JPH11180335A - 車両のクロスメンバ構造 - Google Patents
車両のクロスメンバ構造Info
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- JPH11180335A JPH11180335A JP35172197A JP35172197A JPH11180335A JP H11180335 A JPH11180335 A JP H11180335A JP 35172197 A JP35172197 A JP 35172197A JP 35172197 A JP35172197 A JP 35172197A JP H11180335 A JPH11180335 A JP H11180335A
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Abstract
した矩形状に形成され、車両の幅方向に対して略対称な
パイプ材からなる第1メンバ1と、この第1メンバ1か
ら車体フロント側に延設され、車幅方向の中心に対して
等間隔に所定幅離れた位置から延設される2つの第2左
メンバ2及び第2右メンバ3と、第2左メンバ2と第2
右メンバ3のフロント側端部に夫々固定される第3左メ
ンバ4と第3右メンバ5と、第1メンバ1の下部からフ
ロント側に延設され、車幅方向の中心に対して等間隔に
所定幅離れた位置から延設されるくの字状の第4左メン
バ6と第4右メンバ7とを有する。
Description
ョンを支持するクロスメンバ構造に関する。
リヤのサスペンションを支持するサスペンションメンバ
をパイプ材で一体枠状に構成したものが開示されてい
る。
ように枠状に一体構成されたクロスメンバ構造は大型の
ため、重量が大きくコスト的にも高くなるという欠点が
あった。また、ディファレンシャルギアボックスや左右
のサスペンションを連結するスタビライザのレイアウト
自由度が低いという欠点もある。
の目的は、重量及びコストを低減しつつ、レイアウト自
由度を向上できる車両のクロスメンバ構造を提供するこ
とである。
を達成するために、本発明の車両のクロスメンバ構造
は、以下の手段を備える。即ち、車体フレームに対して
車幅方向に延設されて、該車体フレームに取り付けられ
るパイプ材からなる第1メンバと、前記第1メンバから
車体前後方向に延設され、車幅方向の中心から左右方向
に所定間隔で設けられた2つの第2メンバと、前記第2
メンバの端部に夫々取り付けられ、車両の動力伝達部材
とサスペンション部材とを支持する2つの第3メンバと
を備える。
体前後方向に延設され、車幅方向の中心から左右方向に
所定間隔で設けられた2つの第4メンバを更に具備し、
前記サスペンション部材は前記第1メンバと第3メンバ
に支持されている。
ンバは車幅方向に所定間隔をおいて配設されており、前
記サスペンション部材の一方から該所定間隔を通って前
記サスペンション部材の他方を連結するスタビライザを
更に具備する。
材は、車両のリヤサスペンションを構成する。
の間には、前記動力伝達部材としてディファレンシャル
ギアボックスが配置されている。
ルギアボックスから車幅方向に左右に延びるドライブシ
ャフトは、前記第3メンバの後方であって前記第2メン
バの下方に配置されている。
記サスペンション部材を構成し車幅方向の中心から左右
方向に夫々設けられる2つのラテラルリンクの車幅方向
の内端を揺動自在に支持し、該両ラテラルリンクと車体
フレームとの間にコイルスプリングが配設されている。
いて添付図面を参照して詳細に説明する。
ロスメンバ構造を示す外観図である。図2は、図1の平
面図である。図3は、図1に示すクロスメンバ構造を適
用した車両のサスペンション周辺を示す外観図である。
図4は、図3の左サイドフレームの要部平面図である。
図5は、図4の左トレーリングアームの取付構造を示す
図である。
幅方向の中心に対して左右対称に構成され、以下、車体
のフロント側から見て左側の部材の名称には「左」を付
け、右側の部材には「右」を付けて表わす。
両のクロスメンバは、滑らかに曲折した矩形状に形成さ
れ、車両の幅方向に対して略対称なパイプ材からなる第
1メンバ1と、この第1メンバ1から車体フロント側に
延設され、車幅方向の中心に対して等間隔に所定幅離れ
た位置から延設される2つの第2左メンバ2及び第2右
メンバ3と、第2左メンバ2と第2右メンバ3のフロン
ト側端部に夫々固定される第3左メンバ4と第3右メン
バ5と、第1メンバ1の下部からフロント側に延設さ
れ、車幅方向の中心に対して等間隔に所定幅離れた位置
から延設されるくの字状の第4左メンバ6と第4右メン
バ7とを有する。
孔1a、1bが設けられ、この固定孔1a、1bにおい
て車体の上部フレームにボルトとナット等により固定さ
れる。第1メンバ1は、丸パイプ等からなるパイプ材を
曲げ加工することによって形成される。
プ等からなり、そのリヤ側端部は第1メンバ1に溶接等
により一体的に固着され、各フロント側端部は第3左メ
ンバ4と第3右メンバ5のリヤ側の側面に溶接等により
一体的に固着される。
に構成され、その内部が中空になっている。第3左メン
バ4には、図2にも示すように、リヤのディファレンシ
ャルギアボックスDを支持する左支持アーム10の一端
部が回動自在に取り付けられるデフマウント孔4aと、
第3左メンバ4を上部フレームに固定するためのフレー
ム固定孔4b、4cと、車幅方向の左側に設けられる2
つのロア及びアッパリンク12、13を回動自在に支持
するリンク固定孔4d、4eが形成されている。第3左
メンバ4は、固定孔4c、4dにおいて車体の上部フレ
ームにボルトとナット等により固定される。
様に、リヤのディファレンシャルギアボックスDを支持
する右アーム11の一端部が回動自在に取り付けられる
デフマウント孔5aと、第3右メンバ5を上部フレーム
に固定するためのフレーム固定孔5b、5cと、車幅方
向の右側に設けられる2つのロア及びアッパリンク1
4、15を回動自在に支持するリンク固定孔5d、5e
が形成されている。第3右メンバ5は、固定孔5c、5
dにおいて車体の上部フレームにボルトとナット等によ
り固定される。
は、左ロアラテラルリンク19に対してフロント側に設
けられ、その外側端部に左車輪を保持する車輪支持部材
24(図4参照)が回動自在に取り付けられている。
ク15とは、右ロアラテラルリンク20に対してフロン
ト側に設けられ、その外側端部に右車輪を保持する車輪
支持部材(不図示)が回動自在に取り付けられている。
メンバ1と第3左メンバ4及び第3右メンバ5とにボル
ト及びナットにより取り外し可能に(後付け可能に)取
り付けられている。
バ2、3の固定部分の下部には左及び右ロアラテラルリ
ンク19、20を回動自在に支持するための固定ブロッ
ク8、9が車幅方向の中心に対して等間隔に所定幅離れ
た位置に設けられている。左及び右ロアラテラルリンク
19、20は夫々外側方向に延設され、リヤサスペンシ
ョン部材を構成する左右コイルスプリング21、22を
夫々支持する。左コイルスプリング21は、左サイドフ
レームF1と左ロアラテラルリンク19との間に挟持さ
れる。同様に、右コイルスプリング21は、右サイドフ
レームF2と右ロアラテラルリンク20との間に挟持さ
れる。
持部材24と共に不図示のショックアブソーバの下端部
が回動自在に取り付けられる。ショックアブソーバの上
端部は上部フレームに回動自在に取り付けられる。左ロ
アリンク14についても同様である。
外側端部には、これら端部を車幅方向で連結するように
左サイドフレームF1から右サイドフレームF2に延び
るスタビライザ18が固着されている。スタビライザ1
8は、左ロアラテラルリンク19から第3左右メンバ
4、5の車幅方向の隙間を通って右ロアラテラルリンク
20に連結しているので、スタビライザの揺動域を広げ
ることができる。
前後方向に延びる左トレーリングアーム16が回動自在
に設けられている。左トレーリングアーム16は、前端
部が左トレーリングブラケット26(図5参照)を介し
て回動自在に取り付けられ、後端が車輪支持部材24
(図4参照)に回動自在に取り付けられている。また、
右サイドフレームF2の下部には、車体の前後方向に延
びる右トレーリングアーム17が回動自在に設けられて
いる。右トレーリングアーム17も不図示の右トレーリ
ングブラケットを介して回動自在に取り付けられてい
る。
ブラケット26と左サイドフレームF1の間には、燃料
タンクに通じるフューエルパイプPが配置されており、
左トレーリングブラケット26によって、例えば、下方
からの飛び石からフューエルパイプPを保護している。
尚、フューエルパイプPは右サイドフレーム側に配置す
ることもできる。
レンシャルギアボックスDから車幅方向に延設され、第
3左右メンバ4、5の後方であって第2左右メンバ2、
3の下方に配置されている。
第1メンバ1、第2左右メンバ2、3、第3左右メンバ
4、5、第4左右メンバ6、7から構成することによ
り、その構造を簡略化して重量を軽量化することがで
き、コストを低減できる。
ンション部材をサブアッセンブリしてから車体に組み付
けることができる。
能、即ち、第1メンバ1、第2メンバ2、3及び第3メ
ンバ4、5とを連結した後にも取り付け可能となってい
るので、ディファレンシャルギアボックスDにドライブ
シャフトd1、d2を組み付ける作業が終わった後に、
第4メンバを第1、第3メンバに取り付けることができ
作業が容易になる。
上記実施形態を種々に変形可能である。
構造は、後輪用サスペンションを支持する部分に限定さ
れることなく、車体前部に取り付けられて前輪用サスペ
ンションを支持する部分にも適用可能である。
3を必要な強度を保持できる中空部材とすれば、重量を
更に軽量化できる。
車体フレームに対して車幅方向に延設されて、車体フレ
ームに取り付けられるパイプ材からなる第1メンバと、
第1メンバから車体前後方向に延設され、車幅方向の中
心から左右方向に所定間隔で設けられた2つの第2メン
バと、第2メンバの端部に夫々取り付けられ、車両の動
力伝達部材とサスペンション部材とを支持する2つの第
3メンバとを備えることにより、従来に比べて小型化で
き、重量及びコストを低減できる。
され、車幅方向の中心から左右方向に所定間隔で設けら
れた2つの第4メンバを更に具備し、サスペンション部
材は第1メンバと第3メンバに支持されていることによ
り、レイアウト自由度を向上できる。
所定間隔をおいて配設されており、サスペンション部材
の一方から所定間隔を通ってサスペンション部材の他方
を連結するスタビライザを更に具備することにより、ス
タビライザの可動域を広げることができる。
サスペンションを構成することにより、リヤサスペンシ
ョンの構造を従来に比べて小型化でき、重量及びコスト
を低減できる。
部材としてディファレンシャルギアボックスが配置され
ていることにより、ディファレンシャルギアボックスの
支持構造を確実且つ簡単にできる。
ら車幅方向に左右に延びるドライブシャフトは、第3メ
ンバの後方であって第2メンバの下方に配置されている
ことにより、ディファレンシャルギアボックスの組付性
が向上する。
を構成し車幅方向の中心から左右方向に夫々設けられる
2つのラテラルリンクの車幅方向の内端を揺動自在に支
持し、両ラテラルリンクと車体フレームとの間にコイル
スプリングが配設されていることにより、サスペンショ
ン構造が簡素化できる。
造を示す外観図である。
サスペンション周辺を示す外観図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 車体フレームに対して車幅方向に延設さ
れて、該車体フレームに取り付けられるパイプ材からな
る第1メンバと、 前記第1メンバから車体前後方向に延設され、車幅方向
の中心から左右方向に所定間隔で設けられた2つの第2
メンバと、 前記第2メンバの端部に夫々取り付けられ、車両の動力
伝達部材とサスペンション部材とを支持する2つの第3
メンバとを備えることを特徴とする車両のクロスメンバ
構造。 - 【請求項2】 前記第1メンバから車体前後方向に延設
され、車幅方向の中心から左右方向に所定間隔で設けら
れた2つの第4メンバを更に具備し、前記サスペンショ
ン部材は前記第1メンバと第3メンバに支持されている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両のクロスメンバ
構造。 - 【請求項3】 前記左右方向に設けられた第3メンバは
車幅方向に所定間隔をおいて配設されており、前記サス
ペンション部材の一方から該所定間隔を通って前記サス
ペンション部材の他方を連結するスタビライザを更に具
備することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の
クロスメンバ構造。 - 【請求項4】 前記サスペンション部材は、車両のリヤ
サスペンションを構成することを特徴とする請求項1乃
至3のいずれか1項に記載の車両のクロスメンバ構造。 - 【請求項5】 前記2つの第3メンバの間には、前記動
力伝達部材としてディファレンシャルギアボックスが配
置されていることを特徴とする請求項4に記載の車両の
クロスメンバ構造。 - 【請求項6】 前記ディファレンシャルギアボックスか
ら車幅方向に左右に延びるドライブシャフトは、前記第
3メンバの後方であって前記第2メンバの下方に配置さ
れていることを特徴とする請求項5に記載の車両のクロ
スメンバ構造。 - 【請求項7】 前記第1メンバは、前記サスペンション
部材を構成し車幅方向の中心から左右方向に夫々設けら
れる2つのラテラルリンクの車幅方向の内端を揺動自在
に支持し、該両ラテラルリンクと車体フレームとの間に
コイルスプリングが配設されていることを特徴とする請
求項4乃至6のいずれか1項に記載の車両のクロスメン
バ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35172197A JPH11180335A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 車両のクロスメンバ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35172197A JPH11180335A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 車両のクロスメンバ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11180335A true JPH11180335A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18419174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35172197A Pending JPH11180335A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 車両のクロスメンバ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11180335A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102717834A (zh) * | 2012-06-20 | 2012-10-10 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 汽车的安装支撑装置 |
CN102717833A (zh) * | 2012-06-20 | 2012-10-10 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 汽车的安装支撑机构 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP35172197A patent/JPH11180335A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102717834A (zh) * | 2012-06-20 | 2012-10-10 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 汽车的安装支撑装置 |
CN102717833A (zh) * | 2012-06-20 | 2012-10-10 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 汽车的安装支撑机构 |
CN102717833B (zh) * | 2012-06-20 | 2016-06-29 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 汽车的安装支撑机构 |
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