JPH11179221A - 廃プラスチック減容装置 - Google Patents

廃プラスチック減容装置

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Publication number
JPH11179221A
JPH11179221A JP36560097A JP36560097A JPH11179221A JP H11179221 A JPH11179221 A JP H11179221A JP 36560097 A JP36560097 A JP 36560097A JP 36560097 A JP36560097 A JP 36560097A JP H11179221 A JPH11179221 A JP H11179221A
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JP
Japan
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waste plastic
plastic material
pot
cylinder
plunger
Prior art date
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Pending
Application number
JP36560097A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Toio
守 樋尾
Koichi Sekido
幸市 関戸
Akio Shimomura
昭夫 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃プラスチック材を減容して廃プラスチック
材の運搬コストの低減、及び廃プラスチック材置場の省
スペース化が可能であり、運転時の騒音が小さく、また
メンテナンスのコストや手間を低減することができる廃
プラスチック減容装置を提供する。 【解決手段】 廃プラスチック材が供給される収容部2
を備える。収容部2の上方に配置され、収容部2に廃プ
ラスチック材を供給するホッパー3を備える。収容部2
の一側方に、収容部2の他側方向に向かって水平にスラ
イド移動自在に配置され、収容部2の廃プラスチック材
を加圧して粗砕する加圧プランジャー4を備える。収容
部2の他側部の排出口32を塞ぐように収容部2の他側
方に配置され、収容部2の他側方向に向かって水平にス
ライド移動自在なストッププレート5を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃プラスチック減
容装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチックの射出成形時に発生するラ
ンナーやスプール等の廃プラスチック材を回収して運搬
する際、従来は回収したこれらの廃プラスチック材をカ
ッターミルやピン式回転機等で切断して減容した後に運
搬することにより、廃プラスチック材の運搬コストの低
減や、廃プラスチック置場の省スペース化を図ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のように廃
プラスチック材を切断によって減容すると、切断時に大
きな騒音が発生するものであり、また廃プラスチック材
の切断部から大量の粉塵が発生するため集塵装置が必要
なものであり、また廃プラスチック材を切断するための
刃の磨耗が大きく、メンテナンスにコストや手間がかか
るものであった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、廃プラスチック材を減容して廃プラスチック材の
運搬コストの低減、及び廃プラスチック材置場の省スペ
ース化が可能であり、運転時の騒音が小さく、またメン
テナンスのコストや手間を低減することができる廃プラ
スチック減容装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の廃プラスチック減容装置は、廃プラスチック材が供給
される収容部2と、収容部2の上方に配置され、収容部
2に廃プラスチック材を供給するホッパー3と、収容部
2の一側方に、収容部2の他側方向に向かって水平にス
ライド移動自在に配置され、収容部2の廃プラスチック
材を加圧して粗砕する加圧プランジャー4と、収容部2
の他側部の排出口32を塞ぐように収容部2の他側方に
配置され、収容部2の他側方向に向かって水平にスライ
ド移動自在なストッププレート5とを具備して成ること
を特徴とするものである。
【0006】また本発明の請求項2に記載の廃プラスチ
ック減容装置は、廃プラスチック材が供給される収容部
2と、収容部2の上方に配置され、収容部2に廃プラス
チック材を供給するロータリーフィーダー15と、ロー
タリーフィーダー15の上方に配置され、ロータリーフ
ィーダー15に廃プラスチック材を供給するホッパー3
と、収容部2の一側方に、収容部2の他側方向に向かっ
て水平にスライド移動自在に配置され、収容部2の廃プ
ラスチック材を加圧して粗砕する加圧プランジャー4
と、収容部2の下部の排出口39を塞ぐように収容部2
の下方に配置され、下方に向かって回動自在な排出弁1
4とを具備して成ることを特徴とするものである。
【0007】また本発明の請求項3に記載の廃プラスチ
ック減容装置は、廃プラスチック材が供給され、下方に
