義博 大内
Hideyuki Hosoya
英行 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP36584097A priority Critical patent/JPH11183741A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来品に比べて、部品点数の削減、組立時間
の短縮を図り、小型で、低コストの光合波分波器を作製
できるようにする。 【解決手段】 分岐側導波路121,141,122,
142を、横向きW形に形成し、各折り返し部分に、結
合側光導波路161,162,163を接続する。光分
岐部181,182,183並びに分岐側導波路142
の途中に、透過中心波長が、λ1、λ2、λ3、λ4と異な
る光フィルタ201,202,203,204を挿入す
る。これにより、4波多重用の光合分波器となる。な
お、上記構成を繰り返すことにより、より多波多重用の
光合分波器とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、平面導波路型の
光合分波器に関する。
【0002】
【従来の技術】光合波分波器は、半透明鏡やプリズム、
レンズの光学系を組み合わせた微小光学素子型(バルク
型)や、光ファイバを延伸加工して融着した光ファイバ
型が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら光部品には、小
型、高信頼性、量産性が不可欠であるが、例えば、バル
ク型には、全体的に容積が嵩張り、光軸調整が難しいと
いう欠点があり、さらに、光軸精度を保つためには固定
構造に耐久性が要求されるという問題もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図1を参考にして述べると、光分岐部181,18
2,−−−を含む光導波路パターンを、複数個形成して
なる平面型の光導波路部品であり、前記光分岐部18
1,182,−−−に、透過波長の異なる光フィルタ2
01,202,−−−を挿入し、前記光導波路パターン
の分岐側の光導波路(例えば141と122)を、同一
平面基板上にて接続したことを特徴とする。
【0005】また、請求項2に記載の発明は、前記光分
岐部の分岐側を対抗して配置し、前記分岐側の光導波路
の片側(例えば141)を、隣り合う前記光分岐部の分
岐側光導波路の片側(例えば122)と接続することに
より、複数の前記光導波路パターンの分岐側を相互に接
続したことを特徴とする。
【0006】さらに、請求項3に記載の発明は、前記光
分岐部181,182,−−−がY型であり、多段配置
した前記光導波路パターンの上下段の何れかにおいて、
分岐側光導波路の最外側(例えば121)を、多波長用
の入出力光導波路とし、各段の前記光導波路パターンの
結合側光導波路161,162,−−−を単波長用の入
出力光導波路としたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1について説明する。これは、
4波多重用光合波分波器の例である。なお、同図(a)
は全体の説明図、(b)は(a)のB部分の拡大図、
(c)は光フィルタの透過特性を示す図である。10
は、平面導波路型の光合分波器の全体を示す。
【0008】基板上に、分岐側光導波路121,141
と結合側光導波路161とで、第1のY型光導波路パタ
ーンを形成する。181は光分岐部である。また、分岐
側光導波路141,122と結合側光導波路162と
で、第2のY型光導波路パターンを形成する。182は
光分岐部である。さらに、分岐側光導波路122,14
2と結合側光導波路163とで、第3のY型光導波路パ
ターンを形成する。183は光分岐部である。なお、中
程の分岐側光導波路141と122は、それぞれ、2つ
のY型パターンの形成に関与する。
【0009】上記の光導波路パターンは、別の表現の仕
方をすれば、次のようになる。すなわち、分岐側導波路
を、横向きW形(ジグザグ形)に形成し、各折り返し部
分に、結合側光導波路161,162,−−−を接続す
る。各接続部が、光分岐部181,182,−−−にな
る。
【0010】光分岐部181,182,183並びに分
岐側光導波路142の途中に、それぞれ、光フィルタ2
01,202,203,204を挿入する。これらの透
過波長は、それぞれ透過中心波長が、λ1、λ2、λ3、
λ4の異なる値とする(図1(c))。
【0011】光フィルタ201等は、図1(b)のよう
に、光導波路の表面からスリット25を切り込み、その
中に挿入して接着固定する。上記の光フィルタ201等
には、例えば、ポリイミドあるいは合成石英の基板の上
に、金属を数層蒸着した、30μm程度の膜厚(蒸着膜の
厚みは、7〜15μm)を有する、周知の誘電多層膜型を用
いる。このフィルタは、特定中心波長のみを透過する性
質を有する(図1(c))。
【0012】次に、スリット25の幅は、膜厚に5ミク
ロンを加えた約35μmであり、図1(b)のように、導
波路方向の配置位置Dは、膜表面から、Y分岐基準点1
80までが、−15μm〜100μmとなるようにする(マイ
ナス側を分岐側、プラス側を結合側とする)。
