JPH11180693A - 重量物のリフティング方法及びその装置 - Google Patents

重量物のリフティング方法及びその装置

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JPH11180693A
JPH11180693A JP36541097A JP36541097A JPH11180693A JP H11180693 A JPH11180693 A JP H11180693A JP 36541097 A JP36541097 A JP 36541097A JP 36541097 A JP36541097 A JP 36541097A JP H11180693 A JPH11180693 A JP H11180693A
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JP
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lifting
heavy object
automatic
hydraulic
program
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JP36541097A
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English (en)
Inventor
Kenji Kio
賢治 木尾
Yutaka Kikuchi
豊 菊池
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】確実且つ迅速に重量物を昇降させる重量物の自
動昇降装置を提供すること。 【解決手段】タービン上半車室16の揚程作業は、油圧
ジャッキ12a〜12dをタービン上半車室16の4隅
に設置した後、各ロッド13a〜13dに等しい荷重を
かけるジャッキセット操作と、各ロッド13a〜13d
を等しい速度でストロークさせる自動上昇操作と、ライ
ナーの設置作業と、各ロッド13a〜13dを等しい速
度で下降させる載置操作を繰り返すことにより行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は重量物のリフティン
グ方法及びその装置に係り、特にタービン上半車室をタ
ービン下半車室からリフティングして分解するためのリ
フティング方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばタービンの分解作業において、タ
ービン上半車室をタービン下半車室からリフティングし
て分解する必要がある。この場合、タービン上半車室に
はノックピンがあり天井クレーンだけでタービン下半車
室18から分解することはできない。また、タービン車
室内側に形成された内車と内部構造物である回転羽根と
のクリアランスは1mm程度しかないため、タービン上
半車室がリフティング中に傾くと内車と回転羽根が擦れ
るので容易にリフティングしないと共に、内車や回転羽
根が損傷する原因になる。従って、タービン上半車室の
リフティングは水平度を保ちながら注意深くリフティン
グしなければならない。
【0003】そこで、従来は、図8に示すように、4つ
の油圧ジャッキ50をタービン上半車室16の4隅に設
置し、各油圧ジャッキ50にそれぞれ配置された各作業
者が合図をかけ合いながら手動ポンプ52を同時に操作
することにより、タービン上半車室16をリフティング
させていた。この場合、タービン上半車室16のリフテ
ィング作業では、油圧ジャッキ50のロッドをタービン
上半車室16に目視にて当接したことを確認することに
より、油圧ジャッキ50をタービン上半車室16にセッ
トしていた。更に、油圧ジャッキ50をタービン上半車
室16にセットした後、タービン上半車室16をリフテ
ィングする各油圧ジャッキのリフティング量をコンベッ
クスで目視しながら行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タービ
ン上半車室16に油圧ジャッキ50をセットする際、タ
ービン上半車室16と油圧ジャッキ50のロッドとの当
接の確認は目視にて行われているために、各ロッドのタ
ービン上半車室16に対する当接状態が不均等であり、
タービン上半車室16をリフティングした時に傾き易い