向かって回動駆動自在なポット17と、ポット17に廃
プラスチック材を供給するスクリューフィーダー18
と、ポット17の上方に、上下方向に移動自在に配置さ
れ、ポット17内の廃プラスチック材を加圧して粗砕す
る加圧プランジャー4と、ポット17の支持及びこの支
持動作の解除が自在なストッパー24とを具備して成る
ことを特徴とするものである。
【0008】また本発明の請求項4に記載の廃プラスチ
ック減容装置は、廃プラスチック材が供給され、側方に
向けてスライド移動自在なポット17と、ポット17に
廃プラスチック材を供給するスクリューフィーダー18
と、ポット17の上方に配置され、ポット17内の廃プ
ラスチック材を加圧して粗砕する上下方向に移動自在な
加圧プランジャー4と、側方に向けてスライド移動した
ポット17内の廃プラスチック材を排出する排出ステー
ションとを具備して成ることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1に示す廃プラスチック減容装置1は、筒状の
加圧筒13が一側から他側に向けて略水平に設けてあ
り、この加圧筒13の内部には収容部2が設けてあると
共に、加圧筒13の内部の、収容部2の一側方に加圧プ
ランジャー4が配置してある。この加圧プランジャー4
は加圧筒13の一側方に配置されているシリンダー8に
接続してあり、このシリンダー8にて、加圧筒13内を
収容部2の他側方向に向かって水平にスライド移動自在
に配置されているものである。ここで加圧プランジャー
4の外周形状は、加圧筒13の内周形状よりもやや小さ
く形成するものであり、加圧プランジャー4の下部には
下方に開口する凹部11が形成してある。またこの凹部
11の内面の上面からはブラシ10が下方に向けて設け
てあり、加圧プランジャー4が加圧筒13内をスライド
移動する際に、ブラシ10の先部が加圧筒13の内面の
下面上を滑るようにする。また加圧筒13の下面には、
加圧プランジャー4の配置位置における凹部11の下方
において、排出口12が穿設してある。また加圧筒13
の上面には、収容部2の上方において供給口38が設け
てある。また加圧筒13の上方には、上下に開口するホ
ッパー3が設けてあり、このホッパー3は、収容部2の
上方に配置すると共に、供給口38を通じて収容部2に
連通するように設けてある。このホッパー3内には、棒
材にて正面視ヨ字状に形成したブリッジブレーカー6が
配置してあり、このブリッジブレーカー6はシリンダー
7に接続され、シリンダー7にて下方に向けて移動自在
なものである。また加圧筒の、シリンダー8が配置され
ている側と反対側の端部は開口させて排出部32として
形成してあり、加圧筒13の排出口32側の側方にには
ストッププレート5が、この排出口32を塞ぐように配
置してある。このストッププレート5は、シリンダー9
に接続してあり、このシリンダー9にて収容部2の他側
方に向かって水平にスライド移動自在なものである。こ
こで、上記のシリンダー7、8、9としては、エアーシ
リンダーや、油圧シリンダー等を用いることができる
が、特にエアーシリンダーを用いると、シリンダー7、
8、9を作動させた際の騒音を低減することができる。
【0010】このような廃プラスチック減容装置1を用
いて、プラスチックの射出成形時に発生するランナーや
スプール等の廃プラスチック材の減容を行なう際には、
まずホッパー3の上部の開口に廃プラスチック材を投入
し、ホッパー3を介して供給口38から収容部2に廃プ
ラスチック材を供給する。この際収容部2の上部には廃
プラスチック材によるブリッジが形成されて収容部2へ
の廃プラスチック材の供給が阻害されることがあるが、
ブリッジブレーカー6をシリンダー7にて、通常2、3
回上下に移動させることによりブリッジを破壊し、廃プ
ラスチック材を収容部2にスムースに供給することがで
きる。収容部2への廃プラスチック材の供給が完了した
ら、加圧プランジャー4をシリンダー8にてストッププ
レート5側に前進移動させる。この際、収容部2の廃プ
ラスチック材はストッププレート5と加圧プランジャー
4に挟まれ、加圧プランジャー4の先端面で、廃プラス
チック材を押圧して粗砕することにより廃プラスチック
材を減容する。このように廃プラスチック材を粗砕する
ためには、加圧プランジャー4の先端面に、シリンダー
8にて4kg/cm2 〜7kg/cm2 の面圧をかけれ
ばよく、小さな圧力で廃プラスチック材を粗砕すること
ができる。ここで廃プラスチック材が粗砕されにくい場
合は、加圧プランジャー4をわずかに後退させると共
に、再びストッププレート5側に前進移動させて廃プラ
スチックを押圧し、この動作を繰り返すことにより、廃
プラスチック材を充分に粗砕して減容するものである。
このように廃プラスチック材を粗砕したら、ストッププ
レート5をシリンダー9にて、加圧筒から離す方向に移
動させて排出口13を開口させると共に、加圧プランジ
ャー4をシリンダー8にて更に排出口側に向けて移動さ
せることによって、減容させた廃プラスチック材を排出
口32に向けて押し出して、廃プラスチック材を排出口
32から廃プラスチック減容装置1外に排出するもので
ある。廃プラスチック材を排出したら、加圧プランジャ
ー4をシリンダー8にて後退させることにより元の配置
位置に配置すると共に、ストッププレート5をシリンダ
ー7にて加圧筒側に移動させて排出口32を塞ぐもので
あり、このようにして加圧プランジャー4とストッププ
レート5を元の配置位置に配置した後、再び廃プラスチ
ック材の減容を行なうことができる。
