JPH11183576A - 電池残量検出装置及び電池残量検出方法 - Google Patents

電池残量検出装置及び電池残量検出方法

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JPH11183576A
JPH11183576A JP9363398A JP36339897A JPH11183576A JP H11183576 A JPH11183576 A JP H11183576A JP 9363398 A JP9363398 A JP 9363398A JP 36339897 A JP36339897 A JP 36339897A JP H11183576 A JPH11183576 A JP H11183576A
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JP
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battery
voltage
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voltage drop
detecting
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JP9363398A
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Masaki Sugiura
正樹 杉浦
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確な電池残量の検出が可能な電池残量検出
装置および電池残量検出方法を提供する。 【解決手段】 電源である電池の交換後に初めてバック
ライトが点灯されたとき(S4でYES)、点灯前後の
電池電圧の差である電圧降下値Mを記憶しておく(S
6)。2回目以降の点灯時には(S4でNO)、点灯時
の電池電圧V1に電圧降下値Mを加えた値VMに基づき
電池残量を判断し、それを表示する(S10)。同様
に、電池の交換後に初めて動作モードAが実行されたと
き(S13でYES)、実行前後の電池電圧の差である
電圧降下値Nを記憶しておく(S6)。2回目以降の実
行時には(S13でNO)、実行時の電池電圧V2に電
圧降下値Nを加えた値VNに基づき電池残量を判断し、
それを表示する(S18)。消費電流が一時的に変化し
た場合でも、その影響を受けることなく正確に電池残量
を検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池残量の表示機
能を有する装置に用いて好適な電池残量検出装置、及び
通信端末装置、並びに電池残量検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PHS等の携帯電話機、簡易型携
帯電話機、携帯型のパーソナルコンピュータ等の携帯電
子機器では、一般に駆動電源として電池が用いられてい
る。また、そうした装置には各種の表示を行うための表
示部が設けられており、表示部には、検出した前記電池
の電圧値に基づく電池残量を表示する電池残量インジケ
ータが設けられている。電池残量の検出方式としては、
例えばA/Dコンバータを用いたものがあり、一般に
は、マンマシンCPUのタイマー管理により、電圧値の
検出を一定時間毎に間欠的に行うとともに、検出値が規
定値以下となった際に表示部における電池残量インジケ
ータの表示内容を切り替える方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た電池残量検出方法においては、検出した電池電圧によ
ってのみ電池残量を判別しているため、例えばユーザの
操作によって、一時的に消費電流が変化して電池電圧が
降下した場合には、降下した電池電圧に基づき電池残量
を誤って判別し、それを表示させてしまうことがあっ
た。
【0004】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、正確な電池残量の検出が可能な電池残
量検出装置および通信端末装置、電池残量検出方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の電池残量検出装置においては、前記電
池の電圧値を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手
段により検出された非動作状態の電圧値と動作状態の電
圧値とに基づき取得された、基準となる前記電池の電圧
降下値を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶され
ている電圧降下値に基づき、動作時に前記電圧検出手段
