JPH11178722A - 取り外し可能の容器保持具 - Google Patents

取り外し可能の容器保持具

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JPH11178722A
JPH11178722A JP10280349A JP28034998A JPH11178722A JP H11178722 A JPH11178722 A JP H11178722A JP 10280349 A JP10280349 A JP 10280349A JP 28034998 A JP28034998 A JP 28034998A JP H11178722 A JPH11178722 A JP H11178722A
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    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J45/00—Devices for fastening or gripping kitchen utensils or crockery
    • A47J45/10—Devices for gripping or lifting hot cooking utensils, e.g. pincers, separate pot handles, fabric or like pads

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 解除が簡単な取り外し可能の容器保持具を提
供する。 【解決手段】 取り外し可能の容器保持具は、保持体３
に取り付けられた２個のクランプ部材１，２を有する。
一方のクランプ部材１は保持体３に相対的に移動可能で
ある。レバー５は保持体から離れた位置と保持体３内に
待避した位置との間で揺動するように保持体３に取り付
けられている。リンクブレード６はレバー５と移動部材
１との間を連結するように延びており、レバー５が揺動
するとそれに連動して移動部材１を移動させる。レバー
５は解除ボタンを形成する少なくとも１個の横ウイング
部７を有し、この横ウイング部７はレバー５が待避位置
にあるときに、保持体３の側面に突起を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は台所器具等の取り外
し可能の容器保持具に関する。
【０００２】
【従来の技術】取り外し可能な取手を設けたシチュー鍋
及び焼き鍋料理皿自体は公知である。そのような取り外
し可能の保持具が本願出願人のフランス特許ＦＲ２７３
９７７２に開示されている。
【０００３】それは特に台所用器具等の容器のためのも
のであり、横壁又は湾曲したリム付きの縁部を有する。
【０００４】この保持具は、保持体に設けられた２個の
クランプ部材と、移動部材とを有する。前記クランプ部
材は、その一端が、前記容器の前記縁部及び湾曲したリ
ムの一部の内面及び外面を補う形状を有する。前記移動
手段は、開位置と、前記部材の端部が前記容器の縁を挟
持する閉位置との間でクランプ部材を相対的に移動させ
る。一方のクランプ部材は、前記保持体に相対的に移動
し、前記移動手段は保持体から離れた位置と前記保持体
内に待避した位置との間で揺動するように前記保持体上
に設けられたレバーと、前記レバーと移動部材との間を
連結して前記レバーが揺動するときに前記移動部材を移
動させるリンクブレードとを有する。
【０００５】この従来の保持具は、前記部材を相対的に
閉位置に保持するロッキング手段を有する。解除ボタン
が揺動レバーに設けられている。前記保持体は凹所を有
し、閉位置において、前記解除ボタンはこの凹所内に収
納され、前記保持体内にある。ユーザは１本の指でこの
解除ボタンを押し、保持具を解除する。
【０００６】従って、保持具を解除するために、解除ボ
タンを押し、前記保持具の保持体を進行させて前記レバ
ーが前記保持体を揺動させるようにする必要がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の保持具においては、前記解除ボタンが親指で押され
た場合は、同一の手の他の指は保持体の下にあり、この
ため、ユーザが指による保持体の押圧を停止するまで
は、レバーを揺動させることができない。
【０００８】このような操作は必ずしも全てのユーザに
自明であるわけではない。
【０００９】更に、上述の従来技術においては、解除ボ
タンは、レバーの揺動軸の近傍でレバーに配置されてい
る。その結果、レバーを動かすためには、強力な力が必