【0011】このように図1に示す廃プラスチック減容
装置1では、ホッパー3から収容部2に供給された廃プ
ラスチック材を加圧プランジャー4にて粗砕することに
より減容することができ、廃プラスチック材の運搬コス
トの低減、及び廃プラスチック材置場の省スペース化が
可能であり、粗砕により廃プラスチック材を減容するの
で、切断して減容する場合と比較して運転時の騒音が小
さく、また廃プラスチック材の切断のために刃を設ける
必要がないため、磨耗した刃のメンテナンスのコストや
手間を低減することができるものであり、また収容部2
で減容されたプラスチック材は、ストッププレート5を
収容部2の他側方向に向かって水平にスライド移動させ
ると共に、加圧プランジャー4を収容部2の他側方向に
向かって水平にスライド移動させることにより、収容部
2の他側部の排出口32から廃プラスチック減容装置1
の外部へ容易に排出することができるものである。
【0012】ここで加圧プランジャー4が加圧筒13内
を後退する際、廃プラスチック材を粗砕した際に生じた
プラスチックの粉砕粉を、加圧プランジャー4に設けた
ブラシで掃いて加圧筒の下面の排出口12まで運び、こ
の排出口12から廃プラスチック減容装置1外に排出す
るものであり、そのため加圧プランジャー4の外面と加
圧筒13の内面の間に廃プラスチックの粉砕粉が詰まっ
て加圧プランジャー4のスライド移動が阻害されるよう
なことがなく、加圧プランジャー4を加圧筒13でスム
ースにスライド移動させることができるものである。
【0013】また上記の加圧プランジャー4の先端面に
凸部を設けて凹凸形状に形成すると、加圧プランジャー
4にて廃プラスチック材を押圧する際に加圧プランジャ
ー4の先端面の凸部に集中力がかかり、廃プラスチック
材を、小さな圧力で効率良く粗砕することができる。こ
の場合の凸部の形状の例を図7に示す。図7(a)は、
加圧プランジャー4の先端面に棒状の凸部33を複数個
突設したものである。また図7(b)は、凸部として、
加圧プランジャー4の先端面に山型の凸条34を平行に
複数条設けたものであり、凸条34の幅d1 を2〜10
mmに形成すると共に、隣合う二つの凸条34の間の幅
2 を2〜10mmに形成するものである。また図7
(c)は、加圧プランジャー4の先端面に、同心円状に
輪状の凸部35を複数個設けたものである。またこのよ
うに加圧プランジャー4の先端面を凹凸形状に形成する
と共に、ストッププレート5の、加圧プランジャー4に
対向する面を同様に凹凸形状に形成すると、廃プラスチ
ック材を、小さな圧力で効率良く粗砕することができる
という上記の効果を更に向上することができる。
【0014】図2に示す廃プラスチック減容装置1は、
筒状の加圧筒13が一側から他側に向けて略水平に設け
てあり、この加圧筒13の内部には収容部2が設けてあ
ると共に、加圧筒13の内部の、収容部2の一側方に加
圧プランジャー4が配置してある。この加圧プランジャ
ー4は加圧筒13の一側方に配置されているシリンダー
8に接続してあり、このシリンダー8にて、加圧筒13
内を収容部2の他側方向に向かって水平にスライド移動
自在に配置されているものである。ここで加圧プランジ
ャー4の外周面は、加圧筒13の内周形状よりもやや小
さく形成するものである。また加圧筒13の上方には、
ロータリーフィーダー15を設けてあり、このロータリ
ーフィーダー15は、収容部2の上方に配置すると共
に、供給口38を通じて収容部2に連通するように設け
てある。またロータリーフィーダー15の上方には、上
下に開口するホッパー3が、ロータリーフィーダー15
に接続させて設けてある。また加圧筒13は、シリンダ
ー8が配置してある側と反対側の端部を押圧用板41で
閉ざすように形成すると共に、加圧筒13の下面には、
収容部2の下方において、排出口39を設けてあり、加
圧筒13の下方には、シリンダー36に接続され、シリ
ンダー36にて下方に向かって回動自在な排出弁14
が、収容部2の下部の供給口38を塞ぐように配置され
ている。ここでシリンダー36はシリンダー36内のプ
ランジャーの平行運動を回転運動に変換して排出弁14
に伝達する機構を有するものである。上記のシリンダー
8、36としては、エアーシリンダーや、油圧シリンダ
ー等を用いることができるが、特にエアーシリンダーを
用いると、シリンダー8、36を作動させた際の騒音を
低減することができる。
【0015】このような廃プラスチック減容装置1を用
いて、プラスチックの射出成形時に発生するランナーや
スプール等の廃プラスチック材の減容を行なう際には、
まずホッパー3の上部の開口に廃プラスチック材を投入
し、ホッパー3を介してロータリーフィーダー15内の
隣合う二枚の羽根16に挟まれたスペース37のうちの
一つに廃プラスチック材を供給する。このロータリーフ
ィーダー15の羽根16を回転することによって、順次
ロータリーフィーダー15内の複数のスペース37に廃
プラスチック材が供給されると共に、ロータリーフィー
ダー15の下部に移動したスペース37から、供給口3
8を通じて収容部2に廃プラスチック材が供給されるも
のであり、収容部2に供給される廃プラスチック材の容
積は、ロータリーフィーダー15内のスペース37の容
量に相当するため、ロータリーフィーダー15の羽根1
6の回転数を制御することにより、収容部2に供給され
る廃プラスチック材の容積を制御することができる。収
容部2への廃プラスチック材の供給が完了したら、加圧
プランジャー4をシリンダー8にて押圧用板41側に移
