JPH11177521A - Ofdm放送の送受信装置 - Google Patents
Ofdm放送の送受信装置Info
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- JPH11177521A JPH11177521A JP9344978A JP34497897A JPH11177521A JP H11177521 A JPH11177521 A JP H11177521A JP 9344978 A JP9344978 A JP 9344978A JP 34497897 A JP34497897 A JP 34497897A JP H11177521 A JPH11177521 A JP H11177521A
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- phase
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- transmitting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 OFD放送信号にこれ以外のデータを多重す
る。 【解決手段】 多数の直交サブキャリアを位相変調した
放送波を送信し、これを受信するOFDM放送の送受信
装置において、リアルタイムの放送波のデータで変調さ
れた位相被変調信号に対して非リアルタイムのデータを
振幅変調により多重化した放送波を形成する送信部10
と、送信部から送信された放送波を受信し位相変調信号
と振幅変調信号とに分離して取り出す処理を行う受信部
30とを備え、送信部10は、受信部30が受信信号を
位相変調信号と振幅変調信号とに分離する機能がなくて
も、位相変調信号のみの受信を可能にするように、両立
性のある多重化を行う。
る。 【解決手段】 多数の直交サブキャリアを位相変調した
放送波を送信し、これを受信するOFDM放送の送受信
装置において、リアルタイムの放送波のデータで変調さ
れた位相被変調信号に対して非リアルタイムのデータを
振幅変調により多重化した放送波を形成する送信部10
と、送信部から送信された放送波を受信し位相変調信号
と振幅変調信号とに分離して取り出す処理を行う受信部
30とを備え、送信部10は、受信部30が受信信号を
位相変調信号と振幅変調信号とに分離する機能がなくて
も、位相変調信号のみの受信を可能にするように、両立
性のある多重化を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はOFDM(直交周波
数分割多重方式)放送波の送受信装置に関し、特に、放
送信号以外のデータを多重することができるOFDM放
送の送受信装置に関する。
数分割多重方式)放送波の送受信装置に関し、特に、放
送信号以外のデータを多重することができるOFDM放
送の送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】OFDMを使用した放送はDAB(ディ
ジタル・オーディオ放送)等で実用化されている。すな
わち、OFDMは多数の直交するサブキャリアからな
り、各サブキャリアはQPSK(直交位相変調)等に変
調にされる。変調されたサブキャリアが一定数集まりシ
ンボルを形成し、さらに、多数のシンボルが集まってフ
レームを構成する。シンボル単位のサブキャリアが逆フ
ーリエ(IFFT)処理によりサブキャリアの変調が行
われ、且つフーリエ処理によりサブキャリアの復調が行
われる。なお、OFDMには動作モードとしてモードI
〜III がある。
ジタル・オーディオ放送)等で実用化されている。すな
わち、OFDMは多数の直交するサブキャリアからな
り、各サブキャリアはQPSK(直交位相変調)等に変
調にされる。変調されたサブキャリアが一定数集まりシ
ンボルを形成し、さらに、多数のシンボルが集まってフ
レームを構成する。シンボル単位のサブキャリアが逆フ
ーリエ(IFFT)処理によりサブキャリアの変調が行
われ、且つフーリエ処理によりサブキャリアの復調が行
われる。なお、OFDMには動作モードとしてモードI
〜III がある。
【0003】ところで、FM多重放送では、リアルタイ
ムで音声放送が行われるコンテンツに対して、リアルタ
イムが要求されない(非リアルタイム)、例えば、文
字、図形で構成される画像情報、音声信号、交通情報な
どのデータがディジタル信号の形で多重される。このた
め、既存の放送装置、受信装置を利用して広いサービス
が提供されている。
ムで音声放送が行われるコンテンツに対して、リアルタ
イムが要求されない(非リアルタイム)、例えば、文
字、図形で構成される画像情報、音声信号、交通情報な
どのデータがディジタル信号の形で多重される。このた
め、既存の放送装置、受信装置を利用して広いサービス
が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のFM多重放送に
おける多重化の機能はOFDM放送の送受信機において
も装備されれば有効である。したがって、本発明は、既
に放送されているリアルタイムの音声放送のコンテンツ
に対してリアルタイムが要求されないデータからなる別