という欠点があった。このため、タービン上半車室16
がリフティング中に傾いて転倒するのを防止のために天
井クレーンを上方からタービン上半車室16に吊設支持
することが必要であったが、これは、天井クレーンを用
いる他の工程を遅らせる原因となっていた。
【0005】また、タービン上半車室16に配置された
各油圧ジャッキ50の距離は約6mもあるので、各作業
者が互いに合図をかけ合いながら各々の油圧ジャッキ5
0を操作した場合、タービン上半車室16の水平度を保
ちながらリフティングすることは大変な労力と時間を要
した。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、各油圧ジャッキを確実に重量物にセットでき、更
に、天井クレーンを使用しなくても正確且つ迅速に重量
物をリフティングすることのできる重量物のリフティン
グ方法及びその装置を提供することを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、重量物と該重量物が載置された基台部材と
の間に配置した複数の油圧ジャッキで前記重量物をリフ
ティングする重量物のリフティング方法において、前記
重量物をリフティングする際に、前記油圧ジャッキのロ
ッドが伸動作して前記重量物に当接した時に、前記重量
物がリフティングしない程度の荷重が前記各油圧ジャッ
キに均等に負荷した状態で前記各ロッドの伸長が自動的
に停止するタッチ自動操作を行なうことを特徴とする。
【0007】本発明によれば、前記タッチ自動操作を行
うことにより、各油圧ジャッキのロッドに重量物の均等
な荷重がかかった状態に自動的にセットすることができ
るので、重量物のリフティング中における各油圧ジャッ
キに生じる負荷変動を極力抑えることができる。これに
より、重量物の水平度を保ちながらリフティングするこ
とができる。
【0008】また、本発明は前記目的を達成するため
に、重量物と該重量物が載置された基台部材との間に配
置した複数の油圧ジャッキで前記重量物をリフティング
する重量物のリフティング方法において、前記油圧ジャ
ッキのロッドが伸動作して前記重量物に当接した時に、
前記重量物がリフティングしない程度の荷重が前記各油
圧ジャッキに均等に負荷した状態で前記各ロッドの伸長
が自動的に停止するタッチ自動操作と、前記タッチ自動
操作の終了時点をリフティング零点として前記重量物の
リフティング量を各油圧ジャッキごとに測定すると共
に、前記各測定値の偏差を所定範囲内に維持しながら前
記重量物を予め設定した油圧ジャッキのストローク量だ
けリフティングする自動上昇操作と、前記自動上昇操作
が終了したら、前記自動上昇操作により形成された前記
重量物と前記基台との隙間の複数箇所に、所定の厚みに
揃えて形成された複数の板状部材を挿入すると共に、前
記油圧ジャッキのロッドを縮動作させて前記重量物の全
重量が前記板状部材を介して前記基台部材に均等にかか
るように重量物を下降させる自動下降操作と、から成
り、前記タッチ自動操作、前記自動上昇操作及び前記自
動下降操作を、前記重量物が所望の揚程位置にリフティ
ングされるまで繰り返すことを特徴とする。
【0009】また、本発明は前記目的を達成するため
に、重量物をリフティングする重量物のリフティング装
置において、前記リフティング装置は、前記重量物と該
重量物が載置された基台部材との間に配置される複数の
油圧ジャッキと、前記油圧ジャッキごとに設けられ、前
記重量物のリフティング量を各油圧ジャッキごとに測定
する測定手段と、前記測定手段の測定結果に基づいて前
記油圧ジャッキを操作する油圧ユニットと、から成り、
前記油圧ユニットには、前記油圧ジャッキのロッドが伸
動作して前記重量物に当接した時に、前記重量物がリフ
ティングしない程度の荷重が前記各油圧ジャッキに均等
に負荷した状態で前記各ロッドの伸長が自動的に停止す
るタッチ自動プログラムと、前記タッチ自動プログラム
の終了時点をリフティング零点として前記重量物のリフ
ティング量を各油圧ジャッキごとに測定すると共に、前
記各測定値の偏差を所定範囲内に維持しながら前記重量
物を予め設定した油圧ジャッキのストローク量だけリフ
ティングクする自動上昇プログラムと、前記自動上昇プ
ログラムに従って上昇させた重量物を下降させる自動下
降プログラムと、前記タッチ自動プログラム、前記自動
上昇プログラム及び前記自動下降プログラムを、搭載し
ていることを特徴とする。
