JPH11180848A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH11180848A
JPH11180848A JP36529897A JP36529897A JPH11180848A JP H11180848 A JPH11180848 A JP H11180848A JP 36529897 A JP36529897 A JP 36529897A JP 36529897 A JP36529897 A JP 36529897A JP H11180848 A JPH11180848 A JP H11180848A
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JP
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cosmetic
stevensite
synthetic
composition
synthetic stevensite
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JP36529897A
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Sadanori Saka
貞徳 坂
Hiroshi Asano
浩志 浅野
Hiroaki Konishi
宏明 小西
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Nonogawa Shoji Ltd
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Nonogawa Shoji Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中に分散させたとき透明性に優れた増粘液
を形成し、皮膚への安全性の高い化粧料を提供すること
を目的となされたものである。 【構成】 合成スチブンサイトがマグネシウム、ナトリ
ウム及びケイ素の3種の金属成分からなるスチブンサイ
ト型フィロケイ酸マグネシウムナトリウムを0.05〜
10wt%配合することを特徴とする化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は新規な化粧料、さらに
詳しくはマグネシウム、ナトリウム及びケイ素の3種の
金属成分から形成されかつ純度に優れた合成スチブンサ
イトを配合することで皮膚に対して安全性が高く、良好
な液性・外観色及び使用感を有する化粧料に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、水膨潤性の粘土鉱物を配合した化
粧料としては特開昭49−128821号、特開昭55
−489号、特開昭55−91425号及び特開昭58
−46933号など公報に記載されている通り、天然由
来の粘土鉱物や合成の粘土鉱物を配合した化粧料が知ら
れている。
【0003】天然由来の水膨潤性粘土鉱物としては、モ
ンモリロナイト、サポナイトあるいはヘクトライトがあ
り、合成の水膨潤性粘土鉱物では、サポナイトあるいは
ヘクトライトがある。
【0004】これらの粘土鉱物は、1価金属成分として
リチウム及びアニオン成分としてフッ素イオンを含有し
ており、これらの成分による皮膚への安全性の問題があ
り使用には十分に注意する必要がある。さらに、天然由
来の粘土鉱物は外観色が白色ではなく、水に分散した際
に着色しているため化粧料としての外観を損なうために
使用量も制限される。
【0005】一方、粘土鉱物を化粧料に配合した場合、
例えば(1)べとつきがなく、滑らかでさわやかな感
触、(2)皮膚表面でのびがよく、フィルムを形成して
接着する、(3)含水性を高める、(4)エマルション
やサスペンジョンの安定化、(5)ローションやシャン
プーのクレンジング性能の向上、(6)油分を含んだロ
ーションのべとつきの解消、(7)水や石ケンによる洗
い落とし性の向上、(8)ポリマーを含んだペーストの
曵糸性の減少、(9)粉体の加圧成形性の向上、などの
性質が付与されていることが知られている[「粘土ハン
ドブック、第2版」日本粘土学会編、技報堂出版(19
87年)]。すなわち、粘土鉱物を配合することによ
り、化粧料の液性が変化するとともに、その使用後の質
感、仕上がり感を向上することができる。
【0006】一般的な粘土鉱物の増粘作用としては、次
のような機構が考えられている。すなわち、増粘剤とし
て使われる粘土鉱物は水を含むと層間に存在するカチオ
ンの強い水和力によって、水中に著しく膨潤して安定な
ゲルを形成する。このゲル形成は十分に膨潤した薄片状
粘土鉱物のアニオン性粒子表面と、カチオン性エッジ部
分との静電的相互作用によるカードハウス型のネットワ
ーク構造によるもであり、このネットワーク構造を形成
させることによって粘土鉱物分散系を増粘させる。
【0007】また、このアニオン性粒子面がマイナスの
電荷を持っているためにカチオン吸着する性質があるた
めに第4級アンモニウムイオンを吸着させることで層表
面を疎水化させることで、有機溶剤を膨潤させることが
でき、有機溶媒系の増粘剤としても利用もできる。
【0008】しかしながら、化粧料の場合には、多くの
電解質や有機物が存在することにより、凝集が起こりや
すくなったり、分散安定性が低下するとともに増粘効果
が低下する傾向がある。さらに、天然由来の粘土鉱物の
場合には、増粘効果や分散安定性が産出地あるいは同一
産出地にあっても採取場所の違いによる粘土鉱物中の組
成や不純物によって変動したりするので、化粧料への使
用が限定される。
【0009】したがって、1価金属成分としてリチウム
及びアニオン成分としてフッ素イオンを含有せず、水へ
の分散透明性が高く、かつ電解質共存下においても良好
な増粘液性を示す化粧料を得ることは困難であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の粘土鉱物がもつ欠点を克服し、金属成分が実質上
マグネシウム、ナトリウム及びケイ素のみからなるスチ
ブンサイト型フィロケイ酸マグネシウムナトリウムから
成る合成スチブンサイトを配合し、水中に分散させたと
き透明性に優れた増粘液を形成し、皮膚への安全性の高
い化粧料を提供することを目的となされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこのような
事情に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成し
た。すなわち、本発明は金属成分が実質上マグネシウ
ム、ナトリウム及びケイ素のみからなるスチブンサイト
型フィロケイ酸マグネシウムナトリウムから成る合成ス
チブンサイトを0.05〜10wt%、水中に分散させ
たとき透明性に優れた増粘液を形成し、pHが4.5〜
11.0の範囲である化粧料を提供するものである。
【0012】この合成スチブンサイトが0.05%未満
の配合では化粧料の増粘液を形成しない。さらに、化粧
料の使用時における合成スチブンサイトのさっぱり感が
でない。また、10wt%を越えると粘性が高くなり過
ぎ、透明分散性が悪くなり且つ経時安定性が悪くなる。
特に、化粧料の使用時にはさっぱり感とは逆にざらつき
感を感じたりする。増粘効果、分散安定性及び使用時の
ざらつき感を防止する面から、好ましい配合量は0.0
5〜10wt%の範囲である。
【0013】pHが4.5未満の場合、水に分散させた
際に合成スチブンサイトの凝集物の沈殿が生じ、もしく
は透明性がなくなり白濁し分散安定性が低下する。ま
た、pHが11を越えると化粧料としての皮膚への安全
性が損なわれる。分散安定性及び皮膚への安全性を高く
する面から、好ましいpHは4.5〜11.0の範囲で
ある。
【0014】本発明に用いられる好適な合成スチブンサ
イトは(1)式 式中、xとyはx+y<3という条件下で、xは2以上
の数であり、yは0ないし0.1の数であり、zは0よ
り大で1.0までの数である、で表される化学組成を有
する。本発明に用いられる合成スチブンサイトは、スメ
クタイトに属するケイ酸マグネシウム水和物という観点
からは合成ヘクトライトや合成サポナイトと軌を一にし
ている。しかしながら、本発明に用いられる合成スチブ
ンサイトでは層内のアルカリ金属部分がナトリウムであ
るのに対して、ヘクトライトでは層内のアルカリ金属部
分がリチウムであること、及び層内のマグネシウムとリ
チウムとの合計原子数(x+y)が3であるのに対し
て、本発明に用いられる合成スチブンサイトでは層内の
マグネシウムとナトリウムとの合計原子数(x+y)が
3よりも小さいことにおいて相違することが認められ
る。また、合成サポナイトにおいても層内にアルミニウ
ムがあること、及び層内のマグネシウムとアルミニウム
との合計原子数(x+y)が3であることからも本発明
に用いられる合成スチブンサイトとは異なることが認め
られる。
【0015】本発明に用いられる合成スチブンサイトは
不純金属成分を含まない形で得られ、一般にハンター白
色度が80%以上、90%以上の白色粉末である。合成
スチブンサイトの陽イオン交換容量は、一般に0.20
乃至1.58ミリイクイバレント(meq)/g、特に
0.2乃至1.0meq/gの範囲にある。このイオン
交換容量により、本発明の合成スチブンサイトは、種々
のカチオン類に対するイオン交換が行われるため、第4
級アンモニウムイオン等による疎水化処理を行うことか
でき、有機溶剤を膨潤させ有機溶剤の増粘剤としても利
用でき、有機溶剤系の化粧料にも用いることができる。
また、この合成スチブンサイトは、微細な層状化合物の
特性として比較的大きな比表面積を有しており、BET
比表面積は一般に200乃至500m2/g、特に35
0乃至450m2/gの範囲内にある。この特性を利用
して、本発明に用いられる合成スチブンサイトを紫外線
吸収剤、色素類や香料など難溶性物質をインターカレー
ションさせて化粧料に配合することもできる。さらに、
この合成スチブンサイトは、水及びエタノール、1,3
−ブチレングリコール、グリセリンなどの各種アルコー
ルも膨潤させ、透明な増粘液を与え、透明化粧料として
用いることもできる。
【0016】本発明の化粧料としては、皮膚用、毛髪用
のいずれにも用いることができる。皮膚用化粧料として
は、化粧水、乳液、クリーム、洗顔料、クレンジングク
リーム、マッサージクリーム、パック料などとして用い
ることができ、毛髪用化粧料としてはシャンプー、リン
ス、ヘアートリートメント剤、ヘアースタイリング剤な
どに用いることができる。
【0017】本発明化粧料は、使用目的に応じて、各種
成分、例えば、炭化水素類、油脂、ロウ類、各種エステ
ル油、動物油、植物油、シリコーン油、脂肪酸、高級ア
ルコールなどの油剤、エタノール、多価アルコールなど
のアルコール類、非イオン性界面活性剤、両性界面活性
剤、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤など
の両親媒性物質、酸化チタン、マイカ、酸化鉄などの顔
料、カルボキビニルポリマー、キサンタンガム、ヒアル
ロン酸などの高分子類、色素、ビタミン類、紫外線吸収
剤、ホルモン剤、香料、抗酸化剤、防腐剤、キレート剤
などを適宜配合することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明の化粧料は、金属成分が実質上マ
グネシウム、ナトリウム及びケイ素のみからなるスチブ
ンサイト型フィロケイ酸マグネシウムナトリウムから成
る合成スチブンサイトを含有する化粧料であり、水中に
分散させたとき透明性に優れた増粘液を形成し、化粧料
としての外観色を損なわず、皮膚への安全性が高いとと
もに、使用感についてもなめらかでべたつきがなくしっ
とり感をもつことを特徴するものである。
【0019】次に実施例により本発明をさらに詳しく説
明する。本発明はこれに限定されるものではない。実施
例中の物性の測定と評価は以下の方法で行った。例中、
%とあるのはすべて重量%である。
【0020】(1)組成分析 110℃で乾燥した試料についてSiO2は重量法、M
gOはキレート滴定法、Na2OとLi2Oは炎光光度
法で濃度測定した。また、層内のNa2O、Li2Oに
ついては水で充分膨潤させた試料の交換性及び付着陽イ
オンを1N酢酸アンモニウム水溶液で留去し、水洗、1
10℃乾燥したものについて濃度測定した。
【0021】(2)水への分散性(透明性) 2%の粘土鉱物をあらかじめ70℃に加温しておいた精
製水に添加し30分間分散後、室温まで冷却させたもの
について、調製1週間後に目視で判断し、濁り、離水、
沈殿物など生じた場合のものを×、外観上、変化がなか
ったものについて〇とした。
【0022】(3)粘度測定 B型粘度計を用いて測定した。
【0023】(4)pH測定 pHメーター(ガラス電極)を用いて測定した。
【0024】(5)使用性の評価 使用性とは、皮膚用化粧料としてののび、肌へのなじ
み、塗布した後のしっとり感の項目について、専門のパ
ネラー5名によって以下の基準で評価した。 〇:良好、△:ふつう、×:不良 頭髪用化粧料としてののび、髪への指通り、洗浄後のし
っとり感の項目について、専門のパネラー5名によって
以下の基準で評価した。 〇:良好、△:ふつう、×:不良
【0025】(5)経時安定性 経時安定性は、5℃、室温、40℃の3ヶ所で1ヶ月間
の保存した状態のものについて、目視で判断し、濁り、
離水、沈殿物など生じた場合のものを×、外観上、変化
がなかったものについて〇とした。
【0026】
【実施例1】組成分析を行い、式(1)におけるx、
y、zの値は下記の値であった。 x=2.698 y=0.014 z=0.777
【0027】この合成スチブンサイトを表1に示した配
合組成の化粧料とした。得られた化粧料の組成、透明
性、粘性、使用性、経時安定性を表1に示す。
【0028】(製法)精製水70%に所定量2%に合成
スチブンサイトをあらかじめ70℃に加温しておいた精
製水に添加し30分間分散後、室温まで冷却させて分散
液を調製する。その後に、合成スチブンサイト分散液を
攪拌しながらそれ以外の成分を添加して化粧料を調製す
る。
【0029】
【実施例2】組成分析を行い、式(1)におけるx、
y、zの値は下記の値であった。 x=2.670 y=0.010 z=0.650
【0030】この合成スチブンサイトを表1に示した配
合組成の化粧料とした。得られた化粧料の組成、透明
性、粘性、使用性、経時安定性を表1に示す。製法は実
施例1と同じ手順で行った。
【0031】
【実施例3】組成分析を行い、式(1)におけるx、
y、zの値は下記の値であった。 x=2.809 y=0.047 z=0.430
【0032】この合成スチブンサイトを表1に示した配
合組成の化粧料とした。得られた化粧料の組成、透明
性、粘性、使用性、経時安定性を表1に示す。製法は実
施例1と同じ手順で行った。
【0033】
【比較例1】クニミネ化工業社製合成サポナイト(商品
名:スメクトンSA)を用いた。組成は下記の値であ
る。 Al=0.444 Mg=2.558 Ca=0.001 Na=0.668(この場合は、y=0.04、z=
0.664)
【0034】この合成サポナイトを表1に示した配合組
成の化粧料とした。得られた化粧料の組成、透明性、粘
性、使用性、経時安定性を表1に示す。製法は実施例1
と同じ手順で行った。
【0035】
【比較例2】Laporte Industries社
製合成ヘクトライト(商品名:ラポナイトXLG)を用
いた。組成は下記の値である。 Mg=2.935 Li=0.064(この場合はyにあたる。) Na=0.455(この場合はzにあたる。)
【0036】この合成ヘクトライトを表1に示した配合
組成の化粧料とした。得られた化粧料の組成、透明性、
粘性、使用性、経時安定性を表1に示す。製法は実施例
1と同じ手順で行った。
【0037】
【比較例3】クニミネ化工業社製天然産モンモリロナイ
ト(商品名:クニピア−F)を用いた。組成は下記の値
である。 Al=2.529 Mg=0.524 Ca=0.030 Na=0.565(この場合は、y=0.01、z=
0.564)
【0038】この天然産モンモリロナイトを表1に示し
た配合組成の化粧料とした。得られた化粧料の組成、透
明性、粘性、使用性、経時安定性を表1に示す。製法は
実施例1と同じ手順で行った。
【表1】
【0039】次に、各種化粧料の実施例について説明す
る。なお、成分の配合割合は重量%である。
【0040】
【実施例4、5】実施例1の粘土鉱物を用いて、各種ス
キンクリームを調製した。スキンクリームの組成、使用
性及び経時安定性を表2に示す。
【0041】(製法)精製水50%に所定量の合成スチ
ブンサイトをあらかじめ70℃に加温しておいた精製水
に添加し30分間分散後、9〜10の成分及び残りの精
製水を添加する。別に、4〜8の成分を80℃まで加温
し、合成スチブンサイトの分散液を添加し、攪拌しなが
ら冷却して50℃で香料を加え、さらに攪拌しながら3
0℃まで冷却し調製した。
【0042】
【比較例4】比較例1の粘土鉱物を用いて、スキンクリ
ームを調製した。スキンクリームの組成、使用性及び経
時安定性を表2に示す。製法は実施例4と同じ手順で行
った。
【0043】
【比較例5】比較例3の粘土鉱物を用いて、スキンクリ
ームを調製した。スキンクリームの組成、使用性及び経
時安定性を表2に示す。製法は実施例4と同じ手順で行
った。
【表2】
【0044】
【実施例6、7、8】実施例2の粘土鉱物を用いて、各
種乳液を調製した。乳液の組成、使用性及び経時安定性
を表3に示す。
【0045】(製法)精製水50%に所定量の合成スチ
ブンサイトをあらかじめ70℃に加温しておいた精製水
に添加し30分間分散後、9〜10の成分及び残りの精
製水を添加する。別に、3〜8の成分を80℃まで加温
した合成スチブンサイトの分散液を添加し、攪拌しなが
ら冷却して50℃で香料を加え、さらに攪拌しながら3
0℃まで冷却し調製した。
【0046】
【比較例6】比較例2の粘土鉱物を用いて、乳液を調製
した。乳液の組成、使用性及び経時安定性を表3に示
す。製法は実施例6と同じ手順で行った。
【表3】
【0047】
【実施例9、10、11】実施例3の粘土鉱物を用い
て、乳液状ファンデーションを調製した。乳液状ファン
デーションの組成、使用性及び経時安定性を表4に示
す。
【0048】(製法)所定量の合成スチブンサイトと1
2〜14の成分を混合し粉砕する。精製水50%に混合
した合成スチブンサイトと12〜14の成分を加え分散
させた後、70℃に加温し、8〜11の成分及び残りの
精製水を添加する(水相)。別に、3〜8の成分を80
℃まで加温する(油相)。水相に油相を攪拌しながら添
加し、攪拌しながら冷却して50℃で香料を加え、さら
に攪拌しながら30℃まで冷却し調製した。
【0049】
【比較例7、8】比較例1の各種粘土鉱物を用いて、乳
液状ファンデーションを調製した。乳液状ファンデーシ
ョンの組成、使用性及び経時安定性を表4に示す。製法
は実施例9と同じ手順で行った。
【表4】
【0050】
【実施例13、14】実施例1の粘土鉱物を用いて、各
種ヘアリンスを調製した。ヘアリンスの組成、使用性及
び経時安定性を表5に示す。
【0051】(製法)精製水50%に所定量の合成スチ
ブンサイトをあらかじめ70℃に加温しておいた精製水
に添加し30分間分散後、9〜10の成分及び残りの精
製水を添加する。別に、3〜8の成分を80℃まで加温
した合成スチブンサイトの分散液を添加し、攪拌しなが
ら冷却して50℃で香料を加え、さらに攪拌しながら3
0℃まで冷却し調製した。
【0052】
【比較例8】比較例1の粘土鉱物を用いて、ヘアリンス
を調製した。ヘアリンスの組成、使用性及び経時安定性
を表3に示す。製法は実施例6と同じ手順で行った。
【0053】
【比較例9】比較例1の粘土鉱物を用いて、ヘアリンス
を調製した。ヘアリンスの組成、使用性及び経時安定性
を表5に示す。製法は実施例13と同じ手順で行った。
【表5】 以下余白

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチブンサイト型フィロケイ酸マグネシ
    ウムナトリウムから成る合成スチブンサイトを0.05
    〜10wt%配合することを特徴とする化粧料。
  2. 【請求項2】 pHが、4.5〜11.0の範囲である
    特許請求項第1項記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 合成スチブンサイトがマグネシウム、ナ
    トリウム及びケイ素の3種の金属成分からなる特許請求
    の範囲第1項記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 リチウムイオンないしフッ素イオンを実
    質上含まない合成スチブンサイトを配合したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 実質上(1)式(化1) 【化1】 式中、xとyはx+y<3という条件下で、xは2以上
    の数であり、yは0ないし0.1の数であり、zは0よ
    り大で1.0までの数である、で表される化学組成を有
    する合成スチブンサイトを配合することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の化粧料。
JP36529897A 1997-12-20 1997-12-20 化粧料 Pending JPH11180848A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254432A (ja) * 2006-03-25 2007-10-04 Kose Corp ゲル状洗浄料及びその製造方法
JP2011213698A (ja) * 2010-04-02 2011-10-27 Nippon Menaade Keshohin Kk 液状組成物

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