のコンテンツを同一の放送周波数に多重することができ
るOFDM多重放送の送受信装置を提供することを目的
とする。なお、この多重化が実現されても、リアルタイ
ムの受信だけが可能な受信機に対してもリアルタイムの
受信が引続き可能であることが重要である。
おける多重化の機能はOFDM放送の送受信機において
も装備されれば有効である。したがって、本発明は、既
に放送されているリアルタイムの音声放送のコンテンツ
に対してリアルタイムが要求されないデータからなる別
のコンテンツを同一の放送周波数に多重することができ
るOFDM多重放送の送受信装置を提供することを目的
とする。なお、この多重化が実現されても、リアルタイ
ムの受信だけが可能な受信機に対してもリアルタイムの
受信が引続き可能であることが重要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、多数の直交サブキャリアを位相変調し
た放送波を送信し、これを受信するOFDM放送の送受
信装置において、放送波のデータで変調された位相被変
調信号に対してデータを振幅変調により多重化した放送
波を形成する送信部と、前記送信部から送信された放送
波を受信し位相変調信号と振幅変調信号とに分離して取
り出す処理を行う受信部とを備え、前記送信部は、前記
受信部が受信信号を前記位相変調信号と前記振幅変調信
号とに分離できなくとも、前記位相変調信号のみの受信
を可能にするように、両立性のある多重化を行うことを
特徴とするOFDM放送の送受信装置を提供する。この
手段により、OFDM放送にデータを多重化することが
可能になった。なお、前記位相変調信号はリアルタイム
に形成しかつ前記振幅変調信号は非リアルタイムに形成
してもよい。
解決するために、多数の直交サブキャリアを位相変調し
た放送波を送信し、これを受信するOFDM放送の送受
信装置において、放送波のデータで変調された位相被変
調信号に対してデータを振幅変調により多重化した放送
波を形成する送信部と、前記送信部から送信された放送
波を受信し位相変調信号と振幅変調信号とに分離して取
り出す処理を行う受信部とを備え、前記送信部は、前記
受信部が受信信号を前記位相変調信号と前記振幅変調信
号とに分離できなくとも、前記位相変調信号のみの受信
を可能にするように、両立性のある多重化を行うことを
特徴とするOFDM放送の送受信装置を提供する。この
手段により、OFDM放送にデータを多重化することが
可能になった。なお、前記位相変調信号はリアルタイム
に形成しかつ前記振幅変調信号は非リアルタイムに形成
してもよい。
【0006】前記送信部は位相変調信号による放送波を
基本的な情報とし、振幅変調による多重化情報を前記基
本的な情報の補強情報とし、さらに、位相変調信号によ
る放送波を基本的な情報と、振幅変調信号による多重化
情報とを、それぞれ独立な情報とする。この手段により
新たな種々のサービス付加が可能になる。前記送信部
は、振幅変調に用いるデータを前記独立な情報として蓄
積し、同一内容のデータを繰り返して、位相変調信号に
多重化する。この手段により、受信率を向上することが
可能になる。
基本的な情報とし、振幅変調による多重化情報を前記基
本的な情報の補強情報とし、さらに、位相変調信号によ
る放送波を基本的な情報と、振幅変調信号による多重化
情報とを、それぞれ独立な情報とする。この手段により
新たな種々のサービス付加が可能になる。前記送信部
は、振幅変調に用いるデータを前記独立な情報として蓄
積し、同一内容のデータを繰り返して、位相変調信号に
多重化する。この手段により、受信率を向上することが
可能になる。
【0007】前記送信部は振幅変調を時間的に差動符号
化して行い、前記受信部は前記送信部の差動符号化を復
調する。この手段により、緩やかなフェージングに強く
なる。前記送信部は振幅変調をシンボル内のサブキャリ
アの周波数の方向に差動符号化して行い、前記受信部は
前記送信部の差動符号化を復調する。この手段により、
急峻なフェージングに強くなる。
化して行い、前記受信部は前記送信部の差動符号化を復
調する。この手段により、緩やかなフェージングに強く
なる。前記送信部は振幅変調をシンボル内のサブキャリ
アの周波数の方向に差動符号化して行い、前記受信部は
前記送信部の差動符号化を復調する。この手段により、
急峻なフェージングに強くなる。
【0008】前記送信部は前記位相変調信号に前記振幅
信号を多重化した信号を逆フーリエ変換の処理を行って
変調処理を行い、前記受信部は前記送信部からの受信信
号をフーリエ変換を行って前記位相変調信号と前記振幅
変調信号とを分離する復調処理を行う。この手段によ
り、位相変調信号に対する振幅変調による多重化の変
調、復調が容易に可能になる。
信号を多重化した信号を逆フーリエ変換の処理を行って
変調処理を行い、前記受信部は前記送信部からの受信信
号をフーリエ変換を行って前記位相変調信号と前記振幅
変調信号とを分離する復調処理を行う。この手段によ
り、位相変調信号に対する振幅変調による多重化の変
調、復調が容易に可能になる。
【0009】前記受信部は、前記送信部の差動符号化を
復調して得た振幅を1ビットのデータに変換する際に用