【0010】本発明によれば、タッチ自動プログラムに
より、各油圧ジャッキのロッドに重量物の均等な荷重が
かかった状態に自動的にセットし、自動上昇プログラム
により、タッチ自動プログラムの終了時点をリフティン
グの零点として重量物のリフティング量を各油圧ジャッ
キごとに測定して各測定値の偏差を所定範囲内に維持し
ながら重量物を予め設定した油圧ジャッキのストローク
量だけリフティングし、リフティングにより形成された
重量物と基台部材との隙間の複数箇所に、所定の厚みに
揃えて形成された複数の板状部材を挿入した状態で自動
下降プログラムにより重量物の全重量が板状部材を介し
て基台部材に均等にかかるように重量物を下降させる。
この3つのプログラム操作を重量物が所望の揚程位置に
リフティングされるまで繰り返す。これにより、油圧ジ
ャッキを重量物の荷重を均等に受けた状態で重量物にセ
ットできると共に、重量物を油圧ジャッキでストローク
量だけリフティングするごとに各油圧ジャッキにかかっ
ていた重量物の荷重が一旦取り除かれるので、リフティ
ング中に生じた各油圧ジャッキのリフティング量誤差要
因(例えば、油圧ジャッキの油圧漏れ、ロッドの捩じれ
や歪み等)を解消した新規な状態で再びリフティングす
ることができる。従って、重量物の水平度を確実に保ち
ながらリフティングすることができるので、天井クレー
ンを用いなくても安全かつ迅速にリフティングすること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る重量物のリフティング方法及びその装置の好ましい実
施の形態について説明する。図1は、本発明のリフティ
ング装置を用いてタービン上半車室16をタービン下半
車室18からリフティングして分解する状態図であり、
図2はリフティング装置の装置構成図である。
【0012】図1及び図2に示すように、リフティング
装置10は、主として、タービン上半車室16の4隅に
配置され、可動ロッド13a、13b、13c、13d
を備えた複数の油圧ジャッキ12a、12b、12c、
12dと、油圧ジャッキ12a〜12dごとに設けら
れ、各ロッド13a〜13dのストローク動作に同調し
てタービン上半車室16のリフティング量を測定するエ
ンコーダー14a、14b、14c、14dと、エンコ
ーダー14a〜14dの測定結果に基づいて各油圧ジャ
ッキ12a〜12dを操作する油圧ユニット11とから
構成される。
【0013】油圧ユニット11は、主として、制御装置
20と、油圧回路24と、操作部21とで構成される。
油圧回路24は、ポンプ26によりタンク28から汲み
上げた油圧油を、油圧ホース25、25…を介して各油
圧ジャッキ12a〜12dに送り、ロッド13a〜13
dの伸縮動作を行う。また、油圧回路24は同期回路で
あり、ポンプ26の各流出口から同量の油圧油を流出す
る。これにより、各ロッド13a〜13dは同じ速度で
伸縮動作を行うように設計されている。更に、油圧回路
24には、ポンプ26の各流出口の下流にそれぞれソレ
ノイドバルブ30、30…と油圧計32、32…が設け
られる。ソレノイドバルブ30は油圧油の流路の開閉を
行うことにより、各ロッド13a〜13dの伸縮速度を
調節したり、伸縮動作の開始、終了を操作する。また、
油圧計32では、油圧油の圧力、即ち各ロッド13a〜
13dにかかる荷重を計測する。
【0014】制御装置20は、信号ケーブル31を介し
て、ソレノイドバルブ30と油圧計32に接続される。
これにより、制御装置20は、油圧計32の圧力値に応
じて、ソレノイドバルブ30を開閉して各ロッド13a
〜13dの伸縮動作の開始、終了及び伸縮速度を操作す
る。また、制御装置20は、各エンコーダー14a〜1
4dに信号ケーブル33、33…を介して接続される。
これにより、制御装置20は、各油圧ジャッキ12a〜
12dごとのタービン上半車室16のリフティング量の
測定値に基づいてソレノイドバルブ30を開閉すること
により各ロッド13a〜13dの伸縮速度を制御する。
例えば、各油圧ジャッキ12a〜12dにおけるリフテ
ィング量のバラツキの最大値と最小値の偏差が±0.3
mmを超えた時、リフティング量の大きいロッドに対応
するソレノイドバルブ30を閉じてそのロッドの伸動作
を停止し、リフティング量の小さなロッドが偏差内に入
るまで待機する。
【0015】操作部21は、表示画面22と操作パネル
23とで構成され、信号ケーブル35を介して制御装置