により検出された電圧値を補正し、補正した電圧値に基
づき前記電池残量を判断する制御手段とを備えたものと
した。
【0006】かかる構成において、制御手段は、記憶手
段に記憶されている基準となる電圧降下値に基づき電圧
検出手段により検出された電圧値を補正し、補正した電
圧値に基づき電池残量を判断することから、動作に伴い
消費電流が一時的に変化した場合でも、動作に応じて消
費電流が一時的に変化した場合でも、その影響を受ける
ことなく電池残量の検出を行い得る。
【0007】また、請求項2の電池残量検出装置にあっ
ては、前記記憶手段は、複数の動作状態に応じた複数の
前記電圧降下値を記憶し、前記制御手段は、前記記憶手
段に記憶されている動作状態に応じた電圧降下値に基づ
き前記電圧検出手段により検出された電圧値を補正し、
補正した電圧値に基づき前記電池残量を判断するものと
した。
【0008】かかる構成においては、異なる複数の動作
の各々に応じて電圧検出手段の検出値が補正される。
【0009】また、請求項3の電池残量検出装置にあっ
ては、前記記憶手段は、前記電池がセットされた後の最
初の動作時に取得された前記電圧降下値を記憶するもの
とした。
【0010】かかる構成においては、電池が交換される
毎に記憶手段における電圧降下値が、交換された電池に
固有のものに更新される。
【0011】また、本発明の方法においては、電池によ
り動作する電子機器における前記電池の残量を検出する
方法において、動作状態に対応する基準となる前記電池
の電圧降下値を予め記憶しておき、動作時には、検出し
た前記電池の電圧値を前記電圧降下値に基づき補正し、
補正した電圧値に基づき前記電池の残量を検出するよう
にした。
【0012】かかる方法においては、動作に伴い消費電
流が一時的に変化した場合でも、その影響を受けること
なく電池残量の検出を行い得る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。図1は、本発明にかかるPHS
用の通信端末装置1の回路構成を示すブロック図であ
る。
【0014】この通信端末装置1は、本発明における無
線部を構成する無線送信ブロック2、無線受信ブロック
3、モデム4、ベースバンドプロセッサ5と、制御部を
構成するマンマシンインターフェースCPU6とを有し
ている。無線送信ブロック2と無線受信ブロック3には
アンテスイッチ7を介してアンテナ8が接続されてい
る。アンテナ8に入力した受信信号は、アンテスイッチ
7によって振り分けられ無線受信ブロック3に入力さ
れ、PLLシンセサイザから出力される所定周波数の局
部発振信号と混合することにより、1.9GHz付近の
IF信号に周波数変換され、モデム4へ転送される。モ
デム4では、このIF信号が復調されIQデータに分離
され、データ列となってベースバンドプロセッサ5に転
送され、また、ベースバンドプロセッサ5とから転送さ
れてきたデータからIQデータを作成してπ/4シフト
QPSKの変調をして無線送信ブロック2へ転送する。
無線送信ブロック2では、モデム4から転送されてきた
π/4シフトQPSKの変調波をPLLシンセサイザか
ら出力される所定周波数の局部発振信号と混合すること
により、1.9GHz帯に周波数変換し、アンテナスイ
ッチ7を介してアンテナ8から輻射する。
【0015】前記ベースバンドプロセッサ5は通信端末
装置1の送受信に関する動作を制御しており、フレーム
同期及びスロットのデータフォーマットを処理する。す
なわち、受信側では、無線受信ブロック3から送られて
くる受信データから所定タイミングで1スロット分のデ
ータを取り出し、このデータの中からユニークワード
(同期信号)を抽出してフレーム同期をとり、且つ制御
データ部及び音声データ部のスクランブルを解除した
後、音声データを音声処理ブロック9に転送する。送信
側では、音声処理ブロック9から転送されてくる音声デ
ータに制御データ等を付加して作成し、スクランブル等
をかけた後にユニークワード等を付加して1スロット分
の送信データを作成して、所定タイミングでフレーム内
の所定スロットに挿入して無線送信ブロック2に送出す
る。
【0016】音声処理ブロック9は、スピーチコーディ
ック及びPCMコーディックで構成される。スピーチコ
ーディックは、ディジタルデータの圧縮/伸張処理を行
うもので、受信側では、ベースバンドプロセッサ5から
送られてきたADPCM音声信号(4bit×8KHz
=32Kbps)をPCM音声信号(8bit×8KH
z=64Kbps)に複合化することにより伸張してP
CMコーディックに出力する。送信側では、PCMコー
ディックから送られてきたPCM音声信号をADPCM
音声信号に符号化することにより圧縮してベースバンド
プロセッサ5に出力している。PCMコーディックは、