動させる。この際、収容部2の廃プラスチック材は加圧
筒13の押圧用板41と加圧プランジャー4に挟まれ、
加圧プランジャー4の先端面で、廃プラスチック材を押
圧して粗砕することにより廃プラスチック材を減容す
る。このように廃プラスチック材を粗砕するためには、
加圧プランジャー4の先端面に、シリンダー8にて4k
g/cm2 〜7kg/cm2 の面圧をかければよく、小
さな圧力で廃プラスチック材を粗砕することができる。
ここで廃プラスチック材が粗砕されにくい場合は、加圧
プランジャー4をわずかに後退移動させると共に、再び
前進移動させて廃プラスチックを押圧し、この動作を繰
り返すことにより、廃プラスチック材を充分に粗砕して
減容するものである。このように廃プラスチック材を粗
砕したら、排出弁14をシリンダー36にて下方に向け
て回動させて排出口39を開くと共に、加圧プランジャ
ー4をシリンダー8にて後退移動させて元の配置位置に
戻すことによって、減容させた廃プラスチック材を排出
口39から下方に落下させて廃プラスチック減容装置1
外に排出するものである。廃プラスチック材を排出した
ら、排出弁14をシリンダー36にて上方に回動させて
排出口39を塞ぐものであり、このようにして加圧プラ
ンジャー4と排出弁14を元の配置位置に配置した後、
再び廃プラスチック材の減容を行なうことができる。
【0016】このように図2に示す廃プラスチック減容
装置1では、ロータリーフィーダー15により一定の容
積の廃プラスチック材を収容部2に供給することがで
き、収容部2に供給される廃プラスチック材の容積を制
御することができるものであり、また収容部2に供給さ
れた廃プラスチック材を加圧プランジャー4にて粗砕す
ることにより減容することができ、廃プラスチック材の
運搬コストの低減、及び廃プラスチック材置場の省スペ
ース化が可能であり、また粗砕により廃プラスチック材
を減容するので、切断して減容する場合と比較して運転
時の騒音が小さく、また廃プラスチック材の切断のため
に刃を設ける必要がないため、磨耗した刃のメンテナン
スのコストや手間が不要なものであり、また収容部2で
減容されたプラスチック材は、排出弁14を下方に向か
って回動させることにより収容部2の下部の開口から廃
プラスチック減容装置1の外部へ容易に排出することが
できるものである。
【0017】また図1に示す廃プラスチック減容装置1
の場合と同様に、加圧プランジャー4の先端面に図7
(a)、7(b)、7(c)に示すように凸部を設けて
凹凸形状に形成すると、加圧プランジャー4にて廃プラ
スチック材を押圧する際に加圧プランジャー4の先端面
の凸部に集中力がかかり、廃プラスチック材を小さな圧
力で効率良く粗砕することができる。またこのように加
圧プランジャー4の先端面を凹凸形状に形成すると共
に、加圧プランジャー4に対向する、加圧筒13の押圧
用板41の内面を同様に凹凸形状に形成すると、廃プラ
スチック材を小さな圧力で効率良く粗砕することができ
るという上記の効果を更に向上することができる。
【0018】図3に示す廃プラスチック減容装置1は、
図3(a)に示すように、筒状の加圧筒23が上下方向
に略鉛直に設けてあり、加圧筒23の内部の上部に加圧
プランジャー4が配置してある。この加圧プランジャー
4は加圧筒23の上方に配置されているシリンダー8に
接続してあり、このシリンダー8にて、加圧筒23内を
下方に向かって鉛直にスライド移動自在に配置されてい
るものである。ここで加圧プランジャー4の外周形状
は、加圧筒23の内周形状よりもやや小さく形成するも
のである。また加圧筒23には筒状の供給路22が、加
圧筒23の側面において加圧筒23内に連通するように
設けてあり、この供給路22はスクリューフィーダー1
8に接続されて、スクリューフィーダー18と加圧筒2
3を接続している。また加圧筒23の下端は開口させて
形成すると共に、加圧筒23の下方には、図3(b)に
示すように、上方に開口する容器で形成したポット17
を、加圧筒23内とポット17内が連通するように配置
してある。このポット17は、ポット17の一側部に接
続された支持部26を介してシリンダー40に接続して
あり、このシリンダー40にて下方に向けて回動自在な
ものである。ここでシリンダー40はシリンダー40内
のプランジャーの平行運動を回転運動に変換して支持部
26に伝達する機構を有するものである。またポット1
7の他側部の下方には、ストッパー24をポット17に
接触させて配置し、ポット17を他側部の下部において
係止して支持している。このストッパー24はシリンダ
ー25に接続されており、シリンダー25にてポット1
7の他側方向に向けて水平にスライド移動自在なもので
ある。上記のシリンダー8、25、40としては、エア
ーシリンダーや、油圧シリンダー等を用いることができ
るが、特にエアーシリンダーを用いると、シリンダー
8、25、40を作動させた際の騒音を低減することが
できる。
【0019】このような廃プラスチック減容装置1を用
いて、プラスチックの射出成形時に発生するランナーや
スプール等の廃プラスチック材の減容を行なう際には、
まずスクリューフィーダー18の貯槽20に廃プラスチ
ック材を投入し、スクリューフィーダー18に接続され
たモーター21を稼働させてスクリューフィーダー18
内のスクリュー19を回転させて、廃プラスチック材を
スクリュー19の軸方向に移送し、廃プラスチック材を
供給路22を介して加圧筒23内に供給する。加圧筒2