20に接続される。操作パネル23の操作プログラム部
には、各油圧ジャッキ12a〜12dの設定条件を入力
すると共に、タッチ自動プログラム、自動上昇プログラ
ム、自動下降プログラムが搭載されている。ここで、タ
ッチ自動プログラムとは、油圧ジャッキ12a〜12d
のロッド13a〜13dが伸動作してタービン上半車室
16に当接した時に、タービン上半車室16がリフティ
ングしない程度の荷重が各油圧ジャッキ12a〜12d
に均等に負荷した状態で各ロッド13a〜13dの伸長
が自動的に停止する自動プログラムをいう。自動上昇プ
ログラムとは、タッチ自動プログラムの終了時点をリフ
ティングの零点としてタービン上半車室16のリフティ
ング量を各油圧ジャッキ12a〜12dごとにエンコー
ダ14a〜14dで測定すると共に、各測定値の偏差を
所定範囲内に維持しながらタービン上半車室16を予め
設定した油圧ジャッキ12a〜12dのストローク量だ
けリフティングする自動プログラムをいう。ここで、油
圧ジャッキ12a〜12dのストローク量の設定は、タ
ービン上半車室16をタービン下半車室18から分解す
るために必要な揚程距離まで複数回のストロークで到達
するように設定する。例えば、揚程距離が200mmで
あれば、一回のストローク量を50mmに設定する。
【0016】自動下降プログラムは、自動下降制御プロ
グラムと、タッチ自動下降制御プログラムとで構成さ
れ、リフティングされたタービン上半車室16を下降さ
せる自動プログラムをいう。表示画面22には、各プロ
グラムに応じた操作手順が表示され、画面上でリフティ
ング状態をモニタリングすることができると共に、操作
パネル23で設定した油圧ジャッキ12a〜12dの操
作条件を確認しながら操作パネル23上の操作ボタンを
操作することができる。また、タービン上半車室16の
リフティング作動中や下降作動中には、各油圧ジャッキ
におけるストローク量のバラツキ状況、揚程距離、荷重
が表示され、各操作が正確に行われているかを確認する
ことができる。
【0017】次に、上記の如く構成された重量物のリフ
ティング装置の操作手順に付いて図3〜図5の操作プロ
グラムフローに従って説明する。また、図6は、操作プ
ログラムの操作に伴って表示画面に表示される画面内容
を示したものである。先ず、図7(a)に示すように、
油圧ジャッキ12a〜12dをタービン上半車室16と
タービン下半車室18の間に設置し、エンコーダー14
a〜14dを取り付ける(ステップS12)。尚、設置
する油圧ジャッキの数や位置は、リフティングする重量
物の形状に対応させ、タービン上半車室16を水平に支
持した時に各油圧ジャッキ12a〜12dに同程度の荷
重がかかるようにする。本実施の形態のようにタービン
上半車室16の昇降においては、対向する4隅に設置す
ることが好ましい。
【0018】次に、油圧ユニット11の主電源、制御装
置20の制御電源、ポンプ26のポンプ電源の各スイッ
チをONにするともにポンプ26を起動(ステップS1
4、ステップS16、ステップS18、ステップS2
0)させてリフティング装置10の作動準備を行う。次
に、油圧ジャッキ12a〜12dの種類を選択する(ス
テップS22)。油圧ジャッキ12a〜12dは、リフ
ティング中に各ロッド13a〜13dにかかるタービン
上半車室16の重量を考慮して、例えば、25トン油圧
ジャッキや30トン油圧ジャッキを選択する。
【0019】次に、荷重リセット、揚程リセット及びス
トロークリセットを行う。(ステップS24、ステップ
S26、ステップS28)。荷重リセットでは、油圧計
32で計測されるロッドにかかる荷重を零にし、揚程リ
セット及びストロークリセットでは、エンコーダー14
a〜12dで測定されるタービン上半車室16の揚程距
離、及びストロークの零点補正が行われる。尚、揚程リ
セットでは、タービンの分解作業に必要なタービン上半
車室16の揚程距離の設定も同時に行われる。
【0020】続いて、タッチ自動モード、自動モード、
手動モードの中からタッチ自動モードを(ステップS3
0)選択すると共に、上昇モード、下降モードの中から
上昇モードを選択する(ステップS32)。スタートス
イッチをONにして(ステップS34)、タッチ自動プ
ログラムの作動を開始する(ステップS36)。即ち、
ソレノイドバルブ30が開き、ポンプ26から油圧油が
送られて、各油圧ジャッキ12a〜12dのロッド13