アナログ/ディジタル変換処理をするものであり、受信
側では、スピーチコーディックから送られてくるPCM
音声信号をD/A変換してアナログ音声信号をスピーカ
10に出力する。送信側では、マイク11から入力され
たアナログ音声信号をA/D変換してPCM音声信号を
スピーチコーディックに出力する。
【0017】前記マンマシンインターフェースCPU6
は送信制御信号ライン12および受信制御信号ライン1
3を介してベースバンドプロセッサ5に接続されてお
り、ベースバンドプロセッサ5とは非同期で動作するよ
うになっている。マンマシンインターフェースCPU6
にはキー入力部13と、CLD等からなる表示部14、
表示部15のバックライト16、ROM17、RAM1
8が接続されており、キー入力部13におけるキー操作
情報とROM17に格納されているプログラムとに基づ
き表示部14及びバックライト16を制御し、電源スイ
ッチがオン操作されたときにはバックライト16を一定
時間点灯させる。すなわちマンマシンインターフェース
機能を有している。また、マンマシンインターフェース
CPU6はA/D変換器が内蔵されており本発明の電圧
検出手段として機能し、必要に応じて通信端末装置1の
駆動源である電池19の電圧を検出し、その検出値に基
づき判断した電池残量を表示部14に設けられている図
示しない電池残量インジケータに表示させる。
【0018】前記RAM18は本発明の記憶手段であっ
て、前記電池19により記憶データの保持が可能となっ
ており、そのメモリ空間には図2に示すような、通信端
末装置1の複数の動作種別aに対応するフラグbと電圧
降下値cとが記憶されるメモリ領域が確保されている。
【0019】次に、以上の構成にかかる通信端末装置1
の動作を図3及び図4にしたがって説明する。図3は、
マンマシンインターフェースCPU6による電池残量の
表示制御に関する処理を示すフローチャートである。ま
た、図4は、電池19が交換されてから、電源スイッチ
がオン操作された後、例えば録音モード等の任意の動作
モードが実行された場合における、装置内での電池19
の電圧変化を示す説明図である。
【0020】以下、説明すると、マンマシンインターフ
ェースCPU6は電池19が交換されることによって動
作を開始し、RAM18における前述したフラグb及び
電圧降下値cの両データを初期化するリセット処理を行
い(S1)、通信端末装置1の電源スイッチがオン操作
されるまで(図4でイ)待機状態となる(S2でN
O)。そして、ユーザの使用開始に伴い電源スイッチが
オン操作されると(S2でYES)、バックライト16
を点灯させる直前(図4でロ)において、定常時(非動
作時)の電池電圧V0を検出し、検出値をRAM18の
作業領域に記憶した後(S3)、前記フラグbの状態に
基づいてその点灯が1回目であるか否かを判別する(S
4)。
【0021】ここで、電池交換後の使用開始直後の場合
においては、前記フラグbがリセットされているため前
記判別の結果がYESとなり、ステップS5へ進んでバ
ックライト16の点灯直後(図4でハ)における電池電
圧V1を検出するとともに、ステップS3で検出した値
V0からその値V1を引いて電圧降下値Mを求める。そ
して、求めた電圧降下値Mをバックライト点灯時の電圧
降下値cとしてRAM18の所定領域に記憶させ、かつ
対応するフラグbをセットする(S6)。次に、ステッ
プS3で検出した電池電圧V0に基づき電池残量を判別
し、その残量を表示部14の電池残量インジケータに表
示させた後(S7)、電源スイッチがオフ操作されたか
否かを判別し(S8)、オフ操作されなければ後述する
ステップS11へ進む。
【0022】また、電源スイッチがオフ操作されるとス
テップS2へ戻り待機状態となる。しかる後、再び電源
スイッチがオン操作された場合には、前述したステップ
S4の判別結果がNOとなり、点灯直後(図4でハ)の
電池電圧V1を検出するとともに、その検出値V1に前
述したステップS6で記憶した電圧降下値Mを加えて補
正電圧値VMを計算する(S9)。そして、計算した補
正電圧値VMに基づき電池残量を判別し、その残量を表
示部14の電池残量インジケータに表示させた後(S1
0)。ステップS11へ進む。これにより、バックライ
ト16を点灯に伴い電池電圧V1が一時的に低下してい
たとしても、正確な電池残量が判断されそれが表示され
る。
【0023】続くステップS11では、再び定常時(非
動作時)の電池電圧V0を検出し、検出値をRAM18
の作業領域に記憶する。次に、動作モードA(例えば録
音モード)への移行が行われるか否かを判別し(S1
2)、移行されない場合にはステップS8へ戻る。逆
に、動作モードAに移行される場合には(S12でYE
S)、動作モードAが実行される直前(図4でニ)にお
いて、RAM18に記憶されている動作モードAに対応
