JPH11182314A - 内燃機関の制御方法 - Google Patents

内燃機関の制御方法

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JPH11182314A
JPH11182314A JP9364365A JP36436597A JPH11182314A JP H11182314 A JPH11182314 A JP H11182314A JP 9364365 A JP9364365 A JP 9364365A JP 36436597 A JP36436597 A JP 36436597A JP H11182314 A JPH11182314 A JP H11182314A
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JP
Japan
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time
cylinder
ignition
equation
pickup sensor
Prior art date
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Application number
JP9364365A
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English (en)
Inventor
Kenichi Murakami
賢一 村上
Satomi Wada
里美 和田
Mikio Hamada
幹生 浜田
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Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1個の気筒のカムシャフトの角度位置をピッ
クアップセンサで検出し、ピックアップセンサ出力信号
を基にして内燃機関の気筒又はクランク角を検出するこ
とを課題とする。 【解決手段】 1個の気筒にカムシャフトの所定角度位
置を検出するピックアップセンサが配置され、ピックア
ップセンサ出力信号の発生周期よりクランクシャフトが
720度回転するに要する時間Tが算出され、予め記憶
された、前記時間Tと前記信号発生時点からの経過時間
Txと気筒及びクランク角との関係を示すマップを用い
て、前記時間T及び前記経過時間Txから気筒及びクラ
ンク角を検出する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の気筒及
びクランク角を検出し、燃料噴射時刻を算出し、各気筒
の点火時刻を算出する内燃機関の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン・コントロール・コンピュータ
(ECC)により内燃機関の噴射時期又は点火時期を制
御する場合、普通は各気筒毎のクランク角度位置を検出
する必要がある。従来、クランク角検出のため、カム軸
に取り付けられる回転センサのディスクに、各気筒用の
3つの突起を不等間隔で配置し、更に気筒検出用の突起
を配置し、回転センサから複数の信号を不等間隔で連続
的に発生させていた。そして、ECCで、複数信号のパ
ルス間隔の配列状態をチェックし、クランク角検出用の
パルスのみによる所定の配列パターンを検出した時点で
クランク角を検出し、気筒検出用パルスを含む所定の配
列パターンを検出した時点で気筒を検出していた(例え
ば特開平5−86953号公報を参照)。しかし、複数
信号のパルス間隔の配列状態をチェックし、クランク角
や気筒を検出するには複雑な計算が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発電機用等の内燃機関
では、エンジンを比較的一定の回転で駆動させることが
多く、その場合には各気筒毎のクランク角位置を精度よ
く検出しなくても、回転センサのディスクに1個の突起
を配置し、こうして得られる信号を基にして制御しても
良好な結果が得られると考えられる。本発明は、1個の
気筒のカムシャフトの角度位置をピックアップセンサで
検出し、ピックアップセンサ出力信号を基にして内燃機
関の気筒又はクランク角を検出することを第1の課題と
する。本発明は、1個の気筒のカムシャフトの角度位置
をピックアップセンサで検出し、ピックアップセンサ出
力信号を基にして内燃機関の燃料噴射時刻を算出するこ
とを第2の課題とする。本発明は、1個の気筒のカムシ
ャフトの角度位置をピックアップセンサで検出し、ピッ
クアップセンサ出力信号を基にして内燃機関の各気筒の
点火時刻を算出することを第3の課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、1個の気筒に
カムシャフト(24)の所定角度位置を検出するピックアッ
プセンサ(28)が配置され、ピックアップセンサ出力信号
の発生周期よりクランクシャフトが720度回転するに
要する時間Tが算出され、予め記憶された、前記時間T
と前記信号発生時点からの経過時間Txと気筒及びクラ
ンク角CAとの関係を示すマップを用いて、前記時間T
及び前記経過時間Txから気筒及びクランク角CAを検
出することを第1の内燃機関の制御方法とする。本発明
は、1個の気筒にカムシャフト(24)の所定角度位置を検
出するピックアップセンサ(28)が配置され、ピックアッ
プセンサ出力信号の発生周期よりクランクシャフトが7
20度回転するに要する時間Tが算出され、予め記憶さ
れた、前記時間Tと前記信号発生時点からの経過時間T
xと気筒との関係を示すマップを用いて、前記時間T及
び前記経過時間Txから気筒を検出することを第2の内
燃機関の制御方法とする。本発明は、第1又は第2の方
法において、ピックアップセンサ(28)が1個の気筒の吸
気弁(16)又は排気弁(17)の最大開放位置を検出するよう
に配置されたことを第3の内燃機関の制御方法とする。
本発明は、第1ないし第3の方法のいずれかにおいて、
ピックアップセンサ(28)が1個の気筒のカムシャフト(2
4)のカム(24A) の凸部の位置を検出可能な位置に配置さ
れたことを第4の内燃機関の制御方法とする。本発明
は、第1ないし第3の方法のいずれかにおいて、ピック
アップセンサ(28)が1個の気筒のロッカアーム(34)の先
端部又は末端部の対向位置に配置されたことを第5の内
燃機関の制御方法とする。本発明は、1個の気筒に吸気
弁側のカムシャフトの所定角度位置を検出するピックア
ップセンサを配置し、ピックアップセンサ出力信号の発
生周期よりクランクシャフトが720度回転するに要す
る時間Tを算出し、予め第1気筒の吸気始めの上死点前
のクランク角F°で燃料を噴射させ、燃料噴射時刻を算
出することを第6の内燃機関の制御方法とする。 噴射時刻=T時間×1/2−(F°/720 °CA)×T時間 ────数式1 本発明は、1個の気筒に排気弁側のカムシャフトの所定
角度位置を検出するピックアップセンサを配置し、ピッ
クアップセンサ出力信号の発生周期よりクランクシャフ
トが720度回転するに要する時間Tを算出し、予め第
1気筒の吸気始めの上死点前のクランク角F°で燃料を
噴射させ、燃料噴射時刻を算出することを第7の内燃機
関の制御方法とする。 噴射時刻=T時間×1/4−(F°/720 °CA)×T時間────数式1B 本発明は、1個の気筒に吸気弁側のカムシャフトの所定
角度位置を検出するピックアップセンサを配置し、ピッ
クアップセンサ出力信号の発生周期よりクランクシャフ
トが720度回転するに要する時間Tを算出し、予め各
気筒の爆発TDCの前A°で燃料を噴射させることと
し、内燃機関の回転数が所定回転数未満のときは次の数
式2〜11により、内燃機関の回転数が所定回転数以上
のときは次の数式2X〜11Xにより、それぞれ点火時
刻を算出することを第8の内燃機関の制御方法とする。 (1気筒時) ♯1点火時刻=T時間−(A°/720 °CA)×T時間 ──────数式2 (2気筒時) ♯1点火時刻=T時間×2/2−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式3 ♯2点火時刻=T時間×1/2−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式4 (3気筒時) ♯1点火時刻=T時間×6/6−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式5 ♯2点火時刻=T時間×2/6−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式6 ♯3点火時刻=T時間×4/6−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式7 (4気筒時) ♯1点火時刻=T時間×4/4−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式8 ♯2点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式9 ♯3点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式10 ♯4点火時刻=T時間×2/4−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式11 (1気筒時) ♯1点火時刻=T時間×1/2−(A°/720 °CA)×T時間──数式2X (2気筒時) ♯1点火時刻=T時間×1/2−(A°/720 °CA)×T時間──数式3X ♯2点火時刻=T時間×2/2−(A°/720 °CA)×T時間──数式4X (3気筒時) ♯1点火時刻=T時間×3/6−(A°/720 °CA)×T時間──数式5X ♯2点火時刻=T時間×5/6−(A°/720 °CA)×T時間──数式6X ♯3点火時刻=T時間×7/6−(A°/720 °CA)×T時間──数式7X (4気筒時) ♯1点火時刻=T時間×2/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式8X ♯2点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式9X ♯3点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式10X ♯4点火時刻=T時間×4/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式11X 本発明は、1個の気筒に排気弁側のカムシャフトの所定
角度位置を検出するピックアップセンサを配置し、ピッ
クアップセンサ出力信号の発生周期よりクランクシャフ
トが720度回転するに要する時間Tを算出し、予め各
気筒の爆発TDCの前A°で燃料を噴射させることと
し、内燃機関の回転数が所定回転数未満のときは次の数
式2A〜11Aにより、内燃機関の回転数が所定回転数
以上のときは次の数式2B〜11Bにより、それぞれ点
火時刻を算出することを第9の内燃機関の制御方法とす
る。 (1気筒時) ♯1点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式2A (2気筒時) ♯1点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式3A ♯2点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式4A (3気筒時) ♯1点火時刻=T時間×3/12−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式5A ♯2点火時刻=T時間×7/12−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式6A ♯3点火時刻=T時間×11/12−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式7A (4気筒時) ♯1点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式8A ♯2点火時刻=T時間×4/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式9A ♯3点火時刻=T時間×2/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式10A ♯4点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式11A (1気筒時) ♯1点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式2B (2気筒時) ♯1点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式3B ♯2点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式4B (3気筒時) ♯1点火時刻=T時間×9/12−(A°/720 °CA)×T時間──数式5B ♯2点火時刻=T時間×12/12−(A°/720 °CA)×T時間──数式6B ♯3点火時刻=T時間×5/12−(A°/720 °CA)×T時間──数式7B (4気筒時) ♯1点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式8B ♯2点火時刻=T時間×2/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式9B ♯3点火時刻=T時間×4/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式10B ♯4点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式11B
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明の方法の実
施の形態第1(クランクカム方式)を示す。図2A〜図
2Dは1気筒〜4気筒の内燃機関にそれぞれ適用した場
合のタイミングチャートである。図3は実施の形態第1
を適用した内燃機関を示し、エアクリーナ1の下流側の
スロットルボディー2にスロットルバルブ3が配設さ
れ、スロットルバルブ3はガバナ4により回転され位置
決めされる。スロットルバルブ3には、スロットルバル
ブ3の開度を検出するスロットル・ポジション・センサ
5が配設され、スロットル・ポジション・センサ5の出
力信号は導線を介してエンジン・コントロール・コンピ
ュータ(ECC)10に入力される。スロットルバルブ3
の下流の吸気通路14にはインジェクタ6が配設され、燃
料タンク7内の燃料がポンプモジュール8(ポンプ、ブ
ラケット、プレッシャーレギュレータ、フューエルフィ
ルタにより構成されている)により加圧され、配管9及
びデリバリパイプ12を通ってインジェクタ6に供給され
る。ECC10から導線を通してインジェクタ6に伝送さ
れる制御信号によってインジェクタ6の作動が制御さ
れ、各気筒(同時)に燃料を噴射することができる。
【0006】燃焼室13と吸気通路14との間に吸気弁16が
配設され、燃焼室13と排気通路15との間に排気弁17が配
設されており、吸気弁16及び排気弁17のバルブスプリン
グの図示は省略されている。シリンダヘッドには燃焼室
13内に突出するように点火プラグ19が取り付けられ、E
CC10からの信号が導線を通ってイグナイタ21へ伝送さ
れ、増幅された信号が点火コイル20へ伝えられて点火プ
ラグ19を作動させるように構成されている。吸気弁16及
び排気弁17の各バルブ・ステム・エンドには不図示のバ
ルブリフタ等を介してカムシャフト24、25のカム24A、
25Aがそれぞれ当接され、カム24A及び25Aによって吸
気弁16及び排気弁17が作動される。シリンダヘッドカバ
ー27の頂壁にピックアップセンサ28が配設され、ピック
アップセンサ28の検出部は吸気弁16を作動させるカム24
Aと対向できる位置に配置されており、ピックアップセ
ンサ28によりカム24Aの凸部の位置が検出される。ま
た、22は水温センサ、37はピストンをそれぞれ示す。
【0007】図3では、吸気弁16を作動させるカム24A
の凸部がピックアップセンサ28の検出部に最接近したと
きにピックアップ信号が発生し、ピックアップ信号がピ
ックアップセンサ28から導線を通してECC10に出力さ
れるように構成されている。吸気弁16のバルブリフト変
化は図2A(a) 等(図2A(a) 、図2B(a) 、図2C
(a) 及び図2D(a) 。以下同様。)に実線で示すとおり
であり、ピックアップセンサ28からのピックアップセン
サ出力信号は図2A(b) 等に実線で示すとおりである。
カムシャフト24はクランクシャフトの1/2の速度で回
転するので、ピックアップセンサ28はクランクシャフト
の2回転すなわち720度毎にピックアップセンサ出力
信号を出力することとなる。
【0008】図2A(c) 等の実線はクランク角度720
度毎の信号を示し、ECC10によってピックアップセン
サ28の出力信号が整形され、制御の基準点(カウンタセ
ットの時点)となっている。図2A(d) 等の実線はピッ
クアップセンサ出力信号の検出時点を示し、この時点は
クランクシャフトの720度回転毎の時点である。図2
A(e) 等はインジェクタ6の噴射タイミング(噴射時
刻)を示し、図2A(f)は1気筒の内燃機関に適用した
場合の♯1気筒の点火プラグ19の点火タイミング(点火
時刻)を示す。同様に、図2B(f) 、図2C(f) 及び図