a〜13dが伸動作を開始する。この時、各ロッド13
a〜13dは比較的速い速度、例えば約1.2mm/s
で上昇させることができる。そして、各ロッド13a〜
13dが伸動作してタービン上半車室16に当接し、各
ロッド13a〜13dのうち荷重が予め設定した設定値
になったロッドは、ロッドの伸長が停止する(ステップ
S42、ステップS44)。全ての油圧ジャッキ12a
〜12dにおいて、ロッド13a〜13dの荷重が設定
値になると(ステップS46)、タッチ自動プログラム
は終了する(ステップS48)。これにより、各油圧ジ
ャッキ12a〜12dには荷重が均等に負荷される。
尚、荷重の設定値は、全ての油圧ジャッキ12a〜12
dにおいて等しい値に設定され、タービン上半車室16
が移動しない範囲で各ロッド13a〜13dがタービン
上半車室16に確実に当接する値、例えば2トンに設定
される。
【0021】タッチ自動プログラムの作動中、非常事態
が生じた場合には、非常停止スイッチ又は停止スイッチ
を押すことによりタッチ動作を停止する(ステップS3
8、ステップS40)。非常停止スイッチを押した場合
には、制御装置20の制御電源がOFFになり(ステッ
プS50)、制御装置20に関する全ての動作が停止す
る。この時、各油圧ジャッキ12a〜12dのストロー
ク量、揚程距離、荷重の各値はメモリーに保存されて維
持される。停止スイッチを押した場合には、全ての油圧
ジャッキ12a〜12dの出力がOFFになり(ステッ
プS52)、一時的にタッチ自動プログラムを停止し、
スタートスイッチをONにすることにより(ステップS
54)、タッチ自動プログラムを最初からやり直すこと
ができる(ステップS36)。
【0022】このように、タッチ自動プログラムによ
り、全ての油圧ジャッキ12a〜12dのロッド13a
〜13dに等しい荷重をかけてタービン上半車室16に
当接させることにより、油圧ジャッキ12a〜12dを
タービン上半車室16に対して均等な状態で確実にセッ
トすることができる。また、このセットした時点をリフ
ティングの零点としているので、エンコーダー14a〜
14dによるストローク量の測定誤差が発生しにくい。
更には、全ての油圧ジャッキ12a〜12dに均等な荷
重をかけた状態の後に、タービン上半車室16の上昇を
開始することにより、上昇開始時の各油圧ジャッキ12
a〜12dにかかる負荷変動を極力抑えることができ
る。これにより、リフティング開始時における各油圧ジ
ャッキ12a〜12dの負荷変動を原因とするストロー
ク量のバラツキを無くすことができるので、タービン上
半車室16の水平度を保った状態でリフティングを開始
することができる。
【0023】タッチ自動プログラムにより油圧ジャッキ
12a〜12dをタービン上半車室16にセットした
後、自動上昇プログラムによりタービン上半車室16を
上昇させる。この自動上昇プログラムは、図4に示すよ
うに、先ず、ストローク量をリセットし(ステップS5
8)、モード選択を行い、自動上昇を選択する(ステッ
プS60、ステップS62)。ストローク量のリセット
では、表示画面22に各ロッド13a〜13dのストロ
ーク量の状況が表示される。この表示でストローク量が
零であることを確認する。次に、各ロッド13a〜13
dの一回のストローク量を設定し(ステップS64)、
自動上昇プログラムの準備作業を完了する。
【0024】スタートスイッチをONにすると(ステッ
プS66)、自動上昇プログラムが作動を開始する(ス
テップS68)。即ち、各油圧ジャッキ12a〜12d
のロッド13a〜13dの伸動作が開始される。各ロッ
ド13a〜13dは、非常停止スイッチや停止スイッチ
を押したり、変移異常や荷重異常を起こさない限り、伸
動作を続け、ストローク量が設定値に達すると伸動作を
停止する(ステップS78、ステップS80)。この
時、ポンプ26からの流出量は少なく、各ロッド13a
〜13dは比較的遅い速度、例えば約0.64mm/s
で上昇させることが好ましい。また、各ロッド13a〜
13dの伸動作中、表示画面22には、各ロッド13a
〜13dのリフティング量、揚程距離、荷重が表示さ
れ、画面選択をすると、それぞれの数値を経時的に示す
グラフで表示することも可能である。全てのロッド13
a〜13dのリフティング量が設定したストローク量に
なると自動上昇プログラムは終了する(ステップS8
2、ステップS90)。
【0025】自動上昇プログラムの作動中、各油圧ジャ
ッキ12a〜12dには、ポンプ26から同量の油圧油
が送られるので、理論的には各ロッド13a〜13dに
おいてリフティング量が相違することはない。しかし、
実際には、各ロッド13a〜13dにかかる負荷の不均
一から油圧漏れの相違等が生じ、各リフティング量に差
を生じることがある。この場合、各リフティング量の最
大値と最小値の偏差が極めて小さい時、例えば0.3m
m以内の時はロッドの伸長速度を調整する必要はない
が、それ以上の偏差が生じた時は、制御装置20が伸長
速度の大きいロッドに対応するソレノイドバルブ30を
閉じてそのロッドの伸動作を停止し、リフティング量の
小さなロッドが偏差内に入るまで待機する。これによ
り、タービン上半車室16のリフティング中、各ロッド
13a〜13dは常に偏差を小さくする方向に修正され
ながら上昇する。しかし、油圧ジャッキ12a〜12d
の動作異常等により、偏差が所定の範囲、例えば1.5
mmを超えるような変位異常が発生した場合には、制御
装置20は変位異常を感知して(ステップS74)、自
動上昇制御プログラムを停止する(ステップS90)。
この場合、モード選択で手動を選択し、変位異常を起こ
した油圧ジャッキに対応するソレノイドバルブ30を手
動操作にて開閉させて偏差を無くした後、運転を再開す
る。更には、各油圧ジャッキ12a〜12dのロッド1
3a〜13dにかかる荷重が、油圧ジャッキ12a〜1
2dの許容荷重範囲を超えると、例えば、25トン油圧
ジャッキの使用時に30トン以上の荷重がかかると、制
御装置20は荷重異常を感知して(ステップS76)、
自動上昇プログラムを停止する(ステップS90)。
尚、荷重異常や変位異常が生じた時、表示画面22には
異常停止の内容が表示されると共に、警告音(ブザー)
がなるようにプログラムされている。また、非常事態等
により、非常停止スイッチや停止スイッチを押した場合
(ステップS70、ステップS72)のプログラムは、
タッチ自動プログラムの場合(ステップS38、ステッ
プS40)で説明したものと同様なので説明は省略す
る。
【0026】このように、自動上昇プログラムでは、各
油圧ジャッキ12a〜12dにおいてリフティング量に
偏差を生じた場合には偏差を小さくする方向に修正し、
且つ変位異常、荷重異常が生じた場合には自動制御プロ
グラムを停止し、手動操作に切り換わるので、タービン
上半車室16を、水平度を極力維持しながら安全且つ確
実にリフティングすることができる。
【0027】次に、自動上昇プログラムによるリフティ
ングにより、タービン上半車室16とタービン下半車室
18の間に形成された隙間の複数箇所に、所定の厚みに
揃えて形成された複数の板状のライナーを挿入する。そ
して、この状態で自動下降プログラムを作動させる。図
7に示すように、先ず、ストロークをリセットし(ステ
ップS94)、モード選択を行い、自動下降を選択する
(ステップS96、ステップS98)。
【0028】スタートスイッチをONにすると(ステッ
プS100)、自動下降制御プログラム動作が開始する
(ステップS102)。非常停止スイッチや停止スイッ
チを押したり(ステップS104、ステップS10
6)、変移異常や荷重異常を起こさない限り(ステップ
S108、ステップS110)、タービン上半車室16
は下降し続ける。この時、各ロッド13a〜13dにお
けるリフティング量の偏差は自動上昇プログラムの場合
と同様に修正される。また、リフティングの偏差が所定
の範囲より大きくなった場合にも、自動上昇プログラム
と同様に、自動操作を解除して、手動操作を行う。そし
て、タービン上半車室16の全重量がライナーを介して
タービン下半車室18にかかるようにタービン上半車室
16を下降させる。即ち、全ての油圧ジャッキ12a〜
12dにおいてロッド13a〜13dにかかる荷重が予
め設定した値、例えば2トン以下になると(ステップS
112)、自動下降制御プログラムは終了する(ステッ
プS120)。これにより、タービン上半車室16は、
ライナーを介してタービン下半車室18に載置されるの
で、各油圧ジャッキ12a〜12dにかかるタービン上
半車室16の負荷が一旦解除される。尚、ステップS1
04、ステップS106、ステップS108、ステップ
S110は、それぞれ自動上昇プログラムにおけるステ
ップS70、ステップS72、ステップS74と同様の
フローであり説明を省略する。