いる閾値を、時間的に又は周波数的に隣接する振幅の平
均値とする。この手段により、閾値がフェージングの変
動に追従するので、さらに、フェージングに強くなる。
復調して得た振幅を1ビットのデータに変換する際に用
いる閾値を、時間的に又は周波数的に隣接する振幅の平
均値とする。この手段により、閾値がフェージングの変
動に追従するので、さらに、フェージングに強くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るOFDM
多重放送の送受信装置において各サブキャリアへのQP
SK変調に対して振幅変調によりデータの多重化を行う
放送側の例を説明する図である。放送装置10には、本
図に示す如く、リアルタイムで音声放送を行う音声放送
のデータI1 、Q1 、I2 、Q2 …In 、Qn を出力す
る従来コンテンツ用データ格納部1が設けられる。従来
コンテンツ用データ格納部1に接続される逆高速フーリ
エ変換部2は音声放送のデータを基に一つのシンボルの
ベースバンド信号波形を次式により形成する。
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るOFDM
多重放送の送受信装置において各サブキャリアへのQP
SK変調に対して振幅変調によりデータの多重化を行う
放送側の例を説明する図である。放送装置10には、本
図に示す如く、リアルタイムで音声放送を行う音声放送
のデータI1 、Q1 、I2 、Q2 …In 、Qn を出力す
る従来コンテンツ用データ格納部1が設けられる。従来
コンテンツ用データ格納部1に接続される逆高速フーリ
エ変換部2は音声放送のデータを基に一つのシンボルの
ベースバンド信号波形を次式により形成する。
【0011】 ここに、ωK はベースバンドにおけるk番目のサブキャ
リア角周波数であり、モードIの場合にはn=1536
である。
リア角周波数であり、モードIの場合にはn=1536
である。
【0012】多重コンテンツ用データ格納部部3は、従
来コンテンツ用データ格納部部1からのデータを補強す
るための補強データA1 、A2 …An を出力する。例え
ば、従来コンテンツ用データ格納部部1から交通情報の
音声情報が行われている場合には、道路地図に渋滞情報
を表示する表示データを出力する。また、音声情報が買
い物の場合には、買い物を行う周辺の地図を表示する表
示データを出力する。
来コンテンツ用データ格納部部1からのデータを補強す
るための補強データA1 、A2 …An を出力する。例え
ば、従来コンテンツ用データ格納部部1から交通情報の
音声情報が行われている場合には、道路地図に渋滞情報
を表示する表示データを出力する。また、音声情報が買
い物の場合には、買い物を行う周辺の地図を表示する表
示データを出力する。
【0013】多重コンテンツ用データ格納部3は、従来
コンテンツ用データ格納部1からのデータとは独立にデ
ータを出力してもよい。例えば、天気予報、スポーツの
結果、ニュースの概要の表示データがあり、さらにポケ
ットベルの呼び出しに用いてもよい。多重コンテンツ用
データ格納部3の出力A1 、A2 …An は2n個の乗算
器4で従来コンテンツ用データ格納部1からの出力
I1 、Q1 、I2 、Q2 …In 、Qn と乗算されて、A
1 I1 、A1 Q1 、A2 I2 、A2 Q2 …An In 、A
nQn となり、この結果は逆高速フーリエ変換部2に入
力される。上記(1)式は下記のようになる。
コンテンツ用データ格納部1からのデータとは独立にデ
ータを出力してもよい。例えば、天気予報、スポーツの
結果、ニュースの概要の表示データがあり、さらにポケ
ットベルの呼び出しに用いてもよい。多重コンテンツ用
データ格納部3の出力A1 、A2 …An は2n個の乗算
器4で従来コンテンツ用データ格納部1からの出力
I1 、Q1 、I2 、Q2 …In 、Qn と乗算されて、A
1 I1 、A1 Q1 、A2 I2 、A2 Q2 …An In 、A
nQn となり、この結果は逆高速フーリエ変換部2に入
力される。上記(1)式は下記のようになる。
【0014】 逆高速フーリエ変換部2で処理された結果は、混合部
5、局部発振器6によりアップコンバジョンされ、増幅
器7、帯域通過フィルタ8、アンテナ9を経由して、受
信装置に向けて伝送される。
5、局部発振器6によりアップコンバジョンされ、増幅
器7、帯域通過フィルタ8、アンテナ9を経由して、受
信装置に向けて伝送される。
【0015】図2は図1のQPSK変調に用いられるデ
ータIK 、QK と、これらの振幅変調されたデータAK
IK ,AK QK とを説明する図である。本図に示す如
く、直交座標に対して、(IK ,QK )=(1,1)、
(−1,1)、(−1,−1)、(1,−1)のよう
に、従来コンテンツ用データ格納部1からは各サブキャ
リアに対して2ビットのデータが出力される。(1,
1)、(−1,−1)の各位相は、 φK =tan-1(IK /QK ) =±45° であり、(−1,1)、(1,−1)の各位相は、 φK =tan-1(IK /QK ) =±135°である。多重コンテンツ用データ格納部3
により従来コンテンツ用データ格納部1の出力は(AK