3内に供給された廃プラスチック材は、加圧筒23内を
落下してポット17内に供給される。ポット17内への
廃プラスチック材の供給が完了したら、加圧プランジャ
ー4をシリンダーにて下方に移動させる。この際、ポッ
ト17内の廃プラスチック材は加圧プランジャー4の下
面とポット17内の底面に挟まれ、加圧プランジャー4
の下面で、廃プラスチック材を押圧して粗砕することに
より廃プラスチック材を減容する。ここでポット17に
は下方への押圧力がかるが、ポット17はストッパー2
4にて支持されているのでポット17は下方に回動する
ことなく固定されているものである。このように廃プラ
スチック材を粗砕するためには、加圧プランジャー4の
下面に、シリンダー8にて4kg/cm2 〜7kg/c
2 の面圧をかければよく、小さな圧力で廃プラスチッ
ク材を粗砕することができる。ここで廃プラスチック材
が粗砕されにくい場合は、シリンダー8にて加圧プラン
ジャー4をわずかに上方に移動させると共に、再び下方
に移動して廃プラスチックを押圧し、この動作を繰り返
すことにより、廃プラスチック材を充分に粗砕して減容
するものである。このように廃プラスチック材を粗砕し
たら、ストッパー24をシリンダー25にてホッパー1
7の外側に移動させて、ストッパー24によるポット1
7の支持動作を解除した後、ポット17をシリンダー4
0にて下方に向けて回動させて、回動後のポット17と
回動前のポット17の成す角θ1 が120°になるよう
にして、ポット17内の減容させた廃プラスチック材を
下方に落下させて廃プラスチック減容装置1外に排出す
るものである。ここで上記のポット17を、シリンダー
36にて元の配置位置あるいは元の配置位置の中間位置
まで回動させた後、再び回動後のポット17と回動前の
ポット17の成す角θ1 が120°になる位置まで回動
させ、更にこの動作を繰り返すことにより、ポット17
内の廃プラスチック材をポット17内から完全に排出す
ることができるものである。廃プラスチック材を排出し
たら、シリンダー40にてポット17を回動させて元の
配置位置に配置すると共に、ストッパー24をシリンダ
ー25にてポット17側に移動させてポット17を係止
して支持するものであり、このようにポット17とスト
ッパー24を元の配置位置に配置した後、再び廃プラス
チック材の減容を行なうことができる。
【0020】このように図3に示す廃プラスチックス減
容装置1では、クリューフィーダーによりポット17内
に供給された廃プラスチック材を、加圧プランジャー4
を下方向に移動させて粗砕することにより減容すること
ができ、廃プラスチック材の運搬コストの低減、及び廃
プラスチック材置場の省スペース化が可能であり、また
この際、ポット17をストッパー24により係止するこ
とにより、ポット17が加圧プランジャー4による上方
からの圧力により下方に向かって回動することがないも
のであり、また粗砕により廃プラスチック材を減容する
ので、切断して減容する場合と比較して運転時の騒音が
小さく、また廃プラスチック材の切断のために刃を設け
る必要がないため、磨耗した刃のメンテナンスのコスト
や手間が不要なものであり、またポット17内で減容さ
れたプラスチック材は、ストッパー24によるポット1
7の係止動作を解除すると共にポット17を下方に向か
って回動させることによりポット17から下方へ落下さ
せて廃プラスチック減容装置1の外部へ容易に排出する
ことができるものである。
【0021】また図1に示す廃プラスチック減容装置1
の場合と同様に、加圧プランジャー4の下面に図7
(a)、7(b)、7(c)に示すように凸部を設けて
凹凸形状に形成すると、加圧プランジャー4にて廃プラ
スチック材を押圧する際に加圧プランジャー4の下面の
凸部に集中力がかかり、廃プラスチック材を小さな圧力
で効率良く粗砕することができる。またこのように加圧
プランジャー4の下面を凹凸形状に形成すると共に、加
圧プランジャー4に対向する、ポット17内の底面を同
様に凹凸形状に形成すると、廃プラスチック材を小さな
圧力で効率良く粗砕することができるという上記の効果
を更に向上することができる。
【0022】図4乃至6に示す廃プラスチック減容装置
1は、筒状の加圧筒23が上下方向に略鉛直に設けてあ
り、加圧筒23の内部の上部に加圧プランジャー4が配
置してある。この加圧プランジャー4は加圧筒23の上
方に配置されているシリンダー8に接続してあり、この
シリンダー8にて、加圧筒23内を下方に向かって鉛直
にスライド移動自在に配置されているものである。な
お、図5(b)ではシリンダー27の図示を省略してあ
り、図6では加圧筒23の図示を省略してある。ここで
加圧プランジャー4の外周形状は、加圧筒23の内周形
状よりもやや小さく形成するものである。また加圧筒2
3には筒状の供給路22が、加圧筒23の側面において
加圧筒23内に連通するように設けてあり、この供給路
22はスクリューフィーダー18に接続されて、スクリ
ューフィーダー18と加圧筒23を接続している。また
加圧筒23の下端は開口させて形成すると共に、加圧筒
23の下方には、図5(a)に示すような上下に開口す
る筒状に形成したポット17を、加圧筒23内とポット
17内が連通するように配置してある。ここでこのポッ
ト17の内面は、加圧プランジャー4を下方に移動させ
てポット17内に配置した際、ポット17の内面と加圧
プランジャー4の外面の間に1〜3mmの隙間が形成さ
れるように形成するものである。またこのポット17は