2D(f) は2気筒、3気筒及び4気筒の内燃機関にそれ
ぞれ適用した場合の♯1気筒〜♯2気筒、♯1気筒〜♯
3気筒及び♯1気筒〜♯4気筒の点火プラグ19の点火タ
イミング(点火時刻)を示す。図2A(g) は1気筒の内
燃機関に適用した場合の♯1気筒(ピックアップセンサ
取付気筒)の行程を示す。同様に、図2B(g) 、図2C
(g)及び図2D(g) は2気筒、3気筒及び4気筒の内燃
機関にそれぞれ適用した場合の♯1気筒〜♯2気筒、♯
1気筒〜♯3気筒及び♯1気筒〜♯4気筒の行程を示
す。
【0009】図1は実施の形態第1の気筒判別、回転数
(回転速度)、噴射タイミング及び点火タイミングを算
出するための始動(クランキング)時制御のフローチャ
ートである。プログラムがスタートすると、まずステッ
プS01でエンジン(内燃機関)の回転数が300rp
m未満か否かが判断され、300rpm未満ではないと
判断されたときは図4のBへ進み、300rpm未満で
あると判断されたときはステップS1へ進む。ステップ
S1において、ピックアップセンサ28の出力信号が検出
されたか否かが判断され、ピックアップセンサ28の出力
信号が検出されないときはステップS2へ進む。ステッ
プS2において、クランキング後にピックアップ信号が
2回以上検出されたか否かが判断され、2回以上検出さ
れたと判断されたときはステップS14へ進み、2回以
上検出されないと判断されたときはリターンする。ステ
ップS1でピックアップセンサ28の出力信号が検出され
たときは、ステップS3でピックアップ信号の検出が1
回目か否かが判断され、1回目と判断されたときはリタ
ーンし、1回目ではないと判断されたときは、スロット
ル・ポジション・センサ5及び水温センサ22の出力信号
が読み込まれる(ステップS4)。
【0010】次いで、ピックアップセンサ取付気筒の吸
気行程の判定を行い(ステップS5)、ピックアップセ
ンサ出力信号の検出時点からの経過時間Txを求めるた
めのカウンタのセットを行う(ステップS6)。なお、
この経過時間Txは燃料噴射時刻、点火時刻の算出及び
噴射・点火の実行のために行うものである。次いで、ピ
ックアップセンサ出力信号からピックアップセンサ出力
信号の発生周期(時間的間隔)が算出され、ピックアッ
プセンサ出力信号の発生周期よりクランクシャフトが7
20度回転するに要する時間Tが得られる(ステップS
7)。時間Tと回転速度との関係を示すマップを予め記
憶させておき、このマップを用いて内燃機関の回転数
(回転速度)を算出する(ステップS8)。
【0011】720度クランク角時間T・経過時間Tx
と気筒・クランク角CAとの関係を示すマップを予め記
憶させておき、このマップを用いて720度クランク角
時間Tと経過時間Txから気筒を判別し、クランク角C
Aを算出(検出)する(ステップS9)。ステップS1
0でエンジン回転変動(今回のエンジン回転数−前回の
エンジン回転数)の絶対値が設定回転数αrpm未満で
あるか否かを判断する。ステップS10でエンジン回転
変動の絶対値が設定回転数α未満である(エンジン回転
変動<±αrpm)と判断されたときは、ステップS1
1で噴射時刻を算出する。すなわち、予め♯1気筒の吸
気始めの上死点前のクランク角F°で噴射させることと
しておき、次の数式1を用いて噴射時刻を算出する。
【0012】次いで、ステップS12で各気筒の点火時
刻を算出する。すなわち、予め各気筒の爆発TDCの前
A°で噴射させることとしておき、次の数式2〜11を
用いて点火時刻を算出する。
【0013】ステップS10でエンジン回転変動の絶対
値が設定回転数α未満ではない(エンジン回転変動≧±
αrpm)と判断されたときは、噴射時刻及び点火時刻
に次の数式12に従った補正を行ってリターンする。 ただし、平均のエンジン回転数=前回の平均エンジン回
転数+(今回のエンジン回転数−前回の平均エンジン回
転数)/n n=2又は4又は8 そして、エンジンの回転変動が+αrpmより大きい場
合は、エンジン回転変動の絶対値が設定回転数α未満で
ある(エンジン回転変動<±αrpm)ときの噴射時刻
及び点火時刻に前記補正量を減算する。また、エンジン
の回転変動が−αrpmより小さい場合は、エンジン回
転変動の絶対値が設定回転数α未満である(エンジン回
転変動<±αrpm)ときの噴射時刻及び点火時刻に前
記補正量を加算する。
【0014】ステップS13で噴射実施というフラグを
クリアし、各点火実施というフラグをクリアする。次い
で、噴射実施というフラグをクリアしたか否かを判断し
(ステップS14)、このフラグをクリアしたときはス
テップS15に進み、ステップS14でこのフラグをク
リアしていないときはステップS18に進む。ステップ
S15で噴射時刻か否かを判断し、噴射時刻であると判
断されたときは燃料を噴射し(ステップS16)、噴射
実施というフラグをセットする(ステップS17)。ス
テップS15で噴射時刻でないと判断されたときはステ
ップS18へ進む。
【0015】♯1気筒の点火実施というフラグをクリア
したか否かを判断し(ステップS18)、このフラグを
クリアしたと判断されたときは、♯1気筒の点火時刻か
否かが判断される(ステップS19)。ステップS19
で♯1気筒の点火時刻であると判断されたときは、♯1
気筒を点火し(ステップS20)、♯1気筒の点火実施
というフラグをセットする(ステップS21)。1気筒
の内燃機関の場合はここでリターンし、2気筒〜4気筒
の内燃機関の場合はステップS22へ進む。ステップS
18で♯1気筒の点火実施というフラグをクリアしてい
ないと判断されたとき、及びステップS19で♯1気筒
の点火時刻ではないと判断されたときは、1気筒の内燃
機関の場合はここでリターンし、2気筒〜4気筒の内燃
機関の場合はステップS22へ進む。
【0016】♯2気筒及び♯3気筒の点火については、
ステップS22〜25及びステップS26〜29におい
てステップS18〜21と同様の制御が行われ、2気筒
の内燃機関の場合はステップS26へ進まずにリターン
し、3気筒の内燃機関の場合はステップS30へ進まず
にリターンする。♯4気筒の点火についても、ステップ
S30〜33においてステップS18〜21と同様の制
御が行われるが、ステップS30で♯4気筒の点火実施
というフラグをクリアしていないと判断されたとき、及
びステップS31で♯4気筒の点火時刻ではないと判断
されたときは、リターンする。
【0017】図3及び図2A等の実線には、吸気弁側に
ピックアップセンサ28を配置した場合を示し、吸気弁16
を作動させるカム24Aの凸部がピックアップセンサ28の
検出部に最接近したときに、ピックアップ信号を発生さ
せている。これに対して、図3のピックアップセンサ28
を排気弁側に移動して、排気弁17を作動するカム25Aの
凸部の位置をピックアップセンサにより検出して用いる
ことができる。図2A等の点線はピックアップセンサを
排気弁側に配置した場合を示す。本発明の実施の形態第
1において、ピックアップセンサを排気弁側に配置した
場合、図1のステップS5は「ピックアップセンサ取付
気筒の排気行程の判定」となり、また数式1〜11は以
下の数式1A〜11Aとなる。その他のことはピックア
ップセンサを吸気弁側に配置した場合と同様である。
【0018】図4〜図6は、本発明の方法の実施の形態
第2(ロッカーアーム方式)を示す。図5A〜図5Dは
1気筒〜4気筒の内燃機関にそれぞれ適用した場合のタ
イミングチャートである。図6は実施の形態第2を適用
した内燃機関を示し、図6に示すものは、カムシャフト
の所定角度位置を検出する装置が図3に示すものと異な
るが、その他の構成は図3に示すものと同様である。図
6において、図3と同一の部材には図3と同一の符号を
付し、その説明は省略する。吸気弁16のバルブ・ステム
・エンドにはバルブ・スプリング・リテーナ30が連結さ
れ、バルブスプリング32によって吸気弁16は閉鎖位置に
向かって付勢されている。バルブ・スプリング・リテー
ナ30の表面にはロッカアーム34の先端が当接され、ロッ
カアーム34はプッシュロッド36により揺動されるように
配設されている。シリンダヘッドカバー27の頂壁にピッ
クアップセンサ28が配設され、ピックアップセンサ28の
検出部は吸気弁16を作動させるロッカアーム34の先端部
に対向して配置されている。
【0019】吸気弁16の最大開放位置(カムシャフトの
所定角度位置)のときにロッカアーム34の先端部がピッ
クアップセンサ28の検出部から最も離れ、ピックアップ
センサ28から信号が導線を通してECC10に出力される
ように構成されている。吸気弁16のバルブリフト変化は
図5A(a) 等(図5A(a) 、図5B(a) 、図5C(a)及
び図5D(a) 。以下同様。)に実線で示すとおりであ
り、ピックアップセンサ28からのピックアップセンサ出
力信号は図5A(b) 等に実線で示すとおりである。不図
示のカムシャフトはクランクシャフトの1/2の速度で
回転し、ロッカアーム34はカムシャフトの回転に連動す
るので、ピックアップセンサ28はクランクシャフトの2
回転すなわち720度毎にピックアップセンサ出力信号
を出力することとなる。なお、ピックアップセンサ28の
検出部をロッカアーム34の末端部の対向位置に配置する
ことができ、この場合には吸気弁16の最大開放位置のと
き、ロッカアーム34の末端部はピックアップセンサ28の
検出部に最接近する。
【0020】図5A(c) 等の実線はクランク角度720
度毎の信号を示し、ECC10によってピックアップセン
サ28の出力信号が整形され、制御の基準点(カウンタセ
ットの時点)となっている。図5A(d) の実線等はピッ
クアップセンサ出力信号の検出時点を示し、この時点は
クランクシャフトの720度回転毎の時点である。図5
A(e) 等はインジェクタ6の噴射タイミングを示し、図
5A(f) 〜図5D(f)は1気筒〜4気筒の各内燃機関に
それぞれ適用した場合の点火プラグ19の点火タイミング
を示す。図5A(g) は1気筒の内燃機関に適用した場合
の第1気筒(ピックアップセンサ取付気筒)の行程を示
す。同様に、図5B(g) 〜図5D(g) は2気筒〜4気筒
の各内燃機関にそれぞれ適用した場合の、各内燃機関の
有する♯各気筒の行程を示す。
【0021】図4は、実施の形態第2の気筒判別、回転
数(回転速度)、噴射タイミング及び点火タイミングを
算出するためのフローチャートであり、図6に示す内燃
機関の動作を説明するものである。図4の始動(クラン
キング)後制御のフローチャートの説明において、明ら
かに図1のフローチャートと同様である部分について
は、その説明を省略する。図1のプログラムがスタート
し、ステップS01でエンジン回転数が300rpm未
満ではないと判断されたときは、図4のBへ進む。まず
ピックアップセンサ28の出力信号が検出されたか否かが
判断され(ステップS1)、ピックアップセンサ28の出
力信号が検出されないときはステップS13へ進む。ス
テップS1でピックアップセンサ28の出力信号が検出さ
れたときは、スロットル・ポジション・センサ5及び水
温センサ22の出力信号を読み込む(ステップS2)。
【0022】次いで、ピックアップセンサ取付気筒の吸
気行程の判定を行い(ステップS3)、ピックアップセ
ンサ出力信号の検出時点からの経過時間Txを求めるた
めのカウンタのセットを行う(ステップS4)。次い
で、ピックアップセンサ出力信号からピックアップセン
サ出力信号の発生周期(時間的間隔)が算出され、ピッ
クアップセンサ出力信号の発生周期よりクランクシャフ
トが720度回転するに要する時間Tが得られる(ステ
ップS5)。時間Tと回転速度との関係を示すマップを
予め記憶させておき、このマップを用いて内燃機関の回
転数(回転速度)を算出する(ステップS6)。
【0023】720度クランク角時間T・経過時間Tx
と気筒・クランク角CAとの関係を示すマップを予め記
憶させておき、このマップを用いて720度クランク角
時間Tと経過時間Txから気筒及びクランク角CAを算
出(検出)する(ステップS7)。次いで、ステップS
8で噴射時刻を算出する。すなわち、予め♯1気筒の吸
気始めの上死点前のクランク角F°で噴射させることと
しておき、次の数式1Xを用いて噴射時刻を算出する。
【0024】ステップS9で各気筒の点火時刻を算出す
る。すなわち、予め各気筒の爆発TDCの前A°で噴射
させることとしておき、次の数式2X〜11Xを用いて
点火時刻を算出する。
【0025】ステップS10でエンジン回転変動(今回
のエンジン回転数−前回のエンジン回転数)の絶対値が
設定回転数αrpm未満であるか否かを判断する。ステ
ップS10でエンジン回転変動の絶対値が設定回転数α
未満である(エンジン回転変動<±αrpm)と判断さ
れたときは、ステップS12へ進む。ステップS10で
エンジン回転変動の絶対値が設定回転数α未満ではない
(エンジン回転変動≧±αrpm)と判断されたとき
は、図1のステップS10について説明したように、噴
射時刻及び点火時刻に前記の数式12により求められた
補正量を減算又は加算して(ステップS11)、ステッ
プS12へ進む。
【0026】ステップS12で噴射未実施というフラグ
をクリアし、各点火未実施というフラグをクリアする。
次いで、噴射未実施というフラグをクリアしたか否かを
判断し(ステップS13)、このフラグをクリアしたと
きはステップS14に進み、ステップS13でこのフラ
グをクリアしていないときはステップS17に進む。ス
テップS14で噴射時刻か否かを判断し、噴射時刻であ
ると判断されたときは燃料を噴射し(ステップS1
5)、噴射未実施というフラグをセットする(ステップ
S16)。ステップS14で噴射時刻でないと判断され
たときはステップS17へ進む。
【0027】♯1気筒の点火未実施というフラグをクリ
アしたか否かを判断し(ステップS17)、このフラグ
をクリアしたと判断されたときは、♯1気筒の点火時刻
か否かが判断される(ステップS18)。ステップS1
8で♯1気筒の点火時刻であると判断されたときは、♯
1気筒を点火し(ステップS19)、♯1気筒の点火未
実施というフラグをセットする(ステップS20)。1
気筒の内燃機関の場合はここでリターンし、2〜4気筒
の内燃機関の場合は、ステップS21へ進む。ステップ
S17で♯1気筒の点火未実施というフラグをクリアし
ていないと判断されたとき、及びステップS18で♯1
気筒の点火時刻ではないと判断されたとき、1気筒の内
燃機関の場合はここでリターンし、2〜4気筒の内燃機
関の場合は、ステップS21へ進む。
【0028】♯2気筒及び♯3気筒の点火については、
ステップS21〜24及びステップS25〜28におい
てステップS17〜20と同様の制御が行われ、2気筒
の内燃機関の場合はステップS25へ進まずにリターン
し、3気筒の内燃機関の場合はステップS29へ進まず
にリターンする。♯4気筒の点火についても、ステップ
S29〜32においてステップS17〜20と同様の制
御が行われるが、ステップS29で♯4気筒の点火未実
施というフラグがクリアしていないと判断されたとき、
及びステップS30で♯4気筒の点火時刻ではないと判
断されたときは、リターンする。
【0029】図6及び図5A等には、吸気弁側にピック
アップセンサを配置した場合を示し、ピックアップセン
サ28の検出部は吸気弁16を作動させるロッカアーム34の
先端部に対向して配置され、ロッカアーム34の先端部が
ピックアップセンサ28の検出部から最も離れたとき(吸
気弁16の最大開放位置) にピックアップ信号を発生させ
ている。これに対して、図6のピックアップセンサ28を
排気弁側に移動して、排気弁を作動させるロッカアーム
の先端部にピックアップセンサの検出部を対向して配置
し、ロッカアームの先端部がピックアップセンサの検出
部から最も離れたとき(排気弁の最大開放位置)を検出
することができる。図5A等の点線はピックアップセン
サを排気弁側に配置した場合を示す。本発明の実施の形
態第2において、ピックアップセンサを排気弁側に配置
した場合、図4のステップS3は「ピックアップ取付気
筒の排気行程の判定」となり、また数式1X〜11Xは
以下の数式1B〜11Bとなる。その他のことは、ピッ
クアップセンサを吸気弁側に配置した場合と同様であ
る。
【0030】
【発明の効果】請求項1、2に記載された制御方法によ
れば、1個の気筒のカムシャフトの角度位置がピックア
ップセンサで検出され、ピックアップセンサ出力信号を
基にして、クランクシャフトが720度回転するに要す
る時間T及び信号発生時点からの経過時間Txが分か
る。そして、時間T・経過時間Txと気筒及びクランク
角CAとの関係を示すマップを予め記憶させておき、気
筒及びクランク角CAを検出することができる。エンジ
ンを比較的一定の回転で駆動させる場合には、請求項
1、2の方法により、実用上満足すべき気筒及びクラン
ク角CAが検出される。請求項3〜5に記載された制御
方法によれば、吸気弁又は排気弁の最大開放位置を基準
にして演算が行われ、演算方法が分かりやすく実施が容
易である。請求項6,7に記載された制御方法によれ
ば、1個の気筒のカムシャフトの所定角度位置を検出す
るピックアップセンサを配置し、ピックアップセンサ出
力信号の発生周期よりクランクシャフトが720度回転
するに要する時間Tを算出し、予め第1気筒の吸気始め
の上死点前のクランク角F°で燃料を噴射させることと
し、内燃機関の回転数が所定回転数未満のときは数式
1,1Aにより、内燃機関の回転数が所定回転数以上の
ときは数式1X,1Bにより、それぞれ燃料噴射時刻を
算出することができる。請求項8,9に記載された制御
方法によれば、1個の気筒にカムシャフトの所定角度位
置を検出するピックアップセンサを配置し、ピックアッ
プセンサ出力信号の発生周期よりクランクシャフトが7
20度回転するに要する時間Tを算出し、予め各気筒の
爆発TDCの前A°で燃料を噴射させることとし、内燃
機関の回転数が所定回転数未満のときは数式2〜11,
2A〜11Aにより、内燃機関の回転数が所定回転数以
上のときは数式2X〜11X,2B〜11Bにより、そ
れぞれ点火時刻を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態第1の内燃機関のECCの
動作を説明するためのフローチャートである。
【図2A】本発明の実施の形態第1を1気筒の内燃機関
に適用した場合のタイミングチャートである。
【図2B】本発明の実施の形態第1を2気筒の内燃機関
に適用した場合のタイミングチャートである。
【図2C】本発明の実施の形態第1を3気筒の内燃機関
に適用した場合のタイミングチャートである。
【図2D】本発明の実施の形態第1を4気筒の内燃機関
に適用した場合のタイミングチャートである。
【図3】本発明の実施の形態第1のピックアップセンサ
を配置した内燃機関を示す。
【図4】本発明の実施の形態第2の内燃機関のECCの
動作を説明するためのフローチャートである。
【図5A】本発明の実施の形態第2を1気筒の内燃機関
に適用した場合のタイミングチャートである。
【図5B】本発明の実施の形態第2を2気筒の内燃機関
に適用した場合のタイミングチャートである。
【図5C】本発明の実施の形態第2を3気筒の内燃機関
に適用した場合のタイミングチャートである。
【図5D】本発明の実施の形態第2を4気筒の内燃機関
に適用した場合のタイミングチャートである。
【図6】本発明の実施の形態第2のピックアップセンサ
を配置した内燃機関を示す。
【符号の説明】
16 吸気弁 17 排気弁 24 カムシャフト 28 ピックアップセンサ 34 ロッカアーム
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 41/04 335 F02D 41/04 335A F02P 7/067 301 F02P 7/067 301A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個の気筒にカムシャフトの所定角度位
    置を検出するピックアップセンサが配置され、ピックア
    ップセンサ出力信号の発生周期よりクランクシャフトが
    720度回転するに要する時間Tが算出され、予め記憶
    された、前記時間Tと前記信号発生時点からの経過時間
    Txと気筒及びクランク角CAとの関係を示すマップを
    用いて、前記時間T及び前記経過時間Txから気筒及び
    クランク角CAを検出する内燃機関の制御方法。
  2. 【請求項2】 1個の気筒にカムシャフトの所定角度位
    置を検出するピックアップセンサが配置され、ピックア
    ップセンサ出力信号の発生周期よりクランクシャフトが
    720度回転するに要する時間Tが算出され、予め記憶
    された、前記時間Tと前記信号発生時点からの経過時間
    Txと気筒との関係を示すマップを用いて、前記時間T
    及び前記経過時間Txから気筒を検出する内燃機関の制
    御方法。
  3. 【請求項3】 ピックアップセンサが1個の気筒の吸気
    弁又は排気弁の最大開放位置を検出するように配置され
    た請求項1又は2記載の気筒及びクランク角CAを検出
    する内燃機関の制御方法。
  4. 【請求項4】 ピックアップセンサが1個の気筒のカム
    シャフトのカムの凸部の位置を検出可能な位置に配置さ
    れた請求項1ないし3のいずれか1つに記載の気筒及び
    クランク角CAを検出する内燃機関の制御方法。
  5. 【請求項5】 ピックアップセンサが1個の気筒のロッ
    カアームの先端部又は末端部の対向位置に配置された請
    求項1ないし3のいずれか1つに記載の気筒及びクラン
    ク角CAを検出する内燃機関の制御方法。
  6. 【請求項6】 1個の気筒に吸気弁側のカムシャフトの
    所定角度位置を検出するピックアップセンサを配置し、
    ピックアップセンサ出力信号の発生周期よりクランクシ
    ャフトが720度回転するに要する時間Tを算出し、予
    め第1気筒の吸気始めの上死点前のクランク角F°で燃
    料を噴射させ、燃料噴射時刻を算出する内燃機関の制御
    方法。 噴射時刻=T時間×1/2−(F°/720 °CA)×T時間 ────数式1
  7. 【請求項7】 1個の気筒に排気弁側のカムシャフトの
    所定角度位置を検出するピックアップセンサを配置し、
    ピックアップセンサ出力信号の発生周期よりクランクシ
    ャフトが720度回転するに要する時間Tを算出し、予
    め第1気筒の吸気始めの上死点前のクランク角F°で燃
    料を噴射させ、燃料噴射時刻を算出する内燃機関の制御
    方法。 噴射時刻=T時間×1/4−(F°/720 °CA)×T時間────数式1B
  8. 【請求項8】 1個の気筒に吸気弁側のカムシャフトの
    所定角度位置を検出するピックアップセンサを配置し、
    ピックアップセンサ出力信号の発生周期よりクランクシ
    ャフトが720度回転するに要する時間Tを算出し、予
    め各気筒の爆発TDCの前A°で燃料を噴射させること
    とし、内燃機関の回転数が所定回転数未満のときは次の
    数式2〜11により、内燃機関の回転数が所定回転数以
    上のときは次の数式2X〜11Xにより、それぞれ点火
    時刻を算出する内燃機関の制御方法。 (1気筒時) ♯1点火時刻=T時間−(A°/720 °CA)×T時間 ──────数式2 (2気筒時) ♯1点火時刻=T時間×2/2−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式3 ♯2点火時刻=T時間×1/2−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式4 (3気筒時) ♯1点火時刻=T時間×6/6−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式5 ♯2点火時刻=T時間×2/6−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式6 ♯3点火時刻=T時間×4/6−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式7 (4気筒時) ♯1点火時刻=T時間×4/4−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式8 ♯2点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式9 ♯3点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式10 ♯4点火時刻=T時間×2/4−(A°/720 °CA)×T時間 ──数式11 (1気筒時) ♯1点火時刻=T時間×1/2−(A°/720 °CA)×T時間──数式2X (2気筒時) ♯1点火時刻=T時間×1/2−(A°/720 °CA)×T時間──数式3X ♯2点火時刻=T時間×2/2−(A°/720 °CA)×T時間──数式4X (3気筒時) ♯1点火時刻=T時間×3/6−(A°/720 °CA)×T時間──数式5X ♯2点火時刻=T時間×5/6−(A°/720 °CA)×T時間──数式6X ♯3点火時刻=T時間×7/6−(A°/720 °CA)×T時間──数式7X (4気筒時) ♯1点火時刻=T時間×2/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式8X ♯2点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式9X ♯3点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式10X ♯4点火時刻=T時間×4/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式11X
  9. 【請求項9】 1個の気筒に排気弁側のカムシャフトの
    所定角度位置を検出するピックアップセンサを配置し、
    ピックアップセンサ出力信号の発生周期よりクランクシ
    ャフトが720度回転するに要する時間Tを算出し、予
    め各気筒の爆発TDCの前A°で燃料を噴射させること
    とし、内燃機関の回転数が所定回転数未満のときは次の
    数式2A〜11Aにより、内燃機関の回転数が所定回転
    数以上のときは次の数式2B〜11Bにより、それぞれ
    点火時刻を算出する内燃機関の制御方法。 (1気筒時) ♯1点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式2A (2気筒時) ♯1点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式3A ♯2点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式4A (3気筒時) ♯1点火時刻=T時間×3/12−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式5A ♯2点火時刻=T時間×7/12−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式6A ♯3点火時刻=T時間×11/12−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式7A (4気筒時) ♯1点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式8A ♯2点火時刻=T時間×4/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式9A ♯3点火時刻=T時間×2/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式10A ♯4点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間 ─数式11A (1気筒時) ♯1点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式2B (2気筒時) ♯1点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式3B ♯2点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式4B (3気筒時) ♯1点火時刻=T時間×9/12−(A°/720 °CA)×T時間──数式5B ♯2点火時刻=T時間×12/12−(A°/720 °CA)×T時間──数式6B ♯3点火時刻=T時間×5/12−(A°/720 °CA)×T時間──数式7B (4気筒時) ♯1点火時刻=T時間×3/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式8B ♯2点火時刻=T時間×2/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式9B ♯3点火時刻=T時間×4/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式10B ♯4点火時刻=T時間×1/4−(A°/720 °CA)×T時間──数式11B
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