IK ,AK QK )=(A,A)、(−A,A)、(−
A,−A)、(A,−A)に変調される。
ータIK 、QK と、これらの振幅変調されたデータAK
IK ,AK QK とを説明する図である。本図に示す如
く、直交座標に対して、(IK ,QK )=(1,1)、
(−1,1)、(−1,−1)、(1,−1)のよう
に、従来コンテンツ用データ格納部1からは各サブキャ
リアに対して2ビットのデータが出力される。(1,
1)、(−1,−1)の各位相は、 φK =tan-1(IK /QK ) =±45° であり、(−1,1)、(1,−1)の各位相は、 φK =tan-1(IK /QK ) =±135°である。多重コンテンツ用データ格納部3
により従来コンテンツ用データ格納部1の出力は(AK
IK ,AK QK )=(A,A)、(−A,A)、(−
A,−A)、(A,−A)に変調される。
【0016】図3は図1の多重コンテンツ用データ格納
部3の振幅AK を形成する例を説明する図である。本図
(a)に示す如く、1又は0からなる多重コンテンツ用
データD1 、D2 …Dn の各々に対して乗算器31−1
によりAが乗算され、乗算された結果の各々に対して加
算器31−2により1が加算されて、本図(b)に示す
如く、各サブキャリアの多重コンテンツ用データD1 、
D2 …Dn に対して振幅A1 、A2 …An が形成され
る。このようにして、AK の各々はA(>1)又は1の
値を取り、1ビットの振幅情報を有する。
部3の振幅AK を形成する例を説明する図である。本図
(a)に示す如く、1又は0からなる多重コンテンツ用
データD1 、D2 …Dn の各々に対して乗算器31−1
によりAが乗算され、乗算された結果の各々に対して加
算器31−2により1が加算されて、本図(b)に示す
如く、各サブキャリアの多重コンテンツ用データD1 、
D2 …Dn に対して振幅A1 、A2 …An が形成され
る。このようにして、AK の各々はA(>1)又は1の
値を取り、1ビットの振幅情報を有する。
【0017】図4は振幅変調により多重化された1シン
ボルのサブキャリアスペクトルの例を示す図である。ま
ず、OFDMのモードIの例において、1フレームはヘ
ッダとシンボルと76のシンボルからなり、1シンボル
は1536のサブキャリアからなる。、1フレームの長
さは約961msであり、1シンボルの長さは1msで
ある。本図(a)には、1シンボルのサブキャリの振幅
が示され、本図(b)にはサブキャリアに対応して振幅
変調信号の振幅が示され、本図(c)にはサブキャリア
の位相変調された信号に振幅変調信号が変調された信号
A’の振幅が示される。
ボルのサブキャリアスペクトルの例を示す図である。ま
ず、OFDMのモードIの例において、1フレームはヘ
ッダとシンボルと76のシンボルからなり、1シンボル
は1536のサブキャリアからなる。、1フレームの長
さは約961msであり、1シンボルの長さは1msで
ある。本図(a)には、1シンボルのサブキャリの振幅
が示され、本図(b)にはサブキャリアに対応して振幅
変調信号の振幅が示され、本図(c)にはサブキャリア
の位相変調された信号に振幅変調信号が変調された信号
A’の振幅が示される。
【0018】図5は図1の放送側から送信信号から振幅
復調して多重化されたデータを取り出す受信側の例を説
明する図である。本図に示す如く、受信装置30では、
アンテナ11で送信信号を受信して、高周波増幅器12
で受信信号を増幅し、混合部13、局部発振器14でダ
ウンコンバージョンし、帯域通過フィルタ15を経由し
て高速フーリエ変換部16に入力する。
復調して多重化されたデータを取り出す受信側の例を説
明する図である。本図に示す如く、受信装置30では、
アンテナ11で送信信号を受信して、高周波増幅器12
で受信信号を増幅し、混合部13、局部発振器14でダ
ウンコンバージョンし、帯域通過フィルタ15を経由し
て高速フーリエ変換部16に入力する。
【0019】高速フーリエ変換部16は、式(2)をフ
ーリエ処理して、各サブキャリアに対して、A1 I1 、
A1 Q1 、A2 I2 、…An In 、An Qn を出力す
る。位相演算部17は、 φK =tan-1{(AK IK )/(AK QK )} =tan-1(IK /QK ) なる演算を行って、位相を復調する。前述のように、振
幅変調されていても、(AK IK ,AK QK )の位相
は、(AK IK ,AK QK )に関し前述の(IK ,
QK )の振幅がAK に変わっただけであるので、
(IK ,QK )の位相と同一であり、変化しない。すな
わち、このような振幅変調がされても、従来の受信装置
に対しても、同様の受信が可能であり、つまり、両立性
が確保されている。
ーリエ処理して、各サブキャリアに対して、A1 I1 、
A1 Q1 、A2 I2 、…An In 、An Qn を出力す
る。位相演算部17は、 φK =tan-1{(AK IK )/(AK QK )} =tan-1(IK /QK ) なる演算を行って、位相を復調する。前述のように、振
幅変調されていても、(AK IK ,AK QK )の位相
は、(AK IK ,AK QK )に関し前述の(IK ,