【0029】自動下降制御プログラムが終了すると(ス
テップS120)、自動的にタッチ自動下降制御プログ
ラム動作が開始する(ステップS120)。この時、各
ロッド13a〜13dの下降速度は、自動下降制御プロ
グラムにおける下降速度に対して大きく増加する。これ
により、タッチ自動下降制御プログラムを迅速に終了す
ることができる。そして、全て油圧ジャッキ12a〜1
2dにおいてプレッシャースイッチがONになり、各ロ
ッド13a〜13dが初期状態に戻るとタッチ自動下降
制御プログラムが終了する(ステップS126、ステッ
プS128、ステップS138)。
【0030】また、自動下降制御プログラムとタッチ自
動下降制御プログラムの作動中、表示画面22には、下
降量、揚程距離、荷重が表示され、画面選択をすると、
それぞれを経時的に表したグラフで表示することも可能
である。尚、ステップS124、及びステップS126
は、それぞれタッチ自動上昇プログラムにおけるステッ
プS38、及びステップS40と同様のフローであり、
説明を省略する。
【0031】そして、以上のタッチ自動プログラム、自
動上昇プログラム及び自動下降プログラムを、タービン
上半車室16をタービン下半車室18から分解するのに
必要な揚程位置にタービン上半車室16がリフティング
されるまで繰り返す。このように、本発明の重量物のリ
フティング方法及びその装置によれば、各油圧ジャッキ
12a〜12dをタービン上半車室16に均等な状態で
セットされると共に、タービン上半車室16をストロー
ク量だけリフティングするごとに各油圧ジャッキ12a
〜12dにかかっていたタービン上半車室16の荷重が
一旦取り除かれるので、リフティング中に生じた各油圧
ジャッキ12a〜12dのリフティング量誤差要因(例
えば、油圧ジャッキの油圧漏れ、ロッドの捩じれや歪み
等)を解消した新規な状態で再びリフティングすること
ができる。従って、タービン上半車室16の水平度を確
実に保ちながらリフティングすることができるので、天
井クレーンを用いなくても安全かつ迅速にリフティング
することができる。
【0032】尚、本発明の実施の形態では、タービン上
半車室16をタービン下半車室18から分解するために
リフティングさせる例で説明したが、これに限定される
ものではなく全ての重量物のリフティングに適用するこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る重量
物のリフティング方法及びその装置によれば、各油圧ジ
ャッキを確実に重量物にセットでき、更に、天井クレー
ンを使用しなくても正確且つ迅速に重量物をリフティン
グすることができる。従って、例えば、タービン上半車
室をタービン下半車室から分解するために極めて水平度
が要求されるリフティングにおいても転倒防止用の天井
クレーンを使用することなく分解作業を行なうことがで
きる。
【0034】これにより、作業効率を向上させることが
できるだけでなく、従来のように多数の作業者を必要と
しないので省力化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る重量物のリフティング装置でター
ビン上半車室をリフティングする状態図
【図2】本発明に係る重量物のリフティング装置の構成
【図3】本発明に係る重量物のリフティング方法の操作
プログラムのうち、主としてタッチ自動プログラムを説
明する説明図
【図4】本発明に係る重量物のリフティング方法の操作
プログラムのうち、主として自動上昇プログラムを説明
する説明図
【図5】本発明に係る重量物のリフティング方法の操作
プログラムのうち、主として自動下降プログラムとタッ
チ自動下降プログラムを説明する説明図
【図6】操作プログラムに従って表示画面に表示される
画面内容を説明する説明図
【図7】油圧ジャッキのロッドがタービン上半車室に当
接する前(a)と後(b)を示す状態図
【図8】従来のリフティング操作を説明する斜視図
【符号の説明】
10…リフティング装置 11…油圧ユニット 12a〜12d…油圧ジャッキ 13a〜13d…ロッド 14a〜14d…エンコーダー 16…タービン上半車室 18…タービン下半車室 20…制御装置 21…操作部 22…表示画面 23…操作パネル 24…油圧回路 30…ソレノイドバルブ 32…油圧計

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量物と該重量物が載置された基台部材と
    の間に配置した複数の油圧ジャッキで前記重量物をリフ
    ティングする重量物のリフティング方法において、 前記重量物をリフティングする際に、前記油圧ジャッキ
    のロッドが伸動作して前記重量物に当接した時に、前記
    重量物がリフティングしない程度の荷重が前記各油圧ジ
    ャッキに均等に負荷した状態で前記各ロッドの伸長が自
    動的に停止するタッチ自動操作を行なうことを特徴とす
    る重量物のリフティング方法。
  2. 【請求項2】重量物と該重量物が載置された基台部材と
    の間に配置した複数の油圧ジャッキで前記重量物をリフ
    ティングする重量物のリフティング方法において、 前記油圧ジャッキのロッドが伸動作して前記重量物に当
    接した時に、前記重量物がリフティングしない程度の荷
    重が前記各油圧ジャッキに均等に負荷した状態で前記各
    ロッドの伸長が自動的に停止するタッチ自動操作と、 前記タッチ自動操作の終了時点をリフティングの零点と
    して前記重量物のリフティング量を各油圧ジャッキごと
    に測定すると共に、前記各測定値の偏差を所定範囲内に
    維持しながら前記重量物を予め設定した油圧ジャッキの
    ストローク量だけリフティングする自動上昇操作と、 前記自動上昇操作が終了したら、前記自動上昇操作によ
    り形成された前記重量物と前記基台部材との隙間の複数
    箇所に、所定の厚みに揃えて形成された複数の板状部材
    を挿入すると共に、前記油圧ジャッキのロッドを縮動作
    させて前記重量物の全重量が前記板状部材を介して前記
    基台部材に均等にかかるように重量物を下降させる自動
    下降操作と、から成り、 前記タッチ自動操作、前記自動上昇操作及び前記自動下
    降操作を、前記重量物が所望の揚程位置にリフティング
    されるまで繰り返すことを特徴とする重量物のリフティ
    ング方法。
  3. 【請求項3】前記タッチ自動操作、前記自動上昇操作及
    び前記自動下降操作を全て表示画面上でモニタリングし
    ながら行うことを特徴とする請求項2の重量物のリフテ
    ィング方法。
  4. 【請求項4】前記偏差が所定範囲を超えた場合には、前
    記自動上昇操作を解除して、各油圧ジャッキ毎に操作す
    る手動操作に自動移行することを特徴とする請求項2の
    重量物のリフティング方法。
  5. 【請求項5】重量物をリフティングする重量物のリフテ
    ィング装置において、 前記リフティング装置は、 前記重量物と該重量物が載置された基台部材との間に配
    置される複数の油圧ジャッキと、 前記油圧ジャッキごとに設けられ、前記重量物のリフテ
    ィング量を各油圧ジャッキごとに測定する測定手段と、 前記測定手段の測定結果に基づいて前記油圧ジャッキを
    操作する油圧ユニットと、から成り、 前記油圧ユニットには、 前記油圧ジャッキのロッドが伸動作して前記重量物に当
    接した時に、前記重量物がリフティングしない程度の荷
    重が前記各油圧ジャッキに均等に負荷した状態で前記各
    ロッドの伸長が自動的に停止するタッチ自動プログラム
    と、 前記タッチ自動プログラムの終了時点をリフティングの
    零点として前記重量物のリフティング量を各油圧ジャッ
    キごとに計測すると共に、前記各計測値の偏差を所定範
    囲内に維持しながら前記重量物を予め設定した油圧ジャ
    ッキのストローク量だけリフティングクする自動上昇プ
    ログラムと、 前記自動上昇プログラムに従って上昇させた重量物を下
    降させる自動下降プログラムと、 を搭載していることを特徴とする重量物のリフティング
    装置。
  6. 【請求項6】前記油圧ユニットには、前記各油圧ジャッ
    キの操作条件を設定する操作パネルと、前記操作パネル
    で操作された操作条件及び前記各プログラムによる操作
    状況をモニタリングする表示手段を備えていることを特
    徴とする請求項5の重量物のリフティング装置。
  7. 【請求項7】前記表示手段には、前記リフティング量が
    経時的に表示されることを特徴とする請求項6の重量物
    のリフティング装置。
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