板状のベース板29上に配置されていると共に、一側部
においてシリンダー27に接続してあり、このシリンダ
ー27にて他側方に向けてベース板29上を水平にスラ
イド移動自在なものである。ここでベース板29にポッ
ト17をその移動方向に誘導するリニアガイドを形成す
ると、ポット17がスムースに水平移動させることがで
きる。また図4(b)に示すように、ポット17の下端
とベース板29の上面との間には0.1〜0.5mmの
クリアランスd1 が形成してあり、またポット17の下
端部には、ポット17の下端部の外周に切り欠きを形成
して、30°〜40°の角度θ2 を有するエッジが形成
してある。また図4(a)及び図6(b)に示すよう
に、シリンダー27には、その一側と他側に位置確認セ
ンサー28が設けてある。この位置確認センサー28は
リミットスイッチで形成されており、シリンダー27内
を水平に移動するように配置されてポット17に接続さ
れているプランジャーの位置をセンシングするものであ
る。またベース板29には、図4(a)、図5(b)、
及び図6に示すように、ポット17のシリンダー27と
反対側において、排出穴30が設けてあると共に、この
排出穴30の下方には、図4(b)に示すように受け皿
31が配置してあり、この排出穴30と受け皿31とで
排出ステーションを形成している。ここで排出穴30
は、ポット17をシリンダー27にてベース板29上を
水平にスライド前進移動させた際の、ポット17の下方
に配置されるように形成するものである。上記のシリン
ダー8、27としては、エアーシリンダーや、油圧シリ
ンダー等を用いることができるが、特にエアーシリンダ
ーを用いると、シリンダー8、27を作動させた際の騒
音を低減することができる。
【0023】このような廃プラスチック減容装置1を用
いて、プラスチックの射出成形時に発生するランナーや
スプール等の廃プラスチック材の減容を行なう際には、
まずスクリューフィーダー18の貯槽20に廃プラスチ
ック材を投入し、スクリューフィーダー18に接続され
たモーター21を稼働させてスクリューフィーダー18
内のスクリュー19を回転させて、廃プラスチック材を
スクリュー19の軸方向に移送し、廃プラスチック材を
供給路22を介して加圧筒23内に供給する。加圧筒2
3内に供給された廃プラスチック材は、加圧筒23内を
落下してポット17内に供給される。ポット17内への
廃プラスチック材の供給が完了したら、加圧プランジャ
ー4をシリンダー8にて下方に移動させる。この際、ポ
ット17内の廃プラスチック材は加圧筒23の下面とベ
ース板29上面のポット17が配置されている部分との
間に挟まれ、加圧プランジャー4の下面で、廃プラスチ
ック材を押圧して粗砕することにより廃プラスチック材
を減容する。このように廃プラスチック材を粗砕するた
めには、加圧プランジャー4の下面に、シリンダー8に
て4kg/cm2 〜7kg/cm2 の面圧をかければよ
く、小さな圧力で廃プラスチック材を粗砕することがで
きる。ここで廃プラスチック材が粗砕されにくい場合
は、加圧プランジャー4をわずかに上方に移動させると
共に、再び下方に移動して廃プラスチックを押圧し、こ
の動作を繰り返すことにより、廃プラスチック材を充分
に粗砕して減容するものである。このように廃プラスチ
ック材を粗砕したら、加圧プランジャー4をシリンダー
8にて上方に移動させて元の配置位置に配置し、ポット
17をシリンダー27にてベース板29上を水平にスラ
イド前進移動させて、ポット17を排出穴30の上方に
配置させる。このときポット17内の廃プラスチック材
もポット17の内面とベース板29の上面に保持されて
排出穴30の上方まで移動され、ポット17内の廃プラ
スチック材は排出穴30から下方に落下して受け皿31
で受け止められるものであり、この受け皿31の中の廃
プラスチック材を回収して、廃プラスチック減容装置1
外に排出するものである。廃プラスチック材を排出した
ら、シリンダー27にてポット17を水平後退移動させ
てポット17を元の配置位置に配置するものであり、こ
のように加圧プランジャー4とポット17を元の配置位
置に配置した後、再び廃プラスチック材の減容を行なう
ことができる。ここでポット17を水平に移動させるシ
リンダー27には上記のように位置確認センサー28を
設けてあり、シリンダー27にてポット17を水平移動
させる際に、ポット17の位置を位置確認センサー28
にてセンシングし、ポット17を加圧筒23の下方及び
排出穴30の上方で停止させるようにシリンダー8を制
御することができるものである。また上記のようにポッ
ト17の内面は、加圧プランジャー4を下方に移動させ
てポット17内に配置した際、ポット17の内面と加圧
プランジャー4の外面の間に1〜3mmの隙間が形成さ
れるように形成するものであるため、位置確認センサー
28によるポット17の位置のセンシングに多少の誤差
が生じ、加圧筒23の下方にポット17を配置した際に
その配置が本来の位置から僅かにずれた場合であって
も、加圧プランジャー4を下方に移動させた際に、加圧
プランジャー4をポット17の上端に引っ掛けることな
くポット17内に配置させることができるものである。
【0024】このように図4乃至図6に示す廃プラスチ
ックス減容装置1では、スクリューフィーダー18によ
りポット17内に供給された廃プラスチック材を、加圧
プランジャー4を下方向に移動させて粗砕することによ
り減容することができ、廃プラスチック材の運搬コスト
の低減、及び廃プラスチック材置場の省スペース37化
が可能であり、また粗砕により廃プラスチック材を減容
するので、切断して減容する場合と比較して運転時の騒
音が小さく、また廃プラスチック材の切断のために刃を
設ける必要がないため、磨耗した刃のメンテナンスのコ
ストや手間が不要なものであり、またポット17内で減
容されたプラスチック材は、ポット17を側方に向けて
スライド移動させ、このスライド移動させたポット17
内の廃プラスチック材を排出ステーションにて廃プラス
チック減容装置1の外部へ排出することができるもので
ある。
【0025】また図1に示す廃プラスチック減容装置1
の場合と同様に、加圧プランジャー4の下面に図7
(a)、7(b)、7(c)に示すように凸部を設けて
凹凸形状に形成すると、加圧プランジャー4にて廃プラ
スチック材を押圧する際に加圧プランジャー4の下面の
凸部に集中力がかかり、廃プラスチック材を小さな圧力
で効率良く粗砕することができる。
【0026】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
廃プラスチック減容装置は、廃プラスチック材が供給さ
れる収容部と、収容部の上方に配置され、収容部に廃プ
ラスチック材を供給するホッパーと、収容部の一側方
に、収容部の他側方向に向かって水平にスライド移動自
在に配置され、収容部の廃プラスチック材を粗砕する加
圧プランジャーと、収容部の他側部の排出口を塞ぐよう
に収容部の他側方に配置され、収容部の他側方向に向か
って水平にスライド移動自在なストッププレートとを具
備するため、ホッパーから収容部に供給された廃プラス
チック材を加圧プランジャーにて粗砕することにより減
容することができ、廃プラスチック材の運搬コストの低
減、及び廃プラスチック材置場の省スペース化が可能で
あり、しかも加圧プランジャーによる加圧で廃プラスチ
ック材を減容することができ、切断して減容する場合と
比較して運転時の騒音が小さく、また廃プラスチック材
の切断のために刃を設ける必要がなくなって、磨耗した
刃のメンテナンスのコストや手間をが不要なものであ
り、また収容部で減容されたプラスチック材は、ストッ
ププレートを収容部の他側方向に向かって水平にスライ
ド移動させると共に、加圧プランジャーを収容部の他側
方向に向かって水平にスライド移動させることにより、
収容部の他側部の排出口から廃プラスチック減容装置の
外部へ容易に排出することができるものである。
【0027】また本発明の請求項2に記載の廃プラスチ
ック減容装置は、廃プラスチック材が供給される収容部
と、収容部の上方に配置され、収容部に廃プラスチック
材を供給するロータリーフィーダーと、ロータリーフィ
ーダーの上方に配置され、ロータリーフィーダーに廃プ
ラスチック材を供給するホッパーと、収容部の一側方
に、収容部の他側方向に向かって水平にスライド移動自
在に配置され、収容部の廃プラスチック材を粗砕する加
圧プランジャーと、収容部の下部の排出口を塞ぐように
収容部の下方に配置され、下方に向かって回動自在な排
出弁とを具備するため、ロータリーフィーダーにより一
定の容積の廃プラスチック材を収容部に供給することが
でき、収容部に供給される廃プラスチック材の容積を制
御することができるものであり、また収容部に供給され
た廃プラスチック材を加圧プランジャーにて粗砕するこ
とにより減容することができ、廃プラスチック材の運搬
コストの低減、及び廃プラスチック材置場の省スペース
化が可能であり、また加圧により廃プラスチック材を減
容することができ、切断して減容する場合と比較して運
転時の騒音が小さく、また廃プラスチック材の切断のた
めに刃を設ける必要がなくなって、磨耗した刃のメンテ
ナンスのコストや手間が不要なものであり、また収容部
で減容されたプラスチック材は、排出弁を下方に向かっ
て回動させることにより収容部の下部の排出口から廃プ
ラスチック減容装置の外部へ容易に排出することができ
るものである。
【0028】また本発明の請求項3に記載の廃プラスチ
ック減容装置は、廃プラスチック材が供給され、下方に
向かって回動駆動自在なポットと、ポットに廃プラスチ
ック材を供給するスクリューフィーダーと、ポットの上
方に、上下方向に移動自在に配置され、ポット内の廃プ
ラスチック材を粗砕する加圧プランジャーと、ポットの
支持及びこの支持動作の解除が自在なストッパーとを具
備するため、スクリューフィーダーによりポット内に供
給された廃プラスチック材を、加圧プランジャーを下方
向に移動させて粗砕することにより減容することがで
き、廃プラスチック材の運搬コストの低減、及び廃プラ
スチック材置場の省スペース化が可能であり、またこの
際、ポットをストッパーにより支持することにより、ポ
ットが加圧プランジャーによる上方からの圧力により下
方に向かって回動することがないものであり、また加圧
により廃プラスチック材を減容することができ、切断し
て減容する場合と比較して運転時の騒音が小さく、また
廃プラスチック材の切断のために刃を設ける必要がなく
なって、磨耗した刃のメンテナンスのコストや手間が不
要なものであり、またポット内で減容されたプラスチッ
ク材は、ストッパーによるポットの支持動作を解除する
と共にポットを下方に向かって回動させることによりポ
ットから下方へ落下させて廃プラスチック減容装置の外
部へ容易に排出することができるものである。また本発
明の請求項4に記載の廃プラスチック減容装置は、廃プ
ラスチック材が供給され、側方に向けてスライド移動自
在なポットと、ポットに廃プラスチック材を供給するス