QK )の振幅がAK に変わっただけであるので、
(IK ,QK )の位相と同一であり、変化しない。すな
わち、このような振幅変調がされても、従来の受信装置
に対しても、同様の受信が可能であり、つまり、両立性
が確保されている。
【0020】デコーダ18は、φK =+45°を00と
し、φK =−45°を10とし、φ K =+135°を0
1とし、φK =−135°を11とし、各サブキャリア
の2ビットの各位相を従来コンテンツ用データに変換す
る。振幅演算部18は、 AK ' ={(AK IK )2 +(AK QK )2 }1/2 =C・AK (∵IK 2 +QK 2 =C2 (一定)) なる演算を行って、デコーダ20により、振幅AK を多
重コンテンツ用データに変換する。この場合、AK =A
ならば、AK ' =C・Aであり、AK =1ならば、
AK ' =Cである。
し、φK =−45°を10とし、φ K =+135°を0
1とし、φK =−135°を11とし、各サブキャリア
の2ビットの各位相を従来コンテンツ用データに変換す
る。振幅演算部18は、 AK ' ={(AK IK )2 +(AK QK )2 }1/2 =C・AK (∵IK 2 +QK 2 =C2 (一定)) なる演算を行って、デコーダ20により、振幅AK を多
重コンテンツ用データに変換する。この場合、AK =A
ならば、AK ' =C・Aであり、AK =1ならば、
AK ' =Cである。
【0021】図6は振幅AK を1ビットのデータに変換
する例を説明する図であり、図7は閾値Vrを説明する
図である。図6(a)に示す如く、比較器2−1によ
り、振幅AK ' を一定の閾値Vr(C<Vr<C・A:
図6参照)と比較し、図6(b)に示す如く、振幅
AK ' を1ビットのデータDK にする。したがって、上
記実施の形態によれば、サブキャリアの位相を維持しつ
つ、振幅方向にも変調して、データを多重することがで
きるようになった。
する例を説明する図であり、図7は閾値Vrを説明する
図である。図6(a)に示す如く、比較器2−1によ
り、振幅AK ' を一定の閾値Vr(C<Vr<C・A:
図6参照)と比較し、図6(b)に示す如く、振幅
AK ' を1ビットのデータDK にする。したがって、上
記実施の形態によれば、サブキャリアの位相を維持しつ
つ、振幅方向にも変調して、データを多重することがで
きるようになった。
【0022】なお、リアルタイムが要求されない多重コ
ンテンツ用データがリアルタイムの音声放送に対して独
立した用途のデータの場合には、放送側ではこれをメモ
リ(図示しない)に蓄積して、この蓄積データを用いて
何回も同一の情報を再放送するようにしてよい。これに
より、多重コンテンツ用データの受信率が向上する。次
に、本願発明に対するフェージング対策について説明す
る。本図5に示す如く、振幅AK ' を1ビットのデータ
に変換するときに、閾値Vrを用いるが、振幅AK ' は
フェージングの影響を受けて変動する。すなわち、振幅
AK ' =C・Aであるにもかかわらず、フェージングに
より、振幅が落ち込み振幅AK ' が閾値Vrを割った
り、逆に、振幅AK ' =Cであるにかかわらず、フェー
ジングにより振幅が持ち上がり振幅AK ' が閾値Vrを
越えたりすることがある。以下にこの解決策を具体的に
説明する。
ンテンツ用データがリアルタイムの音声放送に対して独
立した用途のデータの場合には、放送側ではこれをメモ
リ(図示しない)に蓄積して、この蓄積データを用いて
何回も同一の情報を再放送するようにしてよい。これに
より、多重コンテンツ用データの受信率が向上する。次
に、本願発明に対するフェージング対策について説明す
る。本図5に示す如く、振幅AK ' を1ビットのデータ
に変換するときに、閾値Vrを用いるが、振幅AK ' は
フェージングの影響を受けて変動する。すなわち、振幅
AK ' =C・Aであるにもかかわらず、フェージングに
より、振幅が落ち込み振幅AK ' が閾値Vrを割った
り、逆に、振幅AK ' =Cであるにかかわらず、フェー
ジングにより振幅が持ち上がり振幅AK ' が閾値Vrを
越えたりすることがある。以下にこの解決策を具体的に
説明する。
【0023】図8は放送側の多重コンテンツ用データ格
納部2において振幅を差動変調を行う例を説明する図で
ある。本図に示す如く、図3の乗算器31−1の入力側
の各々に、D1 、D2 …Dn を入力する加算器31−3
と、加算器31−3の出力の絶対値化を行ってその結果
を乗算器31−1に出力する絶対値化部31−4と、絶
対値化部31−4の出力を1シンボル周期遅延し、正負
の符号を反転して加算器31−3の他方に入力させるメ
モリ31−5とが設けられる。このようにして、前回の
シンボルのサブキャリアと今回のシンボルのサブキャリ
アとに変調を行うべきデータに基づいて差分符号化が行
われる。
納部2において振幅を差動変調を行う例を説明する図で
ある。本図に示す如く、図3の乗算器31−1の入力側
の各々に、D1 、D2 …Dn を入力する加算器31−3
と、加算器31−3の出力の絶対値化を行ってその結果
を乗算器31−1に出力する絶対値化部31−4と、絶
