JPH1117933A - 解像度自動選択ファクシミリ装置 - Google Patents

解像度自動選択ファクシミリ装置

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Publication number
JPH1117933A
JPH1117933A JP9178877A JP17887797A JPH1117933A JP H1117933 A JPH1117933 A JP H1117933A JP 9178877 A JP9178877 A JP 9178877A JP 17887797 A JP17887797 A JP 17887797A JP H1117933 A JPH1117933 A JP H1117933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resolution
black
pixels
count
white
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9178877A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yokoyama
隆志 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9178877A priority Critical patent/JPH1117933A/ja
Publication of JPH1117933A publication Critical patent/JPH1117933A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動的に最適な解像度で送信するFAX装置
を提供すること。 【解決手段】 原稿画像の各画素を画素(x,y)とす
る。そして黒画素に挟まれた白画素が無くなることを画
像劣化の尺度とする。すべの白画素(x,y)を判定し
終えていない場合(S11;N)、各白画素について黒
画素に挟まれた白画素が無くなる数をカウントする(S
12)。例えば、画素(x,y)と画素(x,y−2)
の何れかが黒で且つ画素(x,y+1)が黒の場合は白
画素(x,y)はなくなるとする。縮小時に黒画素に挟
まれた白画素がなくなる場合、countに1をプラス
する。すべての白画素を判定すると、count/黒画
素が定数aより大きいか否かを判断し(S14)、大き
い場合(S14;Y)、高解像度のままファクシミリ送
信し(S15)、一方、定数aより小さい場合(S1
4;N)、縮小してファクシミリ送信する(S16)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ送信
において解像度を自動選択することができるファクシミ
リ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリで送信される原稿には種々
のものがあるが、この原稿に書かれた文字が小さい場
合、受信した側で、文字が潰れて読みにくくなることが
ある。このようなとき、送信側で解像度を高くセットし
て送信する必要があったが、この操作をユーザーが解像
度を判断して手動で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなケースで最適な解像度を選択するのは、困難であ
り、判断ミスをすることも多々あった。そこで、本発明
の目的は、自動的に最適な解像度で送信するファクシミ
リ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿画像を高解像度で読み取る読取手段と、この読
取手段で読み取った原稿画像を縮小する縮小手段と、こ
の縮小手段により縮小された原稿画像の黒い部分に挟ま
れた白い部分が消えてしまう画素数と黒画素の比率を計
算する計算手段と、この計算手段の計算結果に応じて、
文字が判読可能な最も適切な解像度を自動選択する選択
手段とを具備したことにより前記目的を達成する。
【0005】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
解像度自動選択ファクシミリ装置において、前記計算手
段が白い部分が消えてしまう画素数と白画素と隣接する
黒画素との比率を計算することを特徴とする。
【0006】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の解像度自動選択ファクシミリ装置におい
て、原稿画像を所定の数に分割し、分割された各領域で
最も劣化が著しい箇所を基準に前記選択手段が解像度選
択することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図2を参照して詳細に説明する。図1は、
本実施の形態に係るファクシミリ装置の構成を示したブ
ロック図である。このファクシミリ装置は、入力部1
0、制御部12、符号化部14、送信部16、画像縮小
部18、白画素、黒画素カウント部20、解像度設定部
22、および画像メモリ24より構成されている。ファ
クシミリ送信の対象となる原稿は、入力部10から入力
されて読み取られ、この読み取られた画像データが画像
縮小部18で縮小される。この画像縮小手部18により
縮小された原稿画像の黒い部分に挟まれた白い部分が消
えてしまう画素数と黒画素の比率を白画素、黒画素カウ
ント部20で計算し、この計算結果に応じて、文字が判
読可能な最も適切な解像度を解像度設定部22が決定し
て、送信部16により送信される。
【0008】図2は、本実施の形態に係る処理の手順を
示したフローチャートである。まず、高解像度で送信し
ようとする原稿を取り込む(ステップ10)。この画像
の各画素を画素(x,y)とする。元の画像が文字など
の線画だった場合、線と線が接触すると読みにくくなる
ので、黒画素に挟まれた白画素が無くなることを画像劣
化の尺度とする。そして、すべの白画素(x,y)を判
定し終えていない場合(ステップ11;N)、各白画素
について黒画素に挟まれた白画素が無くなる数をカウン
トする(ステップ12)。このカウントは、例えば、画
素(x,y)と画素(x,y−2)の何れかが黒で且つ
画素(x,y+1)が黒の場合は白画素(x,y)はな
くなるとする。そして、縮小時に黒画素に挟まれた白画
素がなくなる場合(ステップ12;Y)、ステップ13
に進み、countに1をプラスする。
【0009】そして、すべての白画素(x,y)を判定
すると(ステップ11;Y)、count/黒画素が定
数aより大きいか否かを判断する(ステップ14)。そ
して、count/黒画素が定数aより大きい場合(ス
テップ14;Y)、高解像度のままファクシミリ送信す
る(ステップ15)。一方、count/黒画素が定数
aより小さい場合(ステップ14;N)、縮小してファ
クシミリ送信する(ステップ16)。
【0010】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、ファクシミリ
送信の際、小さな文字を低解像度で送信して受け取り手
が判読不能になることを防止できる。
【0011】請求項2記載の発明では、原稿の文字だけ
でなく、黒で塗りつぶされた領域があっても、適切な解
像度でファクシミリ送信を行うことができる。
【0012】請求項3記載の発明では、大きな文字を使
っている領域と、小さな文字を使っている領域が混在し
ている場合、解像度の判定の精度を上げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るファクシミリ装置の構成を
示したブロック図である。
【図2】本実施の形態の処理の手順を示したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 入力部 12 制御部 14 符号化部 16 送信部 18 画像縮小部 20 白画素、黒画素カウント部 22 解像度設定部 24 画像メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を高解像度で読み取る読取手段
    と、 この読取手段で読み取った原稿画像を縮小する縮小手段
    と、 この縮小手段により縮小された原稿画像の黒い部分に挟
    まれた白い部分が消えてしまう画素数と黒画素の比率を
    計算する計算手段と、 この計算手段の計算結果に応じて、文字が判読可能な最
    も適切な解像度を自動選択する選択手段とを具備したこ
    とを特徴とする解像度自動選択ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記計算手段が白い部分が消えてしまう
    画素数と白画素と隣接する黒画素との比率を計算するこ
    とを特徴とする請求項1記載の解像度自動選択ファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像を所定の数に分割し、分割され
    た各領域で最も劣化が著しい箇所を基準に前記選択手段
    が解像度選択することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の解像度自動選択ファクシミリ装置。
JP9178877A 1997-06-19 1997-06-19 解像度自動選択ファクシミリ装置 Pending JPH1117933A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9178877A JPH1117933A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 解像度自動選択ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9178877A JPH1117933A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 解像度自動選択ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1117933A true JPH1117933A (ja) 1999-01-22

Family

ID=16056268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9178877A Pending JPH1117933A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 解像度自動選択ファクシミリ装置

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JP (1) JPH1117933A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034963A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Canon Inc 適応型自動レイアウト機能を持った画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009034963A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Canon Inc 適応型自動レイアウト機能を持った画像形成装置

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