JPH11177491A - 波長分割多重システムにおける共通同報チャネル供給方法及びwdm送信機 - Google Patents

波長分割多重システムにおける共通同報チャネル供給方法及びwdm送信機

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JPH11177491A
JPH11177491A JP10268850A JP26885098A JPH11177491A JP H11177491 A JPH11177491 A JP H11177491A JP 10268850 A JP10268850 A JP 10268850A JP 26885098 A JP26885098 A JP 26885098A JP H11177491 A JPH11177491 A JP H11177491A
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delay
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pulse
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JP10268850A
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Elisa A Caridi
エー.カリデ エリーザ
Jason Blain Stark
ブライン スターク ジェイソン
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Lucent Technologies Inc
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    • H04H20/69Optical systems
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    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
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    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/03WDM arrangements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、かつ構造が簡易である同報チャ
ネルを複数のWDM受信機に供給するためのシステムを
提供すること。 【解決手段】 WDMシステムにおける共通同報チャネ
ルの供給は、パルス光源を分散性遅延線とM個の遅延線
各々に与えることによって達成される。前記M個の遅延
線の第Mの遅延線は(M−1)ビット分遅延させる(M
−1)個のタイムスロットを有しており、前記Mは同報
チャネルに供給される前記タイムスロットの数を示す非
負整数である。前記分散性遅延線は、ワイドスペクトル
信号を供給するためWDMシステムの所望の帯域幅に渡
って前記パルス光源のスペクトルを拡散する。その後で
前記ワイドスペクトル信号は複数のWDMチャネルを供
給するため変調される。遅延パルスを供給する前記M個
の遅延線は、複数のWDM受信機による受信に必要な共
通同報チャネルを供給するために変調される遅延パルス
を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には光通信
に関するものであり、特に波長分割多重システムにおけ
る共通同報チャネル供給方法及びWDM送信機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】現在、波長分割多重光通信システムは以
前にも増して需要が増大している。この波長分割多重光
通信システムは、特に複数の情報チャネルを単一の送信
媒体をしている複数の顧客に選択的に供給することが望
ましい。例えば、第1の通信サービスが第1の周波数帯
域幅に割り当てられている一方、第2の通信サービスが
第2の周波数帯域幅に割り当てられているとする。この
場合、前記両周波数帯域幅は単一の光ファイバーケーブ
ルで伝送される。
【0003】第1の通信サービス群に加入している顧客
は第1の周波数帯域幅に応じた受信機にて前記サービス
を提供され、第2の通信サービス群に加入している顧客
は第2の周波数帯域幅に応じた受信機にて前記サービス
を提供され、第1及び第2の通信サービスに加入してい
る顧客は第1及び第2の周波数帯域幅に応じた受信機に
て前記サービスを提供される。
【0004】しかし、波長分割多重光通信システムは、
すべての顧客に共通の情報チャネルを用いて通信サービ
スが行われることが望まれる場合に、以下のような問題
が生ずる。尚、これ以降においては、前記共通の情報チ
ャネルのことを同報チャネルと呼ぶこととする。
【0005】前記同報チャネルは全ての顧客が有する受
信機に送られるあらゆるタイプの同報信号を仮想的に送
信するために使用される。波長分割多重光通信システム
の操作において、すべての顧客が同じ一組のチャネルに
加入しているわけではなく、それゆえすべての顧客の受
信機が同じ周波数帯域幅を有する信号を受信できるわけ
ではない。したがってすべての顧客の受信機に同報情報
を送信することを可能にする方法がいくつか考えられて
いる。
【0006】例えば、同報信号は各受信機にそれぞれ使
用される各周波数帯域にてコピーされ伝送される。同報
信号はときおりオーバーレイ機構として言及されること
がある。不幸にも、ここではどちらかといえば非同報若
しくはその他の通信サービスに使用される帯域幅のある
ドメインが同報チャネルに割り当てられている。さらに
この方法では不十分であり、まりっきり同じ情報が複数
の異なった周波数レンジで伝送される場合、伝送手段の
利用できる帯域幅は実際には無駄になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】固定された周波数帯域
幅が同報チャネルに割り当てられるという別の方法を利
用することができる。この場合、すべての受信機は固定
された周波数同報チャネルを受信するようにチャネル指
定する必要があるだけでなく、この周波数帯域上で上記
した所望の通信サービスを提供する必要がある。この送
信媒体の帯域幅はオーバーレイ機構に関しても使用され
るが、これは受信機の構造を複雑にするという犠牲を払
って実現されている。さらに波長分割多重光通信システ
ムに使用される各送信機に必要な受信機が概して多く必
要とされるというように前記欠点はさらに悪化する。
【0008】2つの周波数帯域を有する受信機の製造コ
ストは、与えられたシステムに要求された大量の受信機
によって相対的に増加する。加えて、単に一つの周波数
帯域幅ではなく2つの異なった周波数帯域幅をルーティ
ングするWDMルーティング装置を各受信機に対して構
築しなければならない。そのようなWDMルーティング
装置は不当に高価で、かつ複雑である。同報チャネルを
複数のWDM受信機に供給するための技術はさらなる改
良の必要がある。
【0009】
【解決を解決するための手段】共通同報チャネルを波長
分割多重システムの複数の受信機に供給することは、パ
ルス光源からの出力信号を分散性遅延線に与え、パルス
光源からの出力信号をM個の遅延線それぞれに与えるこ
とによって達成される。M個の遅延線の第Mの遅延線は
入力に対して(M−1)ビット分遅延させる。前記Mは
同報チャネルに供給されるタイムスロットの数を示す非
負整数である。前記分散性遅延線は、ワイドスペクトル
信号を供給するためWDMシステムの所望の帯域幅に渡
って前記パルス光源のスペクトルを拡散する。このワイ
ドスペクトル信号はこの後、複数のWDMチャネルに供
給するために変調される。前記M個の遅延線は、複数の
WDM受信機での受信に必要な共通同報チャネルを供給
するために変調される遅延パルスを供給する。この意味
で、単一の光源は複数のWDMチャネルにインターリー
ブされた共通同報チャネルを供給している。
【0010】具体的には、パルス光源で発生するパルス
は(1×(M+1))スプリッターに送出される。前記
スプリッターのM個の出力端子はそれぞれ前記M個の遅
延線の対応した入力端子接続され、第Mの遅延線は(M
−1)ビット分遅延させる(M−1)個のタイムスロッ
トを有しており、前記スプリッターの第(M+1)の出
力端子は分散性遅延線に接続されている。前記M個の遅
延線と前記分散性遅延線からの出力は、合成信号を供給
するために((M+1)×(M+1))結合器を用いて
結合されている。その合成信号は複数のWDMチャネル
と共通同報チャネルを供給するために変調器に与えられ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて説明する。図1は共通の同報チャネルを複数の波長
分割多重(WDM)受信機、に供給するために装備され
た波長分割多重システム(以下、WDMシステムと呼
ぶ)の構成を示したブロック図である。パルス光源10
1は広帯域光パルスを発生する。これらパルスはWDM
システムのすべての使用周波数帯域幅をもつ周波数成分
を包含するように十分な広い帯域を有している。
【0012】パルス光源101は(1×N)スプリッタ
ー103の入力端子105に接続されている。(1×
N)スプリッター103の第1の出力端子107は分散
的遅延線115に接続され、(1×N)スプリッター1
03の第2の出力端子109は貫通装置117に接続さ
れ、(1×N)スプリッター103の第3の出力端子1
11は1ビット遅延線119に接続され、(1×N)ス
プリッター103の第4の出力端子113は2ビット遅
延線121に接続されている。
【0013】分散性遅延線115は所定の長さを有する
分散性光ファイバーケーブルを使用する場合に使用する
ことができる。分散性遅延線115は、個々のパルスの
継続期間よりも長い時間に渡ってパルスの周波数スペク
トルを分散するような時間ドメインで光パルスを分散す
る。それぞれの光パルスは、チャープパルスの瞬間周波
数が時間の関数として変動するように波長変動する。
尚、時間ドメインとは時間を独立変数とする座標空間を
いう。わかりやすく言えば、前記遅延線は実質的に時間
の線形関数としてチャープパルスの瞬間周波数を変化さ
せるのである。
【0014】貫通装置117は、光学的に、例えば非分
散性光ファイバーケーブルの分野に使用される送信媒体
を意味する。そのケーブルを長くしたとしても、わずか
な伝搬遅延を与えるにすぎない。1ビット遅延線119
は、1ビット周期の伝搬遅延を供給するような長さを有
する非分散性光ファイバーケーブルを使用して構成する
ことができる。しかしながら、他のさまざまよく知られ
た伝搬遅延線を供給する装置は1ビット遅延線119に
用いることができる。
【0015】同様な意味で2ビット遅延線121は、2
ビット周期の伝搬遅延を供給するような長さを有する非
分散性光ファイバーケーブルを使用して構成することが
できる。しかしながら、1ビット遅延線119及び2ビ
ット遅延線121は必ずしも光ファイバーケーブルの分
野で製造されなくても良いので、他のいかなる種類の伝
搬遅延装置を用いても良い。
【0016】分散性遅延線115、貫通装置117、1
ビット遅延線119、及び2ビット遅延線121の出力
端子は(N×N)結合装置131を用いて結合されてい
る。図1は、便宜上、(N×N)結合装置13の使用の
場合について示している。これはそのような結合装置は
広く利用されており、又、多重出力を供給するために、
(N×N)結合装置の内のいくつか又は全ては対応する
変調器に適用することができ、変調されたWDMチャネ
ルを発生するのに使用することができるからである。
【0017】しかしながら、(N×N)結合装置131
でなければならないということではなく、N個又はそれ
以上の入力端子と少なくとも1つ以上の出力端子を有し
ている限り、いかなる結合装置も使用することができ
る。
【0018】図1の実施の形態では、分散性遅延線11
5の出力は(N×N)結合装置131の第1の入力端子
123に送られ、貫通装置117の出力は(N×N)結
合装置131の第2の入力端子125に送られ、1ビッ
ト遅延線119の出力は(N×N)結合装置131の第
3の入力端子127に送られ、2ビット遅延線121の
出力は(N×N)結合装置131の第4の入力端子12
9に送られる。
【0019】結合装置131の出力端子137からの信
号は変調器143に送出される。結合装置131の出力
端子133は変調器143に接続されるが、必ずしも接
続する必要はない。結合装置131の残りの出力端子1
35、139も上記同様に結合装置131の出力端子1
35、139は変調器143に接続されるが、必ずしも
接続する必要はない。
【0020】変調器143は、1つ又はそれ以上のWD
Mチャネルに対応した情報を有する(N×N)結合装置
131から受け取った光エネルギーを変調する。これら
WDMチャネルは波長に応じて複数のグループ又は複数
の帯域に配列される。そのことにより各チャネルグルー
プは、特定の帯域を受信するために設けられた対応する
受信機によって受信される。これらの各チャネルグルー
プは、一定の光の色に対応するように概念化することが
できる。そのことにより与えられたWDM受信機はそれ
ぞれ一定の色をもつ複数のWDMチャネルを受信するた
めに設けられている。
【0021】変調器143の出力は、複数の変調された
WDMチャネルを加入者の家屋に最も近い分配場所に伝
えるのに使用される所定の長さを有する伝送ファイバー
145に接続されている。わかりやすく言うと、もしW
DMチャネルがケーブルテレビプログラミングをもつさ
まざまなタイプを表しているとすれば、伝送ファイバー
145は、複数のWDMチャネルを前処理装置から顧客
の自宅に最も近いところに位置している便利な分配場所
伝えるのに使用される。伝送ファイバー145の終端
は、伝送ファイバー上のWDMチャネルの特定の帯域又
はグループを対応するWDM受信機にルーティングする
WDMルーター147に接続されている。
【0022】例えば、第1のWDM受信機であるλ1受
信機149は波長λ1又はその付近で第1のグループ又
は帯域に属するチャネルに応答するために設けられてい
る。したがって、λ1受信機149は、例えば赤のよう
な光の色のWDMチャネルに応答するものとして概念化
することができる。第2のWDM受信機であるλ2受信
機151は波長λ2又はその付近で第2のグループ又は
帯域に属するチャネルに応答するために設けられてい
る。したがって、λ2受信機151は、例えば緑のよう
な光の色のWDMチャネルに応答するものとして概念化
することができる。第3のWDM受信機であるλ3受信
機153は波長λ3又はその付近で第3のグループ又は
帯域に属するチャネルに応答するために設けられてい
る。したがって、λ3受信機153は、例えば青のよう
な光の色のWDMチャネルに応答するものとして概念化
することができる。
【0023】分散遅延線115の出力は時間と共に変化
する波長を伴う光である。この光が(N×N)結合器1
31を介して変調器143に接続されると、そのデータ
は個々の波長チャネルで連続的に符号化される。この意
味において、変調器143の入力側での時間ドメイン信
号は変調器143の出力側で波長ドメイン信号に変換さ
れ、このときこの波長ドメイン信号は各顧客又は加入者
に分配、分離されて、配信される。図1のビットインタ
ーリーブ同報通信の実施の形態において、光パルス光源
101によって発生した短い広帯域光パルスは分散遅延
線115でチャープ変動して、分散遅延線115の入力
側で受信される各パルスとして、時間と共に線形的に変
化する波長を有する光を送出する。変調器側の連続した
ビット周期は線形的に変化する波長に対応する。
【0024】同報チャネルの能力は上述のようにチャー
プパルスWDMシステムに組み込むことができる。パル
ス光源101で発生した短い広帯域パルスは(1:N)
パワースプリッター、すなわち(1×N)スプリッター
103に送出され、N個のパルス出力のコピーパルスが
発生する。これらのコピーパルスの一つは分散遅延線1
15でチャープ変動する。他の(N−1)個のコピーパ
ルスは各々1ビット周期で連続して遅延される。この後
すべての遅延線の出力は(N:N)パワー結合器、すな
わち(N×N)結合器131にて結合される。その結
果、間欠周期のチャープ変動光からなるN個のコピーパ
ルスとそれに続く(N−1)個の広帯域光のパルスが結
合されて出力される。
【0025】(N×N)結合器131からの出力が変調
器143に送出されると、各波長チャネルがチャープ変
動された部分から送出され、一方広帯域パルスに適用さ
れたあデータは同時にすべての波長チャネルに適用され
る。この意味において、同報通信サービス及び切り替え
デジタルサービスは同じ光源を用いて提供することがで
きる。
【0026】図1に示されたハードウエアの作用は図2
を参照して理解することができる。図2は図1のシステ
ムによって処理される波形に関して時間に対する振幅を
示したタイミングチャートである。パルス光源101は
例えばパルス221として示される形状を有する広帯域
光パルスを発生する。(1×N)スプリッターは、光パ
ルスを第1、第2、第3、及び第4の出力端子107,
109,111,113に結合する。第1の出力端子1
07から出力されたパルスは分散遅延線115に入力さ
れ、分散遅延線115は、本実施の形態においては波長
依存性分散を波長の線形性を有するパルスに適用させて
いる。このことにより、分散性遅延線115の出力側で
瞬時周波数は実質的に、線形的時間関数として変化す
る。
【0027】分散性遅延線115の出力側における波形
が図2に波形201として図示されている。波形21
1,212の実質的にフラットなピークは、分散遅延線
115がパルス光源101で発生した全スペクトル帯域
幅に応じた相対的にフラットな周波数を有していること
を示している。
【0028】分散遅延線115の出力側におけるパルス
の最も低い周波数と最も高い周波数との間の時間差はパ
ルス光源で発生したパルス間のそれよりも一般的に大き
い。よりわかりやすく言えば、各波形211,212の
立ち上がり区間はパルス光源101の最も高い周波数成
分を表すものとして概念化することができる。一方、各
波形211,212の立ち下がり区間はパルス光源10
1の最も低い周波数成分を表すものとして概念化するこ
とができる。波形211,212はその後、複数のWD
Mチャネルを供給するために変調される。
【0029】(1×N)スプリッター109の第2の出
力端子109からの信号は貫通装置117に出力され、
貫通装置117の出力は波形207として示される。パ
ルス225,226は、パルス光源101によって発生
された一時的に同時に起こる変形パルスであり、振幅が
減少している。波形205は1ビット遅延線119の出
力を示している。パルス223はパルス225に対して
1ビット周期分遅延され、パルス224はパルス226
に対して1ビット周期分遅延されている。波形203は
2ビット遅延線121の出力を示している。パルス22
1はパルス225に対して2ビット周期分遅延され、パ
ルス222はパルス226に対して2ビット周期分遅延
されている。
【0030】パルス221,222,223,224,
225,226はその後変調されて、共通同報チャネル
をすべてのWDM受信機に供給する。変調器143の入
力は波形201,203,205,207が合計された
ものである。
【0031】波形201,203,205,207が合
計されたものは図3に示されている。図3はこれら波形
の合計を示しているだけでなく、その合計された波形に
対応する周波数成分をも示している。波形301は波形
211、パルス221,223,225、波形212、
及びパルス222,224,226から成っている。周
波数ドメインにおいて、波形211は周波数成分31
1,313,315を時間的に連続させたものから成
る。尚、周波数ドメインとは周波数を独立変数とする座
標空間をいう。
【0032】最初に波長λ1において周波数成分311
が現れ、続いて波長λ2において周波数成分313が現
れ、その後波長λ3において周波数成分315が現れ
る。これら各周波数成分は個々に変調され、WDMシス
テム内に付加されるWDMチャネルを供給する。同様
に、周波数ドメインにおいて、波形212は周波数成分
323,325,327を時間的に連続させたものから
成る。最初に波長λ1において周波数成分323が現
れ、続いて波長λ2において周波数成分325が現れ、
その後波長λ3において周波数成分327が現れる。こ
れら周波数成分311,313,315,323,32
5,327はWDMチャネル305を供給するために用
いられる。周波数成分311,323は変調されて、波
長λ1における第1のWDMチャネルを供給し、周波数
成分313,325は波長λ2における第2のWDMチ
ャネルを供給し、周波数成分315,327は波長λ3
における第3のWDMチャネルを供給する。
【0033】周波数ドメインにおいて、パルス221
は、波長λ1,λ2,λ3における各成分を含む周波数
成分317として示されるそれぞれの波長における各周
波数成分を同時に結合したものから成っている。同様
に、パルス223は、波長λ1,λ2,λ3における各
成分を含む周波数成分319として示されるそれぞれの
波長における各周波数成分を同時に結合したものから成
り、パルス225は周波数成分321を有し、パルス2
22は周波数成分329を有し、パルス225は周波数
成分321を有し、パルス224は周波数成分331を
有し、パルス226は周波数成分333を有している。
各パルス221,223,225,222,224は前
記すべての波長を含んでいるので、これらパルスは変調
されて、WDMシステム内の各受信機に共通同報チャネ
ルを供給する。
【0034】図1を参照して、波形203,205を生
成するための1ビット遅延線及び2ビット遅延線につい
て詳細に説明する。遅延線の数に応じた数のビット遅延
波形が供給される。例えば貫通装置117のみ有し、遅
延線を有しないシステムを構築することができる。又1
ビット遅延線119のみ有し2ビット遅延線121を有
しないシステムを構築することができ、2ビット遅延線
121のみ有し1ビット遅延線119を有しないシステ
ムを構築することができ、又1,2,3ビット遅延線を
有するシステムを構築することができ、1ビット及び3
ビット遅延線のみ有し2ビット遅延線を有しないシステ
ムを構築することができる。尚、上記した実施例はわか
りやすく説明するためにしたものであり、上記した実施
例に限定するるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】共通の同報チャネルを複数のWDM受信機に供
給するために装備されたWDMシステムの構成を示した
ブロック図である。
【図2】図1のWDMシステムで処理された波形の時間
に対する振幅を示したグラフである。
【図3】図2の波形の周波数成分を示した図である。
【符号の説明】
101 パルス光源 103 (1×N)スプリッター 115 分散性遅延線 117 貫通装置 119 1ビット遅延線 121 2ビット遅延線 131 (N×N)結合器 143 変調器 145 伝送ファイバー 147 WDMルーター 149 λ1受信機 151 λ2受信機 153 λ3受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイソン ブライン スターク アメリカ合衆国 07733 ニュージャーシ ィ,ホルムデル,サンライズ サークル 4

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス光源からの出力信号を、複数のW
    DMチャネルを供給するためのワイドスペクトル信号を
    発生させるために、分散性遅延線に与えるステップと、 パルス光源からの出力信号を、第Mの遅延線が(M−
    1)ビット遅延させるようなM個の遅延線それぞれに与
    えるステップを有し、前記Mは同報チャネルに供給され
    るビット数を表す非負整数であり、前記M個の遅延線は
    共通同報チャネルを供給するために遅延パルスを発生す
    ることを特徴とする波長分割多重システムにおける共通
    同報チャネル供給方法。
  2. 【請求項2】 パルス光源からの出力信号を、複数のW
    DMチャネルを供給するためのワイドスペクトル信号を
    発生させるために、分散性遅延線に与えるステップと、 パルス光源からの出力信号を、第Mの遅延線が(M−
    1)ビット遅延させるようなM個の遅延線それぞれに与
    えるステップを有し、前記Mは同報チャネルに供給され
    るビット数を表す非負整数であり、前記M個の遅延線は
    共通同報チャネルを供給するために遅延パルスを発生す
    ることを特徴とする共通同報チャネル及び複数のWDM
    チャネルを供給するためのパルス光源を使用する方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の共通同報チャネル供給方
    法において、前記パルス光源が(1×(M+1))スプ
    リッターに接続され、該スプリッターのM個の出力端子
    がそれぞれ前記M個の遅延線の対応した入力端子接続さ
    れ、前記第Mの遅延線が(M−1)ビット分遅延させる
    (M−1)個のタイムスロットを有しており、前記スプ
    リッターの第(M+1)の出力端子が分散性遅延線に接
    続されることにより前記各ステップが実行されることを
    特徴とする共通同報チャネル供給方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の共通同報チャネル供給方
    法において、さらに前記M個の遅延線の出力と前記分散
    性遅延線の出力を((M+1)×(M+1))結合器を
    用いて結合して、合成信号を供給するステップを含むこ
    とを特徴とする共通同報チャネル供給方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の共通同報チャネル供給方
    法において、さらに前記合成信号を複数のWDMチャネ
    ルと共通同報チャネルに供給するための変調器に与える
    ステップを含むことを特徴とする共通同報チャネル供給
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の共通同報チャネル供給方
    法において、前記複数のWDMチャネルは前記分散性遅
    延線の出力から供給され、前記共通同報チャネルは前記
    M個の遅延線の出力を結合することによって供給される
    ことを特徴とする共通同報チャネル供給方法。
  7. 【請求項7】 パルス光源と、 複数のWDMチャネルを供給するために前記パルス光源
    からワイドスペクトル信号を発生させるためのパルス光
    源に接続された分散性遅延線と、 M個の遅延線を有し、 M個の遅延線がそれぞれ前記パルス光源に接続され、前
    記第Mの遅延線が(M−1)ビット分遅延させる(M−
    1)個のタイムスロットを有し、前記Mが共通同報チャ
    ネルに供給されるための前記タイムスロットの数を表す
    非負整数であり、前記M個の遅延線が共通同報チャネル
    を供給するために遅延パルスを発生させることを特徴と
    する波長分割多重システムに共通同報チャネルを供給す
    るためのWDM送信機。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のWDM送信機において、
    一つの入力端子と(M+1)個の出力端子を有する(1
    ×(M+1))スプリッターを有し、前記入力端子は前
    記パルス光源に接続され、前記スプリッターのM個の出
    力端子はそれぞれ前記M個の遅延線の対応する入力端子
    に接続され、第Mの遅延線は(M−1)ビット分遅延さ
    せる(M−1)個のタイムスロットを有し、前記スプリ
    ッターの第(M+1)の出力端子が前記分散性遅延線に
    接続されることを特徴とするWDM送信機。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のWDM送信機において、
    さらに前記M個の遅延線の出力と前記分散性遅延線の出
    力を結合して、合成信号を供給するための((M+1)
    ×(M+1))結合器を含むことを特徴とするWDM送
    信機。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のWDM送信機におい
    て、さらに前記合成信号を変調し、複数のWDMチャネ
    ルと共通同報チャネルを供給する変調器を含むことを特
    徴とするWDM送信機。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のWDM送信機におい
    て、前記複数のWDMチャネルは前記分散性遅延線の出
    力から供給され、前記共通同報チャネルは前記M個の遅
    延線の出力を結合することによって供給されることを特
    徴とするWDM送信機。
  12. 【請求項12】 第1の時間の間、パルス光源からの出
    力信号を分散性遅延線に与えるステップと、 複数のWDMチャネルを供給するためにワイドスペクト
    ル信号を発生させ、第2の時間の間、前記パルス光源か
    らの出力信号をM個の遅延線それぞれに与えるステップ
    を有し、 前記第Mの遅延線が(M−1)ビット分遅延させる(M
    −1)個のタイムスロットを有し、前記Mが共通同報チ
    ャネルに供給されるための前記タイムスロットの数を表
    す非負整数であり、前記M個の遅延線が共通同報チャネ
    ルを供給するために遅延パルスを発生させることを特徴
    とする波長分割多重システムにおける共通同報チャネル
    供給方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の共通同報チャネル
    供給方法において、さらに前記ワイドスペクトル信号と
    前記遅延パルスをインターリーブするために結合器を用
    いるステップを有することを特徴とする共通同報チャネ
    ル供給方法。
JP10268850A 1997-09-25 1998-09-24 波長分割多重システムにおける共通同報チャネル供給方法及びwdm送信機 Pending JPH11177491A (ja)

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