対値化部31−4の出力を1シンボル周期遅延し、正負
の符号を反転して加算器31−3の他方に入力させるメ
モリ31−5とが設けられる。このようにして、前回の
シンボルのサブキャリアと今回のシンボルのサブキャリ
アとに変調を行うべきデータに基づいて差分符号化が行
われる。
【0024】図9は図8の差動変調に対して受信側のデ
コーダ20において振幅の差動復調を行う例を説明する
図である。本図に示す如く、図5に対して比較器20−
1の入力側の各々に、振幅A1 ’、A2 ’…An ’を入
力する加算器20−2、振幅A1 ’、A2 ’…An ’を
入力して1シンボル周期遅延し、正負の符号を反転して
加算器20−2の他方に入力させるメモリ20−3と、
加算器20−2の出力の絶対値化を行ってその結果を比
較部20−1に入力させる絶対値化部20−4とが設け
られる。このようにして、図8の差分変調に対し差分復
調が行われる。
コーダ20において振幅の差動復調を行う例を説明する
図である。本図に示す如く、図5に対して比較器20−
1の入力側の各々に、振幅A1 ’、A2 ’…An ’を入
力する加算器20−2、振幅A1 ’、A2 ’…An ’を
入力して1シンボル周期遅延し、正負の符号を反転して
加算器20−2の他方に入力させるメモリ20−3と、
加算器20−2の出力の絶対値化を行ってその結果を比
較部20−1に入力させる絶対値化部20−4とが設け
られる。このようにして、図8の差分変調に対し差分復
調が行われる。
【0025】図10は図8及び図9の構成の差動動作を
説明するタイムチャートである。本図(a)、(b)に
示す如く、送信側ではシンボルi(i=1〜76)にお
けるサブキャリアkの多重コンテンツデータDk に対し
て差動変調が行われ、本図(c)、(d)に示す如く、
差動復調が行われる。図11はシンボル間にわたるフェ
ージングに対する効果を説明する図である。本図に示す
如く、フェージングが緩やかな場合には離れたシンボル
間のサブキャリアの振幅の変動は大きくなるが、隣接す
るシンボル間のサブキャリアの振幅の変動は小さくな
る。したがって、このように緩やかなフェージングによ
り伝送中に受ける影響は、振幅の差動変復調のため、非
常に小さくなる。
説明するタイムチャートである。本図(a)、(b)に
示す如く、送信側ではシンボルi(i=1〜76)にお
けるサブキャリアkの多重コンテンツデータDk に対し
て差動変調が行われ、本図(c)、(d)に示す如く、
差動復調が行われる。図11はシンボル間にわたるフェ
ージングに対する効果を説明する図である。本図に示す
如く、フェージングが緩やかな場合には離れたシンボル
間のサブキャリアの振幅の変動は大きくなるが、隣接す
るシンボル間のサブキャリアの振幅の変動は小さくな
る。したがって、このように緩やかなフェージングによ
り伝送中に受ける影響は、振幅の差動変復調のため、非
常に小さくなる。
【0026】図12は放送側の多重コンテンツ用データ
格納部2において振幅を差動変調を行う別の例を説明す
る図である。本図に示す如く、図3の乗算器31−1の
入力側の各々にD1 、D2 、D3 …Dn-1 、Dn を入力
する加算器31−5と、加算の結果を絶対値化してその
結果を乗算器31−3と隣接する加算器31−5とに出
力する絶対値部31−7とが設けられる。このようにし
て、一つのシンボル内における隣接するサブキャリに対
して、データの差分符号化が行われる。
格納部2において振幅を差動変調を行う別の例を説明す
る図である。本図に示す如く、図3の乗算器31−1の
入力側の各々にD1 、D2 、D3 …Dn-1 、Dn を入力
する加算器31−5と、加算の結果を絶対値化してその
結果を乗算器31−3と隣接する加算器31−5とに出
力する絶対値部31−7とが設けられる。このようにし
て、一つのシンボル内における隣接するサブキャリに対
して、データの差分符号化が行われる。
【0027】図13は図12の差動変調に対して受信側
のデコーダ20において振幅の差動復調を行う例を説明
する図である。本図に示す如く、図5の比較器20−1
の入力側の各々に、振幅A1 ’、A2 ’、振幅A2 ’、
A3 ’、…振幅An-1 ’、A n ’を入力してこれらの差
分を計算する加算器20−5と、加算結果を絶対値化し
て乗算器20−1に出力する絶対値化部20−6とが設
けられる。このようにして、図12の差分変調に対し差
分復調が行われる。
のデコーダ20において振幅の差動復調を行う例を説明
する図である。本図に示す如く、図5の比較器20−1
の入力側の各々に、振幅A1 ’、A2 ’、振幅A2 ’、
A3 ’、…振幅An-1 ’、A n ’を入力してこれらの差
分を計算する加算器20−5と、加算結果を絶対値化し
て乗算器20−1に出力する絶対値化部20−6とが設
けられる。このようにして、図12の差分変調に対し差
分復調が行われる。
【0028】図14は図12及び図13の構成の差動動
作を説明するタイムチャートである。本図(a)、
(b)に示す如く、送信側では1シンボル内のサブキャ
リアk(k=1〜1536)におけるサブキャリkの多
重コンテンツデータDk に対して差動変調が行われ、本
図(c)、(d)に示す如く、差動復調が行われる。