要である。
【００１０】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、上述の従来技術の欠点を解消し、解除が簡
単な取り外し可能の保持具を提供することを目的とす
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明に係る取り外し可
能の容器保持具は、保持体に設けられ容器の縁部を挟持
する２個のクランプ部材と、前記クランプ部材を両者が
開いた開位置又は両者が閉じた閉位置に相対的に移動さ
せる移動手段と、を有し、前記クランプ部材は前記容器
の縁部を挟持し、一方のクランプ部材は前記保持体に相
対的に移動可能であり、前記移動手段は、前記保持体に
取り付けられ保持体から離れた位置と前記保持体内に待
避した位置との間で揺動するレバーと、前記レバーと前
記移動可能のクランプ部材とを連結し前記レバーが揺動
するときに連動して前記移動クランプ部材を移動させる
リンクブレードとを有し、前記レバーは、解除ボタンを
形成する少なくとも１個の横ウイング部を有し、この横
ウイング部は前記レバーが前記待避位置にあるときに、
前記保持体の側面に突起を形成するものであることを特
徴とする。
【００１２】本発明においては、レバーは、解除ボタン
を形成し、レバーが前記待避位置にあるときに、前記保
持体の一側に突起を形成する少なくとも１つの横ウイン
グ部を有する。
【００１３】本発明の保持具は、ユーザが容器の縁部を
挟持したクランプをより簡単に開けることを可能とし
た。
【００１４】解除ボタンは保持体の一側に移設したの
で、ユーザはボタンを一つの指で押すためには、保持体
の周りに、その手を回転させる必要がある。その結果、
指は保持体の両側にあり、レバーと対向しない。
【００１５】本発明の他の実施態様においては、レバー
は、レバーの長手方向の軸に関して対称に配置されて、
保持部材の両側上に突起を形成する２個の横ウイング部
を有する。これにより、ユーザは保持体の両側で、一方
の手の指で、例えば親指又は所定の指で解除ボタンを操
作することができる。
【００１６】更に、解除は親指でより自然に、簡単にで
きる。レバーの２つのウイング部は保持具を左手又は右
手でいずれの手でも同等に簡単に開位置にすることがで
きる。
【００１７】この横ウイング部はレバーから横方向に延
出し、リンクブレードの揺動軸に実質的に対面する位置
まで延びていることが好ましい。これはリンクブレード
の揺動軸の位置でレバーに力を印加することにより、レ
バーの揺動による保持具の解除を可能にする。
【００１８】本発明の好適態様においては、前記横ウイ
ング部は、保持体上で揺動するように設けられた前記レ
バーの前記基端部の反対側のレバーの先端部である。
【００１９】この構造は、保持体に対して揺動するレバ
ーの自由端の近傍に解除ボタンを配置することになり、
解除のためのレバーアームを長くすることができる。
【００２０】本発明の他の特徴及び利点は以下の記載に
より明らかになる。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について添
付の図面を参照して具体的に説明する。本実施例は、本
発明の取り外し可能の保持具をシチュー鍋又は焼き鍋料
理皿のような台所用器具に適用したものである。
【００２２】図３に示すように、保持具は保持体３に設
けられた２個のクランプ部材１，２を有し、これらのク
ランプ部材１，２は図６に示す容器の縁部４を挟持す
る。
【００２３】一方のクランプ部材１は保持体３に相対的
に移動可能であり、他のクランプ部材２は保持体３に固
定されている。この実施例においては、他方のクランプ
部材２は保持体３の一端部３ａにより形成されている。
【００２４】この実施例においては、容器の縁部４は注
ぎ口を形成するように湾曲しているクランプ部材１，２
は容器の縁部の内面又は外面の端部形状に合う形状を有
する。
【００２５】保持体３はその自由端３ｂに開口８を有す
るシチュー鍋の取っ手の形状を有する。この自由端３ｂ
の開口８を利用して保持具をフックにかけることができ
る。
【００２６】移動手段５，６はクランプ部材１をクラン
プ部材２に対して相対的に移動させる。クランプ部材
１，２は図３に示す開位置と、図６に示す閉位置とをと
ることができる。閉位置においては、クランプ部材１，
２の端部は容器１の縁部４を挟持する。
【００２７】移動手段は保持体３に取り付けられて保持
体から離れた位置と保持体３内に待避した位置との間で
揺動するレバー５を有する。従って、保持体３はクラン
プ部材１，２の閉位置に対応して、待避位置でレバー５
を収納するハウジングを構成する。
【００２８】これにより、保持具が容器に固定されたと
き、保持具は従来のシチュー鍋の取っ手と実質的に同一
の外観形状を有する。
【００２９】レバー５は保持体３に固定された揺動軸
（ピン）５ｃの周りに揺動する。リンクブレード６はレ
バー５と移動クランプ部材１との間を連結するように延
びており、レバー５が揺動するときに連動して移動クラ
ンプ部材１を移動させる。リンクブレード６はレバー５
に設けられた揺動軸（ピン）６ａの周りに揺動し、リン
クブレード６の他端６ｂは移動クランプ部材１に固定さ
れている。
【００３０】移動クランプ部材１はその一部が容器の縁
部４を挟持するように湾曲した板状をなす。この移動ク
ランプ部材１の一端部は第２のクランプ部材２に対向す
る方向と反対方向に保持体３から突出する。
【００３１】移動クランプ部材１のクランプ部の反対側
の端部は平板であり、このクランプ部材１の平板状の他
端部は保持体３の内部に設けたガイド通路又はレール９
により案内されるようになっている。
【００３２】これにより、レバー５が保持体３に取り付
けられた揺動軸（ピン）５ｃの周りに揺動するときに、
レバー５の揺動軸（ピン）６ａに連結したリンク６の端
部も揺動し、レバー５の軌跡の端部で、図６に示すよう
に、リンクブレード６は移動クランプ部材１の移動軸、
即ち、保持体３の長手方向軸Ｘに整合する。
【００３３】リンクブレード６は保持具が閉じられたと
きに、２つのクランプ部材１，２間の距離を、種々の径
で種々の厚さの台所用品の縁部４に適合するように調整
するために、若干変形することが必要であり、この変形
に十分な弾性を有する。
【００３４】従って、リンクブレード６はその移動クラ
ンプ部材１とレバー５との上に夫々設けられた２連結端
部間で若干湾曲した形状を有する。この湾曲形状の曲率
半径はブレード６が縮んだときに若干減少する。
【００３５】保持具の閉位置において、リンクブレード
６は移動クランプ部材１の軸Ｘに平行の方向、即ち、保
持具を受ける容器１の縁部に垂直の方向に延びており、
これにより、リンクブレード６は移動クランプ部材１の
端部と他方のクランプ部材２の端部との間に相互に反対
の方向に力を作用させている。
【００３６】本発明によれば、レバー５は解除ボタンを
形成する少なくとも１個の横ウイング部７を有し、レバ
ー５が図５に示すように待避位置にあるときに、横ウイ
ング部７は保持体３の側面３ａに突起を形成する。
【００３７】この実施例においては、レバー５は、レバ
ーの長手方向軸に関して対称の２個の横ウイング部７を
有し、保持体３の各側面に夫々突起を形成する。
【００３８】本実施例においては、これらの２個の横ウ
イング部７は、レバー５の自由端を形成する半円環状部
５ａの２端部である。従って、レバーの自由端半円環状
部５ａは、保持具の閉位置において、保持体３の底部及
び両側３ａの一部を構成する。
【００３９】次に、容器に保持具が固定されたときの保
持体３の上部及び下部について説明する。２個の横ウイ
ング部７は、保持体３の両側に、保持体３の上方に方位
した平面を有する突起を形成し、これにより、この平面
が保持具の解除ボタンを構成する。
【００４０】横ウイング部７及び環状部５ａはレバー５
から横方向に延出して、レバー５内のリンクブレード６
の揺動軸６ａに実質的に対面する位置まで延びている。
【００４１】横ウイング部７はまたレバー５の端部５ａ
の近傍にある。この端部５ａは保持体３のピン５ｃの周
りに揺動するように設けられたレバー５の基端部５ｂの
反対側である。
【００４２】レバー５の基端部５ｂは保持体３における
クランプ部材１，２の反対側の自由端３ｂの近傍に配置
されている。また、レバー５は保持体３の底部に配置さ
れている。
【００４３】次に、本実施例の動作について説明する。
開位置において、保持具は、容器の縁部の上に位置して
いる。通常、ユーザは親指を保持体３の上部にあてが
い、他の指を保持体３の下部にあてがうことにより、取
っ手を保持する。
【００４４】その手を閉じることにより、ユーザはレバ
ー５が保持体３内に収納されるまでレバー５を揺動させ
る。
【００４５】そのとき、その揺動軌跡の端部で、リンク
ブレード６は移動クランプ部材１に平行である。従っ
て、保持具は弾性リンクブレード６の反力により保持体
３内にロックされる。このリンクブレード６は、リンク
ブレード６の端部６ｂで移動クランプ部材１に対して力
を作用し、またブレード６の端部６ａでレバー５を仲介
として保持体３に対して力を作用する。
【００４６】保持具を解除するためには、ユーザは、単
に、一方又は双方の解除ボタン７を押圧し、レバー５を
保持体３から外し、移動クランプ部材１を固定クランプ
部材２から離れるように移動させればよい。
【００４７】本発明は上記実施例に限定されず、種々の
変形例が可能である。
【００４８】例えば、リンクブレード６はクランプ部材
１，２間の距離を調整するために十分に弾性的であれば
よい。従って、このリンクブレード６の代わりに、補償
スプリング等に関連するリンクブレードに置き換えるこ
とができる。
【００４９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
取り外し可能の保持具の解除が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の開位置における保持具の底面図であ
る。
【図２】開位置における保持具の上面図である。
【図３】図２のIII−III線による断面図である。
【図４】開位置における本発明の保持具の斜視図であ
る。
【図５】閉位置における図１の保持具の上面図である。
【図６】図５のVI−VI線による断面図である。
【符号の説明】
１；移動クランプ部材 ２；固定クランプ部材 ３；保持体 ５；レバー ６；リンクブレード ７；解除ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597012518 Ｌｅｓ ４Ｍ，Ｃｈｅｍｉｎ ｄｕ Ｐｅ ｔｉｔ Ｂｏｉｓ， 69132 Ｅｃｕｌｌ ｙ Ｃｅｄｅｘ， ＦＲＡＮＣＥ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 保持体に設けられ容器の縁部を挟持する
    ２個のクランプ部材と、前記クランプ部材を両者が開い
    た開位置又は両者が閉じた閉位置に相対的に移動させる
    移動手段と、を有し、前記クランプ部材は前記容器の縁
    部を挟持し、一方のクランプ部材は前記保持体に相対的
    に移動可能であり、前記移動手段は、前記保持体に取り
    付けられ保持体から離れた位置と前記保持体内に待避し
    た位置との間で揺動するレバーと、前記レバーと前記移
    動可能のクランプ部材とを連結し前記レバーが揺動する
    ときに連動して前記移動クランプ部材を移動させるリン
    クブレードとを有し、前記レバーは、解除ボタンを形成
    する少なくとも１個の横ウイング部を有し、この横ウイ
    ング部は前記レバーが前記待避位置にあるときに、前記
    保持体の側面に突起を形成するものであることを特徴と
    する取り外し可能の容器保持具。
  2. 【請求項２】 前記容器は台所用器具であることを特徴
    とする請求項１に記載の取り外し可能の容器保持具。
  3. 【請求項３】 前記レバーは前記レバーの長手方向軸Ｘ
    に関して対称に配置された２個の横ウイング部を有し、
    前記保持体の各側面に突起を形成することを特徴とする
    請求項１又は２に記載の取り外し可能の容器保持具。
  4. 【請求項４】 前記横ウイング部は、前記レバーから横
    方向に延出し前記リンクブレードの揺動軸に実質的に対
    面する位置まで延びていることを特徴とする請求項１乃
    至３のいずれか１項に記載の取り外し可能の容器保持
    具。
  5. 【請求項５】 前記横ウイング部は前記保持体に対して
    揺動するように設けられたレバーの基端部の反対側のレ
    バーの先端部に設けられていることを特徴とする請求項
    １乃至４のいずれか１項に記載の取り外し可能の容器保
    持具。
  6. 【請求項６】 前記レバーの前記基端部は前記クランプ
    部材の反対側の前記保持体の自由端側に設けられている
    ことを特徴とする請求項５に記載の取り外し可能の容器
    保持具。
  7. 【請求項７】 前記レバーは前記保持体の底に配置され
    ていることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項
    に記載の取り外し可能の容器保持具。
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BR (1) BR9804483A (ja)
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DE (1) DE69813712T2 (ja)
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