クリューフィーダーと、ポットの上方に配置され、ポッ
ト内の廃プラスチック材を粗砕する、上下方向に移動自
在な加圧プランジャーと、側方に向けてスライド移動し
たポット内の廃プラスチック材を排出する排出ステーシ
ョンとを具備するため、スクリューフィーダーによりポ
ット内に供給された廃プラスチック材を、加圧プランジ
ャーを下方向に移動させて粗砕することにより減容する
ことができ、廃プラスチック材の運搬コストの低減、及
び廃プラスチック材置場の省スペース化が可能であり、
また加圧により廃プラスチック材を減容することがで
き、切断して減容する場合と比較して運転時の騒音が小
さく、また廃プラスチック材の切断のために刃を設ける
必要がなくなって、磨耗した刃のメンテナンスのコスト
や手間が不要なものであり、またポット内で減容された
プラスチック材は、ポットを側方に向けてスライド移動
させ、このスライド移動させたポット内の廃プラスチッ
ク材を排出ステーションにて排出することにより、廃プ
ラスチック減容装置の外部へ容易に排出することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す一部破断した
概略正面図である。
【図2】本発明の実施の形態の他の例を示す一部破断し
た概略正面図である。
【図3】(a)は本発明の実施の形態の更に他の例を示
す正面の概略断面図、(b)は(a)の一部の斜視図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態の更に他の例を示すもので
あり、(a)正面の断面図、(b)は、一部の断面図で
ある。
【図5】(a)は同上の実施の形態に用いるポットの斜
視図、(b)は同上の一部の斜視図である。
【図6】同上の一部の斜視図である。
【図7】(a)乃至(c)は加圧プランジャーの形状の
例を示す一部の斜視図である。
【符号の説明】
1 廃プラスチック減容装置 2 収容部 3 ホッパー 4 加圧プランジャー 5 ストッププレート 14 排出弁 15 ロータリーフィーダー 17 ポット 18 スクリューフィーダー 24 ストッパー 32 排出口 39 排出口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃プラスチック材が供給される収容部
    と、収容部の上方に配置され、収容部に廃プラスチック
    材を供給するホッパーと、収容部の一側方に、収容部の
    他側方向に向かって水平にスライド移動自在に配置さ
    れ、収容部の廃プラスチック材を加圧して粗砕する加圧
    プランジャーと、収容部の他側部の排出口を塞ぐように
    収容部の他側方に配置され、収容部の他側方向に向かっ
    て水平にスライド移動自在なストッププレートとを具備
    して成ることを特徴とする廃プラスチック減容装置。
  2. 【請求項2】 廃プラスチック材が供給される収容部
    と、収容部の上方に配置され、収容部に廃プラスチック
    材を供給するロータリフィーダーと、ロータリフィーダ
    ーの上方に配置され、ロータリフィーダーに廃プラスチ
    ック材を供給するホッパーと、収容部の一側方に、収容
    部の他側方向に向かって水平にスライド移動自在に配置
    され、収容部の廃プラスチック材を加圧して粗砕する加
    圧プランジャーと、収容部の下部の排出口を塞ぐように
    収容部の下方に配置され、下方に向かって回動自在な排
    出弁とを具備して成ることを特徴とする廃プラスチック
    減容装置。
  3. 【請求項3】 廃プラスチック材が供給され、下方に向
    かって回動駆動自在なポットと、ポットに廃プラスチッ
    ク材を供給するスクリューフィーダーと、ポットの上方
    に、上下方向に移動自在に配置され、ポット内の廃プラ
    スチック材を加圧して粗砕する加圧プランジャーと、ポ
    ットの支持及びこの支持動作の解除が自在なストッパー
    とを具備して成ることを特徴とする廃プラスチック減容
    装置。
  4. 【請求項4】 廃プラスチック材が供給され、側方に向
    けてスライド移動自在なポットと、ポットに廃プラスチ
    ック材を供給するスクリューフィーダーと、ポットの上
    方に配置され、ポット内の廃プラスチック材を加圧して
    粗砕する上下方向に移動自在な加圧プランジャーと、側
    方に向けてスライド移動したポット内の廃プラスチック
    材を排出する排出ステーションとを具備して成ることを
    特徴とする廃プラスチック減容装置。
JP36560097A 1997-12-22 1997-12-22 廃プラスチック減容装置 Pending JPH11179221A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010502421A (ja) * 2006-08-28 2010-01-28 タイガー メディカル プロダクツ (ユーエス) インク ギアラックを装備した丸薬粉砕装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010502421A (ja) * 2006-08-28 2010-01-28 タイガー メディカル プロダクツ (ユーエス) インク ギアラックを装備した丸薬粉砕装置

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