作を説明するタイムチャートである。本図(a)、
(b)に示す如く、送信側では1シンボル内のサブキャ
リアk(k=1〜1536)におけるサブキャリkの多
重コンテンツデータDk に対して差動変調が行われ、本
図(c)、(d)に示す如く、差動復調が行われる。
【0029】図15はシンボル内のフェージングに対す
る効果を説明する図である。本図に示す如く、フェージ
ングが急峻な場合には離れたサブキャリア間では振幅の
変動は大きくなるが、隣接するサブキャリア間では振幅
の変動は小さくなる。したがって、このように急峻なフ
ェージングにより伝送中に受ける影響は、振幅の差動変
復調のため、非常に小さくなる。
る効果を説明する図である。本図に示す如く、フェージ
ングが急峻な場合には離れたサブキャリア間では振幅の
変動は大きくなるが、隣接するサブキャリア間では振幅
の変動は小さくなる。したがって、このように急峻なフ
ェージングにより伝送中に受ける影響は、振幅の差動変
復調のため、非常に小さくなる。
【0030】なお、図9の絶対値化20−4、図13の
絶対値化20−6の出力はA又は1となっおり、A又は
1かはランダムであるので、これらを平均化して、図
9、図13の比較器20−1の閾値Vrを求めてもよ
い。この平均化では隣接する数個から数十個の絶対値化
20−4、又は絶対値化20−6の出力を平均化して、
これを閾値Vrとして求めてもよい。このように、閾値
Vrがフェージングの変動に追従可能となり、前述の差
動符号化に加えて、さらにフェージングに対して影響を
受けにくくなる。
絶対値化20−6の出力はA又は1となっおり、A又は
1かはランダムであるので、これらを平均化して、図
9、図13の比較器20−1の閾値Vrを求めてもよ
い。この平均化では隣接する数個から数十個の絶対値化
20−4、又は絶対値化20−6の出力を平均化して、
これを閾値Vrとして求めてもよい。このように、閾値
Vrがフェージングの変動に追従可能となり、前述の差
動符号化に加えて、さらにフェージングに対して影響を
受けにくくなる。
【0031】以上、QPSKについて説明したがF/4
シフトQPSK、その他の位相変調に対しても本発明の
適用可能である。
シフトQPSK、その他の位相変調に対しても本発明の
適用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明により本発明によれば、OF
DM放送に非リアルタイムのデータを、振幅変調によ
り、位相被変調信号に多重化でき、さらに、フェージン
グにも強い多重化を実現することが可能になった。
DM放送に非リアルタイムのデータを、振幅変調によ
り、位相被変調信号に多重化でき、さらに、フェージン
グにも強い多重化を実現することが可能になった。
【図1】本発明に係るOFDM多重放送の送受信装置に
おいて各サブキャリアへのQPSK変調に対して振幅変
調によりデータの多重化を行う放送側の例を説明する図
である。
おいて各サブキャリアへのQPSK変調に対して振幅変
調によりデータの多重化を行う放送側の例を説明する図
である。
【図2】図1のQPSK変調に用いられるデータIK 、
QK と、これらの振幅変調されたデータAK IK ,AK
QK とを説明する図である。
QK と、これらの振幅変調されたデータAK IK ,AK
QK とを説明する図である。
【図3】図1の多重コンテンツ用データ格納部3の振幅
AK を形成する例を説明する図である。
AK を形成する例を説明する図である。
【図4】振幅変調により多重化された1シンボルのサブ
キャリアスペクトルの例を示す図である。
キャリアスペクトルの例を示す図である。
【図5】図1の放送側から送信信号から振幅復調して多
重化されたデータを取り出す受信側の例を説明する図で
ある。
重化されたデータを取り出す受信側の例を説明する図で
ある。
【図6】振幅AK を1ビットのデータに変換する例を説
明する図である。
明する図である。
【図7】閾値Vrを説明する図である。
【図8】放送側の多重コンテンツ用データ格納部2にお
いて振幅を差動変調を行う例を説明する図である。
いて振幅を差動変調を行う例を説明する図である。
【図9】図8の差動変調に対して受信側のデコーダ20
において振幅の差動復調を行う例を説明する図である。
において振幅の差動復調を行う例を説明する図である。
【図10】図8及び図9の構成の差動動作を説明するタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図11】シンボル間にわたるフェージングに対する効
果を説明する図である。
果を説明する図である。
【図12】放送側の多重コンテンツ用データ格納部2に
おいて振幅を差動変調を行う別の例を説明する図であ
る。
おいて振幅を差動変調を行う別の例を説明する図であ
る。
【図13】図12の差動変調に対して受信側のデコーダ
20において振幅の差動復調を行う例を説明する図であ
る。
20において振幅の差動復調を行う例を説明する図であ
る。
【図14】図12及び図13の構成の差動動作を説明す
るタイムチャートである。
るタイムチャートである。
【図15】シンボル内のフェージングに対する効果を説
明する図である。