【0013】22,24は、光合分波器10の両側に接
着した光ファイバアレイであり、外部の光ファイバと平
面導波路を介在する部品である。
【0014】図で左側の光ファイバアレイ22は、石英
ブロック台上に、導波路のコア位置に合わせて刻設した
V溝等の位置合わせ溝に、光ファイバ261,262,
263を載せ、その上から蓋を被せて接着したものであ
る。また右側の光ファイバアレイ24は、同じく導波路
のコア位置に合わせたV溝等の位置合わせ溝に、光ファ
イバ281,282を載せ、その上から蓋を被せて接着
したものである。これら光ファイバアレイ22,24と
光導波路間の調心は、ピークサーチャーを用いて行い、
調心完成後に、両部材を光学用のエポキシ接着剤等で接
着する。
【0015】上記の構成において、光ファイバ261か
ら、波長λ1〜λ4の合波光を入射すると、波長λ1の光
のみが、光フィルタ201を透過し、結合側導波路16
1を経て、光ファイバ281へ出射する。そして、残り
の波長λ2,λ3,λ4の光は、光フィルタ201によ
り、分岐側導波路141に反射する。
【0016】これら波長λ2,λ3,λ4の合波光のう
ち、波長λ2の光のみが光フィルタ202を透過して、
結合側導波路162を経て、光ファイバ262へ出射す
る。そして、残りの波長λ3,λ4の合波光は、光フィル
タ202により、分岐側導波路122へ反射する。
【0017】分岐側導波路122へ反射した波長λ3,
λ4の合波光は、波長λ3の光のみが光フィルタ203を
透過して、結合側導波路163を経て、光ファイバ28
2へ出射する。残りの波長λ4の光は、光フィルタ20
3により、分岐側導波路142へ反射する。そして、光
フィルタ204を透過して、光ファイバ263へ出射す
る。
【0018】以上のように、この光合波分波器10は、
光ファイバ261から入射したλ1〜λ4までの合波光
を、4波長に分波して、光ファイバ281,262,2
82,263へ出射する、分波器として機能することと
なる。
【0019】上記とは逆に、 ・光ファイバ281に波長λ1、 ・光ファイバ262に波長λ2、 ・光ファイバ282に波長λ3、 ・光ファイバ263に波長λ4、 の光を入射すると、これらの光は分岐側で合波されて、
光ファイバ261から出射する。すなわち、この光合波
分波器10は、単波光を合波する、合波器として機能す
ることとなる。
【0020】以上は、4波長用の光合波分波器である
が、上記のジグザグ形に折れ曲がる分岐側導波路の数を
増して、同様に結合側導波路を接続することにより、5
波以上の光合波分波器を実現することが可能である。
【0021】
【発明の効果】従来品に比べて、部品点数の削減、組立
時間の短縮を図ることができ、小型で、低コストの光合
波分波器を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る本発明の説明図で、(a)は全
体の説明図、(b)は(a)のB部分の拡大図、(c)
は光フィルタの透過特性を示す図である。
【符号の説明】
10 光合分波器 121,141,122,142 分岐側導波路 161,163,163 結合側導波路 181,182,183 分岐部 201,202,203,204 光フィルタ 22,24 亜アレイ 25 スリット 261,262,263,281,282 光ファイバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光分岐部を含む光導波路パターンを、複
    数個形成してなる平面型の光導波路部品であり、前記光
    分岐部に、透過波長の異なる光フィルタを挿入し、前記
    光導波路パターンの分岐側の光導波路を、同一平面基板
    上にて接続したことを特徴とする、光合分波器。
  2. 【請求項2】 前記光分岐部の分岐側を対抗して配置
    し、前記分岐側の光導波路の片側を、隣り合う前記光分
    岐部の分岐側光導波路の片側と接続することにより、複
    数の前記光導波路パターンの分岐側を相互に接続したこ
    とを特徴とする、請求項1記載の光合分波器。
  3. 【請求項3】 前記光分岐がY型であり、多段配置した
    前記光導波路パターンの上下段の何れかにおいて、分岐
    側光導波路の最外側を多波長用の入出力光導波路とし、
    各段の前記光導波路パターンの結合側光導波路を単波長
    用の入出力光導波路としたことを特徴とする、請求項1
    又は請求項2記載の光合分波器。
JP36584097A 1997-12-22 1997-12-22 光合分波器 Pending JPH11183741A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775439B2 (en) * 2001-11-20 2004-08-10 Hitachi, Ltd. Optical circuit device and optical transceiver
JP2006520924A (ja) * 2003-03-22 2006-09-14 キネテイツク・リミテツド 光波長分割多重化/逆多重化装置

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