するフラグbに基づき、動作モードAの実行が1回目で
あるか否かを判別する(S13)。
【0024】ここで、電池交換後に初めて動作モードA
が実行されるときには、動作モードAに対応する前記フ
ラグbがリセットされており、前記判別結果がYESと
なるためステップS14へ進んで、動作モードAの実行
開始直後(図4でホ)の電池電圧V2を検出し、ステッ
プS11で検出した値V0からその値V2を引いて電圧
降下値Nを求める。そして、求めた電圧降下値Nを動作
モードAの実行の電圧降下値としてRAM17の所定領
域に記憶させ、かつ対応するフラグbをセットする(S
15)。引き続き、ステップS11で検出した電池電圧
V0に基づき電池残量を判別し、その残量を表示部14
の電池残量インジケータに表示させ(S16)、ステッ
プS8へ戻る。
【0025】一方、ステップS8に戻り前述した処理が
繰返される間に、再び動作モードAに移行され、ステッ
プS12の判別結果がYESとなった場合には、動作モ
ードAの実行開始直後(図4でホ)の電池電圧V2を検
出するとともに、その検出値V2に前述したステップS
15で記憶した電圧降下値Nを加えて補正電圧値VNを
計算する(S17)。そして、計算した補正電圧値VN
に基づき電池残量を判別し、その残量を表示部14の電
池残量インジケータに表示させた後(S18)、ステッ
プS8へ戻る。これにより、動作モードAの実行に伴い
電池電圧V1が一時的に低下していたとしても、正確な
電池残量が判断されそれが表示される。そして、以上の
処理を繰返すとともに、電池19が交換された時点で処
理を終了する。
【0026】なお、以上の例では、バックライト16の
点灯以外の動作が、動作モードAの実行のみであること
を前提としたが、通信端末装置1の使用時には、他の複
数の動作モードについても動作モードAに対する処理
(ステップS12〜S18)と同様の処理を行うことと
なる。
【0027】以上のように、本実施の形態においては、
検出した電池電圧を、装置の各動作状態に応じて、各々
に対応する複数の電圧降下値cを用いて補正するように
したことから、動作に伴い装置の消費電流が一時的に変
化した場合でも、その影響を受けることなく正確に電池
残量が検出できる。このため、表示部14の電池残量イ
ンジケータに表示する電池残量が増減することが防止で
きる。また、動作に伴う電池電圧の低下によって、電池
残量が装置の動作を停止させるべきものであると誤認識
する場合がなく、そうした誤認識によって電池残量が一
定以上あるにもかかわらず装置を停止させてしまうとい
った事態を未然に防止することができる。
【0028】なお、本実施の形態においては、RAM1
7に、各動作状態に応じた複数の電圧降下値cを記憶さ
せ、複数の動作に対応させたものを示したが、動作の種
類が1つである場合には電圧降下値も1つだけ記憶させ
ておけばよい。
【0029】また、RAM17に記憶させる電圧降下値
cを、電池19が交換された後の最初の動作時に取得さ
れたものであるため、各電圧降下値cは、常に交換され
た電池に固有の値となる。このため、内部抵抗が異なる
種類の電池が用いられる場合や、同一の電池であっても
充放電の繰返しにより内部抵抗が変化したものが用いら
れる場合であっても、使用される個々の電池に即して残
量を正確に検出することができる。
【0030】また、電池19の電圧の検出をマンマシン
インターフェースCPU6に内蔵したA/D変換器によ
って行うようにしたことから、電池電圧を安定して検出
することができる。これは、本実施の形態に示したよう
なPHS用の通信端末装置1では、待受け中の受信動作
や通話中の送受信動作においては消費電流が大きく、受
信動作と送信動作とを制御するベースバンドプロセッサ
5等の無線部で電池19の電圧の検出を行った場合に
は、送受信動作等の影響により検出される電圧値が変動
するが、そうした影響をマンマシンインターフェースC
PU6が受けないためである。よって、電池残量を極め
て正確に検出することができる。
【0031】さらに、負荷動作に時の電圧降下を学習す
ることにより記憶したが、予め分かっているのなら、こ
の電圧降下値を予めROM17等に記憶しておいても良
い。
【0032】なお、本実施の形態においては、本発明を
PHS用の通信端末装置1に採用した場合についてのみ
示したが、これに限らず、コードレス電話機や携帯電話
機等の通信機器をはじめとする他の電子機器(携帯型パ
ソコン等)にも適用できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電池残量検
出装置および電池残量検出方法においては、基準となる
電池の電圧降下値を予め記憶しておき、動作時には、検
出した電池の電圧値を電圧降下値に基づき補正し、補正