明する図である。
1…従来コンテンツ用データ格納部 2…多重コンテンツ用データ格納部 3…逆高速フーリエ変換部 16…高速フーリエ変換部 17…位相演算部 18…振幅演算部 19、20…デコーダ
Claims (9)
- 【請求項1】 多数の直交サブキャリアを位相変調した
放送波を送信し、これを受信するOFDM放送の送受信
装置において、 放送波のデータで変調された位相被変調信号に対してデ
ータを振幅変調により多重化した放送波を形成する送信
部と、 前記送信部から送信された放送波を受信し位相変調信号
と振幅変調信号とに分離して取り出す処理を行う受信部
とを備え、 前記送信部は、前記受信部が受信信号を前記位相変調信
号と前記振幅変調信号とに分離する機能がなくても、前
記位相変調信号のみの受信を可能にするように、両立性
のある多重化を行うことを特徴とするOFDM放送の送
受信装置。 - 【請求項2】 前記送信部は位相変調信号による放送波
を基本的な情報とし、振幅変調による多重化情報を前記
基本的な情報の補強情報とすることを特徴とする、請求
項1に記載のOFDM放送の送受信装置。 - 【請求項3】 前記送信部は位相変調信号による放送波
を基本的な情報と、振幅変調信号による多重化情報と
を、それぞれ独立な情報とすることを特徴とする、請求
項1に記載のOFDM放送の送受信装置。 - 【請求項4】 前記送信部は、振幅変調に用いるデータ
を前記独立な情報として蓄積し、同一内容のデータを繰
り返して、位相被変調信号に多重化することを特徴とす
る、請求項4に記載のOFDM放送の送受信装置。 - 【請求項5】 前記送信部は振幅変調を時間的に差動符
号化して行い、前記受信部は前記送信部の差動符号化を
復調することを特徴とする、請求項1に記載のOFDM
放送の送受信装置。 - 【請求項6】 前記送信部は振幅変調をシンボル内のサ
ブキャリアの周波数の方向に差動符号化して行い、前記
受信部は前記送信部の差動符号化を復調することを特徴
とする、請求項1に記載のOFDM放送の送受信装置。 - 【請求項7】 前記送信部は前記位相被変調信号に前記
振幅信号を多重化した信号を逆フーリエ変換の処理を行
って変調処理を行い、前記受信部は前記送信部からの受
信信号をフーリエ変換を行って位相変調信号と振幅信号
とを分離する復調処理を行うことを特徴とする、請求項
1に記載のOFDM放送の送受信装置。 - 【請求項8】 前記受信部は、前記送信部の差動符号化
を復調して得た振幅を1ビットのデータに変換する際に
用いる閾値を、時間的に又は周波数的に隣接する振幅の
平均値とすることを特徴とする、請求項1に記載のOF
DM放送の送受信装置。 - 【請求項9】 前記位相変調信号はリアルタイムに形成
され、かつ前記振幅変調信号は非リアルタイムに形成さ
れることを特徴とする、請求項1に記載のOFDM放送
の送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9344978A JPH11177521A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | Ofdm放送の送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9344978A JPH11177521A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | Ofdm放送の送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11177521A true JPH11177521A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18373454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9344978A Withdrawn JPH11177521A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | Ofdm放送の送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11177521A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100436775B1 (ko) * | 2002-04-19 | 2004-06-23 | 한국전자통신연구원 | 고속 퓨리에 변환 스크램블링 및 디스크램블링 방법 |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP9344978A patent/JPH11177521A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100436775B1 (ko) * | 2002-04-19 | 2004-06-23 | 한국전자통신연구원 | 고속 퓨리에 변환 스크램블링 및 디스크램블링 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |