JPH11179268A - 乾燥性流動体塗布具 - Google Patents

乾燥性流動体塗布具

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JPH11179268A
JPH11179268A JP36996397A JP36996397A JPH11179268A JP H11179268 A JPH11179268 A JP H11179268A JP 36996397 A JP36996397 A JP 36996397A JP 36996397 A JP36996397 A JP 36996397A JP H11179268 A JPH11179268 A JP H11179268A
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JP
Japan
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section
container
extrusion head
drying
cap
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JP36996397A
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English (en)
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Yutaka Kitazawa
裕 北澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器内に収容された乾燥性、揮発性流動体の
揮発性分の揮発による溶液の乾燥、溶液の硬化、及び、
塗布部に付着した乾燥性、揮発性流動体の揮発性分の揮
発による塗布部の乾燥、硬化を最小限に抑える。部品数
の多さによる故障、及び、構造の複雑化、及び、これら
に伴うコストの高額化を最小限にし、より実用的な物に
する。本発明は、以上の欠点及び問題点を解決すること
を目的とする。 【構成】 押出しヘッド(4)を設けた塗布部収束部
(3)に塗布部(5)を設け、押出しヘッド収納部(1
1)に弾性体(7)を設けた容器先端部(1)内に収め
る。押出しヘッド(4)を抑える形状の容器弾性部
(6)を設ける。容器後部(8)内の乾燥性流動体収容
部(10)に、マニキュア液等の乾燥性流動体を収容
し、液をかき混ぜるための玉(14)を入れ、玉止部
(9)を設ける。内部・外部一体型二重キャップ(A)
を容器先端部(1)に装着する。本発明は、以上のよう
な構成よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乾燥性流動体
(特に、マニキュア液等の化粧料)を容器内に収容した
ものでありまた、容器内に収容された乾燥性流動体を塗
布するための乾燥性流動体塗布具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、構造的に実用化が不可能な物が
多い。また、塗布部が容器本体の外付けである。このた
め、塗布部が乾燥して固まり使用困難な状態になってい
た。部品数が比較的多いため、構造が複雑化しコストが
高くついていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらには次のような
欠点があった。 イ.筆等の塗布部が、容器本体に外付固定されているた
め揮発性や乾燥性の流動体を扱うと塗布部が乾燥して固
まり、使用困難な状態になる。したがって、乾燥性流動
体であるマニキュア液等の化粧料を容器に収容して扱う
ことができない。 ロ.部品数が多いため構造が複雑化し、正常な機能を果
たし得ない状態になる原因になっていた。 ハ.製造コストが高くつき、小売価格を引き上げる原因
になっている。これは、次のような理由による。 1. 部品数が多いことが材料コストを高めている。 2. 構造が複雑であることが組み立てコストを高めて
いる。 以上のような欠点を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】容器先端部(1)内の押
出しヘッド収納部(11)に弾性体(7)を設ける。押
出しヘッド(4)を設けた塗布部収束部(3)に塗布部
(5)を設け、これを容器先端部(1)内の塗布部収納
部(2)と押出しヘッド収納部(11)にそれぞれの部
分が収まるように収納する。押出しヘッド(4)を押さ
える形状に容器弾性部(6)を設ける。容器後部(8)
内に玉止部(9)を設け、乾燥性流動体収容部(10)
としマニキュア液等の乾燥性流動体を収容して、液をか
き混ぜるための(ステンレス等の)玉(14)を入れ
る。外部キャップ(12)と内部キャップ(13)とを
一体型にした内部・外部一体型二重キャップ(A)を容
器先端部(1)に装着する。本発明は、以上の構成より
なる乾燥性流動体塗布具である。
【0005】
【発明実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明す
る。 (イ) 容器を容器先端部(1)と容器弾性部(6)と
容器後部(8)に設け、容器先端部(1)内に塗布部収
納部(2)と押出しヘッド収納部(11)を設け、容器
後部(8)内に乾燥性流動体収容部(8)を設ける。 (ロ) 押出しヘッド(4)を設けた塗布部収束部
(3)に塗布部(5)を設ける。 (ハ) 押出しヘッド収納部(11)内に弾性体(7)
を設け、塗布部(5)を塗布部収納部(2)内に、押出
しヘッド(4)を押出しヘッド収納部(11)に、それ
ぞれが収まるように収納する。 (ニ) 押出しヘッド(4)が押出しヘッド収容部(1
1)内に、程よく収まるような形状に容器弾性部(6)
を設け、押出しヘッド(4)を押さえる。 (ホ) 容器後部(8)の乾燥性流動体収容部(10)
内にマニキュア液等の乾燥性流動体を収容し、かき混ぜ
用の玉(14)を入れ、容器後部(8)の入り口付近に
玉止部(9)を設ける。 (ヘ) 内部キャップ(13)と外部キャップ(12)
を一体型とし、二重キャップ構造のキャップを設け、こ
れを内部・外部一体型二重キャップ(A)として容器先
端部(1)に装着する。内部キャップ(13)の素材に
は、乾燥性流動体の揮発性に対してバリア性の高い物を
用い、内部キャップ(12)と容器先端部(1)の接触
面は気密構造とする。 本発明は、以上の構造よりなる。本発明を使用するとき
は、内部・外部一体型二重キャップ(A)を容器先端部
(1)から外し、容器弾性部(6)を持ちながら押して
容器弾性部(6)内に在る押出しヘッド(4)に圧力を
加える。圧力の加わった押出しヘッド(4)は、容器先
端部(1)の方向に移動する。これにより、塗布部収納
部(2)内に収められていた塗布部(5)が容器先端部
(1)の外へ押し出される。このとき、容器先端部
(1)を鉛直下方向に向けてあれば、乾燥性流動体収容
部(10)に収められているマニキュア液等の乾燥性流
動体が容器先端部(1)方向に向かって流れ出し、容器
弾性部(6)に圧力を加えたことによって容器内の容積
が小さくなるので、乾燥性流動体も押出しヘッド収納部
(11)を通り塗布部収納部へ押し出される。従って、
塗布部(5)に付着した乾燥性流動体の量が足りなくな
ったときは容器弾性部(6)に加える力を少し弱めれ
ば、押出しヘッド(4)に加わっている弾性体(7)の
弾性力が有効となり、押出しヘッド(4)が容器後部
(8)の方向に移動するので、塗布部(5)が塗布部収
納部(2)に収まり、再び塗布部収納部(2)内の乾燥
性流動体が塗布部(5)に付着する。使用後は、容器弾
性部(6)に加える力を無くせば、弾性体(7)の弾性
力により、押出しヘッド(4)が容器後部(8)の方向
に移動し塗布部収納部(2)内に塗布部(5)が収まる
ので、内部・外部一体型二重キャップ(A)を容器先端
部(1)に装着する。この内部・外部一体型二重キャッ
プ(A)を用いることにより、容器内部と外部とを完全
に断絶する。容器内部は全て繋がっているため、容器内
の乾燥性流動体の量が極度に減らない限り、塗布部
(5)は絶えず乾燥性流動体に浸かっている状態になり
乾燥性流動体の揮発性分の揮発による乾燥、硬化が抑え
られる。
【0006】
【発明の効果】本発明を使用することによって、 1.塗布部が乾燥しないので、塗布部の乾燥による使用
困難状態に陥ることがなくなった。 2.部品数が少なく、構造がシンプルであるため製造コ
ストを最小限に抑えることができるようになった。 3.従来、実用化不可能とされていた問題点を解決した
ため、より実用的かつ実用度の高いものとなった。 本発明は、以上のような効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造図
【図2】本発明の使用状態を示す構造図
【図3】本発明の斜視図
【図4】本発明の主要部品図
【符号の説明】
1 容器先端部 2 塗布部収納部 3 塗布部収束部 4 押出しヘッド 5 塗布部 6 容器弾性部 7 弾性体 8 容器後部 9 玉止部 10 乾燥性流動体収容部 11 押出し部収納部 12 外部キャップ 13 内部キャップ 14 玉 15 乾燥性流動体流通路 A 内部・外部一体型二重キャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出しヘッド(4)を設けた塗布部収束部
    (3)に塗布部(5)を設けた物を用いたことを特徴と
    する乾燥性流動体塗布具、及び、押出しヘッド(4)を
    設けた塗布部収束部(3)に乾燥性流動体流通路(1
    5)を設け、これに塗布部(5)を設けた物を用いたこ
    とを特徴とする乾燥性流動体塗布具。
  2. 【請求項2】硬性部と弾性部からなる容器内に塗布部収
    納部(2)と押出しヘッド収納部(11)を設け、押出
    しヘッド収納部(11)に弾性体(7)を設け、押出し
    ヘッド(4)を設けた塗布部収束部(3)に塗布部
    (5)を設け、これを容器内に収納し、可動式の塗布部
    (5)としたことを特徴とする乾燥性流動体塗布具、及
    び押出しヘッド(4)を設けた塗布部収束部(3)に乾
    燥性流動体流通路(15)を設け、これに塗布部(5)
    を設けた物を用いたことを特徴とする乾燥性流動体塗布
    具。
  3. 【請求項3】内部キャップ(13)と外部キャップ(1
    2)とを一体とした、二重キャップ構造の内部・外部一
    体型二重キャップ(A)を用いたことを特徴とした乾燥
    性流動体塗布具。
  4. 【請求項4】(イ)容器に容器先端部(1)と容器弾性
    部(6)と容器後部(8)を設け、容器先端部(1)内
    に塗布部収納部(2)と押出しヘッド収納部(11)を
    設け、容器後部(8)内に乾燥性流動体収容部(8)を
    設ける。 (ロ)押出しヘッド(4)を設けた塗布部収束部(3)
    に、塗布部(5)を設ける。 (ハ)押出しヘッド収納部(11)内に弾性体(7)を
    設け、塗布部(5)を塗布部収納部(2)内に、押出し
    ヘッド(4)を押出しヘッド収納部(11)に、それぞ
    れが収まるように収納する。 (ニ)押出しヘッド(4)が押出しヘッド収容部(1
    1)内に、程よく収まるような形状に容器弾性部(6)
    を設け、押出しヘッド(4)を押さえる。 (ホ)容器後部(8)の乾燥性流動体収容部(10)内
    にマニキュア液等の乾燥性流動体を収容し、かき混ぜ用
    の玉(14)を入れ、容器後部(8)の入り口付近に玉
    止部(9)を設ける。 (ヘ)内部キャップ(13)と外部キャップ(12)を
    一体型とし、二重キャップ構造のキャップを設け、これ
    を内部・外部一体型二重キャップ(A)として容器先端
    部(1)に装着する。 以上のことを特徴とする乾燥性流動体塗布具。
JP36996397A 1997-12-17 1997-12-17 乾燥性流動体塗布具 Pending JPH11179268A (ja)

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JP36996397A JPH11179268A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 乾燥性流動体塗布具

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JP36996397A JPH11179268A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 乾燥性流動体塗布具

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JPH11179268A true JPH11179268A (ja) 1999-07-06

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ID=18495746

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JP36996397A Pending JPH11179268A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 乾燥性流動体塗布具

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JP (1) JPH11179268A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115983A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Yoshida Industry Co Ltd ネールエナメル容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115983A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Yoshida Industry Co Ltd ネールエナメル容器

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