した電圧値に基づき電池の残量を検出することにより、
動作に伴い消費電流が一時的に変化した場合でも、その
影響を受けることなく電池残量の検出を行い得るように
した。よって、より正確な電池残量の検出が可能とな
り、その結果、例えば電池残量を常時表示するものにお
いては、表示される電池残量が増減することが防止で
き、また、電池残量が所定以下となった場合に装置の動
作を停止させるものにおいては、電池残量の誤った検出
に伴い装置が停止することを未然に防止することができ
る。
【0034】また、記憶手段が複数の動作状態に応じた
複数の電圧降下値を記憶し、残量検出手段が、動作状態
に応じた電圧降下値に基づき検出された電圧値を補正
し、補正した値に基づき電池残量を検出することによ
り、異なる複数の動作の各々に応じて電圧検出手段の検
出値が補正されるようにした。よって、異なる複数の動
作状態が存在するものにおいても、それに対応すること
ができる。
【0035】また、記憶手段の電圧降下値が、交換され
た電池に固有の値に更新されるようにした。よって、内
部抵抗が異なる複数種の電池等、使用される個々の電池
に即して残量を正確に検出することができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す通信端末装置の回
路構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態におけるRAMの記憶データを示
す説明図である。
【図3】同実施の形態におけるマンマシンインターフェ
ースCPUの処理手順を示すフローチャートである。
【図4】同実施の形態における使用時の電池電圧の変化
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 通信端末装置 2 無線送信ブロック 3 無線受信ブロック 5 ベースバンドプロセッサ 6 マンマシンインターフェースCPU 15 表示部 19 電池

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池により動作する電子機器に設けられ
    前記電池の残量を検出する電池残量検出装置において、 前記電池の電圧値を検出する電圧検出手段と、 非動作状態の電圧値と動作状態の電圧値とに基づき取得
    された、基準となる前記電池の電圧降下値を記憶する記
    憶手段と、 この記憶手段に記憶されている電圧降下値に基づき、動
    作時に前記電圧検出手段により検出された電圧値を補正
    し、補正した電圧値に基づき前記電池残量を判断する制
    御手段とを備えたことを特徴とする電池残量検出装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、複数の動作状態に応じ
    た複数の前記電圧降下値を記憶し、前記制御手段は、前
    記記憶手段に記憶されている動作状態に応じた電圧降下
    値に基づき前記電圧検出手段により検出された電圧値を
    補正し、補正した電圧値に基づき前記電池残量を判断す
    ることを特徴とする請求項1記載の電池残量検出装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記電池の交換後の最
    初の動作時に取得された前記電圧降下値を記憶すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の電池残量検出装置。
  4. 【請求項4】 電池により動作する電子機器における前
    記電池の残量を検出する方法において、 動作状態に対応する基準となる前記電池の電圧降下値を
    予め記憶しておき、動作時には、検出した前記電池の電
    圧値を前記電圧降下値に基づき補正し、補正した電圧値
    に基づき前記電池の残量を検出することを特徴とする電
    池残量検出方法。
JP9363398A 1997-12-16 1997-12-16 電池残量検出装置及び電池残量検出方法 Pending JPH11183576A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101261149B1 (ko) 2011-07-28 2013-05-06 쌍용자동차 주식회사 배터리의 잔존용량 추정방법
CN104215822A (zh) * 2013-05-30 2014-12-17 海洋王(东莞)照明科技有限公司 用于照明灯具的低电量提示电路以及灯具
JP2015222228A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 株式会社ノーリツ 制御装置

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